JPS61156458A - 演算処理装置 - Google Patents

演算処理装置

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JPS61156458A
JPS61156458A JP59276130A JP27613084A JPS61156458A JP S61156458 A JPS61156458 A JP S61156458A JP 59276130 A JP59276130 A JP 59276130A JP 27613084 A JP27613084 A JP 27613084A JP S61156458 A JPS61156458 A JP S61156458A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は集積化、特に超高集積化に適した相補MOS
型の演算処理装置に関する。
[発明の技術的背III 従来の演算処理装置、特にマイクロプロセツサを集積回
路として供給する場合、その回路形式としては、第8図
に示すような全ダイナミック形式か、もしくは第9図に
示すような全スタティック形式が採用されている。
第8因のものは、制御、判定回路1の出力をダイナミッ
ク型記憶回路2に記憶させたり、あるいはダイナミック
型記憶回路2の記憶出力を制御、判定回路1に供給して
制御、判定を行なうことにより各種出力0を得るように
している。
第9図のものは上記ダイナミック型記憶回路2の代わり
にスタティック型記憶回路3が用いられ、制御、判定回
路1の出力をスタティック型記憶回路3に記憶させたり
、あるいはスタティック型記憶回路3の記憶出力を$1
7111、判定回路1に供給して制御、判定を行なうこ
とにより各種出力Oを得るようにしている。
第10図は上記第8図のダイナミック形式回路に用いら
れるダイナミック型記憶回路2の具体的回路構成を示す
。この回路は、入力読み込み制御信号STに同期して入
力信号を取込み、寄生容量等を利用したデータ保持用の
容量5に供給するクロックドインバータ6および上記容
量5に蓄えられているデータを出力許可信号ENに同期
して出力するクロックドインバータ7を備えている。
第11図は上記第9図のスタティック形式回路に用いら
れるスタティック型記憶回路3の具体的回路構成を示す
。この回路は、入力読み込み制御信号STに同期して入
力信号を取込むクロックドインバータ10、このクロッ
クドインバータ10の出力を反転するインバータ11、
このインバータ11に逆並列接続されインバータ11と
共に安定回路12を構成するインバータ13および上記
安定回路12の出力を出力許可信号ENに同期して出力
するりOツクドインバータ14から構成されている。
第12図は上記第10図および第11図で用いられるク
ロックドインバータの詳細図である。このクロックドイ
ンバータは、ゲートに上記信号「。
ENに相当する一方のクロック信号アおよび入力信号が
それぞれ供給される2個のPチャネルのMoSトランジ
スタ15.16が電源■DDと出力端子17との間に直
列に挿入され、ゲートに上記信号ST、ENに相当する
他方のクロック信号φおよび入力信号がそれぞれ供給さ
れる2個のNチャネルのMOSトランジスタ18.19
が電源■DDと上記出力端子17との間に直列に挿入さ
れている。
[背景技術の問題点1 ところで、第8図に示すような全ダイナミック形式のマ
イクロプロセッサは、全スタティック形式のものに比較
して構成素子数が少なくなり、例えば一つの記憶回路当
りで4素子少なくなり、この結果として集積回路化した
際のチップサイズが小さくなり、高集積化が可能である
。ところが、反面、動作周波数範囲が狭くなり、特にク
ロック信号を停止させると誤動作を起こす欠点がある。
他方、第9図に示すような全スタティック形式のマイク
ロプロセッサは、動作周波数範囲が広く、特にクロック
信号を停止させて消費電力を節減できる利点があるが、
全ダイナミック形式のものに比べて素子数が多くなり、
結果としてチップサイズが大きくなってコストが上昇す
るという欠点がある。
そこで、上記のような全ダイナミック形式のものと全ス
タティック形式のものとを混在させるようにすれば、そ
れぞれが持つ欠点のみを除去することができると思われ
る。しかし、両形式のものを単に混在させようとする場
合には、システム全体の極めて複雑なタイミング関係を
保つことは容易ではない。従って、一部分の特定な回路
部分にダイナミック形式を採用したものを除けば、系統
