JPS61166459A - 吸着移送体 - Google Patents

吸着移送体

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JPS61166459A
JPS61166459A JP720685A JP720685A JPS61166459A JP S61166459 A JPS61166459 A JP S61166459A JP 720685 A JP720685 A JP 720685A JP 720685 A JP720685 A JP 720685A JP S61166459 A JPS61166459 A JP S61166459A
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JP
Japan
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high dielectric
layer
rubber
roller
conductive rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP720685A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiyasu Maejima
前島 幸康
Katsuo Yamauchi
山内 勝雄
Kiyoshi Sugiyama
杉山 喜代志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSERU KOGYO KK
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
EKUSERU KOGYO KK
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by EKUSERU KOGYO KK, Ricoh Co Ltd filed Critical EKUSERU KOGYO KK
Priority to JP720685A priority Critical patent/JPS61166459A/ja
Publication of JPS61166459A publication Critical patent/JPS61166459A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は吸着移送体に関し、詳しくは、静電気の特性(
静電気による吸引力)t−積極的に利用して紙布類ヲ吸
/f移送できるようにしたローラに関する。
〔従来技術〕
通常、大抵の事務機器及び自動記碌装置には紙布類等(
以降「用紙等」と称することがある)の送り装置がと9
つけられている。
この送り装置で用紙等全保持する手段の1つとして、静
電吸着力を利用した送りローラ(吸着移送体)が知られ
ている。従来のそうしたローラは、ローラ外周t−g誘
′区性樹脂で被覆し、その高mt性樹脂ノー中に金属製
のWJ温颯極金埋設したもので、櫛型′電極に直流電圧
全印加して樹脂層表面に静電気による吸引力を生じさせ
ている。
静電吸着力を利用したかかる送りローラは、例えば(イ
)両端近くの外周に設けた突起に用紙等の透孔を係合さ
せて移送せしめる、(ロ)二つのローラで用紙等を挾持
させるとともにそれらローラの回転により移送せしめる
等の機械的手段に比べて、装置(ローラ)自体の構造が
簡単であるだけでなく、用紙等を正確に前後に移送でき
るうえで有利であるとされている。
しかしながら、従来の吸着移送体は、静電気だけで用紙
等を吸着し更にそれ全正確に前後に送るほどの吸着力が
なく、圧接転子との併用で辛うじてその効果を発揮する
程度に止まっているか、あるいは、正方向には順調に移
送できても逆方向の移送ではスリップ境象を生じやすい
等の不都合のあるのが実情でめる。加えて、従来のもの
の使用では用紙等の質、厚さなどに条件がつけられるこ
とも屡々認められていた。更には、従来の吸着移送体は
、構造が比較的簡単であるものの、その製造には町成り
の困難性を伴なうといった欠点を有している。
〔目 的〕
本発明の目的は上記のごとき従来のものの不都合、欠点
全解消して、正6方向への送りが用紙等の種類の相違に
かかわらずスムーズに行なえる、静電引力を利用した吸
着移送体を提供するものである0本発明の他の目的は、
容易かつ安順に製造しうる用紙類の送90−ラを提供す
るものである。
〔構 成〕
本発明は金属ロー2の外周面に高誘延層t−設けた吸着
移送体(用紙等の送りローラ゛)において、該高yIj
電層は高誘電率ゴムで形成され、かつ、その高誘電層中
に導電性ゴム巌が埋設さnていること全特徴としている
ちなみに、本発明者等は上記目的を達成すべく研究、検
討全行なった結果、高誘電層中に導電性ゴム線を埋設さ
せるような手段が採られれば、前記高酩′亀層の材質と
して導電性ゴム線と同様なゴム類が通用できるため、ロ
ール外周面全体の硬度が均一となシ、しかも、望ましい
吸漕力がもたらされることを確めた6本発明はかかる知
見に基づいて完成さnたものである。
以下に本発明を図面に従がいながら更に詳細に説明する
。l@1図は本発明に係る吸着移送体の一例の従断圧面
図でfDシ、ローラ本体1の左右両端には軸頚部3.3
