JPS61153649A - 熱現像装置 - Google Patents
熱現像装置Info
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- JPS61153649A JPS61153649A JP27652184A JP27652184A JPS61153649A JP S61153649 A JPS61153649 A JP S61153649A JP 27652184 A JP27652184 A JP 27652184A JP 27652184 A JP27652184 A JP 27652184A JP S61153649 A JPS61153649 A JP S61153649A
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- development
- photosensitive material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、熱現像装置に関し、さらに詳しくは熱現像性
が改良され、現像ムラのない画像が得られる熱現像装置
に関する。
が改良され、現像ムラのない画像が得られる熱現像装置
に関する。
(従来の技術)
現像工程を熱処理で行なうことを特徴とする黒白熱現像
感光材料は以前から知られており、例えば特公昭43−
4921号および同43−4924号公報にその記載が
あり、有機酸銀塩、ハロゲン化銀、お上び現像剤からな
る感光材料が開小こ・れている。さらにこの黒白熱現像
感光材料を応用したカラー熱現像感光材料も数多く知ら
れている。
感光材料は以前から知られており、例えば特公昭43−
4921号および同43−4924号公報にその記載が
あり、有機酸銀塩、ハロゲン化銀、お上び現像剤からな
る感光材料が開小こ・れている。さらにこの黒白熱現像
感光材料を応用したカラー熱現像感光材料も数多く知ら
れている。
例え+r米国特許第3,531,286号、同3,76
1.270号、同3,764,328号、リサーチ・デ
ィスクロージャー(Research Disclos
ure) (以下RDという)NO015108、同N
O,15127、同N0012044 オ、1. I/
同NO。
1.270号、同3,764,328号、リサーチ・デ
ィスクロージャー(Research Disclos
ure) (以下RDという)NO015108、同N
O,15127、同N0012044 オ、1. I/
同NO。
16479等には熱現像感光材料中に写真用カプラーと
発色現像主薬を含有させたものについて、米国特許1@
3,180,731 号、RD No、 13443オ
ヨ(/” 同No。
発色現像主薬を含有させたものについて、米国特許1@
3,180,731 号、RD No、 13443オ
ヨ(/” 同No。
14347 等には、ロイコ色素を用いたちのについて
、米国特許第4,235,957号、RD No、 1
4433、同No。
、米国特許第4,235,957号、RD No、 1
4433、同No。
14448 、同N0015227、同N011577
B、同NO,18137および同N0019419等に
は、銀色素漂白法を応用したものについて、米国特許第
4,124.398号、同第4゜124.387号およ
び同第4,123,273号には熱現像感光材料の熱漂
白方法について述べられている。
B、同NO,18137および同N0019419等に
は、銀色素漂白法を応用したものについて、米国特許第
4,124.398号、同第4゜124.387号およ
び同第4,123,273号には熱現像感光材料の熱漂
白方法について述べられている。
カラー熱現像感光材料に関するこれらの提案は、しかし
ながら、同時に形成された黒白銀画像を漂白または定着
することが困難であったり、あるいはまったく不可能で
あったり、q能であっても湿式処理などを必要とするも
のである。
ながら、同時に形成された黒白銀画像を漂白または定着
することが困難であったり、あるいはまったく不可能で
あったり、q能であっても湿式処理などを必要とするも
のである。
これらに対して熱現像により拡散性色素を放出させ、こ
の色素を受像層に転写させることにより、銀画像と色素
とを分離してカラー画像を得る如き熱現像カラー感光材
料が、RD NO,’16966、特開昭56−503
28号、特開昭57−179840号および同57−1
86744号、特開昭59−12431号、同59−1
