JPS6116174Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116174Y2 JPS6116174Y2 JP1981161356U JP16135681U JPS6116174Y2 JP S6116174 Y2 JPS6116174 Y2 JP S6116174Y2 JP 1981161356 U JP1981161356 U JP 1981161356U JP 16135681 U JP16135681 U JP 16135681U JP S6116174 Y2 JPS6116174 Y2 JP S6116174Y2
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- JP
- Japan
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- frame member
- support frame
- panel
- shaft
- arm
- Prior art date
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 25
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Table Equipment (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は車両の室内等に備え付けるコツ受け
に関する。
に関する。
従来車両の室内等に備え付けるコツプ受けは、
一本の輪状のワイヤで構成されており、この輪状
のワイヤにコツプを入れてこのコツプの側面を支
えるようにしたものを、垂直の格納位置から水平
の使用位置まで揺動可能に壁面に取付けたものが
普通であつた、これでは、コツプの上部を支持す
るのみであるから不安定で揺動しやすく、また下
から突き上げられた場合この輪状のコツプ受けか
ら抜け出るおそれがあり、特に紙コツプなどをこ
のコツプ受けに掛けていた場合には人にぶつかる
などして潰されやすい等の欠点があつた。この考
案の目的は使用及び格納の操作が簡単確実で人が
この考案のコツプ受けにぶつかつたりした場合に
もコツプが潰れることのない見栄の良いコツプ受
けを提供することにある。
一本の輪状のワイヤで構成されており、この輪状
のワイヤにコツプを入れてこのコツプの側面を支
えるようにしたものを、垂直の格納位置から水平
の使用位置まで揺動可能に壁面に取付けたものが
普通であつた、これでは、コツプの上部を支持す
るのみであるから不安定で揺動しやすく、また下
から突き上げられた場合この輪状のコツプ受けか
ら抜け出るおそれがあり、特に紙コツプなどをこ
のコツプ受けに掛けていた場合には人にぶつかる
などして潰されやすい等の欠点があつた。この考
案の目的は使用及び格納の操作が簡単確実で人が
この考案のコツプ受けにぶつかつたりした場合に
もコツプが潰れることのない見栄の良いコツプ受
けを提供することにある。
この考案の特徴ならびに作用効果は以下の実施
例の説明から明かになるであろう。
例の説明から明かになるであろう。
第1図、第2図及び第3図に示す第1の実施例
で、1はパネルで平板を半円筒状に弓曲させたも
ので連結部材としての機能をはたす、このパネル
1の両端下側部には橋渡すように底棒2を固定
し、第2図に示すようにこの上にコツプ3を載さ
られるようにする。このパネル1は、各一対の第
1腕部4,4と第2腕部5,5とに軸支され、連
結部材として機能し四節回転リンク機構を構成す
るよう基板6に取付けられる。
で、1はパネルで平板を半円筒状に弓曲させたも
ので連結部材としての機能をはたす、このパネル
1の両端下側部には橋渡すように底棒2を固定
し、第2図に示すようにこの上にコツプ3を載さ
られるようにする。このパネル1は、各一対の第
1腕部4,4と第2腕部5,5とに軸支され、連
結部材として機能し四節回転リンク機構を構成す
るよう基板6に取付けられる。
第1図に示すように、一対の第1腕部4,4は
半円弧状に曲つていて、パネル1の円弧に連らな
