JPS61155371A - 3−アシルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリン誘導体および抗潰瘍剤 - Google Patents

3−アシルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリン誘導体および抗潰瘍剤

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JPS61155371A
JPS61155371A JP27571184A JP27571184A JPS61155371A JP S61155371 A JPS61155371 A JP S61155371A JP 27571184 A JP27571184 A JP 27571184A JP 27571184 A JP27571184 A JP 27571184A JP S61155371 A JPS61155371 A JP S61155371A
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JP
Japan
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methanoisoquinoline
tetrahydro
acid
alkyl
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JP27571184A
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Inventor
Hiroshi Tanida
谷田 博
Tadashi Irie
忠司 入江
Masami Tsutsumiuchi
堤内 正美
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Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 鳳1」Jソ1駄乱! 本発明の目的はすぐれた抗潰瘍作用を示す新規な3−ア
シルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−
メタノイソキノリン誘導体およびそれを含有する抗潰瘍
剤を提供することにある。
風未立弦1 抗潰瘍剤の開発は従来より盛んに行われており、現在シ
メチジン(cimetidine )が欧米および国内
で、ラニチジン(ranitidine )が欧米で市
販されている。
本発明目的化合物は新規であり、その抗潰瘍作用につい
ても本発明者らが始めて見出したものであるので、特に
関連する従来の技術はないが、もっとも近縁なものを例
示するとすれば、抗潰瘍作用を有するベンズアミド誘導
体がJ 、 Med 、 Chea。
141963頁(1971)に報告きれている。
a1発明の構成 本発明者らは下記一般式(I)で示きれる3−アシルア
ミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノ
イソキノリン誘導体またはその酸付加塩がすぐれた抗潰
瘍作用を有することを見出して本発明を完成した。
(式中、R1は水素またはアルコキシ1 R”はアルキ
ル、シクロアルキル、または置換もしくは非置換のフェ
ニルをそれぞれ表わす、) 上記定義において、アルコキシとしてはメトキシ、エト
キシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ
、イソブトキシ、s@a−ブトキシ、tert−ブトキ
シ等のC1〜C,アルコキシなどが挙げられ、アルキル
としてはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル
、n−ブチル、イソブチル、、5ea−ブチル、tar
t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、 5aC−
ペンチル、 nao−ペンチル、tart−ペンチル等
のC1〜C,アルキルなどが挙げられる。シクロアルキ
ルとしてはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等のC8〜C,
シクロアルキルなどを例示し得る。置換もしくは非置換
