JPS61157822A - 回転電機用ガイド軸受装置の自動監視装置 - Google Patents

回転電機用ガイド軸受装置の自動監視装置

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JPS61157822A
JPS61157822A JP27612284A JP27612284A JPS61157822A JP S61157822 A JPS61157822 A JP S61157822A JP 27612284 A JP27612284 A JP 27612284A JP 27612284 A JP27612284 A JP 27612284A JP S61157822 A JPS61157822 A JP S61157822A
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Hidetoshi Hashimoto
橋本 英利
Masatoshi Ando
雅敏 安藤
Junichi Miyazaki
純一 宮崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は車軸回転機械におけるガイド軸受装置の異常を
監視する装置に係り、特に各セグメントパッドの潤滑流
体膜の形成状態を精度よく把握して異常を初期段階で検
出し得るようにした軸−受自動監視装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、一般産業のプラントの規模は大形化の一途をたど
っており、これに伴なって回転機械も大型化すると共に
その設置数も増大している。したがって、このような回
転機械にあっては高い信頼性が要求されるために、その
保守点検を確実に行なって事故を未然に防止する必要が
ある。特に、回転機械のうちで事故を起こし易いガイド
軸受の異常は、他へ及ぼす影響が大きいことから、その
保守はより確実に行なわなければならない。
ところで、従来上記回転機械における軸受は重要な要素
であるにもかかわらず、その監視方法ははなはだ不十分
なものである。すなわち、従来のガイド軸受の監視方法
としては、ガイド軸受の温度を計測する方法や、軸系の
振動を計測する方法、或いは潤滑流体を化学的に分析す
る方法等が採用されているが、これらの監視方法はガイ
ド軸受が損傷してそれが可成り進展しないと検知できな
いという不都合があり、異常を検知した段階では既に軸
受事故に発展していることが多い。
この軸受事故が発生した場合、その復旧には長時間を要
しその間省該回転機械は停止状態におかれるため、その
稼動率が低下して生産性向上の隘路となっている。特に
、大容量機である水車発電機におけるガイド軸受の損傷
は、非常に実大な回転機械の損失となる。従って、かか
るガイド軸受が異常状態若しくは初期損傷が発生したと
きには、それが大きな軸受事故に発展する以前に検出し
て、必要な措置を講することが非常に重要である。
さて、一般に使用されるガイド軸受装置としては、油を
潤滑流体とするガイド軸受が最も多く使用されている。
そして、この型式の軸受においては室軸回転機械の運転
時に、回転軸のすべり面の油の粘性効果によってセグメ
ントパッドに油膜を形成して、ガイドスリーブとガイド
軸受との直接的な接触を防止している。
しかし乍ら、軸系の組立不良や過負荷若しくは異物混入
並びにキャビテーション等によってすべり面が損傷した
ときは、ガイド軸受とガイドスリーブの油膜形成が困難
となる。すなわち油膜が非常に薄くなって、ついには油
膜が破断して軸受事故に発展する。しかるに前述した軸
受温度計測法等による監視方法では、このような油膜が
破断する以前の油膜変化に対する応答性が非常に鈍感な
点で問題がある。
一方、最近ではガイド軸受の油膜厚さを直接監視するも
のとしてセグメントパッドに油膜厚さ検出器を設けてガ
イド軸受を監視するようにした装置が考えられている。
