JPS6116194Y2 - - Google Patents

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JPS6116194Y2
JPS6116194Y2 JP8960881U JP8960881U JPS6116194Y2 JP S6116194 Y2 JPS6116194 Y2 JP S6116194Y2 JP 8960881 U JP8960881 U JP 8960881U JP 8960881 U JP8960881 U JP 8960881U JP S6116194 Y2 JPS6116194 Y2 JP S6116194Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rail
wheels
guide wheel
pin
ground
Prior art date
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Expired
Application number
JP8960881U
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English (en)
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JPS57202372U (ja
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Priority to JP8960881U priority Critical patent/JPS6116194Y2/ja
Publication of JPS57202372U publication Critical patent/JPS57202372U/ja
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  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は少なくとも4個の車輪を具備した車
体の先端に、レール上を転動する案内軸を昇降自
在に支持し、必要に応じて案内輪をレール上を転
動させ、もしくはレールから離隔して地面上を少
くとも4個の車輪で走行可能とした案内輪付走行
車輌に係るものである。
従来、菜園、造林地、果樹園等での薬剤散布に
際し、楕円状、「8」の字状、円形状もしくは直
線状に敷設されたレール上を転動する案内輪を前
方に装着した走行車輌たとえば無人走行散布機に
あつては、薬剤散布中途での薬剤散布方向の切
換、自動的な停止・発進等の諸動作が予め規定さ
れた順序に追随可能なため、案内輪によるレール
上での先導が好適であるが、薬剤散布の作業終了
後、他の散布地域への移動、もしくは格納庫への
収納等に際してはレールの敷設は不要であり、通
常の地面上を走行可能な車輪で事足り、しかも案
内輪を地面から離隔・保持しておく方が、案内輪
自体の損傷を、防ぐと共に、無駄な走行低抗を伴
わせない等の好ましい条件下で無人走行散布機を
走行させることができる。そこでこの考案は、少
くとも4個の車輪を具備した車体に対し、案内輪
を必要に応じてレール上を転動させ、もしくは地
面上から離隔・保持させ得る案内輪付走行車輌を
提供しようとするもので、一対の従動輪を含む少
くとも4個の車輪を具えた車体の前方にハンドル
を回動自在に装着し、該ハンドルにレール上を転
動する案内輪を回動自在に支持する一方、このハ
ンドルと一対的な制止片を車体に対し、ノツクピ
ンの挿脱により保持もしくは自由状態とすること
で案内輪をレールから離隔・保持させるか、もし
くはレール上に載置可能とすることで、前記案内
輪のレール上での載置に際し、従動輪を地面から
浮上・保持するようにしたものである。
以下図面についてこの考案の一実施例を述べる
に、地面gより上面が突出・敷設されたレール1
上を転動する断面V字形もしくはU字形の溝dを
有する案内輪2を、倒U字形の保持体3に横架し
た支軸4に回転自在に支持し、また車体Bの前方
(第1図,第2図において右側を前方、左側を後
方とする。)下面に、一対の突起体5,5を一体
的に垂下し、これら突起体5,5に回動自在に横
架された腕片6の一端にハンドル7の前端を固定
する一方、この腕片6と一体的な制止片8の適所
にピン孔iを穿設すると共に、前記腕片6に、保
持体3上面に固定・直立したピンPを貫通・遊合
し、案内輪2を自由に方向変換可能とした、所謂
自在輪としてある。また車体Bの前方下側には挿
入孔hを穿設し、案内輪2を第1図にみるように
レール1から離隔・保持するとき、前記ピン孔i
と挿入孔hとの両者にノツクピン9を挿通可能と
してある。なお、この車輌を無人走行防除機とし
て利用するときには、車体に、発動機、ポンプ、
送風機、噴無器、無人用の停止機、および発進
機、薬液噴出方向変換機等の機器類を搭載する
が、これらの機器ならびにその作動についてはこ
の考案の趣旨とは特に関連性が密でないので省略
してある。図中10は駆動輪、11は従動輪、1
2は抜け止めナツトである。
この考案は前述のような構成であるから、レー
ル1のない道路や畑等を走行する際には、第1図
にみるようにハンドル7を水平状に設定するとき
は、腕片6の回動で、之に挿通したピンPも共に
前方に回動し案内輪2も地面gから離隔する。し
かしてこの状態において制止片8のピン孔iと車
体Bの挿入孔hとの双方にノツクピン9を挿通す
れば、制止片8は車体B側に定置されるので、制
止片8と一体的に腕片6および之に支持された保
持体3、案内輪2も地面gから離隔した状態下で
保持されるので、通常一般の自動車と全く同様
に、駆動輪10および従動輪11を以て走行可能
となる。また必要に応じ、たとえば所定地域での
薬剤散布に際しては、ノツクピン9をピン孔i挿
入孔hから抜きとつた後、前記ハンドル7を第2
図にみるように直立状に設定するとき、腕片6を
