JPS61155883A - Ｅｃｔ寝台装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、核医学診断装置において被検体を載置するＥ
ＣＴ寝台装置に関するものである。

［発明の技術的背景とその問題点］ 核医学診断装置は、被検体に放射性同位元素を含む薬品
を注射し、被検体内に分布する放射性同位元素より放射
される放射線（ガンマ線）情報を収集することにより臓
器の形態、Ｉ能診断に供するものであるが、その撮影方
法の主なものニホールボディ撮影とＥＣＴｌ影とがある
。

ホールボディ撮影とは、例えば第２図に示すように、ホ
ールボディ寝台１に被検体Ｐを載置し、架台２に支持さ
れたシンチレーションカメラ３を図示矢印方向に移動す
ると共に、前記シンチレーションカメラ３を想像１１３
−で示すように被検体Ｐｆ）ｗｔｒＭ側に移動した後に
図示矢印方向に移動することにより、前記被検体Ｐの表
（オーバースキャン）と！（アンダースキャン）とから
全身撮影を行うものである。

他方、ＥＣＴ寝台５像とは、例えば第３図に示すように
、ＥＣＴ寝台５に被検体Ｐを載置し、架台２に支持され
たシンチレーションカメラ３を図示矢印方向に被検体Ｐ
の回りを１８ｏ°若しくは３６０°回転されることによ
り（９ｏ°回転位置を想像線３′で示す）被検位Ｐの所
定部位における断層像（エミッシミンＣＴ像）を再構成
するものである。

ところで、このようにホールボディ撮影とＥＣＴＩＮ影
とにおいてそれぞれホールボディ寝台１とＥＣＴ寝台５
とを使い分けるのは次のような理由による。

ホールボディ撮影においてはアンダースキャンを行う関
係上、ホールボディ寝台１のふところ（第２図４で示す
個所）を被検体Ｐの体軸方向に十分長くとる必要がある
。

一方、ＥＣＴ寝台５にあっては、一般的に天板５ａの上
下動機構を有しており、この機構のため支持台５ｂを用
いてホールボディ撮影におけるアンダースキャンを行う
ためには前記天板５ａ−を相当長くする必要がある。

しかしながら、前記天板５ａをあまり長くすると、被検
体Ｐの荷重により前記天板５ａの先端部が撓み、撮影上
不都合を生ずる。

そこで、ホールボディ撮影用とＥＣＴｌ影用とにそれぞ
れ専用の寝台が必要となるのである。

ところが、２台もの寝台を備えたとしても、いずれか一
方は必ず不使用であるから、不使用なる寝台のために部
屋が狭くなるという問題点がある。

また、同一被検体に対してホールボディｆｌｉ影、！：
ＥＣＴ１ｉ影とを行う場合、寝台交換の都合上、被検体
は寝台の乗り換えを行わなければならないカラ、寝台の
操作性が悪く、これが核医学診断装置における診断効率
を低下させる原因となっている。

［発明の目的］ 本発明は上記事情に観みて成されたものであり、その目
的とするところは、ＥＣＴＩＩ彰用の寝台でありながら
、被検体の寝台への乗り換えを行うことなくホールボデ
ィ撮影用の寝台としても使用することができ、しかも収
納場所に対するスペースファクタに優れたＥＣＴ寝台装
置を提供することにある。

［発明の概要］ 上記目的を達成するための本発明の概要は、被検体の断
層像を得る際に被検体を載置するＥＣＴ寝台と、このＥ
ＣＴ寝台の天板長を前記被検体の体軸方向に延長可能な
天板補助スタンドとを有することを特徴とするものであ
り、前記天板補助スタンドを用いることによりホールボ
ディ撮影用としても使用することができるものである。

［発明の実施例］ 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例たるＥＣＴ寝台装置の説明図
である。

尚、第１図において第２及び第３に示すものと同一機能
を有するものには同一符号を付しである。

第１図に示す本実施例装置が従来のものと異なるのは、
ＥＣＴ寝台５の天板５ａの端部に設けられた段部５Ｃに
係合することにより、前記天板５ａの長さく天板長）を
被検体Ｐの体軸方向に延長可能なる天板補助スタンド６
を備える点である。

この天板補助スタンド６は、支持部６ｂ内に補助天板６
ａの上下動機構を有しており、ＥＣＴ寝台５の天板５ａ
と同じ高さになるよう調整することができ、また、ロー
５７を介して容易に移動することができるものである。

本実施例装置は以上のように構成したものであるから、
被検体Ｐのホールボディ撮影時には、ＥＣＴ寝台５に天
板補助スタンド６を組み合せて天板長を延長することに
よりアンダースキャ＞ｆｆｉ可能となり、しがも、ＥＣ
Ｔ撮影時にあっては、段部５Ｃより天板補助スタンド６
を分離す、。お。

より従来のＥＣＴ寝台と同様に使用することができる。

このように本実施例装置にあっては、Ｅ　ＣＴ　撮影用
の寝台として使用することができると共に、天板補助ス
タンド６を用いることにより、ホールボディ議影として
も使用することができるものであるから、同一被検体に
対してホールボディ撮影とＥＣＴ撮影とを行う場合であ
っても、被検体は寝台への乗り換えを行うことを要しな
い。また、従来のようにＥＣＴ寝台とホールボディ寝台
との２台の寝台を備えるのに比べて部屋のスペース及び
装置の価格の点で有利となる。

以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内で適宜に変形実施が可能であるのはいうまでもない
。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、ＥＣＴＷｉ影用の
寝台でありながら、被検体の寝台への乗り換えを行うこ
となくホールボディ撮影用の寝台としても使用すること
ができ、しがち収納場所に対するスペースファクタに優
れたＥＣＴ寝台装置を安価に提供することができる。従
ってこのＥＣＴ寝台装置を備えれば、従来のホールボデ
ィ寝台は不要であり、寝台交換等の煩わしさがないから
、核医学診断装置におけ委診断効率を向上させることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例たるＥＣＴ寝台装置の説明図
、第２図及び第３図はそれぞれ核医学診断装置における
ホールボディ撮影及びＥＣＴＩＩ影の説明図である。 ５・・・ＥＣＴ寝台、　６・・・天板補助スタンド、Ｐ
・・・被検体。 代理人　弁理士　則近憲佑（ほか１名）第　　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 放射性同位元素を投与した被検体よりの放射線情報を収
   集して診断に供する核医学診断装置に具備され、前記被
   検体を載置するものにおいて、前記被検体の断層像を得
   る際に前記被検体を載置するＥＣＴ寝台と、このＥＣＴ
   寝台の天板長を前記被検体の体軸方向に延長可能な天板
   補助スタンドとを有することを特徴とするＥＣＴ寝台装
   置。