JP2007063717A - 脇用汗取りシート - Google Patents

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Abstract

【課題】 装着しやすく、かつヨレやズレを確実に防止することができる脇用汗取りシートを提供する。
【解決手段】 表面側において汗を吸収するシート本体と、該シート本体の裏面側に設けられた粘着剤層とを備える脇用の汗取りシートであって、
前記シート本体は、可撓性を有し、袖側領域及び身頃領域に分割されており、
前記粘着剤層は、前記袖側領域において、間隔を空けて配置された複数の第1粘着部を備える脇用汗取りシート。
【選択図】 図1

Description

本発明は、脇部の汗を吸収するための脇用汗取りシートに関する。
衣服の汗染み防止や汗による不快感の緩和のため、脇部など汗をかきやすい箇所に接触させて汗を吸収する汗取りシートが従来から知られている。
汗取りシートを人体に装着するための構成として、例えば、特許文献1には、下着の肩紐に係合させる弾性ストラップが開示されており、特許文献2には、衣服などの内面に貼着するための感圧性接着剤が開示されている。
ところが、特許文献1に開示された構成は、弾性ストラップが人体に接触すると共に弾性ストラップに係合した肩紐が引っ張られるため、装着時に違和感が生じるという問題や、ストラップによる係合のため装着し難いといった問題があった。
また、特許文献2に開示された構成は、感圧性接着剤が汗取りシートの全面に貼着されているため、衣服の伸びが拘束されて突っ張り感が生じたり、装着し難いという問題があり、更には、衣服の伸縮や変形等に汗取りシートが追随することができず汗取りシートにズレやヨレが生じるといった問題があった。
実用新案登録第3100981号公報 特開2002−224158号公報
そこで、本発明は、装着しやすく、かつヨレやズレを確実に防止することができる脇用汗取りシートの提供を目的とする。
本発明の前記目的は、表面側において汗を吸収するシート本体と、該シート本体の裏面側に設けられた粘着剤層とを備える脇用の汗取りシートであって、 前記シート本体は、可撓性を有し、袖側領域及び身頃領域に分割されており、前記粘着剤層は、前記袖側領域において、間隔を空けて配置された複数の第1粘着部を備える脇用汗取りシートにより達成される。
この脇用汗取りシートにおいて、隣接する前記第1粘着部同士の最小間隔は、3〜25mmであることが好ましい。
また、前記袖側領域の外縁から前記第1粘着部までの最短距離は、3〜20mmであることが好ましい。
また、前記第1粘着部の面積は、それぞれ15〜2500mmであることが好ましい。
前記粘着剤層は、前記身頃側領域に形成された第2粘着部を更に備えることが好ましい。この場合、前記第2粘着部は、間隔を空けて複数配置されていることがより好ましい。
本発明によれば、装着しやすく、かつヨレやズレを確実に防止することができる脇用汗取りシートを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る脇用汗取りシートの裏面図であり、図2は、図1のA−A断面図である。
図1及び図2に示すように、汗取りシート1は、可撓性を有するシート本体10と、シート本体10の裏面側に設けられた粘着剤層20とを備えている。シート本体10は、表面層12と裏面層14との間に吸収層16が挟持されて構成されている。
吸収層16は、吸水性を有するものであればとくに制限はなく、一般に生理用ナプキン、おしめ、汗取りパットおよびおりものシートなどに用いられている、たとえば吸水性パルプ、吸水性ポリマーなどの公知の吸収材や、織物、編物、不織布またはパルプ製品などから構成される繊維構造物を用いることができる。なかでも、風合い(肌触り)がよく、吸収性に優れ、かつ吸収層からの素材の脱落が少ない点から、天然繊維および合成繊維からなる集積体(例えば不織布)を用いることが好ましい。天然繊維としては、コットン、シルク、パルプ、羊毛、麻などがあげられる。