JPS61152128A - デジタル・アナログ変換回路 - Google Patents
デジタル・アナログ変換回路Info
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- JPS61152128A JPS61152128A JP27296784A JP27296784A JPS61152128A JP S61152128 A JPS61152128 A JP S61152128A JP 27296784 A JP27296784 A JP 27296784A JP 27296784 A JP27296784 A JP 27296784A JP S61152128 A JPS61152128 A JP S61152128A
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- current
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はMOS)ランジスタを電流源として使用するデ
ジタル・アナログ変換回路に係り、特にグリッチ軽減に
好適なデジタル・アナログ変換回路に関する。
ジタル・アナログ変換回路に係り、特にグリッチ軽減に
好適なデジタル・アナログ変換回路に関する。
MOS)ランジスタを電流源として使用したデジタル・
アナログ変換回路として、例えば、特開昭58−608
22号公報に示されているように、MOSトランジスタ
のゲートにデジタル信号を入力し、MOSトランジスタ
のゲート信号を制御して導通および非導通の状態を与え
、かつ、MOS)ランジスタの導通状態で定電流となる
特性を利用し、デジタル信号の各ビットに対する重み付
けをMOS)う/ジスタの個数を変える事で実現する回
路が知られている。この回路は、単調増加性が保証でき
、高周波動作が可能で、比較的簡単な回路で構成できる
という利点があるものの、入力デジタル信号が変化する
時に出力に生じるひげのような細いパルス性雑音(以下
グリッチと称す)が生じるという欠点がある。デジタル
信号の最下位ビットの遷移による出力変化をILSBと
すると、このグリッチがILSB以上になると誤動作と
なる。このグリッチを取り除く方法としては、例えば日
経エレクトロニクス1979.9.17号P、158に
記載されているような、サンプル・ホールド回路を用い
る事が知られている。
アナログ変換回路として、例えば、特開昭58−608
22号公報に示されているように、MOSトランジスタ
のゲートにデジタル信号を入力し、MOSトランジスタ
のゲート信号を制御して導通および非導通の状態を与え
、かつ、MOS)ランジスタの導通状態で定電流となる
特性を利用し、デジタル信号の各ビットに対する重み付
けをMOS)う/ジスタの個数を変える事で実現する回
路が知られている。この回路は、単調増加性が保証でき
、高周波動作が可能で、比較的簡単な回路で構成できる
という利点があるものの、入力デジタル信号が変化する
時に出力に生じるひげのような細いパルス性雑音(以下
グリッチと称す)が生じるという欠点がある。デジタル
信号の最下位ビットの遷移による出力変化をILSBと
すると、このグリッチがILSB以上になると誤動作と
なる。このグリッチを取り除く方法としては、例えば日
経エレクトロニクス1979.9.17号P、158に
記載されているような、サンプル・ホールド回路を用い
る事が知られている。
しかし、この方法では、サンプリングパルスの生成回路
とホールド回路が必要なため回路が複雑となり、さらに
デジタル・アナログ変換回路の性能はサンプル・ホール
ド回路によって制約されてしまい高周波動作が困難とな
る。
とホールド回路が必要なため回路が複雑となり、さらに
デジタル・アナログ変換回路の性能はサンプル・ホール
ド回路によって制約されてしまい高周波動作が困難とな
る。
本発明の目的は、上述し7’eMOSトランジスタ構成
デジタル・アナログ変換回路のグリッチ除去回路の欠点
をなくし、簡単な回路構成でグリッチが軽減でき高周波
動作が可能なデジタル・アナログ変換回路を提供するこ
とにある。
デジタル・アナログ変換回路のグリッチ除去回路の欠点
をなくし、簡単な回路構成でグリッチが軽減でき高周波
動作が可能なデジタル・アナログ変換回路を提供するこ
とにある。
グリッチの原因が、電流源として用いるMOSトランジ
スタの、入力信号の立上り、立下りによる出力応答の時
