JPS61166864A - 活性エネルギ−線硬化性被覆剤 - Google Patents

活性エネルギ−線硬化性被覆剤

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JPS61166864A
JPS61166864A JP594185A JP594185A JPS61166864A JP S61166864 A JPS61166864 A JP S61166864A JP 594185 A JP594185 A JP 594185A JP 594185 A JP594185 A JP 594185A JP S61166864 A JPS61166864 A JP S61166864A
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acrylate
meth
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prepolymer
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JP594185A
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Koji Sato
孝二 佐藤
Kyoichi Awaji
淡路 享一
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Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は活性エネルギー線硬化性被覆剤に関するもので
あり、詳しくは紫外線もしくは電子線等の照射により硬
化し、しかも、印刷通性、塗装適性等。
あるいは基材への密着性および折り曲げ性等の加工性に
優れた活性エネルギー線硬化性被覆剤に関するものであ
る。
(従来の技術) 近年、活性エネルギー線による硬化性被覆剤の研究はさ
かんにおこなわれており、その中でも印刷インキ、クリ
ヤーフェス、塗料、接着剤、フォトレジスト等の分野で
は実用化が進められている。これらはラジカル重合性を
有するラジカル重合性モノマーおよびプレポリマーと、
必要に応じてラジカル重合開始剤、顔料からなっており
、プレポリマーとしてはアルキッドアクリレート、ポリ
エステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタ
ン変性アクリレート等が、またモノマーとしては、ビス
フェノールAアルキレンオキサイド付加体ジアクリレー
ト。
ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタン
テトラアクリレート、ジペンタエリスリトールへキサア
クリレート、アルキルフェノールアルキレンオキサイド
付加体モノアクリレート等が用いられていた。
しかし、これらの化合物を用いた硬化性被覆剤は例えば
、印刷インキに用いた場合、印刷時の汚れ。
インキの乳化により転移不良が生じる事が多い。さらに
活性エネルギー線照射により瞬時に硬化するために硬化
後皮膜内に内部応力が生じ易い。このためこれらの硬化
性被覆剤を印刷インキ、塗料等として用いた場合、金属
、プラスチック等の被印刷体、被塗装体に印刷もしくは
塗装し、硬化させた後における密着性が劣り、さらに成
形加工のため折り曲げるとクランクが生じ易い。従って
、これらの硬化性被覆剤の通用範囲を狭めているのが実
状であった。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 本発明は、これらの欠点を改良すべく鋭意研究の結果、
硬化性、印刷通性や塗装通性に優れ、かつ基材への密着
性、折り曲げ性等の加工性に優れた。活性エネルギー線
硬化性被覆剤を発明するに至った。
すなわち本発明は、ラジカル重合性二重結合を有するプ
レポリマーおよびモノマーから選ばれる少なくとも1種
を含む活性エネルギー線硬化性被覆剤において、多価ア
ルコールおよびラクトンを反応させた生成物に、多価カ
ルボン酸およびラジカル重合性二重結合を有してもよい
一価カルボン酸を反応させてなるプレポリマーまたは非
重合性樹脂(以下、総称してポリマーAと言う)を含む
被覆剤である。
なお1本発明はポリマーAを必須する被覆剤であるが、
ポリマーAがラジカル重合性二重結合を有するプレポリ
マーのときは、他のプレポリマーまたはモノマーを併用
しても、また併用しないでもよいが。
ポリマーAが全て非重合性樹脂のときはプレポリマーま
たはモノマーを使用する。ポリマーAを用いることによ
