JPS61164968A - 密閉容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は密閉容器の改良に係り、特に高密閉容器内の
一部に脱酸素剤を装填して容器内の充填物の酸化防止を
有効に達成できる多機能な密閉容器に関する。

〔従来の技術〕

従来、外気との遮断を有効に達成して充填物の長期保存
を可能にした密閉容器が知られている。この糧の密閉容
器として１例えば第３図に示すように合成樹脂材料で成
形した容器部／θと蓋部／コとからなるものが知られて
いる。すなわち、この密閉容器は、容器部ｌθの開口縁
部に外方へ若干突出する７ランク部／ｌを有し、一方蓋
部／λの外周部に前記７２ンジ部／グを嵌入させる溝部
／６を備えると共にこの溝部／６内に前記７ランク部の
下縁部と係合する段部ｉｔを有している（第グ図参照）
。従って。

前記容器部ｌθ開口部に対し前記蓋部／２を装着すれば
、前記溝部／６内に７ランク部／４Ｉが弾性変形を伴っ
て密着嵌合し、その密Ｍ性が高直に保持される（第ダ図
参照）。従って、このように構成され丸缶閉容器は、耐
水性、耐薬性、耐油性、耐蝕性、防塵性および防臭性等
に優れていることから、各種産業資材、化学薬品１食品
、医療機器、電気部品等の収納用として広く利用されて
いる。

しかるに、この糧の密閉容器は、外気との遮断を高強度
に保持し得ることから、例えば容器内く脱酸素剤等を封
入し得るよう構成すれば、充填物の酸化防止を実現する
ことができ、これに伴う密閉容器としての用途もさらに
拡大することができる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、容器部の開口縁に蓋部を高気密に嵌合
密閉し得るよう構成した密閉容器くおいて、蓋部の内側
面に脱酸素剤を着脱交換可能に設けることにより、充填
物の外気遮断と脱酸素とを有効に達成することができる
密閉容器を提供するＫある。

〔発明の要点〕 不発ＢＡＫ係る密閉容器は、容器部の開口縁に蓋部を高
気密に嵌合密閉し得るよう構成した密閉容器において、
前記蓋部の内側面に脱酸素剤を着脱交換自在に設けるこ
とを特徴とする。

前記の密閉容器において、脱酸素剤扛酸素と反応しまた
は仁れを吸着する物質もしくは酸素と反応するガスを発
生する物質を好適に使用することかで亀る。

また１本発明の密閉容器としては、蓋部の頂部内側面に
複数の凹部を形成し、との凹部に対し通孔ないしスリッ
トを穿設した保持板を着脱自在に取付け、前記凹部内に
脱酸素剤を収納するよう構成すれば好適である。

〔発明の実施例〕

次に１本発明に係る密閉容器の実施例につき、添付図面
を参照しながら以下詳細に説明する。

第１図は１本発８Ａ密閉容器の一実施例を示すもので、
密閉容器を構成する蓋部の分解斜視図である。すなわち
、この蓋部／λは、前述した第３図に示す容器部／θに
適し九構成を有しておシ、その外周部に容器部／θの７
ランジ部ｌｔｌを嵌入させる溝部／６が設けられている
。

しかるに、本実施例の蓋部／２の頂部内側面には、その
中心に凹部２θを設けると共にその外周部に円周方向へ
所定間隔離間して複数の凹部コλ、２ＩＩ、２６を設け
、一方前記各凹部、２０゜２２．２ｔ１．コロと対応し
てこれらを閉塞する適宜通孔力いしスリット３θを穿設
した保持板３．２を設け、この保持板３２を前記凹部２
２゜、２４ｔ、コロの外周縁に設けたガイド部材Ｊ４ｔ
Ｋ対し着脱自在に保合するよう構成する。

従って、このように構成し九蓋部／λの各凹部コθ〜−
ｑ内に脱酸素剤を入れ、保持板３２を取付けて容器部／
θ（第３図参照）に装置すれば、容器部／θ内は外気と
遮断されると共に脱酸素雰囲気に保持することができる
。なお、。