24339号、同59−181345号、特願昭58−
109293号、同59−181604号、同59−1
82507号、同59−179657号、同59−18
2506号などに記載されている。
の色素を受像層に転写させることにより、銀画像と色素
とを分離してカラー画像を得る如き熱現像カラー感光材
料が、RD NO,’16966、特開昭56−503
28号、特開昭57−179840号および同57−1
86744号、特開昭59−12431号、同59−1
24339号、同59−181345号、特願昭58−
109293号、同59−181604号、同59−1
82507号、同59−179657号、同59−18
2506号などに記載されている。
また一方、熱現像感光材料の現像装置及び現像方法とし
ては、特開昭54−158230号、同54−1582
31号、同55−2281号、同56−1939号、同
56−4904明細公報、リサーチ・ディスクロージャ
ー第168・10号、同第17623号に記載されたヒ
ートブロックに一定時間押し当てる方法、ヒートブロッ
ク上を移動させる方法、熱ドラムを用いる方法、熱風を
吹きつける方法等を始め赤外線、電流またはマイクロ波
による現像方法等が知られている。
ては、特開昭54−158230号、同54−1582
31号、同55−2281号、同56−1939号、同
56−4904明細公報、リサーチ・ディスクロージャ
ー第168・10号、同第17623号に記載されたヒ
ートブロックに一定時間押し当てる方法、ヒートブロッ
ク上を移動させる方法、熱ドラムを用いる方法、熱風を
吹きつける方法等を始め赤外線、電流またはマイクロ波
による現像方法等が知られている。
上記の他に、例えば特願昭59−247991号明細S
Fには、ヒータ内蔵のヒータブa−7タと該ヒータブロ
ックに対向する搬送ベルトから構成された熱現像転写装
置が記載されている。またRDNO017635には、
それぞれ内蔵したヒータで加熱された2つの相接するベ
ルトから構成された熱現像転写装置が記載されている。
Fには、ヒータ内蔵のヒータブa−7タと該ヒータブロ
ックに対向する搬送ベルトから構成された熱現像転写装
置が記載されている。またRDNO017635には、
それぞれ内蔵したヒータで加熱された2つの相接するベ
ルトから構成された熱現像転写装置が記載されている。
これらの熱現像ないしは熱現像転写装置の中で、2つの
部材、例えば加熱部材とこれと圧接する圧接部材とから
構成され、上記両部材の間に感光材料を挟持せしめて熱
現像ないしは熱現像転写を行う方式の熱現像装置は、構
造が比較的に簡単であり、かつ熱現像の効率がよいため
に有用とされている。
部材、例えば加熱部材とこれと圧接する圧接部材とから
構成され、上記両部材の間に感光材料を挟持せしめて熱
現像ないしは熱現像転写を行う方式の熱現像装置は、構
造が比較的に簡単であり、かつ熱現像の効率がよいため
に有用とされている。
しかしながら上記の熱現像装置において、加熱部材と圧
接部材とが共に金属を用いて製られているときは、熱現
像効率には優れているものの、互いに圧接する部材が金
属であるために挟持する感光材料に対して必ずしも緊密
な圧接が得られず、時として熱現像の結果として得られ
た画像に現像ムラを生起することがある。このことは特
に熱現像型のカラー拡散転写感光材料が用いられた場合
に転写像のムラとなって現れるために画像品質を者しく
劣化させる原因になっている。
接部材とが共に金属を用いて製られているときは、熱現
像効率には優れているものの、互いに圧接する部材が金
属であるために挟持する感光材料に対して必ずしも緊密
な圧接が得られず、時として熱現像の結果として得られ
た画像に現像ムラを生起することがある。このことは特
に熱現像型のカラー拡散転写感光材料が用いられた場合
に転写像のムラとなって現れるために画像品質を者しく
劣化させる原因になっている。
(発明が解決しようとする問題点)
そこで本発明は、特に金属製の加熱部材と圧接部材とに
より感光材料を挟持、圧接して熱現像を行う熱現像装置
を用いた場合の前記の如き現像ムラならびに転写像のム
ラの発生を防止し得る方法ならびに装置を提供すること
を目的とするものである。
より感光材料を挟持、圧接して熱現像を行う熱現像装置
を用いた場合の前記の如き現像ムラならびに転写像のム
ラの発生を防止し得る方法ならびに装置を提供すること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明によれば、本発明の上記の目的は、加熱部材と圧