ヲ有するローラヘッド部2.2が嵌め込まnるようにし
て設けられている。ローラ本体1としては内部が中空の
芯金が利用される。芯金1の外周には厚さ1.5〜5關
好ましくは2111程度で表面硬度93°〜976  
  ′好ましくは95° くらいの高誘′屯層4が外層
として設けられており、その高誘[/1li4の内部に
導電性ゴム線5が配設されている。導電性ゴム&!5は
少なくとも一方の端部で露出し、その露出s6は電極の
ブラシ7に接触している。また、他の電極のブラシ8は
細頚部3に接触している。
従って、これらブラシ7.8に゛電圧を印加すれば、−
勇逼層40表面に靜′亀気による吸引力が生じるように
なる。
扁誘゛戒1(14には誘電率の高いもので用紙等を送る
のに適する材質であればゴム、合成lR脂などいずれも
使用可能であるが、前記のとお9、埋設嘔れる電極が4
磁性ゴムであることから高誘電率ゴムの使用が最も有利
である。
導電性ゴム線5は0.2〜6Ω/dの電気抵抗を有して
いるものが好ましく、芯金1f:とり巻くように高誘電
1−4中に配設されている。この4寛性ゴム線5の配設
は交差することなく螺旋状になされてもよいが、望まし
くは、15〜30 m (特に約20 WIL)の間隔
をもたせて格子状にしてなされる。芯金1表面と導電性
ゴム線5との間には0.5〜4 Mll好ましくは1態
くらいの距離ヲもたせておくのが好ましい。なお、本発
明吸着移送体にあっては、高誘電層4に埋設された状態
の導電性ゴム線5自体は幅が約2m、厚さが約O,OS
〜0.1關程度となっているのが望ましい。
前記のように及び第2図にも示したように、導電性ゴム
線5の一部は高誘電層4の表面に露出し、この露出部6
に罵源の一方の極がブラシ7t−介して導通されている
。第1図においては、導電性ゴム線5の部分は−の電気
の帯電部とされ、ローラ本体(芯金)lの部分は十の電
気の帯電部となっている。なお、正負2つの帯電部と゛
電源との関係は第3図に示すようになってお9、第3図
において1′は十帯′に部を表わしている。
実際に本発明の吸着移送体t−製造するには、次のよう
な(1)ないしくV−の手段によるのが有利である。
(1)  まず、内部中空の芯金(例えばアルミニュー
ム管)1の左右両端部に、突設した軸頚部3.3t−有
するローラヘッド部2 、2ft嵌め込む。
(11)芯金1の外周に高v!i電率ゴムの層(以降単
に「ゴム層」と称することがある)を巻きつげ、半加硫
状に加工した後i、研磨してゴム層の厚味をほぼ1龍に
する。
(tit)  (−のゴム層の外周に導′厄性ゴムー5
i巻きつける(囁ましぐri格子状に巻きつげる)。
(IVI  この上に他の同様なゴム層を巻きつけた後
、加圧加硫する。なお、このゴム層を巻きつけた際、導
電性ゴム線5の−4全ゴム層の表面に露出するようにし
ておく。
tV)  外形研i金行ない、ゴム層の浮さを略々1n
とする。
(Vll  前記導電性ゴム線の露出部6を一方の′−
極にブラシ7を介して接続し、また、軸頚部3゜3のい
ずれか一方を別の電極にブラシ8を介して接続する。
本発明の吸着移送体の製造で使用される高誘電率ゴム(
前記ゴム層金形成するもの)の代表例の組成並びに配合
比(重量部)としてはアクリロニトリルゴム     
     100部ステアリン酸(加工助剤〕    
  工〜5部醒化iAc無機補強剤)50〜100部フ
ェノール樹脂        5〜30部硫黄(加硫剤
)       1〜15sジオクチルフタレート(可
塑剤)      微量の組合せが例示できる。
ここで、前記の無機補強剤には酸化珪素の他に、微粉状
のマイカ、アスベスト又は[1化マグネシウム等が単独
で使用さルても併用されてもよい。加硫促進剤には上記
のものの他にテトラメチルチウラムジナル7アイドなど
が使用されてもよい。
また、本発明における導電性ゴム又は導電性ゴム線には
市販のもの例えばエクセル工業(株)社製の導電性ゴム
黴料等が使用される。この導電性ゴム層で注意されるべ
きことは、本発明の吸着移送体は印加−圧2〜5 KV
好ましくは3〜4KVf吸着力20〜s og/d好ま
L<H3゜1/cd以上が得られるように工夫される必
要から、さきに触れたように、0.2〜6Ω/dという
低い屯気抵抗金もった導電性ゴムが使用されねばならな
いことである。
導電性ゴム縁5は望ましくは格子状にして高誘電率ゴム
1−(高誘′直層)中に埋設されているか、その格子縞
模様は正方形に限らず菱形であってもかまわない、必要
によっては、格子、渦倶様に代えて前後左右に連続した
三角形、六角形などの模様が考えらルてよい、ま7’C
,導=tiaゴム稼5,5′による磁極?ユ(2)1状
(第4図3照)に形成さnていても同様な効果か期待で
きる。
本発明に流る吸着移送体rよこのような構成金有してい
るから、両電極間に1000〜3000 Vの′祇位差
金生じさせるようにすれは、前述のごとく、導電性ゴム
縁50部分が負帯畦部となり、芯金1の部分は正帯′屯
部となり、ゴム層4の表、tizsizzpgi;ip
*ryaiy’t〆im irc u靜魁吸看力か発生
する。
第5図は導電性ゴム線 15 、20及び50mと変えて前記製造手段によ、0
51fi6の吸着移送体をつくり、これらに(at2 
ff −(b) 3 Kvs (cl 4 KVと印加
電圧を変化させた除の靜邂吸着力を表わしている。
