JPS6115278Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6115278Y2
JPS6115278Y2 JP16222282U JP16222282U JPS6115278Y2 JP S6115278 Y2 JPS6115278 Y2 JP S6115278Y2 JP 16222282 U JP16222282 U JP 16222282U JP 16222282 U JP16222282 U JP 16222282U JP S6115278 Y2 JPS6115278 Y2 JP S6115278Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
motor
intermediate casing
casing
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16222282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58108293U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16222282U priority Critical patent/JPS58108293U/ja
Publication of JPS58108293U publication Critical patent/JPS58108293U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6115278Y2 publication Critical patent/JPS6115278Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動ポンプに関し、特にモータとポン
プとを一体化した電動ポンプに関する。
近年、ポンプ羽根車とモータ回転子とを一体的
とし、従来のマグネツトポンプのように駆動する
電動ポンプが知られている。しかし、これらの電
動ポンプでは、従来のマグネツトポンプと同じよ
うにモータ部とポンプ部とを隔壁する非磁性の中
間ケーシングにポンプ羽根車とモータ回転子とを
一体的としたポンプ回転子を枢着し、中間ケーシ
ングをモータ部とポンプ部とのフランジ接続部で
挾着して固定しているもので、ポンプ回転子の中
間ケーシングの軸受部がモータケーシングに強固
に固定されておらず、ポンプ回転子の中心軸の振
れやずれ等について問題のあるところであつた。
本考案は上記のような点に鑑みたもので、中間
ケーシングをモータ部の正確な位置に簡単かつ容
易に位置決めできて脱着自在に装着できるととも
に、中間ケーシングを一端部に突設したつば体部
と他端部の筒底部の中央部に突設した段設部との
両側で強固に固定できてポンプ回転子をモータ
部、ポンプ部の中心部に安定よく枢支でき、中心
軸線が振れたりずれたりすることなく駆動できる
電動ポンプを提供するにある。
以下本考案を実施例にもとずいて説明する。
第1図は本考案の一実施例で、電動ポンプは、
モータ部1、ポンプ回転子2、ポンプ部3等によ
り構成している。モータ部1は、所定の筒状のモ
ータケーシング4の側周部に巻線5を巻回したか
ご形状の固定子6を固設しているものである。固
定子6は制御装置(図外)により、中間ケーシン
グ7を介して固定子6に対向するように内装する
ポンプ回転子2を回転駆動するようにしている。
中間ケーシング7は、ポリプロピレン等の合成樹
脂の非磁性材の薄肉状の有底筒状体で、固定子6
に取り扱う水等の流体が浸入しないように固定子
6の内面側を被覆し、モータ部1とポンプ部3と
を隔壁するようにしている。そして、この中間ケ
ーシング7には、一端のモータ側に位置する筒底
部の円板状の中央部の内面側にポンプ回転子2を
軸支するための軸受部8を凹設し、他端のポンプ
側となる筒状の周部に円環状のつば体9を外側方
へ突設してモータ部1の外周部の取着部10とポ
ンプ部3の外周部の固着部11とで着脱可能に挟
着できるようにし、内部にポンプ回転子2を側周
部の固定子6の電磁誘導力によつて回転自在に枢
着するようにしている。ポンプ回転子2は、円柱
状の誘導回転子12とうず巻状のポンプ羽根車1
3とをポリプロピレン等の合成樹脂で一体的成形
して形成し、この誘導回転子12の周部には、固
定子6に対向するように永久磁石14を円筒状に
埋設している。ポンプ回転子2の中央部に貫通し
た軸孔15には、両側に回転軸止め材16,17
をそれぞれ介して回転軸18を挿脱可能に挿着
し、回転軸18のポンプ部3側に挿入した軸輪1
9とモータ部1側に挿入する軸輪20とを介し
て、ポンプ回転子2を中間ケーシング7の軸受部
8とポンプケーシング21の中央端部に設けた軸
支部22とに回転自在に軸支するようにしてい
る。ポンプケーシング21はポンプ羽根車13を