接部材とにより熱現像感光材料を挟持し−て熱現像を行
う熱現像装置の上記圧接部材の表面に耐熱性部材を被着
させることにより達成することができた。
接部材とにより熱現像感光材料を挟持し−て熱現像を行
う熱現像装置の上記圧接部材の表面に耐熱性部材を被着
させることにより達成することができた。
そして本発明によれば、上記の耐熱性部材としてシリコ
ン系ゴムのような弾性物質を使用することにより一層効
果的な結果を得ることができることもわかった。
ン系ゴムのような弾性物質を使用することにより一層効
果的な結果を得ることができることもわかった。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明に用いられるカラー感光材料は、熱現像により拡
散性の色素を放出する色素供与性物質を含有する熱現像
カラー感光材料であり、受像層を有する受像材料を用い
該拡散転写型熱現像カラー感光材料にカラー画像を露光
後、受像層と積重の関係におかれた該熱現像感光材料を
均一に加熱し、熱現像後、またはこれと同時にこれによ
り放出ないし形成された拡散性色素を受像層に熱転写す
ることによりカラー画像を得るカラー画像形成方法に特
に有用である。
散性の色素を放出する色素供与性物質を含有する熱現像
カラー感光材料であり、受像層を有する受像材料を用い
該拡散転写型熱現像カラー感光材料にカラー画像を露光
後、受像層と積重の関係におかれた該熱現像感光材料を
均一に加熱し、熱現像後、またはこれと同時にこれによ
り放出ないし形成された拡散性色素を受像層に熱転写す
ることによりカラー画像を得るカラー画像形成方法に特
に有用である。
本発明に用いることができる熱現像感光材料としては、
例えば特開昭59−52440号、同59−15444
5号、同59−124327号、同59−164903
号ならびに特願昭58−42779号の各公報または明
細書に記載されたボッ型の熱現像感光材料および特開昭
57−179840号、同57−198458号、同5
9−159159号、同58−149046号、同58
−149047号、同59−12431号、同59−4
8705号、同59−181345号ならびに待願昭5
8−109238号、同59−79887号、同59−
181604号、同59−182507号、同59−1
79657号、同59−182506号等の各公報、明
細書に開示されたような熱現像感光材料が有用である。
例えば特開昭59−52440号、同59−15444
5号、同59−124327号、同59−164903
号ならびに特願昭58−42779号の各公報または明
細書に記載されたボッ型の熱現像感光材料および特開昭
57−179840号、同57−198458号、同5
9−159159号、同58−149046号、同58
−149047号、同59−12431号、同59−4
8705号、同59−181345号ならびに待願昭5
8−109238号、同59−79887号、同59−
181604号、同59−182507号、同59−1
79657号、同59−182506号等の各公報、明
細書に開示されたような熱現像感光材料が有用である。
このような熱現像感光材料は、例えば特開昭59−15
2440号、同59−154445号、同59−124
320号、特願昭58−42779号等に開示されてい
るものは感光性ハロゲン化銀(有機銀塩を含んでもよい
)、電子供与体および/またはそのプレカーサー、およ
び/または電子伝達剤、高温状態で還元され熱転写性色
素を放出する色素供与物質などを含有する感光材料、あ
るいは感光性ハロゲン化銀(有機銀塩を含んでいるのが
好ましい)、高温状態で露光部においてハロゲン化銀ま
たは有機銀塩およびその両者により酸化され熱転写性色
素を放出しな(なる色素供与性物質を含有する感光材料
等である。
2440号、同59−154445号、同59−124
320号、特願昭58−42779号等に開示されてい
るものは感光性ハロゲン化銀(有機銀塩を含んでもよい
)、電子供与体および/またはそのプレカーサー、およ
び/または電子伝達剤、高温状態で還元され熱転写性色
素を放出する色素供与物質などを含有する感光材料、あ
るいは感光性ハロゲン化銀(有機銀塩を含んでいるのが
好ましい)、高温状態で露光部においてハロゲン化銀ま
たは有機銀塩およびその両者により酸化され熱転写性色
素を放出しな(なる色素供与性物質を含有する感光材料
等である。
このような感光材料は、通常のネ〃型ハロゲン化銀を用
