JPS61161151A - 電磁式粉砕処理装置 - Google Patents

電磁式粉砕処理装置

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JPS61161151A
JPS61161151A JP109285A JP109285A JPS61161151A JP S61161151 A JPS61161151 A JP S61161151A JP 109285 A JP109285 A JP 109285A JP 109285 A JP109285 A JP 109285A JP S61161151 A JPS61161151 A JP S61161151A
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JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic
processing container
processing
pulverization
particle size
Prior art date
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Pending
Application number
JP109285A
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English (en)
Inventor
高橋 武男
上田 清勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
この発明は、強磁性材で作られた多数の作動体を処理容
器内に収容し、この処理容器を移動磁界の作用する磁場
の中に置いて作動体に電磁力による激しいランダム運動
を生起させ、これにより処理容器内に供給された例えば
印刷用インキ、塗料用としての顔料を微粉砕する等、各
種被処理物の粉砕処理操作を行うようにした電磁式粉砕
処理装置に関する。
【従来技術とその問題点】
この種の電磁式粉砕処理装置として、第3図および第4
図に示す装置が既に提案されて公知である。(特開昭5
8−45754号) すなわち第3図、第4図において、1は非磁性材で作ら
れた処理容器、2,3はこの処理容器1を挟んでその両
側に対向配置された一対の移動磁界発生装置、4は鉄系
合金等の強磁性材で作られた棒状ピースとしてなる作動
体、5が作動体4と一緒に処理容器内に収容された被処
理物である。 また移動磁界発生装置2.3はいわゆるリニアモータと
゛してよく知られているものであり、鉄心6のコイルス
ロットに例えば3相交流コイル7を巻装して構成され、
このコイル7へ多相交流電源から給電を行うことにより
互いに逆向きの移動磁界φ1.φ2が生成される。 上記の構成で、移動磁界φ1.φ2の作用する磁場の中
に置かれた処理容器1内の作業空間には移動磁界φ1.
φ2の合成によって回転磁界が形成され、この回転磁界
と前記の作動体4との相互作用に基づく電磁力により、
作動体4は磁界の移動方向−0の並進力、浮上刃、およ
び回転トルクを受けるとともに、さらに作動体同士の衝
突1作動体と処理容器壁との衝突等が加わり、作動体4
は処理容器内で激しくランダム運動を生起する。これに
より、処理容器l内に供給された被処理物5は、作動体
4のランダム運動に伴う作動体4との衝突により細かく
粉砕されて粉砕処理されることになる。 上記のようにこの種の電磁式粉砕処理装置では、被処理
物の粉砕処理が主として被処理物と作動体との衝突によ
り行われる。したがってこの処理効率をより高めるため
には、処理容器の単位容積当たりの作動体4の個数を多
(し作動体4と被処理物5との単位時間当たりの衝突機
会を高くすることが必要である。この観点からすれば、
理論的には作動体4としてはサイズの大きな作動体より
もサイズの小さな作動体を多数収容して運転を行う方が
よいことになる。しかしながらサイズの小さな作動体は
サイズの大きな作動体に比べて個々の作動体が磁場から
得る運動エネルギーが小さいため、実際の処理操作の過
程で被処理物5が処理容器1内の四隅のコーナ一部分に
停滞したり、処理容器の壁面に付着したままとなると、
作動体の持つ運動エネルギーの不足から、この部分に付
着停滞している被処理物を剥離して容器内中央空間へ分
散させた上で処理操作することが円滑に行われず、結果
としてこの停滞骨が未処理のまま残ってしまう不具合な
現象が多く発生する。かかる点多くの実験を通じて発明
者が得た知見からも、作動体としてサイズの小さなもの
を採用して粉砕処理を行った場合には、サイズの大きな
作動体を採用した場合と比べて被処理物の平均粒径を小
さくすることができる反面、前記の容器内周域に被処理
物が停滞、付着する現象の発生により砕製物の最大粒径
が大きくなることが確認されている。 特に印刷用インキ、塗料用としての顔料の粗粒子を被処
理物として粉砕処理を行う場合には、製品の品質面から
これら被処理物の平均粒径を小さくすることは勿論のこ
と、さらに最大粒径も小さくすることが要求される。特
に印刷用の顔料としては、インキ製品の中に僅かでも粒
径の大きな粒子が混在していると、印刷した際に印刷物
にすしが入ってしまい顔料として不適なものとなる。か
かる点従来方式のように、作動体として一種類のサイズ
のものを採用して前記した顔料等の粗粒子を微粉砕する
場合には、平均粒径、最大粒径の面で品質の高い製品を
得ることが困難であった。
【発明の目的] この発明は上記の点にかんがみなされたものであり、被処理物の処理操作によって得られる砕製物の平均粒径および最大粒径をともに小さくして、所望の粒度分布となる高品質の製品が得られるようにした電磁式粉砕処理装置を提供することを目的とする。 【発明の要点】
上記目的を達成するために、この発明は処理容器内に収
容した作動体として、サイズの小さな作動体とサイズの
大きな作動体とを混合して収容することにより、処理容
器内に供給された被処理物を主としてサイズの小さな作
動体のランダム運動により細かく粉砕処理し、一方では