このような天然繊維のなかでも、アレルギーなどの接触性皮膚炎が起こりにくく、かぶれにくく、かつ吸収性に優れる点から、(タンパク質系成分でない)コットンやパルプなどのセルロース系繊維が好ましい。また、合成繊維としては、ナイロン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、エチレン酢酸ビニル繊維、ウレタン繊維、アクリル繊維などがあげられる。また、レーヨン繊維、アセテート繊維、キュプラ等の半合成繊維、および各種繊維の混紡品、混繊品を使用することもできる。なかでも、ドライ感、風合いおよびヒートシール性の点から、エチレン酢酸ビニル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維などの合成繊維またはそれらの複合繊維が好ましい。複合繊維としては、ポリエチレン/ポリエステル(ポリエチレンテレフタレートを含む)複合繊維、ポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維、エチレン酢酸ビニル/ポリプロピレン複合繊維などがあげられ、弾性復帰機能(反発性)に優れる点から、ポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維がより好ましい。さらに、ポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維として、ポリプロピレン繊維からなる芯の外周をポリエチレンにより包皮したものを用いると、芯のポリプロピレン繊維が使用時に優れた弾性復帰機能(反発性)を発揮することができる点でさらに好ましい。
また、ヨレ・ズレや折れに対する抵抗性および吸収性に優れた吸収層とすることができる点から、集積体としては、天然繊維と合成繊維とを重量比で3:7〜7:3の割合で配合することが好ましく、吸収性に優れ、吸収層からの天然繊維の脱落を防ぐことができ、かつ肌触りがフンワリとして使用感に優れる点から天然繊維と合成繊維とを重量比で4:6〜6:4の割合で配合するのがより好ましい。
さらに、この天然繊維および合成繊維を混合し、得られた混合物を合成繊維の軟化点よりも10〜50℃高い温度、好ましくは20〜40℃高い温度(たとえば、合成繊維としてポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維を使用した場合は、120〜160℃が好ましく、130〜150℃がより好ましい)で加熱処理すると、合成繊維が適度に溶融して天然繊維と絡み合い、さらに優れた吸収性、これまで以上にフンワリとした風合い(肌触り)で、かつ天然繊維の脱落のない吸収層とすることができるのでとくに好ましい。また、合成繊維の太さが1.0〜5.0デシテックスであることが好ましく、2.0〜3.5デシテックスであることがより好ましい。合成繊維の太さが1.0デシテックス未満であれば、天然繊維と満足に絡み合うことができずに、吸収層から天然繊維が脱落しやすくなる傾向がある。また、5.0デシテックスをこえると、得られる吸収層が硬くなり、ごわつき、装着性の点で劣る傾向がある。
吸収層16を構成する前記集積体の目付けは、保水量と皮膚への違和感とのバランスの点から、20〜150g/mに設定するのが好ましく、40〜120g/mに設定するのがより好ましい。
また、表面層12は、肌にやわらかく接触し、かつ柔軟な吸収層16を保護する役割を果たす。このような表面層12としては、織物、編物、不織布またはパルプ製品などから構成されるシート状またはフィルム状の繊維構造物をあげることができる。なかでも、風合い(肌触り)や皮膚への刺激性、吸収性の点から不織布が好ましい。かかる繊維構造物を構成する繊維としては、天然繊維および合成繊維があげられ、これらを単独で、または組み合わせて所望の性質を有する繊維構造物として使用することができる。天然繊維および合成繊維としては、前記吸収層16の原料として用いるものと同一の繊維があげられる。これらの繊維構造物は、その形状をとくに限定するものではないが、メッシュ状および/またはエンボス模様になっていると、肌への接触面積が減少し、着用時の密着感が軽減されるという点や汗などの体液の通液性が向上し、少ない体液でも吸収層16に到達しやすくなるという点から好ましい。なお、エンボス加工は、加工された表面材の凹部の窪み端部が開口するように行うことが好ましい。また、前記メッシュ状および/または浮き出し模様としない場合には、肌への摩擦力が軽減し、痒みやかぶれが生じにくくなる点で好ましい。
