JPS61160998A - 電磁波シ−ルド複合容器の製造方法 - Google Patents

電磁波シ−ルド複合容器の製造方法

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JPS61160998A
JPS61160998A JP60001416A JP141685A JPS61160998A JP S61160998 A JPS61160998 A JP S61160998A JP 60001416 A JP60001416 A JP 60001416A JP 141685 A JP141685 A JP 141685A JP S61160998 A JPS61160998 A JP S61160998A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
blank
surface layer
box body
resin film
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Pending
Application number
JP60001416A
Other languages
English (en)
Inventor
昂 豊田
正行 井上
昌月 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yupo Corp
Original Assignee
Yupo Corp
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Publication date
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はフロッピィ−ディスク,磁気記録ディスク,コ
ンピューター用磁気テープ等を収納するために用いる電
磁波シールド複合容器の製造方法に関する。
【従来の技術】
フロッピィ−ディスク等を電磁波障害、いわゆるEMI
から避けて保存するには、ディスク本体をカーボーグラ
ファイト入り封筒に封入し、更に。 これを合成紙製の保護封筒で保護し、その複数枚を表面
にグラビア印刷を施した紙箱内に収容するといった方法
が、またコンピューター用テープの保存には、録音済み
テープをカーポー人り樹脂フィルム製の袋内に収納し、
これを身箱と蓋箱がヒンジ部によって連結され、かつ表
面に印刷ラベルが貼着されているABS樹脂製容器内に
収納するといった方法がそれぞれ用いられている。
【発明が解決しようとする問題点】
上記従来の保存方法では使用時乃至は保存時に記録媒体
を保護封筒や袋より取出したり収納したりする取扱い上
の煩わしさがあるため、その解決策として容器内面に導
電性塗料を塗布するか、或いは容器自体を導電性粉末含
有の熱可塑性樹脂を素材として成形し、容器自体に電磁
波シールド機能をもたせることが考えられる。 しかし
、前者の導電性塗料を用いる方法は、コスト的には後者
の容器自体を導電性粉末含有の熱可塑性樹脂によって成
形する方法より優れているが、前者の方法は容器のキャ
ビティが狭くて塗装作業が非常に困難であり、一方、後
者の方法は銅粉、ニッケル粉。 カーボーグラファイト等の高価な導電性粉末が容器全体
に分散されるため、非常にコスト高になって採算的に不
利となることは避けられず、また、これらの方法で製造
された容器には、その美粧性等の面で表面に印刷された
粘着ラベルを貼合する必要がある。
【問題点を解決するための手段】
本発明は上記の点に鑑みて、プラスチック製品を製造す
る場合の絵付けの技術を応用し、ブランクとして表面層
側が印刷可能な合成紙であり、かつ導電層を含む複層構
造のものを用い、電磁波シールド機能を有する身箱と蓋
箱を連結した状態で同時に成形できる電磁波シールド複
合容器の製造方法を提供しようとするもので1本発明製
造方法によれば電磁波シールド機能に優れた複合容器を
、その容積の大小に関係なく極めて経済的に製造するこ
とができる。
【実 施 例】
先ず、本発明製造方法によって製造された複合容器の構
成を説明する。 第1図に示す如く1本復合容器は熱可塑性樹脂製の身箱