のフェニルにおいて、置換基としては、アルキル、アル
コキシ、ハロゲン、アミノ、シアノ、ニトロ、トリフル
オロメチル等が挙げられ、アルキルとは前記のC3〜C
@アルキルを意味し、c 、# Csアルキルが好まし
い、アルコキシは前記の01〜C,アルコキシを意味し
、ハロゲンとしてはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などが
挙げられる。
本発明目的化合物(I)は下記工程に従って製造し得る
工程 (I) [式中、R1およびR1はそれぞれ前記と同意義であり
、Xは反応性基、例えばハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素
等)、ヒドロキシ、エステル残基(アルキルエステル、
p−トルエンスルホニルエステル等の残基)、または−
〇−Go−R”(但し、R’はアルキルもしくはアルコ
キシ)を表わす、]アルキルエステルにおけるアルキル
、Rsの定義におけるアルキルおよびアルコキシはそれ
ぞれ前記のC1〜C,アルキルおよびCI”” C−ア
ルフキ・シを意味する。
化合物(I)をアシル化すると目的の3−アシルアミノ
−5,8,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタツイン
キノリン誘導体(I)が得られる9本工程はアシル化の
常法に従い、化合物(I)と化合物(III)を適当な
溶媒中、必要に応じて塩基、脱水剤などを添加して行わ
れる。溶媒としては、ジクロルメタン、ジクロルエタン
、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素系
溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジフェニルメタ
ン等の芳香族系溶媒、ジブチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒などが挙げられ
る。塩基としては、ピリジン、2,6−シメチルピリジ
ン、ビフリン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリ
ン、N−エチルモルホリンなどの有機塩基、水酸化アル
カリ金Jl(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)、
炭酸アルカリ金属(炭酸ナトリウム、J2#カリウム等
)などの無機塩基などを例示し得る。脱水剤としては、
塩化チオニル、オキシ塩化リン、アルキルスルホニルク
ロリド(メタンスルホニルクロリド、エタンスルトニル
クロリド等)、芳香族スルホニルクロリド(ヘンインス
ルホニルクロリド、p−トルエンスルホニルクロリド等
)、ジシクロへキシルカルボジイミド、トリフェニルホ
スフィンテトラブロモメタン、トリフェニルホスフィン
テトラクロルメタンなどが用いられる。
上記の溶媒、塩基、および脱水剤は化合物(It)およ
び化合物(1)の性質に応じて適宜選択して用いればよ
く、例えば化合物(1)として酸ハライドを使用すると
きは、先に例示した塩基を加えるのが好ましく、特に有
機塩基がよい、また化合物(IN)としてカルボン酸を
用いるときは上記の脱水剤を添加するか、またはハロゲ
ン化度化水素系溶媒(例えば、四塩化炭素など)中にト
リフェニルホスフィン等を混和したものを添加しておく
のが好ましく、化合物(III)として酸無水物を用い
た場合は塩基の存在下に反応を行うのが好ましい。
化合物(I)においてR1が置換フェニルのときは、一
旦、目的化合物を得て、さらに置換基を導入したり、別
の置換基に置き換えるための反応に付したりすることも
可能である0例えば、ニトロ基を常法に従って還元して
アミン基とすることができる。
原料化合物(It)は次に示す方法により製造し得る。
JLu化合 (1)の 造法A R1が水 のとき)以
下に第1工程から第4工程についてそれぞれ説明する。
亀エエ1 5.8−ジヒドロ−5,8−メタノイソキノリン(IV
)[J 、Org、Chaa+、 49巻(No、14
)、2527(19B4)]を還元して5,6,7゜8
−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリン(V)を
得る工程である0本工程における還元反応は、例えば接