つて円周を構成するよう、パネル1の上端両側部
に一対の第1腕部4,4の各先端部を回動自由に
軸支し、一対の第1腕部4,4の各後端部を、基
板の箱体7の側面に沿うよう折曲げて、その一片
の第1腕部4に固着し、箱体を貫通して他片の第
1腕部4に固着する第1軸ピン8を中心として、
一対の第1腕部4,4が一体的に回動するように
基板の箱体7に軸着する。すなわち、一対の第1
腕部4,4とこれを一体的に固着する第1軸ピン
よつて第1支持枠部材17を構成する。
半円弧状に曲つていて、パネル1の円弧に連らな
つて円周を構成するよう、パネル1の上端両側部
に一対の第1腕部4,4の各先端部を回動自由に
軸支し、一対の第1腕部4,4の各後端部を、基
板の箱体7の側面に沿うよう折曲げて、その一片
の第1腕部4に固着し、箱体を貫通して他片の第
1腕部4に固着する第1軸ピン8を中心として、
一対の第1腕部4,4が一体的に回動するように
基板の箱体7に軸着する。すなわち、一対の第1
腕部4,4とこれを一体的に固着する第1軸ピン
よつて第1支持枠部材17を構成する。
また、一対の第2腕部5,5は、上記一対の第
1腕部4,4と同様に半円弧状に曲つていて、パ
ネル1の円弧に連らなつて円周を構成する支持枠
となるようパネル1の下端から少し上の部分に一
対の第2腕部5,5の各先端部を回動自在に軸支
し、一対の第2腕部5,5の各後端部を基板の箱
体7の側面に沿うよう折曲げ図示するように略L
字形に屈曲したその屈曲部を基板の箱体7の左右
側面で基板6の取付面近傍にあつて直線軸上に対
応する各支点ピン9,9で回動自由に軸着する。
さらに、一片の第2腕部5の略L字形に屈曲して
伸びる後端部には第2軸ピン10を固着し、この
第2軸ピン10を、基板の箱体7の左右の両側面
に円弧状に穿設した案内溝11を通して他片の下
リンク腕5の略L字形に屈曲した後端部の対応位
置に固着し、一対の第2腕部5,5が一体的に動
くようにするとともに、この第2軸ピン10が案
内溝11に案内されて直線軸上に対応する各支点
ピン9,9を中心として回動するようにする。す
なわち一対の第2腕部5,5とこれを一体的に固
着する第2軸ピンによつて第2支持枠部材24を
構成する。
1腕部4,4と同様に半円弧状に曲つていて、パ
ネル1の円弧に連らなつて円周を構成する支持枠
となるようパネル1の下端から少し上の部分に一
対の第2腕部5,5の各先端部を回動自在に軸支
し、一対の第2腕部5,5の各後端部を基板の箱
体7の側面に沿うよう折曲げ図示するように略L
字形に屈曲したその屈曲部を基板の箱体7の左右
側面で基板6の取付面近傍にあつて直線軸上に対
応する各支点ピン9,9で回動自由に軸着する。
さらに、一片の第2腕部5の略L字形に屈曲して
伸びる後端部には第2軸ピン10を固着し、この
第2軸ピン10を、基板の箱体7の左右の両側面
に円弧状に穿設した案内溝11を通して他片の下
リンク腕5の略L字形に屈曲した後端部の対応位
置に固着し、一対の第2腕部5,5が一体的に動
くようにするとともに、この第2軸ピン10が案
内溝11に案内されて直線軸上に対応する各支点
ピン9,9を中心として回動するようにする。す
なわち一対の第2腕部5,5とこれを一体的に固
着する第2軸ピンによつて第2支持枠部材24を
構成する。
このようにパネル1と基板6を第1支持枠部材
17と第2支持枠部材24とで平行リンク状に結
合した機構を構成する。この機構によつて、パネ
ル1を第2図に実線で示す水平位置である使用位
置から二点鎖線1aで示す垂直に位置する格納位
置に移動させるようにするものである。この際使
用及び格納の操作を簡単確実にするための保持機
構として、第3図に示すように基板の箱体7の内
部に引張りコイルバネ12を第1軸ピン8と第2
軸ピン10とに張架し、第2腕部5が第2図に実
線で示す使用位置にあるとき、引張コイルバネ1
2の中心線の延長が支点ピン9内側の基板6取付
面側である一点鎖線12aの位置にくるように
し、第2腕部5が格納位置5aにあるときには、
引張コイルバネ12の中心線の延長が支点ピン9
の外側の二点鎖線で示す位置12bにくるように
案内溝11を調節して構成する。このように保持
