JPS61168170A - カラオケ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テープ、レコード、ビデオディスクなと一再
生媒体の再生信号とマイクロホン音声信号とを混合し、
拡声して聴取するカラオケ装置に関するものである。

従来の技術 近年、カラオケ装置は職業用のみならず、家庭用として
もかなり普及し活用されている。従来のカラオケ装置は
テープやレコードに記録されている伴奏信号を再生して
それに合わせてマイクロホンに向かって歌を歌って、両
方の混合された信号を拡声してスピーカから聴取するも
のである。

以下図面を参照しながら、従来のカラオケ装置の一例に
ついて説明する。

簡単のために一般的なテープを音源とするカラオケ装置
について説明する。第４１図は従来のカラオケ装置の回
路図の一例を示すものであシ、同図において、１はマイ
クジャック、２はマイクアン３　、 プ、３はエコーアンプ、４はマイクボリューム、５は伴
奏用信号再生ヘッド、５′は伴奏用とは異なったチャン
ネルの歌声の信号再生ヘッド、６゜６′はプリアンプ、
７は音声多重バランスボリューム、８はテープミキシン
グアンプ、９はテープボリューム、１ｏはマイクφテー
グミキシングアンプ、１１は主音量ボリューム、１２は
パワーアンプ、１３−１はヘッドホンジャック、１４は
スピーカ、１７．１７’、１８．１８’、２１．２５は
抵抗である。

以上のように構成されたカラオケ装置について、以下そ
の動作について説明する。

まず、マイクジャック１に接続されたマイクロホンから
の信号はマイクアンプ２で増幅されエコー　７７７’　
３でエコーアンプされマイクボリューム４を経てマイク
・テープミキシングアンプ１０に与えられる。一方伴奏
用信号再生ヘッド５、歌声の信号再生ヘッド５′で再生
されたテープ再生信号はプリアンプ６．６′により増幅
さ、れ、抵抗１７゜１７’、　１８　、１８’　、音声
多重バランスボリューム７によシ伴奏音と歌声の再生音
とが適当にバランスがとられ、カラオケにおけるいわゆ
る音声多重信号としてテープミキシングアンプ８で増幅
され、テープボリューム９．抵抗２５を経てマイク・テ
ープミキシングアンプ１０に加えられる。そうしてマイ
クロホン信号と共に主音量ボリューム１１を経てパワー
アンプ１２で増幅され、スピーカ１４、より聴取される
。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、スピーカから拡声
して聴取するので、十分な歌い心地を得ようとすればか
なりの大音量となシ、住宅密集地では騒音問題が発生し
て十分にカラオケを楽しむことが出来なかった。これを
解決するためにヘッドホンを用いて一人で楽しむ方法も
あるが、本人はよいとして、周囲の人間には、本人の口
からでた生の声だけが聞こえるので、非常に不自然な、
時として滑稽な感じをさえ受ける、その為に本人として
も練習をためらうという問題点を有していた。

５７、１ 本発明は、上記問題点に鑑み、上記のような不自然な感
じを与えず、しかも騒音問題を解決しやすいように構成
したカラオケ装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のカラオケ装置は、
通常の状態においてマイクロホンの音声信号と再生媒体
の再生信号とが混合され、増幅されてスピーカよシ拡声
され、ヘッドホンを挿入した状態において切換スイッチ
の操作により、マイクロホンの音声信号と再生媒体の再
生信号とが任意の比率で混合され増幅されてヘッドホン
から聴取され、スピーカからはマイクロホンの音声信号
は聴取されず、再生媒体中の伴奏音と歌声の再生音の混
合比の変化はヘッドホンで聴取する場合よシ狭い比率に
なるように混合され、増幅されて拡声されるという構成
を備えたものである。

作用 本発明は、上記した構成によって、従来のカラオケ装置
と同様な使い方が出来ると共に、ヘッド６１、− ホンを使用する状態に於いて、切換スイッチにより、ヘ
ッドホンからは再生媒体からの伴奏音と自分の歌ったマ
イクロホンの拡声音とが混合されてカラオケとして楽し
むとともに、同時にスピーカからも再生媒体からの音の
みを伴奏音と予め記録された歌声とを混合して聴取出来
るようにして、歌っている本人の生の声だけが他人に聴
かれるということがなく、歌の伴奏と予め記録された歌
声がスピーカから出てくるので、丁度テレビかラジオが
鳴っているように感じられ、周囲の人間にも不自然な、
或は滑稽な感じを与えることなく、しかも本人の生の声
というものはマイクロホンを通じて拡声された声程大き
くないので、それを隠す為のスピーカからの再生音も其
れ程大きくする必要がないので、全体としては比較的小
さい音で済み、近隣に迷惑をかけることも少ない、とい
う作用を果たす事ができる。

実施例 以下本発明の実施例の磁気テープを使用したカラオケ装
置について、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の第１の実施例におけるカラオケ装置の
回路図を示すものである。同図において、先に説明した
第４図と同一機能を有するものは説明を省略する。７′
は音声多重バランスボリューム、８′はテープミキシン
グアンプ、１３−２はヘッドホンジャック、１５はヘッ
ドホンアンプ、１６は切換えスイッチ、１９，２０，３
１．３２゜３３は抵抗である。

