JPS61154729A - カシメ式ポリvプ−リの製造方法 - Google Patents
カシメ式ポリvプ−リの製造方法Info
- Publication number
- JPS61154729A JPS61154729A JP27905984A JP27905984A JPS61154729A JP S61154729 A JPS61154729 A JP S61154729A JP 27905984 A JP27905984 A JP 27905984A JP 27905984 A JP27905984 A JP 27905984A JP S61154729 A JPS61154729 A JP S61154729A
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- Japan
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- poly
- pulley
- peripheral wall
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- wall part
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は自動車エンジンの各補機の駆動用として使用さ
れるポリVプーリの製造方法に関するもである。
れるポリVプーリの製造方法に関するもである。
(従来の技術)
本発明に係る従来技術としては、厚めの板金素材をカッ
プ状にプレス成形し底壁部を薄く、周壁部は板金素材の
板厚のままとし、更にパンチとダイスの加工に周壁部の
両端にフランジ部を成形してなる約13工程のプレス加
工によりポリVプーリ素材を成形し、その後周壁部を転
造ローラによりポリV溝を形成してなるポリVプーリの
製造方法がある。(特公昭5B−54898号)(発明
が解決しようとする問題点) 然し前記ポリVプーリの製造方法は、厚めの板金素材よ
りカップ状カンを製造して、底壁部を薄くする場合に均
一に薄くすることは非常に困難で、底壁部の中央部が規
定寸法より薄くなりすぎるとか中央部がゆるい凸形状に
なり易く、また周壁部に対して底壁部をプレス成形のみ
で直角面を形成することが困難で、これを修正する工程
が必要となり、又プレス加工によりカップ状カンを形成
す−る場合に、周壁開口部の肉厚が底壁部側より厚くな
り、“全体としてテーパー状になり易く、次工程の転造
ローラにてポリV溝を成形する場合にポリV溝の精度が
出にくく、これが高速・高トルクの回転において、プー
リーの一部が破損しやすいという問題点がある。
プ状にプレス成形し底壁部を薄く、周壁部は板金素材の
板厚のままとし、更にパンチとダイスの加工に周壁部の
両端にフランジ部を成形してなる約13工程のプレス加
工によりポリVプーリ素材を成形し、その後周壁部を転
造ローラによりポリV溝を形成してなるポリVプーリの
製造方法がある。(特公昭5B−54898号)(発明
が解決しようとする問題点) 然し前記ポリVプーリの製造方法は、厚めの板金素材よ
りカップ状カンを製造して、底壁部を薄くする場合に均
一に薄くすることは非常に困難で、底壁部の中央部が規
定寸法より薄くなりすぎるとか中央部がゆるい凸形状に
なり易く、また周壁部に対して底壁部をプレス成形のみ
で直角面を形成することが困難で、これを修正する工程
が必要となり、又プレス加工によりカップ状カンを形成
す−る場合に、周壁開口部の肉厚が底壁部側より厚くな
り、“全体としてテーパー状になり易く、次工程の転造
ローラにてポリV溝を成形する場合にポリV溝の精度が
出にくく、これが高速・高トルクの回転において、プー
リーの一部が破損しやすいという問題点がある。
本発明は板金素材よりプレス成形してなるポリVプーリ
において、プレス加工工程が少なく、周壁部のポリV溝
形成部の肉厚及び底壁部の厚板が均一で、周壁部と底壁
部の直角度が保持される高速・高トルクにも充分に耐え
うるポリVプーリの製造方法を提供することを目的とす
るものである。
において、プレス加工工程が少なく、周壁部のポリV溝
形成部の肉厚及び底壁部の厚板が均一で、周壁部と底壁
部の直角度が保持される高速・高トルクにも充分に耐え
うるポリVプーリの製造方法を提供することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために講じた技術的手段は、一定
の厚み(3,0in以上)を有する鉄パイプ素材を一定
の巾に切断し、パイプの両端をプレス加工によりフラン
ジ部を形成して周壁部素材とし、前記一方のフランジ部
の周辺に4〜8ケ所のボス出し加工を行いボス出しピン
を形成し、次に別部材として2〜2.61よりなる薄鉄
板の円板素材をプレス加工して、前記フランジの傾斜と
一致した傾斜面を有する底壁部素材を形成し、傾斜面に
は前記フランジのボス出し位置への取付孔を設けるもの
である。
の厚み(3,0in以上)を有する鉄パイプ素材を一定
の巾に切断し、パイプの両端をプレス加工によりフラン
ジ部を形成して周壁部素材とし、前記一方のフランジ部