機構を構成することによつて、この考案のコツプ
受けの使用時には、引張りコイルバネ12の弾力
によつて第2腕部5が矢印A方向の回転モーメン
トを常に受けさしめ、多少の揺れ等によつてもコ
ツプ受けの使用位置が揺ぐことがないようにする
とともに、このコツプ受けを使用位置から格納位
置に移すときはパネル1を少し持ち上げて、引張
コイルバネ12の中心線の延長が支点ピン9の外
側に来るようにすれば引張コイルバネ12の弾力
により第2腕部5に矢印B方向の回転モーメント
が働き、あとは自動的にコツプ受けの格納位置に
移動するようになる。また、格納位置から使用位
置にするには上記操作とは逆にパネル1を引き下
げ引張コイルバネ12の中心線の延長が支点ピン
9の内側にくるようにすると引張コイルバネ12
の弾力により矢印A方向の回転モーメントが働い
て回動を開始し、引張コイルバネ12の中心線の
延長が支点ピンから離反する距離に比例して回転
モーメントの力が増加し、あとは自動的に格納位
置に移動する。なお、第2図に示すように、底棒
2はコツプ受けの格納時に基板の箱体7にぶつか
らないようパネル1の下側部の両端から内側に少
し入つた位置に取付けるものとする。また、この
考案に係るコツプ受けは、基板6(後述する第
3、第4、第5の実施例においては上皮基板25
及び底面基板27)の四偶角部附近に設けた穿孔
34にねじ等を通して、車両の室内等の所望の位
置に螺着して装備するものとする。
17と第2支持枠部材24とで平行リンク状に結
合した機構を構成する。この機構によつて、パネ
ル1を第2図に実線で示す水平位置である使用位
置から二点鎖線1aで示す垂直に位置する格納位
置に移動させるようにするものである。この際使
用及び格納の操作を簡単確実にするための保持機
構として、第3図に示すように基板の箱体7の内
部に引張りコイルバネ12を第1軸ピン8と第2
軸ピン10とに張架し、第2腕部5が第2図に実
線で示す使用位置にあるとき、引張コイルバネ1
2の中心線の延長が支点ピン9内側の基板6取付
面側である一点鎖線12aの位置にくるように
し、第2腕部5が格納位置5aにあるときには、
引張コイルバネ12の中心線の延長が支点ピン9
の外側の二点鎖線で示す位置12bにくるように
案内溝11を調節して構成する。このように保持
機構を構成することによつて、この考案のコツプ
受けの使用時には、引張りコイルバネ12の弾力
によつて第2腕部5が矢印A方向の回転モーメン
トを常に受けさしめ、多少の揺れ等によつてもコ
ツプ受けの使用位置が揺ぐことがないようにする
とともに、このコツプ受けを使用位置から格納位
置に移すときはパネル1を少し持ち上げて、引張
コイルバネ12の中心線の延長が支点ピン9の外
側に来るようにすれば引張コイルバネ12の弾力
により第2腕部5に矢印B方向の回転モーメント
が働き、あとは自動的にコツプ受けの格納位置に
移動するようになる。また、格納位置から使用位
置にするには上記操作とは逆にパネル1を引き下
げ引張コイルバネ12の中心線の延長が支点ピン
9の内側にくるようにすると引張コイルバネ12
の弾力により矢印A方向の回転モーメントが働い
て回動を開始し、引張コイルバネ12の中心線の
延長が支点ピンから離反する距離に比例して回転
モーメントの力が増加し、あとは自動的に格納位
置に移動する。なお、第2図に示すように、底棒
2はコツプ受けの格納時に基板の箱体7にぶつか
らないようパネル1の下側部の両端から内側に少
し入つた位置に取付けるものとする。また、この
考案に係るコツプ受けは、基板6(後述する第
3、第4、第5の実施例においては上皮基板25
及び底面基板27)の四偶角部附近に設けた穿孔
34にねじ等を通して、車両の室内等の所望の位
置に螺着して装備するものとする。
なお、第1支持枠部材17と第2支持枠部材2
4との連結部材としてパネル1を用いているの
で、この実施例のコツプ受けの前面に人がぶつか
つた時でも安全であり、かつこのパネル1の前面
に装飾を施せば見栄がよい。
4との連結部材としてパネル1を用いているの
で、この実施例のコツプ受けの前面に人がぶつか
つた時でも安全であり、かつこのパネル1の前面
