JPH0840933A - Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物 - Google Patents
Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物Info
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- JPH0840933A JPH0840933A JP7197800A JP19780095A JPH0840933A JP H0840933 A JPH0840933 A JP H0840933A JP 7197800 A JP7197800 A JP 7197800A JP 19780095 A JP19780095 A JP 19780095A JP H0840933 A JPH0840933 A JP H0840933A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治
療用組成物を提供すること。 【解決手段】 本発明の組成物は、Leu3表現型T細
胞媒介性の自己免疫病の治療に用いられる組成物であっ
て、T細胞に対し細胞障害性を有しかつ補体結合するイ
ソタイプの抗Leu3抗体を含有する。
療用組成物を提供すること。 【解決手段】 本発明の組成物は、Leu3表現型T細
胞媒介性の自己免疫病の治療に用いられる組成物であっ
て、T細胞に対し細胞障害性を有しかつ補体結合するイ
ソタイプの抗Leu3抗体を含有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製薬組成物の分野に
属し、特に、Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の
治療用組成物に関する。
属し、特に、Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の
治療用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自己免疫(自己抗原に対する免疫)は多
くの免疫病において中心的役割を担っている。自己免疫
は、B細胞の活性とあるT細胞の活性とが免疫学的に不
均衡になることにより生じ、特に、調節T細胞における
サプレッサー活性とヘルパー活性との間のバランスがく
ずれることにより生じることが知られている。自己免疫
病のモデルあるいは患者におけるT細胞サブセットの分
布を調べた研究により、所定の自己免疫病には特別なT
細胞サブセットが関与することが示唆されている。例え
ば、Leu3(T4)表現型(マウスではL3T4と呼
ばれている)のヒトヘルパーT細胞は、多発性硬化症お
よびそれに対応する実験モデルである実験的アレルギー
性脳脊髄炎(EAE)の発病に関与する。
くの免疫病において中心的役割を担っている。自己免疫
は、B細胞の活性とあるT細胞の活性とが免疫学的に不
均衡になることにより生じ、特に、調節T細胞における
サプレッサー活性とヘルパー活性との間のバランスがく
ずれることにより生じることが知られている。自己免疫
病のモデルあるいは患者におけるT細胞サブセットの分
布を調べた研究により、所定の自己免疫病には特別なT
細胞サブセットが関与することが示唆されている。例え
ば、Leu3(T4)表現型(マウスではL3T4と呼
ばれている)のヒトヘルパーT細胞は、多発性硬化症お
よびそれに対応する実験モデルである実験的アレルギー
性脳脊髄炎(EAE)の発病に関与する。
【0003】Science(1983)219:308-310。T細胞枯
渇実験動物はEAEを進行させる能力を欠失しているこ
とが示された。J Exp Med(1962)116:177-186およびS
cience(1974)186:839-841。
渇実験動物はEAEを進行させる能力を欠失しているこ
とが示された。J Exp Med(1962)116:177-186およびS
cience(1974)186:839-841。
【0004】Immunological Rev(1983)74:30-56に
は、L3T4表現型ネズミT細胞を認識し補体存在下で
細胞溶解性の高いラットモノクローナル抗体が記載され
ている。J Exp Med(1981)153:193-198には、これに
相当するネズミモノクローナル抗Leu3抗体が述べら
れている。Monoclonal Antibodies and T Cell Product
