JPS61155325A - マイクロカプセル型防鼠剤 - Google Patents

マイクロカプセル型防鼠剤

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JPS61155325A
JPS61155325A JP27527884A JP27527884A JPS61155325A JP S61155325 A JPS61155325 A JP S61155325A JP 27527884 A JP27527884 A JP 27527884A JP 27527884 A JP27527884 A JP 27527884A JP S61155325 A JPS61155325 A JP S61155325A
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/025Applications of microcapsules not provided for in other subclasses

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシフOへキシミド(以下CHIと略記)を含有
する溶液を内包したマイクロカプセル化製剤に関する。
更に詳細には、ネズミ忌避剤、植物用抗菌剤として実用
化実績のある、CHI結晶の欠点を改良し、薬効その他
の物性を付与したCHIマイクロカプセル化製剛製剤す
るものである。
[従来技術] 従来マイクロカプセル技術を応用した製品としては感圧
複写紙、感熱記録紙、医薬、動物薬、農薬、防疫薬、肥
料、化粧品、接着剤などが多数あり、マイクロカプセル
化技術を殺虫剤へ応用した例も各種あり、例えば (a)  ワルファリン殺鼠剤rRazeJ(商品名、
米国) (b)  蟻防除剤「MerexbaitJ  (NC
R社商社名品名国) (C)  ゴキブリ殺虫剤[ダイアジノンMC懸濁剤]
 (日本化薬社商品名、日本) (d)  白蟻駆除剤「昭和57年度MITIin要技
術開発補助テーマ」 (日本) 等のものも知られている。
このうち(a)の殺鼠剤はワルファリン剤の味や匂いの
マスキングによる摂食率および/または薬効の持続性の
向上、すなわち致死量までの殺鼠剤をいかに容易に摂食
せしめるかの目的でカプセル化を図ったものであり、ま
た(b)の防除剤は蟻用町餌剤の残効性の向上を目的に
カプセル化を図ったものである。
このほか残効性の付与と、成分放出調節をねらった微生
物あるいはウィルス農薬のカプセル化もみられるが、い
ずれにしても従来はCHIをカプセル化した例はない。
[技術的背景] わが国のネズミの生息数は人口の3倍、すなわち3億匹
といわれ、その被害は年間を通じて1000億円以上に
も達するであろうといわれている。
しかしながら、ネズミの被害の重大さ、その大きさにつ
いて認識されていたにもかかわらず、その駆除対策にい
たっては、その困難さもあって等閑視されていたちので
ある。
鼠害の主要なものをあげると、包装資材関係の米麦穀粉
の紙製又は布製の袋の喰害、各種食品包装用段ボールケ
ースの喰害、塩ビ製又はゴム製フレキシブルコンテナの
喰害等その被害は顕著で問題になっている。
さらに、コンピュータ並びにこれに関連する通信・電力
・光通信ケーブル、信号ケーブルその他の電線・ケーブ
ル類等におけるネズミの喰害による機械のダウンや異常
作動あるいは、機械の内部への営巣又は排尿・脱糞によ
る断線・接触不良・部品腐食などが発生し、特に接触不
良・腐食は不良個所の検出が困難な現状である。
また、農業の分野では、降雪時にネズミのエサ不足から
、果樹園、植林地での果樹や林木の喰害の被害が多数報
告されている。
[発明が解決しようとする問題点] ネズミのCHIに対する忌避効果のメカニズムは次のよ
うに考えられている。ネズミはC)IIの味を嫌い極端
に忌避摩る。またネズミは人間には感じない特異なCH
Iの臭気を記憶し、一度CI−IIの味を経験したネズ
ミは二度目には臭気だけでCHIを忌避するようになる
このCHIのネズミ忌避効果を利用した従来のCHI結