間差によるものであり、その時間差はMOS)ランジス
タの電流が流れ始めるスレッシュホールド電圧(以下、
vthと略す)の存在による事に着目し、本発明では、
MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧(以下、V
G sと略す)をvthから動作領域に至る電圧の範囲
で変化させるように、MOS)ランジスタの入力信号を
制御するようにしたものである。
スタの、入力信号の立上り、立下りによる出力応答の時
間差によるものであり、その時間差はMOS)ランジス
タの電流が流れ始めるスレッシュホールド電圧(以下、
vthと略す)の存在による事に着目し、本発明では、
MOSトランジスタのゲート・ソース間電圧(以下、V
G sと略す)をvthから動作領域に至る電圧の範囲
で変化させるように、MOS)ランジスタの入力信号を
制御するようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。第1図
において、1〜15はMOS)う/ジスタ、16は負荷
抵抗、17〜19はデジタル信号入力端子、20はグリ
ッチ補償電圧供給線、21は出力線である。また、第4
図において22〜24はMOSトランジスタ、25は負
荷抵抗、26はデジタル入力端子、27は反転回路出力
線、2Bは電流源出力線である。さらに、第8図におい
て29はグリッチ補償電圧供給端子である。
において、1〜15はMOS)う/ジスタ、16は負荷
抵抗、17〜19はデジタル信号入力端子、20はグリ
ッチ補償電圧供給線、21は出力線である。また、第4
図において22〜24はMOSトランジスタ、25は負
荷抵抗、26はデジタル入力端子、27は反転回路出力
線、2Bは電流源出力線である。さらに、第8図におい
て29はグリッチ補償電圧供給端子である。
まず、実施例の動作を説明するため、第2図。
第3図を用いてMOSトランジスタの特性について説明
する。第2図のMOS)ランジスタはNチャネルのエン
ハンスメント形を示したもので、VG8とドレインを流
れる電流(以下、IDと略す)との関係は第3図に示す
ような特性となり、YGsに対してIDが流れない不感
帯が存在する。IDが流れ始めるVG8をvthとする
と、このvthの存在により電流スイッチ出力の立上り
時間と立下り時間に差が生じグリッチ発生の原因となる
。これを第4図、第5図、第6図を用いて詳細に説明す
る。第4図において、MOSトランジスタ22.25は
反転回路を形成しており、MOS)ランジスタ24は電
流源である。今、デジタル入力端子26に第5図の入力
信号として示すOvから電源電圧(以降、vccと略す
)に遷移する信号が加えられた場合、反転回路出力線2
7に現れる信号は第5図の反転回路出力として示す信号
となる。すなわち、第4図のMOSトランジスタ25の
vthをVthzsとすると、第5図の入力信号におい
てOvからVthz3まではMOSトランジスタ23が
OFF 状態でMOS)う/ジメタ22がON状態で
あるため反転回路出力はVccのままであり、入力信号
がVth23を越えて初めてMOS)ランラスタ25#
iON状態となり反転回路出力は立下り始める。そのな
めに、入力信号がVthzsまで立上るに要する時間t
sだけ反転回路出力は遅延する。また、第4図における
MOSトランジ、x、 夕22(7) VthをVth
zz トf ルと、入力信号力(Vcc −VtbB
) カらvee Jl!: 立上るまでの時間t2の期
間は第4図におけるMOSトランジスタ22がOFF状
態となるため反転回路出力のOvへの立下り時間はt2
だけ早くなる。
する。第2図のMOS)ランジスタはNチャネルのエン
ハンスメント形を示したもので、VG8とドレインを流
れる電流(以下、IDと略す)との関係は第3図に示す
ような特性となり、YGsに対してIDが流れない不感
帯が存在する。IDが流れ始めるVG8をvthとする
と、このvthの存在により電流スイッチ出力の立上り
時間と立下り時間に差が生じグリッチ発生の原因となる
。これを第4図、第5図、第6図を用いて詳細に説明す
る。第4図において、MOSトランジスタ22.25は
反転回路を形成しており、MOS)ランジスタ24は電
流源である。今、デジタル入力端子26に第5図の入力
信号として示すOvから電源電圧(以降、vccと略す
)に遷移する信号が加えられた場合、反転回路出力線2
7に現れる信号は第5図の反転回路出力として示す信号