この監視装置は軸受温度等の監視方法等に比べれば、か
なり早期の段階で異常を検知することが可能である。
しかし上記に述べた監視装置は検出器により油膜厚さの
みを単独で検出しているため、例えば軸受本体に異常が
なくて検出器自体が誤動作した場合や、事実上軸受事故
に至らない一過性の軸受異常が発生した場合でもその異
常を検出してしまうことがある。さらに単独異常検出で
あるため検出器が動作しただけでは明確なガイド軸受異
常であるという判定はできず、信頼性の点でも問題があ
る。
そこで、前述した各種検出項目を取り入れて軸受異常の
判定を行なうようにしても軸受全体の異常としかつかむ
ことができないため、具体的に何が原因で軸受異常を生
じたかを検出することは不可能である。
[発明の目的] 本発明は上記のような問題を解決するために成されたも
ので、その目的は軸受異常に至る前兆を早期に検出し、
ガイド軸受の異常個所の判断まで行なうことを可能にし
てガイド軸受損傷を極力少なくし、重大事故への拡大予
防を図るようにした回転電機用ガイド軸受装置の自動監
視装置を提供することにある。
[発明の概要] 本発明はかかる目的を達成するため、ガイド軸受異常の
検出項目を、ガイド軸受の温度、ガイド軸受油膜厚さ及
び回転軸の軸振れの3項目とじてこれらを各検出センサ
ーによりそれぞれ検出し、その軸受温度検出センサーか
らの信号により温度絶対値、時間変化率をそれぞれ求め
、また軸受油膜厚さ検出センサーからの信号により振幅
、最小油膜厚さ及び軸受クリアランスをそれぞれ求めさ
らに軸振れ検出センサーからの信号によりその絶対値の
みを求めてこれら各検出要素を比較手段により予め各検
出要素毎に定められた設定値と比較すると共に異常の有
無を判別し、若し異常値と判定された場合には、軸受異
常の各内容毎に振り分けて入力される警報信号出力手段
により論理判断して軸受異常の内容に応じた警報信号を
出力し、これをその検出項目に対応する表示器にその旨
を表示とすると共に各検出要素の信号を前記比較手段、
警報信号出力手段、各センサーの少なくとも何れか1つ
の出力信号と共に入力してこれらを異常に至る迄の履歴
が分かるように周期させて記録装置に記録するようにし
たものである。
[発明の実施例] 以下本発明を図面に示す一実施例について説明する。
第1図はガイド軸受の構成例を縦断面図にて示したもの
である。図において、1は回転軸Sに取り付けられたガ
イドスリーブ、2はこのガイドスリーブ1の全周を包囲
するように設けられた油槽で、この油槽2底部の回転軸
側にはガイドスリーブ1と回転軸Sとの間隙に介在する
油筒3が取付けられている。この油槽2の内部には軸受
本体を構成するガイド軸受セグメントバッド4、このセ
グメントバッド4を支持するピボット5及び軸受支え6
が潤滑油7と共に収納されている。そして油槽2内には
潤滑油7を冷却する油冷管8が配設されており、また油
槽2の上部には回転軸Sの軸撮れを検出する2個のセン
サ9が回転軸Sの周囲に互いに90°異なる位置関係に
して設けられている。
一方、上記セグメントバッド4には第2図に示すように
軸受温度検出センサー10及びガイド軸受油膜厚さ検出
センサー11がそれぞれ取付けられている。そして、こ
れ等センサー類が取付けられたセグメントバッド4はガ
イドスリーブ1の周囲に最低でも2個相対位置が180
°異なる関係にして配置されている。
第3図は本発明を適用したガイド軸受装置の自動監視装
置の構成例を示すものである。
第3図において、ガイド軸受温度検出センサー(第2図
の11に相当する)A−1により検出されたガイド軸受
温度信号a1は演算回路B−1に入力される。この演算
回路B−1はガイド軸受温度信号a1から、ガイド軸受
温度絶対値信号×1、ガイド軸受温度時間変化率信号x
2及び複数個のセグメントバット4相互間のガイド軸受
温度差値信号×3をそれぞれ算出する。
ガイド軸受油膜厚さ検出センサー(第2図の12に相当