s(1982)CRC Press, Katz, D. H., Ed., pp 71-89に
は、ヒトヘルパー/インデューサーT細胞を選択的に認
識するネズミモノクローナル抗体が記載され、これはO
KT4と命名されている。この文献には、慢性関節リウ
マチ、全身性エリテマトーデス、多発性硬化症、スウェ
ーデン病、甲状腺疾患および重症筋無力症を含む自己免
疫病の一般的な特徴として、OKT8+T細胞(サプレ
ッサー/細胞障害性T細胞)に対するOKT4+T細胞
の割合が増加することあるいはT細胞サブセット間の相
互関係が欠失することが示されている。
は、L3T4表現型ネズミT細胞を認識し補体存在下で
細胞溶解性の高いラットモノクローナル抗体が記載され
ている。J Exp Med(1981)153:193-198には、これに
相当するネズミモノクローナル抗Leu3抗体が述べら
れている。Monoclonal Antibodies and T Cell Product
s(1982)CRC Press, Katz, D. H., Ed., pp 71-89に
は、ヒトヘルパー/インデューサーT細胞を選択的に認
識するネズミモノクローナル抗体が記載され、これはO
KT4と命名されている。この文献には、慢性関節リウ
マチ、全身性エリテマトーデス、多発性硬化症、スウェ
ーデン病、甲状腺疾患および重症筋無力症を含む自己免
疫病の一般的な特徴として、OKT8+T細胞(サプレ
ッサー/細胞障害性T細胞)に対するOKT4+T細胞
の割合が増加することあるいはT細胞サブセット間の相
互関係が欠失することが示されている。
【0005】Nature(1984)312:548-551には、抗L3
T4抗体を器官移植の際の免疫抑制薬として用いること
が述べられている。
T4抗体を器官移植の際の免疫抑制薬として用いること
が述べられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、Le
u3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物を提
供することにある。
u3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の組成物は、Le
u3表現型T細胞媒介性の自己免疫病の治療に用いられ
る組成物であって、T細胞に対し細胞障害性を有しかつ
補体結合するイソタイプの抗Leu3抗体を含有する。
u3表現型T細胞媒介性の自己免疫病の治療に用いられ
る組成物であって、T細胞に対し細胞障害性を有しかつ
補体結合するイソタイプの抗Leu3抗体を含有する。
【0008】
【発明の実施の形態】「Leu3」という言葉は、ここ
でヒトの治療に関連して用いられるように、ヒトヘルパ
ーT細胞に限定される特別な膜抗原を意味するものとす
る。この抗原はJ Exp Med(1981)153:193-198に記載
されている。便宜上「Leu3」という言葉は、上記ヒ
トT細胞膜抗原のみでなく他の種に見られるこれと相同
なT細胞膜抗原をも指して用いられる場合がある。
でヒトの治療に関連して用いられるように、ヒトヘルパ
ーT細胞に限定される特別な膜抗原を意味するものとす
る。この抗原はJ Exp Med(1981)153:193-198に記載
されている。便宜上「Leu3」という言葉は、上記ヒ
トT細胞膜抗原のみでなく他の種に見られるこれと相同
なT細胞膜抗原をも指して用いられる場合がある。
【0009】「モノクローナル抗体」という言葉はここ
では、相同な抗体集団を持つ抗体成分を意味し、この集
団のメンバーは同一の抗原決定基に結合する。
では、相同な抗体集団を持つ抗体成分を意味し、この集
団のメンバーは同一の抗原決定基に結合する。
【0010】「治療する(treat)」および「治療(ther
apy)」という言葉およびその同原語はここでは、予防あ
るいは現疾患の減弱化を意味するものとする。従って、
本発明の方法はLeu3+T細胞媒介性の自己免疫病を
予防あるいは軽減するために用いることができる。
apy)」という言葉およびその同原語はここでは、予防あ
るいは現疾患の減弱化を意味するものとする。従って、
本発明の方法はLeu3+T細胞媒介性の自己免疫病を
予防あるいは軽減するために用いることができる。
【0011】T細胞サブセットを特徴づける膜抗原は哺
乳動物種間では非常によく保存されていると考えられて
いる。よって、Leu3相同物が他の哺乳動物種に存在
する。そこで、本発明の組成物は、ヒトの場合は抗Le
u3を用い、他の種ではLeu3相同物に対する抗体を