晶の使用例を示すと次のようである。
CHI結晶の使用方法の一つとしては、防鼠ケーブルが
ある。これは、ケーブル被覆用PVC(ポリ塩化ビニル
)中にC11l結晶を練り込み、PVCを防鼠処理した
後、成形加工する。成形時の温度、時間は150〜20
0℃で10〜60分に達し、加熱によるCHIの力価の
低下、あるいはPVC製造工程で残存した遊離塩酸のた
め同じく力1面の消失が確認されている。そのために防
鼠ケーブルとして充分な力価を得るためには、CHI結
晶の添加量をあらかじめ増やしておく必要がある。これ
はCHIが著しく高価な薬剤であることを考えると経済
的な方法とはいえない。そのため、CHIへの耐熱性の
付与、耐薬品性の付与が要求されるのである。
さらに、防鼠ケーブルになった侵の問題として、PVC
中に存在していたCHI結晶が、時間経過と共に、表層
部に移行(ブリード現象)し、ケーブルからの脱落・溶
失による防鼠効果の低下、さらにはケーブルを取り扱う
人間等に対する安全衛生の面からの不都合もある。その
ため、PVC中で、ブリードしないCl−11tJ剤が
要求されるのである。
また、C)−11結晶の他の使用方法例としてCHI塗
料がある。防蓋を必要とする対象にCI−IIと溶剤を
直接塗布する方法が一般的である。この場合、塗布対象
物の化学的性質により、CHIの力価の低下や、その対
象が屋外用のものであれば、CHIが水溶性であるため
、雨水により容易に溶出され、防鼠処理効果を失ってし
まう。
そのため、CHIに耐水性付与が要求されるのである。
その他、CHIは水溶液中で経時的に力価を消失(37
℃、pl−17のCH■水溶液、3.5ケ月において力
価100%消失)していくことも確認されている。した
がってCHIへの耐水性、耐アルカリ性の付与が必要に
応じて要求される。また、CHIは土壌菌によって分解
されてしまうので、農薬として利用するためには耐土壌
菌性も付与しなければならない。
このように、CHIを結晶状のものとして使用した場合
は、CHIの性質上使い方によって、非常に不安定なも
のとなり、忌避効果=活性(以下力価と呼ぶ)を失って
しまうものであり、また、冬場にCHlを用いれば、C
HIが高価なため不経済なものとなり、はなはだ不都合
なものであった。
[本発明の目的] 本発明の目的は、各種の環境下における結晶状C1−+
1の力価の低下、C141ブリードによる防鼠効果の低
減および環境汚染、CHIの結晶の水による流失、並び
に±IJIl!!iによる分解客、CI−I+を結晶状
にて使用することに起因する各種の欠点を除きうるよう
なCHIマイクロカプセル化製剤の提供にある。
さらにまた本発明の目的は、従来のCHI結晶のものに
比べて約4倍の薬効を奏することのできるCHIマイク
ロカプセル化製剤の提供にある。
さらにまた本発明の他の目的は耐熱性・耐薬品性の良い
CHI製剤の提供にある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは従来C)11が結晶状のものとしてしか考
えられてなく、また使用されていないことを問題として
とらえ、種々研究の結果、CHIをC)−11の力価を
低下させることの少ない溶剤に溶解し、同じ<CHIの
力価を低下させることの少ないカプセル壁物質によりC
)II溶液をマイクロカプセル化することによりCHI
を経済的、かつ、効果的に使用できるCHI内包マイク
ロカプセル化製剤の発明に至ったものである。
[好ましい実施態様] 本発明のCHIを含有する溶液を芯物質とし、その芯物
質を壁物質により被覆したマイクロカプセル化製剤を作
成するには、マイクロカプセル生成技術において知られ
ているところの例えば、CHIを溶解または分散した溶
剤に可溶な七ツマ−と、連続相を形成する分散媒に可溶
なモノマーとの2相の界面で重合反応を起こさせポリマ
ーのマイクロカプセルg!膜を形成し、壁膜中にCHI
を含有する溶液を閉じ込めたマイクロカプセル化製剤を
得るところの疎水性七ツマ−と親水性のモノマーとを組
み合わせ、その界面の重合反応を利用してマイクロカプ
セルを生成するところの界面重合法、あるいは、連続相