となる。すなわち、第4図のMOSトランジスタ25の
vthをVthzsとすると、第5図の入力信号におい
てOvからVthz3まではMOSトランジスタ23が
OFF 状態でMOS)う/ジメタ22がON状態で
あるため反転回路出力はVccのままであり、入力信号
がVth23を越えて初めてMOS)ランラスタ25#
iON状態となり反転回路出力は立下り始める。そのな
めに、入力信号がVthzsまで立上るに要する時間t
sだけ反転回路出力は遅延する。また、第4図における
MOSトランジ、x、 夕22(7) VthをVth
zz トf ルと、入力信号力(Vcc −VtbB
) カらvee Jl!: 立上るまでの時間t2の期
間は第4図におけるMOSトランジスタ22がOFF状
態となるため反転回路出力のOvへの立下り時間はt2
だけ早くなる。
さらに、この反転回路出力が第4図の電流源として用い
ているMOSトランジスタ24のゲートに入力されると
、電流源出力線28に現れる信号は第5図の電流源出力
として示す信号となる。
ているMOSトランジスタ24のゲートに入力されると
、電流源出力線28に現れる信号は第5図の電流源出力
として示す信号となる。
すなわち、第5図において、反転回路出力がVccから
立下ると電流源用MOSトランジスタ24のvGsが減
少するため電流源 力はOvから即座に立上る。一方、
′電流源用MOSトランジスタ24のvthをVth2
4とすると、反転回路出力がVth24からOvまで立
下る期間は電流源用MOSトランジスタのVO2はVt
h24以下となるために、電流源用〜【OSトランジス
タはOFF状態となる。したがって、反転回路出力のV
thz4からOvまで立下るに要する時間t3だけ、電
流源出力の立上り完了時間は早くなる。
立下ると電流源用MOSトランジスタ24のvGsが減
少するため電流源 力はOvから即座に立上る。一方、
′電流源用MOSトランジスタ24のvthをVth2
4とすると、反転回路出力がVth24からOvまで立
下る期間は電流源用MOSトランジスタのVO2はVt
h24以下となるために、電流源用〜【OSトランジス
タはOFF状態となる。したがって、反転回路出力のV
thz4からOvまで立下るに要する時間t3だけ、電
流源出力の立上り完了時間は早くなる。
すなわち、第5図に示すように、OvからvCCに遷移
する入力信号に対して、電流源出力は、立上り開始時が
t1遅延し、立上り完了がtz + t3=ta早くな
る信号となる。
する入力信号に対して、電流源出力は、立上り開始時が
t1遅延し、立上り完了がtz + t3=ta早くな
る信号となる。
一方、第6図の入力信号として示すVccからOvに立
下る信号が第4図のデジタル入力端子26に加えられた
場合、反転回路出力は前述と同様の考え方により入力信
号に対して、立上り開始rit 2遅延し立上り完了は
tl早くなる。さらに、この反転回路出力による電流源
の出力は、反転回路出力のOvからVthz4に立上る
に要する時間t3だけ立下り開始時が遅れる0すなわち
、第6図に示すように、VccからQvに遷移する入力
信号に対しては、電流源出力は、立下り開始時がtz
+ ts = tn遅延し、立下り完了がtl早くなる
信号となる。
下る信号が第4図のデジタル入力端子26に加えられた
場合、反転回路出力は前述と同様の考え方により入力信
号に対して、立上り開始rit 2遅延し立上り完了は
tl早くなる。さらに、この反転回路出力による電流源
の出力は、反転回路出力のOvからVthz4に立上る
に要する時間t3だけ立下り開始時が遅れる0すなわち
、第6図に示すように、VccからQvに遷移する入力
信号に対しては、電流源出力は、立下り開始時がtz
+ ts = tn遅延し、立下り完了がtl早くなる
信号となる。
したがって、wc4図のデジタル入力端子26に加える
信号がOvからVccへの立上り信号か、vCCからO
vへの立下り信号かによって、電流源出力線28に現わ
れる信号の遷移開始時間が異なることになる。すなわち
、第7図に示すように、デジタルアナログ変換器(以降
、D/A変換器と略す)の入力信号の遷移開始時間が同
一であっても、前述のvthの影響により、各ビットに
対する電流源出力に時間的ずれが生じ第7図に示すよう
なグリッチが発生する。
信号がOvからVccへの立上り信号か、vCCからO
vへの立下り信号かによって、電流源出力線28に現わ
