JPS6115543A - 車両用回転電機の軸受装置 - Google Patents
車両用回転電機の軸受装置Info
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- JPS6115543A JPS6115543A JP59134874A JP13487484A JPS6115543A JP S6115543 A JPS6115543 A JP S6115543A JP 59134874 A JP59134874 A JP 59134874A JP 13487484 A JP13487484 A JP 13487484A JP S6115543 A JPS6115543 A JP S6115543A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- end cover
- labyrinth seal
- bearing
- vehicle
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/173—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings
- H02K5/1732—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/80—Labyrinth sealings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/12—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas
- H02K5/124—Sealing of shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
- F16C2380/27—Motor coupled with a gear, e.g. worm gears
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は鉄道車両の台車等に設けられる吊掛は式駆動
方式の主電動機などの回転電癲の軸受装置に関する。
方式の主電動機などの回転電癲の軸受装置に関する。
一般に上述した車両用回転電機は第3図に示す如く、回
転電機の固定子側軸受箱1とその外側にボルト止めされ
る端蓋2とによりその間にころがり軸受3が支持され、
その軸受3に回転子軸4が支承されている。またその回
転子軸4は端蓋2の外方に出力軸として突出され、その
軸端に小歯車5が装着されて図示しないが車両の車軸に
取付けた大歯車と噛合して該車両を駆動するようになっ
ている。その大小歯車は上記端M2に支持させた歯車箱
6に覆われて、その内部に収納したギヤコンパウンド等
の歯車潤滑剤7により相互の噛合部のfl!l滑が図ら
れている。
転電機の固定子側軸受箱1とその外側にボルト止めされ
る端蓋2とによりその間にころがり軸受3が支持され、
その軸受3に回転子軸4が支承されている。またその回
転子軸4は端蓋2の外方に出力軸として突出され、その
軸端に小歯車5が装着されて図示しないが車両の車軸に
取付けた大歯車と噛合して該車両を駆動するようになっ
ている。その大小歯車は上記端M2に支持させた歯車箱
6に覆われて、その内部に収納したギヤコンパウンド等
の歯車潤滑剤7により相互の噛合部のfl!l滑が図ら
れている。
こうした回転電機では、その軸受装置として設けたころ
がり軸受3の両側を支持する軸受箱1と端蓋2とにそれ
ぞれ環状のグリース充填室1a。
がり軸受3の両側を支持する軸受箱1と端蓋2とにそれ
ぞれ環状のグリース充填室1a。
2aが形成され、そこに軸受潤滑グリース8が封入され
ている。また上記端蓋2の断面略中間内部には環状の空
間9が形成され、その空間9は内周部が外側(歯車箱側
)に開口すると共に、円周方向下端部が下方に垂下する
排出穴10と連通されている。またその端蓋2は上記回
転子軸4にこれと一体に回転すべく取付だ振切り板11
と軸方向内外に対向組合わせられて、そのO’MM2と
振切り板11との間に微少隙間のラビリンスシール12
を構成している。しかして回転電機の運転中に歯車箱6
内の大小歯車の回転により、霧状に飛散したりその大小
歯車の噛合部から図示矢印の如く横方向に飛ばされたり
する歯車潤滑剤7が軸受3方に侵入して来ないように、
振切り板11の回転により該潤滑剤7を振切るとともに
、その振切り板11と端蓋2との間のラビリンスシール
12により該潤滑剤7の侵入通過を防ぎ、且つそれでも
そのamを通過した潤滑剤7は空&19内に入れて下部
排出穴10から外部に排出するようにしている。
ている。また上記端蓋2の断面略中間内部には環状の空
間9が形成され、その空間9は内周部が外側(歯車箱側
)に開口すると共に、円周方向下端部が下方に垂下する
排出穴10と連通されている。またその端蓋2は上記回
転子軸4にこれと一体に回転すべく取付だ振切り板11
と軸方向内外に対向組合わせられて、そのO’MM2と
