JPS61165223A - 繊維強化金属材料の加工方法 - Google Patents

繊維強化金属材料の加工方法

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JPS61165223A
JPS61165223A JP555485A JP555485A JPS61165223A JP S61165223 A JPS61165223 A JP S61165223A JP 555485 A JP555485 A JP 555485A JP 555485 A JP555485 A JP 555485A JP S61165223 A JPS61165223 A JP S61165223A
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JP
Japan
Prior art keywords
composite billet
metal
preform
cavity
die
Prior art date
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Pending
Application number
JP555485A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Hasegawa
順 長谷川
Kenichi Akutagawa
芥川 憲一
Hideo Otsu
大津 日出男
Hiroshi Otsuki
浩 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マトリックスとなる金属中に強化繊維が分散
含有され、高強度、耐摩耗性材料等として用いて有効な
繊維強化金属材料の加工方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、ウィスカやその他の無機質短繊維が強化材として
分散された繊維強化金属材料は、その硬度がHRB80
〜120と非常に固く脆いために、種々の加工上の困難
があった。そのために断面形状が均一な長尺品等の製造
は、押出し成形を応用することができれば非常に有利な
加工法となりうる。
この種の繊維強化金属材料の押出し加工法としては、特
開昭59’−74248号に開示されている様に、アル
ミニウム等のマトリックス金属中に強化繊維が分散含有
された複合ビレットを、マトリックスの液相線温度以上
に加熱して半熔融ないしは溶融状筋にして加圧しながら
ダイスを通して押出し、長尺品等を製作する方法が知ら
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記先行技術においては、押出し時の複
合ビレット加熱温度がマトリックス金属の液相線よりも
高いために、押出し加工品の表面が熔解し、表面が荒れ
たり、極めて好条件でないと成形加工品の形状がそこな
われるという欠点があった。・これに対して複合ビレッ
トの加熱温度を液相線以下で行う場合には押出し時の流
動性が悪いために、押出し条件の制御が非常に困難とな
る。
そこで本発明は、このような押出し加工時の複合ビレッ
トの流動性を改善し、表面の滑らかな押出し加工品を製
造するための手段を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、マトリックスとな
る金属中に強化繊維が分散されてなる複合ビレットを加
熱加圧し、ダイスを通して押出し加工する繊維強化金属
材料の加工方法において、前記複合ビレットの表面を金
属で被覆した構造とするという技術的手段を採用する。
〔作 用〕
上記技術的手段による作用を説明すると、表面を金属で
被覆した複合ビレットを加熱、加圧して押出し加工する
ことによって、流動性の小さい繊維強化金属材料がダイ
スを通るときに、流動性の大きい被覆金属層が潤滑材の
役割りを果たす。
〔実施例〕 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図は、本発明に使用する円柱状の複合ビレットlの
構造を示す断面図であり、内部2は炭化珪素ウィスカ強
化アルミニウムであり、側部表面層3は全周にわたるア
ルミニウム被rJ層である。以下この複合ビレット1の
製造方法について説明する。第2図は、複合ビレット1
を製作するためのプリフォームの製造装置の断面概略図
である。分割金型4aおよび4bは、型締め用ラム5a
および5bによってそれぞれ支持されており、金型4内
のキャビティ6 (内径28鶴)に加圧用パンチ7が係
合し加圧して成形を行う。キャビティ6は外径が28m
の加圧用パンチ7と係合するスライド部6aと段違いと
なった直径30mmのパイプ保枠部6bが設けられてい
る。
次にこの装置による複合ビレット用プリフォーム製造方
法を説明すると、前記パイプ保持部6bに外径5oya
、内径28顛のJIS規格A1050からなるパイプ8
を配置し、キャビティー6内に炭化珪素(SiC)ウィ
スカ9を26g計量して入れ、加圧用パンチ7で、圧力
300kg/cJで加圧し、5分間加圧力を保持してウ
ィスカ9をパイプ8内に充填した。次に加圧用パンチ7
の加圧力を開放し、型締め用ラム5a、5bを戻して金
型4を開きプリフォームを取出した。このときのプリフ
ォームの繊維含有率は、30Vo1%であった。このプ
リフォームは、パイプ8によって、加圧力開放後のパイ
プ側面と垂直な方向への繊維のスプリングバンクが、パ
イプ壁面によって阻止されるため寸法精度の優れた良好
なプリフォームが得られるという利点がある。
次にこのプリフォームを複合ビレットとするための成形
装置の断面概略図を第3図に示す。ノックアウト用ラム
lla、llbおよびヒータ12を有する分割金型13
a、13bのキャビティ一部14(内径301)にプラ
ンジャ15を係合し加圧成形する構造である。
次に、この装置による複合ビレット製造方法を説明する
。プリフォームを分割金型13のキャビティー14内に
配置し、ヒータ12に通電し、金型13とともにプリフ
ォームを450℃に予熱した。次に900℃に加熱溶融
したA1050熔湯を注入しプランジャ15により圧力
500kg/cJで加圧凝固させた。完全に凝固した後
、金型13を開き、ノックアウト用ラムlla、llb
によって複合ビレット1を取出した。
次に、この複合ビレットの押出し加工装置の断面図を第
