JPS61161206A - 歯科用セメント組成物 - Google Patents
歯科用セメント組成物Info
- Publication number
- JPS61161206A JPS61161206A JP60001462A JP146285A JPS61161206A JP S61161206 A JPS61161206 A JP S61161206A JP 60001462 A JP60001462 A JP 60001462A JP 146285 A JP146285 A JP 146285A JP S61161206 A JPS61161206 A JP S61161206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- cement
- dental
- dental cement
- αtop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は歯科用セメント組成物に関する。
従来の技術
従来公昶の歯科用セメントにはリン酸亜鉛セメント、カ
ルボキシレートセメント、グラスアイオノマーセメント
等があり、無機成分はリン酸亜鉛セメント、カルボキシ
レートセメントで、ハZnoであり、グラスアイオノマ
ーセメントでは5i03、A、1,03.0aF2、N
a5AIF、等よp成るガラスである。一般にZnO1
Mg01Al、0.、Sin□、OaF’l、0a(O
H)!等は生体に対して無毒であるという理由で歯科用
材料としても多用されているが、これらの物質は歯を構
成する成分とは全く異質でありこれらの物質を含むセメ
ント等を歯に適用しても生体との親和性を期待すること
は離しい。
ルボキシレートセメント、グラスアイオノマーセメント
等があり、無機成分はリン酸亜鉛セメント、カルボキシ
レートセメントで、ハZnoであり、グラスアイオノマ
ーセメントでは5i03、A、1,03.0aF2、N
a5AIF、等よp成るガラスである。一般にZnO1
Mg01Al、0.、Sin□、OaF’l、0a(O
H)!等は生体に対して無毒であるという理由で歯科用
材料としても多用されているが、これらの物質は歯を構
成する成分とは全く異質でありこれらの物質を含むセメ
ント等を歯に適用しても生体との親和性を期待すること
は離しい。
歯とセメント間に親不ロ性を付与するためにはセメント
の無機成分として歯と同−又は類似成分より成る物質1
rs望ましい、という考えに従って崗や骨の無機成分で
あるヒドロキシアバタイ) COa+o(PO4)+
(OHh 〕あるいはこれに近い組成のリン酸三カルシ
ウム(oa3(po4)、 ) (以下TOPと略記)
を無機成分とするセメントとして■ヒドロキシアパタイ
トを無機フィラーとした重合型歯科用セメント〔岡崎正
之ら、歯科材料・機械ヱ、4.375 (1985)
)■ヒドロキシアパタイトとZnOおよびポリカルボン
酸とから成る歯科用セメント〔青木秀希ら、歯科材料・
機械↓、2、+72 (1982)) 、[:青木秀希
ら特開昭58−85605号公報]■αTOPの水利凝
結反応を利用したセメント〔門間英毅ら、GyPsum
& Lime 188、u (+984 ) 〕、〔
特開昭59−a8351号公報、特開昭59−1822
63号公報〕等のリン酸カルシウム系のセメントが提案
されている。
の無機成分として歯と同−又は類似成分より成る物質1
rs望ましい、という考えに従って崗や骨の無機成分で
あるヒドロキシアバタイ) COa+o(PO4)+
(OHh 〕あるいはこれに近い組成のリン酸三カルシ
ウム(oa3(po4)、 ) (以下TOPと略記)
を無機成分とするセメントとして■ヒドロキシアパタイ
トを無機フィラーとした重合型歯科用セメント〔岡崎正
之ら、歯科材料・機械ヱ、4.375 (1985)
)■ヒドロキシアパタイトとZnOおよびポリカルボン
