JPS61164032A - 2サイクルエンジンの排気時期制御装置 - Google Patents
2サイクルエンジンの排気時期制御装置Info
- Publication number
- JPS61164032A JPS61164032A JP60003720A JP372085A JPS61164032A JP S61164032 A JPS61164032 A JP S61164032A JP 60003720 A JP60003720 A JP 60003720A JP 372085 A JP372085 A JP 372085A JP S61164032 A JPS61164032 A JP S61164032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- control valve
- opening
- exhaust
- exhaust passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/028—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation for two-stroke engines
- F02D13/0284—Variable control of exhaust valves only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、エンジンの排気時期制御装置に係わり、特に
、2サイクルエンジンに用いられる排気時期制御装置に
関するものである。
、2サイクルエンジンに用いられる排気時期制御装置に
関するものである。
「従来の技術」
一般に、エンジンにあっては低回転時と高回転時とで排
気時期を変えることにより、出力特性を向上させること
が行なわれているが、2サイクルエンジンでは、その排
気通路とシリンダ内部との連通および遮断をシリンダ内
のピストンの上下動によって行なうようにしているため
に、排気時期を変更する場合、排気通路の開口上端縁の
位置をピストンの移動方向に変化させる必要がある。
気時期を変えることにより、出力特性を向上させること
が行なわれているが、2サイクルエンジンでは、その排
気通路とシリンダ内部との連通および遮断をシリンダ内
のピストンの上下動によって行なうようにしているため
に、排気時期を変更する場合、排気通路の開口上端縁の
位置をピストンの移動方向に変化させる必要がある。
この種の2サイクルエンジンの排気時期制御装置として
、従来では、例えば実公昭58−5063号公報に示さ
れる技術が既に提案されている。
、従来では、例えば実公昭58−5063号公報に示さ
れる技術が既に提案されている。
この技術は、断面半月状の制御弁をエンジンのシリンダ
に連通された排気通路の開口上部近傍に回動自在に配設
し、該制御弁を回動させてその外周面の一部を前記排気
通路の開口上部に突出および後退させることにより、ピ
ストンの下降動作時における排気通路とシリンダとの連
通時期を変化させるようにしたものである。
に連通された排気通路の開口上部近傍に回動自在に配設
し、該制御弁を回動させてその外周面の一部を前記排気
通路の開口上部に突出および後退させることにより、ピ
ストンの下降動作時における排気通路とシリンダとの連
通時期を変化させるようにしたものである。
しかしながらこのような技術にあっては、制御弁のシリ
ンダの内部に露出する面すなわち制御面が、制御弁の回
動時に該制御弁が嵌着された取り付は孔の内壁面に対し
て摺動させられるが、前述したように前記制御面はシリ
ンダの内面に露出させられるものであるから、排気中の
カーボン等が付着しやすく、この付着したカーボン等が
制御弁の回動時に制御面と取り付は孔の内壁面との間に
噛み込まれてしまい、この結果、制御弁の回動の円滑性
が損なわれるおそれがあるといった問題点を有している
。
ンダの内部に露出する面すなわち制御面が、制御弁の回
動時に該制御弁が嵌着された取り付は孔の内壁面に対し
て摺動させられるが、前述したように前記制御面はシリ
ンダの内面に露出させられるものであるから、排気中の
カーボン等が付着しやすく、この付着したカーボン等が