に装飾を施せば見栄がよい。
次に、第4図に示す第2の実施例について説明
すると、これは、前述の第1の実施例における第
1支持枠部材17と、第2支持枠部材24とがそ
れぞれ上下逆の位置になるように構成したもので
ある。すなわち、第2支持枠部材24が図面上方
に位置、第1支持枠部材17が図面下方に位置す
るように構成してある。このために、基板の箱体
7の両側面に、一対の第2腕部5,5を軸支する
同軸上の2つの支点ピン9,9の取付け位置を基
板の箱体7の上側面近傍に位置させ、この各支点
ピン9,9の斜め上方の両側に相対応する案内溝
11,11を穿設し、一対の第2腕部5,5の各
支点ピン9,9で軸支した部位から上方に略L字
形に折り曲げて構成した端部を、上記対応する案
内溝11,11に通した第2軸ピン10で留め、
一対の第2腕部5,5が案内溝11,11に案内
され同軸上の支点ピン9,9を中心に回動するよ
うにし、パネル1を水平の使用位置と垂直の格納
位置の間で移動できるようにする。さらに、基板
の箱体7の内部において第2軸ピン10と第1軸
ピン8に図示しない引張コイルバネ12を張架
し、パネル1を自動的に垂直の格納位置に移動さ
せ又は水平の使用位置に設置することは第1の実
施例と同じである。なお、上記以外の第2実施例
のコツプ受けの構成は第1実施例と同等であるの
で説明を省略する。
すると、これは、前述の第1の実施例における第
1支持枠部材17と、第2支持枠部材24とがそ
れぞれ上下逆の位置になるように構成したもので
ある。すなわち、第2支持枠部材24が図面上方
に位置、第1支持枠部材17が図面下方に位置す
るように構成してある。このために、基板の箱体
7の両側面に、一対の第2腕部5,5を軸支する
同軸上の2つの支点ピン9,9の取付け位置を基
板の箱体7の上側面近傍に位置させ、この各支点
ピン9,9の斜め上方の両側に相対応する案内溝
11,11を穿設し、一対の第2腕部5,5の各
支点ピン9,9で軸支した部位から上方に略L字
形に折り曲げて構成した端部を、上記対応する案
内溝11,11に通した第2軸ピン10で留め、
一対の第2腕部5,5が案内溝11,11に案内
され同軸上の支点ピン9,9を中心に回動するよ
うにし、パネル1を水平の使用位置と垂直の格納
位置の間で移動できるようにする。さらに、基板
の箱体7の内部において第2軸ピン10と第1軸
ピン8に図示しない引張コイルバネ12を張架
し、パネル1を自動的に垂直の格納位置に移動さ
せ又は水平の使用位置に設置することは第1の実
施例と同じである。なお、上記以外の第2実施例
のコツプ受けの構成は第1実施例と同等であるの
で説明を省略する。
次に第5図、第6図に示した第3の実施例につ
いて説明すると、この第3実施例は第1実施例の
一対の第1腕部4,4とこれを結合する第1軸ピ
ン8を一本の針金で構成し、さらに一対の第2腕
部5,5とこれを結合する第2軸ピン10とを一
本の針金で構成し、これらによつてパネル1を移
動可能に支持するものである。
いて説明すると、この第3実施例は第1実施例の
一対の第1腕部4,4とこれを結合する第1軸ピ
ン8を一本の針金で構成し、さらに一対の第2腕
部5,5とこれを結合する第2軸ピン10とを一
本の針金で構成し、これらによつてパネル1を移
動可能に支持するものである。
第6図に示すように一本の針金の中央部をコ字
状に折り曲げた軸部13とこの両端から弓状にに
折り曲げられて連らなる第1腕部14をもち、そ
の両端部15,15をそれぞれパネル1の上部両
側の突設した止めピン16,16に巻きつけて回
動自由に支持する第1支持枠部材17を構成す
る。この第1支持枠部材17と同様にパネル1の
下方両側に突設した止めピン18,18にその両
端部19,19を巻き付けて、回動自由に支持す
る弓状に曲げられた一対の第2腕部20をもち、
第6図に示すようにこの第2腕部に連らなり、略
L字形に曲げられて基板箱体21の両側に添うよ
うに伸ばし、その先を直角に曲げさらに基板箱体
21の両側の厚みを十分に越える長さのばした支
部22に直角下向きに折り曲げられて連らなるコ
字形の軸部23を設けた第2支持枠部材24を構
成する。第1支持枠部材17は、その軸部13が
