JPS61161221A - Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物 - Google Patents

Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物

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JPS61161221A
JPS61161221A JP60299660A JP29966085A JPS61161221A JP S61161221 A JPS61161221 A JP S61161221A JP 60299660 A JP60299660 A JP 60299660A JP 29966085 A JP29966085 A JP 29966085A JP S61161221 A JPS61161221 A JP S61161221A
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leu
mice
cells
antibody
cell
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JP60299660A
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ローレンス スタインマン
マシユー ケー.ワルダー
サブラマニアン スリラム
レオナルド エイ.ハーゼンバーグ
レオノア エイ.ハーゼンバーグ
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Leland Stanford Junior University
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Leland Stanford Junior University
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    • C07K16/28Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
    • C07K16/2803Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants against the immunoglobulin superfamily
    • C07K16/2812Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants against the immunoglobulin superfamily against CD4
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は製薬組成物の分野に属し、特に、 Lea 3
表現型下細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物に関する
(従来の技術) 自己免疫(自己抗原に対する免疫)は多くの免疫病にお
いて中心的役割を担っている。自己免疫は、B細胞の活
性とあるT細胞の活性とが免疫学的に不均衡になること
により生じ、特に、調節T細胞におけるサプレッサー活
性とヘルパー活性との間のバランスがくずれることによ
り生じることが知られている。自己免疫病のモデルある
いは患者におけるT細胞サブセットの分布を調べた研究
により、所定の自己免疫病には特別なT細胞ザブセット
が関与することが示唆されている。例えば。
Leu 3  (T4)表現型(マウスではL3T4と
呼ばれている)のヒトヘルパーT細胞は、多発性硬化症
およびそれに対応する実験モデルである実験的アレルギ
ー性膜を髄炎(EAE)の発病に関与する。
5cience (1983) 219 : 308−
310゜T細胞枯渇実験動物はEAEを進行させる能力
を欠失していることが示された。J Exp Med 
 (1962) 116 : 177−186および5
cience (1974) 186 : 839−8
41゜Immunological Rev (198
3) 74 : 30−56には。
L3T4表現型ネズミT細胞を認識し補体存在下で細胞
溶解性の高いラットモノクローナル抗体が記載されてい
る。J Exp Med (1981) 153 : 
193−198には、これに相当するネズミモノクロー
ナル抗1.eu 3抗体が述べられている。Monoc
lonal Antibodiesand T Ce1
l  Products  (19B2)CRCPre
ss、Katz。
D、I+、、 Ed、、 pp71−89には、ヒトヘ
ルパー/インデューサーT・細胞を選択的に認識するネ
ズミモノ番 クローナル抗体が記載され、これは0KT4と命名され
ている。この文献には、慢性関節リウマチ。
全身性エリテマトーデス、多発性硬化症、スウェーデン
病、甲状腺疾患および重症筋無力症を含む自己免疫病の
一般的な特徴として、 0KT8” T細胞(サプレッ
サー/細胞障害性子細胞)に対する0KT4 ”T細胞
の割合が増加することあるいはT細胞サブセット間の相