れる信号の遷移開始時間が異なることになる。すなわち
、第7図に示すように、デジタルアナログ変換器(以降
、D/A変換器と略す)の入力信号の遷移開始時間が同
一であっても、前述のvthの影響により、各ビットに
対する電流源出力に時間的ずれが生じ第7図に示すよう
なグリッチが発生する。
そこで、グリッチの原因となるvthの影響を取り除く
ために、第8図に示すように、グリッチ補償′−圧供給
端子29に電流源用のMOSトランジスタ24のvth
に相当する電圧Vth24を供給する。このような回路
構成とすると、反転回路出力のLOWレベルはVthz
4となり、電流源用MOSトランジスfi 240 V
owはvth24カらVccまでの範囲で変化するため
、電流源用MOSトランジスタ24は不感帯がなくなり
、反転回路出力の遷移開始に即応して電流源出力は遷移
する。
ために、第8図に示すように、グリッチ補償′−圧供給
端子29に電流源用のMOSトランジスタ24のvth
に相当する電圧Vth24を供給する。このような回路
構成とすると、反転回路出力のLOWレベルはVthz
4となり、電流源用MOSトランジスfi 240 V
owはvth24カらVccまでの範囲で変化するため
、電流源用MOSトランジスタ24は不感帯がなくなり
、反転回路出力の遷移開始に即応して電流源出力は遷移
する。
すなわち、第9図において叡からVacに立上る入力信
号に対して反転回路はtlだけ遅延して立下りを開始し
、LOWレベルのVth*4まで立下9完了する時間は
tzだけ早くなる。そして電流源出力は、反転回路出力
がVccからVthzaまでの立下り信号であるので反
転回路出力のレベル遷移時間に即応し、入力信号の立上
り開始時に対してtlの遅延を生じ、入力信号の立上り
完了時に対してtz早く立上りを完了する信号となる。
号に対して反転回路はtlだけ遅延して立下りを開始し
、LOWレベルのVth*4まで立下9完了する時間は
tzだけ早くなる。そして電流源出力は、反転回路出力
がVccからVthzaまでの立下り信号であるので反
転回路出力のレベル遷移時間に即応し、入力信号の立上
り開始時に対してtlの遅延を生じ、入力信号の立上り
完了時に対してtz早く立上りを完了する信号となる。
一方、第10図に示すようなVeeからOvへ立下る入
力信号に対しては、反転回路出力は前述と同様の考え方
により立上り開始がtx遅延し、立上り完了がtl早く
なる。そのために、電流源出力は、その入力信号である
反転回路出力がVthz4からvCCへの立上り信号で
あるため、反転回路出力の遷移時間に即応し、入力信号
の立下り開始時に対してtzの遅延を生じ、入力信号の
立下り完了時に対してtlだけ早く立下りを完了する信
号となる。ここで、jl及びtzは反転回路のVthz
3+ Vthzzと入力信号の立上り、立下り時間によ
って決まるもので、Vth23中Vtbzzとするよう
にMOS)ランジスタを選び、かつ、入力信号の立上シ
、立下り特性を直線近似することで、il中t2と考え
ることができる。
力信号に対しては、反転回路出力は前述と同様の考え方
により立上り開始がtx遅延し、立上り完了がtl早く
なる。そのために、電流源出力は、その入力信号である
反転回路出力がVthz4からvCCへの立上り信号で
あるため、反転回路出力の遷移時間に即応し、入力信号
の立下り開始時に対してtzの遅延を生じ、入力信号の
立下り完了時に対してtlだけ早く立下りを完了する信
号となる。ここで、jl及びtzは反転回路のVthz
3+ Vthzzと入力信号の立上り、立下り時間によ
って決まるもので、Vth23中Vtbzzとするよう
にMOS)ランジスタを選び、かつ、入力信号の立上シ
、立下り特性を直線近似することで、il中t2と考え
ることができる。
したがって、第8図に示す回路構成とすると、デジタル
入力端子26に加える信号がOvからvccへの立上シ
信号であっても、vccからOvへの立下9信号であっ
ても第9図、 gio図に示すように電流源出力のレベ
ル遷移開始は原理的に同一時間とすることができる。
入力端子26に加える信号がOvからvccへの立上シ
信号であっても、vccからOvへの立下9信号であっ
ても第9図、 gio図に示すように電流源出力のレベ
ル遷移開始は原理的に同一時間とすることができる。
以下、この原理を応用した実施例を第1図により説明す
る。第1図は3ビツト入力の場合のデジタル・アナログ
変換回路を示したものであり、デジタル入力端子17.