いて画像露光後、熱現像を行うだけでオリジナルに対し
てネガ−ボッ関係にある銀像とボッ−ポジ関係にある熱
転写性色素を与える。
いて画像露光後、熱現像を行うだけでオリジナルに対し
てネガ−ボッ関係にある銀像とボッ−ポジ関係にある熱
転写性色素を与える。
また別のタイプのものは加熱に上り熱転写性色素を放出
ないし形成する色素供与性物質を含有する感光材料であ
る。このような色素供与物質としては、ハロゲン化銀、
または有機銀塩あるいはその両者により酸化された還元
剤の酸化体と加熱時にカプリング反応を起し、その結果
色素供与物質のカプリング部位から離脱する色素残基が
熱転写性色素となるもの(例えば特開昭57−1867
44号、同57−207250号、同59−48765
号、同59−116642号、同59−116643
号、同59−159159号各公報に記載ンならびに上
記還元剤の酸化体と色素供与物質がカプリングして形成
された熱転写性色素を利用するもの(例えば、特開昭5
8−149046号、同58−149047号、同59
−124339号、同59−181345号、特願昭5
8−109293号、同59−]988フ号、同59−
181604号、同59−182507号、同59−1
79657号、同59−182506号等に記載)があ
る。
ないし形成する色素供与性物質を含有する感光材料であ
る。このような色素供与物質としては、ハロゲン化銀、
または有機銀塩あるいはその両者により酸化された還元
剤の酸化体と加熱時にカプリング反応を起し、その結果
色素供与物質のカプリング部位から離脱する色素残基が
熱転写性色素となるもの(例えば特開昭57−1867
44号、同57−207250号、同59−48765
号、同59−116642号、同59−116643
号、同59−159159号各公報に記載ンならびに上
記還元剤の酸化体と色素供与物質がカプリングして形成
された熱転写性色素を利用するもの(例えば、特開昭5
8−149046号、同58−149047号、同59
−124339号、同59−181345号、特願昭5
8−109293号、同59−]988フ号、同59−
181604号、同59−182507号、同59−1
79657号、同59−182506号等に記載)があ
る。
また別の色素供与物質としては還元性を有する色素供与
物質がハロゲン化銀または有機銀塩、あるいはその両者
により加熱時酸化されて色素放出助剤の存在下熱転写性
色素を放出するもの(例えば特開昭57−179840
号、同57−198458号、同58−58543号、
同59−168439号等に記i)がある。
物質がハロゲン化銀または有機銀塩、あるいはその両者
により加熱時酸化されて色素放出助剤の存在下熱転写性
色素を放出するもの(例えば特開昭57−179840
号、同57−198458号、同58−58543号、
同59−168439号等に記i)がある。
これらの熱現像感光材料は、画像露光後、熱現像するこ
とにより熱転写性色素像をそのタイプに応じて像様に形
成することができる。
とにより熱転写性色素像をそのタイプに応じて像様に形
成することができる。
本発明に用いることのできる受像材料は、熱現像感光材
料から加熱現像により放出される色素を受けとめること
ができる受像層を支持体上に形成したものである。この
受像層は色素の媒染剤を含み媒染剤は放出される色素の
性質お上V熱現像感光材料に含まれるその他の成分や転
写条件等により選択しで用いることができる。例えば特
開昭57−186744号、同59−181345号等
に記載されているような高分子量のポリマー媒染剤を用
いることができる。
料から加熱現像により放出される色素を受けとめること
ができる受像層を支持体上に形成したものである。この
受像層は色素の媒染剤を含み媒染剤は放出される色素の
性質お上V熱現像感光材料に含まれるその他の成分や転
写条件等により選択しで用いることができる。例えば特
開昭57−186744号、同59−181345号等
に記載されているような高分子量のポリマー媒染剤を用
いることができる。
重犯のカラー拡散転写型熱現像感光材料を用い、該感光
材料に画像露光後、この露光面に受像層が密着するよう
に受像シートを重ね合わせ、次いで組合されたこの感光
材料を熱現像し、像様に形成された色画像を受像シート
に熱拡散転写する加熱によりカラー像を得ることができ
る。
材料に画像露光後、この露光面に受像層が密着するよう
に受像シートを重ね合わせ、次いで組合されたこの感光
材料を熱現像し、像様に形成された色画像を受像シート