不織布は、湿式抄紙法、乾式抄紙法、スパンボンド法、メルトブロー法、ラテックス樹脂ボンド法、溶剤ボンド法、スティッチボンド法、ニードルパンチ法、スパンレース法、サーマルボンド法、エアースルー法、エアレイド法などの方法により製造することができる。なかでもスパンレース法、サーマルボンド法、エアースルー法、エアレイド法、ニードルパンチ法、スパンボンド法などの方法が好ましく、これらの方法では風合いがよくかつ、接着剤、溶剤を用いないため、肌への安全性を高くすることができる。
さらに前記繊維構造物は撥水処理されていることが好ましい。撥水処理は繊維構造物の片面だけに施すことも可能であるが、対象とする体液が少量の場合は、両面にわたって撥水処理されていることが好ましい。両面撥水処理によれば、表面材の繊維内部への体液の浸透および体液の横にじみを防ぐことができ、その結果、少量の体液を表面材(繊維構造物)の孔を通じて効率よく吸収層に到達させることができる。すなわち、かかる両面撥水処理を施した表面材を備えた本発明の吸収シートによれば、体液が少量の場合でも速やかな吸収を可能にすることができる。なお、撥水処理は、シート状の繊維構造物(表面材)を調製後、該構造物の両面に撥水処理を施す方法によっても、また繊維を予め撥水処理し、該繊維をシート状もしくはフィルム状に調製する方法のいずれを採用してもよい。
撥水処理方法はとくに限定されず、通常の方法を広く採用することができる。具体的には、シリコンオイル、フッ素樹脂、メチルハイドロジェンポリシロキサンなどの撥水性処理剤またはこれらの成分を含む油剤を用いる方法があげられるが、好ましくはシリコンオイル、フッ素樹脂、メチルハイドロジェンポリシロキサンなどを含む撥水性処理剤を用いて繊維を加工する方法である。
また、表面層12に用いられる前記繊維構造物の目付けは、体液透過性と皮膚への違和感の軽減とのバランスの点から、10〜60g/mに設定することが好ましく、20〜50g/mに設定することがより好ましい。
表面層12と吸収層16とを貼り合わせる方法はとくに限定されないが、水溶性の接着剤(たとえば、アクリル系水溶性接着剤)や非水溶性接着剤(たとえば、ゴム系ホットメルト、オレフィン系ホットメルト)などの接着剤により接着することができる。
また、裏面層14は、吸収層16に吸収された汗の外部への流出を防止するものである。裏面層14の材質は、ポリエチレンを用いることが好ましいが、必要に応じて適当な材質、たとえば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリプロピレン、ナイロン、セロファン、ビニロン、塩化ビニルなどを用いることもできる。また、これらの材質に炭酸カルシウム粉末などの無機物を混練した後に2軸延伸すると、汗などの体液は透過させずに水蒸気(空気)は透過させることができるので、ムレなどによる不快感を軽減させることができ、また、炭酸カルシウムなどの無機物を用いない場合において1軸延伸すると、多量の汗をかいた場合でも衣類への汗じみを確実に防ぐことができるので、それぞれ、使用状況に応じて使い分けることが好ましい。
さらに、裏面層14の厚みとしては、吸収した体液を透過させず、かつ装着時に違和感を覚えにくいという点から、10〜50μmに設定することが好ましい。
シート本体10は、必ずしも上記の構成に限定されず、例えば、吸収層16と表面層12との間、及び、吸収層16と裏面層14との間における一方又は双方に、消臭剤を含む層を介在させてもよい。また、シート本体10は、吸収層16を備えていればよく、表面層12及び裏面層14の一方又は双方を設けずに構成することも可能である。