酸とから成る歯科用セメント〔青木秀希ら、歯科材料・
機械↓、2、+72 (1982)) 、[:青木秀希
ら特開昭58−85605号公報]■αTOPの水利凝
結反応を利用したセメント〔門間英毅ら、GyPsum
& Lime 188、u (+984 ) 〕、〔
特開昭59−a8351号公報、特開昭59−1822
63号公報〕等のリン酸カルシウム系のセメントが提案
されている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながらこれらのセメントは■においては他の重合
タイプの歯科用セメントにおいても指摘されているよう
に株加剤や残留上ツマ−の歯髄への刺激性を十分考慮す
る必要がるる9点■においてはヒドロキシアパタイトの
みではポリカルボン酸浴液と練オ0した時硬化しないた
め歯に対する親+口性が乏しいZnOを硬化剤として多
量に重加する必要がある点■においてはかかるセメント
が必ずしも歯科用のセメントを意図したものではないた
め強度が不足している点、が問題であった。
タイプの歯科用セメントにおいても指摘されているよう
に株加剤や残留上ツマ−の歯髄への刺激性を十分考慮す
る必要がるる9点■においてはヒドロキシアパタイトの
みではポリカルボン酸浴液と練オ0した時硬化しないた
め歯に対する親+口性が乏しいZnOを硬化剤として多
量に重加する必要がある点■においてはかかるセメント
が必ずしも歯科用のセメントを意図したものではないた
め強度が不足している点、が問題であった。
問題点′!i:解決も玄だめの共% Mr + s前項
に記したリン酸カルシウム系の歯科用セメントに関する
問題点全解決するために本発明者らは■粉剤がリン酸カ
ルシウム系の化合物から成りZnO等の親和性に乏しい
化付物を含まないこと@液剤が有機高分子溶液であるこ
とθ歯科用セメントとしての硬化体強度を満足するもの
であること、という条件を満足する歯科用セメントの開
発について研究を重ねた結果α0a3(I(14)。
に記したリン酸カルシウム系の歯科用セメントに関する
問題点全解決するために本発明者らは■粉剤がリン酸カ
ルシウム系の化合物から成りZnO等の親和性に乏しい
化付物を含まないこと@液剤が有機高分子溶液であるこ
とθ歯科用セメントとしての硬化体強度を満足するもの
であること、という条件を満足する歯科用セメントの開
発について研究を重ねた結果α0a3(I(14)。
(以下αTO,P)粉末とポリアクリル酸水溶液(以下
PAA液)から成るセメントがこれらの条件を同時に満
足することを見出し本発明に至った。即ちαTOPは歯
や・けの無機成分と類似のリン酸カルシウム系の化合物
であp(条件■を満たす)、FAAはカルボギシレート
セメント用の液剤として歯科臨床で長い実績を有する有
機ポリマーであり(条件0を満たす)、しかも両者の組
会せから成るセメントは優れた硬化性を示し硬化体は歯
科用セメントとして十分な強度を有するものである。(
乗汗Oを満たす)。
PAA液)から成るセメントがこれらの条件を同時に満
足することを見出し本発明に至った。即ちαTOPは歯
や・けの無機成分と類似のリン酸カルシウム系の化合物
であp(条件■を満たす)、FAAはカルボギシレート
セメント用の液剤として歯科臨床で長い実績を有する有
機ポリマーであり(条件0を満たす)、しかも両者の組
会せから成るセメントは優れた硬化性を示し硬化体は歯
科用セメントとして十分な強度を有するものである。(
乗汗Oを満たす)。
かかるPAA液と練和した時に硬化性を示す粉末はリン
酸カルシウム系の化合物の甲ではαTap以外には見出
されず、例えばアパタイトは言うまでもなく同じ化学式
で表わされるTCPであっても低温安定型のβTOPで
は硬化作用金示さない。
酸カルシウム系の化合物の甲ではαTap以外には見出
されず、例えばアパタイトは言うまでもなく同じ化学式
で表わされるTCPであっても低温安定型のβTOPで