と不連続相の両方から七ツマ−が供給され界面で重合反
応が行なわれるところの上記界面重合法とは異なり、連
続相または不連続相のどららか一方のみからモノマーが
供給され界面で重合反応が行なわれてマイクロカプセル
壁膜を形成するin 5itu法等の方法を用いるもの
であり、その他、コアセルベーション法、液中硬化被覆
法(オリフィス法)、液中乾燥法、噴霧・造粒法等の方
法を用いてマイクロカプセルを形成してもよい。
本発明に用いられるCHIの溶剤としては、CHIがこ
の溶剤に対して化学的に安定であること、すなわち用い
られる溶剤がCHIの力価安定性をそこなわないことが
第一である。したがってCHIに対して適度な溶解性を
有する溶剤であって、この条件が満たされる溶剤であれ
ば本発明のマイクロカプセル化CHIN剤用の溶剤とし
て使用可能である。かかる条件を満足する溶剤のなかに
は メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコ
ール、ブチルアルコール等のアルコール類;アセトン、
メチルエチルケトン(MEK)、メチルイソブチルケト
ン(MIBK)、エチルブチルケトン、シクロヘキサノ
ン等のケトン類;エチルエーテル、ブチルエーテル、ア
ミルエーテル、ヘキシルエーテル、エチルビニルエーテ
ル、セロソルブ、カルピトール ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ベンゼン、トルエン、
キシレン、シキOヘキサン等の脂肪族炭化水素、芳香族
炭化水素等の炭化水素溶剤;灯油、軽油、パラフィン油
等の鉱油類;酢酸エステル、プロピオン酸エステル、醋
酸エステル、乳酸エステル、シュウ酸エステル、クロト
ン酸エステル、サリチル酸エステル、安息香酸エステル
、フタル酸エステル、アジピン酸エステル、セバシン酸
エステル、リン酸エステル等のエステル類; 低分子量エポキシ樹脂などがある。
さらに、CHIの力価安定性に加えてカプセル生成過程
あるいはCHI含有カプセルの使用形態等により、溶剤
の条件として高沸点、不揮発性、疎水性等であることが
要件とされる場合は前記エステル類あるいは、低分子量
のエポキシ樹脂を溶剤として使用すればよいものであり
、エステル類としては、ジメチルフタレート、ジエチル
フタレート、ジブチルフタレート、ジエチルフタレート
、ジオクチルフタレート、ジイソデシルフタレート、ブ
チルベンジルフタレート、ジメチルイソフタレート、ジ
ー2−エチルへキシルフタレート、ジトリデシルフタレ
ート、ジノルマルアルキルフタレート等のフタル酸エス
テル:アジピン酸ジインブチル、アジピン酸ジオクチル
等のアジピン酸エステル、セバシン酸ジベンジル、セバ
シン酸ジオクチル等のセバシン酸エステルニリン酸トリ
フェニル、リン酸トリクレジル、リン酸トリオクチル、
リン酸オクチルジフェニル等のリン酸エステルから選択
することが好ましい。
また、低分子量のエポキシ樹脂としては分子量400以
下のエポキシ樹脂が好ましく、このようなエポキシ樹脂
として、例えば、[エビコート815.816.818
J  (シェル化学社製の商品名)等の低分子量のエポ
キシ樹脂が好ましい。
次に、七ツマ−あるいは、低分子量のプレポリマー等の
反応材料を使用して形成する高分子材料からなる本発明
のカプセル壁は、尿素樹脂、メラミン樹脂、尿素・メラ
ミン混合樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド、ポリエス
テル、ボリュリア、ポリウレタン等で形成するものであ
り、これら壁材は、いづれもCHIの薬効を消失させる
ものではなく、所期の目的を達成することのできる壁材
であり、これら壁材をカプセル化製剤の使用形態時にお
ける種々の条件、経済性等に鑑み、適宜採用すればよい
ものである。
[使用形態] 上述した溶剤、壁材から構成される本発”明のCHIを
含有する溶液を内包したマイクロカプセル化製剤の使用
形態を述べると次の通りである。
1)  PVCを主体とする合成樹脂加工品一般、例え
ば通信・電力・光通信ケーブル、家具、建築内・外装材