粘着剤層20の材質は、衣服などに貼ることができるものであればとくに限定されないが、たとえば、水溶性の接着剤(例えばアクリル系水溶性接着剤)や非水溶性接着剤(例えばゴム系ホットメルト、オレフィン系ホットメルト)などの接着剤があげられる。なかでも、その他の粘着剤に比べて衣服に対する接着力に優れる点から非水溶性接着剤が好ましく、ゴム系ホットメルトがより好ましい。ゴム系ホットメルトを使用すると、接着部位になじみやすいので、衣服の伸びを拘束することがない(突っ張り感を軽減できる)。そのため、各粘着部間に遊びを設けた本発明においては、このようなゴム系ホットメルトの性質との相乗効果によって、衣服からの脱落やヨレ・ズレを効果的に減らすことができる。
また、粘着剤層20の粘着強度は実用に耐え得る強度、すなわちピール力としては80gf以上が好ましく、80〜300gfがより好ましく、100〜250gfがさらに好ましい。ピール力が80gf未満だと、接着強度が弱く、脇用汗取りシートがヨレ・ズレや衣類から脱落しやすい傾向がある。なお、ピール力が300gfを超えると、衣類への糊残りを生じる傾向がある。
好ましいピール力は、シート本体10を袖側領域及び身頃領域に分割し、分割した部分の粘着剤部分を全て含むようにして切り出し作成した試験片と、JIS染色堅牢度試験用 添付白布綿(かなきん3号)とを貼りあわせた綿布を、引っ張り試験機による180度はく離試験により測定する。詳細には試験片の粘着剤部分とJIS染色堅牢度試験用 添付白布綿(かなきん3号)とを貼りあわせた後、35g/mの負荷を30秒加え、負荷を取り除き、温度35℃〜40℃・湿度75%の環境下で1時間〜2時間・温度20℃・湿度50%の環境下でさらに30分放置する。さらに前記試験片の一部をわずかに剥がし、引っ張り試験機(島津製作所 AGS−H)にて300mm/分の速さで引っ張った時の測定値を凸点平均にて処理して判断する。
袖側領域及び身頃側領域の粘着剤部分が60mm×120mmのJIS染色堅牢度試験用 添付白布綿(かなきん3号)に収まる場合は、60mm×120mmのJIS染色堅牢度試験用 添付白布綿(かなきん3号)を用い、試験片幅60mm、剥離方向120mmにて、180度剥離によるピール力を測定する。
粘着剤部分が60mm×120mmの試験片の面積を超える場合は、粘着剤部分をカバーできる大きさのJIS染色堅牢度試験用 添付白布綿(かなきん3号)を用いて試験を行う。その際の試験片幅(試験片幅w)は、粘着剤部分をカバーできる大きさのJIS染色堅牢度試験用 添付白布綿(かなきん3号)の幅として上記試験方法にて測定する。測定値は、試験片幅wにて測定した実測値sを下記の処理を行った測定値mを測定値とする。
※粘着剤部分が60mm×120mmの試験片に収まらない場合
測定値m=実測値s×試験片の幅w/60mm
本実施形態の脇用汗取りシートは、図1に示すように、シート本体10が滑らかな曲線状に形成された外縁を有し、くびれ部分を結ぶ直線を介して袖側領域4と身頃側領域6とに分割されている。ここで、袖側領域4と身頃側領域6は、本実施形態においてくびれ部分を結ぶ直線上に形成された溝部(境界線)2によって分割されているが、その境界は、装着時に曲げ変形を与えた際に自然に折れ曲がる部分など、必ずしも外観上明瞭である必要はなく、それぞれ袖側および身頃側に装着することを意図した領域をいう。
粘着剤層20は、袖側領域4において間隔を空けて配置された複数の第1粘着部20aと、身頃側領域6において間隔を空けて配置された複数の第2粘着部20bとを備えており、袖側領域4及び身頃側領域6の裏面側を覆う剥離紙(図示せず)により覆われている。
第1粘着部20a及び第2粘着部20bの形状は、本実施形態においては矩形状としているが、その他に、ドット状、円状、三角状、正方形状、棒状、渦巻き状など種々の形状とすることが可能である。また、第1粘着部20a及び第2粘着部20bの配置は、袖側領域と身頃側領域の境界線2に対して直交方向に延びる中心線に対して左右対称であることが好ましいが、必ずしもこれに限定されない。