互関係が欠失することが示されている。
Nature (1984) 3¥2 : 54B−5
51には、抗1,3T4抗体を器官移植の際の免疫抑制
薬として用いることが述べられている。
(問題点を解決するための手段) 本発明の組成物は、 Leu 3表現型T細胞媒介性の
自己免疫病の治療に用いられる組成物であって。
T細胞に対し細胞障害性を有しかつ補体結合するイソタ
イプの抗Leu 3抗体を含有する。
“Leu 3 ”という言葉は、ここでヒ(・の治療に
関連して用いられるように、ヒトヘルパーT細胞に限定
される特別な膜抗原を意味するものとする。
この抗原はJ Exp Med (1981) 153
 二193−198に記載されている。便宜上“Leu
 3 ”という言葉は。
上記ヒ)T細胞膜抗原のみでなく他の種に見られるこれ
と相同なT細胞膜抗原をも指して用いられる場合がある
“モノクローナル抗体”という言葉はここでは。
相同な抗体集団を持つ抗体成分を意味し、この集団のメ
ンバーは同一の抗原決定基に結合する。
“治療する( trea t)”および“治療(the
rapy)”という言葉およびその同原語はここでは、
予防あるいは現疾患の減弱化を意味するものとする。従
って9本発明の方法はLeu 3・T細胞媒介性の自□
  己免疫病を予防あるいは軽減するために用いること
ができる。
T細胞サブセットを特徴づける膜抗原は哺乳動物種間で
は非常によく保存されていると考えられている。よって
、 Leu 3相同物が他の哺乳動物種に存在する。そ
こで1本発明の組成物は、ヒトの場合は抗Leu 3を
用い、他の種ではLeu3相同物に対する抗体を用いる
ことにより、UpA乳動物一般に対して自己免疫病の治
療に利用することができる。ここで、まず第一にヒトの
治療に用いられ。
次いで、家畜、ペットおよび競技用動物の治療に用いら
れることは言うまでもない。
指摘されているように2本発明の組成物を用いて治療す
ることが可能な自己免疫病はLeu’3表現型T細胞媒
介性のものである。このような病気には、多発性硬化症
、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、乾癲、
若年型糖尿病、スウェーデン病、甲状腺疾患゛および重
症筋無力症が含まれる。
抗Leu 3抗体はモノクローナル抗体もしくは精製ポ
リクローナル抗体であってよいが、モノクローナル抗体
の方が好ましい。抗Leu−3は種間で抗原交叉応答を
引き起こすことはないらしいので。
抗体の哺乳動物種は重要ではない。現在興味をもたれて
いるモノクローナル抗体はマウスもしくはラット由来の
ものが典型的である。これは、+W歯頻の腫瘍融合パー
トナ−が交雑に有効であるからである。モノクローナル
抗体はKohler、 G、 andMilstein
、 C,、Nature (1975) 256 : 
495−497に最初に記載された体細胞交雑法により
作ることができる。抗Leu 3産生リンパ球融合パー
トナーは。
ヒト末梢血液リンパ球あるいはT細胞が濃縮されたヒト
末梢血液リンパ球を用いて適当な宿主動物を免疫化して
作ることができる。
抗Leu 3抗体はヒト補体を結合するイソタイプのも
ので、かつ標的Leu 3” TIBlgJに対し強い
細胞障害性を有する。抗体の結合定数は正常では少なく
とも10’L/mo1程度であり、普通107〜101
IL/ll1o1である。
抗体は、注射投与用として、製剤的に投与しやすくする
ための従来の非経口賦形剤とともに処方してもよい。こ
のような賦形剤には9本来、毒性も治療効果もない。例
えば、水1食塩水、リンガー溶液、ブドウI!溶液およ
びバンク溶液がある。
製剤組成として2等張性を維持する物質、生理学的pl
+を維持する物質(例えば、緩衝剤)および安定性を維
持する物質(防腐剤)のような添加物を微量含有しても
よい。抗体は、実質的に凝集物および他の蛋白質を含ま
ない精製状態で、約0.1〜10+w/mβの濃度で処
方するのが好ましい。抗体は非経口投与1代表的には静
注投与してもよく、このとき巨丸剤として1回投与して
もあるいは間欠もしくは連続投与してもよい。投与量は
患者および患者の既往歴に依る。投与量は、患者のLe
u 3’T細胞集団の実質量部、普通その約90%以上
を枯渇させるに十分な量でなければならない。代表的な
成人用量は約10■と100■の範囲内にある。小児用
量または他の動物種への投与量は成人用量から相対体重
に基づいて換算する。
(実施例) 抗L3T4によるE号の予防 感受性マウスSJL/Jの尾部静脈に、百日咳菌(Bo
rdetella pertussis)の生菌30X
109を含むリン酸緩衝塩溶液(PBS) 0.5 m
7!を注射した。次いで、マウスを髄ボモジネート(M
SCll) 5mgを、 Freundの完全アジュバ
ントと4■/mρ 1137 Raマイコバクテリウム
含有PBSの1:1エマルジョン0.1mj!に懸濁し
、後肢パッドに注射して、マウスを免疫化した。2日月
、再度百日咳生菌を注射した。このようにして誘導され
たEAEは次のような特徴的な臨床経過を示す。免疫処
理12〜15日後に症状の最初の徴候(体重が減少し1
毛がぼうぼうとなりそして尾が弱々しくなる)が出現し
、その5〜7日後にわたり後肢麻痺が進行しときには完