側面略三角形状の基板箱体21をもつ上皮基板2
5に穿設した軸溝26に嵌められた状態で上皮基
板25の後ろに底面基板27を固着することよつ
て、この第1支持枠部材17が回動自由に軸支さ
れることになる。これと同様に第2支持枠部材2
4は、その一対の支部22,22の部分を上皮基
板25に穿設した軸溝28に嵌められた状態で底
面基板27を固着することよつて回動自由に軸支
されるようにする。なお、この第2支持枠部材2
4の回動に従つてコ字上の軸部23が回動するの
で、この軸部付近の基板箱体21の内部の高さを
この軸部23aの高さより高くして引掛からない
ようにしておく。
状に折り曲げた軸部13とこの両端から弓状にに
折り曲げられて連らなる第1腕部14をもち、そ
の両端部15,15をそれぞれパネル1の上部両
側の突設した止めピン16,16に巻きつけて回
動自由に支持する第1支持枠部材17を構成す
る。この第1支持枠部材17と同様にパネル1の
下方両側に突設した止めピン18,18にその両
端部19,19を巻き付けて、回動自由に支持す
る弓状に曲げられた一対の第2腕部20をもち、
第6図に示すようにこの第2腕部に連らなり、略
L字形に曲げられて基板箱体21の両側に添うよ
うに伸ばし、その先を直角に曲げさらに基板箱体
21の両側の厚みを十分に越える長さのばした支
部22に直角下向きに折り曲げられて連らなるコ
字形の軸部23を設けた第2支持枠部材24を構
成する。第1支持枠部材17は、その軸部13が
側面略三角形状の基板箱体21をもつ上皮基板2
5に穿設した軸溝26に嵌められた状態で上皮基
板25の後ろに底面基板27を固着することよつ
て、この第1支持枠部材17が回動自由に軸支さ
れることになる。これと同様に第2支持枠部材2
4は、その一対の支部22,22の部分を上皮基
板25に穿設した軸溝28に嵌められた状態で底
面基板27を固着することよつて回動自由に軸支
されるようにする。なお、この第2支持枠部材2
4の回動に従つてコ字上の軸部23が回動するの
で、この軸部付近の基板箱体21の内部の高さを
この軸部23aの高さより高くして引掛からない
ようにしておく。
次に第1支持枠部材17軸部13と第2支持枠
部材24の軸部23とに引張コイルバネ12を張
架し、使用位置にあるパネル1を人が少し持ち上
げれば軸部23が支部22の外側へ回動し、引張
コイルバネ12の弾力により矢印C方向の回転モ
ーメントが働いてパネル1が格納位置1aに移動
するようにした保持機構を構成する。なお、パネ
ルを使用位置に引き下げたときは、第1支持枠部
材軸部13と第2支持枠部材の支部22及び軸部
23がほぼ一直線状に並ぶので、引張コイルバネ
12の弾力による回転モーメントは極めて小さ
く、パネル1の自重で十分その使用状態の位置を
保持するのである。
部材24の軸部23とに引張コイルバネ12を張
架し、使用位置にあるパネル1を人が少し持ち上
げれば軸部23が支部22の外側へ回動し、引張
コイルバネ12の弾力により矢印C方向の回転モ
ーメントが働いてパネル1が格納位置1aに移動
するようにした保持機構を構成する。なお、パネ
ルを使用位置に引き下げたときは、第1支持枠部
材軸部13と第2支持枠部材の支部22及び軸部
23がほぼ一直線状に並ぶので、引張コイルバネ
12の弾力による回転モーメントは極めて小さ
く、パネル1の自重で十分その使用状態の位置を
保持するのである。
また、パネル1に取付けられた底棒2は格納状
態の底棒の位置2aにおいて基板箱体21上面に
当接して係止するようにパネル1の下方側部から
少し内側の適宜位置に取付けられるのであるが、
本第3実施例の場合には基板箱体21が略三角形
に上方部を窄めてあるので、底棒を内側に位置さ
せる量も比較的少量ですむ。
態の底棒の位置2aにおいて基板箱体21上面に
当接して係止するようにパネル1の下方側部から
少し内側の適宜位置に取付けられるのであるが、
本第3実施例の場合には基板箱体21が略三角形
に上方部を窄めてあるので、底棒を内側に位置さ
せる量も比較的少量ですむ。
なお、本実施例のコツプ受けが水平の使用位置
にある場合には、第2支持枠部材24の軸部23