の周辺に4〜8ケ所のボス出し加工を行いボス出しピン
を形成し、次に別部材として2〜2.61よりなる薄鉄
板の円板素材をプレス加工して、前記フランジの傾斜と
一致した傾斜面を有する底壁部素材を形成し、傾斜面に
は前記フランジのボス出し位置への取付孔を設けるもの
である。
次に前記周壁部素材と底壁部素材とをボス出しビンによ
り円周4〜8ケ所においてカシめで一体化してポリVプ
ーリ素材とし、このポリVプーリ素材を転造ローラによ
りポリV溝を形成して、ポリVプーリを製造するもので
ある。
り円周4〜8ケ所においてカシめで一体化してポリVプ
ーリ素材とし、このポリVプーリ素材を転造ローラによ
りポリV溝を形成して、ポリVプーリを製造するもので
ある。
(作用)
上記技術的手段は、次のように作用する。すなわち、3
.0 m以上の厚さを有するパイプ素材をプレス加工に
よりフランジ部を設け、一方のフランジ部の周辺にボス
出し加工を行う場合に、ボス出しビンより大きい直径を
有するパンチにてプレス加工を行うことにより、適宜ボ
ス出しピンを一体成形するものである。次に別途プレス
加工した2〜2.6額の底壁部素材を、前記ボス出しピ
ンにて治具を用いてカシメることにより直角度の正しい
ポリVプーリ素材を形成するもので、周壁部の板厚はパ
イプより形成したために、均一の厚さを有し、底壁部と
周壁部との直角度も精確であり、かつ底壁面には中央凸
部もまったくなく、寸法精度の正確なポリVブーり素材
を転造ローラによりボIJ V溝を成形するもので、周
壁部の板厚もテーバ状でなく均一の肉厚を有するために
、転造による肉の盛り上がりも均等に行われ、精密なポ
リvlが成形できるものである。
.0 m以上の厚さを有するパイプ素材をプレス加工に
よりフランジ部を設け、一方のフランジ部の周辺にボス
出し加工を行う場合に、ボス出しビンより大きい直径を
有するパンチにてプレス加工を行うことにより、適宜ボ
ス出しピンを一体成形するものである。次に別途プレス
加工した2〜2.6額の底壁部素材を、前記ボス出しピ
ンにて治具を用いてカシメることにより直角度の正しい
ポリVプーリ素材を形成するもので、周壁部の板厚はパ
イプより形成したために、均一の厚さを有し、底壁部と
周壁部との直角度も精確であり、かつ底壁面には中央凸
部もまったくなく、寸法精度の正確なポリVブーり素材
を転造ローラによりボIJ V溝を成形するもので、周
壁部の板厚もテーバ状でなく均一の肉厚を有するために
、転造による肉の盛り上がりも均等に行われ、精密なポ
リvlが成形できるものである。
(実施例)
以下、上記技術的手段の具体例を示す実施例について説
明する。
明する。
1は構造用鋼よりなる厚さ3.Os*m以上パイプで一
定の長さlに切断しパイプ1の両端面2a。
定の長さlに切断しパイプ1の両端面2a。
2bをプレス加工によりフランジ部3,4及び周壁部5
よりなる周壁部素材6を形成する。
よりなる周壁部素材6を形成する。
次に一方側のフランジ部3の周辺に少なくとも4ケ所以
上にボス出し加工を行い直径3.0龍のカシメビン7a
、7bを押し出し形成する。8はボス出しのパンチで、
9はダイスである。
上にボス出し加工を行い直径3.0龍のカシメビン7a
、7bを押し出し形成する。8はボス出しのパンチで、
9はダイスである。
次に2〜2.6 mよりなる構造用鋼板11をプレス加
工により傾斜面12を有する底壁部材13を形成する。
工により傾斜面12を有する底壁部材13を形成する。
12a、12bは前記ボス出しピンに嵌合する孔であり
、13aは軸への取付孔である。
、13aは軸への取付孔である。
次にボス出しビン?a、7bを有する周壁部素材6と底
壁部素材13を前記円周4ケ所以上に設けたボス出しビ
ンによりカシメで、一体的に構成してポリVプーリ素材
10を構成する。
壁部素材13を前記円周4ケ所以上に設けたボス出しビ
ンによりカシメで、一体的に構成してポリVプーリ素材
10を構成する。
次にポリVプーリ素材10の周壁部5にポリV溝14を
形成したポリVプーリ15を製造するものである。
形成したポリVプーリ15を製造するものである。
〔発明の効果〕
本発明は次の特有の効果を有する。すなわち、高荷重に
代え、軽量でかつ寸法精度の正しいポリVプーリが製造
できるが、更に、 (1)ポリVプーリの周壁部と底壁部のカシメ方法が極
めて簡単容易でかつ確実であり大巾な設備費の低減がで
き、 (2)ポリVプーリの周壁部と底壁部とを溶接などによ
り固着するに比較して、固着のための検査方法が極めて
簡単であり、 (3)従来方法に比してプレス加工が大巾に少なくなり
、各種金型の減少と共に低コストのポリVプーリを製造
することができるものである。
代え、軽量でかつ寸法精度の正しいポリVプーリが製造
できるが、更に、 (1)ポリVプーリの周壁部と底壁部のカシメ方法が極
めて簡単容易でかつ確実であり大巾な設備費の低減がで
き、 (2)ポリVプーリの周壁部と底壁部とを溶接などによ
り固着するに比較して、固着のための検査方法が極めて
簡単であり、 (3)従来方法に比してプレス加工が大巾に少なくなり