これまでの説明は本発明の好適な実施yIjとなゐプロ
ッタ或いはプリンタ等のプラテンローラに基づいて行な
ってきたが、本発明の吸着移送体がこれらの用途に限ら
れるものではないことは勿論である0本発明の梨旨を逸
脱することなく、例えば、本発明を紙幣全移送するキャ
ッシュディスペンサ等の吸着移送ローラとして使用した
り、本発明の吸着、移送体を平板状(J)ものとして形
成しフラットベッド型プロッタに応用したりすることも
できる。
なお、本発明において、4喝性ゴムのかわジに銅箔をフ
ォトエツチングして得られた櫛歯状電極を用いた場合に
は、高訪寛層4の表面硬度を均一とするのが困難となる
。また、導電性ゴムの代りに導電性インク、導屯性側脂
などが用いられた場合には、こ扛らは専゛亀性ゴムはど
には高F?5一層4を形成する高−電率ゴムとのナジミ
かないため、吸着移送体の表面硬度を長期にわたって均
一なものとしておくことはできない寺の不都合かめる。
〔効 果〕
本発明によれば次のような効果がもたらされる。
(イ)本発明の吸着移送体はそのローラ表面に靜離気に
よる吸着力音発生6せ、用紙等tローラ表面にvl、M
せしめ、これtローラの回転により移送させるというも
のでめるため、他の補助的な力又は部材例えば圧7転子
、スプロケットなどの部品は必要としない。従って、本
発明によれば、量率な装置で用紙等全移送させることが
できる。
(ロ) 本発明の吸*$送体は高誘゛一層にゴムを用い
、その層に埋設した導電体にもゴムを用いたので、こn
らのナジミがよ〈ローラ表面硬度を羽−にすることがで
き、この九め印字、作画等の仕上りは良好である。
(ハ)本発明の吸着移送体は、その吸着力がほぼ501
 /an>IICも達するため、A−2刊の枚葉紙がロ
ーラ表面に幅1cnLで接触していると全体としての吸
着力は2.1 kgにも達する。従って、枚果紙k @
18に移送してもズレの生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る吸着移送体の一例の縦−f正面図
、第2図は一方のローラヘッド部分の斜視図、第3図は
第1図に示したものの静電気発生機構の説明用斜視図、
第4図は第1図とは典なる例の靜嵐気完生愼構の説明用
斜視図、第5図は導電性ゴム線の格子幅と印加電圧との
関連において吸着力を測定したグラフである。 l・・・芯金(ローラ本体) 2・・・ローラヘッド部
3・・・軸頚部     4・・・高d′亀層5・・・
導電性ゴム纏  7.8・・・ブラシ吊1図 市4凶 、4 誇子巾(mml

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、金属ローラの外周面に高誘電層を設けた紙布類送り
    ローラであって、該高誘電層は高誘電率ゴムで形成され
    、かつ、その高誘電層中に導電性ゴム線が埋設されてい
    ることを特徴とする吸着移送体。
JP720685A 1985-01-18 1985-01-18 吸着移送体 Pending JPS61166459A (ja)

Priority Applications (1)

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JP720685A JPS61166459A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 吸着移送体

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JP720685A JPS61166459A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 吸着移送体

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JPS61166459A true JPS61166459A (ja) 1986-07-28

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ID=11659538

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JP720685A Pending JPS61166459A (ja) 1985-01-18 1985-01-18 吸着移送体

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6418042U (ja) * 1987-07-23 1989-01-30
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US5275103A (en) * 1991-06-07 1994-01-04 Eltex-Elektrostatik Gmbh Device for increasing heat transmission to the cooling cylinders in rotary-offset machines

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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