り、特に密着性、加工性に優れた被覆剤を提供すること
ができる。
ポリマーAに使用される多価アルコール、すなわち2個
以上のアルコール性水酸基を有する化合物としては、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、ペンチルグリコール、ネオペンチルグリコール、
ヘキサンジオール。
グリセリン、ジグリセリン、トリメチロールプロパン、
ジトリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ジ
トリメチロールエタン、テトラメチロールメタン、ジペ
ンタエリスリトール、ポリシクロペンタジェンジアリル
アルコールコポリマー、スピログリコール、ビスフェノ
ールAエチレンオキサイド付加体、ビスフェノールAプ
ロピレンオキサイド付加体、ビスフェノールFエチレン
オキサイド付加体。
ビスフェノールFプロピレンオキサイド付加体(アルキ
レンオキサイドの付加モル数はビスフェノールの水酸基
1個に対し2通常1〜2モルである。)。
水添加ビスフェノールA、水添加ビスフェノールF等で
ある。
なお、ビスフェノール類に対するアルキレンオキサイド
の付加は、オートクレーブ中にビスフェノール類と、触
媒としての水酸化ナトリウム約0.5重置%(アルキレ
ンオキサイドを含めた全仕込み量に対して)を仕込み、
アルキレンオキサイドを徐々に仕込み、160℃、5k
g/cI11以下で反応させ、ゲージ圧0.1kg/c
ffl以下で終点とする。
また1本発明に使用するラクトンは、r−ブチロラクト
ン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン等のエス
テルの官能基−CO−0−を環内に含む化合物である。
多価アルコールおよびラクトンを反応させる方法は10
0℃〜300℃、好ましくは130℃〜200℃で行う
。反応触媒はテトライソプロピルチタネート、テトラブ
チルチタネート、テトラフェニルスズ、テトラオクチル
スズ、塩化第1スズ、臭化第1スズ等のチタンやスズ化
合物等が用いられる。触媒は全仕込み量に対し1〜11
000ppがよい。また。
ラクトンの付加モル数はアルコール性水酸基1個に対し
0.1〜5モル(平均して)である。
多価カルボン酸、すなわち2個以上のカルボキシル基を
有する有機化合物とはシュウ酸、マロン酸。
コハク酸、アルキルコハク酸、グルタル酸、マレイン酸
またはそれらの酸無水物、フマル酸、アシヒン酸、ピメ
リン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、○5
K−DASL−12,03K−DASL−20,05K
−DASB−12,03K−DASB−20,03K−
DAUL−20,03K−DAUB−20(O3Kシリ
ーズは間材製油(製)長鎖二塩基酸)、アマニ油脂肪酸
や桐油脂肪酸等のダイマー酸などの脂肪族ジカルボン酸
、0−フタル酸。
水添加O−フタル酸、ハイミンク酸、メチルハイミック
酸、ジフェン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、ナ
フタリン酸、ヘンシフエノンテトラカルボン酸およびそ
れらの酸無水物、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘミメ
リト酸、トリメシン酸、ブレニド酸、メロファン酸、ベ
ンゼンペンタカルボン酸、ベンゼンヘキサカルボン酸、
ホモフタル酸、o、m。
pフェニレン酢酸、0−フェニレン酢酸−β−プロピオ
ン酸等の芳香族多価カルボン酸、ロジンのダイマー酸等
が挙げられる。
ラジカル重合性二重結合を有してもよい1 fiカルボ
ン酸とはラジカル重合性二重結合を有する1価カルボン
酸、有しない1価カルボン、または両者の併用である。
ラジカル重合性二重結合を有する1価カルボン酸として
は(メタ)アクリル酸、クロトン酸。
ビニル酢酸、桂皮酸等がある。通常硬化性の速い事が要
求される印刷インキ、塗料にはアクリル酸が好ましい。
ラジカル重合性二重結合を有しない1価カルボン酸とし
ては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、バレリアン酸
、トリメチル酢酸、カプロン酸、n−ヘプタン酸、カプ
リル酸、ペラルゴン酸、メトキシ酢酸、ヤシ油脂肪酸、
バルミチン酸、ステアリン酸。
オレイン酸、リノール酸、ジルン酸等の脂肪族カルボン
酸、安息香酸、アルキル安息香酸、アルキルアミノ安息
香酸、フェニル酢酸、ハロゲン化安息香酸、アニス酸、
ベンゾイル安息香酸、ナフトエ酸等の芳香族カルボン酸
