JPS61152299A - 酸素検知剤 - Google Patents

酸素検知剤

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JPS61152299A
JPS61152299A JP27339384A JP27339384A JPS61152299A JP S61152299 A JPS61152299 A JP S61152299A JP 27339384 A JP27339384 A JP 27339384A JP 27339384 A JP27339384 A JP 27339384A JP S61152299 A JPS61152299 A JP S61152299A
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JP
Japan
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water
repellent
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oxygen
methylene blue
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JP27339384A
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JPH0533347B2 (ja
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Shigeru Kawamuki
川向 茂
Katsutoshi Sadamoto
定本 勝年
Hironori Kanehara
金原 啓紀
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Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酸素検知剤に係り、さらに詳しくは酸化還元
色素の呈色反応を利用した酸素検知剤に関する。
酸素検知剤は2食品等の腐敗を防止するために。
食品バンク等に密封される脱酸素剤の効力を感知するた
め、脱酸素剤の梱包に同封され、また脱酸素剤と共に食
品パンク等に同封して使用される。
さらに、嫌気性の微生物反応装置の空気漏れの検出等に
使用することができる。
〔従来の技術〕
酸化還元色素の呈色反応を利用した酸素検知剤は古くか
ら知られており1種々の酸素検知剤が上布されている。
その代表的なものは、メチレンブルー等の酸化還元色素
、D−グルコース等の還元性糖類およびアルカリ土類金
属等の固体塩基物質からなる組成物を打錠成形した錠剤
(特認昭56−24906号公報参照)である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
既存の酸素検知剤は、比較的に乾燥した雰囲気において
は充分にその機能を果すが、魚介類の半乾燥品、菓子類
等比較的に水分の多い食品等のパンク内に同封して使用
する場合、その使用雰囲気が高湿度であることにより、
水分を吸収して崩壊し易く、特に色素が製剤表面に溶出
し、製剤の包装材9食品の包装材1食品向体等に転写す
欠陥がある。
本発明は、高湿度雰囲気中において、安定使用が可能な
特に色素の溶出転写性の改良された酸素検知剤を提供す
ることをその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、メチレンブルー、還元性糖類、塩基性物質、
水酸化アルミニウムおよび所望により添加される添加剤
からなる組成物に、さらに撥水性結合剤および撥水性調
整剤を添加した混合物を成形してなる酸素検知剤である
本発明において1組成物を顆粒剤5錠剤等に成形するこ
とを目的とする結合剤として、撥水性結合剤を使用する
。撥水性結合剤として、難水溶性結合剤として一般に使
用される。たとえば、エチルセルロース等の難水溶性セ
ルロース誘導体、ポリビニルアセタールジエチルアミノ
アセテート(AEA)、セルロースアセテートフタレー
ト(cAP)、  シェラツク等の難水溶性高分子物質
が使用できる。これらの撥水性結合剤は、1種を単独で
、また2種以上を混合して使用することができ。
その使用量は、メチレンブルー、還元性糖類、塩基性物
質、水酸化アルミニウム、および隠ぺい剤等の添加剤か