用いることにより、哺乳動物一般に対して自己免疫病の
治療に利用することができる。ここで、まず第一にヒト
の治療に用いられ、次いで、家畜、ペット、および競技
用動物の治療に用いられることは言うまでもない。
乳動物種間では非常によく保存されていると考えられて
いる。よって、Leu3相同物が他の哺乳動物種に存在
する。そこで、本発明の組成物は、ヒトの場合は抗Le
u3を用い、他の種ではLeu3相同物に対する抗体を
用いることにより、哺乳動物一般に対して自己免疫病の
治療に利用することができる。ここで、まず第一にヒト
の治療に用いられ、次いで、家畜、ペット、および競技
用動物の治療に用いられることは言うまでもない。
【0012】指摘されているように、本発明の組成物を
用いて治療することが可能な自己免疫病はLeu3表現
型T細胞媒介性のものである。このような病気には、多
発性硬化症、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデ
ス、乾癬、若年型糖尿病、スウェーデン病、甲状腺疾患
および重症筋無力症が含まれる。
用いて治療することが可能な自己免疫病はLeu3表現
型T細胞媒介性のものである。このような病気には、多
発性硬化症、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデ
ス、乾癬、若年型糖尿病、スウェーデン病、甲状腺疾患
および重症筋無力症が含まれる。
【0013】抗Leu3抗体はモノクローナル抗体もし
くは精製ポリクローナル抗体であってよいが、モノクロ
ーナル抗体の方が好ましい。抗Leu3は種間で抗原交
叉応答を引き起こすことはないらしいので、抗体の哺乳
動物種は重要ではない。現在興味をもたれているモノク
ローナル抗体はマウスもしくはラット由来のものが典型
的である。これは、囓歯類の腫瘍融合パートナーが交雑
に有効であるからである。モノクローナル抗体はKohle
r, G. and Milstein, C., Nature(1975)256:495-497
に最初に記載された体細胞交雑法により作ることができ
る。抗Leu3産生リンパ球融合パートナーは、ヒト末
梢血液リンパ球あるいはT細胞が濃縮されたヒト末梢血
液リンパ球を用いて適当な宿主動物を免疫化して作るこ
とができる。
くは精製ポリクローナル抗体であってよいが、モノクロ
ーナル抗体の方が好ましい。抗Leu3は種間で抗原交
叉応答を引き起こすことはないらしいので、抗体の哺乳
動物種は重要ではない。現在興味をもたれているモノク
ローナル抗体はマウスもしくはラット由来のものが典型
的である。これは、囓歯類の腫瘍融合パートナーが交雑
に有効であるからである。モノクローナル抗体はKohle
r, G. and Milstein, C., Nature(1975)256:495-497
に最初に記載された体細胞交雑法により作ることができ
る。抗Leu3産生リンパ球融合パートナーは、ヒト末
梢血液リンパ球あるいはT細胞が濃縮されたヒト末梢血
液リンパ球を用いて適当な宿主動物を免疫化して作るこ
とができる。
【0014】抗Leu3抗体はヒト補体を結合するイソ
タイプのもので、かつ標的Leu3+T細胞に対し強い
細胞障害性を有する。抗体の結合定数は正常では少なく
とも107L/mol程度であり、普通107〜108L/molである。
タイプのもので、かつ標的Leu3+T細胞に対し強い
細胞障害性を有する。抗体の結合定数は正常では少なく
とも107L/mol程度であり、普通107〜108L/molである。
【0015】抗体は、注射投与用として、製剤的に投与
しやすくするための従来の非経口賦形剤とともに処方し
てもよい。このような賦形剤には、本来、毒性も治療効
果もない。例えば、水、食塩水、リンガー溶液、ブドウ
糖溶液およびハンク溶液がある。製剤組成として、等張
性を維持する物質、生理学的pHを維持する物質(例え
ば、緩衝剤)および安定性を維持する物質(防腐剤)の
ような添加物を微量含有してもよい。抗体は、実質的に
凝集物および他の蛋白質を含まない精製状態で、約0.1
〜10mg/mlの濃度で処方するのが好ましい。抗体は非経
口投与、代表的には静注投与してもよく、このとき巨丸
剤として1回投与してもあるいは間欠もしくは連続投与
してもよい。投与量は患者および患者の既往歴に依る。
投与量は、患者のLeu3+T細胞集団の実質量部、普
通その約90%以上を枯渇させるに十分な量でなければな
らない。代表的な成人用量は約10mgと100mgの範囲内に