、ロジン、水添加ロジン等がある。さらには前述の二価
カルボン酸と、−価アルコールまたは一個のアルコール
性水酸基を残したエステル化物と、のエステル化物があ
る。
なお、−価アルコールとしては、メチルアルコール、エ
チルアルコール、プロピルアルコール、アリルアルコー
ル、ブチルアルコール、アミルアルコール、ヘキシルア
ルコール、オクチルアルコール、カプリルアルコール、
デシルアルコール、ラウリルアルコール2 ミリスチル
アルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール
等の脂肪族アルコール。
ベンジルアルコール、フェノール、アルキルフェノール
のアルキレンオキサイド付加物1等の芳香族アルコール
、シクロヘキサノール、ロジンアルコール。
水添加ロジンアルコール等が挙げられる。また、1個の
アルコール性水酸基を残したエステル化物とは先に記載
された一個カルボン酸とのエステル化物である。
ポリマーAとしてのラジカル重合性二重結合を有するプ
レポリマーの製造方法の1例としては、攪拌機付4つロ
フラスコ等に前記ラクトン反応生成物と。
多価カルボン酸、または多価カルボン酸およびラジカル
重合性二重結合を持たない一個カルボン酸とを。
さらに必要に応じて有機溶剤を同時に仕込み、窒素また
は炭酸ガス等の不活性ガスを吹き込みながら反応温度1
30〜300℃、好ましくは150〜260℃で反応を
行う。上記反応は水酸基とカルボキシル基の比(OH/
C00H)は1.1以上で行う。酸価が5以下になった
ら、冷却後、ラジカル二重結合を有する一個カルボン酸
を仕込み、空気を吹き込みながら反応温度80〜115
℃で反応を行う。反応触媒としては塩酸、硫酸、P−ト
ルエンスルホン酸等を、また重合禁止剤としてはハイド
ロキノン、メトキノン等を用いる。
ポリマーAとしての非重合性樹脂の製造方法の1例とし
ては、攪拌機付4つロフラスコ等に前記ラクトン反応生
成物と、多価カルボン酸およびラジカル重合性二重結合
を持゛たない一個カルボン酸とを、さらに必要に応じて
有機溶剤を仕込み、窒素または炭酸ガス等の不活性ガス
を吹き込みながら2反応温度130〜300℃、好まし
くは150〜260℃で反応を行う。
上記のポリマーAの製造方法は1例であり、その他、プ
レポリマーでは、ラクトン反応生成物および多価カルボ
ン酸を反応させ1次にラジカル重合性二重結合を持たな
い一個カルボン酸および2個以上のアルコール性水酸基
を有する化合物を反応させた後。
ラジカル重合性二重結合を有する一個カルボン酸を反応
させる製造方法等でもよい。また、非重合性樹脂では、
ラクトン反応生成物に多価カルボン酸を反応させ1次に
ラジカル重合性二重結合を有しない一個カルボン酸、ま
たは該−価カルボン酸と共にアルコール性水酸基を有す
る化合物や前記ラクトン反応生成物を反応させる製造方
法であってもよい。
本発明の被覆剤は、ポリマーAの他に、必要に応じてラ
ジカル重合性二重結合を有するプレポリマーまたはモノ
マーの1種または2種以上を含むが、そのモノマーとし
てはメチル(メタ)アクリレート。
エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリ
レート、アリル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)
アクリレート、アミル(メタ)アクリレート、ヘキシル
(メタ)アクリレート、オクチル(メ ゛り)アクリレ
ート、カプリル(メタ)アクリレート。
デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリ
レート、ミリスチル(メタ)アクリレート、セチル(メ
タ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、セチ
ル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート
、ステアリル(メタ)アクリレートベンジル(メタ)ア
クリレート、アルキルフェノールのアルキレンオイサイ
ド付加物の(メタ)アクリレート シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート等の1官能七ツマ−が挙げられる。さ
らに2官能以上のモノマーとしてエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ
)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレートポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ジブロピレングリコールジ(メタ)アクリレート トリ
ブロビレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプ
ロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ペンチルグリコー
ル(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(
メタ)アクリレート、ヒドロキシピバジルヒドロキシピ
パレートジ(メタ)アクリレートヘキサンジオールジ(
メタ)アクリレート、 (ジ)グリセリントリ (メタ
)アクリレート、ジグリセリンアルキレンオキサイドテ
トラ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リ (メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンア
ルキレンオキサイドトリ (メタ)アクリレート。
ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート
、ジトリメチロールプロパンアルキレンオキサイドテト
ラ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ 
(メタ)アクリレート、ジトリメチロールエタントリ 
(メタ)アクリレート、トリメチロールエタンアルキレ
ンオキサイドトリ (メタ)アクリレート、ジトリメチ
ロールエタンアルキレンオキサイドテトロ(メタ)アク
リレート テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アク
リレート ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アク
リレート、ビスフェノールAアルキレンオキサイビジ(
メタ)アクリレート、ビスフェノールFアルキレンオキ
サイドラ(メタ)アクリレートシヒドロキシベンゼンア
ルキレンオキサイドジ(メタ)アクリレート、トリヒド
ロキシベンゼンアルキレンオキサイドジ(メタ)アクリ
レート、水添加ビスフェノールAジ(メタ)アクリレー
ト、水添加ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、
水添加ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加体ジ
(メタ)アクリレート、水添加ビスフェノールFアルキ
レンオキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート等が挙げ
られる。′さらにその他にラクトン付加体のモノマーが
挙げられる。すなわち、ポリエチレングリコールポリラ
クトネートジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレング
リコールポリラクトネートジ(メタ)アクリレート、ア
ルキレングリコールポリラクトネートジ(メタ)アクリ
レート、グリセリンポリラクトネートトリ (メタ)ア
クリレート、ジグリセリンボリラクトネートテトラ(メ
タ)アクリレート トリメチロールプロパンポリラクト
ネートトリ (メタ)アクリレート、ジトリメチロール
プロパンテトラ(メタ)アクリレートペンタエリスリト
ールポリラクトネートテトラ(メタ)アクリレート、ジ
ペンタエリスリトールポリラクトネートへキサアクリレ
ート等の各ポリオールラクトネートポリアクリレートで
ある。なお、上記七ツマ−のラクトンはγ−ブチロラク
トン8−バレロラクトン、ε−カプロラクトン等のエス
テルの官能基−CO−0−を環内に含む化合物である。
本発明の被覆剤の使用において、活性エネルギー線が紫
外線である場合には、光増感剤、すなわちラジカル重合
開始剤(ラジカル重合促進剤も)を添加する必要があり
、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイン
エチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、α
−アクリルベンゾイン等のベンゾイン系増感剤、ベンゾ
フェノン、p−メチルベンゾフェノン、p−クロロベン
ゾフェノン、テトラクロロベンゾフェノン、0−ベンゾ
イル安息香酸メチル、アセトフェノン等のアリールケト
ン系増感剤、4.4−ビスジエチルアミノベンゾフェノ
ン。