に熱拡散転写する加熱によりカラー像を得ることができ
る。
これらの熱現像転写方式において、熱現像感光材料へ潜
像を記録するための画像露光の光源は可視光が用いられ
、例えばタングステンランプ、水銀灯、ヨードランプ等
のハロゲンランプ、キセノンランプ、またさらにはレー
ザー光源、CRT光源、蛍光管、LED等を用いること
ができる。また露光方式としては、通常の全面露光方式
でもよく、ビデオ画像やTV局より送られる画像シグナ
ルをCRTやFOTでレンズ1こよりまたはffi着さ
せて走査露光してもよい。
像を記録するための画像露光の光源は可視光が用いられ
、例えばタングステンランプ、水銀灯、ヨードランプ等
のハロゲンランプ、キセノンランプ、またさらにはレー
ザー光源、CRT光源、蛍光管、LED等を用いること
ができる。また露光方式としては、通常の全面露光方式
でもよく、ビデオ画像やTV局より送られる画像シグナ
ルをCRTやFOTでレンズ1こよりまたはffi着さ
せて走査露光してもよい。
さらには、通常の電子写真方式等で使用されるスリット
露光等を始めとする何れの方式でもよい。
露光等を始めとする何れの方式でもよい。
露光、重ね合わせ工程、加熱現像転写工程につづく剥離
工程は手指で行ってもよく、また公知の受像シートと拡
散転写型熱現像感光材料の重ね合わせ工程は受像シート
と感光材料との密着度を高めるために必要に応じて特願
昭58−247986号明細書に記載されているように
感光材料、受像シート等を予熱することが好ましい。
工程は手指で行ってもよく、また公知の受像シートと拡
散転写型熱現像感光材料の重ね合わせ工程は受像シート
と感光材料との密着度を高めるために必要に応じて特願
昭58−247986号明細書に記載されているように
感光材料、受像シート等を予熱することが好ましい。
好ましい予備加熱の温度範囲は80”〜250°C1特
に100°〜180℃ であり、現像温度を超えない範
囲が好ましい。
に100°〜180℃ であり、現像温度を超えない範
囲が好ましい。
また熱現像転写を行う加熱工程での加熱温度は約80°
〜250℃の範囲であり、特に120°〜200℃ が
好ましい。
〜250℃の範囲であり、特に120°〜200℃ が
好ましい。
また通常熱転写色素の受像層への転写は、熱現像感光材
料あるいは受像シートに内蔵された拡散助剤により行な
われるが剥離工程は転写装置の中でこれを行うために公
知の剥離装置を岨み合わせることができるが、加熱工程
までを装置内で行うようにし剥離は手指で行うようにし
てもよい。本発明はこれらの工程のうちの熱現像方法お
よびその装置に係るものである。
料あるいは受像シートに内蔵された拡散助剤により行な
われるが剥離工程は転写装置の中でこれを行うために公
知の剥離装置を岨み合わせることができるが、加熱工程
までを装置内で行うようにし剥離は手指で行うようにし
てもよい。本発明はこれらの工程のうちの熱現像方法お
よびその装置に係るものである。
(実施例)
以下、図面の実施例によって本発明の熱現像装置を具体
的に説明する。
的に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての熱現像装置の概略
構成を示す正面図である。
構成を示す正面図である。
1は油圧手動ポンプ(図示なし)の作動により上下に移
動する油圧シリング−であり、2aおよI/2bは、該
油圧シリングー1か後述の被現像物質に対して平行に移
動するように案内するための〃イドである。そして3は
前記油圧シリング−1を支持し、かつ前記〃イド2aお
よび2bに沿って油圧シリング−1を摺動面4により移
動せしめる支持部材である。
動する油圧シリング−であり、2aおよI/2bは、該
油圧シリングー1か後述の被現像物質に対して平行に移
動するように案内するための〃イドである。そして3は
前記油圧シリング−1を支持し、かつ前記〃イド2aお
よび2bに沿って油圧シリング−1を摺動面4により移
動せしめる支持部材である。
本発明によれば、前記の〃イド2aおよI/2bは、そ
れぞれ装置本体の枠体である上部側板5aと下部側板5
bとにそれぞれネジ等により互いに平行になるように固
定されている。熱現像を行うための加熱部材は、ヒート
プレート6なら1にヒータ7とから成り立っており、断
熱材8と共にヒータ室9に内蔵されている。そして上記
ヒータ室9は、前記支持部材3に断熱材8の面において
固着されている。
れぞれ装置本体の枠体である上部側板5aと下部側板5