内装し、取り扱う水等の流体を吸い込み、吐き出
す吸入口23と吐出口24とをポンプ羽根車13
の羽根車入口25、羽根車出口26にそれぞれ対
向するように外周部に設けてポンプ部2を形成す
るようにしている。モータ部1のモータケーシン
グ4の上記中間ケーシング7の軸受部8に対向す
る内面側の中央部には軸受部嵌合部27を設け
て、中間ケーシング7の軸受部8を設けた外面側
にやや突き出して設けた段設部8Aを上記軸受部
嵌合部27に嵌合して固定できるように配設し、
中間ケーシング7を筒底部の軸受部8の上記段設
部8Aと筒端部のつば体9との両側で強固に固定
できるようにしている。28は中間ケーシング7
との間を水密的に結合するパツキンのようなシー
ル体である。
しかして、本考案の電動ポンプを組み立てるに
あつては、回転軸18を所定の通り挿着したポン
プ回転子2を、回転軸18の端部を中間ケーシン
グ7の軸受部8、ポンプケーシング21の軸支部
22にそれぞれ軸着して中間ケーシング7とポン
プケーシング21とに回転自在に収納する。そし
て、モータケーシング4に上記ポンプ回転子2を
収納した中間ケーシング7を、モータケーシング
4のモータ底部側へ突出させた軸受部嵌合部27
に中間ケーシングの筒底部の段設部8Aを嵌着
し、中間ケーシング7の反対側の筒端部のつば体
9をモータ部1とポンプ部3のそれぞれの取着部
10と固着部11との間に挾着して固定具29で
結合してモータ部1にポンプ部3を装着するもの
である。このように中間ケーシングを筒底部側の
軸受部分と筒端部側のつば体との両側でモータ
部、ポンプ部に固定するため、中間ケーシングは
脱着できるにもかかわらず従来に比して強固に固
定でき、ポンプ回転子を安定よく旋回できるもの
である。また、ポンプ回転子を軸支する中間ケー
シングの軸受部分の外面の段設部をモータケーシ
ングの軸受部嵌合部に嵌着して固定するため、中
間ケーシングの位置決め精度を向上できるととも
に、中間ケーシングに軸支するポンプ回転子の中
心軸線をモータ部、ポンプ部の中心軸線に正確に
一致するようにでき、ポンプ回転子の中心軸の振
れやずれを防止できてポンプ性能を低下すること
もないものである。
第2図は本考案の他の実施例で、誘導回転子1
2とポンプ羽根車13とをねじ結合等で着脱可能
に結合してポンプ回転子2を一体的に形成したも
のである。
本実施例では、上記の他に誘導回転子とポンプ
羽根車とを適宜の結合にできるとともに、適宜に
交換することができるものである。
以上のように本考案にあつては、ポンプ回転子
を内装する中間ケーシングの一端の筒底部側の段
設部をモータ部の内面の軸受部嵌合部に嵌着する
ため、中間ケーシングをモータ部の内部の所定の
位置に正確にかつ簡単に位置決めできて着脱自在
に装着できるとともに、中間ケーシングを筒端部
のつば体部と上記した筒底部のポンプ回転子の軸
受部の段設部との両側で強固にモータ部、ポンプ
部に挟着して固定でき、ポンプ回転子をモータ
部、ポンプ部の中心位置に安定よく枢支でき、中
心軸線が振れたり、ずれたりすることなく安定し
て駆動できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部省略した概略
側断面図、第2図は同上の他の実施例の一部省略
した概略側断面図である。 1……モータ部、2……ポンプ回転子、3……
ポンプ部、4……モータケーシング、6……固定
子、7……中間ケーシング、8……軸受部、9…
…つば体、12……誘導回転子、13……ポンプ
羽根車、14……永久磁石、27……軸受部嵌合
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータ部の固定子によつて回転駆動される誘導
    回転子とポンプ部のポンプ羽根車とを一体的にし
    てポンプ回転子を構成し、モータ部に内設した固
    定子のポンプ回転子駆動側の内面を被覆して固定
    子側とポンプ部側とを隔壁する非磁性の有底筒状
    の中間ケーシングに上記ポンプ回転子を内装して
    ポンプ回転子を中間ケーシングとポンプ側のポン
    プケーシングとの間で軸支して固定子の電磁誘導
    力で回転駆動自在に形成した電動ポンプにおい
    て、固定子の内面を被覆する円筒状の中間ケーシ
    ングのポンプ側の一端部の筒状の周部に円環状の
    つば体を外周方へ突設してモータ部とポンプ部の
    外周部のそれぞれの取着部と固着部との間に脱着
    可能に挟着して固定自在とするとともに中間ケー
    シングの他端のモータ側となる筒底部の円板状の
    中央部の内面側にポンプ回転子軸受用の軸受部を
    凹設し、さらにこの軸受部を凹設した中間ケーシ
    ングの外面側にやや突出する段設部を突設し、上
    記段設部に対向したモータ部のモータケーシング
    の内面側の中央部に上記段設部を嵌装して固定す
    るための軸受部嵌合部を設け、中間ケーシングの
