JPS6116193Y2 - - Google Patents

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JPS6116193Y2
JPS6116193Y2 JP5649981U JP5649981U JPS6116193Y2 JP S6116193 Y2 JPS6116193 Y2 JP S6116193Y2 JP 5649981 U JP5649981 U JP 5649981U JP 5649981 U JP5649981 U JP 5649981U JP S6116193 Y2 JPS6116193 Y2 JP S6116193Y2
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JP
Japan
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trolley
pusher
running
rail
running rail
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JP5649981U
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JPS57169719U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は台車より長い物品を台車に搭載して搬
送するに好適で且つ後続台車との追突を防止して
台車の貯溜を可能にし、更に台車を所定経路に沿
つて確実に誘導できる台車コンベヤに関する。
従来、長尺物搬送用台車コンベヤとしては特公
昭47−38391号公報、特公昭53−15272号公報なら
びに特公昭53−15273号公報に記載されたものが
ある。
前記特公昭47−38391号公報のものは、曳引バ
ー40によつて相互に結合された複数のトロリー
(実施例では4個)が曳引トロリーユニツトとし
て構成され、台車10に搭載される長尺搬送物の
長さに応じてトロリー数を増結するか又は曳引バ
ーの長さを選択することにより曳引トロリーユニ
ツトの全長を搬送物の長さより僅かに大きくし
て、彎曲搬送経路上においても後続台車が先行停
止台車に追突することなく停止して貯溜すること
を可能にし、且つ曳引トロリーユニツトのみを台
車より切離して曳引トロリーユニツト貯溜経路へ
引き入れることを可能にするものである。
したがつて、複数のトロリーを曳引バーで相互
に連結された曳引トロリーユニツトの全長は、長
尺搬送物の長さの変化に応じてトロリー数の増結
又は長短の長さを有する種々の曳引バーを選択し
て取付けることにより調節しなければならないと
いう欠点があり、また長尺搬送物よりも長い曳引
トロリーユニツトを貯溜する際の貯溜経路の長大
化は避け得られないし、また間隔杆が台車のトロ
リーレールとチエーンのキヤリヤレールとの間に
設けられているのでトロリーレールとキヤリヤレ
ールとの間の間隔を大にしなければならないとい
う欠点を有している。
次に前記特公昭53−15272号公報並びに特公昭
53−15273号公報記載のものは、台車の前方に位
置する先頭トロリー14および台車の後方に位置
する最後部トロリー15はいづれも間隔杆12を
介して自在継手で台車7に直結しており、先頭ト
ロリー14および最後部トロリー15のみがレー
ル3内に走行案内されているので、台車の走行を
誘導案内するレール4がなければ台車の方向規制
をすることができない、特に屈曲経路走行時にお
いては台車が遠心力によつて所定の経路軌跡を外
れて了い、先頭トロリー14と最後部トロリー1
5との間隔が短縮して追突防止機能を果して得な
くなるおそれがあり、また台車の走行を案内する
ため車輪にフランジを設けるとか又はレールをチ
ヤンネル状にする場合には台車の走路切換え位置
に設けるスイツチレール部においてフランジ又は
チヤンネルの案内部分が邪魔になり、更には台車
をトロリーより外して走行経路外へ引き出す場合
には連結ピンを外して間隔杆12を取り外さねば
ならない不便があり、また台車曳引中は間隔杆が
台車走行床面より上方に突出しているので、走行
中に作業者が該間隔杆につまずいて転倒したり、
或は床面上の搬送物が衝突して台車が走行下能に
なる等の事故の原因になつている。
本考案は上記従来のものの欠点を除去したもの
で、以下図面について説明すると、 長尺物搬送台車1の四隅には夫々自在車輪Wが
取付けられ、前部両側の自在車輪間および後部両
側の自在車輪間には前部トロリーおよび後部トロ
リーに係合するコ字状の係合部材2,2′が垂設
され、該係合部材2,2′の下辺にはガイドロー