bとにそれぞれネジ等により互いに平行になるように固
定されている。熱現像を行うための加熱部材は、ヒート
プレート6なら1にヒータ7とから成り立っており、断
熱材8と共にヒータ室9に内蔵されている。そして上記
ヒータ室9は、前記支持部材3に断熱材8の面において
固着されている。
一方、前記の圧接部材としての役割を果たす下部側板5
bには、例えば、シリコンゴムまたはフッ素ゴムスポン
ジからなる弾性体の耐熱性部材10が被着されている。
bには、例えば、シリコンゴムまたはフッ素ゴムスポン
ジからなる弾性体の耐熱性部材10が被着されている。
上記の如く構成された本発明の熱現像装置では、前記の
と一ドブレート6と弾性体の耐熱性部材10との間に熱
現像感光材料を挟持、圧接せしめて熱現像が行なわれる
。この圧接は前述の油圧手動ポンプの作動による油圧シ
リング−1の下向きの押圧力による。
と一ドブレート6と弾性体の耐熱性部材10との間に熱
現像感光材料を挟持、圧接せしめて熱現像が行なわれる
。この圧接は前述の油圧手動ポンプの作動による油圧シ
リング−1の下向きの押圧力による。
本発明によれば、上記の圧接時の感光材料とヒートプレ
ート6との密着性を改良するために前述の如き弾性体の
耐熱性部材10を圧接面に用いたことを特徴とする。
ート6との密着性を改良するために前述の如き弾性体の
耐熱性部材10を圧接面に用いたことを特徴とする。
上記の弾性体の耐熱性部材10による圧接部材としての
下部側板5bに対する被着は、必ずしも全面に及ぶもの
でなくてもよく、少なくとも熱現像される感光材料の面
積に相当する程度の下部側板5bの部分が覆われる程度
のものでよい。また上述のような被着は固定的な被着で
なくてもよく、熱現像時に必要に応じて仮りに被着せし
める如き手段を用いてもよい。
下部側板5bに対する被着は、必ずしも全面に及ぶもの
でなくてもよく、少なくとも熱現像される感光材料の面
積に相当する程度の下部側板5bの部分が覆われる程度
のものでよい。また上述のような被着は固定的な被着で
なくてもよく、熱現像時に必要に応じて仮りに被着せし
める如き手段を用いてもよい。
また本発明に係る如き油圧シリング−1の下降力による
圧接は、油圧手動ポンプの圧力計により適切に調整する
ことができる。
圧接は、油圧手動ポンプの圧力計により適切に調整する
ことができる。
従って前記の弾性体の耐熱性部材10の厚さは、少なく
とも感光材料に均一な上記により規定された弾性力を与
え得るに必要な厚さであればその品種により任意でよい
。
とも感光材料に均一な上記により規定された弾性力を与
え得るに必要な厚さであればその品種により任意でよい
。
次に熱現像温度について述べれば、一般に熱現像感光材
料は80°〜200℃の加熱範囲で熱現像される0本発
明の装置では、上記の熱現像温度の調整は、前記ヒータ
7により加熱されるヒートプレート6に設けられた温度
検知部材(図示なし)により行うことができる。
料は80°〜200℃の加熱範囲で熱現像される0本発
明の装置では、上記の熱現像温度の調整は、前記ヒータ
7により加熱されるヒートプレート6に設けられた温度
検知部材(図示なし)により行うことができる。
本発明に従えば、現像される熱現像感光材料は、通常の
方法で露光された後、耐熱性部材lOとヒートプレート
6との間に感光層面をヒートプレート6に向けて挿入さ
れる。
方法で露光された後、耐熱性部材lOとヒートプレート
6との間に感光層面をヒートプレート6に向けて挿入さ
れる。
感光材料の被現像部が規定の位置に搬入されると、前述
の油圧手動ポンプを操作して油圧シリンダー1を下降さ
せて感光材料に所定の圧接力を負荷する。熱現像は、例
えば150℃の加熱温度で30秒ないし1分間を要する
。
の油圧手動ポンプを操作して油圧シリンダー1を下降さ
せて感光材料に所定の圧接力を負荷する。熱現像は、例
えば150℃の加熱温度で30秒ないし1分間を要する
。
本発明の装置では、圧接面に弾性体の耐熱性部材10が
用いられているために、直接ヒートプレート6と下部側
板5bとが圧接するごとき金属同志の圧接に比較して一
層緊密な圧接を得ることができ、感光材料とヒートプレ
ート6との密着がより均等に行なわれる結果、熱現像が
全面的に均一に行なわれ、現像ムラを生起することはな
い。
用いられているために、直接ヒートプレート6と下部側
板5bとが圧接するごとき金属同志の圧接に比較して一
層緊密な圧接を得ることができ、感光材料とヒートプレ
ート6との密着がより均等に行なわれる結果、熱現像が
