JP2554771Y2 - トイレットペーパーホルダー - Google Patents
トイレットペーパーホルダーInfo
- Publication number
- JP2554771Y2 JP2554771Y2 JP7354593U JP7354593U JP2554771Y2 JP 2554771 Y2 JP2554771 Y2 JP 2554771Y2 JP 7354593 U JP7354593 U JP 7354593U JP 7354593 U JP7354593 U JP 7354593U JP 2554771 Y2 JP2554771 Y2 JP 2554771Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding
- toilet paper
- holding member
- holder
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トイレットペーパーの
装着が容易にできるトイレットペーパーホルダーに関す
るものである。
装着が容易にできるトイレットペーパーホルダーに関す
るものである。
【0002】
【従来技術】トイレットペーパーの装着が容易にできる
トイレットペーパーホルダーは、従来より様々な構造の
ものが提案されている。それらの中には、保持部分が図
5に示すような構造で、トイレットペーパーを片手で装
着できるようにしたものがある。
トイレットペーパーホルダーは、従来より様々な構造の
ものが提案されている。それらの中には、保持部分が図
5に示すような構造で、トイレットペーパーを片手で装
着できるようにしたものがある。
【0003】トイレットペーパーの芯部をはめ込む保持
部材31は、相対向して二箇所に設けてあるが、機構部
の構造は同一であるので、ここでは一方の保持部材31
の構造のみを説明する。保持腕部10の内側には凹部1
3が設けてあり、この凹部13にはユニット枠体14が
嵌着してある。ユニット枠体14の下部には、保持部材
31が軸32を中心に垂直状態から水平状態までの範囲
で回動できるように取り付けてある。
部材31は、相対向して二箇所に設けてあるが、機構部
の構造は同一であるので、ここでは一方の保持部材31
の構造のみを説明する。保持腕部10の内側には凹部1
3が設けてあり、この凹部13にはユニット枠体14が
嵌着してある。ユニット枠体14の下部には、保持部材
31が軸32を中心に垂直状態から水平状態までの範囲
で回動できるように取り付けてある。
【0004】保持部材31は基側端部が開口してある中
空体で、内部壁にはプラスチック製の弾性板39の一端
側が固定してある。弾性板39の他端側は自由端となっ
ており、図5に示すように、弾性板39は上方へ折曲さ
れて保持腕部10の外壁15に接面させてある。この構
造によれば、保持部材31は弾性板39の弾発作用によ
り、常態においては水平になり、図5に示す矢印方向に
力が作用すれば上方へ回動し、力が解除されれば自動的
に水平に戻る。
空体で、内部壁にはプラスチック製の弾性板39の一端
側が固定してある。弾性板39の他端側は自由端となっ
ており、図5に示すように、弾性板39は上方へ折曲さ
れて保持腕部10の外壁15に接面させてある。この構
造によれば、保持部材31は弾性板39の弾発作用によ
り、常態においては水平になり、図5に示す矢印方向に
力が作用すれば上方へ回動し、力が解除されれば自動的
に水平に戻る。
【0005】
【従来技術の課題点】けれども、上記従来のトイレット
ペーパーホルダーには次のような課題があった。すなわ
ち、弾性板はプラスチック製であり、常時曲がった状態
になっているので、長期の使用による劣化ともあいまっ
て、弾性力が弱まってしまう。弾性力が弱まると、保持
部材の戻りが悪くなり、トイレットペーパーのスムーズ
な装着ができなくなる。
ペーパーホルダーには次のような課題があった。すなわ
ち、弾性板はプラスチック製であり、常時曲がった状態
になっているので、長期の使用による劣化ともあいまっ
て、弾性力が弱まってしまう。弾性力が弱まると、保持
部材の戻りが悪くなり、トイレットペーパーのスムーズ
な装着ができなくなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本考案の手段は次のとおりである。すなわち本
考案は、壁部に取り付けるための取付手段を有する保持
具本体とこの保持具本体の両側に設けてある保持腕部
と、この保持腕部の内側に設けてある保持装置と、トイ
レットペーパーを切断する切断具と、を備え、上記保持
装置は、実質的に水平方向から垂直方向の範囲で回動す
る保持部材と、この保持部材に一端部が固定してある可
撓性を有する中継具と、この中継具に作用して、常態に
おいては上記保持部材を水平状態になるように付勢する