触還元[水素とニッケル系、プラチナ系、パラジウム系
、またはイリジウム系などの触媒;ヒドラジンとニッケ
ルなど];酸−金属系還元[塩酸または硫酸と鉄、スズ
、または亜鉛;酢酸と鉄など]などを行い得る0反応は
メタノール、エタノール、インプロパツール等のアルコ
ール系溶媒、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル系溶媒、ジクロルメタン、ジク
ロルエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化
炭化水素系溶媒などの溶媒から各還元剤の性質に応じた
溶媒を用い、室温から加熱下の温度で、必要に応じて加
圧するなどして行えば数十分から数時間で完了する。
1主工1 5.6,7.8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキ
ノリン(V)をN−オキシト体にする工程である。
化合物(Y)を適当な溶媒中、冷却下の温度で過酸化物
を加えた後、冷却下の温度から室温にて数時間反応させ
ればN−オキシト体(Vl)が得られる1反応に用いら
れ得る溶媒としてはジクロルメタン、ジクロルエタン、
クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素系溶
媒、ギ酸、酢酸、トリクロロ酢酸等の脂肪酸系溶媒、ジ
ブデルエーテル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の非プロトン性溶媒などが挙げられ、
用いる過酸化物の性質に応じて適宜選択して用いればよ
い、過酸化物としては、過酸化水素、ヒドロ過酸化エチ
ル、ヒドロ過酸化t@rt−ブチルなとのヒドロ過酸化
物;または過酢酸、過安息香酸、過フタル酸、ハロゲン
化過安息香酸(例えばm−クロロ過安息香酸など)など
の過酸を用い得る。またヒドロ過酸化物を用いる場合は
適当な酸触媒を用いれば反応が促進辿れるこ七がある。
本工程は次の第3工程において求電子置換を円滑に進行
させるために実施きれる。ゆえにピリジン環に電子を供
与し、後に容易に脱離きれる基を有する化合物を得るこ
とが目的であるので、N−オキシト体(VI)を製造す
る方法を記載したが、上記の目的を達成し得るものであ
ればN−オキシト体(■ンに限定する必要はない。
亀王工1 N−オキシト体(■)をニトロ化して3−ニトロ−5,
6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリ
ン(■)を得る工程である。
N−オキシド体(VI)と発煙硝酸または硝酸と硫酸の
混酸とを、溶媒の存在または不存在下に、室温から加熱
下の温度で数時間から数十時間反応許せれば化合物(■
)が得られる0発煙硝酸による反応の反応時間を短くす
ると3−ニトロ−5,6゜7.8−テトラヒドロ−5,
8−メタツインキノリンN−オキシトが得られるが、こ
の場合、適当な還元反応(例えば、トリフェニルホスフ
ィンまたはジデオリン酸エステルなどによる還元反応)
に付せば化合物(■)が得られる。
溶媒を用いる場合は、第1工程において用い得る溶媒を
同様に使月すればよい。
1土工1 3−ニトロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−
メタノイソキノリン(■)を還元して3−アミノ−5,
6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリ
ン(I、)を得る工程である。
本工程における還元反応は第1工程と同様に行えばよい
、即ち、接触還元[水素とニッケル系、プラチナ系、パ
ラジウム系、またはイリジウム系などの触媒:ヒドラジ
ンとニッケルなど];酸−金属系還元[塩酸または硫酸
と鉄、スズ、または亜鉛;酢酸と鉄など];アンモニウ
ムポリスルフィド(NH=S!H)による還元[硫化水
素とアンモニウムなどコ;硫黄化合物による還元[硫化
ナトリウム、二硫化ナトリウムなどコ;水常化金属によ
る還元[水素化アルミニウムリチウムなど]を行い得る
0反応はメタノール、エタノール、イソプロパツール等
のアルコール系溶媒、ジプチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、ジクロルメタ