制御弁の回動時に制御面と取り付は孔の内壁面との間に
噛み込まれてしまい、この結果、制御弁の回動の円滑性
が損なわれるおそれがあるといった問題点を有している
。
そこで本願出願人は、第1図および第2図に示すような
排気時期制御装置を検討し前述した問題点を解決せんと
した。
排気時期制御装置を検討し前述した問題点を解決せんと
した。
すなわち、該排気時期制御装置は、2サイクルエンジン
lの排気通路2の開口2a上部に、該開口2a上部の開
閉をなす1組の排気時期制御弁3を同軸状にかつ摺動可
能に配設し、各排気時期制御弁(以下単に制御弁と略す
)3に、排気通路2を閉塞した状態においてシリンダ4
の内面4aとほぼ連続する制御面5を形成するとともに
、該制御面5とエンジンlの他の部位との接触を防止し
つつ制御弁3の開閉移動をなす駆動機構6を設け、該駆
動機構6は、制御弁3にピン結合された作動レバー7を
存する1組の出力軸8と、両出力軸8をウオームギヤ9
を介して連動可能な状態に接続する駆動軸lOと、該駆
動軸IOにウオームギヤ11を介して接続されたアクチ
ュエータ12とによって構成したものである。
lの排気通路2の開口2a上部に、該開口2a上部の開
閉をなす1組の排気時期制御弁3を同軸状にかつ摺動可
能に配設し、各排気時期制御弁(以下単に制御弁と略す
)3に、排気通路2を閉塞した状態においてシリンダ4
の内面4aとほぼ連続する制御面5を形成するとともに
、該制御面5とエンジンlの他の部位との接触を防止し
つつ制御弁3の開閉移動をなす駆動機構6を設け、該駆
動機構6は、制御弁3にピン結合された作動レバー7を
存する1組の出力軸8と、両出力軸8をウオームギヤ9
を介して連動可能な状態に接続する駆動軸lOと、該駆
動軸IOにウオームギヤ11を介して接続されたアクチ
ュエータ12とによって構成したものである。
そして該排気時期制御装置は、アクチュエータ12を駆
動して、前記両制御弁3を連動状態で相互に接近させて
、閉方向すなわち第1図の矢印(イ)方向へ移動させる
ことにより、第2図にり、で示す位置まで排気通路2の
開口2aの上端縁を下げ、また、両制御弁3を離反させ
て開方向すなわち第1図の矢印(ロ)方向へ移動させる
ことにより第2図にし、で示す位置まで排気通路2の開
口2aの上端縁を上げて排気時期の制御を行ない、一方
、このような制御弁3の開閉動作に際して、両制御弁3
をエンジンlに対して平行移動させることにより、その
制御面5をエンジン(の他の部位に対し非接触状態に維
持して、該制御面5に付着したカーボン等が制御弁3と
エンジンlの壁との間に噛み込まれてしまうことを防止
するようにしたものである。
動して、前記両制御弁3を連動状態で相互に接近させて
、閉方向すなわち第1図の矢印(イ)方向へ移動させる
ことにより、第2図にり、で示す位置まで排気通路2の
開口2aの上端縁を下げ、また、両制御弁3を離反させ
て開方向すなわち第1図の矢印(ロ)方向へ移動させる
ことにより第2図にし、で示す位置まで排気通路2の開
口2aの上端縁を上げて排気時期の制御を行ない、一方
、このような制御弁3の開閉動作に際して、両制御弁3
をエンジンlに対して平行移動させることにより、その
制御面5をエンジン(の他の部位に対し非接触状態に維
持して、該制御面5に付着したカーボン等が制御弁3と
エンジンlの壁との間に噛み込まれてしまうことを防止
するようにしたものである。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明は前述した本願出願人にかかる検討構造において
残されている、次のような改善すべき問題点を解消し、
さらに信頼性を向上させんとするものである。
残されている、次のような改善すべき問題点を解消し、
さらに信頼性を向上させんとするものである。
すなわち、前記両制御弁3を開閉移動させるために、シ
リンダ4の両側に出力軸8を有する駆動機構6を用いる
と、該駆動機構6によりエンジンIの幅寸法が大きくな
りがちであるといった点であり、特に、2サイクルエン
ジンでは、第1図および第3図に示すように、排気通路
2に連設されているエキスパンションチャンバ13をシ
リンダ4の側部に配設することがあり、このような場合
には前記エキスパンションチャンバI3をさらにエンジ