本体1と、この身箱本体1にヒンジ部3を介して嵌め外
し自在に連結されている熱可塑性樹脂製の蓋箱本体2か
ら成り、この身箱本体1と蓋箱本体2の外面には表面に
印刷4が施されている身箱ブランク5aと蓋箱ブランク
5bをそれぞれ一体に被着してあり1両ブランク5a、
5bの各周壁板の隣接した各縁辺同士は身箱本体1と蓋
箱本体2の射出成形時に射出された熱可塑性樹脂6.7
によって接着8されている。 第2図に示す如く、身箱ブランク5aは底板11の各縁
辺に周壁板12.13.14.15が、また蓋箱ブラン
ク5bは天板16の各縁辺に周壁板17.18.19゜
20がそれぞれヒンジ加工10a、1(lbによって折
り曲げ自在に連結された構成であって、両ブランク5a
、5bは隣接する周壁板i4.17の相対向した縁辺部
3aで連結されている連結ブランク5として予め一連的
に形成されており、上記縁辺部は前述したヒンジ部3に
相当する。 第3図に示す如く、連結ブランク5は表面層a側が無機
微細粉末を8〜65重量%の割合で含有する熱可塑性合
成樹脂(例えばポリプロピレン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリ、アミド等)のフィルムによって形成され
、この表面層aとカーボングラファイト粉末若しくは他
の導電性金属粉末(例えば銅粉、ニッケル粉、鉄粉、ア
ルミ粉)を5〜60重量%の割合で含有する熱可塑性合
成樹脂(例えばプロピレン・エチレン共重合体、高密度
ポリプロピレン等の合成紙の素材樹脂の融点より少なく
とも10℃以上低い融点を有する樹脂)フィルムによっ
て形成された導電層すとの少なくとも二層構造であって
、上記表面層aは印刷性に優れている合成紙によって形
成するのが好ましい。 以下に、連結ブランク5の具体的な製造例について説明
すると、融点が164℃である三菱油化■製ポリプロピ
レン「三菱ノーブレンMA−6(商品名)」87部と、
融点が134℃、密度が0.9501/c、c。 である三菱油化■製高密度ポリエチレン「ユカロンハー
ドE Y−40(商品名)」10部及び重質炭酸カルシ
ウム8部よりなる組成物を押出機を用いて溶融混練した
後、ダイより250℃の温度でシート状に押出し、この
シートを約50℃の温度となるまで冷却した。 次いで
、上記シートを約153℃に加熱した後、ロール群の周
速差を利用して縦方向に4倍延伸して一軸延伸フイルム
を得た。 一方、融点が163℃である三菱油化■製ポ
リプロピレン「三菱ノーブレンMA−3(商品名)」7
0部と重質炭酸カルシウム30部よりなる混合物と、カ
ーボーグラファイト10部とプロピレン(96%)・エ
チレン共重合体(融点134℃) 90部よりなる混合
物とを各別の押出機を用いてそれぞれ溶融混練し、各溶
融物を250℃の温度でシート状にそれぞれ押出して上
記−軸延伸フィルムの表裏面に積層し、三層構造のシー
トを得た。 この三層構造のシートを、一旦60℃まで冷却した後に
約163℃の温度となるまで再加熱し、テンターを用い
て横方向に8倍延伸し1次いで、165℃に設定したオ
ーブン中を通過させて熱セットした後に約60℃まで冷
却し、耳部をスリットして中間層Cの二軸延伸基材層フ
ィルムの肉厚が120ミクロン、表面に亀裂を有し、内
部に微細なボイドを有する表面層a及び微細なボイドを
有しない導電層すの一軸延伸フイルムの肉厚がそれぞれ
60ミクロンである連結ブランク用生地を得た(第4図
参照)、シかして、連結ブランク用生地を所要の大きさ
に切断し、その表面層a上に各用途に応じた多色オフセ
ット印刷による絵付けを行なった後、これを第2図に示
す形状に裁断して本発明製造方法に用いる連結ブランク
5を得た。 なお、カーボングラファイトに代えて鉄粉
、ニッケル粉、アルミニウム粉、銀粉等の導電性金属粉
末を用い  ′れば電磁波シールド効果は更に向上する
。 次に1本発明製造方法を説明する。 連結ブランク5を身箱と蓋箱の形状に組立て。 この組立てブランクを射出成形用金型の金型内に表面層
aが該雌金型と接するようにして収容し。 静電気や減圧作用によって仮止めする。 次いで。 雄金型を雌金型と型あわせした後に熱可塑性樹脂(6,
7)をキャビティ内に射出注入し1次に冷却して型開き
