JPS61167483A - 穀粒回転選別機における穀粒自動安定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内周面に多数の壷穴管形設して回動可能に横架
せる選別胴内に受樋を挿通横架して玄米と籾の混合粒を
選別する穀粒回転選別機に関する。

特に本発明は、こり選別胴内に供給された混合粒の増減
による変動に際して選別胴の回動速度を自動的に増速又
は減速せしめζｎによって受樋内への選出量を調整する
ことによシ選別胴内金流動、する混合粒の流ｉ−會常に
安定させようとするものである。

従来の技術 上記のように、内周面に多数の壺穴を形設して回動可能
に横架せる選別胴内に受樋を挿通横架して玄米と籾の混
合粒′１を辿別する穀粒回転選別機を脱秤部と風違部に
組合せて籾摺機全構成し穀粒回転選別機の選別胴内に供
給さｎた混合粒の増減によって姿勢変更してこれを感知
し選別胴内への供給ｉｔを増減する構成のものとしては
、従来り技術としては、例えば実開昭５７−１１５６４
７号公報に示されるようなものがある。

しかし、この公報に示さｎたものは感知板の姿勢変更に
よって脱秤部への籾の供給！−を増減せしめ選別胴への
供給量を調節するものであって、込別胴内金流動する混
合粒の流量を直ちに是正して安定させることはできず選
別精度に悪影＊に与えるのみならず過多に供給されたと
きは機体内に詰シ現象を生ずる等の欠点を有していたの
である。

発明が解決しようとする問題点 この−ように、従来の技術のものにあっては選別胴内へ
の供給量を脱秤部への籾の供給量を増減することによっ
て調節するものであるから選別胴内の流量を直ちに是正
してこれを安定させることは不可能であって、選別精度
に悪影響を与えてしまう郷の欠点を有していたのである
。

そこで、本発明は選別胴内に供給された混合粒が増減す
ればこれを感知し選別胴の回動速度を自動的に増速又は
減速せしめて受＠内・＼の選出量を調整して直ちに対応
させ租極的に選別胴内りａ＊り安定をはかつて上記従来
のものにおける欠点とするところを解消しようとするに
ある。

問題点を解決するための手段 したがって、本発明は内周面に多数の置火全形設して回
動可能に横架せる選別胴内に受樋を挿通横架して玄米と
籾の混合粒を選別する穀粒回転選別機において、上記選
別胴内に供給さｎた混合粒の増減を感知する感知板を設
け、この感知板の感知によって選別胴の回動速度を自動
的に増減せしめる構成にするものである。

作用 このように構成すると、選別胴内に供給さｎた混合粒は
この選別胴内を入口側から出口側に向けて流動し且つそ
の流動は穀粒受入側に偏位して隆起状態の流動層を形成
しつつ流動して量大の掬い上げ作用によって玄米が受樋
内に選出されるりであるが、選別胴内に供給された混合
粒が増量すると上記の流動層の隆起状態は大となり減量
すると小になるこの流動層の大小の変動に追従して感知
販社姿勢変更し、この姿勢変更によって選別胴の回動速
度が増速又は減速される。即ち増量すればこれを感知板
が感知して選別胴の回動速ｉ’を自動的に増速する。そ
うすると量大による掬い上げ作用は旺盛となって受４ｉ
ｉｉｉＶ３−＼の選出量ｔＸし、逆に減量すると選別胴
の回動速度を減速し受樋内への選出量を減するのである
。

このようにして、選別胴内に供給された混合粒の増減に
応じて受樋内・＼の選出量を調整して選別胴内金流動す
る混合粒の流量を直ちに是正して安定させるのである。

実施例 以下に本発明を実施例図に従って説明するが、この実施
例のものは本発明による穀粒回転選別機を籾摺機として
組込んだもので示してあって、との穀粒回転選別機間は
風選部に）上に脱秤部（Ａ）と隣接して配設し籾摺機を
組成している。