は硬化作用金示さない。
本発明の歯科用セメントの粉剤の成分であるαTOPは
いかなる方法で製造したものであってもよい。αTOP
の原料はCa源として0aO03,0ak10a(OH
)2、P源としてP、O,、H3PO4、NH4H,P
O4、(NH4)、HPO,、CaとPの両方を含有す
るCaHPO4、Oa (H2PO4)2.0a222
07等が考えられ原料の選択によって幾通りかの製造方
法があるが、■原料が工業用として入手し易い■原料が
化学的に安定で吸湿性も無く雰囲気調整等の特殊な取扱
を必要としない■反応副生成物が40とCO,のみで排
ガス処理の必要が無い■遊離のP2O5等により反応器
を侵食することが無い、という理由により(3aao3
とCaHPO4を混合・焼成する方法が優れて2夛〔金
/R孝文セラミックス↓、8.583(196す〕=
5− 寺により周知で必る。反応式でかせば 0aOO1+20aH)’04−+ Ca3(PO4)
g+H,o t + Oo、 iとなり炭咳カルシウム
とリン酸二カルシウムを1:2(モル比)の割合で混合
し、β(低温型)eα(高温型)の転移温If (11
30℃)以上で焼成し、しかる後に507m1n以上の
速度で降温すればαTOPがβTOPに転移することな
く室温で安定な結晶として得られる。
いかなる方法で製造したものであってもよい。αTOP
の原料はCa源として0aO03,0ak10a(OH
)2、P源としてP、O,、H3PO4、NH4H,P
O4、(NH4)、HPO,、CaとPの両方を含有す
るCaHPO4、Oa (H2PO4)2.0a222
07等が考えられ原料の選択によって幾通りかの製造方
法があるが、■原料が工業用として入手し易い■原料が
化学的に安定で吸湿性も無く雰囲気調整等の特殊な取扱
を必要としない■反応副生成物が40とCO,のみで排
ガス処理の必要が無い■遊離のP2O5等により反応器
を侵食することが無い、という理由により(3aao3
とCaHPO4を混合・焼成する方法が優れて2夛〔金
/R孝文セラミックス↓、8.583(196す〕=
5− 寺により周知で必る。反応式でかせば 0aOO1+20aH)’04−+ Ca3(PO4)
g+H,o t + Oo、 iとなり炭咳カルシウム
とリン酸二カルシウムを1:2(モル比)の割合で混合
し、β(低温型)eα(高温型)の転移温If (11
30℃)以上で焼成し、しかる後に507m1n以上の
速度で降温すればαTOPがβTOPに転移することな
く室温で安定な結晶として得られる。
かかる方法で製造したαTOPの粉末はもちろんPAA
液と練和すれば硬化作用を示し、歯科用セメントの粉剤
となり得る。しかしながらこのようにして得たαTOP
粉末を粉剤とし九セメントはa和時の碗度が高いため粉
液比(粉剤重f/液剤重量)を大きくすると練和操作性
が慈くなり硬化体の強度が充分発現できる程には粉液比
を大きくすることができない。硬化体の強度が要求され
るセメントでは高い粉液比で練和できることが必要であ
シ、本発明者らはかかる点についても検討をおこなった
結果、稠度、粉液比、硬化体の強度は、αTOP粉剤の
物性のうち、特に粉末嵩密度(以下ρ6という)により
大きく影譬されることを確認した。
液と練和すれば硬化作用を示し、歯科用セメントの粉剤
となり得る。しかしながらこのようにして得たαTOP
粉末を粉剤とし九セメントはa和時の碗度が高いため粉
液比(粉剤重f/液剤重量)を大きくすると練和操作性
が慈くなり硬化体の強度が充分発現できる程には粉液比
を大きくすることができない。硬化体の強度が要求され
るセメントでは高い粉液比で練和できることが必要であ
シ、本発明者らはかかる点についても検討をおこなった
結果、稠度、粉液比、硬化体の強度は、αTOP粉剤の
物性のうち、特に粉末嵩密度(以下ρ6という)により
大きく影譬されることを確認した。
第1図はρ6と硬化体の破砕抗力(圧縮強度)の関係を