ある。小児用量または他の動物種への投与量は成人用量
から相対体重に基づいて換算する。
しやすくするための従来の非経口賦形剤とともに処方し
てもよい。このような賦形剤には、本来、毒性も治療効
果もない。例えば、水、食塩水、リンガー溶液、ブドウ
糖溶液およびハンク溶液がある。製剤組成として、等張
性を維持する物質、生理学的pHを維持する物質(例え
ば、緩衝剤)および安定性を維持する物質(防腐剤)の
ような添加物を微量含有してもよい。抗体は、実質的に
凝集物および他の蛋白質を含まない精製状態で、約0.1
〜10mg/mlの濃度で処方するのが好ましい。抗体は非経
口投与、代表的には静注投与してもよく、このとき巨丸
剤として1回投与してもあるいは間欠もしくは連続投与
してもよい。投与量は患者および患者の既往歴に依る。
投与量は、患者のLeu3+T細胞集団の実質量部、普
通その約90%以上を枯渇させるに十分な量でなければな
らない。代表的な成人用量は約10mgと100mgの範囲内に
ある。小児用量または他の動物種への投与量は成人用量
から相対体重に基づいて換算する。
【0016】
(抗L3T4によるEAEの予防)感受性マウスSJL/
Jの尾部静脈に、百日咳菌(Bordetella pertussis)の
生菌30×109を含むリン酸緩衝塩溶液(PBS)0.5mlを
注射した。次いで、マウス脊髄ホモジネート(MSC
H)5mgを、Freundの完全アジュバントと4mg/mlH37Ra
マイコバクテリウム含有PBSの1:1エマルジョン0.
1mlに懸濁し、後肢パッドに注射して、マウスを免疫化
した。2日目、再度百日咳生菌を注射した。このように
して誘導されたEAEは次のような特徴的な臨床経過を
示す。免疫処理12〜15日後に症状の最初の徴候(体重が
減少し、毛がぼうぼうとなりそして尾が弱々しくなる)
が出現し、その5〜7日後にわたり後肢麻痺が進行しと
きには完全な麻痺状態となる。そしてマウスは、21日後
までには、死亡するかあるいは回復して本質的に無症候
性となるかのいずれかである。
Jの尾部静脈に、百日咳菌(Bordetella pertussis)の
生菌30×109を含むリン酸緩衝塩溶液(PBS)0.5mlを
注射した。次いで、マウス脊髄ホモジネート(MSC
H)5mgを、Freundの完全アジュバントと4mg/mlH37Ra
マイコバクテリウム含有PBSの1:1エマルジョン0.
1mlに懸濁し、後肢パッドに注射して、マウスを免疫化
した。2日目、再度百日咳生菌を注射した。このように
して誘導されたEAEは次のような特徴的な臨床経過を
示す。免疫処理12〜15日後に症状の最初の徴候(体重が
減少し、毛がぼうぼうとなりそして尾が弱々しくなる)
が出現し、その5〜7日後にわたり後肢麻痺が進行しと
きには完全な麻痺状態となる。そしてマウスは、21日後
までには、死亡するかあるいは回復して本質的に無症候
性となるかのいずれかである。
【0017】ハイブリドーマGK1.5はDr.F.W.Fitchか
ら入手した。このハイブリドーマはサブクラスIgG2
bのラット抗体を産生する。この抗体はネズミヘルパー
T細胞のL3T4細胞表面抗原を認識する。L3T4
は、ヒトT細胞の細胞表面抗原Leu3に対応する、ネ
ズミでの相同物である。これらハイブリドーマ、抗体お
よび抗原に関してはImmunological Rev(1983)74:29-
56に詳述されている。ハイブリドーマGK1.5を血清無
添加HB101培地で増殖させた。培養上清を50%飽和硫
酸アンモニウムで沈澱させ、透析により残った硫酸アン
モニウムを除去し、QAEセファデックスA-50イオン
交換ゲルを用いたクロマトグラフィーにより純度>95%
のモノクローナル抗L3T4を精製した。緩衝液は50mM
トリス、150mM NaCl, pH8.2を用いた。抗体をPBSで
0.2mg/mlに稀釈し免疫マウスへの投与に用いた。
ら入手した。このハイブリドーマはサブクラスIgG2
bのラット抗体を産生する。この抗体はネズミヘルパー
T細胞のL3T4細胞表面抗原を認識する。L3T4
は、ヒトT細胞の細胞表面抗原Leu3に対応する、ネ
ズミでの相同物である。これらハイブリドーマ、抗体お
よび抗原に関してはImmunological Rev(1983)74:29-
56に詳述されている。ハイブリドーマGK1.5を血清無
添加HB101培地で増殖させた。培養上清を50%飽和硫
酸アンモニウムで沈澱させ、透析により残った硫酸アン
モニウムを除去し、QAEセファデックスA-50イオン
交換ゲルを用いたクロマトグラフィーにより純度>95%
