JPS61165247A - リベツトの通電かしめによる部材結合方法 - Google Patents

リベツトの通電かしめによる部材結合方法

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JPS61165247A
JPS61165247A JP557085A JP557085A JPS61165247A JP S61165247 A JPS61165247 A JP S61165247A JP 557085 A JP557085 A JP 557085A JP 557085 A JP557085 A JP 557085A JP S61165247 A JPS61165247 A JP S61165247A
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JP
Japan
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rivet
hole
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tapered
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Application number
JP557085A
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English (en)
Inventor
Tsugio Mizobe
溝辺 次雄
Shinji Koyama
伸二 小山
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リベットの通電かしめによる部材結合方法に
関する。
(従来の技術〕 自動車等車両の部品には、リベット結合により構成する
ことのできる部品がある。例えば、第4図および第5図
に示すようなフロントサスペンションアーム10である
。フロントサスペンションアーム10は、二叉状アーム
部材12と支持部材14との二部材から成っている。こ
の二部材12.14が一体化されて一部品を構成する。
この一体化する手段としてリベット結合を用いることが
できる。
このフロントサスペンションアーム10には、′二叉状
アーム部材12に車体等への取付部16が設けられ、支
持部材14に他のサスペンション部材との取付部18が
設けられている。第5図に示すこの両取付部16.18
間の寸法lは、サスペンション部材の特性から高精度で
あることが要求される。また、サスペンション部材は車
体を支持する部材であるため、一般に高荷重がかかり、
フロントサスペンシロンアーム10も高荷重がかかる部
材となっている。
ところで、リベット結合の種類としては、大別して、冷
間かしめと熱間かしめの二種類がある。
熱聞かしめは塑性変形が容易に行われるという特徴があ
る。この熱聞かしめは、加熱手段からの種類分けとして
、炉またはバーナによる加熱、および通電加熱の二種類
に分けられる。組付ライン等には、生産性等の点から通
電加熱によるリベットのかしめ方法を採用するのが好ま
しい。
通電加熱のリベットかしめを用いて、上述のフロントサ
スペンションアーム10の結合を行う場合、普通には、
第6図に示すような結合方法となる(なお、第6図は簡
略化して図示しである)。
すなわち、上下の三叉状アーム部材12.12間に支持
部材14が配置される構成をとり、この両部材12.1
4間にリベット穴20が貫通して形成される。このリベ
ット穴20にリベット30が嵌合され、リベット30へ
の通電加熱により頭部32がかしめ形成され、結合され
る。なお、この結合は、かしめ後のリベット30の熱収
縮により、三叉状アーム部材12と支持部材14がリベ
ット30により強く挟着され固定されることにより行わ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述のフロントサスペンションアーム10の結
合方法の場合、リベット穴20およびリベッI−3−0
の軸部34の形状はストレートな円筒形状に形成するの
を普通とするため、通電加熱によるかしめ後の熱収縮に
より、第6図に示すように、リベットの軸部34とリベ
ット穴20との間に隙間χができる。
フロントサスペンションアーム10は上述したように高
荷重が負荷されるため、強固に挟着されたとしても、隙
間χの存在により三叉状アーム部材12と支持部材14
とは相対変位を生じる。このため、フロントサスペンシ
ョンアーム10の両取付部16.18間の寸法lにくる
いが生じるという問題が生じる。
以上は、フロントサスペンションアーム10を例にして
説明したが、フロントサスペンションアームのように高
精度、高負荷が要求される部品の場合には、その結合を
リベットの通電かしめにより行うと、同様の問題が生じ
る。
而して、本発明は、上述した従来の問題を解決するため
になされたものであって、高精度、高負荷が要求される
部品でも、通電加熱のリベットがしめを用いて隙間なく
結合させることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述の目的を達成するために、リベット穴を
テーパ状穴として、通電加熱後の熱収縮を利用して隙間
なく結合させることを特徴とする。
具体的には、本発明にかかるリベットの通電がしめによ
る部材結合方法は、次の手段をとる。
すなわち、結合されるべき少なくとも2部材に貫通して
形成されるリベット穴を少なくとも一部テーバ状穴に形
成し、このリベット穴にリベットを嵌合させ、通電かし
めによりリベットの軸部をテーパ状穴に沿った形状に膨
出変形させ、通電がしめ後のリベットの熱収縮によりリ
ベットの軸部とテーパ状穴とを密着させ隙間なく結合さ
せる手段をとる。
〔作用〕
上述の手段によれば、リベット穴のテーパ状穴に形成さ
れた箇所が、リベットの熱収縮によりリベットの軸部と
密着され隙間な(嵌合される。この結果、結合されるべ
き部材は高荷重が作用したとしても相対変位することが
ない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、従来技術の場合と同様、第4図および第
5図に示すフロントサスペンションアーム10の場合に
ついて示す。第4図および第5図において、フロントサ
スペンションアーム10の二叉状アーム部材12と支持
部材14がリベット結合されるのは、符号50で示す3
箇所である。
なお、この実施例において、従来構造と同一または相当
部分には同一符号を付して示した。
第1図および第2図はリベット結合方法を説明するだめ
の各状態図を示す。第1図は通電かしめ後の状態を示し
