JPS6115935A - 磁気ヘツド用磁性材料 - Google Patents

磁気ヘツド用磁性材料

Info

Publication number
JPS6115935A
JPS6115935A JP59135593A JP13559384A JPS6115935A JP S6115935 A JPS6115935 A JP S6115935A JP 59135593 A JP59135593 A JP 59135593A JP 13559384 A JP13559384 A JP 13559384A JP S6115935 A JPS6115935 A JP S6115935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
atomic
permeability
amorphous
magnetic material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59135593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisamori Kono
港野 久衛
Kiyoyuki Esashi
清行 江刺
Masateru Nose
正照 野瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Sumitomo Special Metals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Special Metals Co Ltd filed Critical Sumitomo Special Metals Co Ltd
Priority to JP59135593A priority Critical patent/JPS6115935A/ja
Publication of JPS6115935A publication Critical patent/JPS6115935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業分野 この発明は、磁気ヘッド用の非晶質磁性材料に係り、軟
磁性材料として好ましい諸特性を有し、特に、低測定磁
界での高い透磁率を示し、かつ透磁率の熱安定性にすぐ
れ、さらに、耐食性、耐摩耗性にすぐれた磁気ヘッド用
磁性材料に関する。
背景技術 磁気ヘッド用コア材として、従来は、パーマロイ、セン
ダスト、フェライト等が用いられてきたが、パーマロイ
は耐摩耗性に劣り、センダストは脆弱なために薄板に加
工する際に多大の工数を要し、また、フェライトは磁束
密度が約4000〜5000G程度と低い等、種々の問
題点があった。
かかる問題を解消した磁気ヘッド用磁性材料として、良
好な軟磁性特性であり、箔帯であるために渇電流損失が
少ないなど好ましい特性を有する非晶質磁性材料が開発
されており、さらに、非晶質磁性材料の耐摩耗性や高磁
束密度化及び高透磁率化等の改善が種々提案されている
例えば、特開昭51−73920号公報、特公昭59−
8048号公報等に開示され、実用化されているGo−
Fe  si  B系非晶質磁性材料は、高磁束密度で
あるが、一般に、耐摩耗性がセンダストよりも劣り、熱
安定性はその透磁率が初期には大きな値を示すが、磁気
ヘッド製造時に多用される接着あるいはモールド加工の
ための100℃程度の加熱保持によって、大きく低下す
る問題があった。
一方、出願人が共同提案(特開昭56−84439号、
特開昭56−130449号)したコバルト基非晶質合
金は、磁歪が小さく、高透磁率特性を示し、磁束密度も
比較的高いが、通常の熱処理方法で、極めて高い透磁率
を得るには、極限られた組成範囲しか利用できない問題
があった。
また、ω−7,r系で磁歪の小さくなる組成において、
Mo、B、NLを含有させて、耐食性、耐摩耗性、飽和
磁束密度を高めた磁気ヘッド用非晶質合金が提案(特開
昭59−38349号)されそいるなど、一般に高磁束
密度な材料が求められている。
ところで、上記の磁気ヘッド用磁性材料で磁気ヘッドを
組立て、各種レコーダー等に実装した場合、一般に切望
されている高磁束密度材料が必ずしも良い実装特性を示
すとは限らず、実装特性として重視されるインピーダン
ス、バイアス電流値、録音信号電流値、再生周波数特性
、再生感度等は、使用した磁性材料の透磁率、とりわけ
低い磁界での透磁率に大きく依存していることが知られ
るようになり、最近特に注目されている。
かかる磁気ヘッドの実装特性向上の観点から、従来の磁
性材料を検討すると、単に10 kGを越える高い飽和
磁束密度を有するだけの磁性材料は、高い磁界(101
110e以上)での透磁率は比較的よい値が得られるが
、11110e程度の低い磁界における透磁率は高磁界