引っ張りバネと、を備えた、トイレットペーパーホルダ
ーである。
に講じた本考案の手段は次のとおりである。すなわち本
考案は、壁部に取り付けるための取付手段を有する保持
具本体とこの保持具本体の両側に設けてある保持腕部
と、この保持腕部の内側に設けてある保持装置と、トイ
レットペーパーを切断する切断具と、を備え、上記保持
装置は、実質的に水平方向から垂直方向の範囲で回動す
る保持部材と、この保持部材に一端部が固定してある可
撓性を有する中継具と、この中継具に作用して、常態に
おいては上記保持部材を水平状態になるように付勢する
引っ張りバネと、を備えた、トイレットペーパーホルダ
ーである。
【0007】
【作用】保持部材は、引っ張りバネによって、常態にお
いては水平になっており、上方へ向けて力が作用すると
引っ張りバネの弾性に抗して上方へ回動し、ほぼ垂直状
態になるまで回動する。そして、力が解除されると、中
継具と引っ張りバネの作用により、保持部材はもとの水
平状態に戻る。この作用により、下方からトイレットペ
ーパーを保持部材間にはめ込めば、トイレットペーパー
の両側部で保持部材が上方へ押し上げられて回動する。
いては水平になっており、上方へ向けて力が作用すると
引っ張りバネの弾性に抗して上方へ回動し、ほぼ垂直状
態になるまで回動する。そして、力が解除されると、中
継具と引っ張りバネの作用により、保持部材はもとの水
平状態に戻る。この作用により、下方からトイレットペ
ーパーを保持部材間にはめ込めば、トイレットペーパー
の両側部で保持部材が上方へ押し上げられて回動する。
【0008】トイレットペーパーの芯部が保持部材に対
応する位置にくると、押し上げ力が解除されて保持部材
が水平状態に戻り、芯部の内側に入る。これにより、ト
イレットペーパーは保持部材により保持される。トイレ
ットペーパーを使い切って芯部を外すときには、芯部を
持ち上げれば、芯部の両端部で押し上げられて保持部材
が上方へ回動し、保持部材での保持が解除され、芯部を
上方へ抜き取ることができる。
応する位置にくると、押し上げ力が解除されて保持部材
が水平状態に戻り、芯部の内側に入る。これにより、ト
イレットペーパーは保持部材により保持される。トイレ
ットペーパーを使い切って芯部を外すときには、芯部を
持ち上げれば、芯部の両端部で押し上げられて保持部材
が上方へ回動し、保持部材での保持が解除され、芯部を
上方へ抜き取ることができる。
【0009】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本考案にかかるトイレットペーパ
ーホルダーの一実施例を示す斜視図、図2は保持装置の
構造を示す説明図である。符号Aはトイレットペーパー
ホルダーで、両側に保持腕部10、10を有する平面視
ほぼ「コ」状に形成された保持具本体1を備えている。
保持具本体1の背面板11には螺子止めのための長孔1
2が設けてある。保持腕部10、10の間の保持具本体
1上部には、先部がやや湾曲した平板状の切断具2が、
基部を軸20により軸支して回動可能に取り付けてあ
る。
細に説明する。図1は本考案にかかるトイレットペーパ
ーホルダーの一実施例を示す斜視図、図2は保持装置の
構造を示す説明図である。符号Aはトイレットペーパー
ホルダーで、両側に保持腕部10、10を有する平面視
ほぼ「コ」状に形成された保持具本体1を備えている。
保持具本体1の背面板11には螺子止めのための長孔1
2が設けてある。保持腕部10、10の間の保持具本体
1上部には、先部がやや湾曲した平板状の切断具2が、
基部を軸20により軸支して回動可能に取り付けてあ
る。
【0010】保持腕部10、10の先部の内側には、ト
イレットペーパーを保持する保持装置3が設けてある。
図2を参照する。保持装置3は、保持腕部10、10の
それぞれに設けられた保持部材31、31を有してい
る。保持部材31、31は水平状態から垂直状態までの
範囲で回動可能に軸支してある。保持部材31、31の
機構は同じであるので、ここでは一方の保持部材31に
ついてのみ説明し、他方については説明を省略する。
イレットペーパーを保持する保持装置3が設けてある。
図2を参照する。保持装置3は、保持腕部10、10の
それぞれに設けられた保持部材31、31を有してい
る。保持部材31、31は水平状態から垂直状態までの
範囲で回動可能に軸支してある。保持部材31、31の
機構は同じであるので、ここでは一方の保持部材31に
ついてのみ説明し、他方については説明を省略する。
【0011】保持部材31は、保持腕部10内面側に形
成された凹部13に嵌着されたユニット枠体14に、軸
32を介し回動可能に取り付けてある。保持部材31
は、水平状態から垂直状態までの範囲で回動できるよう
にしてある。また、保持部材31は、垂直状態において