ンlの外方へ位置させざるを得なくなるために、車両B
の幅寸法をコンパクトにする面において、その対策を講
じることが有効である点である。
リンダ4の両側に出力軸8を有する駆動機構6を用いる
と、該駆動機構6によりエンジンIの幅寸法が大きくな
りがちであるといった点であり、特に、2サイクルエン
ジンでは、第1図および第3図に示すように、排気通路
2に連設されているエキスパンションチャンバ13をシ
リンダ4の側部に配設することがあり、このような場合
には前記エキスパンションチャンバI3をさらにエンジ
ンlの外方へ位置させざるを得なくなるために、車両B
の幅寸法をコンパクトにする面において、その対策を講
じることが有効である点である。
「問題点を解決するための手段」
本発明は前述した改良点を有効に具体化した2サイクル
エンジンの排気時期制御装置を提供せんとするもので、
該排気時期制御装置は、特に、排気通路のシリンダへの
開口近傍に配設されて該開口の上部を開閉する排気時期
制御弁と、該排気時期制御弁に連設されてその開閉駆動
をなす駆動機構とを備え、かつ、前記駆動機構は、シリ
ンダを挾んで該シリンダの側部に配設されたエキスパン
ションチャンバと反対側に配設されていることを特徴と
する。
エンジンの排気時期制御装置を提供せんとするもので、
該排気時期制御装置は、特に、排気通路のシリンダへの
開口近傍に配設されて該開口の上部を開閉する排気時期
制御弁と、該排気時期制御弁に連設されてその開閉駆動
をなす駆動機構とを備え、かつ、前記駆動機構は、シリ
ンダを挾んで該シリンダの側部に配設されたエキスパン
ションチャンバと反対側に配設されていることを特徴と
する。
「作用 」
本発明は、前述した構成とすることによって、制御装置
とエキスパンションチャンバとの重畳を回避して、該エ
キスパンションチャンバを極力シリンダに接近させるも
のである。
とエキスパンションチャンバとの重畳を回避して、該エ
キスパンションチャンバを極力シリンダに接近させるも
のである。
「実施例」
以下、本発明の好適な一実施例について第4図に基づき
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第4図中、符号14は本実施例が適用された2サイクル
エンジンを示すもので、シリンダ15と、該シリンダ1
5の側部に一体に設けられ、かつ、シリンダ15の内面
15aに開口16aを有する排気通路16を形成する排
気管17と、該排気管17の下流側に接続されていると
ともに前記シリンダ15の一側部に配設されたエキスパ
ンションチャンバ18とを備え、該排気管17と前記シ
リンダ15との接続部に本実施例に係わる排気時期制御
装置が設けられている。
エンジンを示すもので、シリンダ15と、該シリンダ1
5の側部に一体に設けられ、かつ、シリンダ15の内面
15aに開口16aを有する排気通路16を形成する排
気管17と、該排気管17の下流側に接続されていると
ともに前記シリンダ15の一側部に配設されたエキスパ
ンションチャンバ18とを備え、該排気管17と前記シ
リンダ15との接続部に本実施例に係わる排気時期制御
装置が設けられている。
該排気時期制御装置は、シリンダ15の壁を摺動可能に
貫通しかつ前記開口16aの上部に突出する制御弁19
と、該制御弁19に連設された駆動機構20とから構成
されている。
貫通しかつ前記開口16aの上部に突出する制御弁19
と、該制御弁19に連設された駆動機構20とから構成
されている。
次いでこれらの詳細について説明すれば、前記制御弁1
9は、断面が長方形の直方体状に形成された単一の制御
弁であって、前記排気通路■6に対して傾斜した状態で
シリンダ15に形成された長方形状の貫通孔21内に摺
動自在に嵌合されている。そして該制御弁19は、その
一端部が排気通路16内でその開口16aの上部に突出
し得るようになされているとともに、他端部が前記シリ
ンダ15の側部で前記エキスパンションチャンバ18と
反対側に突出されている。さらに該制御弁19は、前記
開口16aの上部を閉塞する閉位置にある状態において
前記シリンダ15の内部に対向する面が、シリンダ15
の内径と同一あるいは若干大きい曲率に切削することに
よって形成した円弧面状の制御面19aとなされており
、該制御面19aは、制御弁■9が閉位置にある時に、