p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、p−ジメチル
アミノアセトフェノン等のジアルキルアミノアリールケ
トン系増感剤、チオキサントン、キサントンおよびその
ハロゲン置換体等の多環カルボニル系増感剤が挙げられ
、これらの単独もしくは適宜組み合せにより用いること
もできる。これらの光増感剤は組成物中に1〜30重量
%の範囲で用いることができるが、好ましくは0〜15
重量%の範囲であることが望ましい。
活性エネルギー線硬化性インキ組成物とするには上記希
釈フェスに通常は顔料を分散させるが、この方法は特に
限定されることなく、三本ロール、ボールミル等の常法
の分散方法において行うことができる。また、有機、無
機1体質顔料の他に、必要に応じて可塑剤、界面活性剤
、熱重合禁止剤等を添加することができる。勿論、顔料
を使用していないインキ組成物があってもよい。さらに
本発明の効果を阻害しない範囲で他の樹脂を併用するこ
とも可能である。
以下、具体例により本発明を説明する。例中の部は全て
重量部を示す。
製造例1 エピコート82B (シェル化学製エポキシ樹脂)71
.7部、アクリル酸28,3部、トリエチレンジアミン
0.1部、ハイドロキノン0.1部を攪拌機付4つ目フ
ラスコに仕込み、空気を吹き込みながら100°Cで反
応させ、約15時間後、酸価が1以下になった時点で、
汲む出した。得られたラジカル重合性プレポリマーをプ
レポリマーaとする。
製造例2 トリメチロールプロパン31.69B、ノニルM33゜
5部、キジロール5部を4つロフラスコに仕込み。
窒素ガス気流下で、200℃で、酸1i5になるまで反
応させ、その後イソフタール酸1966部を仕込み。
230℃で、10時間反応させ3酸価が10になった時
点で、脱溶媒し、その後100℃に冷却した。
さらにシクロサキサン5部、ハイドロキノン0.1部。
パラトルエンスルホン酸1部を仕込み、空気を吹き込み
ながら、アクリル酸15.3部を滴下ロートで約1時間
かけて仕込み、100℃で、15時間後、酸価が5.5
になったので、脱溶媒し、その後汲み出す。
これをプレポリマーbとする。
製造例3 トリメチロールプロパン134部、ε−カプロラクトン
342部、テトライソプロピルチタネート0゜1部を攪
拌機付4つロフラスコに仕込み、窒素ガス気流下で、2
00℃で3時間反応させた。得られたトリメチロールプ
ロパントリカプロラクトネート18.7部、無水フタル
酸18.4部、キジロール5部を仕込み、窒素ガス気流
下で150℃−1時間反応後。
トリメチロールプロパントリカプロラクトネート28.
5部、トリメチロールプロパン5.3部、水添加ロジン
17.5部を仕込み、180℃にして、その後徐々に昇
温し260℃まで上げ、9時間で酸価が1.5になり、
脱溶媒した。冷却後ひき続き80℃でシクロヘキサン1
0部、ハイドロキノン0.1部、p−トルエンスルホン
酸1部、アクリル酸11.6部を仕込み、空気を吹き込
みながら、100℃で、13時間反応させ、酸価が5.
8になったとき、脱溶媒しこれを汲み出した。これをプ
レポリマーCとする。
製造例4 ジググセ9フ23.9部、γ−ブチロラクトン27゜6
部、テトラオクチルスズ0.05部を攪拌機付4つロフ
ラスコに仕込み、窒素ガス気流下で、190℃で3.5
時間反応させた。さらに無水コハク酸6.6部。
オレイン酸16.5部、キジロール5部を仕込み、窒素
ガス気流下で180℃にし、その後徐々に昇温し。
240℃で6時間で酸価が2.2になり、脱溶媒した。
その後ひき続き80℃でシクロヘキサン10部、ノーイ
ドロキノン0.1部、p−トルエンスルホン酸1部。
メタクリル酸25.4部を仕込み、空気を吹き込みなが
ら、100℃で、14時間反応させ、酸価が6.2にな
ったとき、脱溶媒しこれを汲み出した。これをプレポリ
マーdとする。
製造例5 ペンタエリスリトール2.9部、カプロラクトン9゜5
部、塩化第1スズ0.05部、キジロール5部を攪拌機
付4つロフラスコに仕込み、窒素ガス気流下で。
180℃で4時間反応させた。その後へキサヒドロ無水
フタル酸13.1部を仕込み、150℃1時間反応させ
る。次にトリメチロールプロパントリカプロラクトネー
ト20.0部、トリメチロールプロパン5゜6部、水添
加ロジン43.6部、オレイン酸5.3部を仕込み18
0℃で反応させ、その後徐々に昇温し。
260°Cまで上げ、10時間で酸価が5.8になった
時点で脱溶媒し汲み出した。これを樹脂eとする。
製造例6 ジシクロペンタジェンジアリルアルコールコポリマー1
0.2部、ε−カプロラクトン20.0部、臭化第1ス
ズ0.05部を攪拌機付4つロフラスコに仕込み、窒素