穀粒回転選別機間は内周面に多数の量大（１）を形設し
た選別胴（２）を複数の駆動輪（３）（４）によって支
承して回動可能に横架し、この選別胴（２）内に受樋（
６）と循環樋（６）とを挿通横架する。受樋（６）内に
は入口側（ト）から出口側（至）に向けて穀粒を移送す
るスクリューコンベヤ（丁）を内装し、循環樋（６）内
には出口側（イ）から入口側（ト）に向けて穀粒を移送
するスクリューコンベヤ（８）を内装し且つ入口側（ト
）には落下口（９）を開口している。

選別胴（２）の出口側■端部内周面には数枚の揚穀羽根
（至）を等配取着し、この揚穀羽根（至）の回動軌跡圏
内上部に位置して揚穀羽根（至）によって揚上される穀
粒を受けて脱秤部（Ａ）に流入せしめる還元機（９）を
備えている。

尚、（ロ）は脱秤風選によシ得られた玄米と籾の混合粒
を前記循環樋（ロ）の出口側（７）に揚上するスロワ−
１Ｑ鴫は受樋（５）の出口側■と風選部（Ｂ）とを連通
ずる案内筒である。

また、（２）（ロ）は選別胴（２）が矢印（イ）方向に
回動じ量大（１）によって穀粒を掬い上げる穀粒受入側
（４の受樋（６）の部分と循環樋（６）の部分に下縁を
枢着して傾斜度合を変更自在にした仕切板である。

次に、＜１６）は感知板で矢印（イ）方向に回動する穀
粒受入側（りで且つ循環樋（６）の斜め下方に上端を支
軸（ロ）に固着し選別胴（２）の回動する向きに揺動自
在に装着してあって、下部は精々折曲して選別胴（２）
内り穀粒受入側に）に偏位して隆起状態で流動する流動
層の上面に順応する形状にしてあル、上記の支軸（ロ）
は入口側内から出口側（１）にわたって回動自在に架設
され出口側（至）からの突出端部には下方に向けて腕杆
（ト）を延設しである。

（至）は前記脱秤部（Ａ）のギヤケース（２）内から取
出した動力取出軸で駆動調車−１１ｆ：取着する。また
前記の駆動輪（８）（４）の軸−一）のうち一方の軸−
Ｃ１出口側（７）から突出した端部には従動調車−が取
着され、この従動調車−と上記駆動調車（２）に伝動帯
ｒＩ＠を掛架する。従動調車−はこの伝動帯に）の緊張
力の強弱によシ有効径を大小に変更する可変径−車であ
シ動力取出軸（２）を軸にして回動する緊張杆、■に取
着せる緊張車（ロ）の変位によって伝動帯に）の緊張力
を強又は弱にしこれによって有効径を変更せしめるので
ある。

この緊張杆■の下端と上記腕杆（至）の下端と全連杆μ
ｓ）によって連繋して構成しである。

そこで、スロワ−（１２１によって脱秤風選により得ら
れた玄米と籾の混合粒は循環樋（６）の出口側（至）に
揚上され入口側■の落下口（９）から□選別胴（２）内
に供給されて、この選別胴（２）内を入口側（ト）から
出口側（７）に向けて流動する間に玄米は受樋（６）内
に選出され、籾は出口側（至）に至って揚穀羽根■によ
って持上げられ還元樋（ロ）に放出して脱秤部（６）に
還元され一部の玄米と一部の籾は循環樋（６）内に落人
し落下口（９）から再度選別胴（２）内に供給される。

また受樋（６）内に選出された玄米は出口側（イ）から
案内筒Ｑ鴫を経て風選部（至）にて小米を除去し機外に
取出される。

この場合、選別胴（２）内を流動する混合粒が穀粒受入
側（勾に偏位して第５図に示す隆起状態の流動層←）を
形成しこの流動層（ロ）の感知板（至）に対する押上刃
と伝動帯に）の緊張力は均衡し従動調車−の有効径は一
定の状態に保たれ駆動輪（８１（４）　？介して選別胴
（２）は矢印＠）方向に回動している。