18.19のうち端子19にデジタル信号の最下位ビッ
ト信号が入力され、端子18に次のビット信号、そして
端子17に最上位ビット信号が入力される。MOSトラ
ンジスタ1.2および3.4さらに5.6はデジタル信
号入力に対するバッファ回路兼反転回路である。この反
転回路の出力は、デジタル信号入力によって、電源電圧
とMo8)ランジスタ2゜4.6のソースが接続されて
いるグリッチ補償電圧供給線20の電位の2値間で変化
する。また、Mo8)ランジスタ9〜15は同一特性の
MOSトランジスタであり、電流源として、デジタル信
号の各ビットに対応した個数のMOSトランジスタのゲ
ートが、それぞれのデジタル信号入力に対する反転回路
に接続されている。さらに、Mo8)ランジスタフ、8
はグリッチ補償電圧供給線20の電位、すなわち電流源
用MOSトランジスタ9〜15のvthに相当する電位
を供給するためのMo8)ランジスタであり、Mo8)
ランジスタフ、8の内部抵抗の比でVccを分圧して作
り出している。
る。第1図は3ビツト入力の場合のデジタル・アナログ
変換回路を示したものであり、デジタル入力端子17.
18.19のうち端子19にデジタル信号の最下位ビッ
ト信号が入力され、端子18に次のビット信号、そして
端子17に最上位ビット信号が入力される。MOSトラ
ンジスタ1.2および3.4さらに5.6はデジタル信
号入力に対するバッファ回路兼反転回路である。この反
転回路の出力は、デジタル信号入力によって、電源電圧
とMo8)ランジスタ2゜4.6のソースが接続されて
いるグリッチ補償電圧供給線20の電位の2値間で変化
する。また、Mo8)ランジスタ9〜15は同一特性の
MOSトランジスタであり、電流源として、デジタル信
号の各ビットに対応した個数のMOSトランジスタのゲ
ートが、それぞれのデジタル信号入力に対する反転回路
に接続されている。さらに、Mo8)ランジスタフ、8
はグリッチ補償電圧供給線20の電位、すなわち電流源
用MOSトランジスタ9〜15のvthに相当する電位
を供給するためのMo8)ランジスタであり、Mo8)
ランジスタフ、8の内部抵抗の比でVccを分圧して作
り出している。
今、デジタル入力端子17にHiからLOWレベルに立
下る信号が入力され、デジタル入力端子18、19にL
OWレベルかうHiレベルへ立上る信号が入力され念場
合、MOSトランジスタ1゜2の反転回路の出力は、グ
リッチ補償電圧供給線20の電位、すなわち電流源のv
th電位から電源電圧Vccに立上り、一方MOSトラ
ンジスタ5.4の反転回路及びMo8)ランジスタ5゜
6の反転回路の出力は、vccからvthに立下る信号
となる。そのため、電流源用MOSトランジスタ9〜1
2はOFF状態からON状態に切換わり電流源4個分の
電流が負荷抵抗に流れ始めMOSトランジスタ13〜1
5はON状態からOFF状態に切換わり電流源5個分の
電流が流れなくなる。このとき、反転回路の出力、すな
わち電流源の入力は、vthとVccの間で変化するた
め電流源は缶からvth間の不感帯の影響を受けず反転
回路の出力に即応する。したがってこの場合、負荷抵抗
16に流れる電流は電流源3個分から4個分へと増加し
、しかも、その変化時にお゛けるグリッチを生じない。
下る信号が入力され、デジタル入力端子18、19にL
OWレベルかうHiレベルへ立上る信号が入力され念場
合、MOSトランジスタ1゜2の反転回路の出力は、グ
リッチ補償電圧供給線20の電位、すなわち電流源のv
th電位から電源電圧Vccに立上り、一方MOSトラ
ンジスタ5.4の反転回路及びMo8)ランジスタ5゜
6の反転回路の出力は、vccからvthに立下る信号
となる。そのため、電流源用MOSトランジスタ9〜1
2はOFF状態からON状態に切換わり電流源4個分の
電流が負荷抵抗に流れ始めMOSトランジスタ13〜1
5はON状態からOFF状態に切換わり電流源5個分の
電流が流れなくなる。このとき、反転回路の出力、すな
わち電流源の入力は、vthとVccの間で変化するた
め電流源は缶からvth間の不感帯の影響を受けず反転
回路の出力に即応する。したがってこの場合、負荷抵抗
16に流れる電流は電流源3個分から4個分へと増加し
、しかも、その変化時にお゛けるグリッチを生じない。
このように、本実施例によれば、MOSトランジスタ2
個の内部抵抗の比で電源電圧を分圧し、電流源用MOS
トランジスタのvthに相当する電位を作りだし、電流
源用MOSトランジスタの入力信号のLOWレベルをv
thとすることでグリッチが軽減でき、非常に簡単な回
路構成でグリッチ軽減が実現できる。
個の内部抵抗の比で電源電圧を分圧し、電流源用MOS
トランジスタのvthに相当する電位を作りだし、電流
源用MOSトランジスタの入力信号のLOWレベルをv
thとすることでグリッチが軽減でき、非常に簡単な回
路構成でグリッチ軽減が実現できる。
以上の実施例においては、vthに相当する電圧をMO