    上記段設部をモータケーシングの軸受部嵌合部に
    嵌着するとともに中間ケーシングの他端部のポン
    プ側の円環状のつば体を上記したモータ部とポン
    プ部の外周部のそれぞれの取着部と固着部との間
    に挟着して固定し、ポンプ回転子を上記固着した
    中間ケーシングの軸受部とポンプケーシング側に
    設けた軸支部との間に軸着してモータ部の固定子
    の電磁誘導力で中間ケーシングを介して回転駆動
    自在に形成したことを特徴とする電動ポンプ。
JP16222282U 1982-10-26 1982-10-26 電動ポンプ Granted JPS58108293U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16222282U JPS58108293U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 電動ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16222282U JPS58108293U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 電動ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58108293U JPS58108293U (ja) 1983-07-23
JPS6115278Y2 true JPS6115278Y2 (ja) 1986-05-12

Family

ID=30101969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16222282U Granted JPS58108293U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 電動ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58108293U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072018A (ja) * 2015-01-20 2015-04-16 株式会社鷺宮製作所 遠心ポンプ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4969602B2 (ja) * 2009-04-07 2012-07-04 三菱電機株式会社 ポンプ及びヒートポンプ式給湯装置及びポンプの製造方法
US10574114B2 (en) * 2017-05-02 2020-02-25 Moog Inc. Electric motor for use in pressurized fluid environment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072018A (ja) * 2015-01-20 2015-04-16 株式会社鷺宮製作所 遠心ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58108293U (ja) 1983-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110873061B (zh) 泵体及用于泵体的转子组件的制造方法
US4678409A (en) Multiple magnetic pump system
US3802804A (en) Magnetically coupled pump structure
JPS6259793U (ja)
JPS6115278Y2 (ja)
TW460658B (en) Centrifugal pump unit
WO2023221377A1 (zh) 一种防水泵体
JPS6244155Y2 (ja)
JPH0754636Y2 (ja) マグネットポンプ
JPS6365832B2 (ja)
JPH0544559Y2 (ja)
JPH0112518Y2 (ja)
JP2551711Y2 (ja) ポンプ用マグネットカップリング
JPS63314394A (ja) 遠心ポンプ
CN212985537U (zh) 流体泵
JP7488143B2 (ja) ポンプ装置
JPH0145242Y2 (ja)
JP2777658B2 (ja) ヒューガルポンプ
CN113958510A (zh) 泵装置
JP2001304165A (ja) 磁気結合ポンプ
JP3702657B2 (ja) 密封性を高めた弁駆動用モータ
JP2021046794A (ja) ポンプ装置
JPH0245691A (ja) マグネットポンプ
JPS63314395A (ja) 遠心ポンプ
JP2024018119A (ja) モータおよびポンプ装置