振切り板11との間に微少隙間のラビリンスシール12
を構成している。しかして回転電機の運転中に歯車箱6
内の大小歯車の回転により、霧状に飛散したりその大小
歯車の噛合部から図示矢印の如く横方向に飛ばされたり
する歯車潤滑剤7が軸受3方に侵入して来ないように、
振切り板11の回転により該潤滑剤7を振切るとともに
、その振切り板11と端蓋2との間のラビリンスシール
12により該潤滑剤7の侵入通過を防ぎ、且つそれでも
そのamを通過した潤滑剤7は空&19内に入れて下部
排出穴10から外部に排出するようにしている。
しかしながら、上記第3図に示す従来の構成の軸受装置
では、振切り板11の振切り効果及びラビリンスシール
効果が十分でなく、運転中に歯車箱6内から振切り板1
1と端蓋2との隙間を介して歯車潤滑剤7が多量に侵入
して来てしまい、その潤滑剤7が徐々に軸受3内に侵入
してグリース8を汚損し、そのグリース8の更新期間を
早めてしまう問題があった。また排出穴10からの1l
lIIW4剤7の外部への排出量が多く、それだけ歯車
箱6内への潤滑剤7の補給の頻度も多く必要となる欠点
があった。
では、振切り板11の振切り効果及びラビリンスシール
効果が十分でなく、運転中に歯車箱6内から振切り板1
1と端蓋2との隙間を介して歯車潤滑剤7が多量に侵入
して来てしまい、その潤滑剤7が徐々に軸受3内に侵入
してグリース8を汚損し、そのグリース8の更新期間を
早めてしまう問題があった。また排出穴10からの1l
lIIW4剤7の外部への排出量が多く、それだけ歯車
箱6内への潤滑剤7の補給の頻度も多く必要となる欠点
があった。
そこで、最近では第4図及び第5図に示す如く、振切り
板11の外周部に歯車状のフィン11aを形成してmW
4剤の振切り効果の向上を図るように構成している。こ
の場合は高速回転時には振切り板11のフィン11aに
よる潤滑剤7の振切り効果が大きく、歯車箱6内の潤滑
剤7の端蓋2と振切り板11との隙間への侵入を防止で
きるが、しip L比較的回転速度が遅い時にはフィン
11aによる振切り効果が低く、その為に8滑剤7が図
示A、Bで示す端蓋2の壁面に付着して流れて、容易に
ラビリンスシール12に侵入して来て通過し、そして軸
受3内に侵入するようになってしまう問題があり、特に
車両用主電動様では停止、加速。
板11の外周部に歯車状のフィン11aを形成してmW
4剤の振切り効果の向上を図るように構成している。こ
の場合は高速回転時には振切り板11のフィン11aに
よる潤滑剤7の振切り効果が大きく、歯車箱6内の潤滑
剤7の端蓋2と振切り板11との隙間への侵入を防止で
きるが、しip L比較的回転速度が遅い時にはフィン
11aによる振切り効果が低く、その為に8滑剤7が図
示A、Bで示す端蓋2の壁面に付着して流れて、容易に
ラビリンスシール12に侵入して来て通過し、そして軸
受3内に侵入するようになってしまう問題があり、特に
車両用主電動様では停止、加速。
減速のパターンを繰返して運転されるので、上述のよう
な低速回転が多くあり、潤滑剤侵入防止の十分な効果を
期待することは困難であった。
な低速回転が多くあり、潤滑剤侵入防止の十分な効果を
期待することは困難であった。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、高速及び低
速回転いずれの運転時でも歯車箱内からの歯車潤滑剤の
軸受部側への侵入を確実に防止できて、軸受潤滑グリー
スの汚損防止及び更新期間の延長を図ると共に、歯車潤
滑剤の外部への排出量を激減できてその補給頻度を低下
し得るようになる非常に高性能で経済性に層れた車両用
回転電機の軸受装置を提供することを目的とするもので
ある。
速回転いずれの運転時でも歯車箱内からの歯車潤滑剤の
軸受部側への侵入を確実に防止できて、軸受潤滑グリー
スの汚損防止及び更新期間の延長を図ると共に、歯車潤
滑剤の外部への排出量を激減できてその補給頻度を低下
し得るようになる非常に高性能で経済性に層れた車両用
回転電機の軸受装置を提供することを目的とするもので
ある。
(発明の概要)
この発明の車両用回転電機の軸受装置は、軸受箱等の固
定子と端蓋との間に支持したころがり軸受により回転子
軸を支承し、且つその回転子軸に取付けられて上記端蓋
外側部と対向してラビリンスシールを構成1−ると共に
前記回転子軸端側に配する歯車箱内から飛散して来る潤
滑剤を振り切るWi潤滑剤振切板を設けてなる車両用回
転電機の軸受装置において、上記振切り板の外周部と端
蓋とに互いに微少隙間のラビリンスシールを構成するそ
れぞれ外側方向に向かって大径となるテーパー円周面を
設け、それらのテーパー円周面より内周に位置して振切
り板と端蓋との間に環状空間を構成し、更にその環状空
間より内周に位置して振切り板の端蓋側面に環状溝を形
成し、且っ端蓋から突出して先端部が外周に向け屈曲さ
れて振切り板の環状溝内に微少隙間のラビリンスシール
を構成すると共に前記環状空間に外周側が開口する断面
U字状の円周溝を構成する突出部を設けて、上記振切り
板の外周部での潤滑剤振切り効果に加え、その外周端蓋