のモノクローナル抗L3T4を精製した。緩衝液は50mM
トリス、150mM NaCl, pH8.2を用いた。抗体をPBSで
0.2mg/mlに稀釈し免疫マウスへの投与に用いた。
【0018】免疫マウスに抗体100μgを様々な注射レジ
メに従って注射した。PBSのみを注射したものを対照
群とした。少なくとも32日間にわたりマウスを検査し、
それらが何らかの症候を示した場合には病気として記録
した。試験の最後に、組織学的に病変の有無を調べた。
各マウスについて、PNAS(USA)(1981)78:7111および
J Exp Med(1985)158:1362に記載の方法に従って、脳
および脊髄の6つの標準切片を作成し検査した。スライ
ドにコードをつけ、処理プロトコールを知らない観察者
が判定した。これら試験の結果を下記表1に示す。
メに従って注射した。PBSのみを注射したものを対照
群とした。少なくとも32日間にわたりマウスを検査し、
それらが何らかの症候を示した場合には病気として記録
した。試験の最後に、組織学的に病変の有無を調べた。
各マウスについて、PNAS(USA)(1981)78:7111および
J Exp Med(1985)158:1362に記載の方法に従って、脳
および脊髄の6つの標準切片を作成し検査した。スライ
ドにコードをつけ、処理プロトコールを知らない観察者
が判定した。これら試験の結果を下記表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】これら試験から、EAEを引き起こす能力
をもつT細胞が既に生成された後でも抗L3T4抗体を
投与すると、この抗体によりEAEの出現が臨床的にも
組織学的にも妨げられることがわかる。MSCHで免疫
化して9日後、既にマウスには、健常受容体にEAEを
引き起こす能力をもつT細胞が生成されていた。このよ
うにMSCHで免疫化されたマウスに、9日目から始め
て繰り返し抗L3T4を注射するとEAEは出現しなか
った。EAE誘導用の免疫処理前2日間および処理翌日
に抗L3T4を注射した場合、2週間経ってもマウスは
1匹も症状を示さなかった。この2週間というのはPB
Sを注射した対照群の約90%が麻痺状態を示した時期で
ある。
をもつT細胞が既に生成された後でも抗L3T4抗体を
投与すると、この抗体によりEAEの出現が臨床的にも
組織学的にも妨げられることがわかる。MSCHで免疫
化して9日後、既にマウスには、健常受容体にEAEを
引き起こす能力をもつT細胞が生成されていた。このよ
うにMSCHで免疫化されたマウスに、9日目から始め
て繰り返し抗L3T4を注射するとEAEは出現しなか
った。EAE誘導用の免疫処理前2日間および処理翌日
に抗L3T4を注射した場合、2週間経ってもマウスは
1匹も症状を示さなかった。この2週間というのはPB
Sを注射した対照群の約90%が麻痺状態を示した時期で
ある。
【0021】(抗L3T4によるEAEの逆転)SJL/
Jマウスを上記同様に免疫化した。抗体処理はマウスが
軽度のEAE症状を示したとき(代表的には12〜14日
目)に開始した。その時点で、300μgの抗L3T4をマ
ウスに腹腔内注射した。処理開始に続く2日間は、それ
ぞれ100μgの抗L3T4を注射した。
Jマウスを上記同様に免疫化した。抗体処理はマウスが
軽度のEAE症状を示したとき(代表的には12〜14日
目)に開始した。その時点で、300μgの抗L3T4をマ
ウスに腹腔内注射した。処理開始に続く2日間は、それ
ぞれ100μgの抗L3T4を注射した。
【0022】処理開始72時間後、マウスの臨床状態を次
の段階に従って類別した。神経症状が無いかあるいはわ
ずかな尾部虚弱化とそれに伴う体重増加を示した場合は
「無」、弛緩性尾部および体重減少を伴う不全対麻痺お
よび毛組織の質低下を示した場合は「軽度」、そして後
肢シザリングを伴う四肢麻痺を示した場合は「重症」と
した。臨床状態は、処理プロトコールを知らない観察者
が類別した。
の段階に従って類別した。神経症状が無いかあるいはわ
ずかな尾部虚弱化とそれに伴う体重増加を示した場合は
「無」、弛緩性尾部および体重減少を伴う不全対麻痺お
よび毛組織の質低下を示した場合は「軽度」、そして後
肢シザリングを伴う四肢麻痺を示した場合は「重症」と
した。臨床状態は、処理プロトコールを知らない観察者
が類別した。
【0023】7日目に死亡したマウスの数を記録した。
【0024】これら試験の結果を下記表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】表2に示される通り、抗L3T4による処