立って本格的に両形式を混在させたマイクロプロセッサ
は従来、存在していない。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
ありその目的は、広い周波数範囲を有し、低消費電力で
動作し、かつ集積回路化する際のチップサイズが比較的
小さくできる演算処理装置を提供することにある。
[発明の概要] 上記目的を達成するためこの発明の演算処理装置にあっ
ては、演算処理装置としての機能を分類して階層的機能
ブロックに分割し、それぞれの機能ブロックの動作期間
に応じて、機能ブロック内のデータ記憶手段としてダイ
ナミック型もしくはスタティック型の記憶回路のいずれ
かを割当てるとともに、各機能ブロック内で必要とする
動作制御用のタイミング信号を各機能ブロック内に必要
に応じて設けたタイミング信号発生回路で作成すること
により、広い動作周波数範囲での動作を可能し、さらに
は動作を停止させても正常動作が保証されるようにして
いる。
この発明による演算処理装置、例えばマイクロプロセッ
サは、機械命令語の操作コードフィールドおよび操作対
象フィールドそれぞれを第13図、第14図に示すよう
に階層構造をなすように構成している。
すなわち、操作コードフィールドは第13図に示すよう
に、最上位のレベル1から最下位のレベルnまでのnレ
ベルの機能階層レベルを持つようにレベル分類されてい
る。他方、操作対象フィールドも上記操作コードフィー
ルドに対応して第14図に示すように、最上位のレベル
1から最下位のレベルnまでのnレベルの機能階層レベ
ルを持つようにレベル分類されている。これに伴い、マ
イクロプロセッサ本体は、機能の面から第15図に示す
ように、上記操作コードフィールドに対応したレベル数
を有し全体で階層構造をなす複数の機能ブロック20に
よって構成され、操作対象30も第16図に示すように
操作対象フィールドレベルに対応したレベル数を有し、
全体で階層構造をなすようにされている。
第17図はこの発明の詳細な説明するための、マイクロ
プロセッサの被制御状態の一例を示す図である。図にお
いて、21はスタティック型回路構成の記憶回路および
各種タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路
を内部に有するレベル1(最上位レベル)の機能ブロッ
クであり、22.23はそれぞれ内部にダイナミック型
回路構成の記憶回路およびタイミング信号発生回路を有
し、上記レベル1の機能ブロック21で使用されるレベ
ル2の機能ブロックであり、かつ24は内部にダイナミ
ック型回路構成の記憶回路およびタイミング信号発生回
路を有し、前記レベル2の機能ブロック22で使用され
るレベル3の機能ブロックである。
ここでマイクロプロセッサの処理機能を例えば、システ
ム記述言語指向にタスクレベル、制御構造レベル、演算
レベル、演算レベルよりも下位レベルのレベルに分類し
たとすれば、上記レベル1の機能ブロック21はタスク
レベルに相当し、レベル2の機能ブロック22.23は
制御構造レベルに相当し、レベル3の機能ブロック24
は演算レベルにそれぞれ相当する。
上記各機能ブロック21ないし24はそれぞれ対応する
レベルの各種機能のうち単一の処理機能のみを有してい
る。すなわち、各機能ブロックは上位レベルからの動作
指示に基づく動作期間では毎回、常に同じ処理動作を行
ない、下位レベルの機能ブロックにおける動作時間およ
び処理機能が上位レベルの機能ブロックよりも常に狭く
なるようにされている。さらに上記各機能ブロックには
、他の機能ブロックにデータやクロック信号を含む各種
信号を供給制御する制御ゲート回路が設けられており、
これら制御ゲート回路は上位レベルの機能ブロックが下
位レベルの機能ブロックを使用するときにのみ開かれる
いま、機能ブロック21がある処理を実行する際、必要
に応じて自分自身の判断のみで下位レベルの機能ブロッ
ク22または23を呼出し、その機能ブロックが持つ処
理機能を利用する。このとき機能ブロック21と機能ブ
ロック22または23との間では、上記制御ゲート回路
を介してデータやクロック信号を含む各種信号が、機能
ブロック22または23それぞれの動作の実行期間にの
み供給される。さらに機能ブロック22や23の内部で
は、一時的に必要な状態記憶のみ、その記憶回路中に記
憶する。同様に、機能ブロック22がある処理を実行す
る際に必要に応じて、自分自身の判断のみでそれより下
位レベルの機能ブロック24を呼出し、その機能ブロッ