前記開口16a上部の全面を覆いかつ前記シリンダ15
の内面15aにほぼ連続した状態となされる。
9は、断面が長方形の直方体状に形成された単一の制御
弁であって、前記排気通路■6に対して傾斜した状態で
シリンダ15に形成された長方形状の貫通孔21内に摺
動自在に嵌合されている。そして該制御弁19は、その
一端部が排気通路16内でその開口16aの上部に突出
し得るようになされているとともに、他端部が前記シリ
ンダ15の側部で前記エキスパンションチャンバ18と
反対側に突出されている。さらに該制御弁19は、前記
開口16aの上部を閉塞する閉位置にある状態において
前記シリンダ15の内部に対向する面が、シリンダ15
の内径と同一あるいは若干大きい曲率に切削することに
よって形成した円弧面状の制御面19aとなされており
、該制御面19aは、制御弁■9が閉位置にある時に、
前記開口16a上部の全面を覆いかつ前記シリンダ15
の内面15aにほぼ連続した状態となされる。
ここで、前述したように制御弁19の断面を長方形状と
するのは、該制御弁19が閉位置にある時に制御面19
aの下端縁が排気通路16の開口16aの上端縁と平行
となるようにする必要があるが、制御面19aをシリン
ダ15の内面形状に沿わせて円弧面とする場合、前述し
た平行度を維持するための手段として、制御面19aの
上下面を平行にすることが好適だからである。
するのは、該制御弁19が閉位置にある時に制御面19
aの下端縁が排気通路16の開口16aの上端縁と平行
となるようにする必要があるが、制御面19aをシリン
ダ15の内面形状に沿わせて円弧面とする場合、前述し
た平行度を維持するための手段として、制御面19aの
上下面を平行にすることが好適だからである。
前記駆動機構20は、前記制御弁19の他端部に一端部
がピン結合された揺動アーム22と、該揺動アーム22
の揺動中心に接続されたアクチュエータ23とから成り
、該アクチュエータ23は、例えばサーボモータが用い
られ、前記エンジン14あるいは車体B等におけるシリ
ンダ15の近傍に取り付けられる。
がピン結合された揺動アーム22と、該揺動アーム22
の揺動中心に接続されたアクチュエータ23とから成り
、該アクチュエータ23は、例えばサーボモータが用い
られ、前記エンジン14あるいは車体B等におけるシリ
ンダ15の近傍に取り付けられる。
しかして、このように構成された本実施例の2サイクル
エンジン14の排気時期制御装置は、制御弁19を排気
通路16に対して傾斜して配設し、その他端部をエンジ
ン14の側部でエキスパンションチャンバ18が設けら
れた側と反対側に突出させ、かつ、その他端部に駆動機
構2Gを接続したから、制御装置とエキスパンションチ
ャンバ18との重畳をなくシ、シリンダ15とエキスパ
ンションチャンバ18との間を、第4図に鎖線で示すよ
うに、第1図に示す構造におけるシリンダ4とエキスパ
ンションチャンバ13との間隔に比して距離り分狭めて
、エンジン14ひいては車両Bの幅寸法の拡大を抑える
ことができる。
エンジン14の排気時期制御装置は、制御弁19を排気
通路16に対して傾斜して配設し、その他端部をエンジ
ン14の側部でエキスパンションチャンバ18が設けら
れた側と反対側に突出させ、かつ、その他端部に駆動機
構2Gを接続したから、制御装置とエキスパンションチ
ャンバ18との重畳をなくシ、シリンダ15とエキスパ
ンションチャンバ18との間を、第4図に鎖線で示すよ
うに、第1図に示す構造におけるシリンダ4とエキスパ
ンションチャンバ13との間隔に比して距離り分狭めて
、エンジン14ひいては車両Bの幅寸法の拡大を抑える
ことができる。
一方、低速回転時においては制御弁19を閉位置にセッ
トすることにより、その制御面19aで排気通路16の
開口16aの上部を閉塞し、また、エンジン14の回転
が設定回転数まで上昇した際には、その回転数を適宜の
検出手段によって検出して、該検出信号に基づきアクチ
ュエータ23を駆動することにより、揺動アーム22を
介して制御弁19を排気通路16から離反する方向に移
動させて排気通路【6の開口16aの上部を開放し、第
1図の構造例と同様に排気時期の制御を行なわせること
ができる。
トすることにより、その制御面19aで排気通路16の