が底面基板27に当接してその使用位置を保つよ
うになつている。この第3実施例の上述した以外
の部分の構成は第1実施例と同じであるので、そ
の説明を省略する。
にある場合には、第2支持枠部材24の軸部23
が底面基板27に当接してその使用位置を保つよ
うになつている。この第3実施例の上述した以外
の部分の構成は第1実施例と同じであるので、そ
の説明を省略する。
次に第7図に示す第4の実施例について説明す
る。
る。
第7図に示すものは、第3実施例に使われた基
板箱体21をなくし、支持枠である第2支持枠部
材24の形状変更したものである。第7図に示す
ように、第1支持枠部材17はその軸部13を上
皮基板25を断面U字形に曲げた軸受部29と底
面基板27とで挾まれ回動自由に軸支される。ま
た、この上皮基板25は軸受部29の少し上の部
分から下部にかけて末広がりに切欠した溝部30
が設けてあるので上記軸部13の中央部はこの溝
部30の上方に露出することになる。第2支持枠
部材24は図示するように、弓状に曲つた一対の
第2腕部20から略L字形に曲つて、上皮基板2
5の下方を断面U字形に曲げた左右一対の軸受部
31,31と底面基板27とで囲まれた軸孔に、
それぞれ、溝部30の側からコツプ受けの外側へ
向けて挿通し、軸孔の外側口近くから直角に立ち
起してコ字形の軸部32をもつように構成する。
板箱体21をなくし、支持枠である第2支持枠部
材24の形状変更したものである。第7図に示す
ように、第1支持枠部材17はその軸部13を上
皮基板25を断面U字形に曲げた軸受部29と底
面基板27とで挾まれ回動自由に軸支される。ま
た、この上皮基板25は軸受部29の少し上の部
分から下部にかけて末広がりに切欠した溝部30
が設けてあるので上記軸部13の中央部はこの溝
部30の上方に露出することになる。第2支持枠
部材24は図示するように、弓状に曲つた一対の
第2腕部20から略L字形に曲つて、上皮基板2
5の下方を断面U字形に曲げた左右一対の軸受部
31,31と底面基板27とで囲まれた軸孔に、
それぞれ、溝部30の側からコツプ受けの外側へ
向けて挿通し、軸孔の外側口近くから直角に立ち
起してコ字形の軸部32をもつように構成する。
この第2支持枠部材24の軸部32と前記第1
支持枠部材17の露出した軸部13との間に引張
コイルバネ12を張架し、図示しないパネル1が
その使用位置から人の手で少し持ち上げられると
この引張コイルバネ12の張力によつて第2支持
枠部材24に回転モーメントが働き、これを回動
して、パネル1を格納位置に移動させる、また、
このパネル1を人が手で使用位置まで引き上げる
と、第1支持枠部材17の軸部13と、第2支持
枠部材24の一対の軸受部31,31と、第2支
持枠部材24の軸部32の位置がほぼ一直線状に
並ぶので回転モーメントがほとんど働かなくな
り、パネル1の自重で使用位置を維持するように
した保持機構を構成する。なお、本実施例のコツ
プ受けが水平の使用状態にある場合には第2支持
枠部材24の軸部23が上皮基板25に当接して
その位置が保持され、垂直の格納位置にあるとき
には、第2腕部20,20が上皮基板25に当接
して係止されるか又は、底棒2が引張コイルバネ
12に当接して係止されるように選択して構成す
るものとする。
支持枠部材17の露出した軸部13との間に引張
コイルバネ12を張架し、図示しないパネル1が
その使用位置から人の手で少し持ち上げられると
この引張コイルバネ12の張力によつて第2支持
枠部材24に回転モーメントが働き、これを回動
して、パネル1を格納位置に移動させる、また、
このパネル1を人が手で使用位置まで引き上げる
と、第1支持枠部材17の軸部13と、第2支持
枠部材24の一対の軸受部31,31と、第2支
持枠部材24の軸部32の位置がほぼ一直線状に
並ぶので回転モーメントがほとんど働かなくな
り、パネル1の自重で使用位置を維持するように
した保持機構を構成する。なお、本実施例のコツ
プ受けが水平の使用状態にある場合には第2支持
枠部材24の軸部23が上皮基板25に当接して
その位置が保持され、垂直の格納位置にあるとき
には、第2腕部20,20が上皮基板25に当接