示したものであ91図より明らかなように圧縮強度1勝
は粉液比を一定とするとρ9−r、o 〜r、1y、k
rA付近にピークを持つのでρ、> 19fidではρ
えが犬である方が強度的には不利であるがセメント泥は
ρ9が犬であるほど稠度が低い。
示したものであ91図より明らかなように圧縮強度1勝
は粉液比を一定とするとρ9−r、o 〜r、1y、k
rA付近にピークを持つのでρ、> 19fidではρ
えが犬である方が強度的には不利であるがセメント泥は
ρ9が犬であるほど稠度が低い。
(この関係を第2図に示す。)従って同一稠度で比較し
た場合ρ9が犬の粉剤はど粉液比を高くとることができ
その分強度が増し、粉液比が一定の場合強度助産が右下
が9に減少している分を補うことができる。逆にρえ<
IP/cdの粉末から成るセメントは粉液比一定の場合
の硬化体強度はρ9が小であるほど低くかつ同一稠度を
与える粉液比も小さいのでρ6は小であるほど不利であ
る。従ってρ6は少なくとも0,85F/cjよシ太と
すべきであシ、好ましくは1.O91/−以上である。
た場合ρ9が犬の粉剤はど粉液比を高くとることができ
その分強度が増し、粉液比が一定の場合強度助産が右下
が9に減少している分を補うことができる。逆にρえ<
IP/cdの粉末から成るセメントは粉液比一定の場合
の硬化体強度はρ9が小であるほど低くかつ同一稠度を
与える粉液比も小さいのでρ6は小であるほど不利であ
る。従ってρ6は少なくとも0,85F/cjよシ太と
すべきであシ、好ましくは1.O91/−以上である。
硬化体の強度を上げるためにρ□= 1.0〜1 、1
9t10dの粉剤とするかあるいはρえ〉llP/cx
Iiの粉剤の粉液比を高くして用いるかの選択はセメン
トの用途に応じて適宜選択すればよい。また本発明のa
TOPとPAAより成る歯科用セメントはαTOP粉末
をFAA水浴液にて練和する場合に比較して、FAA’
iαTOP粉末と共に粉剤成分とし液剤として水を用い
る水硬性タイプにすることによってセメント泥の411
i1度が低くなシその分操作性が艮く、しかも硬化体の
強度も犬であるという効果がある。
9t10dの粉剤とするかあるいはρえ〉llP/cx
Iiの粉剤の粉液比を高くして用いるかの選択はセメン
トの用途に応じて適宜選択すればよい。また本発明のa
TOPとPAAより成る歯科用セメントはαTOP粉末
をFAA水浴液にて練和する場合に比較して、FAA’
iαTOP粉末と共に粉剤成分とし液剤として水を用い
る水硬性タイプにすることによってセメント泥の411
i1度が低くなシその分操作性が艮く、しかも硬化体の
強度も犬であるという効果がある。
このようなρ6のaTOPを得るには、軽質αTOPを
加圧成形、焼結ののち、該焼結体を粉砕すればよい。こ
の場合、焼結体の密度は0,9f/cIIi以上となる
ように加圧成形乗汁と焼結条件を決定すべきであり、焼
結体密度が0.9y/cdよりも/」・さいとかかる焼
結体を粉砕して得たαTOF粉末は十分に重質なものと
はならずρ□は0.8 f/d未満となる。
加圧成形、焼結ののち、該焼結体を粉砕すればよい。こ
の場合、焼結体の密度は0,9f/cIIi以上となる
ように加圧成形乗汁と焼結条件を決定すべきであり、焼
結体密度が0.9y/cdよりも/」・さいとかかる焼
結体を粉砕して得たαTOF粉末は十分に重質なものと
はならずρ□は0.8 f/d未満となる。
一方、焼結坏密腿ヲ上げれば、それに見合ってρ6を犬
とすることができるが、焼結体密度が2.4p/cIA
以上になると乾式ボールミル等の通常の方法で粉砕した
3a合、セメント用粉剤として適した粒度の粉末を得る
ことが困難となる。勿論湿式ミルやジェットミル等によ
る粉砕、分級、ブレンディング操作を組合せることによ
りセメント用粉剤として適した粒度とすることもできる
。
とすることができるが、焼結体密度が2.4p/cIA