全面的に均一に行なわれ、現像ムラを生起することはな
い。
上記の本発明の実施例は、手指で感光材料を現像部に挿
入せしめる方式の熱現像装置に係るものであるが、本発
明は、上下2つの搬送部材で感光材料を挾持圧接して、
自動的に搬送しながら熱現像が行なわれる如き熱現像装
置にも適用することかで1きる。
入せしめる方式の熱現像装置に係るものであるが、本発
明は、上下2つの搬送部材で感光材料を挾持圧接して、
自動的に搬送しながら熱現像が行なわれる如き熱現像装
置にも適用することかで1きる。
第2図は本発明の他の実施例としての熱現像装置の主要
部概略構成を示す斜視図である。
部概略構成を示す斜視図である。
金属性のローラ状の圧接部材11は、図中矢印方向に回
動することができる。モして12は上記圧接部材11と
1玉接し、かつ図中矢印方向に回動することができる加
熱部材である。加熱部材12は熱源としてヒータを内蔵
してもよく、また他の方法により加熱されてもよい。
動することができる。モして12は上記圧接部材11と
1玉接し、かつ図中矢印方向に回動することができる加
熱部材である。加熱部材12は熱源としてヒータを内蔵
してもよく、また他の方法により加熱されてもよい。
本発明によれば、加熱部材12と圧接し、互に回動して
矢印方向に感光材料13を搬送し得る上記搬送用圧接部
材11は、弾性体の耐熱性部材14としてのシリコン系
ゴムまたはフッ素ゴムスポンジにより被着される。
矢印方向に感光材料13を搬送し得る上記搬送用圧接部
材11は、弾性体の耐熱性部材14としてのシリコン系
ゴムまたはフッ素ゴムスポンジにより被着される。
本実施例による熱現像装置における圧接部材11の圧接
力の調整は、該搬送用圧接部材11の回動輪を支持する
支持部材に設けられたバネの弾力のコントロールによっ
て行うことができる。
力の調整は、該搬送用圧接部材11の回動輪を支持する
支持部材に設けられたバネの弾力のコントロールによっ
て行うことができる。
このように構成された熱現像装置においては、駆動ロー
ラ、案内部材(共に図示なし)等によって移送、案内さ
れた感光材料13は、前記圧接部材11と加熱部材12
との間に挟持され、次いで搬送されながら熱現像される
。
ラ、案内部材(共に図示なし)等によって移送、案内さ
れた感光材料13は、前記圧接部材11と加熱部材12
との間に挟持され、次いで搬送されながら熱現像される
。
熱現像温度は前記同様に80°〜200℃の範囲である
。
。
本実施例による熱現像装置においでも弾性体の耐熱性部
材14としてのシリコン系ゴムまたはフッ素ゴムスポン
ジが被着されているために搬送用圧接部材11と加熱部
材12との圧接が、より以上緊密に行なわれる。従って
感光材料13と加熱部材12との圧接が全面的に均一に
強く維持されるので現像ムラを生起することはない。
材14としてのシリコン系ゴムまたはフッ素ゴムスポン
ジが被着されているために搬送用圧接部材11と加熱部
材12との圧接が、より以上緊密に行なわれる。従って
感光材料13と加熱部材12との圧接が全面的に均一に
強く維持されるので現像ムラを生起することはない。
本発明によるこのような効果は、例えば熱現像用のカラ
ー拡散転写感光材料を用いた場合に、より以上顕著に現
れる。
ー拡散転写感光材料を用いた場合に、より以上顕著に現
れる。
上記のカラー拡散転写感光材料の熱現像は、感光材料を
通常の方法により画像露光した後、該感光面に受像紙を
重ね合わせ、これを前記の熱現像装置を用いて圧接部材
と加熱部材との間に搬入することにより行なわれる。搬
入に際しては、感光材料側が加熱部材に、また受像紙側
が圧接部材に接触するように配置せしめる。
通常の方法により画像露光した後、該感光面に受像紙を
重ね合わせ、これを前記の熱現像装置を用いて圧接部材
と加熱部材との間に搬入することにより行なわれる。搬
入に際しては、感光材料側が加熱部材に、また受像紙側
が圧接部材に接触するように配置せしめる。
本発明の熱現像装置では前述のように、カラー拡散転写
感光材料の熱現像に際しても感光材料と加熱部材との圧
接、ならびに感光材料と受像紙との圧接が均一かつ緊密
に行なわれるので、現像ムラが生起することがなく、従
って受像紙上の転写画像ら美しい転写濃度のムラのない
画像として形成される。
感光材料の熱現像に際しても感光材料と加熱部材との圧
接、ならびに感光材料と受像紙との圧接が均一かつ緊密
に行なわれるので、現像ムラが生起することがなく、従
って受像紙上の転写画像ら美しい転写濃度のムラのない
画像として形成される。