開口16aの上部を閉塞し、また、エンジン14の回転
が設定回転数まで上昇した際には、その回転数を適宜の
検出手段によって検出して、該検出信号に基づきアクチ
ュエータ23を駆動することにより、揺動アーム22を
介して制御弁19を排気通路16から離反する方向に移
動させて排気通路【6の開口16aの上部を開放し、第
1図の構造例と同様に排気時期の制御を行なわせること
ができる。
このような排気時期の制御により、エンジン14の出力
特性を低速回転域から高回転域に亙る広い回転域で良好
なものとすることができる。
特性を低速回転域から高回転域に亙る広い回転域で良好
なものとすることができる。
そして、前述したような制御弁19の開閉動作に際し、
該制御弁19と貫通孔21とを非真円形状で嵌合させて
その長さ方向に沿う動き以外の動きを拘束したから、制
御面19aを平行に移動させることができ、これによっ
て前記制御面19aとエンジン14(シリンダ15)等
の他の部位との接触を防止することができる。したがっ
て、制御面19aへのカーボン等の付着に起因して制御
弁19の移動の円滑性が損なわれることを抑制すること
ができる。
該制御弁19と貫通孔21とを非真円形状で嵌合させて
その長さ方向に沿う動き以外の動きを拘束したから、制
御面19aを平行に移動させることができ、これによっ
て前記制御面19aとエンジン14(シリンダ15)等
の他の部位との接触を防止することができる。したがっ
て、制御面19aへのカーボン等の付着に起因して制御
弁19の移動の円滑性が損なわれることを抑制すること
ができる。
なお、前記実施例において示した各構成部材の諸形状、
寸法あるいは駆動方法等は一例であって、設計要求等に
基づき種々変更可能である。例えば、前記制御弁19は
その長さ方向に沿って移動させる例について説明したが
、シリンダ15と排気管17との接続部近傍で開口16
aのシリンダ15の周方向の側部に回動中心を有する作
動レバーによって、ピストンの移動方向と直交する面内
で移動させるようにしてもよい。また、制御弁19とア
クチュエータ23との間に揺動アーム22を介在させた
例について示したが、アクチュエータ23を制御弁に直
接接続するようにしてもよいものである。
寸法あるいは駆動方法等は一例であって、設計要求等に
基づき種々変更可能である。例えば、前記制御弁19は
その長さ方向に沿って移動させる例について説明したが
、シリンダ15と排気管17との接続部近傍で開口16
aのシリンダ15の周方向の側部に回動中心を有する作
動レバーによって、ピストンの移動方向と直交する面内
で移動させるようにしてもよい。また、制御弁19とア
クチュエータ23との間に揺動アーム22を介在させた
例について示したが、アクチュエータ23を制御弁に直
接接続するようにしてもよいものである。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明に係わる2サイクルエンジ
ンの排気時期制御装置は、排気通路のシリンダへの開口
近傍に配設されて該開口の上部を開閉する排気時期制御
弁と、該排気時期制御弁に連設されてその開閉駆動をな
す駆動機構とを備え、かつ、前記駆動機構は、シリンダ
を挾んで該シリンダの側部に配設されたエキスパンショ
ンチャンバと反対側に配設されているものであるから、
制御弁の駆動をシリンダの一側部で行ない、制御装置と
エキスパンションチャンバとの重畳をなくすとともに、
シリンダとエキスパンションチャンバとの間の介在物を
なくして両者の間隔を極力狭め、エンジンひいては車両
の幅寸法の拡大を抑えることができる等優れた効果を奏
する。
ンの排気時期制御装置は、排気通路のシリンダへの開口
近傍に配設されて該開口の上部を開閉する排気時期制御
弁と、該排気時期制御弁に連設されてその開閉駆動をな
す駆動機構とを備え、かつ、前記駆動機構は、シリンダ
を挾んで該シリンダの側部に配設されたエキスパンショ
ンチャンバと反対側に配設されているものであるから、
制御弁の駆動をシリンダの一側部で行ない、制御装置と
エキスパンションチャンバとの重畳をなくすとともに、
シリンダとエキスパンションチャンバとの間の介在物を
なくして両者の間隔を極力狭め、エンジンひいては車両
の幅寸法の拡大を抑えることができる等優れた効果を奏
