JPS61151941A - 有極リレ− - Google Patents

有極リレ−

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Publication number
JPS61151941A
JPS61151941A JP59275925A JP27592584A JPS61151941A JP S61151941 A JPS61151941 A JP S61151941A JP 59275925 A JP59275925 A JP 59275925A JP 27592584 A JP27592584 A JP 27592584A JP S61151941 A JPS61151941 A JP S61151941A
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JP
Japan
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yoke
block
contact
iron core
magnetic
Prior art date
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Application number
JP59275925A
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English (en)
Inventor
厚 仲畑
永本 光樹
久保田 卓雄
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to EP85109203A priority patent/EP0169542B1/en
Priority to DE8585109203T priority patent/DE3569311D1/de
Priority to AT85109203T priority patent/ATE42010T1/de
Priority to US06/759,103 priority patent/US4621246A/en
Publication of JPS61151941A publication Critical patent/JPS61151941A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、有極リレーに関する。
(背景技術〕 従来の有極リレーには、特開昭57−30232号公報
に記載の構成や、合衆国特許第3634793号、同第
3518592号、あるいは、第1図に示すような構成
のものがある。合衆国特許第3634793号に示され
るものは、上に電磁石ブロック、下に接点ブロックを重
ねているのでリレーの背が高くなっている。合衆国特許
第3518592号に示されるものは、E形ヨークの中
央脚にコイルを巻装しているので、コイルを多数回巻き
難い(中央脚と外脚との間隔でコイルの厚みが限定され
る)し、コイルから接点を離すには、外脚(the l
egs M2 and M3)の外側にリレー接点を配
置せざるを得ず、リレーが幅方向に広くなる。また、特
開昭57−30232号公報に示されるものにあっては
、E字形鉄心の中央脚と外脚が一枚の平板から平板状に
形成され、合衆国特許第3518592号と同様の問題
がある。そこで、第1図によって、従来例を詳しく説明
する。第1図、は、従来の有極リレーの1例を表す分解
斜視図である。第1図に見るように、この有極リレーは
、電磁石ブロック1と接極子部2との組合わせからなる
電磁石装置と接点機構3,3′を備えている。
電磁石ブロック1は、U字形のヨーク4の内側に鉄心5
の一端が、圧入し、その他の手段、およびそれらの併用
手段で固着されて、E字形になっている。鉄心5は、ヨ
ーク4の対向部4a、4aの間の中間に、しかも、その
幅がヨーク対向部4a、4aの幅よりも狭く、ヨーク対
向部4a、4aの幅方向(図中、縦方向)の中間に位置
しているのである。鉄心5は、合成樹脂製のコイル枠6
の鉄心貫通用の孔6aに挿入、貫通され、その自由端5
aがその孔6aより出ている。コイル枠6にはコイル7
が巻装されている。
接極子ブロック2は、2つの磁性体片8.8の同側端が
永久磁石9をその着磁方向両端から挟んでU字形になっ
ている。この接極子ブロック2は、2つの磁性体片8.
8の各内面8a、8aと各外面8b、8bを除いてモー
ルド10で一体に構成されている。接極子ブロック2の
2つの磁性体片8.8の各内面8a、8a間に鉄心5の
自由端5aが挿入され、かつ、各外面8b、3bをヨー
ク対向部4a、4aの各内面にそれぞれ対応させ、かつ
、永久磁石9を鉄心自由端5aの上部に対応させるよう
にして、電磁石ブロック1と接極子ブロック2とが組合
されている。
接点機構3,3′は、それぞれ、可動接点バネtia、
lla、その各一端を固定し、外部へ可動接点用端子1
1b、ll’bを延ばしている可動接点板11c、Il
’c、その各自由端に両面に設けられた可動接点lid
、lid、11’  d、It’d、可動接点lid、
lid、11’ d、ll’dそれぞれに対応する常開