Sトランジスタ2個による分圧で供給する方式としなが
、固定抵抗による分圧でも、外部電源からの供給でもよ
い。
Sトランジスタ2個による分圧で供給する方式としなが
、固定抵抗による分圧でも、外部電源からの供給でもよ
い。
また、以上の実施例においては、電流源用MOSトラン
ジスタはNチャネルを使用したが、PチャネルのMo8
)ランジスタを使用しても同様の考え方により、電流源
用MOSトランジスタのドレイン電流が流れ始めるゲー
ト・ソース間電圧vthから動作領域に至るゲート・ソ
ース間電圧で電流源用MOSトランジスタを動作させる
ように、電流源用MOSトランジスタの入力信号を制御
するという点において本発明に含まれることは明らかで
ある。
ジスタはNチャネルを使用したが、PチャネルのMo8
)ランジスタを使用しても同様の考え方により、電流源
用MOSトランジスタのドレイン電流が流れ始めるゲー
ト・ソース間電圧vthから動作領域に至るゲート・ソ
ース間電圧で電流源用MOSトランジスタを動作させる
ように、電流源用MOSトランジスタの入力信号を制御
するという点において本発明に含まれることは明らかで
ある。
さらに、以上の実施例は5ビツトについて示し念もので
あるが、他の異なるビット数についても同様にして構成
できることは明らかである。
あるが、他の異なるビット数についても同様にして構成
できることは明らかである。
なお、本実施例では、電流源用1IIIIOSトランジ
スタの入力信号電圧のLOWレベルをvthとして、原
理的に、グリッチを除去できると説明したが、例えば、
vthから多少異なった電圧の場合であっても、入力信
号の立上り、立下り時間が短時間の条件では電流源出力
のレベル遷移開始時間をほぼ同一とすることができる。
スタの入力信号電圧のLOWレベルをvthとして、原
理的に、グリッチを除去できると説明したが、例えば、
vthから多少異なった電圧の場合であっても、入力信
号の立上り、立下り時間が短時間の条件では電流源出力
のレベル遷移開始時間をほぼ同一とすることができる。
このように、厳密にvthでなく、vth付近にLOW
レベルを設定した場合であっても、グリッチを軽減する
ことができ、本発明の範囲に含まれる事は明らかである
。さらに、本実施例では入力信号電圧のHiレベルをV
ccとしたが、電流源用MOSトランジスタに電流が流
れる電圧であれば、D/A変換器の出力振幅に差は出る
ものの、Vccと異なる電圧でもよいのは明らかである
。
レベルを設定した場合であっても、グリッチを軽減する
ことができ、本発明の範囲に含まれる事は明らかである
。さらに、本実施例では入力信号電圧のHiレベルをV
ccとしたが、電流源用MOSトランジスタに電流が流
れる電圧であれば、D/A変換器の出力振幅に差は出る
ものの、Vccと異なる電圧でもよいのは明らかである
。
すなわち、第5図の下部に示すように、入力電圧範囲の
最適な場合f′1(1)に示すvthからVccの範囲
であるが、実用的な入力電圧範囲は(2)に示すような
りth以下かL’7Vcc以下の範囲であっても、(3
)に示すようなりth以上からVcc以下の範囲であっ
てもよい。
最適な場合f′1(1)に示すvthからVccの範囲
であるが、実用的な入力電圧範囲は(2)に示すような
りth以下かL’7Vcc以下の範囲であっても、(3
)に示すようなりth以上からVcc以下の範囲であっ
てもよい。
また実施例を示す第1図において、グリッチ補償電圧を
供給するMOS)ランラスタ2個からなる回路の出刃イ
ンピーダンスが十分に小さくなくグリッチ補償電圧供給
線20の電位が入力信号の影響で変動する場合には、グ
リッチ補償電圧供給線20にコンデンサを付加すること
で、安定にグリッチ軽減を行なうことができる。
供給するMOS)ランラスタ2個からなる回路の出刃イ
ンピーダンスが十分に小さくなくグリッチ補償電圧供給
線20の電位が入力信号の影響で変動する場合には、グ
リッチ補償電圧供給線20にコンデンサを付加すること
で、安定にグリッチ軽減を行なうことができる。
本発明によれはデジタル・アナログ変換器のデジタル信
号の遷移時に発生するグリッチを非常に簡単な回路で軽
減でき、高信頼性のデジタル・アナログ変換器を実現で
きるという効果がある。
号の遷移時に発生するグリッチを非常に簡単な回路で軽
減でき、高信頼性のデジタル・アナログ変換器を実現で
きるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はM(
JS)ランジスタの構成図、第3図はMOSトランジス
タの特性図、第4図はグリッチ発生の説明を行なうため
の回路図、第5図。 第6図は第4図における各部波形図、第7図はグリッチ
発生の模式図、第8図は実施例を説明するための回路図
、第9図、第10図は第81′Aにおける各部波形図で