クが持つ処理機能を利用する。このとき機能ブロック2
2と機能ブロック24との間で受は渡されるデータやク
ロック信号を含む各種信号は、機能ブロック24の動作
の実行期間にのみ必要なものに限定されている。さらに
各機能ブロックが動作を実行する際、それぞれの内部に
設けられているタイミング信号発生回路を動作させて各
種タイミング信号を発生させ、この信号を用いて制御を
順次実行する。
このように、上位レベルの機能ブロックが下位レベルの
機能ブロックを使用する場合、下位レベルの機能ブロッ
クの処理動作は常に同じであり、処理に要する期間もほ
ぼ一定であるので、下位レベルの機能ブロックに対する
先見性が機能とタイミングの両方について保証される。
すなわち、それぞれの機能ブロックの動作期間や、その
動作時に実行されるデータ群、制御信号、ステータス信
号、クロック信号等のリソースの受渡しの対象となる他
の回路ブロックとの関係が一義的に確定でき、このため
動作速度の改善や歩留りの向上をシステム設計レベルで
効果的に行なうことができる。
ざらに、^機能で高集積化されたマイクロプロセッサチ
ップを新たに開発する場合、マイクロ動作シーケンスや
それぞれのデータ構造を変更しても他のブロックと干渉
し合うことがなく、このため、設計や製品の検証が容易
であり、開発期間の短縮とコスト低減化が計れる。
さらに下位レベルの機能ブロックには、その機能ブロッ
クが持つ処理機能を上位レベルの機能ブロックが利用す
るとき、すなわち動作の実行期間にのみクロック信号を
含む各種信号が供給され、その他の期間では動作せず休
止しているので、この休止期間には電力を消費しない。
このため、低消費電力化が可能である。
また、機能ブロック内の記憶回路の大部分をダイナミッ
ク型回路構成にすることができるので、従来のような全
スタティック型回路構成のものに比べて素子数を少なく
でき、これにより集積回路化の際のチップサイズの縮小
化を図ることができる。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図は、上記のような原理に基づくこの発明の一実施
例の構成を示すブロック図である。図において、40は
上位レベルの機能ブロックであり、41ないし43はそ
の直接の下位レベルの機能ブロックであり、44は上位
レベルと下位レベルの薇能ブロックどうしを接続するバ
スである。上記各機能ブロックは、上位レベルの機能ブ
ロック40で例示するように、実行制御部51、完了ス
テータス合成部52、データ分配/結合部53、内部ク
ロック信号作成部54、論理部55、記憶部56、制御
ゲート部51から構成されている。
上記実行制御部51は予めマイクロプログラムを記憶し
ているPLAからなり、上位レベルの機能ブロックから
供給される動作指示コードに応じて1つのマイクロシー
ケンスを選択し、このシーケンスに応じた各種タイミン
グ信号を順次発生する。
そしてこの実行制御部51は内部クロック信号作成部5
4からクロック信号が供給されているときのみ動作する
上記完了ステータス合成部52は、対応する機能ブロッ
クにおける処理動作が終了したときにステータス信号を
合成し、他の機能ブロックに出力する。
上記データ分配/結合部53は、他の機能ブロックから
供給される各種データを内部に分配するとともに、処理
完了時に他の機能ブロックに供給するための結果として
のデータを結合する。
上記内部クロック作成部54はその機能ブロック内部で
必要とするすべてのクロック信号を必要な期間のみ作成
する。
上記論理部55ハ、AND、OR,NOT、NAND、
NOR,イクスクルーシブORなどのゲート回路の組合
わせ回路で構成され、上記実行制御部51で選択された
マイクロシーケンスに基づいて処理を実行する。
上記記憶部56はレジスタ、ラッチ、カウンタなとで構
成され、上記論理部55で処理を実行する際に必要とす
る初期データを記憶したり、処理の途中のデータや処理
結果のデータを記憶する。そしてこの記憶部56は、必
要に応じてダイナミック型回路構成もしくはスタティッ
ク型回路構成のいずれかにされている。
上記制御ゲート部57は、その機能ブロックが自分の処
理を実行する際に他のレベルの機能ブロックを使用する
必要が生じたときに、他の機能ブロックとの間でデータ
、動作指示コード、動作結果のステータス、クロック信
号等の受は渡し制御を行なう。
このような構成において、いま上位レベルの機能ブロッ
ク40に動作指示コードが与えられ、動作が開始される