する)A−2により検出されたガイド軸受油膜厚さ値信
号a2は演算回路B−2に入力される。この演算回路B
−2はガイド軸受油膜厚さ値信号a2からガイド軸受油
膜厚さ振幅値信号×4、ガイド軸受油膜厚さ最小値信号
×5及びガイド軸受油膜厚さ平均値信号×6をそれぞれ
算出する。
軸振れ検出センサ(第1図の9に相当する)A−3によ
り検出された軸振れ値信号a3は演算回路B−3に入力
される。この演算回路B−3はガイド軸受クリアランス
値x7と回転軸振れ絶対値信号×8を算出する。
これらの演算回路B−1〜B−3で算出された各信号x
1〜x8はそれぞれ比較器C−1〜G−8に入力される
比較器C−1ではガイド軸受温度絶対値信号×1が入力
され、その値が設定値以上の場合にガイド軸受温度絶対
値異常信号x1を出力する。比較器C−2ではガイド軸
受温度時間変化率値信号×2が入力され、その値が設定
値以上の場合にガイド軸受温度時間変化率値異常信号x
2を出力する。
比較器C−3ではガイド軸受温度差値信号x3が入力さ
れ、その値が設定値以上の場合にガイド軸受温度差値異
常信号×3を出力する。また比較器C−4ではガイド軸
受油膜厚さ振幅値信号×4が入力され、その値が設定値
以上の場合にガイド軸浸油膜厚さ振幅値異常信号×4を
出力する。比較器C−5ではガイド軸受油膜厚さ最小値
信号x5が入力され、その値が設定値未満の場合にガイ
ド軸受油膜厚さ最小値異常信号×5を出力する。さらに
比較器C−6ではガイド軸受油膜厚さ平均値信号×6が
入力され、その値が設定値未満の場合にガイド軸受油膜
厚さ平均値異常信号×6を出力する。比較器C−7では
ガイド軸受クリアランス値×7が入力され、その値が設
定値以上の場合、ガイド軸受クリアランス値異常信号×
7を出力する。比較器C−8では、回転軸撮れ絶対値信
号×8が入力され、その値が設定値以上の場合、回転軸
振れ絶対値異常信号x8を出力する。
このように各比較器C−1〜C−8でそれぞれの設定値
と比較されて出力される信号×1〜×8は各センサA−
1〜A−3により検出された信号a1〜a3と各演算回
路B−1〜B−3で算出された信号×1〜×8と共に記
録装置Gにそれぞれ入力される。また各比較回路C−1
〜G−8から出力される信号×1〜X8は警報器Fにそ
れぞれ入力されると共に警報回路D−1〜D−3に対し
ては軸受異常の内容ごとに分けられてそれぞれ入力され
る。
第4図乃至第5図は比較器C−1〜C−8から出力され
信号×1〜×8が内容ごとに分けられて入力される警報
回路D−1〜D−3の各構成をそれぞれ示すものである
。すなわち、警報回路[)−1は第4図に示すようにガ
イド軸受温度絶対値異常信号×1とガイド軸受油膜厚さ
最小値異常信号×5が入力される論理積回路41A1ガ
イド軸受温度変化率異常信号x2とガイド軸受油膜厚さ
最小値異常信号×5が入力される論理積回路41B、こ
れら両輪埋積回路41A、4.1Bの出力が加えられ何
れかの回路で論理積条件が満たされているとガイド軸受
本体異常警報信号Y1を出力する論理和回路40Aによ
り構成されている。また警報回路D−2は第5図に示す
ようにガイド軸受温度絶対値異常信号×1とガイド軸受
クリアランス値異常信号×7が入力される論理積回路4
1C,ガイド軸受油膜厚さ振幅値異常信号×4とガイド
軸受油膜厚さ最小値異常信号×5が入力される論理積回
路41D1これら両輪埋積回路41C141[)の出力
が加えられると何れかの回路で論理積条件が満たされる
とガイド軸受クリアランス異常警報信号Y2を出力する
論理和回路40Bにより構成されている。さらに警報回
路D−3は第6図に示すようにガイド軸受油膜厚さ振幅
値異常信号X4とガイド軸受油膜厚さ平均値異常信号×
6および、回転軸振れ絶対値異常信号×8が入力される
論理積回路41E1ガイド軸受油膜厚さ振幅値異常信号
×4と回転軸振れ絶対値異常信号×8およびガイド軸受
温度差値異常信号×3が入力される論理積回路41F1
これら両輪埋積回路41E、41Fの出力が加えられ何