以上になると乾式ボールミル等の通常の方法で粉砕した
3a合、セメント用粉剤として適した粒度の粉末を得る
ことが困難となる。勿論湿式ミルやジェットミル等によ
る粉砕、分級、ブレンディング操作を組合せることによ
りセメント用粉剤として適した粒度とすることもできる
。
改良されたるM買なαTOP粉末がセメント用粉剤とし
て優れた物性を示す理由はおよそ次のように考えられる
。炭酸カルシウムとリン酸二カルシウムの混合物を焼成
して得た軽質αTOPを電子顕微鏡で観察すると原料粒
子が同相反応して生成した米粒様の粒子が隣接粒子と2
〜4箇所程度の細いネックを介して三次元的に樹板状に
連なっている様子が見られる。このaTOPを粉砕した
粉末は突起の多い形状の粒子から成るためρ□が0.6
y/−以下と低い。他方軽質αTOPを加圧成形し焼結
後の密度を0.9〜2.4y/−とした焼結体の破断面
を電子顕微鏡にてfjM察すると圧縮によって隣接粒子
間の接点の数が増えるとともにネック部が成長して太く
な9一 つていた。焼結したaToPを粉砕した粉末は突起のな
い多面体の一次粒子から成9、粒度分布が平坦でρ6は
0.8〜1.2f/−に増大し、かかる重質αTOP粉
末をPAA液と練和する時にはαTOP粒子がマ) I
Jラック間に高密度に分散するために硬化体の強度が向
上するものと考えられる。
て優れた物性を示す理由はおよそ次のように考えられる
。炭酸カルシウムとリン酸二カルシウムの混合物を焼成
して得た軽質αTOPを電子顕微鏡で観察すると原料粒
子が同相反応して生成した米粒様の粒子が隣接粒子と2
〜4箇所程度の細いネックを介して三次元的に樹板状に
連なっている様子が見られる。このaTOPを粉砕した
粉末は突起の多い形状の粒子から成るためρ□が0.6
y/−以下と低い。他方軽質αTOPを加圧成形し焼結
後の密度を0.9〜2.4y/−とした焼結体の破断面
を電子顕微鏡にてfjM察すると圧縮によって隣接粒子
間の接点の数が増えるとともにネック部が成長して太く
な9一 つていた。焼結したaToPを粉砕した粉末は突起のな
い多面体の一次粒子から成9、粒度分布が平坦でρ6は
0.8〜1.2f/−に増大し、かかる重質αTOP粉
末をPAA液と練和する時にはαTOP粒子がマ) I
Jラック間に高密度に分散するために硬化体の強度が向
上するものと考えられる。
なお、本発明における嵩密度(ρA)とは固め嵩密度あ
るいはタッピング充填による嵩密度を指し、細用粉体工
学研究所製の「パウダーテスターPT−D型」で測定し
た値であシ、粉体充填セル内寸法= 5iojllll
lx 50.1 ml(、タッピングストローク−18
a 、タッピング回数180回で測定した。
るいはタッピング充填による嵩密度を指し、細用粉体工
学研究所製の「パウダーテスターPT−D型」で測定し
た値であシ、粉体充填セル内寸法= 5iojllll
lx 50.1 ml(、タッピングストローク−18
a 、タッピング回数180回で測定した。
本発明の歯科用セメントを構成する液剤はポリアクリル
酸のみならずメタクリル酸、イタコン酸など他の不飽和
カルボン酸の重合体あるいは2種以上の不飽和カルボン
酸の共重合体であっても良く、またこれらカルボキシル
基を有するポリマーの形態は前述の水溶液の他粉末でも
艮い。
酸のみならずメタクリル酸、イタコン酸など他の不飽和
カルボン酸の重合体あるいは2種以上の不飽和カルボン
酸の共重合体であっても良く、またこれらカルボキシル
基を有するポリマーの形態は前述の水溶液の他粉末でも
艮い。
lO−
また、不発明は無機成分として生体親第1性の高いαT
OPのみを用いるものであるが、必要に応じて、少量の
他の成分、例えばSiO□、AI、03、ヒドロキシア
パタイト、リン酸カルシウムガラス、ケイ酸ガラス等生
体に無害な成分を加えても勿論構わない。
OPのみを用いるものであるが、必要に応じて、少量の