の場合に対して極端に低く、例えば、音声録再用磁気ヘ
ッドにおける再生感度が低くなる問題があった。
発明の目的 この発明は、磁気ヘッド用の軟磁性材料とじて好ましい
諸特性を有し、磁気ヘッドの実装特性の 5向上が得ら
れるように、特に、低磁界での高い透磁率を示し、かつ
透磁率の熱安定性にすぐれ、さらに、耐食性、耐摩耗性
にすぐれた磁気ヘッド用磁性材料を目的としている。
発明の構成と効果 この発明は、磁気ヘッド用磁性材料として好ましい軟磁
気特性を有する磁性材料を目的に検約し、らを主成分と
し、Zrを主たる非晶質化元素とする磁歪の小さな非晶
質材料につき、さらに検討を加え、磁気ヘッドの実装特
性向上の観点から、約6000G以上の適当な高磁束密
度を有し、特に、0.1m0e〜3 moθ程度の低い
測定磁界における透磁率が極めて高い値を示し、さらに
、耐食性、耐摩耗性も兼備しすぐれた軟磁気特性を有す
る磁性材料を得るため、添加元素の組み合せ等を種々検
討した結果、6とzrに、NL 、14 、rb 、及
びBを含有する非晶質合金が上記目的に有用であり、0
.1m0e〜3 moe程度の低い測定磁界における透
磁率(1kl−1z )が10000以上も得られるこ
とを知見したものである。
さらに、詳述すると、Co−Zr系において、Niの添
加により磁歪を調整し、冷の添加により、透磁率、保磁
力の熱的安定性を高め、またB及び、特に陽の添加によ
り、透磁率を向上させ得ることを知見し、磁気ヘッド用
磁性材料として必要な諸特性の向上を目的に検討し、各
成分及び相互の含有関係を知見、限定したものである。
すなわち、この発明は、 Co  75原子%〜84原子%、 Ni  2原子%〜6原子%、 −5原子%〜10原子%。
陽 0.5原子%〜5原子%。
B O01原子%〜5原子%、 Zr  ’−7原子%〜9原子%を含有し、Fb +N
b +Zr  13原子%〜20原子%及びも十Ni十
冷+陽+B+Zr = 100原子%を満足し、優先的
に非晶質からなる磁気ヘッド用磁性材料である。
この発明による非晶質磁性材料は、所定の成分組成を有
する溶湯を超急冷することによって非晶質化することが
でき、また、気相から超急冷する方法、例えばスパッタ
法によっても得られるので、一般に薄帯または薄膜で得
られる。
この発明による非晶質薄帯または薄膜は、保磁力及び磁
歪が小さく、透磁率、特に、低測定磁界の透磁率が著し
く高く、熱的に経時的に安定した磁気特性が得られるこ
とを特徴とし、さらに、耐食性及び耐摩耗性に冨み、半
金属元素を多量に含む従来の非晶質磁性材料に比べて脆
化し難く、打ち抜きや切断等の機械加工性にすぐれてい
る。また、電気抵抗が120〜140μΩcmと高く、
しかも数100八〜50週程度の薄帯または薄膜で得ら
れるため、磁気ヘッド用コア材料に最適であり、高周波
特性のよい小型磁心材料にも適している。
また、この発明による非晶質磁性材料は、実施例に示す
如く、結晶化温度がキューリ一温度より高い水系磁性材
料を、該磁性材料の結晶化温度以上、キューリ一温度以
下の温度範囲に、1〜100分間保持し、さらに、該磁
性材料に、該磁性材料と相対的に回転する磁界を印加し
、150℃〜上記キュ上記キューリーマ、5〜1000
分間保持する2段熱処理を施すことにより、0.3〜3
 moeの測定磁界での透磁率(1kH7)が1500
0乃至20000以上に向上する。
成分限定理由 COは、本組成における主成分であり、約6000G以
上の磁束密度を得るためには75原子%以上必要である
が、84原子%を越えると、低測定磁界における透磁率
が向上しないため、75原子%〜84原子%の含有とし
、望ましくは71原子%〜82原子%がよく、さらに望
ましくは、77原子%〜8011i!子%が良い。
N1は、磁束密度を低下させるこなく、磁歪を低減させ
て負にする効果を有するために添加し、他の成分元素の
含有範囲において、磁歪を実質的に零もしくはやや負で
、磁束密度が6000(3以上の磁性材料とするために
は2原子%以上の添加が必要であるが、6原子%を越え
て添加すると、結晶化温度及び飽和磁束密度が低下する
ため、2原子%〜6原子%の添加とする。
MOは、磁歪を負にし、透磁率あるいは保磁力の熱的安
定性を高める元素であり添加するが、5原子%未満では
上記効果がなく、また10原子%を越えると、磁束密度
が著しく低下するため、5Wt子%〜10原子%の含有
とする。
Nbは、Zr、Bに次ぐ非晶質形成能を有し、Zr及び
日と共に含有されることによって非晶質形成能を高める
効果を有し、磁歪を負にし、熱処理後の透磁率の向上を
促進させる作用を有するため添加するが、0.5原子%
未満では所要の効果が得られず、また、5原子%を越え
て添加しても磁気特性の向上効果が得られないため、0
,5原子%〜5原子%の含有とする。望ましくは、1.
