JPS61166017A - 電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品の製造方法

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Publication number
JPS61166017A
JPS61166017A JP642585A JP642585A JPS61166017A JP S61166017 A JPS61166017 A JP S61166017A JP 642585 A JP642585 A JP 642585A JP 642585 A JP642585 A JP 642585A JP S61166017 A JPS61166017 A JP S61166017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
porcelain material
electronic component
mno
identification mark
porcelain
Prior art date
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Pending
Application number
JP642585A
Other languages
English (en)
Inventor
博之 大谷
西本 和幸
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP642585A priority Critical patent/JPS61166017A/ja
Publication of JPS61166017A publication Critical patent/JPS61166017A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、識別マークを有するセラミックス電子部品の
製造方法に関するものである。
従来の技術 一般に、セラミックス電子部品上に形成した識別マーク
は公知である。この識別マークはセラミックス電子部品
を焼成した後に染料又は顔料等を含むインクで印刷等に
より形成するか、あるいはセラミックス電子部品上に焼
成前に無機酸化物で形成され、セラミックス電子部品と
同時に焼成することにより形成されるものである。
以下、第2図、第3図、第4図を参照しながら従来の構
成について説明する。
第2図は積層マルチコンデンサの内部電極の一例である
。第2図の(a) 、 (t))に示す電極パターンを
有するコンデンサシートを順次積層することにより、電
極層4,4′によりコンデンサC1が、電極層6,6に
よりコンデンサC2が、電極層6,6′によりコンデン
サC5が形成される。第3図は第2図に示した電極パタ
ーンを用いて形成された積層マルチコンデンサである。
端子電極7,8.9・・・・・・を識別するために端子
電極T上の積層マルチコンデンサ表面に識別マーク1o
を形成する。この識別マークを、焼成後にインク等で印
刷するためには、識別マークの印刷前に、端子電極7を
識別し、位置決めをしなければならないという矛盾があ
る。そこで焼成しても焼失しない第2の磁器材材料を用
いた識別マークが使用される。第4図はその構成を示す
ものであり、第3図c −c’断面である。第4図にお
いて、11はBaTi0.を主成分とする第1の磁器材
料であり、誘電体である。
12は電極層、13は無機酸化物を用いた識別マークで
ある。
以上のように構成された識別マークは、第1の、 磁器
材料と互いに焼結し合わないか、又は第1の磁器材料と
反応し拡散して着色する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、識別マークに用い
た第2の磁器材料が第1の磁器材料と焼結し合わない場
合、上記識別マークの電子部品素地への密着力は劣り、
機械的衝撃に弱く局部的に識別マークのみが削り落ちる
などという欠点があった。一方、第1の磁器材料と反応
して着色する第2の磁器材料による識別マークは、直接
第2の磁器材料のみを第1の磁器材料上に塗布すると、
第1の磁器材料と強く反応し、過度の着色や第1の磁器
材料を主材として構成した電子部品の焼結時の反り等と
いう、形状不良の原因にもなるという問題点を有してい
た。
本発明は上記問題点に鑑み、過度の着色や形状不良を与
えることなく、BILTiO,を主成分とするセラミッ
クス電子部品上に識別マークを形成することができるセ
ラミックス電子部品の製造方法を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の電子部品の製造方
法は、BaTiO3を主成分とする第1の磁器材料と樹
脂からなる焼成前の電子部品上に上記第1の磁器材料と
MnO2を主成分とする第2の磁器材料の混合物(しか
も混合物中の第1の磁器材料の重量比が、60〜95%
、 MnO2を5〜50%)と有機ビヒクルをMnO□
が2.6〜26%になるよう調合してなるペーストを印
刷等で塗布し、同時に1200°C〜1350’Cで焼
成するという方法である。
作用 本発明は上記した方法によって、上記第1の磁器材料は
焼結し、MnO□は上記第1の磁器材料と反応すること