(壁・フスマ等)、フレキシブルコンテナ、包装容器へ
の練り込み・塗工2) 繊維加工品における糸への含浸
・練り込み3) 各種テープ(紙、プラスチック製)へ
の含浸・練り込み・塗■ 4) 各種接着剤への練り込み 5) シーラント他各種ペースト状製品への練り込み 6) 各種塗料への練り込み 7) 各種ベレット、コンパウンドへの練り込みなど [実施例] 以下、本発明のCHIマイクロカプセル化製剤のカプセ
ル化の実施例を示すが、目的とするCHIを含有する溶
液を内包したマイクロカプセル化製剤を得る方法は必ら
ずしもこれらに限定されるものではない。
実施例 1 ジメチルフタレート120gにCHI(商品名:ナラマ
イシン、田辺製薬社@l)6g、テレフタル酸りOライ
ド13gを溶解し、A液を得る。2%PVA (ポリビ
ニルアルコール)水溶液300g中にA液を乳化し、O
/WエマルジョンをW4製する。−力水80gに炭酸ナ
トリウム4gとジエチレントリア°ミン8gを溶解した
B液をIIIJJしておく。上記0/Wエマルジヨンを
撹拌しながら、ゆっくりB液を加え、24時間撹拌反応
を続け、ポリアミド壁を有する平均粒径10μのCHI
内包マイクロカプセルを得た。
友t2 実施例1のジメチルフタレートの代わりにジオクチルフ
タレートを用い、ポリアミド壁cHI内包マイクロカプ
セルを得た。
実施例 3 ジオクチルフタレート100gにジフェニルメタンジイ
ソシアネート25g、0816g、ポリオキシプロピレ
ンエーテル12g、メチレンクOライト100gを溶解
し、A液を調製する。水100gにアラビアゴム20g
、ロート油2.5gを溶解・調製したB液中にA液を乳
化し、0/Wエマルジヨンを調製する。得られたエマル
ジョンを90℃で撹拌反応し、ポリウレタン壁を有する
平均粒径10μのCHI内包マイクロカプセルを得た。
実施例 4 CH12gをジメチルフタレート100gに溶解しA液
を3I製する。2%ゼラチン水溶液4007中にA液と
乳化し、O/WエマルジョンをII製する。得られたエ
マルジョンを10%炭酸ソーダ水溶液で1)H8〜9に
し、尿素ホルムアルデビドプレボリマー(商品名ニュー
ラミンP、三井東圧社製>50g(固形分として)を添
加し酢酸で1)Hを5.0に調製し、50℃で2時間撹
拌反応し、尿素樹脂壁を有する平均粒径10μのC)(
1内包マイクロカプセルを得た。
友1璽−1 実施例4の7タル酸ジメチルの代わりにエポキシ樹脂(
商品名:エピコート815、分子m330、シェル化学
社製)を用いて、尿素樹脂壁を有する平均粒径10μの
CHI内包マイクロカプセルを得た。
実施IM6 実施例4の7タル酸ジメチルの代わりに、ジオクチルフ
タレートを用いて尿素樹脂壁を有する平均粒径10μの
CHI内包マイクロカプセルを得た。
実施例 7 CHI5gを7タル酸ジメチル100gに溶解し、A液
を得る。2%ポリビニルアルコール水溶液400g中に
A液を乳化し、O/Wエマルジョンを得る。得られた乳
化物を撹拌しながら、メラミンホルムアルデヒドプレポ
リマー(商品名=3umirezレジン6075yru
p 、住友化学社製)50g(固形分として)を添加し
、20%クエン酸水溶液でpHを5.5に調製し、60
℃2時間反応し、メラミン樹脂壁を有する平均粒径10
μのCHI内包マイクロカプセルを得た。
亙1」[一旦 実施例7のフタル酸ジメチルの代わりに、エポキシ樹脂
(商品名:エピコート828、分子層380、シェル化
学社製)を用いてメラミン樹脂壁を有する平均10μの
CHI内包マイクロカプセルを得た。
友i員−ユ 実施例7のフタル酸ジメチルの代わりに、フタル酸ジエ
チルを用いてメラミン樹脂壁を有する平均10μのCH
I内包マイクロカプセルを得た。
塩1」(−ニ アクリル系レジンを配合したrcHI塗料N2500 
(商品名:田辺製薬社製)を45Kg上質紙(山陽國策
バルブ社!11)にCHI量で30μ9/ciになる+
!塗布した紙にウィスター系ラットのエサを包みおす2
匹、めす3匹を入れた飼育ケージに飲料水のみを入れ、
対照(無処理)と共に、各検体を24時間放置した優の
喰害率を観察した。