5原子%〜5原子%の範囲がよい。
Bは、lrと同時に含有することにより、材料の非晶質
形成能を高め、磁気異方性の低減に効果があり、0.1
原子%以上、望ましくは0.5原子%以上から上記効果
があるが、5原子%を越えて添加しても、磁気異方性の
低減にはさほど効果がなく、磁束密度の低下を来たし、
脆化し易くなり、ざらには磁性の熱的安定性も低下する
ため、0.1原子%〜5原子%とする。また、望ましく
は0.5原子%〜3原子%がよく、さらに、極めて高い
熱的安定性を得るには、0.5原子%以上1原子%以下
の含有がよい。
2「は、水系組成の主たる非晶質化元素であり、容易に
非晶質化し、かつ安定した非晶質状態を得るためには7
原子%以上含有する必要があるが、一方、当該磁性材料
の磁歪を正にする元素であり、磁歪をできるだけ零に近
づけるためには9原子%以下にする必要があり、1原子
%〜9原子%とする。
また、Mo、Nb、Zrは、キュー !J −mW’f
r下げる効果を有するが、その合計含有量が13原子%
未満ではキューリ一温度が高く、熱処理を施しても十分
な透磁率が得られず、20原子%を越えると磁束密度が
著しく低下するため、比+陽+Zrは13原子%〜20
原子%とし、望ましくは15原子%〜18原子%の範囲
がよい。
この発明による磁性材料は、上述の各元素を種々の組み
合せで含有し、 一十陽+Zr  13原子%〜20原子%及びC< +
 NL+冷+陽+B+Zy=100原子%を満足する。
実施例 第1図は、実施例1における測定磁界と透磁率との関係
を示すグラフ、 第2図、は実施例2におけるB元素含有量と、測定方向
による保磁力差及び磁化の大きさとの関係を示すグラフ
、 第3図は、実施例3における時効時間と透磁率の低下率
との関係を示すグラフ、 第4図は、実施例5におCプるt% + t+ + Z
r含有量と結晶化温度、キューリ一温度及び磁化の大き
さとの関係を示すグラフ、 第5図は、実施例6における時効時間と透磁率との関係
を示すグラフである。
Ki医上 この発明による非晶質磁性合金:陽1(at%)。
隘2(at%)として、 Co78.8− Ni 3.2−冷7−Nb2−B  
O,95−Zy 8.O5、比較倒置3(at%)とし
て、 Co82.3− NLl−Ha 6.4−82−Zr 
8.3、なる組成の溶湯を超急冷して、幅約15mm、
厚み約30ρの薄帯を製造し、10mmφX 6mmφ
のリングを打ち抜き、各々、下記に示す最適の熱処理及
び歪取りを行なったのち、室温で透磁率の測定を行なっ
た。
熱処理条件: 本発明陽1は、500℃×5分の加熱後水冷し、陽2は
、500℃×5分の加熱後水冷し、ついで9.8 ko
eの磁界中で300℃×20分の回転磁界中熱処理した
比較例1N&L3は、9.8にらの磁界中で375℃×
30分の加熱後に水冷した。
透磁率の測定結果は第1図に示すとおりであり、1 m
oe程度の低い測定磁界において、比較倒置3は400
0〜5000程度しか得られないが、本発明陽1は、約
1oooo1陽2は20000以上の著しく高い透磁率
を得ていることが分る。
囚に、上記の磁性材料を使用して、C形の録再用磁気ヘ
ッドを作製し、同一レコーダーに装着して、333Hz
における再生感度を測定したところ、比較倒置3め磁性
材料を使用した磁気ヘッドに比べて、本発明階2の磁性
材料を使用した磁気ヘッドは5dBも高い値を示し、実
装特性のすぐれていることが分る。
実施例2 この発明による非晶質磁性合金として、Co179.’
