JPH0520306B2 - - Google Patents

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JPH0520306B2
JPH0520306B2 JP59276667A JP27666784A JPH0520306B2 JP H0520306 B2 JPH0520306 B2 JP H0520306B2 JP 59276667 A JP59276667 A JP 59276667A JP 27666784 A JP27666784 A JP 27666784A JP H0520306 B2 JPH0520306 B2 JP H0520306B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
recesses
retaining plate
circular recess
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59276667A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61164968A (ja
Inventor
Mikio Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOSURON KK
Original Assignee
TOSURON KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この容器は密閉容器の改良に係り、特に高密閉
容器内の一部に脱酸素剤を装填して容器内の充填
物の酸化防止を有効に達成できる多機能な密閉容
器に関する。
〔従来の技術〕
従来、外気との遮断を有効に達成して充填物の
長期保存を可能にした密閉容器が知られている。
この種の密閉容器として、例えば第3図に示すよ
うに合成樹脂材料で成形した容器部10と蓋部1
2とからなるものが知られている。すなわち、こ
の密閉容器は、容器部10の開口縁部に外方へ若
干突出するフランジ部14を有し、一方蓋部12
の外周部に前記フランジ部14を嵌入させる溝部
16を備えると共にこの溝部16内に前記フラン
ジ部の下縁部と係合する段部18を有している
(第4図参照)。従つて、前記容器部10開口部に
対し前記蓋部12を装着すれば、前記溝部16内
にフランジ部14が弾性変形を伴つて密着嵌合
し、その密閉性が高度に保持される(第4図参
照)。従つて、このように構成された密閉容器は、
耐水性、耐薬性、耐油性、耐蝕性、防塵性および
防臭性等に優れていることから、各種産業資材、
化学薬品、食品、医療機器、電気部品等の収納用
として広く利用されている。
しかるに、この種の密閉容器は、外気との遮断
を高強度に保持し得ることから、例えば容器内に
脱酸素剤等を封入し得るよう構成すれば、充填物
の酸化防止を実現することができ、これに伴う密
閉容器としての用途もさらに拡大することができ
る。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、容器部の開口縁部に蓋部を高
気密に嵌合密閉し得るよう構成した密閉容器にお
いて、蓋部の頂部内側面に複数の凹部を設けると
共に、この凹部に対し簡便に着脱することができ
る保持板を設け、脱酸素剤の着脱交換を容易に行
うことができる密閉容器を提供することにある。
〔発明の要点〕
本発明に係る密閉容器は、容器部10と蓋部1
2とからなり、容器部の開口縁部に外方へ若干突
出するフランジ部14を設け、一方蓋部の外周部
に前記フランジ部を嵌入させる溝部16を備える
と共にこの溝部内に前記フランジ部の下縁部と係
合する段部18を設け、前記容器部のフランジ部
を前記蓋部の溝部内に弾性変形を伴つて密着嵌合
するよう構成した密閉容器において、 蓋部12の頂部内側面にその中心に円形凹部2
0を設けると共にこの円形凹部20の外周に所定
間隔離間して複数の扇形凹部22,24,26,
28を設け、前記各凹部に対応しこれら凹部を閉
塞するための中心円形部と扇形延在部からなる保
持板32を設け、この保持板32の前記各凹部と
対応する部分に通孔ないしスリツト30を穿設
し、前記扇形凹部22,24,26,28の外周
縁にガイド部材34をそれぞれ設け、このガイド
部材34を介して前記保持板32を蓋部の頂部内
側面に着脱自在に取付け、さらに前記各凹部内に
脱酸素剤を収納するよう構成することを特徴とす
る。
前記の密閉容器において、蓋部12の頂部内側
面の中心に設けた円形凹部20は小径に構成し、
保持板32の中心に前記円形凹部20と嵌合する
突部36を設け、これにより蓋部と保持板との結
合を安定化させることができる。
〔発明の実施例〕
次に、本発明に係る密閉容器の実施例につき、
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は、本発明密閉容器の一実施例を示すも
ので、密閉容器を構成する蓋部の分解斜視図であ
る。すなわち、この蓋部12は、前述した第3図
に示す容器部10に適した構成を有しており、そ
の外周部に容器部10のフランジ部14を嵌入さ
せる溝部16が設けられている。しかるに、本実
施例の蓋部12の頂部内側面には、その中心に円
形凹部20を設けると共にその外周部に円周方向
へ所定間隔離間して複数の扇形凹部22,24,
26を設け、一方前記各凹部20,22,24,
26と対応してこれらを閉塞する適宜通孔ないし
スリツト30を穿設した保持板32を設け、この
保持板32を前記凹部22,24,26の外周縁
に設けたガイド部材34に対し着脱自在に係合す
るよう構成する。
従つて、このように構成した蓋部12の各凹部
20〜24内に脱酸素剤を入れ、保持板32を取
付けて容器部10(第3図参照)に装着すれば、
容器内10内は外気と遮断されると共に脱酸素雰
囲気に保持することができる。なお、本発明にお
いて、脱酸素剤としては、酸素と反応しまたはこ
れを吸着する物質もしくは酸素と反応するガスを
発生する物質、例えば硫化ナトリウム、ポリ硫化
ナトリウム、硫化アンモニウム等のイオウ化合
物;アルカリ金属、マグネシウム、カルシウム、
アルミニウム、亜鉛等の電気的陽性の大きい金属
またはそれらのアマルガム;鉄()、錫()、
クロム()等の低原子価状態にある金属の塩類
からなる固体材料を使用することができる。