本発明において、脱酸素剤としては、酸素と反応しまた
はこれを吸着する物質もしくは酸素と反応するガスを発
生する物質、例えば硫化ナトリウム、ポリ硫化ナトリウ
ム、硫化アンモニウム等のイオウ化合物；アルカリ金属
、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム、亜鉛等の
電気的陽性の大きい金属またはそれらのアマルガム；鉄
（１）、錫（Ｉｔ）、クロム（…）等の低原子価状態に
ろる金属の塩類からなる固体材料を使用することができ
る。

このように、充填物に対し脱酸素（還元）処理を行うこ
とにより、充填物の酸化防止を行って品質像＠を達成で
きるばかシでなく、例えば冷凍品の場合には内部に発熱
作用を生じて解凍を行うこともできるという利点も得ら
れる。

＃Ｉ−図は１本発明密閉容器の別の実施例を示すもので
ある。本実施例も前記実施例と同様に、第３図に示す容
器部／θに適した構成を有するものであり、説明め便宜
上第１図に示す実施例と同一の構成部分には同一の参照
符号を付してその詳細な説明は省略する。すなわち、本
実施例においては、中心部の凹部２θを小径に構成し、
この凹部コθ内に保持板３コの中心に突設した突部３６
を嵌合させるようにして、保持板３２の蓋部１２に対す
る取付は作業を簡便にしたものである。

〔発明の効果〕

前述した実施例から明らかなよう罠、本発明によれば、
密閉容器の蓋部に脱酸素剤を着脱交換可能に設けること
によって、密閉容器としての個有の特徴すなわち耐水性
、耐薬性、耐油性、耐蝕性、防塵性および防臭性に加え
て、充填物に対する変質、変色、劣化等を長期間有効に
防止し得ると共に還元反応に基づく解凍作用も実現でき
る。従って、本発明密閉容器は、従来の密閉容器に比べ
てその機能の多様化に伴い用途の大幅な拡大を達成する
ことができる。

なお、前述した実施例においては、密閉容器を合成樹脂
材料で構成した場合の一実施例を示すものであって、容
器の形状、構造および材質等くついてはこれらの実施例
に限定されることなく、容器体く対し密閉可能な蓋部を
有する密閉容器であれば、全て本発明を有効に適用し得
ることは勿論である。

以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変梃を
なし得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る密閉容器の一実施例を示す蓋部の
分解斜視図、第一図は本発明密閉容器の蓋部の別の実施
例を示す分解斜視図、第３図は本発明密閉容器を適用し
得る従来の密閉容器の蓋部密閉状態の一部断面側面図、
第９図は第３図に示す容器部と蓋部との密閉状態を示す
要部拡大断面図である。 ／θ・・・容器部　　　　　／２・・・蓋　部／４ｔ・
・・７ランク部　　　／６・・・溝　部７ｔ１００段　
部　　　　　コθ・・・中心凹部−２，コダ、コロ、、
ｌｔ・・・凹　部３θ・・・孔部、スリット　　３コ・
・・保持板３４Ｉ・・・ガイド部材　　　３６・・・突
　部特許出願人　　株式会社　ト　ス　ロ　ン図面の浄
書（内容に変更なし） ＦＩＧ、３ 手続補正書（狛 昭和６０年　２月７３日 特許庁長官　　志　賀　　学　　　殿 １、事件の表示 １１６５９年特許願第２７６６６７号 ２）発明の名称 密閉容器 ３、ン鉦をする者 明牛との飾糸　　特許出願人 住所　東京都新宿区西新宿１丁目６番８号名称　株式会
社トスロン （懺者　家人　純一部 ４、代理人 ６、？鉦の内容

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）容器部の開口縁に蓋部を高気密に嵌合密閉し得る
   よう構成した密閉容器において、前記蓋部の内側面に脱
   酸素剤を着脱交換自在に設けることを特徴とする密閉容
   器。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の密閉容器において、
   脱酸素剤は酸素と反応しまたはこれを吸着する物質もし
   くは酸素と反応するガスを発生する物質からなる密閉容
   器。
3. （３）特許請求の範囲第１項記載の密閉容器において、
   蓋部の頂部内側面に複数の凹部を形成し、この凹部に対
   し通孔ないしスリットを穿設した保持板を着脱自在に取
   付け、前記凹部内に脱酸素剤を収納するよう構成してな
   る密閉容器。