5−Xi−NL 3.2−  t’b7二Nb2−BX
   −7,r  8.1  (aj%)ゝなる組成で
、Xすなわち日の含有量を種々変化させた組成の溶湯を
超急冷して、幅約15mm、厚み約30加の薄帯を製造
し、各種の薄帯の長手方向の保磁力HC//と、薄帯幅
方向の保磁力Hc、1の差の絶対値、IHc//−HC
LIを測定した。
第2図は、上記絶対値とBの含有量との関係を示したも
ので、日の添加と共に上記差は小さくなり、4原子%の
添加でほぼ零となり、それ以上添加すると再びか大きく
なるのが分る。
一般に、非晶質軟磁性材料にも磁頓異方性が存在し、ロ
ール法による薄帯のみならず、スパッタ法による薄帯に
も磁気異方性は存在し、トルクメータにより測定されて
いるが、薄帯の方向による保磁力の差によっても定性的
に磁気異方性の大小を推定することができることから、
第2図よりBは約5原子%以下の添加でも磁気異方性を
小さくする効果のあることが分る。
また、上記の数種の薄帯において、Bを8原子%以上含
有したものは一部脆化しており、10原子%含有したも
のは全面的に脆化していた。
従って、Bは磁気異方性を小さくする効果を有するが、
含有量の増大と共に脆化し易くなるため、5原子%以下
の添加が好ましいことが分る。
実施例3 この発明による非晶質磁性合金に冷を選定した理由を明
らかにするため、 この発明の非晶質磁性合金として m4(at%) : Co 77−N12−t’に+9
−Nb1−B 1−Zy 9、比較例として、 11h5(at%) : Co 77−Ni2−Cr9
−陽1”E31−Zr 9、m6(at%)  ; G
o 77−NL2−V 9−t41−81−Zr 9、
なる組成の溶湯を超急冷して、幅約15++vn、厚み
約30ρの薄帯を製造し、10mmφX 6mmφのリ
ングを打ち抜き、キューリ一温度以上、結晶化温度より
50℃以下の温度で10分間の焼鈍を施し、その後水冷
し、各試料の透磁率(μ2 :  1 kHz 、 1
0 m0e)をトランス法で測定し、ついで、100℃
で時効させて、透磁率の変化を調べ、第3図に示す。
第3図から明らかなように、出を含むCo −zr金合
金、透磁率の変化が少な(、最も熱的に安定した磁性材
料であることが分る。
実施例4 この発明による非晶質磁性合金として、陽7(at%)
: Co79− NL3−1%?−flI&1I2−B O
,9−Zr 8.1、比較例として、 148(at%) ; Co79− Ni 3− Fb
9−B O09−Zy 8.1、なる組成の溶湯を超急
冷して、幅約15mm1厚み約30項の薄帯を製造し、
10mmφX 6mmφのリングを打ち抜き、各々の試
料を、500℃×5分の焼鈍した後、9.8 koeの
磁界による350℃×20分の回転磁界中熱処理した。
得られた試料の磁気特性、透磁率μ2 (測定磁界10
10e)の周波数依存性、透磁率(1kH2)のレベル
特性を測定し、第・1表に示す。
第1表から明らかなように、両方の合金とも磁束密度は
ほぼ同等であり、rI&L8の材料においても相当高い
透磁率を示しているが、本発明材料池7は比較装置8に
対して、透磁率が周波数全般に渡って高く、特に低い測
定磁界における透磁率が大きく改善されていることが分
る。
これは、本発明材料は、比較例の七の一部を陽で置換し
たもので、水系組成において、陽が透磁率の改善に有効
なことが明らかである。
以下余白 に直匠呈 この発明による非晶質磁性合金として、ctA87−X
I NL 2  t’bX  Nb 2  B I  
Zr 8 (at%)、なる組成のXを種々変化させた
一連の組成溶湯を超急冷して、幅約15mm、厚み約3
0ρの薄帯を製造し、磁化の大きさ、結晶化温度、キュ
ーリ一温度を測定し、隔十比+Zr量(at%)との関
係として、第4図に示す。
第4図から明らかなように、陽子t’b +Zr量が1
3原子%未満では結晶化温度とキューリ一温度との差が
、100℃以上と大きくなり、また、20原子%を越え
ると磁化の大きさは著しく低下するため、陽子%+Zr
量は13原子%〜20原子%が好ましく、さらに好まし
くは15原子%〜18原子%の範囲であることが分る。
友腹鼠旦 この発明による非晶質磁性合金として、lV&L9(a
t%): Co78.8− NL 3.2− Fb7−Fh2−B
 0095−Zr 8.05、なる組成のImを超急冷