ン、ジクロルエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハ
ロゲン化羨化水素系溶媒などの溶媒から各還元剤の性質
に応じた溶媒を用い、室温から加熱下の温度で、必要に
応じて加圧するなどして行えば数十分から数時間で完了
する。
化合物(]VIのうちR’がアルコキシである場合は次
のようにして製造される。
二亙工l (式中、R1゛はアルコキシを表わす、)以下に第1工
程から第4工程についてそれぞれ説明する。
基1孟1 7−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−
メタノイソキノリン(a ) [J 、 Org。
Cham、 49巻(No、 14 >、 2527 
(19B 4 )コをN−オキシト体にする工程であり
、原料化合物(I[)の製造法Aの第2工程と同様の反
応を行えばよい。
五主工1 7−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−
メタノイソキノリンN−オキシト(b)をニトロ化して
3−ニトロ−7−クロロ−5,617,8−テトラヒド
ロ−5,8−メタノイソキノリン(c)を得る工程であ
り、原料化合物(I)の製造法Aの第3工程と同様の反
応を行い得る。
基1盃鳳 化合物(C)を還元して3−アミノ−7−クロロ−5,
6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタツインキノリ
ン(d)を得る工程であり、原料化合物(ff>の製造
法Aの第4工程と同様の還元反応を行えばよい。
匙土工1 化合物<d)の7位の塩素をアルコキシで置換して3−
アミノ−7−アルフキシー5,6.7.8−テトテヒド
O−5,8−メタノイソキノリン〈■、)を得る工程で
ある。
化合物(d)とアルカリ金属アルコキシドとを加熱還流
下に数時間から数十時間反応させれば化合物(11)が
得られる。
アルカリ金属アルフキシトはメタノール、エタノール、
プロパツール、インプロパツール、n−ブタノール、イ
ンブタノール、5ac−フタノール、tart−ブタノ
ール等のアルカリ系溶媒中のナトリウム、カリウム等の
アルカリ金属として用いればよい。
なお、化合物(a)の代わりに7−ブロモ−5゜fi、
7.8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリンを
用いて第1工程から同様の反応を行うこ七もできる。
また、5.8.7.8−テトラヒドロ−5,8−メタツ
インキノリン(V)および7−クロロ−5,6,7,B
−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリン(Jl)
をそれぞれCbicbibabin反応に付して対応す
る3−アミン化合物(1、)および(d)を得ることが
できる。
本発明目的化合物(I)は製薬上許容される酸付加塩に
変換可能であり、これら酸付加塩も有効成分であり、本
発明に包含される。このような塩を形成し得る酸として
は、ハロゲン化水素#(塩酸、臭化水l!:酸など)、
硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸および酢酸、プロピオ
ン酸、シュウ酸、マロン酸、フハク厳、グルタル酸、ア
ジピン酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、クエン厳
、安息香酸、メタンスルホン酸などの有機酸などを例示
し得る。
本発明目的化合物(I)はヒトまたは動物に経口または
非経口的に投与し得る0例えば、化合物(I)は錠剤、
顆粒剤、散剤、カプセル剤、液剤などとして経口的に、
また注射剤、坐剤などとして非経口的に投与される。こ
れらの製剤は、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定
剤、矯味矯臭剤、懸濁化剤、分散剤、溶解補助剤、防腐
剤などの添加剤を用いて周知の方法に従って製造移れる
。賦形剤としては、乳糖、ショ糖、でんぷん、セルロー
ス、ソルビットなど;結合剤としては、アラビアゴム、
ゼラチン、ポリビニルピロリドンなど;滑沢剤としては
、ステアリン酸マグネシウム、タルク、シリカゲルなど
がそれぞれ例示される。
化合物(I)を成人の消化性潰瘍疾患の治療に使用する