して係止されるか又は、底棒2が引張コイルバネ
12に当接して係止されるように選択して構成す
るものとする。
第4実施例の以上述べた以外の構成は前述した
第3実施例と同じであるので、この説明を省略す
る。
第3実施例と同じであるので、この説明を省略す
る。
最後に第8図に示す第5実施例について説明す
る。
る。
この第5実施例は第4実施例と、第1支持枠部
材17、上皮基板25及び引張コイルバネ12の
張架箇所を変更したものであるから、以下、第5
実施例を第4実施例と対比しながら説明すること
にする。
材17、上皮基板25及び引張コイルバネ12の
張架箇所を変更したものであるから、以下、第5
実施例を第4実施例と対比しながら説明すること
にする。
第5実施例の第1支持枠部材17及び第2支持
枠部材24は、図示するように第4実施例の第2
支持枠部材24と同じ構成となつていて、切断し
て部分的に図示するパネル1の両側部に突設した
四つの止めピン16,16,16,16に第1及
び第2支持枠部材17,24各一対の第1腕部1
4,14及び第2腕部20,20の各先端15,
15,15,15を巻き付けて回動自由に支持し
てある。また弓状に曲げた各腕14,14,2
0,20から略L字形に屈曲して伸びる部分が、
第8図に示すように略H字形に構成された上皮基
板25の上方及び下方に断面U字形に曲げ同軸上
に構成した左右一対の軸受部31,31,31,
31と底面基板27とで囲まれた軸孔に、それぞ
れ内側から外側に向けて挿通し、外側面から出た
所で屈曲して、コ字形の軸部32,32を構成す
る。またこの上皮基板25の中央部の横に渡した
辺部上側には断面U字形に曲げて突設した引掛曲
部33が設けてあり、この引掛曲部33と、第2
支持枠部材24の軸部32とに引張コイルバネ1
2を張架して、パネル1を使用状態と格納状態に
移動せしめるようにした保持機構を構成する。
枠部材24は、図示するように第4実施例の第2
支持枠部材24と同じ構成となつていて、切断し
て部分的に図示するパネル1の両側部に突設した
四つの止めピン16,16,16,16に第1及
び第2支持枠部材17,24各一対の第1腕部1
4,14及び第2腕部20,20の各先端15,
15,15,15を巻き付けて回動自由に支持し
てある。また弓状に曲げた各腕14,14,2
0,20から略L字形に屈曲して伸びる部分が、
第8図に示すように略H字形に構成された上皮基
板25の上方及び下方に断面U字形に曲げ同軸上
に構成した左右一対の軸受部31,31,31,
31と底面基板27とで囲まれた軸孔に、それぞ
れ内側から外側に向けて挿通し、外側面から出た
所で屈曲して、コ字形の軸部32,32を構成す
る。またこの上皮基板25の中央部の横に渡した
辺部上側には断面U字形に曲げて突設した引掛曲
部33が設けてあり、この引掛曲部33と、第2
支持枠部材24の軸部32とに引張コイルバネ1
2を張架して、パネル1を使用状態と格納状態に
移動せしめるようにした保持機構を構成する。
第5実施例の以上述べた以外の構成は前述した
第3実施例及び第4実施例と同様であるのでその
説明を省略する。
第3実施例及び第4実施例と同様であるのでその
説明を省略する。
以上詳述したようにこの考案のコツプ受けによ
れば引張コイルバネの張架位置を支点との関係で
巧みに構成してあるので、連結部材であるパネル
をわずかに持上げるだけの簡単な操作で自動的に
コツプ受けを垂直位置に格納させることが平行リ
ンク機構の利用によつて確実に動作できる等の効
果がある。
れば引張コイルバネの張架位置を支点との関係で
巧みに構成してあるので、連結部材であるパネル
をわずかに持上げるだけの簡単な操作で自動的に
コツプ受けを垂直位置に格納させることが平行リ
ンク機構の利用によつて確実に動作できる等の効
果がある。
第1図はこの考案の第1実施例を示す斜視図、
第2図はその側面図、第3図は第1図に示す基板
の部分を裏から見た斜視図、第4図はこの考案の
第2実施例の斜視図、第5図はこの考案の第3実
施例の要部を示す斜視図、第6図はその全体を示
す拡大側面図、第7図は第4実施例の要部を示す