する。
第1図および第2図は2サイクルエンジンの排気時期制
御装置の一構造例を示すもので、第1図は要部を断面し
た平面図、第2図は第1図のn−■線に沿う矢視断面図
、第3図はエキスパンションチャンバを有する2サイク
ルエンジンが搭載された二輪車の一部を示す斜視図、第
4図は本発明の一実施例が適用された2サイクルエンジ
ンの要部を示す第1図と同様の図である。 14・・・エンジン、15・・・シリンダ、16・・・
排気通路、16a ・・・開口、18・・・エキスパン
ションチャンバ、19・・・制御弁、19a ・・・制
御面、20・・・駆動機構、22・・・揺動アーム、2
3・・・アクチュエータ。 第2図
御装置の一構造例を示すもので、第1図は要部を断面し
た平面図、第2図は第1図のn−■線に沿う矢視断面図
、第3図はエキスパンションチャンバを有する2サイク
ルエンジンが搭載された二輪車の一部を示す斜視図、第
4図は本発明の一実施例が適用された2サイクルエンジ
ンの要部を示す第1図と同様の図である。 14・・・エンジン、15・・・シリンダ、16・・・
排気通路、16a ・・・開口、18・・・エキスパン
ションチャンバ、19・・・制御弁、19a ・・・制
御面、20・・・駆動機構、22・・・揺動アーム、2
3・・・アクチュエータ。 第2図
Claims (1)
- エンジンの排気通路の下流側に連続するエキスパンシヨ
ンチヤンバをシリンダの一側部に配設した2サイクルエ
ンジンに用いられる排気時期制御装置であつて、前記排
気通路のシリンダへの開口近傍に配設されて該開口の上
部を開閉する排気時期制御弁と、該排気時期制御弁に連
設されてその開閉駆動をなす駆動機構とを備え、かつ、
前記駆動機構は、シリンダを挾んでエキスパンシヨンチ
ヤンバと反対側に配設されていることを特徴とする2サ
イクルエンジンの排気時期制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60003720A JPS61164032A (ja) | 1985-01-12 | 1985-01-12 | 2サイクルエンジンの排気時期制御装置 |
EP85306064A EP0174149B1 (en) | 1984-08-28 | 1985-08-27 | Two-stroke engine with variable port timing |
DE8585306064T DE3564982D1 (en) | 1984-08-28 | 1985-08-27 | Two-stroke engine with variable port timing |
US06/770,056 US4706617A (en) | 1984-08-28 | 1985-08-27 | Two-cycle engine |
AU46838/85A AU581019B2 (en) | 1984-08-28 | 1985-08-28 | Two-cycle engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60003720A JPS61164032A (ja) | 1985-01-12 | 1985-01-12 | 2サイクルエンジンの排気時期制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61164032A true JPS61164032A (ja) | 1986-07-24 |
Family
ID=11565135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60003720A Pending JPS61164032A (ja) | 1984-08-28 | 1985-01-12 | 2サイクルエンジンの排気時期制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61164032A (ja) |
-
1985
- 1985-01-12 JP JP60003720A patent/JPS61164032A/ja active Pending
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