、第2図は通電かしめ前の状態を示す。
結合されるべきフロントサスペンションアーム10の二
叉状アーム部材12と支持部材14は、第2図に良く示
されるように、上下の三叉状アーム部材12.12間に
支持部材14が介挿されて配置されており、両部材12
.14を貫通してリベット穴20が形成されている。リ
ベット穴20は、第2図で見て上方位置の一部がテーパ
状穴20aに形成されている。
このように形成されたリベット穴20にリベット30を
嵌合させ、通電かしめを行う。第3図は通電かしめ状態
を示す。リベット30の上下位置に電極40.42を配
置し、この電極40.42でリベット30を加圧しなが
ら通電させ、リベット30のかしめを行う。リベット3
0は通電により高熱(700〜900°C)となり、か
しめの塑性変形が容易に行われる。
この通電かしめ時は、第3図に示すように、三叉状アー
ム部材12は治具60により固定され、支持部材14は
クランプ62により固定されている。この固定は、二叉
状アーム部材12および支持部材14の各取付部16.
18において行われている。
通電かしめによりリベット30は変形され、リベット3
0の軸部34はテーパ状穴20aの形状に沿った形状ま
で膨出変形する。なお、リベット30が変形するどきリ
ベット30には矢印(y)で示す側力が発生するが、リ
ベット30は高温のため、リベット30だけが変形し、
三叉状アーム部材12および支持部材14には殆ど側力
は作用しない。したがって、二叉状アーム部材12およ
び支持部材14を固定する治具60およびクランプ62
は剛性の低いもので良く、かつ、精度維持も容易である
通電かしめによりリベット30は第1図に示すように変
形する。すなわち、頭部32が形成され、リベット穴2
0のテーバ壮大20a部分の軸部34aはディファレン
シャル状穴20aに密着する程度まで膨出する。
リベット30への通電をやめると、リベット30は高熱
状態から冷却され、リベット30は熱収縮する。この熱
収縮によりリベット30は三叉状アーム部材12.12
と支持部材14を強く挟着し固定する。また、この熱収
縮によりリベット30の膨出した軸部34aはリヘソト
穴20のテーパ状穴202に喰い込むため、このテーバ
壮大20a部分では、リベット30とリベット穴20と
は隙間のない完全な密着状態となる。
このようにテーバ壮大20a部分才隙間のない完全な密
着嵌合状態とされることにより、フロン斗サスペンシロ
ン10は二叉状アーム部材12と支持部材14との間で
相対変位することがない。
そして高荷重の負荷によっても寸法lかくろうことがな
い。すなわち、高精度の部品を得ることができる。
尤も、上述の実施例では、リベット穴2oのテーバ壮大
20a部分以外では、従来と同様熱収縮により隙間がで
きるが、部品の精度への影響は殆どない。
以上、本発明を図示した特定の実施例について説明した
が、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、
本発明の範囲内にて、その他種々の実施例が可能なもの
である。
例えば、上述の実施例では、リベット穴20の一部のみ
をテーパ状穴20aとしたが、リベット穴20の前部を
テーパ状穴に形成としてもよい。
この場合には、リベット30をリベット穴20に完全に
隙間なく嵌合させた結合状態とすることができる。
また、上述の実施例は、フロントサスペンションアーム
の場合であるが、その他の高精度、高負荷が要求される
部品の結合には当然適用することができるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、結合すべき部材
に設けるリベット穴をテーパ状穴に形成することにより
、通電加熱のリベットかしめを用いて結合を行っても、
リベットはテーパ壮大部分で隙間なく嵌合され、相対変
位することがないため、精度の良い部品を得ることがで
きる。
また、本発明は、従来と比較すると、結合すべき部材に
設けるリベット穴を少なくとも一部分テ−パ壮大に形成
するのみで行うことができるため、従来の結合方法を大
幅に変更することなく行うことができるという実用的効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明にかかるリベットの通電か
しめによる部材結合方法の一実施例を示し、第1図は通
電かしめ後の状態を示す断面図、第2図は通電かしめ前
の状態を示す断面図、第3図は通電かしめ時の状態を示
す配置図である。 第4図および第5図は本発明が適用される部品の一例と
してのフロントサスペンションアームを示し、第4図は
平面図、第5図は側面図である。 第6図は従来の通電かしめによる場合の第1図に対応す
る断面図である。 符号の説明 20−−−一・−リベット穴 20 a −−−−−テーパ壮大 30−−−−−−リベット 34・・−一一一軸部 34 a−−−−−一膨出した軸部 〆1 ・HO 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、結合されるべき少なくとも2部材に貫通して形成さ
    れるリベット穴を少なくとも一部テーパ状穴に形成し、
    このリベット穴にリベットを嵌合させ、通電かしめによ
    りリベットの軸部をテーパ状穴に沿った形状に膨出変形
    させ、通電かしめ後のリベットの熱収縮によりリベット
    の軸部とテーパ状穴とを密着させ隙間なく結合させるこ
    とを特徴とするリベットの通電かしめによる部材結合方
    法。
JP557085A 1985-01-15 1985-01-15 リベツトの通電かしめによる部材結合方法 Pending JPS61165247A (ja)

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JP (1) JPS61165247A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008192552A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Toyota Motor Corp 電極
JP2021154376A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 日本製鉄株式会社 継手構造の製造方法、継手構造、及び自動車部品
WO2023047840A1 (ja) 2021-09-27 2023-03-30 日本製鉄株式会社 リベット継手の製造方法、リベット継手、及び自動車部品

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