厖炙鼠−ユ 比較例1と同様にC)II塗布聞を10gg/cIII
にして噛害率を観察した。
匿1[一旦 両面テープを巻いたポリ塩化ビニル被覆ケーブルをCH
I結晶で35μg/cdになる様粉衣した後比較例1と
同様に喰害率を観察した。
1扛fM4 比較例3のct−ti結結晶粉車量10μ!J/a!に
して比較例1と同様に喰害率を観察した。
L1且−1 CHI結晶を塩化ビニルコンパウンド[配合例:ゼオン
101EP]  (商品名:日本ゼオン社製懸濁重合レ
ジン)100部、ジオクチルフェノール40部、三塩基
性硫M鉛5部、二塩基性ステアリン酸鉛1部、か焼クレ
ー7部、高融点パラフィン0.5部]に対し、0.2%
添加した侵、ポリ塩化ビニルシートを成形し、比較例1
と同様に喰害率を観察した。
比較例 6 比較W45のC)It結晶の添加量を0.05%にして
、比較例1と同様に喰害率を観察した。
比較例 7 アクリル系レジンを添加したrcf−11塗料N250
0JをCHI川で、3011g/ CIiになる様にポ
リ塩化ビニルシート表面に塗布し、室温で1ヶ月放置し
、、Cl−11の移行量(ブリード)をチェックした。
比較例 8 比較例7の室温放置を3ケ月間にし、同様にCHIの移
行量(ブリード)をチェックした。
比較例 9 塩化ごニルコンパウンド(配合例は比較例5と同様)に
対し、CHI結晶を0.2%添加し、ポリ塩化ビニルシ
ートを作製し、これにCHIを含有しない、同種のポリ
塩化ビニルシートを熱融着し、室温で、1ケ月間放置し
、CHIの移行量(ブリード)をチェックした。
比較例 10 比較例9の室温放置期間を3ケ月にして、CHIの移行
量(ブリード)をチェックした。
比較例 11 rc)−11乳剤)−IJ  (商品名:田辺製薬社1
!j)をCI−IIとして平方センチあたり50μ9と
なるように、ガラス板に塗布し、50℃、85%RH雰
囲気下3ケ月間放置し、安定性を観察した。
比較例 12 rCHI塗料C−500J  (商品名、田辺製薬社製
)をCHIとして平方センチあたり50μ9となるよう
にガラス板に塗布し、比較例11と同様安定性を観察し
た。
比較例 13 rcHI塗料C−200J  (商品名、田辺製薬社製
)をCHIとして平方センチ当り30μ7となるようガ
ラス板に塗布し、常温の水11中に浸漬し、引き出した
後、ガラス板上に残存するCHI量を測定した。(耐水
性試験) 比較例 14 比較例13の水浸漬温度を35℃にして、残存するCH
IIを測定した。(耐水性試験)比較例 15 比較例13の水浸漬温度を55℃にして残存するCHl
ffiを測定した。(耐水性試験)実施例 10 比較例1のCHI塗料の代わりに、実施例7で製造した
CHI内包マイクロカプセル化製剤を用いた。
実施例 11 比較例2のCI−II塗料の代わりに実施例7で製造し
たCHI内包マイクロカプセル化製剤を用いた。
実施例 12 比較例3のCHI結晶の代わりに、実施例4で製造した
CHI内包マイクロカプセル化製剤を用いた。
実施例 13 比較例4のCHI結晶の代わりに実施例4で製造したC
l−1r内包マイクロカプセル化製剤を用いた。
実施例 14 比較例5のCHI結晶の代わりに実施例6で製造したC
HI内包マイクロカプセル化製剤を用いた。
K1」L−1五 比較例6のCHI結晶の代わりに実施例6で製造したC
HI内包マイクロカプセル化製剤を用いた。
実施例 16 比較例7で用いたrcHI塗料N2500Jの代わりに
実施例8で製造したCHI内包マイクロカプセル化製剤
を用いた。
実施例 17 比較例8で用いたrCHI塗料N2500Jの代わりに
実/ll!1P148で製造したCHI内包マイクロカ
プセル化製剤を用いた。
支1旦−11 比較例9で用いたCHI結晶の代わりに実施例6で製造
したCI−II内包マイクロカプセル化製剤を用いた。
実施例 19 比較例10のCHI結晶の代わりに、実施例9で製造し
たCHI内包マイクロカプセル化製剤を用いた。
LLL−え没 比較例11のrCHI乳剤H」の代わりに実施例8で製
造したCHI内包マイクロカプセル化製剤を用いた。