ある。 1〜14・・・MOSトランジスタ 16・・・負荷抵抗 17〜19・・・デジタル信号入力線 20・・・グリッチ補償電圧供給線 27・・・反転回路出力線
JS)ランジスタの構成図、第3図はMOSトランジス
タの特性図、第4図はグリッチ発生の説明を行なうため
の回路図、第5図。 第6図は第4図における各部波形図、第7図はグリッチ
発生の模式図、第8図は実施例を説明するための回路図
、第9図、第10図は第81′Aにおける各部波形図で
ある。 1〜14・・・MOSトランジスタ 16・・・負荷抵抗 17〜19・・・デジタル信号入力線 20・・・グリッチ補償電圧供給線 27・・・反転回路出力線
Claims (1)
- 1、MOSトランジスタからなる電流源と負荷抵抗と極
性反転回路を有し、デジタル信号が前記極性反転回転に
入力され、デジタル信号の重み付けに対応する数の同一
特性を持つ前記電流源が、前記極性反転回路の出力によ
つて制御され、前記複数個の電流源による電流の総和を
負荷抵抗によつて電圧に変換し出力として取り出すデジ
タルアナログ変換回路において、前記電流源用MOSト
ランジスタのスレッシュホールド電圧を発生するスレッ
シュホールド電圧発生手段を設け、前記極性反転回路の
出力を前記スレッシュホールド電圧発生手段によつて制
限し、前記電流源の入力電圧を、前記スレッシュホール
ド電圧発生手段の出力電圧から前記電流源用MOSトラ
ンジスタの動作領域に至るゲートソース間電圧までの範
囲で変化させることを特徴とするデジタル・アナログ変
換回路
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27296784A JPS61152128A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | デジタル・アナログ変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27296784A JPS61152128A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | デジタル・アナログ変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152128A true JPS61152128A (ja) | 1986-07-10 |
Family
ID=17521282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27296784A Pending JPS61152128A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | デジタル・アナログ変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61152128A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01117123U (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-08 | ||
JPH02104026A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-04-17 | Analog Devices Inc <Adi> | 高速デジタル・アナログ・コンバータ |
JPH09186597A (ja) * | 1995-05-18 | 1997-07-15 | He Holdings Inc Dba Hughes Electron | 近似的に区分された線形アナログ波形を生成するためのアナログデジタルコンバータおよび方法 |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP27296784A patent/JPS61152128A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01117123U (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-08 | ||
JPH02104026A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-04-17 | Analog Devices Inc <Adi> | 高速デジタル・アナログ・コンバータ |
JPH09186597A (ja) * | 1995-05-18 | 1997-07-15 | He Holdings Inc Dba Hughes Electron | 近似的に区分された線形アナログ波形を生成するためのアナログデジタルコンバータおよび方法 |
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