はユニット枠体14の収容部140に収まるようにして
ある。
成された凹部13に嵌着されたユニット枠体14に、軸
32を介し回動可能に取り付けてある。保持部材31
は、水平状態から垂直状態までの範囲で回動できるよう
にしてある。また、保持部材31は、垂直状態において
はユニット枠体14の収容部140に収まるようにして
ある。
【0012】保持部材31は、基部が開口した中空体
で、基部の下側内面には可撓性を有する中継具33の一
端部が固定ピン34により固定してある。また、ユニッ
ト枠体14の奥壁141と保持腕部10の外壁15との
間には空隙部16が形成してある。空隙部16内には引
っ張りバネ35が収容してある。
で、基部の下側内面には可撓性を有する中継具33の一
端部が固定ピン34により固定してある。また、ユニッ
ト枠体14の奥壁141と保持腕部10の外壁15との
間には空隙部16が形成してある。空隙部16内には引
っ張りバネ35が収容してある。
【0013】引っ張りバネ35の一端部はピン36に取
り付けてあり、他端部は空隙部16に湾曲して導入して
ある上記中継具33の他端部に取り付けてある。なお、
符号37は中継具33が円滑に作動するよう案内するガ
イド、38は保持部材31を水平に支持するためのスト
ッパーである。これにより、保持部材31は、常態にお
いては水平状態になるように引っ張られている。
り付けてあり、他端部は空隙部16に湾曲して導入して
ある上記中継具33の他端部に取り付けてある。なお、
符号37は中継具33が円滑に作動するよう案内するガ
イド、38は保持部材31を水平に支持するためのスト
ッパーである。これにより、保持部材31は、常態にお
いては水平状態になるように引っ張られている。
【0014】(作 用) 図3はトイレットペーパーを装着するときの説明図、図
4はトイレットペーパーの芯部を取り外すときの説明図
である。図1ないし図4を参照して本実施例の作用を説
明する。 下方からトイレットペーパーPを保持部材31、3
1間にはめ込めば、トイレットペーパーPの両側部で保
持部材31、31が上方へ押し上げられて回動し、トイ
レットペーパーPの芯部である紙管P1が保持部材3
1、31に対応する位置にくると、押し上げ力が解除さ
れて保持部材31、31が水平状態に戻り、紙管P1の
内側に入る。これにより、トイレットペーパーPは保持
部材31、31により保持され、装着中は保持部材3
1、31がトイレットペーパーPの回転のための軸とな
る。
4はトイレットペーパーの芯部を取り外すときの説明図
である。図1ないし図4を参照して本実施例の作用を説
明する。 下方からトイレットペーパーPを保持部材31、3
1間にはめ込めば、トイレットペーパーPの両側部で保
持部材31、31が上方へ押し上げられて回動し、トイ
レットペーパーPの芯部である紙管P1が保持部材3
1、31に対応する位置にくると、押し上げ力が解除さ
れて保持部材31、31が水平状態に戻り、紙管P1の
内側に入る。これにより、トイレットペーパーPは保持
部材31、31により保持され、装着中は保持部材3
1、31がトイレットペーパーPの回転のための軸とな
る。
【0015】 トイレットペーパーPを使い切って紙
管P1を外すときには、紙管P1を持ち上げれば、両端
部で押し上げられて保持部材31、31が上方へ回動
し、保持部材31、31での保持が解除され、紙管P1
を上方へ抜き取ることができる。なお、本考案は図示の
実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の
範囲の記載内において種々の変形が可能である。
管P1を外すときには、紙管P1を持ち上げれば、両端
部で押し上げられて保持部材31、31が上方へ回動
し、保持部材31、31での保持が解除され、紙管P1
を上方へ抜き取ることができる。なお、本考案は図示の
実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の
範囲の記載内において種々の変形が可能である。
【0016】
【考案の効果】本考案は上記構成を備え、次の効果を有
する。本発明によれば、トイレットペーパーを保持する
保持部材の付勢は引っ張りバネにより行なわれるので、
従来の弾性板と相違して長期の使用での劣化などもな
く、保持部材の機能が損なわれてトイレットペーパーの
装着及び芯部の取り外しに支障をきたすことはない。
する。本発明によれば、トイレットペーパーを保持する
保持部材の付勢は引っ張りバネにより行なわれるので、
従来の弾性板と相違して長期の使用での劣化などもな
く、保持部材の機能が損なわれてトイレットペーパーの
装着及び芯部の取り外しに支障をきたすことはない。
【図1】本考案にかかるトイレットペーパーホルダーの
一実施例を示す斜視図。
一実施例を示す斜視図。
【図2】保持装置の構造を示す説明図。