4図に示す。本体20内には、ダイスホルダ21に支持
されたダイス22と、ダイス22の上部に当接し、複合
ビレット1を入れるコンテナ24が収納されており、そ
の他に、本体20にはコンテナ24を加熱するためのヒ
ータ25が埋設されている。なお、第4図中αで示され
るダイス角は120°、ベアリング部22aの長さは5
l、口径βは1ONであり、コンテナ24のキャビティ
部23の内径は30fiである。また本体20の上部に
は、コンテナ24のキャビティ一部23に係合する押出
し用プランジャ26が設けられ押出し圧力を加える。
次に、この押出し装置による押出し加工法を説明する。
ダイス22.コンテナ24.ビレット1゜コンテナ、ビ
イレットに二硫化モリブデンを潤滑材としてスプレー塗
布した後複合ビレット1をコンテナ24内に入れ、ヒー
タ25によって複合ビレット1およびコンテナ24、ダ
イス22が、アルミニウム(A1050)の液相線以下
の温度である550℃になるまで加熱し、温度分布をさ
らに均一とするために30分間この温度を保持した。
次に押出し用プランジャ26によって押出し加工品の押
出される速度が2w/秒となるように押出した。このよ
うにして製造された押出し加工品の表面には、うろこ状
の模様は見られず滑らかであった。また本方法によれば
、押出し加圧時の流動性が良いために、本方法によらず
、複合ビレットから直接押出す場合に比べて2倍程度押
出し速度を上げることができ生産性を高めることができ
るという効果もある。また被覆する金属と、マトリック
スとなる金属とは同一である必要はないので、被覆金属
の材質は目的に応じて選択可能である。
本発明は、以上の実施例に限定されるものではなく種々
応用可能である。本発明に用いることができる強化繊維
には、炭化珪素の他、窒化珪素(S i 3 N 4)
 、チタン酸カリウム、ホウ化チタン(TiB2)、リ
ン化チタン(TiP)、アルミナ(A1203)等の各
種セラミックウィスカまたは、炭素繊維、炭化珪素繊維
等の無機繊維の短繊維が使用できる。マトリックスとな
る金属としては、アルミチウムの他、亜鉛、銅、マグネ
シウムおよびこれらの合金が有効に用いられ、被覆金属
にはJISIO系、60系のアルミニウムの他、亜鉛、
鉛、銅およびこれらの合金等の比較的軟らかく展性に優
れた金属が使用できる。
また、複合ビレット製造方法は、第5図に示すように、
必要に応じてバインダー等を用いて常法によって成形し
た外径28鮪、高さ58mmのプリフォーム30を、直
径30waの金型キャビティー底部に配置した直径30
n、厚さ1〜5顛のアルミニウム円板31の上にのせ、
プリフォーム30がちょうど中央に位置するようにする
。なお、このときアルミニウム円板31にプリフォーム
30の径と銅鉾のくぼみ部を中心を一致させて設けるこ
とによって容易に位置決めができる。その後、第1の実
施例と同様にしてアルミニウム溶湯を含浸させキャビテ
ィ一部の高さが60mとなるように加圧成形することに
よって、第6図に示すように全面被覆部35を設けた複
合ビレット36を製作することができる。このような構
造の複合ビレット36では、下面にも金属被覆が設けら
れているためにその押出し当初より本発明の効果を得る
ことができる。
また表面の被TftNを製作する方法としては以上の実
施例の他に、あらかじめ被覆層を有しない複合ビレット
を成形しておき、この複合ビレットを被覆層となる溶融
金属中に浸漬して表面に金属層を形成させる方法でもよ
い。また被覆すべき金属の薄板を被覆すべき部位に圧接
する方法であってもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は、繊維強化金属材料の押出し
加工法において、複合ビレットの表面に金属被覆層を設
けたことによって押出し加工時の主にダイス接触面での
流動性が改善され、押出し加工によって発生しやすい加
工品表面のうろこ状の模様等の欠陥を有効に回避するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合ビレットの構造を示す断面図、第
2図は本発明の複合ビレット用プリフォームの製造装置
を説明する断面図、第3図は複合ビレット製造装置を説
明する断面図、第4図は押出し加工装置を説明する断面
図、第5図は他の複合ビレット製造法を説明する断面図
、第6図は第5図によって製造した複合ビレットの構造
を示す断面図である。 1・・・複合ビレット、2・・・炭化珪素ウィスカ強化
アルミニウム、3・・・アルミニウム被覆層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マトリックスとなる金属中に強化繊維が分散されてなる
    複合ビレットを加熱加圧し、ダイスを通して押出し加工
    する繊維強化金属材料の加工方法において、前記複合ビ
    レットの表面を金属で被覆した構造とすることを特徴と
    する繊維強化金属材料の加工方法。
JP555485A 1985-01-15 1985-01-15 繊維強化金属材料の加工方法 Pending JPS61165223A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63220920A (ja) * 1987-03-06 1988-09-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 塑性加工用繊維強化金属
JP2016007635A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 アイシン軽金属株式会社 アルミ基繊維強化複合材及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63220920A (ja) * 1987-03-06 1988-09-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 塑性加工用繊維強化金属
JP2016007635A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 アイシン軽金属株式会社 アルミ基繊維強化複合材及びその製造方法

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