時刻をtsQ、動作が終了する時刻をteQ、動作が開
始され終了するまでの実行時間をTOとし、かつ下位レ
ベルの機能ブロック41゜42、43にそれぞれ動作指
示コードが与えられ、動作が開始される時刻をtsl、
ts2.tS3、動作が終了する時刻をtel、te2
.te3とすると、下位レベルの機能ブロック41.4
2.43において、動作が終了するまでの実行時間T1
゜T2.T3はそれぞれ次式で与えられる。
T1=tel−tsl   −1 T2−te2−ts2   ・ 2 T3=te3−ts3  −3 ここでいま、機能ブロック41. A2.43それぞれ
で動作が開始される時刻ts1.ts2.ts3の間に
は次の4式のような関係が成立し、さらに動作が終了す
る時刻tel、te2.teaの間には次の5式のよう
な関係が成立しているとする。
ts1≦ts2≦tS3   ・・・4tel≦te2
≦te3   ・・・5上記4および5式は、機能ブロ
ック41.42.43が同時にもしくは機能ブロック4
1.42.43の順で動作を開始し、動作の終了は同時
にもしくは機能ブロック41.42.43の順で動作が
終了することを意味している。上記4.5式が満たされ
るときこの装置では必ずtsQがtslよりも速く、か
つteQがte3よりも遅くなるようにされる。
従って、上位レベルの機能ブロック40における実行時
間Toの最少値は、下位レベルの機能ブロック41.4
2.43が並列的にもしくは機能ブロック41のみが動
作する場合の実行時間(T1)+αとなり、最大値は下
位レベルの機能ブロック41.42゜43が直列的に順
次動作する場合の実行時間(TI+T2+T3)+βと
なる。
上記の関係は、下位レベルの機能ブロックで並列に動作
が可能であり、かつそれぞれの機能ブロックが独立に自
身の電力消費期間を決定することができ、その期間だけ
それぞれのブロックで信号を保持すればよいことを示し
ている。従って、例えば上位レベルの機能ブロック40
内および下位レベルの機能ブロック41.42.43そ
れぞれの記憶部56が全てダイナミック型回路構成にさ
れている場合、機能ブロック41.42.43それぞれ
の記憶部56におけるデータ記憶時間は上位レベルの機
能ブロック40内のそれよりも短くて済む。
第2図は前記のような原理を適用したこの発明に係るマ
イクロプロセッサの全体的な構成を示すブロック図であ
る。このマイクロプロセッサはAd a、または並行動
作(フンカレント)pascalのようなシステム記述
言語に適合するような機能分類を施したものである。
まず、最上位であるレベル1の機能ブロック61では、
タスク切換、タスク遅延、タスクランデブー、タスク起
動、タスク停止、タスク優先度、タスク番号、タスク待
ちキュー、タスク実行/準備/待ち/M延待時間のタス
ク制御レベルの処理を行ない、そのタスク内で次のレベ
ル2にあるようなプログラム制御構造レベルのいずれか
1つが選択される。
このレベル2のプログラム制御構造レベルの機能ブロッ
ク62.63.64.65では、WHILE。
REPEAT、FORなどの繰返し制御構造、IF、C
ASFなどの選択制御構造、割込み2手続き、関数呼出
等の中断制御、データの加工等の順次制御等の制御制御
レベルの処理を行ない、その処理内で次のレベル3にあ
るような演算レベルのいずれか1つが選択される。
このレベル3の演算レベルの機能ブロック66ないし7
1等では、論理式の評価、算術式の評価、データの入出
力、外部事象の評価、パラメータの取出し、命令語の取
出し等の演算レベルの処理を行ない、その処理内で次の
レベル4にあるような下位レベルのいずれか1つが選択
される。
このレベル4の下位レベルの機能ブロック12ないし7
6等は、ALU、中間値用レジスタ、アドレス変換、バ
スサイクル発生/中断/停止、バスの開放などの処理を
行なう。
そしてこれらレベル1からレベル4までの機能ブロック
は、バス81.82.83.84それぞれを介して接続
されている。
上記各レベルの機能ブロックではそれぞれの処理を行な
う際、必要に応じて処理の対象となるデータが各記憶回
路から読み出され、レベル4のALU (機能ブロック
72)で実際に必要な演算が行われる。
そしてこのマイクロプロセッサの特長は、前記のように
大部分の機能ブロック内にダイナミック型の記憶回路を
設け、これら各記憶回路を必要な期間にのみ動作させる
ようにしているので、従来の全スタティック型マイクロ
プロセッサの欠点であるチップサイズが大きくなること
と、全ダイナミック型マイクロプロセッサの欠点である