以上の構成を備える脇用汗取りシートは、粘着層20を覆う剥離紙(図示せず)を剥がして、袖側領域と身頃側領域の境界線2で折り曲げながら第1粘着部20a及び第2粘着部20bをそれぞれ衣服の袖及び身頃の内面に貼着することにより、衣服を着用した状態で、シート本体10の表面側が脇全体を覆うように接触する。
本実施形態の脇用汗取りシートは、袖側領域4において、第1粘着部20a及び第2粘着部20bが間隔を空けて複数配置されているので、種々の動きにより衣服が伸縮や変形した場合に、この間隔に対応するシート本体10の非粘着部分が自由に変形することができる。この結果、汗取りシートを装着したことに伴う衣服の拘束力が緩和されると共に、衣服の突っ張り感や、汗取りシートのズレ・ヨレを防止することができる。また、間隔を設けることで、粘着部間に遊びの部分ができるので、粘着部同士が接着する可能性や粘着部に指が付着する可能性を低くすることができ、衣服に汗取りシートを装着しやすくなる。
袖側領域4において、複数の第1粘着部20a同士の最小間隔(最も接近した箇所同士の直線距離)が短くなると、粘着部間の遊びの部分が少なくなって、ヨレ・ズレや脱落が生じやすくなる一方、この最小間隔が長すぎると、非粘着部分(遊びの部分)が多くなりすぎてヨレやズレの原因となることから、3〜25mmが好ましく、5〜15mmがさらに好ましい。上記最小間隔の好ましい数値範囲は、第2粘着部20bについても同様である。
また、袖側領域4の外縁から各第1粘着部20aまでの最短距離は、短かすぎると、粘着層20からの剥離紙を剥離しにくく、また、指が第1粘着部20aに付着し易くなるため、汗取りシート1を装着しにくくなる一方、長すぎる、すなわち、外縁から粘着層20までの非粘着部分(遊びの部分)が多くなると、粘着層が追随できる程度の衣服や体の動きに対しても追随できなくなり、ヨレやズレが生じたり、さらには汗取りシートが脱落しやすくなる傾向があることから、3〜20mmが好ましく、5〜15mmがより好ましい。袖側領域4の外縁とは、袖側領域と身頃側領域の境界線2を除く袖側領域4の画定線である。上記最短距離の好ましい数値範囲は、第2粘着部20bについても同様である。
また、各第1粘着部20aの面積は、小さすぎると、装着する際に使用者が注意深く汗取りシートを衣服に貼着する必要があり、さらに粘着力が十分得られないために装着した汗取りシート1が脱落し易くなる一方、大きすぎると、衣服の伸縮や変形が拘束される部分が大きくなって装着しにくくなることから、15〜2500mmが好ましく、300〜2000mmがより好ましい。上記面積の好ましい数値範囲は、第2粘着部20bについても同様である。
本発明においては、汗取りシートの形状はとくに限定されず、四角状、円状、略だ円状、だ円状、瓢箪状などいずれの形状であってもよいが、なかでも、装着のし易さ、及び、ヨレ・ズレや脱落防止の点から瓢箪状が好ましい。
また、本発明においては、汗取りシートの面積は脇部に装着できれば、とくに限定されないが、40〜270cmが好ましく、55〜190cmがより好ましく、70〜170cmがさらに好ましい。
また、袖側領域の面積は、10cm2〜120cm2が好ましく、15cm2〜90cm2がより好ましく、20cm2〜80cm2がさらに好ましい。身頃側領域の面積は30cm2〜150cm2が好ましく、40cm2〜100cm2がより好ましく、50cm2〜90cm2がさらに好ましい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、後述する実施例に示すように、第2粘着部20bについては、必ずしも複数設ける必要はなく、単一であってもよい。更に、第2粘着部20bを全く設けない場合であっても、汗取りシート1の身頃側領域6は、第1粘着部20aが衣服に貼着されることで下端が自由端となるように垂下するため、汗取りシート1の快適な装着を可能にしつつ脱落を防止することができる。