いま、落下口（９）から供給された混合粒が増量すれば
上記の流動層（ロ）は（ハ）に示すように大なる隆起状
態を呈し伝動帯に）の緊張力にまさって感知板（ロ）を
押上げて姿勢変更させ、この姿勢変更は支軸（ロ）を介
して腕杆（至）を第４図に矢印に）に示すように回動さ
せると同時に連杆■、緊張感■、緊張車（財）の連動に
よって伝動帯に）の緊張力を強にしこれによって従動調
車−の有効径は小となル動力取出軸（２）から伝達され
る回転数を増して選別胴（２）の回動速度を増速しもっ
て壷穴（１）による掬い上げ作用を旺盛にして受樋（６
）内への選出量を増し選別胴（２）内の混合粒の流量を
減じ流動層（ハ）は元の（イ）の状態となって安定する
。

また、逆に選別胴（２）内に供給された混合粒の量が減
すると流動層（ロ）はこれよりも小さい隆起状態を形成
するから感知板（至）は逆に姿勢変更し腕杆（ト）は（
ホ）方向に回動し従動調車−の有効径を大にする。

したがって、選別胴（２）の矢印（イ）方向の回動は減
速し受樋（６）内への選出量を減じ流動層を（ロ）の状
態に戻し常に選別胴（２）内を流動する混合粒の流量を
安定させる。

尚、この実施例においては感知板に）の姿勢変更によっ
て伝動帯に）の緊張力を強弱させることＫよって従動調
車−の有効径全変更し選別胴（２）の回動速度を増速又
は減速せしめたが、感知板に）の姿勢変更度合によって
ポテンションメータによシ混合粒の流量を計測しこれを
コントローラを介して駆動輪（８）（４）を駆動する変
速モーターを増速又は減速することによって選別胴（２
）の回動速度を制御してもよい。

発明の効果 本発明は以上述べた如く、内周面に多数の壷穴管形設し
て回動可能に横架せる選別胴内に受樋を挿通横架して玄
米と籾の混合粒を選別する穀粒回転選別機において、上
記選別胴内に供給され九混合粒の増減′を感知する感知
板を設け、この感知板の感知によって選別胴の回動速度
を自動的に増減せしめる構成にしたから、選別胴内に供
給された混合粒の流量が増減すればこれを感知して選別
胴の回動速度を自動的に垢速又は減速せしめるから壷穴
による受樋内への選出量を調整して直ちに選別胴内の流
ｔ／／ｃを是正し積極的にこの流量の安定をはかること
ができ、もって供給量の変動に拘らず選別精度を良好に
保ち且つ機体内に詰シ現象を生ずることもないという特
長を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は不発明による穀粒回転選別機′ｆ：ｓ込んだ籾摺
機全体の外観側面図、第２図は第１図の１−■線におけ
る断面図、第８図＃：ｔ、同１−１線における断面図、
第４図は要部の拡大せる抽出図、第５図は作用の説明図
である。 （１）・・・・・・壷穴、（２）・・・・・・選別胴、
（６）・旧・・受樋、０ｆｉ）・・・２３．感知板、（
Ｃ１・・・・・・穀粒回転選別機。 第４図 第２図 ｆ 手続補正書（方式） ％式％ 事件の表示 昭和５９年特許願第１５８１３８号 発明の名称 穀粒回転選別機における穀粒自動安定装置補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　　　所　　岡山市江並４２８番地 名　　　称　　（５１６）セイレイ工業株式会社、補正
命令の日付 明軸晋の１凶ｌの間早々説明の欄」 ６、補正の内容 明細書の第１０頁１７行目がら同頁１８行目ｖｃ「穀粒
回転選別機を組込んだ籾摺機全体の外観側面図」とある
を、「穀粒回転選別機を組込んだ籾摺機を示したもので
その第１図は籾摺機全体の外観側面図」に補正する。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内周面に多数の壺穴（１）を形設して回動可能に横架せ
   る選別胴（２）内に受樋（６）を挿通横架して玄米と籾
   の混合粒を選別する穀粒回転選別機間において、上記選
   別胴（２）内に供給された混合粒の増減を感知する感知
   板（１６）を設け、この感知板（１６）の感知によつて
   選別胴（２）の回動速度を自動的に増減せしめる構成に
   したことを特徴とする穀粒回転選別機における穀粒自動
   安定装置。