理は、マウスにEAEの最初の徴候が出現した後でこの
抗体を注射しても、有効であった。対照群のマウスとは
異なり、抗L3T4処理マウスは後肢麻痺、四肢麻痺あ
るいは死亡まで進行せず、抗L3T4処理を開始して72
時間後までには、処理マウスの90%に臨床上の改善が見
られわずかな神経性欠陥も示さなかった。四肢麻痺マウ
スあるいは瀕死マウスを抗L3T4で処理した場合、麻
痺は改善されず、死亡も防げなかった。
理は、マウスにEAEの最初の徴候が出現した後でこの
抗体を注射しても、有効であった。対照群のマウスとは
異なり、抗L3T4処理マウスは後肢麻痺、四肢麻痺あ
るいは死亡まで進行せず、抗L3T4処理を開始して72
時間後までには、処理マウスの90%に臨床上の改善が見
られわずかな神経性欠陥も示さなかった。四肢麻痺マウ
スあるいは瀕死マウスを抗L3T4で処理した場合、麻
痺は改善されず、死亡も防げなかった。
【0027】
【発明の効果】多発性硬化症、慢性関節リウマチおよび
全身性エリテマトーデスのようなある自己免疫病は、L
eu3表現型T細胞に対し細胞障害性を有しかつヒト補
体を結合するイソタイプの抗Leu3抗体を用いた治療
により、予防あるいは減弱される可能性がある。
全身性エリテマトーデスのようなある自己免疫病は、L
eu3表現型T細胞に対し細胞障害性を有しかつヒト補
体を結合するイソタイプの抗Leu3抗体を用いた治療
により、予防あるいは減弱される可能性がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マシュー ケー.ワルダー アメリカ合衆国 カリフォルニア 94301, パロ アルト,イブレット 505 (72)発明者 サブラマニアン スリラム アメリカ合衆国 ヴァーモント 05401, バーリントン,アップル ツリー ポイン ト 73 (72)発明者 レオナルド エイ.ハーゼンバーグ アメリカ合衆国 カリフォルニア 94305, スタンフォード,シドロ ウェイ 876 (72)発明者 レオノア エイ.ハーゼンバーグ アメリカ合衆国 カリフォルニア 94305, スタンフォード,シドロ ウェイ 876
Claims (1)
- 【請求項1】 Leu3表現型T細胞媒介性の自己免疫
病の治療に用いられる組成物であって、T細胞に対し細
胞障害性を有しかつ補体結合するイソタイプの抗Leu
3抗体と、製剤的に投与しやすくするための賦形剤とを
含有する組成物。
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---|---|---|---|
US06/686,126 US4695459A (en) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | Method of treating autoimmune diseases that are mediated by Leu3/CD4 phenotype T cells |
US686,126 | 1984-12-26 |
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JP60299660A Division JPS61161221A (ja) | 1984-12-26 | 1985-12-25 | Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物 |
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JP9131479A Division JPH1045621A (ja) | 1984-12-26 | 1997-05-21 | Leu3表現型T細胞媒介性自己免疫病の治療用組成物 |
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Also Published As
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JPH1045621A (ja) | 1998-02-17 |
US4695459A (en) | 1987-09-22 |
JP2740640B2 (ja) | 1998-04-15 |
JPS61161221A (ja) | 1986-07-21 |
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