、各種金型の減少と共に低コストのポリVプーリを製造
することができるものである。
第1図は本実施例の周壁部の加工工程の説明図で、(イ
)はバイブ材で、(ロ)はフランジ工程、(ハ)はボス
出し工程で、(ニ)はボス出し工程の拡大図である。第
2図は底壁部の加工工程図で、(イ)は板金素材で、(
ロ)は底壁部素材ので 断面図−ある。第3図はポリVプーリ素材の断面図で、
(イ)は側面図であり、(ロ)はカシメ部の断面図であ
る。第4図はポリVプーリの側部断面図である。 ■・・・パイプ、3.4・・・フランジ、6・・・周壁
部素材、7ap7b・・・ボス出しカシメピン、10・
・・ポリVプーリ素材、13・・・底壁部素材、14・
・・ボ’JVi、15・・・ポリ■プーリ
)はバイブ材で、(ロ)はフランジ工程、(ハ)はボス
出し工程で、(ニ)はボス出し工程の拡大図である。第
2図は底壁部の加工工程図で、(イ)は板金素材で、(
ロ)は底壁部素材ので 断面図−ある。第3図はポリVプーリ素材の断面図で、
(イ)は側面図であり、(ロ)はカシメ部の断面図であ
る。第4図はポリVプーリの側部断面図である。 ■・・・パイプ、3.4・・・フランジ、6・・・周壁
部素材、7ap7b・・・ボス出しカシメピン、10・
・・ポリVプーリ素材、13・・・底壁部素材、14・
・・ボ’JVi、15・・・ポリ■プーリ
Claims (1)
- 金属素材をプレス成形して、周壁部と底壁部とを形成し
て周壁部にフランジ部を成形し、ポリV溝を転造ローラ
にて形成するポリVプーリの製造方法において、肉厚3
.0mm以上の一定の長さの金属パイプの両端面をプレ
ス加工によりフランジ部を形成し、一方のフランジ部の
周辺部にボス部押出加工によりボス出しピンを形成して
周壁部素材とし、次に薄板よりなる円板素材をプレス加
工して周辺部に傾斜面を有する底壁部素材を形成し、前
記周壁部素材と底壁部素材をボス出しピンによりカシメ
で一体的に構成し、周壁部に転造ローラによりポリV溝
を形成してなる、カシメ式ポリVプーリの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27905984A JPS61154729A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | カシメ式ポリvプ−リの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27905984A JPS61154729A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | カシメ式ポリvプ−リの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61154729A true JPS61154729A (ja) | 1986-07-14 |
Family
ID=17605829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27905984A Pending JPS61154729A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | カシメ式ポリvプ−リの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61154729A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63295034A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-01 | Sanshu Press Kogyo Kk | ポリvプーリの製造方法 |
JPH0623460A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-02-01 | Hamamatsu Boeki Kk | ポリvプーリの製造方法 |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27905984A patent/JPS61154729A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63295034A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-01 | Sanshu Press Kogyo Kk | ポリvプーリの製造方法 |
JPH0333050B2 (ja) * | 1987-05-28 | 1991-05-15 | Sanshu Puresu Kogyo Kk | |
JPH0623460A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-02-01 | Hamamatsu Boeki Kk | ポリvプーリの製造方法 |
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