斜視図、第8図は第5実施例の要部を示す斜視図
である。 図中1はパネル、4は第1リンク腕、5は第2
リンク腕、12は引張コイルバネ、17は第1支
持枠部材、24は第2支持枠部材である。
第2図はその側面図、第3図は第1図に示す基板
の部分を裏から見た斜視図、第4図はこの考案の
第2実施例の斜視図、第5図はこの考案の第3実
施例の要部を示す斜視図、第6図はその全体を示
す拡大側面図、第7図は第4実施例の要部を示す
斜視図、第8図は第5実施例の要部を示す斜視図
である。 図中1はパネル、4は第1リンク腕、5は第2
リンク腕、12は引張コイルバネ、17は第1支
持枠部材、24は第2支持枠部材である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基板に所要間隔で回転可能に軸支される第1、
第2の支持枠部材と、 上記第1支持枠部材と第2支枠部材を連結する
連結部材と、 上記第1支持枠部材と第2支持枠部材の少なく
とも一方の支持枠部材に上記基板の軸支部より延
長されているストツパー部と、 上記ストツパー部が設けられた一方の支持枠部
材の延長部に一端が取付けられ他端は他方の支持
枠部材又は上記基板に取付けられ、上記第1支持
枠部材と第2支持枠部材の軸着線とほぼ同一線状
に位置したとき上記第1支持枠部材と第2支持枠
部材を水平状態に保持し、上記軸着線より内方に
位置したとき上記第1支持枠部材と第2支持枠部
材を垂直状態に保持するバネ部材とから成ること
を特徴とするコツプ受け。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16135681U JPS5865141U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | コツプ受け |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16135681U JPS5865141U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | コツプ受け |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865141U JPS5865141U (ja) | 1983-05-02 |
JPS6116174Y2 true JPS6116174Y2 (ja) | 1986-05-19 |
Family
ID=29953726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16135681U Granted JPS5865141U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | コツプ受け |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865141U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421309U (ja) * | 1977-07-14 | 1979-02-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849877Y2 (ja) * | 1978-06-19 | 1983-11-14 | 富士重工業株式会社 | 車両におけるコツプ受 |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP16135681U patent/JPS5865141U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421309U (ja) * | 1977-07-14 | 1979-02-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5865141U (ja) | 1983-05-02 |
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