ラ3,3′が前後方向にのみ起倒可能に取付けら
れている。
台車1の走行床面F内にコ字状レールの開口を
対して形成したトロリー走行レールR上には、前
記係合部材2が挿入される凹部を形成した前部ト
ロリー4と該トロリー4に自在継手を介して間隔
杆5でその後端を連結した先頭トロリー6とで構
成した前側トロリーユニツトと、前記係合部材
2′が挿入される凹部を形成した後部トロリー7
と該トロリー7に自在継手を介して間隔杆5′で
連結した最後部トロリー8とで構成した後側トロ
リーユニツトと、が走行案内され、前記間隔杆
5,5′はいづれもトロリー走行レールR内に収
納され、該間隔杆長い場合には途中に自在継手を
介装し、曲線経路上でのトロリー走行を容易にし
ている。そして前記ガイドローラ3,3′は前記
走行レールRの対向上縁間に位置し、該上縁に当
接して台車1を走行レールRに沿つて誘導する。
走行レールRの前記上縁は台車の床面Fと同一面
内にある。
トロリー走行レールRの下方には駆動チエーン
Cが張設され、該チエーンCには公知のプツシヤ
Pを有するキヤリヤ9が取付けられており、先頭
台車コンベヤ6にはプツシヤPに係合するプツシ
ヤプレート10が垂設され、最後部トロリー8に
はプツシヤPを押下せしめてプツシヤプレートと
の係合を解除させるプツシヤ押え具11が垂設さ
れている。
また、台車が塗装ラインのように塗料、その他
の塵埃が発生する経路においては、塗料、その他
の塵埃等が走行レールR、キヤリヤ9および駆動
チエーンC等に侵入し附着しないようにコ字状係
合部材の縦辺の移動経路を密封する弾性片Eを先
端に取付けた所望長さの覆板12を台車走行床面
Fに立設することによつてトロリー、キヤリヤお
よびチエーンの移動を円滑にし、プツシヤの起倒
動作を確実にする。
そこで、原動機によつて駆動されるチエーンC
はプツシヤPによつて先頭トロリー6を牽引して
長尺搬送物Aを搭載した台車1をトロリー走行レ
ールRに沿つて搬送する際に、前部トロリー4お
よび後部トロリー7は夫々コ字状係合部材2,
2′の下辺に係合して台車1を牽引し、ガイドロ
ーラ3,3′はトロリー走行レールRの対向上縁
に当接して台車1の左右の振れを規制するから、
既述の特公昭53−15272号公報および特公昭53−
15273号記載のものに比し台車の走行床面F上に
U字状軌条を敷設したり或はI字状軌条に案内さ
れるフランジを車輪に設けたりして台車自体の移
動経路を規制する必要はなく、したがつて台車の
車輪は床面上を自由に走行しうる踏面を有する自
在車輪を取付けても、彎曲搬送経路等において台
車が搬送経路を外れるおそれは全くなく、トロリ
ー走行レールRに沿つて所定の搬送経路を移動す
ることができるものである。
また、台車の係合部材2,2′は単に前部トロ
リー4および後部トロリー7の凹部に離脱自在に
装入されているだけであるから、台車1と前側ト
ロリーユニツトおよび後側トロリーユニツトとの
装脱はきわめて簡単且つ容易であり、しかも前端
トロリーユニツトおよび後側トロリーユニツトは
台車の前端から前方の長さおよび台車の後端から
後方の長さを有しているのみであるから、トロリ
ーユニツトの長さを既述の特公昭47−38391号公
報記載のものに比し著しく短縮することができ
る。更にまたトロリーユニツトを台車から取外す
ことも既述の特公昭53−15272号公報および特公
昭53−15273号公報記載のものに比しきわめて簡
単容易である。
以上の説明から明らかなように、本考案は先頭
トロリーと前部トロリーからなる前側トロリーユ
ニツトを台車の前端部に垂設した係合部材に装脱
自在に装入し、また後部トロリーと最後部トロリ
ーからなる後側トロリーユニツトを台車の後端部
に垂設した係合部材に装脱自在に装入したから、
トロリーユニツトの長さが著しく短縮化されてト
ロリーユニツトのみの貯溜又は格納占有面積を大
巾に節減でき、また台車はその前方に2つのトロ
リーを、後方にも2つのトロリーを有するので、
トロリーによつて牽引搬送される台車は直線搬送
経路は勿論のこと、彎曲搬送経路においても所定
の搬送径路を外れることなく走行できるから、先
頭トロリーと最後部トロリーとの間隔が短縮され
ずに追突防止機能を損うことがなく、また台車の
走行方向を規制するために床面に台車の車輪を案
内する軌条を敷設するとか、車輪にフランジを突
設するとかの構成が全く不要である。したがつ
て、主搬送経路より分岐経路に台車を誘導する場
合においても床面上に何等台車自体を誘導するた
めの格別の構成を設ける必要はなく、またトロリ
ーユニツトを外した台車は床面上を自由に走行で
きるので任意の場所へ移動することができ、台車
を効率よく嫁働させることができるものである。