相互のテーパー円周面のラビリンシシールにより、端蓋
と振切り板との間へのI!IIW4剤の侵入を少なくす
ると共に、その間に侵入して来た潤滑剤は次のラビリン
スシール手前の先端を屈曲した突出部の断面U字状溝で
受けて、その円周下部から環状空間より再度外周テーパ
ー円周面より歯車箱内に戻すようにいて、軸受部側力ま
でへの潤滑剤の侵入を確実に防止するようにしたもので
ある。
定子と端蓋との間に支持したころがり軸受により回転子
軸を支承し、且つその回転子軸に取付けられて上記端蓋
外側部と対向してラビリンスシールを構成1−ると共に
前記回転子軸端側に配する歯車箱内から飛散して来る潤
滑剤を振り切るWi潤滑剤振切板を設けてなる車両用回
転電機の軸受装置において、上記振切り板の外周部と端
蓋とに互いに微少隙間のラビリンスシールを構成するそ
れぞれ外側方向に向かって大径となるテーパー円周面を
設け、それらのテーパー円周面より内周に位置して振切
り板と端蓋との間に環状空間を構成し、更にその環状空
間より内周に位置して振切り板の端蓋側面に環状溝を形
成し、且っ端蓋から突出して先端部が外周に向け屈曲さ
れて振切り板の環状溝内に微少隙間のラビリンスシール
を構成すると共に前記環状空間に外周側が開口する断面
U字状の円周溝を構成する突出部を設けて、上記振切り
板の外周部での潤滑剤振切り効果に加え、その外周端蓋
相互のテーパー円周面のラビリンシシールにより、端蓋
と振切り板との間へのI!IIW4剤の侵入を少なくす
ると共に、その間に侵入して来た潤滑剤は次のラビリン
スシール手前の先端を屈曲した突出部の断面U字状溝で
受けて、その円周下部から環状空間より再度外周テーパ
ー円周面より歯車箱内に戻すようにいて、軸受部側力ま
でへの潤滑剤の侵入を確実に防止するようにしたもので
ある。
以下この発明の一実施例を第1図及び第2図に従い説明
する。なお図中上記第3図及び第4図のものと同一構成
をなすものは同一符号を附してその説明の簡略化を図る
ことにする。
する。なお図中上記第3図及び第4図のものと同一構成
をなすものは同一符号を附してその説明の簡略化を図る
ことにする。
ここで端蓋2とその外側の振切り板11との外周対向部
には、それぞれ外側方(軸端力)に向かって漸次大径と
なるテーパー円周面2A、11Aが形成されて、その相
互面間に微少隙間のラビリンスシール13を構成してい
る。またそのテーパー状ラビリンスシール13よりも内
周に位置して比較的幅広の環状空間14が該端蓋2と振
切り板11との間に構成されている。更にその環状空間
14より内周に位置して振切り板11の端蓋側面部に断
面コ字形状の環、状溝15が形成され、その環状溝15
内に先端部が入るように端蓋2の空間9の外側板部内周
端から円筒状の突出部16が突設されている。この突出
部16は先端部が外周に鍔状に屈曲されて、その先端屈
曲部外周面と上記振切り板11の環状溝15内外周面と
の間に微少隙間のラビリンスシール17を構成している
と共に、外周側を上記環状空間14に開口する断面U字
状の円周溝18を構成している。 ・−而し
て、上述した構成の軸受装置の作用を述べると、車両の
^速運転中、歯車箱5内の大小歯車の回転噛合により霧
状になって飛散する歯車fi!lWI剤7が端蓋2と振
切り板11との外周ラビリンスシール13から侵入しよ
うとするが、そのラビリンスシール13を構成する端蓋
2と振切り板11との円周面2A、11Aが外側に向か
って大径となるテーパー状となっているので、該振切り
板11の高速回転により潤滑剤7が端蓋2のテーパー円
周面2Aに沿って外周に即ち、歯車箱5内側に戻るよう
に振切られて、該ラビリンスシール13部を通過して侵
入して来ることが無くなる。
には、それぞれ外側方(軸端力)に向かって漸次大径と
なるテーパー円周面2A、11Aが形成されて、その相
互面間に微少隙間のラビリンスシール13を構成してい
る。またそのテーパー状ラビリンスシール13よりも内
周に位置して比較的幅広の環状空間14が該端蓋2と振
切り板11との間に構成されている。更にその環状空間
14より内周に位置して振切り板11の端蓋側面部に断
面コ字形状の環、状溝15が形成され、その環状溝15
内に先端部が入るように端蓋2の空間9の外側板部内周
端から円筒状の突出部16が突設されている。この突出
部16は先端部が外周に鍔状に屈曲されて、その先端屈
曲部外周面と上記振切り板11の環状溝15内外周面と
の間に微少隙間のラビリンスシール17を構成している
と共に、外周側を上記環状空間14に開口する断面U字
状の円周溝18を構成している。 ・−而し
て、上述した構成の軸受装置の作用を述べると、車両の
^速運転中、歯車箱5内の大小歯車の回転噛合により霧
状になって飛散する歯車fi!lWI剤7が端蓋2と振
切り板11との外周ラビリンスシール13から侵入しよ
うとするが、そのラビリンスシール13を構成する端蓋
2と振切り板11との円周面2A、11Aが外側に向か
って大径となるテーパー状となっているので、該振切り
板11の高速回転により潤滑剤7が端蓋2のテーパー円