れかの回路で論理積条件が満たされるとガイド軸受支持
構造物異常警報信号Y3が出力される論理和回路40C
により構成されている。
このような構成の各警報回路D−1〜D−3から出力さ
れる異常警報信号Y1〜Y3は各検出項目に対応する表
示器E&Hに加えられると共に警報器Fにも加えられる
次にかかる構成のガイド軸受自動監視装置の作用につい
て述べる。いま回転電機の運転を開始すると、その回転
軸に取りつけられたガイドスリーブ1が回転する。これ
によりガイドスリーブ1と相対的に配置されたガイド軸
受セグメントパッド4のすべり面上に流体油膜が形成さ
れる。そしてこの流体油膜の温度、軸受油膜厚さがセグ
メントパッド4に設けられた各センサー10.11で検
出される。又、回転軸Sの軸振れは油槽2の上部に取付
けられたセンサー9により検出される。
かくして各センサーで検出されたこれらの電気信号は演
算回路B−1,B−2,8−3に入力されここで各検出
センサーに応じてその各検出要素を算出する。
つまりガイド軸受の異常を検出する項目としてはガイド
軸受温度、軸受油膜厚さ及び回転軸の軸振れの3項目で
あり、軸受温度の検出項目については演算回路B−1に
より絶対値、時間変化率及び複数セグメントパッド間の
軸受温度の差(バラツキ)を、又軸受油腋厚さについて
は演算回路B−2により平均値、振幅、最小油膜厚さ及
び軸受クリアランスを、そして回転軸の軸振れについて
は演算回路B−3により軸振れ絶対値をそれぞれ検出要
素として算出しミ且つアナログ信号からディジタル信号
に変換されて比較器C−1〜C−8に入力される。これ
ら比較器C−1〜G−8では各検出要素×1〜×8と予
め定められたそれぞれの設定値とを比較する。この場合
、比較器C−1〜G−8に於ける比較条件の設定値は、
運転モード(水力発電所に於ける発電、揚水、調相又部
分負荷)及び冷却水温度によって変化させることができ
るようになっている。
次に比較器C−1〜G−8でそれぞれ設定値と比較され
た各検出要素の信号×1〜×8がそれぞれの設定値を越
えている場合には異常信号×1〜×8が軸受異常の内容
に応じ分けられて警報回路D−1〜D−3にそれぞれ入
力される。ここで警報回路D−1〜D−3の作用を第4
図乃至第6図を参照して述べるに、まず第4図によりガ
イド軸受本体異常検出を行う警報回路D−1の作用につ
いて説明する。
比較器C−1,0−2,0−5から入力される各種異常
信号は前述したようにガイド軸受温度絶対値異常信号×
1、ガイド軸受温度時間変化率異常x2およびガイド軸
受最小油膜厚さ異常信号×5であり、ガイド軸受本体異
常警報信号Y1が成立する条件としては異常信号Xi、
X5の論理積条件が成立した場合又は異常信号X2.X
5の論理積条件が成立した場合のいずれかである。
またガイド軸受クリアランス異常を検出する警報回路D
−2は第5図に示すように比較器C−1゜0−4.C−
5,C−7から入力される各種異常信号は前述したよう
にガイド軸受温度絶対値異常信号×1、ガイド軸受油膜
厚さ振幅異常信号×4、ガイド軸受最小油膜厚さ異常信
号×5およびガイド軸受クリアランス異常信号×7であ
り、ガイド軸受クリアランス異常信号Y2が成立する条
件としては第4図の警報回路D−1と同様な論理回路構
成で決定される。
ざらにガイド軸受支持構造物の異常を検出する警報回路
D−3は第6図に示すように比較器C−4゜C−6,0
−8,0−3から入力される各種異常信号は前述したよ
うにガイド軸受油膜厚さ振幅異常信号×4、ガイド軸受
油膜厚さ平均値異常信号×6、回転軸軸振れ絶対値異常
信号x8およびガイド軸受温度差(複数セグメント軸受
温度のバラツキ)異常信号X3であり、ガイド軸受支持
構造物異常警報信号Y3が成立する条件としては第4図
の警報回路D−1と同様な論理回路構成で決定される。
かくして、上記各警報回路D−1〜D−3の何れかから
前述したような軸受異常の内容に応じた異常警報信号が