また、台車は前側および後側トロリーユニツトに
よつて横方向への振れを規制されているから、台
車が逆走しようとしても自在車輪が横向きに回動
して逆走を抑止することができる。
更にまた、前側トロリーユニツトおよび後側ト
ロリーユニツトの間隔杆5,5′はいづれもトロ
リー走行レールR内に収納されて移動し、該レー
ル外に突出しないから、作業者が間隔杆につまづ
いて転倒したり、床面上を移動する物体等が間隔
杆に衝突してトロリーの走行を不能にしたりする
おそれは全く解消できるばかりでなく、プツシヤ
プレートを有する先頭トロリーの後端に間隔杆の
一端が連結されているから、プツシヤプレートが
プツシヤに係合して台車を牽引する際に先頭トロ
リーに時計方向の回転トルクが作用せず、先頭ト
ロリーの先端がトロリー走行レールとプツシヤと
の係合が確実に保持され、且つ、走行レールRの
断面を対向したL形レールで構成しても先頭トロ
リーが走行レールRより離脱することがなく、
夫々のトロリーの補修、点検時には容易に走行レ
ールより取り外すことができるから、台車の牽引
駆動が確実に支障なく遂行され、安全、円滑なキ
ヤリヤの運行を確保できるものである。
また間隔杆の太さをコ字状トロリー走行レール
の対向間隔より細くしておくと、上下方向の曲線
経路上において間隔杆が前記対向隙間より外方へ
出る弦を形成するので、上下方向曲線経路上を支
障なく移動し、水平方向曲線経路上においては内
側のコ字状トロリー走行レールの巾を大にするこ
とによつて間隔杆がレール内面に衝接して走行不
能になることなく円滑に走行しうるものである。
そして、前側トロリーユニツト及び後側トロリ
ーユニツトが走行するトロリー走行レールは、台
車の走行床面内に設けられているので、台車の搬
送経路に分岐又は合流経路が設けられていても、
台車の車輪は該分岐又は合流トロリー走行レール
によつて床面上での経路変更を阻止されることな
く、円滑に該分岐・又は合流のトロリー走行レー
ル上を通過することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は台車と
トロリーユニツトとの係合関係を示す正面図、第
2図は第1図の側面図、第3図は第1図の平面
図、第4図はトロリーユニツトの一部を省略した
プツシヤの他の実施例による正面図である。 1……台車、2……前部係合部材、2′……後
部係合部材、4……前部トロリー、5,5′……
間隔杆、6……先頭トロリー、7……後部トロリ
ー、8……最後部トロリー、10……プツシヤプ
レート、11……プツシヤ押え具、C……駆動チ
エーン、P……プツシヤ、R……トロリー走行レ
ール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面内を走行する駆動チエーンのプツシヤに係
    合するプツシヤプレートを有する先頭トロリー
    と、該先頭トロリーの後端に自在継手を介してト
    ロリー走行レール内に収納された間隔杆で連結さ
    れ且つ長尺物搬送台車の前部に垂設した前部係合
    部材を離脱自在に嵌入した前部トロリーと、前記
    台車の後部に垂設した後部係合部材を離脱自在に
    装入した後部トロリーと、該後部トロリーに自在
    継手を介してトロリー走行レール内に収納された
    間隔杆で連結され且つ前記駆動チエーンのプツシ
    ヤを前記プツシヤプレートとの非係合位置まで押
    下するプツシヤ押え具を有する最後部トロリーと
    を有し、前記トロリー走行レールを前記台車の走
    行床面内に設けた台車コンベヤ。
JP5649981U 1981-04-21 1981-04-21 Expired JPS6116193Y2 (ja)

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JP5649981U JPS6116193Y2 (ja) 1981-04-21 1981-04-21

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JP5649981U JPS6116193Y2 (ja) 1981-04-21 1981-04-21

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JPS57169719U JPS57169719U (ja) 1982-10-26
JPS6116193Y2 true JPS6116193Y2 (ja) 1986-05-19

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