他の成分、例えばSiO□、AI、03、ヒドロキシア
パタイト、リン酸カルシウムガラス、ケイ酸ガラス等生
体に無害な成分を加えても勿論構わない。
次に実施例によp本発明をより祥細に説明する。
実施?111
0aO03(カルサイト形)とOa’HPO4の粉末を
1:2(モル比)で秤量混合し空気中で1200℃にて
6時間焼成した。焼成後500℃までは5℃/minの
速度で降温し以後炉外で放冷した。生成した粉末はX線
回街図からαTOPであることを確認した。該αTOP
を乾式ボールミルにて粉砕した後350メツシユのふる
いで分級しふるい通過粉をセメント用粉剤とした。この
ものの嵩密度を測定するとともに該粉剤とPAA液(分
子量120.000、濃度40%)の練和@ 0.5罰
全ガラス板に採り、練和開始から1分50秒後にもう一
枚のガラス板ではさんで120yの#重でおさえ、H’
4O開始から10分後にセメントの広が9の直径を測定
し稠度とした。また、JIS T 6602のリン酸亜
鉛セメント試験方法に準じて硬化体の破砕抗力(圧縮強
度)を測定した。同時に同JISの方法で凝固時間を測
定しこれらの結果を第1表に示した。
1:2(モル比)で秤量混合し空気中で1200℃にて
6時間焼成した。焼成後500℃までは5℃/minの
速度で降温し以後炉外で放冷した。生成した粉末はX線
回街図からαTOPであることを確認した。該αTOP
を乾式ボールミルにて粉砕した後350メツシユのふる
いで分級しふるい通過粉をセメント用粉剤とした。この
ものの嵩密度を測定するとともに該粉剤とPAA液(分
子量120.000、濃度40%)の練和@ 0.5罰
全ガラス板に採り、練和開始から1分50秒後にもう一
枚のガラス板ではさんで120yの#重でおさえ、H’
4O開始から10分後にセメントの広が9の直径を測定
し稠度とした。また、JIS T 6602のリン酸亜
鉛セメント試験方法に準じて硬化体の破砕抗力(圧縮強
度)を測定した。同時に同JISの方法で凝固時間を測
定しこれらの結果を第1表に示した。
実施1(Mj 2
実施例1と同じ方法で製造したαTOPを乳鉢で軽く解
砕して内径20?1mの金型に約101充填し一軸圧縮
で100楽−に加圧して成形体とした。該成形体を12
00℃にてム時間焼成し、焼成後500℃までは5℃/
minの速度で降温し以後炉外で放冷した。該焼結体の
密度は1.02)/−でおり、X#!回折図からαTO
Pであることを確認した。該焼結体を乳鉢で粗粉砕しさ
らに乾式ボールミルにて粉砕したflk350メツシュ
のふるいで分級しふるい通過粉をセメント用粉剤とした
。このものの嵩密度を測定するとともに、実施例1と同
様に稠度、硬化体の破砕抗力と凝固時間を測定しその結
果を第1表に示した。
砕して内径20?1mの金型に約101充填し一軸圧縮
で100楽−に加圧して成形体とした。該成形体を12
00℃にてム時間焼成し、焼成後500℃までは5℃/
minの速度で降温し以後炉外で放冷した。該焼結体の
密度は1.02)/−でおり、X#!回折図からαTO
Pであることを確認した。該焼結体を乳鉢で粗粉砕しさ
らに乾式ボールミルにて粉砕したflk350メツシュ
のふるいで分級しふるい通過粉をセメント用粉剤とした
。このものの嵩密度を測定するとともに、実施例1と同
様に稠度、硬化体の破砕抗力と凝固時間を測定しその結
果を第1表に示した。
実施例5
プレス圧を500壓−1焼成全1,300℃にて30分
とする以外は実施例2と同様の方法でセメント用粉剤を
鯛遺し粉剤の嵩密度、稠度、破砕抗力と凝固時間を測定
しその結果を第1表に示した。
とする以外は実施例2と同様の方法でセメント用粉剤を
鯛遺し粉剤の嵩密度、稠度、破砕抗力と凝固時間を測定
しその結果を第1表に示した。
実施例4
プレス圧を200 館/crA、焼成を1,500℃に
て1時間とする以外は実施例2と同様の方法でセメント
用粉剤を製造し粉剤の嵩密度、破砕抗力と凝固時間を測