表示器E&Hに入力されると、この表示器E&Hはその
異常内容を各検出要素毎に異常表示を行なうことになる
。また同時に警報器F1例えばブザーを鳴動させてその
旨が報知される。さらに正常、異常を問わず記録装置G
には各検出センサーA−1〜A−3からの出力信号81
〜a3、演算回路B−1〜B−3で演算された各検出要
素に対応する出力信号×1〜×8および比較器C−1〜
C−8でそれぞれの設定値と比較された出力信号×1〜
×8がそれぞれ入力され、各検出要素の信号が記録され
る。したがって検出要素のいずれか1つが異常表示され
た場合には記録装置Gにより正常な他の検出要素の履歴
を調べることにより、事前に異常を検出することが可能
となる。
これらのことより、ガイド軸受セグメントバッド4の異
常を流体油膜が破損する以前の初期段階で早期に検出す
ることができると共にその異常の原因ならびに異常の箇
所をも容易に判定して前述した軸受事故を未然に防止す
ることが可能となる。
第7図は本発明の他の実施例を示すものである。
本実施例では検出センサA−1〜A−3、演算回路B−
1〜B−3、判定回路C1組合せパターン作成回路D、
異常表示器E1警報器F、記録装置Gおよび検出部異常
表示器Hからガイド軸受装置の自動監視装置を構成する
ものである。つまり、第7図において判別回路Cは各項
目に対応する検出要素を、予め定められたそれぞれの設
定値と比較してその大小を判別するものであり、第3図
における比較器C−1〜G−8の個々の機能をそれぞれ
有しているものである。また組み合せパターン作成回路
りにおいても、第3図における警報回路D−1〜D−3
の個々の機能を有しているものである。ここで、第3図
と異なる点は判別回路Cで判別された出力信号を検出部
異常表示器Hに入力して検出センサー自体の異常表示を
行なうようにしていることおよび記録装置Gに対して演
算回路B−1〜B−3の出力信号と組み合せパターン作
成回路りの出力信号を入力してそれぞれを記録するよう
にしていることであり、それ黛外は第3図と基本的に同
じなので、ここではその説明を省略する。
なお、前述した各実施例における記録装@Gは記録媒体
の節約のため、常時記録ではなく、ある一定周期である
一定時間記録するようにしても、その記録周期と時間と
の設定が適切であれば実用上支障はない。また記録装置
Gにより各検出要素の信号を記録する場合、異常に至る
履歴が分かればよく、各検出要素の信号と共に入力され
る信号としては比較器、警報回路、各検出センサーの何
れであってもよい。
また上記各実施例ではセグメントタイプのガイド軸受装
置の自動監視装置の場合について述べたが、円筒形タイ
プのガイド軸受装置に対しても適用実施することができ
るものである。
さらに信号を処理する演算回路、比較器又は判別回路、
警報回路又は組み合せパターン作成回路をソフトウェア
によって実現しても同様の効果を上げることができる。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によればガイド軸受異常の検出
項目をガイド軸受の温度、ガイド軸受油膜厚さ及び回転
軸の軸振れの3項目としてこれらを各検出センサーによ
り検出しその軸受検出要素により温度絶対値、時間変化
率をそれぞれ検出し、また軸受油膜厚さ検出要素により
振幅、最小油膜厚さ及び軸受クリアランスをそれぞれ検
出し、さらに軸振れ検出要素によりその絶対値のみを検
出してこれらの検出信号を比較手段により予め各検出要
素毎に定められた設定値と比較すると共に異常の有無を
判定し、若し異常値と判定された場合には軸受異常の内
容に応じて振り分けて入力される警報信号出力手段によ
り論理判断して軸受異常の内容に応じた警報信号を出力
し、これをその検出項目に対応する表示器にその旨を表
示すると共に前記各検出要素の信号を前記比較手段、警
報信号出力手段、各検出センサーの少なくとも何れか1
つの出力信号と共に異常に至る履歴が分かるように周期