周面2Aに沿って外周に即ち、歯車箱5内側に戻るよう
に振切られて、該ラビリンスシール13部を通過して侵
入して来ることが無くなる。
また低速運転時は上記振切り効果が下がり、潤滑剤7が
外周ラビリンスシール13を通過して端蓋2のテーパー
円周面2Aから環状空間14内の壁面Bに伝わって侵入
して来るが、その壁面Bの上半周部分に付着して来た潤
滑剤7は内周の突出部16の円周溝18内に受けられて
そこから下側に落ちて、壁面Bの下半周部分に付着した
潤滑剤と一緒に更に下側に流れて、上記外周のテーパー
状ラビリンスシール13の周方向下部より歯車箱5内に
戻されるようになる。
外周ラビリンスシール13を通過して端蓋2のテーパー
円周面2Aから環状空間14内の壁面Bに伝わって侵入
して来るが、その壁面Bの上半周部分に付着して来た潤
滑剤7は内周の突出部16の円周溝18内に受けられて
そこから下側に落ちて、壁面Bの下半周部分に付着した
潤滑剤と一緒に更に下側に流れて、上記外周のテーパー
状ラビリンスシール13の周方向下部より歯車箱5内に
戻されるようになる。
次に車両の運転を停止した際、外周ラビリンスシール1
3内の上半周部に入っていた潤滑剤7は、端蓋2と振切
り板11とのテーパー円周面2A及びIIAから環状空
間14の壁面8.Cに伝わって流下して突出部16の円
周溝18内に受けられる。なお振切り板11の壁面Cに
沿って流下する潤滑剤7は回転停止中であることから内
周ラビリンスシール17に殆ど侵入することなく円周溝
18内に落下して受けられる。こうして円周溝18内に
来た潤滑剤7はそこから下側に落ちて、壁面B、Cの下
半周部分に付着していた潤滑剤と一緒に流下して外周ラ
ビリンスシール17の下部から歯車箱5内に戻されるよ
うになる。
3内の上半周部に入っていた潤滑剤7は、端蓋2と振切
り板11とのテーパー円周面2A及びIIAから環状空
間14の壁面8.Cに伝わって流下して突出部16の円
周溝18内に受けられる。なお振切り板11の壁面Cに
沿って流下する潤滑剤7は回転停止中であることから内
周ラビリンスシール17に殆ど侵入することなく円周溝
18内に落下して受けられる。こうして円周溝18内に
来た潤滑剤7はそこから下側に落ちて、壁面B、Cの下
半周部分に付着していた潤滑剤と一緒に流下して外周ラ
ビリンスシール17の下部から歯車箱5内に戻されるよ
うになる。
従って、歯車m滑剤7は内周ラビリンスシール17に侵
入して通過して行くことが殆ど無く、これにてその潤滑
剤7の軸受3部側への侵入が略100%に近(阻止でき
て、潤滑グリース8の汚損防止が図れると共に、歯車潤
滑剤7の外部への排出量が大幅に減少するようになる。
入して通過して行くことが殆ど無く、これにてその潤滑
剤7の軸受3部側への侵入が略100%に近(阻止でき
て、潤滑グリース8の汚損防止が図れると共に、歯車潤
滑剤7の外部への排出量が大幅に減少するようになる。
この発明は上述した如くなしたから、高速及び低速回転
いずれの運転時でも歯車箱内からの歯車潤滑剤の軸受部
側への侵入を確実に防止できて、軸受潤滑グリースの汚
損防止及び更新期間の延長を図ると共に、歯1IlIl
lff清剤の外部への排出量を激減できてその補給頻度
を低下し得るようになる非常に高性能で経済性に優れた
車両用回転電機の軸受装置となる。
いずれの運転時でも歯車箱内からの歯車潤滑剤の軸受部
側への侵入を確実に防止できて、軸受潤滑グリースの汚
損防止及び更新期間の延長を図ると共に、歯1IlIl
lff清剤の外部への排出量を激減できてその補給頻度
を低下し得るようになる非常に高性能で経済性に優れた
車両用回転電機の軸受装置となる。
第1図はこの発明の一実施例を示す要部断面図、第2図
は第1図の更に要部の拡大断面図、第3図は従来例を示
す断面図、第4図は他の従来例を示す断面図、第5図は
第4図の振切り板の一部側面図である。 1・・・固定子(軸受箱)、2・・・端蓋、1a、2a
・・・グリース充填室、3・・・軸受、4・・・回転子
軸、5・・・歯車箱、7・・・潤滑剤、8・・・グリー
ス、9・・・空間、10・・・排出穴、11・・・振切
り板、11A、2A・・・テーパー円周面、13・・・
外周ラビリンスシール、14・・・環状空間、15・・
・環状溝、16・・・突出部、17・・・内周ラビリン
スシール、18・・・断面U字状円周溝。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 s3図 第4図 第5図
は第1図の更に要部の拡大断面図、第3図は従来例を示
す断面図、第4図は他の従来例を示す断面図、第5図は
第4図の振切り板の一部側面図である。 1・・・固定子(軸受箱)、2・・・端蓋、1a、2a
・・・グリース充填室、3・・・軸受、4・・・回転子
軸、5・・・歯車箱、7・・・潤滑剤、8・・・グリー
ス、9・・・空間、10・・・排出穴、11・・・振切
り板、11A、2A・・・テーパー円周面、13・・・
外周ラビリンスシール、14・・・環状空間、15・・
・環状溝、16・・・突出部、17・・・内周ラビリン