以上のように構成されたカラオケ装置について、以下第
１図をもちいてその動作を説明する。

まず、マイクジャック１に接続されたマイクロホンから
の信号はマイクアンプ２で増幅されエコーアンプ３でエ
コーを付加されマイクボリューム４、切換えスイッチ１
６の接点Ａ／　、　Ｄ／を経てマイク・テープミキシン
グアンプ１ｏに与えられる。

一方伴奏用信号再生ヘッド５、歌声の信号再生ヘッド５
′で再生されたテープ再生信号はプリアンプ６．６′に
より増幅され、抵抗１７．１７’、１８゜１８′、音声
多重バランスボリューム７によシ伴奏音と音声再生音と
が適当にバランスがとられ、カラオケにおけるいわゆる
音声多重信号として切換えスイッチ１６の接点Ａ、Ｄを
経て、テープミキシングアンプ８′で増幅され、テープ
ボリューム９、抵抗２５を経てマイク・テープミキシン
グアンプ１０に加えられる６そうしてマイクロホン信号
と共に主音量ボリューム１１を経てパワーアンプ１２で
増幅され、スピーカ１４より聴取される。この時、テー
プ再生音は、テープミキシングアンプ８、抵抗１９を経
てヘッドホンアンプ１５に加えられ、マイクボリューム
４、抵抗２ｏからのマイクロホン音声信号と混合され、
抵抗２１をへてヘッドホンジャック１３−２のり、Ｒ端
子に加えられここにヘッドホンを接続すれば、スピーカ
と同様にカラオケを楽しむことが出来る。以上は従来の
カラオケと同様の使いかたであるが、次に切換えスイッ
チ１６の接点Ｄ　、　Ｄ／をＢ　、　Ｂ／に接続する。

すると抵抗３１，３２．音声多重バランスボリューム７
′によシヘッド５，５′の出力がテープミキシングアン
プ８に加えられるものより狭い可変範囲で混合されて、
抵抗３３．接点Ｂ。

Ｄを経てテープ再生信号はテープミキシングアンプ８′
に加わるがマイクボリューム４からのマイクロホン信号
はマイク・テープミキシングアンプ１ｏには加わらない
ので、スピーカからはマイクロホンの信号を拡声して聴
くことが出来ない。この状態でヘッドホンジャック１３
−２にヘッドホンを接続すれば、先はどと同じく、音声
多重ボリューム７で混合比を調整されたテープ再生音と
マイクロホン拡声音とを混合して聴くことが出来る。

この状態で目的とする作用が実現する。切換えスイッチ
１６の接点Ｄ　、　Ｄ’をＣ、Ｃ／に接続した場合はス
ピーカから音声は出なくなるが、ヘッドホンからは前と
同様に聴くことができる。以上のように本実施例によれ
ば、ヘッドホンアンプ１５と切換えスイッチ１６と音声
多重バランスボリューム１′の可変範囲を制限する抵抗
３１．３２を設け、回路を適切に切り替える事により目
的とする作用を達成することができる。

第２図は本発明の第２の実施例を示すカラオケ１０　、 装置の回路図である。第１の実施例と異なるのは切換え
スイッチ１６がなく、代わりにプラグ挿入に連動して切
り替わる接点Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅをもったヘッドホンジ
ャック１３−３を有する点である。

以上のように構成されたカラオケ装置について、以下そ
の動作を説明する。ヘッドホンジャック１３−３にヘッ
ドホンを接続しない時は接点ＡとＢ、ＣとＤは閉じられ
ており、テープ再生信号とマイクロホン信号とは混合さ
れてマイク・テープミキシングアンプ１０に加えられ、
増幅されてスピーカ１４から聴取される。これは第４図
の従来の機能と同様である。次にヘッドホンジャック１
３−３にヘッドホンを接続すると、接点ＡとＢは開き、
マイクボリューム４からのマイクロホン信号はマイク・
テープミキシングアンプ１０には加わらなくなり、従っ
てスピーカから聴取出来なくなるが、ヘッドホンアンプ
１６にはテープ再生信号もマイクロホン信号も加えられ
るので、ヘッドホンによっていわゆるカラオケを楽しむ
事がで１１、− き、その間、スピーカからはヘッド５，６′の出力が抵
抗３１．３２音声多重バランスボリューム７′により混
合され、抵抗３３．接点り、Ｅを通じて増幅され、適当
な音量で音声多重音を流す事により、所期の目的を達せ
られるものである。この際、抵抗３１．３２により混合
比の可変範囲が制限されるのは、第１図の場合と同様で
ある。

以上のように本実施例によれば、ヘッドホンアンプ１５
とヘッドホンプラグ挿入に連動して切り替わるスイッチ
接点を有するヘッドホンジャック１３−３と音声多重バ
ランスボリューム７′及びボリューム７′の可変範囲を
制限する抵抗３１゜３２を設け、回路を適切に切り替え
る事により目的とする作用を達成することができる。