らなる総量の4〜20重量%である。
撥水性結合剤と共に用いる撥水性調整剤は、親水性で、
かつ、適度の水溶性を有する物質であればよく、親水性
結合剤として一般に使用される。
たとえば、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、
ポリアクリル酸、ヒドロキシプロピルセルロース等の水
溶性の天然または合成高分子物質が好”ましく使用でき
る。これらの1種の単独または2種以上の混合物を撥水
性調整剤として、前記組成物の総量の0.1〜2.0重
量%使用する。
メチレンブルー、還元性糖類及び塩基性物質は。
酸素検知剤に呈色反応を起こさせる成分として公知の成
分である。
メチレンブルーは、酸化還元色素として代表的なもので
あり、還元型は無色であり酸化型に変ることにより青色
を呈する。メチレンブルーに代えて、ニューメチレンブ
ルー、ラウスハイオレソト。
メチレングリーン、メチレンブルーの錯塩類等を使用し
てもよい。
還元性糖類は、アルカリの存在下にメチレンブルーを還
元し、無色の還元型に保持する。還元性糖類として、D
−グルコース、D−キシロース。
D−ラクトース、D−ガラクトース等が使用でき。
還元力、入手の容易さ等を考慮するとD−グルコースま
たはD−キシロースの使用が好ましい。塩基性物質は、
還元助剤として使用するが、製剤への成形を考慮すると
固体塩基性物質の使用が好ましく、PH緩衝能を有する
固体塩基性物質の使用がさらに好ましい。たとえば、リ
ン酸、炭酸、ケイ酸、有機酸等の弱酸のアルカリ金属塩
類または。
アルカリ土類金属塩類が好ましく使用される。
水酸化アルミニウムは、前記成分の製剤時において一般
に使用される担体の一種として使用する。
所望により添加される添加剤として製剤を着色するため
の着色剤、製剤の色、特に発色時の色を明るく鮮やかな
見やすい色とするため隠ペイ剤などがある。
着色剤としては、酸素検知剤が食品包装に同封使用され
−る点を考慮すると2食添着色剤を用いるのが好ましい
隠ペイ剤としては、酸化チタン等の白色顔料が使用され
る。
メチレンブルー、還元性ti 類、塩基性物質、水酸化
アルミニウムおよび添加剤からなる組成物は。
組成物の100重量部に対し、0.001〜10重量部
、好ましくは0.03〜0.15重量部のメチレンブル
ー、1〜30重量部、好ましくは1〜10重量部の還元
性糖類、還元性糖類1重量部に対して0.05〜1重量
部の塩基性物質、所望の色調の得られる着色量、隠ぺい
剤等の添加剤および残担体としての水酸化アルミニウム
からなる組成物である。
本発明の酸素検知剤は、前記組成物に前記撥水性結合剤
および撥水性調整剤を添加した混合物を顆粒剤4錠剤等
の取扱いが容易な剤形の製剤に成形したものである。
前記混合物の所望の剤形への製剤は公知の方法により行
うことができる。たとえば、水溶性成分は水溶液として
、溶剤溶解性成分は有機溶剤溶液として、また担体等は
固体として良く混合し、攪拌下に加温して、水およびア
ルコール等の有機溶剤を蒸発乾燥することにより顆粒剤
を製造することができる。またこの顆粒剤にステアリン
酸カルシウム等の滑沢剤を添加して、常法により打錠成
形することにより錠剤を製造することができる。
〔作用〕
本発明において、酸素検知剤を顆粒剤9錠剤等の剤形に
成形するために使用する結合剤として撥水性結合剤を使
用することにより、製剤の吸湿による崩壊が防止でき、
高湿度雰囲気下における強度が増加する。しかしながら
、撥水性結合剤のみの使用では撥水性が大きすぎるため
、雰囲気温度の変化等により製剤表面に水分が凝集して
付着し。
その部分に製剤中の水易溶性成分特にメチレンブルー、
着色剤等が抽出され、ひいては包装材等にこれらが転写
する。
撥水性結合剤と共に添加する撥水性調整剤は製剤の撥水
性を調節し、製剤表面へ付着する水分を製剤内部に吸収
し、水分の製剤表面への凝集付着を防止する。したがっ
て撥水性調整剤として、親水性のそれ自体製剤時の結合
剤として使用可能な水溶性の天然または合成高分子物質
が好ましく使用される。撥水性調整剤の使用量が小さす
ぎると、その調整効果が充分でなく、また多すぎると多
量に水分を吸収して製剤の強度が低下し、特に高湿度雰
囲気下における安定性が悪くなり、また表面にベトつき
を生ずる場合もある。撥水性調整剤の使用量は撥水性結
合剤の種類およびその使用量により異るが、前記組成物
の総量の0.1〜2゜0重量%とすることが好ましい。