を行ない、第1図に示す複合容器を製造する。 このよ
うにして射出成形された複合容器は、連結ブランク5が
身箱本体1と蓋箱本体2に一体的に被着され、かつ、連
結ブランク5の隣接し合った周壁板の縁辺同士は射出成
形時に注入された熱可塑性樹脂、例えばポリプロピレン
、ABS、ポリ塩化ビニル等により協力に接着するので
、外力によって引き離される心配がなく、保形性並びに
電磁波シールド機能に優れたものに構成される。 なお
、連結ブランク5の導電層す側には、接着性を向上させ
るためにポリエチレンやエチレン・酢酸ビニル共重合体
等の低融点(80〜140℃)の熱可塑性樹脂フィルム
層を更に付加することもできる。 【発明の効果1 本発明は上記の如くであって、外表面が導電層を有する
ブランクによって被覆されている電磁波シールド複合容
器を経済的に製造できる利点がある。 しかして、本発
明製造方法によって製造された複合容器はブランク縁辺
の接着部分が外力によって不当に引き剥されるといった
心配がなく、また、表面層(合成紙層)の内部には微細
なボイドを有し、導電層にボイドが発生しないように該
導電層と上記表面層の素材樹脂を選択(導電層樹脂の融
点は表面層樹脂の融点より少なくとも10℃低い融点を
有する)して構成したブランクを用いることによって表
面層の印刷性、軽量化を計り得ると共に導電層の導電性
低下を防止できるものであって、電磁波シールド機能に
優れていることは勿論のこと、丈夫であって美粧性を高
める上にも極めて有効となる複合容器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明製造方法によって製造された複合容器の
斜視図、第2図は本発明製造方法の実施に用いられる連
結ブランクの展開図、第3図は第2図A−A線断面図、
第4図は連結ブランクの変形例を示す第3図と同様な断
面図である。 図中、1は身箱本体、2は蓋箱本体、3はヒンジ部、5
は連結ブランク、5aは身箱ブランク。 5bは蓋箱ブランク、6,7は熱可履性樹脂、aは表面
層、bは導電層である。 特許出願人 王子油化合成紙株式会社 ■

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)身箱本体を被覆することができる底板と各周壁板
    を備えた身箱ブランクと、蓋箱本体を被覆することがで
    きる天板と各周壁板を備えた蓋箱ブランクが隣接する周
    壁板同士の縁辺部で連結され、かつ上記両ブランクが無
    機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有する熱可塑性
    樹脂フィルムの表面層と、カーボングラファイト粉末も
    しくは他の導電性金属粉を5〜60重量%の割合で含有
    する熱可塑性樹脂フィルムの導電層との少なくとも二層
    構造である連結ブランクを用い、この連結ブランクを組
    立てて、その表面層側が射出成形用金型と接するように
    して該金型内に収容して仮止めし、次いで、キャビティ
    内に溶融した熱可塑性樹脂を射出して、上記連結ブラン
    クの隣接する各縁辺同士を射出された熱可塑性樹脂によ
    って接着すると同時に、成形される身箱本体と蓋箱本体
    との接続部分をヒンジ部に形成することを特徴とする電
    磁波シールド複合容器の製造方法。
  2. (2)表面層の熱可塑性樹脂フィルムは延伸フィルムで
    あり、内部に微細なボイドを多数有することを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第(1)項記載の電磁波シールド
    複合容器の製造方法。
  3. (3)導電層の熱可塑性樹脂フィルムの素材樹脂は表面
    層の熱可塑性樹脂フィルムの素材樹脂の融点より少なく
    とも10℃以上低い融点を有し、かつ導電層は微細なボ
    イドを有しないことを特徴とする前記特許請求の範囲第
    (1)項記載の電磁波シールド複合容器の製造方法。
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