【図3】トイレットペーパーを装着するときの説明図。
【図4】トイレットペーパーの芯部を取り外すときの説
明図。
明図。
【図5】従来のトイレットペーパーホルダーの保持装置
の一実施例を示す説明図。
の一実施例を示す説明図。
A トイレットペーパーホルダー 1 保持具本体 10 保持腕部 11 背面板 12 長孔 2 切断具 3 保持装置 31 保持部材 33 中継具 35 引っ張りバネ
Claims (1)
- 【請求項1】 壁部に取り付けるための取付手段を有す
る保持具本体と、 この保持具本体の両側に設けてある保持腕部と、 この保持腕部の内側に設けてある保持装置と、 トイレットペーパーを切断する切断具と、 を備え、 上記保持装置は、 実質的に水平方向から垂直方向の範囲で回動する保持部
材と、 この保持部材に一端部が固定してある可撓性を有する中
継具と、 この中継具に作用して、常態においては上記保持部材を
水平状態になるように付勢する引っ張りバネと、 を備えた、 トイレットペーパーホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7354593U JP2554771Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | トイレットペーパーホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7354593U JP2554771Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | トイレットペーパーホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736892U JPH0736892U (ja) | 1995-07-11 |
JP2554771Y2 true JP2554771Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=13521321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7354593U Expired - Lifetime JP2554771Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | トイレットペーパーホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554771Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP7354593U patent/JP2554771Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0736892U (ja) | 1995-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4452403A (en) | Dispenser for material arranged in a roll | |
JP2554771Y2 (ja) | トイレットペーパーホルダー | |
KR900009004A (ko) | 행거 지지 장치 | |
JPH08112216A (ja) | ロールペーパーホルダ | |
JPH0532047B2 (ja) | ||
JP2000237092A (ja) | ロールペーパのカッティングホルダ | |
JP3580055B2 (ja) | トイレットペーパーホルダ | |
JPH0337497Y2 (ja) | ||
JP2540423Y2 (ja) | 巻線機 | |
JP2000342484A (ja) | トイレットペーパーのペーパーホルダー | |
JPH0751036Y2 (ja) | ロールペーパーホルダー | |
JPH044635Y2 (ja) | ||
JP2546627Y2 (ja) | 粘着テープクリーナの支持具 | |
JPS6364976B2 (ja) | ||
JPH058607Y2 (ja) | ||
JPS63180843U (ja) | ||
KR19980021408U (ko) | 클립형 필기구꽂이 | |
JPH03144Y2 (ja) | ||
JPS5811277Y2 (ja) | 片手操作可能なトイレツトペ−パ−保持装置 | |
JPS6336498Y2 (ja) | ||
JPH0726283Y2 (ja) | ロール式チャート紙装填支持機構 | |
JPH0515831Y2 (ja) | ||
JPH0110655Y2 (ja) | ||
JP2000041891A (ja) | ペーパーホルダー | |
JP2000166805A (ja) | ロールホルダー |