させて記録装置に記録するようにしたので、軸受異常に
至る前兆を早期に検出できると共にガイド軸受の異常箇
所の判断まで行なうことが可能となり、もってガイド軸
受損傷を極力少くして重大事故への拡大予防を図ること
ができる信頼性の高い回転電機用ガイド軸受装置の自動
監視装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置が適用されるガイド軸受装置の縦断
面図、第2図は第1図におけるセグメントパッドに取付
けられた検出センサーを示す正面図、第3図は本発明に
よるガイド軸受装置の自動監視装置の一実施例を示すブ
ロック回路図、第4図乃至第6図は同実施例によおける
警報回路のブロック構成図、第7図は本発明の他の実施
例を示すブロック回路図である。 1・・・ガイドスリーブ、2−・・油槽、3・・・油筒
、4・・・セグメントパッド、5・・・ピボット、6・
・・軸受支え、7・・・潤滑油、9・・・軸振れ検出セ
ンサー、10・・・軸受温度検出センサー、11・・・
軸受油膜厚さ検出センサー、A−1〜A−3・・・検出
センサ、B−1〜B−3・・・演算回路、c−i〜C−
8・・・比較器、D1〜D3・・・警報回路、E&H−
・・異常表示器、F・・・警報器、G・・・記録装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 立軸回転電機の回転軸に取付けられたガイドスリーブに
    複数個のセグメントパッドをそれぞれピボットにより支
    持させて相対的に配設し、これらガイドスリーブおよび
    セグメントパッドを軸受液槽内に潤滑液体と共に収納し
    てなるガイド軸受装置において、前記セグメントパッド
    にそれぞれ取付けられた軸受湿度検出センサおよび軸受
    液膜厚さ検出センサーと、前記回転軸に近接する前記軸
    受液槽に取付けられ前記回転軸の軸振れを検出する軸振
    れ検出センサーと、前記各検出センサからの検出信号が
    それぞれ入力され前記軸受温度検出センサーの検出信号
    から温度絶対値、時間変化率の検出要素を、前記軸受液
    膜厚さ検出センサーの検出信号から振幅、最小液膜厚さ
    および軸受クリアランスの検出要素を、軸振れ検出セン
    サーの検出信号からその絶対値の検出要素をそれぞれ演
    算により求める演算手段と、この演算手段により求めら
    れた各検出要素を予め定められたそれぞれの設定値と比
    較して異常の有無を判別する比較手段と、この比較手段
    により比較判別された各信号が軸受異常の内容に応じて
    振り分けてそれぞれ入力されその論理判断により軸受異
    常の内容に応じた警報信号を出力する手段と、前記比較
    手段および前記警報信号出力手段により得られる信号を
    その検出項目に対応させて表示する表示器と、前記演算
    手段で求められた各検出要素の信号を前記比較手段、警
    報信号出力手段、各検出センサーの少なくとも何れか1
    つの出力信号と共に入力してこれらを異常に至る履歴が
    分るように周期させて記録する記録装置とを備えたこと
    を特徴とする回転電機用ガイド軸受装置の自動監視装置
JP27612284A 1984-12-28 1984-12-28 回転電機用ガイド軸受装置の自動監視装置 Pending JPS61157822A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184214U (ja) * 1987-05-19 1988-11-28

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184214U (ja) * 1987-05-19 1988-11-28

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