介し保持前3、案内輪2は共に下降し、案内輪2
の溝dレール1に嵌合し、レール1上を案内輪2
が転動可能となり、従動輪11は地面gから離
れ、駆動輪10だけが地面上を走行することにな
り、三輪車の形態となされた走行車輌となり、レ
ール1により規定コースを走行する薬剤散布車と
して利用できることになる。
この考案によれば、地面上を走行するときは、
ハンドルの水平位置での案内輪を地面から離隔し
た状態を保持可納なため、通常の走行車輌のよう
に駆動輪、従動輪の全てが地面を転動可能であ
り、また走行車輌をレールに沿つて規定の経路を
走行させるときは、ハンドルの直立位置での設定
で、案内輪をレール上に載置することで規定コー
スにおける作業たとえば菜園、造林地、果樹園等
での薬剤散布を三輪車形式の走行車輌により行な
い得る。しかして案内輪がレール上に載置された
際には、この案内輪がレール上に浮上・保持され
た従動輪の役目を果たすことになり、車輌の走行
に支障を招来しないし、また案内輪は、地面より
上面が突出さるレール上を転動するため、レール
の側面による抵坑が小さいので、走行用の動力を
低減可能であり、またレールは、その上面が地面
より突出させてあるので、塵埃、土砂等の挾雑物
や水等がレールに堆積・混入したり、もしくは腐
食したりする懸念がなく、さらに案内輪は断面が
UもしくはV字形の溝を介してレール上を転動す
るのと相伴つてレールとの嵌合度合が常に一定
し、安定した状態のものとで走行可能である。よ
つて必要に応じて走行車輌における走行形態をハ
ンドルの設定位置と車体の挿入孔と制止片のピン
孔とに亘りノツクピンを挿入もしくは離脱させる
ことで容易に変更可能で利用者によつてはその取
扱いが簡便であり、また、案内輪を回動自在に支
持した保持体上面に固定・直立したピンを腕片に
貫通・遊合させてあるので、ハンドル操作で案内
輪の昇降を容易になし得る上に、案内輪は腕片に
対し自由に方向変換ができる、所謂自在輪なため
外力による振動・衝撃等に対しても破損の惧れも
ないと共に、円滑な走行が可能であり、なお、全
体としての構造も徒らに複雑化することもないた
め、堅牢・安価に製作可能にして広く一般需要家
に供給し得る等の実益を有すものである。
以上は走行車輌の車輪が4個の場合について述
べたが、之に限らず、6個の車輪を具えた走行車
輌についても適用可能であり、またレールは1本
でなく2本を使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る一実施例にして、第1図
は案内輪が地面より離隔したときの正面図、第2
図は案内輪がレール上にあるときの正面図、第3
図は第2図の−線における一部切欠した要部
拡大断面図である。 1……レール、2……案内輪、3……保持体、
4……支軸、5……突起体、6……腕片、7……
ハンドル、8……制止片、9……ノツクピン、1
0……駆動輪、11……従動輪、B……車体、P
……ピン、h……挿入孔、i……ピン孔、d……
溝、g……地面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の従動輪を含む少くとも4個の車輪を具
    え、かつ前方下側に挿入孔を穿設した車体の前
    方下面に、一対の突起体を対向・垂下し、これ
    ら突起体に回動自在に横架された腕片の一端
    に、ハンドルの前端を固定する一方、この腕片
    と一体的な制止片の適所にピン孔を穿設し、該
    ピン孔と前記挿入孔とに亘りノツクピンを挿脱
    自在に臨ませると共に、地面より上面が突出せ
    るレール上を転動し、断面がVもしくはU字形
    の溝を有する案内輪を回動自在に支持した倒U
    字形の保持体上面に固定・直立せるピンを、前
    記腕片に貫通・遊合させ、前記案内輪のレール
    上での載置に際し、従動輪を地面から浮上・保
    持するようにした案内輪付走行車輪。 (2) ハンドルの直立時において案内輪をレール上
    に載置可能とした実用新案登録の請求の範囲第
    1項記載の案内輪付走行車輪。
JP8960881U 1981-06-19 1981-06-19 Expired JPS6116194Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8960881U JPS6116194Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8960881U JPS6116194Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57202372U JPS57202372U (ja) 1982-12-23
JPS6116194Y2 true JPS6116194Y2 (ja) 1986-05-19

Family

ID=29884752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8960881U Expired JPS6116194Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6116194Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231838A (ja) * 2010-06-10 2015-12-24 ヤマハ発動機株式会社 荷物運搬用台車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231838A (ja) * 2010-06-10 2015-12-24 ヤマハ発動機株式会社 荷物運搬用台車

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57202372U (ja) 1982-12-23

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