全な麻痺状態となる。そしてマウスは、21日後までに
は。
死亡するかあるいは回復して本質的に無症候性となるか
のいずれかである。
ハイブリドーマGK1.5はDr、 F、 W、 Pi
tchから入手した。このハイブリドーマはサブクラス
IgG2bのラット抗体を産生ずる。この抗体はネズミ
ヘルパーT細胞のL3T4細胞表面抗原を認識する。
L3T4は、ヒトT細胞の細胞表面抗原Leu 3に対
応する。ネズミでの相同物である。これらハイブリドー
マ、抗体および抗原に関してはImmunologic
alRev (1983) 74 : 29−56に詳
述されている。ハイブリドーマGK1.5を血清無添加
118IOI培地で増殖させた。培養上清を50%飽和
硫酸アンモニウムで沈澱させ、透析により残った硫酸ア
ンモニウムを除去し、 QAEセファデックス八−へ0
イオン交換ゲルを用いたクロマトグラフィーにより純度
〉95%のモノクローナル抗L3T4を精製した。緩衝
液は50mM l−リス、 150mM NaC1,p
l+ 8.2を用いた。抗体ヲPBSで0.2■7m7
!に稀釈し免疫マウスへの投与に用いた。
免疫マウスに抗体100μgを様々な注射レジタに従っ
て注射した。PBSのみを注射したものを対照群とした
。少なくとも32日間にわたりマウスを検査し、それら
が何らかの症候を示した場合には病気として記録した。
試験の最後に1組織学的に病変の有無を調べた。各マウ
スについて、  PNAS(USA) (1981)ユ
ニ 7111およびJ Exp Med (1985)
158 : 1362に記載の方法に従って、脳および
を髄の6つの標準切片を作成し検査した。スライドにコ
ードをつけ、処理プロトコールを知らない観察者が判定
した。これら試験の結果を下記表1に示す。
これら試験から、 EAEを引き起こす能ノjをもつT
細胞が既に生成された後でも抗L3T4抗体を投与する
と、この抗体により[!AEの出現が臨床的にも組織学
的にも妨げられることがわかる。MSCI+で免疫化し
て9日後、既にマウスには、健常受容体にEAEを引き
起こす能力をもつT細胞が生成されていた。このように
M S CIで免疫化されたマウスに、9日目から始め
て繰り返し抗l、3T4を注射するとEAEは出現しな
かった。EAE誘導用の免疫処理前2日問および処理翌
日に抗L3T4を注射した場合、2週間経ってもマウス
は1匹も症状を示さなかった。この2週間というのはP
BSを注射した対照群の約90%が麻痺状態を示した時
期である。
抗L3T4によるEAI!の逆云 SJL/Jマウスを上記同様に免疫化した。抗体処理は
マウスが軽度のEAE症状を示したときく代表的には1
2〜14日目)に開始した。その時点で、300μgの
抗L3T4をマウスに腹腔内注射した。処理開始に続く
2日間は、それぞれ100μgの抗L3T4を注射した
処理開始72時間後、マウスの臨床状態を次の段階に従
って類別した。神経症状が無いかあるいはわずかな尾部
虚弱化とそれに伴う体重増加を示した場合は“無”、弛
緩性尾部および体重減少を伴う不全対麻痺および毛組織
の質低下を示した場合は“軽度”、そして後肢シザリン
グを伴う四肢麻痺を示した場合は“重症”とした。臨床
状態は。
処理プロトコールを知らない観察者が類別した。
7日目に死亡したマウスの数を記録した。
これら試験の結果を下記表2に示す。
表2 臨床症状を示したマウスの数 表2に示される通り、抗L3T4による処理は。
マウスにEAEの最初の徴候が出現した後でこの抗体を
注射しても、有効であった。対照群のマウスとは異なり
、抗L3T4処理マウスは後肢麻痺、四肢麻痺あるいは
死亡まで進行せず、抗L3T4処理を開始して72時間
後までには、処理マウスの90%に臨床上の改善が見ら
れわずかな神経性欠陥も示さなかった。四肢麻痺マウス
あるいは瀕死マウスを抗L3T4で処理した場合、麻痺
は改善されず。
死亡も防げなかった。
(発明の概要) 多発性硬化症、慢性関節リウマチおよび全身性エリテマ
トーデスのようなある自己免疫病は、 Leu 3表現
型子細胞に対し細胞障害性を有しかつヒト補体を結合す
るイソタイプの抗Leu 3抗体を用いた治療により、
予防あるいは減弱される可能性がある。
本発明はアメリカ合衆国政府の援助のもとになされた。
  NIHより交付番号NS−571,MS−1823
5゜GM−17367、110−01287,およびC
八−04681で援助金を受けた。アメリカ合衆国政府
は本発明に対し何らかの権利を有する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、Leu3表現型T細胞媒介性の自己免疫病の治療に
    用いられる組成物であって、T細胞に対し細胞障害性を
    有しかつ補体結合するイソタイプの抗Leu3抗体と、
    製剤的に投与しやすくするための賦形剤とを含有する組
    成物。
JP60299660A 1984-12-26 1985-12-25 Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物 Pending JPS61161221A (ja)

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