また、本実施形態の汗取りシートは、シート本体10の周縁部に熱圧着したシール部分を設けるなど、シート本体10の頂上部と周縁部の厚みに差を持たせることで、シート本体の脇部に接触する面積を少なくできるので、シート本体と脇部の摩擦などにより生じる違和感を軽減することができる。
さらに、表面層12および/または吸収体16に香料を含浸させ、香料の香りにより汗の臭気をマスキングする機能並びにメントール等の冷感成分を含浸させて使用者に冷感を与えることで快適性を向上させる機能などを付加してもよい。
また、本実施形態の汗取りシートは、脇部の汗取り用として特に好適であるが、背中部、首部、股部などの汗取り用として、衣服内面の対応する箇所に貼着して使用することも可能である。
以下、実施例及び比較例を用いて、本発明を更に詳細に説明する。
上記実施形態に示す3層構造(表面層、吸収層及び裏面層)のシート本体10を共通にして、粘着剤層20の配置を変えた18個の実施例サンプル(実施例1〜18)及び3個の比較例サンプル(比較例1〜3)を作成し、脇部に装着したときの官能評価を行った。
評価は、体型が異なる3名の女性に対して行い、「装着のし易さ」及び「使用中のヨレ・ズレ」の各項目に対する5段階評価(1〜5点)の3名の平均値(端数は四捨五入)を合計して、総合評価を行った。
実施例及び比較例の構成及び評価結果を、それぞれ表1及び表2に示す。ここで、比較例3の粘着剤は1ブロックだが、袖側・身頃側各領域にまたがって存在するため、1ブロックの粘着剤面積を1/2倍したものを記載した。
実施例1〜18の構成は、図3(a)〜(r)にそれぞれ対応し、比較例1〜3の構成は、図4(a)〜(c)にそれぞれ対応しており、塗りつぶされた領域が粘着剤に対応している。
図3及び図4におけるシート本体10の大きさは、矩形状のものが125mm×125mmであり、瓢箪状のものは、実施例11、12及び16が、97mm×96mmである。
本実施例から明らかなように、粘着剤層が、袖側領域において間隔を空けて配置された複数の第1粘着部を備える構成とすることにより、装着しやすく、かつヨレやズレを確実に防止できることが分かる。
また、隣接する粘着部同士の最小間隔、袖側領域の外縁から第1粘着部までの最短距離、第1粘着部の面積を、それぞれ好ましい範囲に規定し、身頃側領域に第2粘着部を形成することで、上記効果に加えて、脱落防止を確実にする効果が得られている。具体的には以下のとおりである。
実施例1は、各第1粘着部20aの面積が15mmであり、第1粘着部20aの面積が10mmの実施例17と比較して、装着のしやすさの点で優れていた。
実施例2は、袖側領域において第1粘着部20aを複数配置しているため、粘着部が単一である比較例1に比べて装着しやすく、ヨレ・ズレが生じにくかった。
また、実施例3は、第1粘着部20aの面積を2400mmとすることにより、第1粘着部20aの面積が2700mmである実施例18に比べて、良好な装着性が得られた。
実施例4〜10は、実施例2の第1粘着部20aに加えて、第2粘着部20bを追加したものである。
実施例4は、第2粘着部20bを1つ設けたものであり、実施例5は、2つの第2粘着部20bを設けたものであり、実施例6は、面積が15mmの小さい第2粘着部20bを多数設けたものである。いずれの場合も、第1粘着部20a及び第2粘着部20bがそれぞれ1つである比較例2に比べて、装着しやすさ及びヨレ・ズレについて、良好な結果が得られた。
実施例7は、面積が2700mmの第2粘着部20bを設けたものであり、装着のしやすさで実施例4に劣るものの、総合的には良好であった。
実施例8は、実施例5において、隣接する第1粘着部20a同士及び第2粘着部20b同士の間隔を1mmに狭めたものであり、装着のしやすさ、ヨレ・ズレの点で実施例5に劣るものの、総合的には良好であった。
実施例9は、実施例5において、隣接する第1粘着部20a同士及び第2粘着部20b同士の間隔を25mmに拡げたものであり、この場合も装着のしやすさで実施例5に劣るものの、総合的には良好であった。
実施例10は、実施例9において、第2粘着部20b同士の間隔を35mmに拡げたものであり、ヨレ・ズレの点で実施例9に劣るものの、総合的には良好であった。