場合、1日約1〜100 mg/ kgを1回または数
回に分けて経口的または非経口的に投与すればよい。
以下に実施例、参考例、および製剤例を挙げて本発明実
施の態様を明らかにする。
実施例、表、および参考例中で用いる略号はそれぞれ次
の意味を有するものとする。
Me;メチル;fltHエチル;(−Pr:インブロビ
ルHMeOH:メタノール;CH*C1*ニジクロルメ
タンHCHCIs:クロロホルム。
夾1亘ユ 3−ベンズアミド−5,6,7,8−テトラヒドロ−5
,8−メタノイソキノリンf−1の製造3−アミノ−5
,6,7,8−テトヲヒドa−5,8−メタツインキノ
リンl工501mgとピリジン0 、2 mlをジクロ
ルメタン10m1に溶かし、室温で攪拌しながら塩化ベ
ンゾイル1.33gを加え、10分間反応きせる0反応
液を炭酸ナトリウム水溶液にて洗浄した後、減圧留去す
る。残渣にエタノール10m1.35%塩酸1ml、お
よび水9mlを加え、1時間還流後、減圧にてエタノー
ルを留去する。残りの水溶液を炭酸ナトリウム水溶液で
アルカリ性とし、ジクロルメタンで抽出後、乾燥浮せ、
きらに溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開剤:ベンゼン〈4):酢酸エチル(
1))に付し、ジクロルメタン−ヘキサンより再結晶し
て標題化合物11−1628mg(収率ニア6%)を得
る。
m、p、:142.5〜143.5℃。
元素分析 計算値(%)(C、=HwNIOとして):C,77,
25,H,6,10,N、10.60実測値(%):C
,77,31;H,6,10;N、10.54゜ NMR(CDCIs)S: 1.0〜2.0(m、6H)、3.2゜3.3(m、2
H)、   7.3−7.5゜7.8〜8.0(rn、
5H)。
7.6 (s、I H)、8.3 (1,I H)。
叉1ヱしLユエユ (式中、R″は前記と同意義である。)アミノ体(II
 I)2ミリモル、ピリジン0 、2 mlをジクロル
メタン5mlに溶解し、室温下に攪拌しながらアミン体
(I、)の3倍モル量の酸クロリド<II[、)を加え
、10分間反応させる0反応液を炭酸ナトリウム水溶液
にて洗浄後、溶媒を減圧留去する。残渣にエタノール1
0n+1、濃塩酸1ml、および水9mlを加え、1時
間還流後、減圧下にエタノールを留去する。残りの水溶
液をJj!酸ナトナトリウム水溶液ルカリ性とし、ジク
ロルメタンで抽出後、乾燥させ、さらに溶媒を留去する
。残渣をローバー(Lobar )カラム(展開剤:ベ
ンゼン(4):酢酸エチル(1))にて分離してアミド
誘導体(■1)を得る。
実施例2〜19までで得られる化合物に、ll−2〜l
1−19までの実施例番号と対応した化合物番号をつけ
る。
(以下余白) 罠轟遭ヱユ 3−(4−アミノベンズアミド)−5,6゜7.8−テ
トラヒドロ−5,8−メタノイソキノリンI+  20
の製造 実施例9で得た3−(4−二トロペンズアミド)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリ
ンI+−9450mgを70%酢酸水溶液20m1に溶
かし、5%パラジウム−炭素100mgを加えて、常圧
下、接触還元する0反応液から触媒を濾去し、酢酸を減
圧留去する。残渣を炭酸ナトリウム水溶液でアルカリ性
とし、クロロホルムで抽出後、乾燥させ、きらに溶媒を
留去する。メタノールより再結晶して300mgの標題
化合物I、−20を得る。
m、p、:245〜245.5℃。
NMR(CDCIj)+5’: 0.9〜2.0(m、6H)、3.4(m、2H)−4
,0(broad、s、2H) 、 6.7 、7.7
 (2Xd、4H)、8.0(s、IH)、8.2(s
IH)。
Kl±1ユ (1)3−アミノ−7(エキソ)−メトキシ−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリンI
、−1の製造 3−ニドローア(エキソ)−クロロ−5,6゜7.8−
子トラヒドロー5.8−メタノイソキノリン(c+>1
.28gをメタノール100g+1に溶かし、5%パラ
ジウム−炭素0.3gを加えて、常圧下に接触還元を行
う0反応液から触媒を濾去し、濾液にナトリウム523
mgのメタノール50ffi1溶液を加え、−夜還流後
、減圧下にメタノールを留去する。残渣に水を加えクロ