処理容器内の四隅コーナ一部あるいは処理容器の壁面に
未処理のまま付着停滞する被処理物を、サイズの大きな
作動体のランダム運動により剥離して容器内の作業空間
内に分散させてサイズの小さな作動体の処理作用を十分
に受けるようにしたものである。
【発明の実施例】
第1図はこの発明の実施例に係る電磁式粉砕処理装置を
示すものであり、第3図と同一部材には同じ符号が付し
である。すなわち第1図の実施例によれば、処理容器1
内に収容されている作動体として径寸法の小さな小サイ
ズの棒状作動体4Aと、径寸法の大きな大サイズの棒状
作動体4Bとが混合して収容されている。ここで前記し
た小サイズの作動体4Aの寸法は直径0.1〜0.3w
*、長さ2.5鶴程度のスピンドル形状体、一方の大サ
イズの作動体4Bは直径1〜2ts、長さ14fl程度
のスピンドル形状体の強磁性材で作られたピースである
。 上記の構成で処理容器l内に被処理物5を収容して移動
磁界発生装置2.3により移動磁界を作用させることに
より、処理容器内に収容されている前記の作動体4A、
 4Bが移動磁界との相互作用に基づく電磁力により、
処理容器内で激しくランダム運動を生起する。ここで小
サイズの作動体4Aは主に顔料等の被処理物の微粉砕に
関与し、一方の大サイズの作動体4Bは処理容器内の周
域に付着停滞する被処理物を壁面から剥離させて容器内
の作業空間へ分散するように作用する。これにより、処
理容器内に収容された被処理物は未処理分が無くなり、
容器内で万遍なく粉砕作用を受けて微粉砕されることに
なる。 次に上記実施例による処理操作の評価をl+1!認する
ために、従来方式と対比して発明者の行った実験結果に
ついて述べる。ここでは被処理物の試料として印刷イン
キ用のカーボンブランクの粗粒子を採り上げて電磁式粉
砕混合処理装置により粉砕処理を行った。またこの実験
には、内寸法35X50X110mの処理容器1を使用
し、ここに前記の試料30gとともに次記の実験条件に
よる作動体を収容して処理運転を行いその結果を対比し
た。 実験■:作動体として直径0.1fl、長さ2.5fi
の小サイズ作動体4Aを400000本処理容器内に収
容した。 実験■:作動体として直径0.1fi、長さ2.5fi
の小サイズ作動体4Aを400000本と、これに直径
1.0m。 長さ14酊の大サイズサイズ4Bを500本追加して処
理容器内に収容した。 第2図は前記の各実験条件で7分間の粉砕処理を行った
後の砕製物についての粒度分布測定結果を示したもので
あり、図中1.IIがそれぞれ前記実験■、実験■の粒
度分布を表す。この粒度分布から明らかなように、砕製
物の最大粒径に付いてみると、実験Iでは25μmであ
ったのが実験■では6μ信に低下しており、このことか
ら砕製物の最大粒径、および平均粒径が小さくなり、印
刷インキ用の顔料として要求される高品質の製品の得ら
れることが理解されよう。 なお、当該装置をそのまま被処理物の混合処理に適用し
て使用することもできる。
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、作動体としてサイ
ズの小さな作動体とサイズの大きな作動体とを混合して
処理容器内に収容し、粉砕の処理を行うように構成した
ことにより、処理運転に際して処理容器内周域に被処理
物が未粉砕のまま残留することがな(なり、万遍なく粉
砕処理を行って最大粒径、平均粒径の面で所望の粒度分
布となる砕製物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例による電磁式粉砕処理装置の
略示構成図、第2図はこの発明による装置と従来装置と
を対比して行った被処理物の粉砕処理実験結果の粒度分
布図、第3図は従来の電磁式粉砕処理装置の略示構成図
、第4図は第3図の矢視IV−IV断面図である0図に
おいて、1;処理容器、2,3:移動磁界発生装置、4
A:小サイズの作動体、4B:大サイズの作動体、φ1
゜第1図 在子囁(/’−″) 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)強磁性材で作られた多数の作動体を収容した非磁性
    の処理容器と、該処理容器を挟んでその両側に対向配備
    された互いに逆向きの移動磁界を生成する移動磁界発生
    装置とから構成され、移動磁界との相互作用に基づく電
    磁力で生起した前記作動体のランダム運動により、処理
    容器内に供給された被処理物を粉砕処理する電磁式粉砕
    処理装置において、前記作動体としてサイズの異なる大
    小複数種の作動体を混合して処理容器内に収容したこと
    を特徴とする電磁式粉砕処理装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載の電磁式粉砕処理装置
    において、処理容器内に収容した作動体が直径1〜2m
    mと直径0.1〜0.3mmのサイズの異なる大小2種
    類の棒状作動体を混合したものであることを特徴とする
    電磁式粉砕処理装置
JP109285A 1985-01-08 1985-01-08 電磁式粉砕処理装置 Pending JPS61161151A (ja)

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JP109285A JPS61161151A (ja) 1985-01-08 1985-01-08 電磁式粉砕処理装置

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JPS61161151A true JPS61161151A (ja) 1986-07-21

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JP109285A Pending JPS61161151A (ja) 1985-01-08 1985-01-08 電磁式粉砕処理装置

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