実施例11、12及び16は、瓢箪状のシート本体10に、第1粘着部20a及び第2粘着部20bをそれぞれ複数設けたものであり、装着のしやすさ及びヨレ・ズレの点から総合的に優れていた。
実施例13は、第1粘着部20a及び第2粘着部20bを多数設けたものであり、実施例5と同様に、装着し易さと共に脱落防止の点で良好な効果が得られている。これに対し、実施例13における第1粘着部20a同士の隙間及び第2粘着部20b同士の隙間を粘着剤で埋めた構成に対応する比較例3においては、粘着剤層が大きくなりすぎて装着時に指が粘着剤に付着するのを避けられず、装着が非常に困難であった。
実施例14は、外縁から第1粘着部及び第2粘着部までの最短距離を、それぞれ1mmと短くしたものであり、剥離紙の剥離が困難になる等のため装着のしやすさで実施例5に劣るが、総合的には良好であった。
実施例15は、外縁から第1粘着部及び第2粘着部までの最短距離を、それぞれ20mmと長くしたものであり、ヨレ・ズレや脱落が生じやすくなる点で実施例5に劣るものの、総合的には良好であった。
参考として、実施例1〜18について、脱落しやすさの観点から官能評価を行ったところ(被験者及び評価方法は上記と同じ)、隣接する粘着部同士の最小間隔、袖側領域の外縁から第1粘着部までの最短距離、第1粘着部の面積を、それぞれ好ましい範囲に規定し、身頃側領域に第2粘着部を形成することで、脱落防止を確実にする効果が得られている。
実施例1は、各第1粘着部20aの面積が15mmであり、この場合にある程度の脱落防止の効果が得られているのに対し、第1粘着部20aの配置数が同じで面積が10mmである実施例17は装着後に脱落しやすかった。
実施例4は、第2粘着部20bを1つ設けることで、実施例2と比較すると、脱落防止の効果がより良好であった。
実施例5は、2つの第2粘着部20bを設けたものであり、脱落防止の効果は実施例4よりも更に良好であった。
実施例6は、面積が15mmの第2粘着部20bを多数設けることで、面積が小さいにも関らず、実施例4と同程度の脱落防止効果が得られた。
実施例8は、実施例5において、隣接する第1粘着部20a同士及び第2粘着部20b同士の間隔を1mmに狭めたものである。第1粘着部20a同士及び第2粘着部20b同士の間隔を縮めることで、衣服が伸縮や変形した場合に、シート本体10の非粘着部分が自由に変形しがたく、実施例5と比較すると脱落が生じやすかったが、総合的には良好であった。
本発明の一実施形態に係る脇用汗取りシートの裏面図である。 図1のA−A断面図である。 実施例サンプルの各構成を示す裏面図である。 比較例サンプルの各構成を示す裏面図である。
符号の説明
1 汗取りシート
2 境界線
4 袖側領域
6 身頃側領域
10 シート本体
12 表面層
14 裏面層
16 吸収層
20 粘着剤層
20a 第1粘着部
20b 第2粘着部

Claims (6)

  1. 表面側において汗を吸収するシート本体と、該シート本体の裏面側に設けられた粘着剤層とを備える脇用の汗取りシートであって、
    前記シート本体は、可撓性を有し、袖側領域及び身頃領域に分割されており、
    前記粘着剤層は、前記袖側領域において、間隔を空けて配置された複数の第1粘着部を備える脇用汗取りシート。
  2. 隣接する前記第1粘着部同士の最小間隔は、3〜25mmである請求項1に記載の脇用汗取りシート。
  3. 前記袖側領域の外縁から前記第1粘着部までの最短距離は、3〜20mmである請求項1又は2に記載の脇用汗取りシート。
  4. 前記第1粘着部の面積は、それぞれ15〜2500mmである請求項1から3のいずれかに記載の脇用汗取りシート。
  5. 前記粘着剤層は、前記身頃側領域に形成された第2粘着部を更に備える請求項1から4のいずれかに記載の脇用汗取りシート。
  6. 前記第2粘着部は、間隔を空けて複数配置されている請求項5に記載の脇用汗取りシート。
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