して、幅約15町、厚み約30ρの薄帯を製造し、10
mmφX 6nvnφのリングを打ち抜き、試料を、5
00℃×5分の加熱後水冷し、15 koeの磁界によ
る300℃×20分の回転磁界中熱処理を施した。
得られた試料の測定磁界10110eにおける、透磁率
μz(1kHz及び100 kH2)をトランス法で測
定した。
ついで、上記試料を120℃で加熱保持した後冷却し、
室温で透磁率を測定し、120℃の加熱保持による透磁
率の劣化程度を測定し、その時間依存性を第6図に示す
一般に、薄板または薄膜状のコア材から磁気ヘッドを組
立加工する際には、80℃〜150℃の温度で3〜6時
間程度加熱されることが多いが、本発明磁性材料は、か
かる加熱工程を経ても磁気特性の劣化がほとんどないこ
とが分る。
K直匠り この発明による非晶質磁性合金として、階10 (at
%); C079−NL3−門o7−Nb2−81−Zy8、陽
11 (at%): Co78.1− Ni 4.5−1’&8−1’40.
5−8 0.9− Zr 8、陽12(at%); Co80.5− Ni 2.1− Mo5−1’41.
4− F34−Zr  7、rI&L13(at%): C080,5−NL O,5−1%8−Nb O,5−
82−Zy  8,5、比較例1kL14 (at%)
として、Co 66−Fe4−Ru5−Cr3−8L4
−B 18、なる組成の溶湯を超急冷して、薄帯を製造
し、10馴角の薄板を成型して、これを積層して厚み0
.5mmの試験片となし、先端部を5Rに研摩したのち
、同一条件で摩耗試験機にかけ、耐摩耗性試験し、第2
表の結果を得た。
試験条件は、摺動テープに酸化鉄を塗布した市販のテー
プを用い、摺動速度は4.75cm /sec 。
雰囲気は瀉[40℃、湿度70%であった。
第2表の結果から明らかなように、この発明による磁気
ヘッド用磁性材料は陽14に比べて、いずれも6〜12
倍ものすぐれた耐摩耗性を有することが分る。
第2表
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1における測定磁界と透磁率との関係
を示すグラフ、 第2図、は実施例2における8元素含有量と、測定方向
による保磁力差及び磁化の大きさとの関係を示すグラフ
、 第3図は、実施例3における時効時間と透磁率の低下率
との関係を示すグラフ、 第4図は、実施例5における出+陽+Zr含有量と結晶
化温度、キューリ一温度及び磁化の大きさとの関係を示
すグラフ、 一第5図は、実施例6における時効時間と透磁率との関
係を示すグラフである。 出願人  住友特殊金属株式会社 第1図 測定磁界(moe) 第2図 B原子(チ) 第3図 大 時効時間(分) 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Co 75原子%〜84原子%、 Ni 2原子%〜6原子%、 Mo 5原子%〜10原子%、 Nb 0.5原子%〜5原子%、 B 0.1原子%〜5原子%、 Zr 7原子%〜9原子%を含有し、 Mo+Nb+Zr 13原子%〜20原子%及びCo+
    Ni+Mo+Nb+B+Zr=100原子%を満足し、
    優先的に非晶質からなる磁気ヘッド用磁性材料。 2 B 0.5原子%〜3原子%を含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッド用磁性材料。 3 B 0.5原子%〜1原子%を含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッド用磁性材料。
JP59135593A 1984-06-29 1984-06-29 磁気ヘツド用磁性材料 Pending JPS6115935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59135593A JPS6115935A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 磁気ヘツド用磁性材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59135593A JPS6115935A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 磁気ヘツド用磁性材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6115935A true JPS6115935A (ja) 1986-01-24