〔実施例〕
本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
ただし2本発明の範囲は下記実施例により何等限定され
るものではない。
以下の実施例において組成量を表す部は重量基準である
〔酸素検知剤の製造〕
水酸化アルミニウム=382・5部、酸化チタ:/(1
!!べい剤):20・0部および1B水性結合剤として
のエチルセルロース(バーキュレスN−100・バーキ
ュレス社製)=50・0部をを含有するエタノール溶液
を11のニーグーに仕込み。
加温下に混合し、エタノールの一部を蒸発させた。
ついで、メチレンブルー:0・4部を含有するエタノー
ル溶液および赤色106号(着色剤)=0゜04部を含
有する水溶液を添加して、さらに加温下に混合し、エタ
ノールのは\゛全量蒸発させた。
(Ω水性調整剤としてのポリビニルアルコール(クラl
/@製)=2部を含有する水溶液をさらに添加し、加温
下に混合して乾燥させた。ついでD(+)−キシロース
(還元性11!類)=35部およびリン酸三ナトリウム
・12水塩(塩基性物質)を含有する水溶液を添加し、
加温下に混合し、乾燥して顆粒を得た。
得られた顆粒中の水分は、3.5%であった。
得られた顆粒にステアリン酸カルシウム(滑沢剤):1
0部を添加混合し、打錠機を用いて打錠成形し、青色の
錠剤を得た。
撥水性調整剤の種類および使用量を代え、他は。
前記と同様に処理し9錠剤を製造した。 また。
比較として撥水性調整剤を添加しないで錠剤を製造した
各錠剤の製造に使用した各成分の組成量を第1表中に示
す。
〔酸素検知剤の評価試験〕
(1)応答速度試験 前記製造した錠剤を、酸素濃度0.1%以下の窒素雰囲
気中に保持し、脱色した。脱色後、空気中に取出し、再
び着色した。この操作を1日毎に15回繰返し、脱色に
要する時間を測定し、その平均値を求めた。
脱色時間の測定結果(平均値)を第1表中に示す。
(2)耐湿性試験 ′ 錠剤を小穴を明けた透明なプラスチック製の小袋に1個
づつ入れヒートシールし、脱酸素剤(日本曹達■製)を
200個入れたポリ袋に同封し密封した。ポリ袋内の2
5℃における相対湿度は90%であった。
このポリ袋を室温に放置し9錠剤中の色素が錠剤表面に
凝集し9錠剤表面の色調にムラができるまでの日数(撥
水日数という。)および9色素が包装フィルムに転写す
る日数(転写日数という。)を測定した。
18水日数および転写日数の測定結果(平均値)を第1
表中に示す。
〔発明の効果〕
本発明の酸素検知剤は、前記実施例に示す如く。
高湿度雰囲気下における色素の溶出、転写性が撥水性結
合剤のみを使用した製剤(比較例参照)に比較して著し
く改善されておりしかもその呈色性は何等の影響も受け
ない。したがって、高湿度雰囲気中において安定に使用
できる。また通常の条件下における長期保存安定製も改
良された酸素検知剤である。
本発明は、高湿度雰囲気中における安定性に優れた酸素
検知剤を提供するものであり、その産業的意義は極めて
大きい。
特許出願人(430)日本曹達株式会社代理人  (6
286)伊藤 晴之 (7125)構出 吉美

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)メチレンブルー、還元性糖類、塩基性物質、水酸
    化アルミニウムおよび所望により添加さる添加剤からな
    る組成物に、さらに撥水性結合剤および撥水性調整剤を
    添加した混合物を成形してなる酸素検知剤。 (2)撥水性結合剤が、エチセルロース、ポリビニルア
    セタールジエチルアミノアセテート、セルロースアセテ
    ートフタレートおよびシェラックからなる群より選ばれ
    た1種または2種以上である特許請求の範囲第(1)項
    記載の酸素検知剤(3)撥水性調整剤が、ポリビニルア
    ルコール、ポリアクリル酸、メチルセルロース、ヒドロ
    キシプロピルセルロースからなる群より選ばれた1種ま
    たは2種以上である特許請求の範囲第(1)項記載の酸
    素検知剤 (4)剤形が顆粒剤または錠剤である特許請求の範囲第
    (1)項記載の酸素検知剤
JP27339384A 1984-12-26 1984-12-26 酸素検知剤 Granted JPS61152299A (ja)

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