ロホルム抽出後、乾燥移せ、ξらに溶媒を留去する。得
られた残渣をンリカゲルクロマトグラフィ−(展開剤;
アセトン)に付して標題化合物1.−1 1.0gを得
る。
NMR(CDCI 、)S : 1 5〜2.1(m、4H)、3.2.3.4(m。
3H)、3.3(s、3H)、4.5(s、2H)。
6.3(s、LH)、7.8(fi、1)()。
(2)3−ベンズアミド−7(エキソ)−メトキン−5
,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノ
リンll−1 (以下余白) (1)で得た3−アミノ−7(エキソ)−メトキシ−5
,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノ
リンlt−1507+ag%ピリジン2ml、ジクミル
メタン4mlの混液を室温下に攪拌しながら塩化ベンゾ
イル749mgを加え、10分間反応きせる1反応液を
炭酸ナトリウム水溶液にて洗浄後、溶媒を減圧留去する
。残渣にエタノール10m1、濃塩酸1ml、および水
9011を加え、1時間還流後、減圧下にエタノールを
留去する。残りの水溶液を炭酸ナトリウム水溶液でアル
カリ性とし、ジクロルメタンで抽出後、乾燥させ、さら
に溶媒を留去する。残渣をローパー(Lobar )カ
ラム(展開剤:ベンゼン(4ン:酢酸エチル〈1ン)に
て分離して標記化合物I2−1 597mg(収率ニア
6%)を得る。
m、P、:159〜160℃(ジクロルメタン−ヘキサ
ンより再結晶)。
NMRCCDCII)8: 1.6〜2.1(m、4H)、3.3(6H)。
7.4〜7.6(m、3H)、7.8〜8.0(m。
2H)、7.8(8,IH)、8.2(S、IH)。
龜ま贋ユ (IV)          <1/)(■)    
      ([、) (1)  5,6,7.8−テトラヒドロ−5,8−メ
タノイソキノリン(V)の製造 5.8−ジヒドC7−5.8−メタノイソキノリン(1
%’>[J、Org、Chem、、 49巻、(No、
14)。
2527(1984)]750+ngをメタノール20
m1に溶かし、5%バランウム〜炭素100■を加えて
、常圧下に接触還元を行う0反応後、触媒を濾取し、濾
液からメタノールを減圧留去し、残渣を蒸留して標題化
合物(V>720mg(収率:95%)を得る。沸点二
85°C(2mmHg) 。
元素分析 計算値(%)(C,、H,、Nとして):C,82,7
2、H,7,64; N、9.65実測値(%): C
,82,97、H,8,06。
N、9.61゜ NMR(CDC11)ε: 1.0〜2.2(m、6H)、3.4(m、2H)。
7.1(d、IH)、8.3(d、IH)、8.4(i
、1)f)。
(2)  5,6,7.8−テトラヒドロ−5,8−メ
タノイソキノリンN−オキシト(■)の製造5.6,7
.8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリン(V
)720mgをクロロホルム30m1に溶かし、水冷下
撹拌しながら80%m−クロa過安息IFl11.60
gを加え、室温にて1時間反応する0反応液を炭酸ナト
リウム水溶液で洗浄後、乾燥し減圧にてクロロホルムを
留去すれば710mg(収率:97%)のN−オキシト
体(■)を得る。
元素分析 計算値(%)(C,、H,、NO・2H80として):
C,60,89; H,7,67; N、7.10実測
値(%):C,60,66;H,7,68HN、7.0
5゜ NMR(CDC1,)&: 1.0〜2.1 (m、6H)、3.4(m、2H)。
7.1(d、IH)、7.95(d、d、IH)。
8.05(d、IH)。
7(エキソ)−クロロ−5、6、7,、8−テトラヒド
ロ−5,8−メタノイソキノリン(al)を同様の反応
に付せば7(エキソ)−クロロ−5゜6.7.8−テト
ラヒドロ−5,8−メタノイソキノリンN−オキシト体
(bl)を得る。
N−オキシト体(b、)の分解点=179〜180℃。
(3ン 3−ニトロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−
5,8−メタノイソキノリン(■)の製造5.6,7.
8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリンN−オ
キシト(VI)11.10 gに発煙硝酸(d= 1.