Family

ID=15155444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59135593A Pending JPS6115935A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 磁気ヘツド用磁性材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6115935A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56130449A (en) * 1980-03-19 1981-10-13 Takeshi Masumoto Amorphous cobalt alloy with very low magnetostriction and high permeability
JPS5757854A (en) * 1980-09-19 1982-04-07 Hitachi Ltd Metal-metal type ferromagnetic amorphous alloy and magnetic core using it
JPS5938349A (ja) * 1982-08-26 1984-03-02 Hitachi Ltd 高飽和磁束密度・高透磁率非晶質磁性合金

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56130449A (en) * 1980-03-19 1981-10-13 Takeshi Masumoto Amorphous cobalt alloy with very low magnetostriction and high permeability
JPS5757854A (en) * 1980-09-19 1982-04-07 Hitachi Ltd Metal-metal type ferromagnetic amorphous alloy and magnetic core using it
JPS5938349A (ja) * 1982-08-26 1984-03-02 Hitachi Ltd 高飽和磁束密度・高透磁率非晶質磁性合金

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4748000A (en) Soft magnetic thin film
US4420348A (en) Amorphous alloy for magnetic head core
JP2698814B2 (ja) 軟磁性薄膜
JPS6129105A (ja) 磁性合金薄膜
JPS6115935A (ja) 磁気ヘツド用磁性材料
JPH0653039A (ja) 耐食性磁性膜およびこれを用いた磁気ヘッド
JP3127075B2 (ja) 軟磁性合金膜と磁気ヘッドおよび軟磁性合金膜の熱膨張係数の調整方法
JPH0359978B2 (ja)
JPH0483313A (ja) 軟磁性薄膜並びに磁気ヘッド
JP2727274B2 (ja) 軟磁性薄膜
JP3279591B2 (ja) 強磁性薄膜とその製造方法
JPS6089539A (ja) 低磁歪非晶質磁性合金
JP2979557B2 (ja) 軟磁性膜
JP3019400B2 (ja) 非晶質軟磁性材料
JPS633406A (ja) 結晶質軟磁性薄膜
JPS6321746B2 (ja)
JP2522284B2 (ja) 軟磁性薄膜
JP3221035B2 (ja) 磁気ヘッド
KR940008644B1 (ko) 자기 헤드용 비정질 자성 합금 박막
JPH0789527B2 (ja) 結晶質軟磁性薄膜
JPH0789526B2 (ja) 結晶質軟磁性薄膜
JPS644327B2 (ja)
JPS63146417A (ja) 軟磁性薄膜
JPS62104110A (ja) 軟磁性薄膜
JPH04252006A (ja) 耐食軟磁性膜及びこれを用いた磁気ヘッド