動作周波数範囲が狭くなることの両方を解決することが
できる。しかも、0MO3による回路構成(特に記憶回
路)をダイナミック型め回路に適用でき、こ机により素
子数が減少してチップサイズの縮小化が達成できる。さ
らに、上位レベルの機能ブロックが起動を掛けた下位レ
ベルの機能ブロックのみが動作するので、その期間、必
要のない機能ブロックは動作せず電力を消費しない。従
って、動作時におけるチップ全体の消費電力が大幅に低
減される。
第3図は上記実施例のマイクロプロセッサの記憶部56
の関連部分のみを抽出して示すブロック図である。より
上位レベルの機能ブロック91内には、より下位レベル
の機能ブロック92にデータや各種信号を与えるための
スタティック型(特に最上位レベルで必要である)もし
くはこのブロックの動作期間以上、データや各種信号を
保持可能に設定されたダイナミック型の記憶回路93が
設けられている。また、より下位レベルの機能ブロック
92からの実行完了時の返却データ等を記憶する、スタ
ティック型もしくはダイナミック型の記憶回路94も設
けられている。
下位レベルの機能ブロック92には、特にこのブロック
内でのみ用いるタイミング信号発生回路95と、上記記
憶回路93のデータに基づき制御、判定を行なう制御、
判定回路96、この制御、判定回路96の出力データを
記憶するダイナミック型の記憶回路97、この機能ブロ
ック92内での動作の実行完了により上記タイミング信
号発生回路95内の発振回路の発振動作の停止を要求す
る信号を生成する制御、判定回路98が設けられる。な
お、上位の機能ブロック91から下位の機能ブロック9
2に対しては、動作の起動を要求する信号と基本タイミ
ング信号も必要に応じて与えられる。各機能ブロックは
これらの各回路を含み前記第1図のように構成されてい
る。
第4図は、上記記憶部56内のダイナミック型の記憶回
路の構成を示す回路図である。この回路は、入力読み込
み制御信号STに同期して入力信号を取込む0MO8型
のクロックドイン、バーク 101、このクロックドイ
ンバータ 101の出力端子とアースとの間に挿入され
、その容量値が設定可能な例えばMOSキャパシタ等か
らなる容量102、上記容1102に蓄えられているデ
ータを出力許可信号ENに同期して出力する0MO8型
のクロックドインバータ 103から構成されており、
上記クロックドインバータ 101の出力端子とアース
との間には奇生抵抗104が挿入されている。この記憶
回路におけるデータ記憶時間は、上記容量102の値と
上記寄生抵抗104との随に応じたものとなり、その機
能ブロックにおける必要とするデータ記憶時間に応じて
、上記容量102の値が設定される。例えば、上記容量
102がMOSキャパシタで構成されている場合、長い
データ記憶時間を必要とする際にはMOSキャパシタの
キャパシタプレートの面積を広くし、データ記憶時間が
短くてよいときにはキャパシタプレートの面積を狭(す
ればよい。
第5図は各機能ブロック内に設けられる前記タイミング
信号発生回路の発振回路部分の構成を示すブロック図で
ある。この回路は、発振スタート信号5TSGおよび発
振停止信号ENSGが供給される発振/停止制御回路1
11およびこの発振/停止制御回路111の出力により
発振動作が制御され、動作時にはクロック信号LOCC
LKを出力する発振回路112とから構成されている。
そしてここから出力されるクロック信号LOCCLKを
用いて前記各種制御信号ST、EN等が生成される。
すなわち、この回路では第6図のタイミングチャートに
示すように、発掘スタート信号5TSGの入力によりり
Oツク信号LOCCLKの出力が開始され、発撮停止信
@ENSGの入力によりクロック信号LOCCLKの出
力が停止される。
第7図は上記第5図回路の一つの具体的構成を示す回路
図である。
発ffi/停止制御回路111は一対のノアゲート12
1、 122からなるRSフリップフロップで構成され
ており、発撥回路112は発振/停止制御回路111の
出力が一方入力端子に供給されるアンドゲート 131
.このアンドゲート 131の出力を順次反転するよう
に多段縦続接続された奇数個のインバータ 132.上
記多段縦続接続された奇数個のインバータの最終段出力
を反転するインバータ 133とで構成されており、上
記アンドゲート 131の他方入力端子には上記多段縦
続接続された奇数個のインバータの最終段出力が帰還さ