このように、充填物に対し脱酸素(還元)処理
を行うことにより、充填物の酸化防止を行つて品
質保護を達成できるばかりでなく、例えば冷凍品
の場合には内部に発熱作用に生じて解凍を行うこ
ともできるという利点も得られる。
第2図は、本発明密閉容器の別の実施例を示す
ものである。本実施例も前記実施例と同様に、第
3図に示す容器部10に適した構成を有するもの
であり、説明の便宜上第1図に示す実施例と同一
の構成部分には同一の参照符号を付してその詳細
な説明は省略する。すなわち、本実施例において
は、中心部の円形凹部20を小径に構成し、この
凹部20内に保持板32の中心に突設した突部3
6を嵌合させるようにして、保持板32の蓋部1
2に対する取付け作業を簡便にしたものである。
〔発明の効果〕
本発明の密閉容器によれば、蓋部の頂部内側面
にその中心に円形凹部を設けると共にこの円形凹
部の外周に所定間隔離間して複数の扇形凹部を設
け、前記角凹部に対応しこれら凹部を閉塞するた
めの中心円形部と扇形延在部からなる保持板を設
け、この保持板の前記各凹部と対応する部分に通
孔ないしスリツトを穿設し、前記扇形凹部の外周
縁にガイド部材をそれぞれ設け、このガイド部材
を介して前記保持板を蓋部の頂部内側面に着脱自
在に取付けるよう構成することにより、簡単な構
成で、保持板の着脱操作を容易化し、前記各凹部
に対する脱酸素剤の交換を簡便に行うことができ
る。従つて、本発明によれば、密閉容器の蓋部に
脱酸素剤を着脱交換可能に設けることによつて、
密閉容器としての個有の特徴すなわち耐水性、耐
薬性、耐油性、耐蝕性、防塵性および防臭性に加
えて、充填物に対する変質、変色、劣化等を長期
間有効に防止し得ると共に還元反応に基づく解凍
作用も実現できる。
なお、前述した実施例においては、密閉容器を
合成樹脂材料で構成した場合の一実施例を示すも
のであつて、容器の形状、構造および材質等につ
いてはこれらの実施例に限定されることなく、容
器体に対し密閉可能な蓋部を有する密閉容器であ
れば、全て本発明を有効に適用し得ることは勿論
である。
以上、本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において
種々の設計変更をなし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る密閉容器の一実施例を示
す蓋部の分解斜視図、第2図は本発明密閉容器の
蓋部の別の実施例を示す分解斜視図、第3図は本
発明密閉容器を適用し得る従来の密閉容器の蓋部
密閉状態の一部断面側面図、第4図は第3図に示
す容器部と蓋部との密閉状態を示す要部拡大断面
図である。 10……容器部、12……蓋部、14……フラ
ンジ部、16……溝部、18……段部、20……
中心凹部、22,24,26,28……凹部、3
0……孔部、スリツト、32……保持板、34…
…ガイド部材、36……突部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 容器部10と蓋部12とからなり、容器部の
    開口縁部に外方へ若干突出するフランジ部14を
    設け、一方蓋部の外周部に前記フランジ部を嵌入
    させる溝部16を備えると共にこの溝部内に前記
    フランジ部の下縁部と係合する段部18を設け、
    前記容器部のフランジ部を前記蓋部の溝部内に弾
    性変形を伴つて密着嵌合するよう構成した密閉容
    器において、 蓋部12の頂部内側面にその中心に円形凹部2
    0を設けると共にこの円形凹部20の外周に所定
    間隔離間して複数の扇形凹部22,24,26,
    28を設け、前記各凹部に対応しこれら凹部を閉
    塞するための中心円形部と扇形延在部からなる保
    持板32を設け、この保持板32の前記各凹部と
    対応する部分に通孔ないしスリツト30を穿設
    し、前記扇形凹部22,24,26,28の外周
    縁にガイド部材34をそれぞれ設け、このガイド
    部材34を介して前記保持板32を蓋部の頂部内
    側面に着脱自在に取付け、さらに前記各凹部内に
    脱酸素剤を収納するよう構成することを特徴とす
    る密閉容器。 2 蓋部12の頂部内側面の中心に設けた円形凹
    部20は小径に構成し、保持板32の中心に前記
    円形凹部20と嵌合する突部36を設けてなる特
    許請求の範囲第1項記載の密閉容器。
JP59276667A 1984-12-29 1984-12-29 密閉容器 Granted JPS61164968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59276667A JPS61164968A (ja) 1984-12-29 1984-12-29 密閉容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59276667A JPS61164968A (ja) 1984-12-29 1984-12-29 密閉容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61164968A JPS61164968A (ja) 1986-07-25
JPH0520306B2 true JPH0520306B2 (ja) 1993-03-19

Family

ID=17572637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59276667A Granted JPS61164968A (ja) 1984-12-29 1984-12-29 密閉容器

Country Status (1)

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JP (1) JPS61164968A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55161858U (ja) * 1979-05-07 1980-11-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61164968A (ja) 1986-07-25

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