ガス気流下で、190℃で3時間反応させた。さらに無
水トリメリット酸16.9部、キジロール5部を仕込み
、窒素ガス気流下で150℃、1時間反応させる。その
後ネオペンチルグリコール16゜9部、0−ベンゾイル
安息香酸40.0 Nを仕込み180℃にしその後徐々
に昇温し、240℃で9時間で酸価が3.5になったと
き脱溶媒し汲み出した。これを樹脂fとする。
製造例7 トリメチロールプロパン134部、ε−カプロラクトン
345部、硫酸1部を製造例6と同様に反応させ、酸価
が0.5になった。得られたトリメチロールプロパント
リカプロラクトネート付加体78.7部。
アクリル酸21.3部、p−トルエンスルホン酸1.0
部、ハイドロキノン0.01部、シクロヘキサン10部
を製造例6と同様に4つロフラスコに仕込み反応させた
。酸価が5.0になったので脱溶媒し、汲み出した。こ
れをモノマーgとする。
次に製造例でできたプレポリマー、樹脂または七ツマ−
を用い、活性エネルギー線硬化性被覆剤を作製した。以
下表−1に記す。
表−1被覆組成物 (注−1) ABPE−4:ビスフェノールA4モルエチレンオキサ
イド付加体ジアクリレート TMPTAニトリメチロールプロパントリアクリレート 光増感剤:4.4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェ
ノン/ベンゾフェノン−215 頭 料:ファイネスレッドF2BW:東洋インキ製造■
製紅頗料 実施例 表−1に示す被覆組成物(E17刷インキ)、比較例サ
ン7’7tzl、  2.実施例サンプル4〜9をKO
RDハイデルベルグで印刷し、印刷時の非画線部への汚
れ、水中(注−2)を測定した。
次に表−1に示す活性エネルギー線硬化性被覆剤を、T
FS板に、それぞれアルキッド樹脂、エポキシフェノー
ル樹脂、アクリル樹脂の塗料を塗装した各種塗装板にサ
ンプル1,2.4〜9についてはRIテスターで30 
mg/ 100−の塗布量で印刷し。
サンプル3.10については各塗装板にバーコーターで
70mg/100aJの塗布量で塗装した。表−3のサ
ンプル1,2.4〜9については80W/cmの強度を
有する高圧水銀灯z灯の下10cn+のところをコンベ
アーにのせ、照射し、硬化させた。
またサンプル3.10についてはカーテンビーム型電子
線照射装置を用い、10Mradの照射を行い。
硬化させた。以下、得られた各塗膜の密着性、折り曲げ
性についての結果を表−3に示す。
表−3 密着性の数値はセロファンテープ剥離テストでの塗膜の
残存率を示す。
(注−4) 折り曲げ性とはTFS板(錫メンキされていない鋼板)
をエポキシフェノール樹脂で塗装した板上に各サンプル
を印刷又は塗装後硬化させ、その後エポキシニステルル
メラミンタイプのトシプコートをした。さらにそのパネ
ルを少し折り曲げた後、直方体の鉄(49g/cd)を
50cmの距離で落下させ塗膜のクラックの度合いを見
たもの。
従って表中の注−4の数字はクラックの生じる程度を示
す。
0:全く認められない。
1:25倍ルーペでクラック少し認められる。
2:10倍ルーペでクラック少し認められるゆ3:10
倍ルーペでクラックあり(肉眼で少しクランク認められ
る。) 4:肉眼でクランク認められる。
5:皮膜がはがれてくる。
「発明の効果」 本発明の活性エネルギー線硬化性被覆剤は従来知られて
いる被覆剤に比べ、実施例*1.実施例*2に示されて
いるように印刷効果がよく、さらに密着性、折り曲げ性
に優れ、活性エネルギー線硬化性被覆剤の適用範囲を広
めることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ラジカル重合性二重結合を有するプレポリマーおよ
    びモノマーから選ばれる少なくとも1種を含む活性エネ
    ルギー線硬化性被覆剤において、多価アルコールおよび
    ラクトンを反応させた生成物に、多価カルボン酸および
    ラジカル重合性二重結合を有してもよい一価カルボン酸
    を反応させてなるプレポリマーまたは非重合性樹脂を含
    むことを特徴とする被覆剤。 2、さらにラジカル重合開始剤を含む特許請求の範囲第
    1項記載の活性エネルギー線硬化性被覆剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1098871C (zh) * 1999-08-27 2003-01-15 清华大学 具有柔顺长链超分枝多元醇的合成方法及阳离子光固化体系

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