により拡散、褐色に着色して識別マークとなる。
実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の一実施例における電子部品の断面図を
示すものである。1は第1の磁器材料であり、BaTi
0 、を主材とする誘電体材料である。
2は識別マークであり、第1の磁器材料としてのBaT
iO3を主材とする誘電体材料とMnO2の混合物を主
材とする第2の磁器材料から構成されている。上記識別
マークは上記混合物中のBaTi0 、を主材とする誘
電体材料と、MnO□の重量比が誘電体材料80%2M
nO□20%であり、有機ビヒクルと三本ローラを用い
てペースト状にし、印刷したものである。しかも、上記
ペースト中の有機ビヒクル量は50wt%とじた。以上
のように構成された電子部品を1320’Cにて焼成す
ると、点線3に示すようにMnO□はBaTi0.を主
材とする誘電体中に約200μm拡散し褐色を呈す。し
かも、識別マークが混合物であるためにMnO□のみを
用いた場合と比較して着色が一様であり、過度の反応が
避けられ、密着力が強く、第1の磁器材料からなる電子
部品の反り等の欠陥が激減する。
また1、上記ペースト中の第1の磁器材料と、MnO2
の混合物中の第1の磁器材料の重量比が60%以下で、
MnO□60%以上となると、焼成時のMnO2の拡散
が激しく識別マークとして使用できない。さらに、ペー
スト中のMnO2が2.6〜25%の範囲で良好な着色
を示し識別マークとして使用できる。
以上のように本実施例によれば、MnO□量を連続的に
変えることができ、反応量を調節し、着色の具合を自由
自在に変化させることが可能になる。
しかも、BaTiO3を主成分とする第1の磁器材料を
混合しているために、識別マーク部分のみが電子部品を
構成するセラミックスに対し極端に異質のセラミックス
になることがなく、機械的強度の違いもないという利点
がある。
なお、本実施例においては、ペースト中のビヒクル量は
sowt%とじたが、少なくとも、ペースト中のMnO
、、量が2.5〜26%でしかも第1の磁器材料とMn
O□混合物中のMnO□重量比が5〜50%になるよう
に調合すればビヒクル量は適当に変えてもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、BaTiO3を主成分とする第
1の磁器材料で構成される電子部品上に、第1の磁器材
料とMnO2を主成分とする第2の磁器材料の混合物を
塗布し、同時焼成後に第1の磁器材料は焼結し、MnO
2は拡散着色した識別マークとするため、そのマークの
密着強度は向上し、機械強度も上がり、しかも、MnO
2がBaTi0. f:主成分とする第1の磁器材料中
に拡散して着色する際の反応の程度を上記、第1の磁器
材料とMnO2の混合比を変えることで調節が可となり
、電子部品の形状等にも影響を与えないという極めて秀
れた利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電子部品の断面図、第
2図(a) 、 (1))は従来の積層マルチコンデン
サの内部電極パターンを示すパターン図、第3図は同積
層マルチコンデンサの斜視図、第4図は第3図c −a
’線の断面図である。 1・・・・・・第1の磁器材料、2・・・・・・識別マ
ーク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のBaTiO_3を主成分とする磁器材料と
    樹脂からなる焼成前の電子部品上に上記第1の磁器材料
    および、MnO_2を主成分とする第2の磁器材料の混
    合物と樹脂からなるペーストを塗布し、同時に焼成した
    後に上記第1の磁器材料は焼結し、上記第2の磁器材料
    は上記第1の磁器材料反応させることにより着色した識
    別マークを形成することを特徴とする電子部品の製造方
    法。
  2. (2)ペースト中のBaTiO_3を主成分とする第1
    の磁器材料とMnO_2を主成分とする第2の磁器材料
    よりなる混合物中の第1の磁器材料の重量比が50〜9
    5%、MnO_2の重量比が5〜50%であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子部品の製造方
    法。
  3. (3)ペースト中のMnO_2の重量比が2.5〜25
    %であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電子部品の製造方法。
JP642585A 1985-01-17 1985-01-17 電子部品の製造方法 Pending JPS61166017A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0655821A (ja) * 1992-02-06 1994-03-01 Caribonum Ltd インクリボンカセット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0655821A (ja) * 1992-02-06 1994-03-01 Caribonum Ltd インクリボンカセット

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