定しその結果を第1t!に示した。
て1時間とする以外は実施例2と同様の方法でセメント
用粉剤を製造し粉剤の嵩密度、破砕抗力と凝固時間を測
定しその結果を第1t!に示した。
実施例5
成形をラバープレスを使用して圧力は120OA?lc
r&とし、焼成を1250℃にて1時間とする以外は実
施例2と同様の方法でセメント用粉剤を製造し粉剤の嵩
密度、破砕抗力と凝固時間を測定しその結果を第1表に
示した。
r&とし、焼成を1250℃にて1時間とする以外は実
施例2と同様の方法でセメント用粉剤を製造し粉剤の嵩
密度、破砕抗力と凝固時間を測定しその結果を第1表に
示した。
実施例6
実施例5で用いたセメント用粉剤100重量部とFAA
粉末(分子量120,000.200メツンユ通過)2
6.7重量部をよく混合し該混合物と40!11部の純
水をガラス板上にてへらで均一に混合練和してセメント
泥とした。以下実施例1と同じ方法で破砕抗力と凝固時
間を測定しその結果を第1表に示した。
粉末(分子量120,000.200メツンユ通過)2
6.7重量部をよく混合し該混合物と40!11部の純
水をガラス板上にてへらで均一に混合練和してセメント
泥とした。以下実施例1と同じ方法で破砕抗力と凝固時
間を測定しその結果を第1表に示した。
実施例7
成形をラバープレスを使用し、圧力管1200kLiZ
−とした。焼成’ii 1500℃にて1時間とする以
外は実施例2と同様の方法でセメント用粉剤を製造し粉
剤の嵩密度、破砕抗力と凝固時間を測定しその結果を第
1表に示した。
−とした。焼成’ii 1500℃にて1時間とする以
外は実施例2と同様の方法でセメント用粉剤を製造し粉
剤の嵩密度、破砕抗力と凝固時間を測定しその結果を第
1表に示した。
比較例1
ヒドロキシアパタイトの粉末0.5yとFAA液(分子
量120,000.40%水浴液)0.5pをガラス板
上にてへらで混合練和したが48時間経過後においても
硬化しなかった。
量120,000.40%水浴液)0.5pをガラス板
上にてへらで混合練和したが48時間経過後においても
硬化しなかった。
比較例2
βTOPの粉末0.5 yとPAA液(分子量120.
000.40チ水溶液) 0,5 pをガラス板上にて
へらで混合#!和したが48時間経過後においても硬化
しなかった。
000.40チ水溶液) 0,5 pをガラス板上にて
へらで混合#!和したが48時間経過後においても硬化
しなかった。
発明の効果
本発明のセメント組成物は、無機成分が実質的に生体親
和性に優れたαTOPのみからなり、樹脂成分は歯科臨
床において長い実績を有するポリアクリル酸等の不飽オ
lカルボン酸からなるものであり、強度、凝固時間も歯
科用セメ/1・として、極めて優れたものである。
和性に優れたαTOPのみからなり、樹脂成分は歯科臨
床において長い実績を有するポリアクリル酸等の不飽オ
lカルボン酸からなるものであり、強度、凝固時間も歯
科用セメ/1・として、極めて優れたものである。
第1図は本発明のセメント組成物における粉剤嵩密度(
ρA)と硬化体の破砕抗力の関係を示す図である。 第2図は本発明のセメント組成物における粉液比とセメ
ント泥の稠度の関係を示す図である。 特許出願人 セントラル硝子株式会社(3萌つ/h’
) (’fd%’j11M)u’lj169g9*L3
4’)ワA
ρA)と硬化体の破砕抗力の関係を示す図である。 第2図は本発明のセメント組成物における粉液比とセメ
ント泥の稠度の関係を示す図である。 特許出願人 セントラル硝子株式会社(3萌つ/h’
) (’fd%’j11M)u’lj169g9*L3
4’)ワA
Claims (2)
- (1)(a)αCa_3(PO_4)_2粉末と(b)
不飽和カルボン酸の重合体または二種以上の不飽和カル
ボン酸の共重合体の粉末 または水溶液 とから成る歯科用セメント組成物。 - (2)αCa_3(PO_4)_2粉末が、嵩密度0.