スシール、18・・・断面U字状円周溝。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 s3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 固定子と端蓋との間に支持したころがり軸受により回転
子軸を支承し、且つその回転子軸に取付けられて上記端
蓋外側部と対向してラビリンスシールを構成すると共に
前記回転子軸端側に配する歯車箱内から飛散して来る潤
滑剤を振り切る潤滑剤振切り板を設けてなる車両用回転
電機の軸受装置において、上記振切り板の外周部と端蓋
とに互いに微少隙間のラビリンスシールを構成するそれ
ぞれ外側方向に向かって大径となるテーパー円周面を設
け、それらのテーパー円周面より内周に位置して振切り
板と端蓋との間に環状空間を構成し、更にその環状空間
より内周に位置して振切り板の端蓋側面に環状溝を形成
し、且つ端蓋から突出して先端部が外周に向け屈曲され
て振切り板の環状溝内に微少隙間のラビリンスシールを
構成すると共に前記環状空間に外周側が開口する断面U
字状の円周溝を構成する突出部を設けたことを特徴とす
る車両用回転電機の軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59134874A JPS6115543A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 車両用回転電機の軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59134874A JPS6115543A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 車両用回転電機の軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6115543A true JPS6115543A (ja) | 1986-01-23 |
JPH0341016B2 JPH0341016B2 (ja) | 1991-06-20 |
Family
ID=15138499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59134874A Granted JPS6115543A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 車両用回転電機の軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115543A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426340A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-29 | Nagano Nippon Densan Kk | スピンドルモータ |
EP3358207A1 (de) * | 2017-02-07 | 2018-08-08 | Siemens Aktiengesellschaft | Welle mit einer abspritzkante zum abführen entlang der welle eindringenden schmiermittels mittels fliehkraft |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP59134874A patent/JPS6115543A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426340A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-29 | Nagano Nippon Densan Kk | スピンドルモータ |
EP3358207A1 (de) * | 2017-02-07 | 2018-08-08 | Siemens Aktiengesellschaft | Welle mit einer abspritzkante zum abführen entlang der welle eindringenden schmiermittels mittels fliehkraft |
WO2018145789A1 (de) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Welle mit einer abspritzkante zum abführen entlang der welle eindringenden schmiermittels mittels fliehkraft |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0341016B2 (ja) | 1991-06-20 |
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