5 ) 70II11を加え、密栓コルベン中、70°
Cで一夜攪拌する0反応液を氷水中へ流し込み、固体炭
酸ナトリウムでアルカリ性とした後、クロロホルムで抽
出する。抽出液を乾燥し、減圧にてクロロホルムを留去
する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展
開剤:ベンゼンー酢酸エチル)に付して、8.25g(
収率:63%)のニトロ体(■)を得る。
m、p、: 81.5〜82.5℃。
元素分析 計算値(%) (c + D HI I N jo j
として):: C,63,15、H,5,30、N、1
4.73実15[1イ直(%):  C,63,71:
  H,5,27。
N、14.77゜ NMR(CDCI、)δ : 1.0〜2 3(m、6H)、3.6(m、2H)。
8.1(s、IH)、8.4(s、IH)。
7(エキソ)−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ
−5,8−メタノイソキノリンN−オキシド(bl)を
同様の反応に付せば、3−ニドローア(エキソ)−クロ
ロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイ
ソキノリン(c+ンを(弄る。
化合物(c+)のm、p、: 112〜114℃。
(4)3−アミノ−5,6,7,8〜テトラヒドロ−5
,8−メタノイソキノリン(11)の製造3−ニトロ−
5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキ
ノリン(■)410mgをメタノール20m1に溶かし
、5%パラジウム−炭850mgを加えて常圧にて接触
還元する0反応液から触媒を濾去し、メタノールを減圧
留去する。残渣をエーテルより再結晶して標題化合物(
I、)320mg(収率:93%)を得る。
m、p、ニア9〜80°C0 元素分析 計算値(%)(C,、H,、N、として〕C,74,9
6,H,7,55,N、17.49実測値(%): C
,75,23、H,7,76。
N、17.51゜ NMR(CDC1,)δ: 1.0〜2.0(m、6H,+ 、3.2(m、2H)
5.1(s、2H)、6.4(@、IH)、7.7(s
、IH)。
1亙1 3−ベンズアミド−5,6,7,8−テトラヒドロ−5
,8−メタノイソキノリン・・・・25a@乳糖   
          ・・・・100mg小麦粉でんぷ
ん        ・・・・・・15ff@ゼラチン 
          ・・・・・・・・5a@ステアリ
ン酸マグネシウム   ニニニニM計  150mg 以上を充填してカプセル剤とする。
ハ0発明の効果 24時間絶食したSD系雌雄性ラット体重=260〜2
90g)を金網拘束ストレスケージに入れ、23℃の水
中に胸部まで浸漬した。7時間後に動物を殺し、胃を摘
出、切開し、腺胃部に発生した潰瘍の長さの総和を求め
、対照群と比較して潰瘍発生抑制率を算出した。被験化
合物は5%アラビアゴム懸濁液として、ストレス負荷の
30分前に経口投与した。
厳象±澄j 結果の表中に示す化合物番号は実施例番号に対応する。
(以下余白) 綾羞 (以下余白) 例 2 インドメタシン潰 に対する作用24時間絶食
したSD系雌雄性ラット体重:200−220g)にイ
ンドメタシン30mg/kgを皮下投与し、7時間後に
胃を摘出し創見した。
腺胃部に発生した潰瘍の長さの総和を求め、対照群と比
較して潰瘍発生抑制率を算出した。被験化合物は5%ア
ラビアゴム懸濁液として、インドメタシン投与の30分
前に経口投与した。
東簾生皇舊 結果の表中に示す化合物番号は実施例番号に対応する。
(以下余白) 複重 上記の実験より得られた結果から、本発明目的化合物(
I)は、すぐれた抗潰瘍作用を示すことがわかった。ゆ
えに化合物(I)は潰瘍の治療、予防、再発藺止などの
目的で用い得ると言える。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素またはアルコキシ、R^2はアル
    キル、シクロアルキル、または置換もしくは非置換のフ
    ェニルをそれぞれ表わす。) で示される化合物またはその酸付加塩。
  2. (2)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素またはアルコキシ、R^2はアル
    キル、シクロアルキル、または置換もしくは非置換のフ
    ェニルをそれぞれ表わす。) で示される化合物またはその酸付加塩を含有することを
    特徴とする抗潰瘍剤。
JP27571184A 1984-12-28 1984-12-28 3−アシルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−5,8−メタノイソキノリン誘導体および抗潰瘍剤 Pending JPS61155371A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121102A (ja) * 2006-10-20 2008-05-29 Mitsubishi Materials Corp 基材処理装置

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JP2008121102A (ja) * 2006-10-20 2008-05-29 Mitsubishi Materials Corp 基材処理装置

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