れている。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明の演算処理装置によれば、
記憶部の大部分がダイナミック型構成のものにされてい
るので、チップサイズの小形化が実現でき、かつ動作周
波数範囲を広くすることができる。また、各機能ブロッ
ク内に局所的にタイミング信号発生回路が設けられてい
るので、たとえ外部クロックが低速になったり、停止し
ても、誤動作を引き起こすことはなく、広い動作周波数
範囲が保証される。よって、スタンバイ機能付きの0M
O8型演算処理装置を構成するのに本発明を採用すれば
、従来に比較して低価格で高性能の高集積度化されたも
のを提供することが可能になる。
さらにこれに加えて、チップ内の各機能ブロックは外部
クロックとは独立に最高速度で与えられた機能を実行し
、それ以外の期間は動作を停止している状態となるため
、機械命令実行時の消費電力も大幅に低減される。
また、局所的にクロック信号を発生しているインバータ
132の信号遅延時間そのものが製造プロセスに応じて
変化するため、例えばスイッチング速度が遅くなれば局
所的クロック信号も遅くなる爬 ので、動作が起りにくくなる傾向にある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図はこの発明に係るマイクロプロセッサの全体的な
構成を示すブロック図、第3図は上記実施例の記憶部の
関連部分のみを抽出して示すブロック図、第4図は上記
記憶部内のダイナミック型の記憶回路の構成を示す回路
図、第5図はタイミング信号発生回路の発振回路部分の
構成を示すブロック図、第6図は第5図のタイミング信
号発生回路のタイミングチャート、第7図は第5図回路
の一つの具体的構成を示す回路図、第8図は従来の全ダ
イナミック形式のマイクロプロセッサのブロック図、第
9図は従来の全スタティック形式のマイクロプロセッサ
のブロック図、第10図はダイナミック型記憶回路の具
体的回路構成を示す回路図、第11図はスタティック型
記憶回路の具体的回路構成を示す回路図、第12図は第
10図および第11図回路で用いられるりOツクドイン
バータの回路図、第13図はこの発明で用いられる機械
命令語の操作フィールドの構成を示す図、第14図は同
じく操作対象フィールドの構成を示す図、第15図はこ
の発明の演算処理装置の概略的な構成を示す図、第16
図は同装置の操作対象の構成を示す図、第17図はこの
発明の詳細な説明するためのマイクロプロセッサの被制
御状態の一例を示す図である。 40〜43・・・機能ブロック、54・・・内部クロッ
ク信号作成部、56・−記憶部、93.94・・・記憶
回路、95・・・タイミング信号発生回路、96.98
・・・制御、判定回路、97・・・ダイナミック型の記
憶回路、101. 103・・・0MO8型のクロック
ドインバータ、102・・・容量。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第181 41           4Z          
 4j第2■ 11[8図 第10@ 第11 It 第12図 II  13  囚 第14図 1115W!J It  16  図 II  17  図 手続補正書 ”   go、2ル了 日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比較的長時間、データや各種制御信号、状態信号
    を記憶するスタティック型の記憶回路部および一時的に
    データや各種制御信号、状態信号を記憶するダイナミッ
    ク型の記憶回路部のいずれか一方を含み、機能面で階層
    的に分類構成された機械命令のマイクロ動作シーケンス
    の実行を制御する制御回路部および各種演算や判定を行
    なう演算判定回路部を備えた複数の機能ブロックと、上
    記複数の各機能ブロック内に必要に応じて設けられるタ
    イミング信号発生回路部とを具備したことを特徴とする
    演算処理装置。
  2. (2)前記ダイナミック型の記憶回路部はデータ記憶用
    のキャパシタを有し、このキャパシタの値がその機能ブ
    ロックの機能に応じて設定されている特許請求の範囲第
    1項に記載の演算処理装置。
JP59276130A 1984-04-09 1984-12-28 演算処理装置 Expired - Lifetime JPH0616300B2 (ja)

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