また本発明の効果は、前記実施例に記載された熱現像装
置のみならず、金属性の圧接部材と加熱部材により圧接
、熱現像される装置であれば搬送系、非搬送系には係わ
りなく、本発明を適用することにより得ることができる
。
置のみならず、金属性の圧接部材と加熱部材により圧接
、熱現像される装置であれば搬送系、非搬送系には係わ
りなく、本発明を適用することにより得ることができる
。
(発明の効果)
本発明の熱現像装置は、加熱部材と対接する金属性の圧
接部材に耐熱性部材としてシリコン系ゴムまたは7フ索
ゴムスポンジを被着せしめたので、感光材料と加熱部材
との圧接がより緊密に保持され、従って現像ムラのない
画像を得ることができる。
接部材に耐熱性部材としてシリコン系ゴムまたは7フ索
ゴムスポンジを被着せしめたので、感光材料と加熱部材
との圧接がより緊密に保持され、従って現像ムラのない
画像を得ることができる。
第1図は、本発明の一実施例としての熱現像装置の概略
構成を示す正面図、また第2図は本発明の他の実施例と
しての熱現像装置の概略主要部構成を示す斜視図である
。 1・・・油圧シリンダー 3・・・支持部材6・・・
ヒートプレート 7・・・ヒータ10および1
4・・・弾性体の耐熱性部材11・・・(搬送用)圧接
部材 12・・・加熱部材13・・・感光材料 代理人 弁理士 野 1)義 親 第1図
構成を示す正面図、また第2図は本発明の他の実施例と
しての熱現像装置の概略主要部構成を示す斜視図である
。 1・・・油圧シリンダー 3・・・支持部材6・・・
ヒートプレート 7・・・ヒータ10および1
4・・・弾性体の耐熱性部材11・・・(搬送用)圧接
部材 12・・・加熱部材13・・・感光材料 代理人 弁理士 野 1)義 親 第1図
Claims (2)
- (1)加熱部材と圧接部材とにより、熱現像感光材料を
挟持して熱現像を行う熱現像装置において、上記圧接部
材の表面に耐熱性部材が被着されていることを特徴とす
る熱現像装置。 - (2)前記耐熱性部材が弾性体であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の熱現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27652184A JPS61153649A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 熱現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27652184A JPS61153649A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 熱現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61153649A true JPS61153649A (ja) | 1986-07-12 |
Family
ID=17570627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27652184A Pending JPS61153649A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 熱現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61153649A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0299946A (ja) * | 1988-10-06 | 1990-04-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像転写装置用転写ローラ |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27652184A patent/JPS61153649A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0299946A (ja) * | 1988-10-06 | 1990-04-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像転写装置用転写ローラ |
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