8g/cm^3以上であることを特徴とする特許請求範
囲第1項記載の歯科用セメント組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60001462A JPS61161206A (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 歯科用セメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60001462A JPS61161206A (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 歯科用セメント組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161206A true JPS61161206A (ja) | 1986-07-21 |
Family
ID=11502125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60001462A Pending JPS61161206A (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 歯科用セメント組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61161206A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219507A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-28 | Sankin Kogyo Kk | 歯科用セメント |
JPH02201A (ja) * | 1987-10-23 | 1990-01-05 | Sangi:Kk | 歯科用微小充填剤 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60225568A (ja) * | 1984-04-24 | 1985-11-09 | 株式会社アドバンス | 生体硬組織修復材料 |
JPH02321A (ja) * | 1987-06-30 | 1990-01-05 | British Aerospace Plc <Baf> | アパーチュア形成方法 |
-
1985
- 1985-01-10 JP JP60001462A patent/JPS61161206A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60225568A (ja) * | 1984-04-24 | 1985-11-09 | 株式会社アドバンス | 生体硬組織修復材料 |
JPH02321A (ja) * | 1987-06-30 | 1990-01-05 | British Aerospace Plc <Baf> | アパーチュア形成方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219507A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-28 | Sankin Kogyo Kk | 歯科用セメント |
JPH02201A (ja) * | 1987-10-23 | 1990-01-05 | Sangi:Kk | 歯科用微小充填剤 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4677140A (en) | Surgical cement containing α-tricalcium phosphate, poly(carboxylic acid) and water | |
US4684673A (en) | Surgical cement from amorphous tricalcium phosphate, poly(carboxylic acid) and water | |
US4668295A (en) | Surgical cements | |
JPH02307845A (ja) | 硬化材 | |
GB2156824A (en) | Surgical cements | |
JPS6272363A (ja) | 医科用または歯科用セメント組成物 | |
JP2007509929A (ja) | 生体素材の改善された初期的及び最終的特徴の為の二段階システム | |
JPS6283348A (ja) | 医療用硬化性組成物 | |
JPS61161206A (ja) | 歯科用セメント組成物 | |
JPH0244050A (ja) | 水硬性ペレット | |
JPS61270249A (ja) | リン酸四カルシウム硬化性組成物 | |
JPH0248479A (ja) | 硬化性組成物の硬化方法 | |
JPS61234868A (ja) | 硬化性組成物 | |
JPS62153204A (ja) | 歯科用根管充填材 | |
JP3063013B2 (ja) | 室温凝結能を有する水和反応型リン酸カルシウム系生体材料 | |
JPH01301543A (ja) | 硬化性組成物 | |
JPH01111762A (ja) | 硬化性組成物 | |
JPH0526503B2 (ja) | ||
JP2001170161A (ja) | リン酸カルシウム系医療用硬化性組成物 | |
JP2548745B2 (ja) | 骨セメント組成物 | |
JPS61272056A (ja) | 硬化性組成物 | |
JPH07114804B2 (ja) | 医療用硬化性組成物 | |
Kenny et al. | The influence of hydroxyapatite: Zinc oxide ratio on the setting behavior and mechanical properties of polyalkenoate cements | |
JPH01166762A (ja) | 医科用および歯科用硬化性材料 | |
JP3558680B2 (ja) | リン酸四カルシウムの製造方法及びこの方法によって得られたリン酸四カルシウム、並びにこのリン酸四カルシウムを含有するセメント用組成物 |