LLL−λ」− 比較例13で用いたrcHI塗料C−200Jの代わり
に実施例って製造したCHI内包マイクロカプセル化製
剤を用いた。
友亙斑−ユλ 比較例14で用いたrcHI塗料C−200Jの代わり
に実施例って製造したCHI内包マイクロカプセル化製
剤を用いた。
1旌見−lユ 比較例15で用いたrcHI塗料C−200Jの代わり
に実施例9で製造したCHI内包マイクロカプセル化製
剤を用いた。
[発明の効果1 第1表にカプセル化1ケ月後のカプセル内のCHI力画
力価す。
第  1  表 カプセル化1ケ月後のカプセル内CHIの力価*  C
HI仕込量に対する% 〈カプセル内CHIの力111181g定法〉調製した
CHI内包マイクロカプセル(粉末)約0.5gをメノ
ウ乳鉢ですりつぶし、アセトンでCHIを抽出し、農薬
公定検査法[シクロへキシミドを主成分とする製剤]に
準拠してCHI IIを測定した。また第2〜5表に本
発明によるマイクロカプセル化製剤を用いた場合の効果
を示す。
第  2  表 ウィスター系ラットでの忌避効果 (1)  CHI塗布加工紙検体の喰害面積率(肉視テ
スト)(2) ポリ塩化ビニル被覆ケーブル表面CHI
粉衣検体の芯(ケーブル)露出率(肉視テスト)ポリ塩
化ビニル瑣硲減少率 以上から、本発明のCHI内包マイクロカプセル化製剤
は従来のCHI製剤と比較してすぐれたネズミ忌避効果
を発揮することが分かる。
第  3  表 CHI加工後の移行性(ブリード) 以上から、本発明のCHI内包マイクロカプセル化製剤
は全く移行性がなく、安全かつ効果的な防鼠加工を行な
うことが分かる。
第  4  表 CHIの経時安定性(CHIの残存率)以上から、本発
明のCHI内包マイクロカプセル化製剤はすぐれた経時
安定性を有することが分CHIの耐水性−〇)−11の
残存率 以上から、本発明のCHI内包マイクロカプセル化製剤
はすぐれた耐水性を有することが分かる。
またCHIをマイクロカプセル化して使用することによ
り経口毒性、経皮毒性に対する安全性が著しく向上する
ことも本発明品の優れた効果の一つである。
本発明のCHI用溶剤と壁物質との組み合わせは用途・
目的・経済性を考慮して適宜選択されるが、これらによ
って構成されるマイクロカプセル化CHI%剤を、従来
のCHI結晶あるいはCHI塗料と比較した場合、次の
諸点のすべて、又はいずれかが改良もしくは解決される
1)  CHIの疎水性の付与 2)  CHIの薬効の増強 3)  CHIの安全性の向上 4)  CHIの経時力価安定性の向上5)  CHI
の徐効性の付与 6)  CHIの耐薬品性、耐溶剤性の向上7)  C
HIの作業性の向上 8)  CHIの耐熱性の向上 9)  CHIのブリードの防止 10)  CHIの耐土壌菌性の向上 この理由については、選択されたカプセル壁内にC)I
Iを封じ込めたことによるものであるが、さらに、CH
Iがカプセル内の溶液中に溶解または分散して存在する
ために、ネズミがかんだ時にCHIの味・臭気が極めて
有効に作用するものであり、忌避効果の向上を計ること
ができるものである。
以上、本発明のCHIを含有する溶液を内包したマイク
ロカプセル化製剤を、主としてネズミ忌避剤としての用
途に関連して説明したが、CHIは例えばベト病、サビ
病に対する植物用抗菌剤としても有効であり、本発明に
おけるCHIマイクロカプセル化製剛製剤物用抗菌剤と
して使用してもCHIの薬効を十分に発揮しうることは
明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次の構造式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされるシクロヘキシミドを含有する溶液を芯物質
    とし、その芯物質を壁物質により被覆したマイクロカプ
    セル化製剤。
JP27527884A 1984-12-28 1984-12-28 マイクロカプセル型防鼠剤 Granted JPS61155325A (ja)

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