第３図は本発明の第３の実施例を示すカラオケ装置の回
路図である。第２の実施例と異なるのはテープミキシン
グアンプ８′を省略した点である。

ヘッドホンジャック１３−４にヘッドホンを接続しない
時はその接点Ａ、Ｂは閉じており、マイクボリューム４
からのマイクロホン信号はこの接点を経てマイク・テー
プミキシングアンプ１ｏに加わり、接点Ｃ，Ｄを経たテ
ープ再生信号とともに混合されてスピーカ１４より聴取
される。一方へッドホンジャソク１３−４にヘッドホン
が接続されたときはその接点Ａ、Ｂが開かれるのでマイ
クロホン信号はマイク・テープミキシングアンプに加わ
らなくなり、結果、スピーカから聴取されなくなる。こ
れに反して、ヘッドホンアンプ１５には音声多重バラン
スボリューム７で調整されたテープ再生信号がマイクロ
ホン信号とともに加わるので、ヘッドホンではカラオケ
が楽しめるがスピーカでは抵抗３１．３２で可変範囲を
制限された音声多重ボリューム７′でＴｈｕされた音声
多重信号が抵抗３３．接点Ｅ、Ｄを経て増幅されたテー
プ再生音のみしか聴くことができない。

なおオーディオテープを使用したカラオケ装置について
説明したが、レコード、ビデオテープ、発明の効果 １３　、 以上のように本発明は、通常の状態において、マイクロ
ホンの音声信号と、再生媒体の再生信号のうち、伴奏信
号と、予め記録された音声信号とが任意の比率で混合さ
れ、増幅されてスピーカより拡声され、ヘッドホンを挿
入した状態において、切換スイッチの操作酸はヘッドホ
ン挿入による連動切換えスイッチの動作により、マイク
ロホンの音声信号と再生媒体の再生信号のうち、伴奏信
号と、予め記録された音声信号とが任意の比率でとが混
合され増幅されてヘッドホンから聴取され、スピーカか
らは再生媒体の再生音のみが伴奏音と歌声音とが上記に
より制限された比率によシ、混合された状態において増
幅されて拡声されるという機能により、通常の状態に於
いては従来のカラオケと同様の動作ができ、さらにヘッ
ドホンを使用する状態に於いては、切換スイッチにより
、ヘッドホンからは再生媒体からの伴奏音または音声多
重音と自分の歌ったマイクロホンの拡声音とが混合任意
の割合にされてカラオケとして楽しむとともに、同時に
スピーカからも再生媒体からの混１４　、、− 合比率の制限された音声多重音のみを聴取出来るように
して、歌っている本人の生の声だけが他人に聴かれると
いうことがなく、歌の伴奏及び予め記録された歌声音も
スピーカから出てくるので、周囲の人間にも不自然な、
或は滑稽な感じを与えることなく、テレビかラジオを聴
いている様に感じられ、しかも本人の生の声というもの
はマイクロホンを通じて拡声された声程大きくないので
、それを隠す為のスピーカからの音声多重音も其れ程大
きくする必要がないので、全体としては比較的小さい音
で済み、近隣に迷惑をかけることも少ない、という効果
を得ることができる優れたカラオケ装置を実現できるも
のであシ、極めて有効なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例におけるカラオケ装置の
回路図、第２図は第２の実施例におけるカラオケ装置の
回路図、第３図は第３の実施例におけるカラオケ装置の
回路図、第４図は従来のカラオケ装置の回路図である。 １５、、− １・・・・・・マイクジャック、２・・・・・・マイク
アンプ、５・・・・・・伴奏用信号再生ヘッド、５′・
・・・・・歌声の信号再生ヘッド、６，６′・・・・・
・プリアンプ、７゜７′１・・・・・・音声多重バラン
スボリューム、８・・・・・・テープミキシングアンプ
、１０・・・・・・マイク・テープミキシングアンプ、
１２・・・・・・パワーアンプ、１３−２．１３−３．
１３−４・・・・・・ヘッドホンジャック、１４・・・
・・・スピーカ、１５・・・・・・ヘッドホンアンプ、
１６・・・・・・切換えスイッチ、３１．３２・・・・
・・抵抗。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）再生媒体の相異なるチャンネルに伴奏音と歌手の
   声とが記録されており、通常の状態において上記伴奏音
   のみ或は歌手の声のみ或は伴奏音と歌手の声とを任意の
   割合で混合した信号にさらにマイクロホン信号を混合し
   増幅し、スピーカから拡声するように構成すると共に、
   ヘッドホン端子にヘッドホンを接続した状態において切
   換えスイッチの操作により前述のように混合された信号
   をヘッドホンから聴取することができ、スピーカからは
   マイクロホン出力信号を含まず、かつ前記伴奏音と歌手
   の声との比率の変化はヘッドホンで聴く音よりもスピー
   カから拡声された音のほうが変化の割合が少なくなる様
   に構成したことを特徴とするカラオケ装置。
2. （２）切換スイッチはヘッドホンの接続に連動して切り
   かわるスイッチであることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のカラオケ装置。