と常閉の固定接点12a、12a、12’ a、12’
 a、各固定接点12a、12a、12’ a、12’
 aをそれぞれ別個に担持し、外部へ固定接点用端子1
2b、12b、12’  b、12’  bを延ばして
いる固定接点板12C,12C,12’  c、12’
  cを備えている。各可動接点板11c、11’ c
、各固定接点板12 c、  12 c、  12’ 
 c、  12’Cは、合成樹脂の同時成形あるいは成
形後の圧入などにより、樹脂製の°ベース(絶縁基台)
13の長手方向両側縁にそれぞれ装着されている。可動
接点板11c、11’  cは、それぞれ、ヨーク対向
部4a、4aの中程の外面に対応するところに位置して
おり、可動接点バネlla、ll’aは、それぞれ、ヨ
ーク対向部4a、4aの外面に沿ってそれの先端よりも
長く延びており、ベース13の長手方向一端近くまで達
している。固定接点板12cと12c、12’ cと1
2′cは、それぞれ、ベース13のこの位置から、可動
接点バネ11a、11’ aの自由端を間にするように
対向して上方へ延びている。
接極子ブロック2を一体化しているモールド10は、電
気絶縁体でもあって、接点駆動部10a、10aを備え
ている。すなわち、各磁性体片8.8がそれぞれ接点駆
動部10a、10aと逆U字形を形成するようにモール
ドlOが形成されており、その逆U字形の間隙にヨーク
対向部先端4b、4bがそれぞれ挿入されるようになっ
ている。各接点駆動部10a、10aは、接極子ブロッ
ク2の動きを接点機構3.3′の各可動接点バネ11a
、Il’aに伝え、すなわち、各可動接点バネlla、
ll’aに接して押したり、離れたりして、接点の開閉
を行っている。
電磁石ブロック1は、鉄心5とヨーク対向部4a、4a
の延びている方向をベース13の長手方向に一致させ、
鉄心5の自由端5a側がベース13の長手方向一端の固
定接点112c、12c。
12’  C,12’  Cのある側にくるように、鉄
心5の固定端側がベース13の長手方向他端側にくるよ
うに、各可動接点板11c、11’  c間にヨーク対
向部4a、4aがくるように、ベース13に装着されて
いる。モールドIOで一体化された接極子ブロック2は
、上記したように電磁石ブロック1と組合されており、
その各接点駆動部10a、lQaが、それぞれ、各可動
接点バネlla、ll’aに当接できるようになってい
る。これらのベース13上の各部品は、ケース14に覆
われ、ケース14はベース13に装着されている。
接極子ブロック2は、ヨーク対向部先端4b。
4bのいずれか一方に吸着して停止して、永久磁石9の
磁束による閉ループを吸着側のヨーク対向部先端4bと
鉄心5を介して形成している。このとき、吸着側のヨー
ク対向部4a側の可動接点バネllaは、接点駆動部1
0aにより押されている。吸着側のヨーク対向部先端4
bの極性が、吸着している接極子ブロック2の磁性体片
8の極性と同極になるようコイル7を励磁すると、それ
らは反発し、他側のヨーク対向部先端4bと接極子ブロ
ック2の磁性体片8とは極性が逆で吸引するので、接極
子ブロック2は、他側のヨーク対向部先#4bに吸着し
、永久磁石9の磁束による閉ループができて、再び磁気
保持される。このとき、吸着側のヨーク対向部4a側の
可動接点バネ11′ aは、接点駆動部10aにより押
されている。
このような、従来の有極リレーの構成にあっては、ベー
ス13の幅方向を制限したより小型のりレーを求められ
た場合、必要なコイル巻数を得るには、コイル7と鉄心
5の長さを長くする必要が生じ、さらに、可動接点バネ
lla、11’ aとヨーク対向部4a、4aとの絶縁
距離が狭くなるのを防ぐため、ヨーク対向部4a、4a
の板厚(トベース13の幅方向の厚み)を薄(する必要
が生じ、そのため、高磁気抵抗となってリレー感度が低
下することとなった。
〔発明の目的〕
この発明は、上記従来の事情に着目し、第1の目的は、
ベースの幅方向の制限があっても、感度低下することが
なく、しかも、必要な絶縁距離が得られる有極リレーを
提供することを目的とする第2の目的は、ヨーク対向部
の相互位置が製作時から使用中にわたって安定させるこ
とにより、接極子ブロックのストローク、吸引力が安定
した有極リレーを得ることにある。
〔発明の開示〕
この発明は、上記の目的を達成するために、電磁石ブロ
ックと接極子ブロックとの組合わせよりなる電磁石装置
を備え、電磁石ブロックの側部に接点機構が設けられ、
接極子ブロックが正逆移動するようになっており、この
動きが接点機構に伝えられて接点の開閉がなされる有極
リレーにおいて、前記電磁石ブロックのヨークが、電磁
石ブロックの鉄心と接点機構とがつくる平面よりばずれ
ていることを特徴とする有極リレーを要旨としている。
以下に、この発明の実施例をあられす図面とともに、こ
の発明の詳細な説明する。
第2図は、この発明の有極リレーの第1の実施例をあら
れす分解斜視図である。第2図にみるように、この有極
リレーは、電磁石ブロック21と接極子ブロック22と
の組合せからなる電磁石装置と接点機構23.23’を
備えている。
電磁石ブロック21は、平面U字形のヨーク24の中間
部下側に、ヨーク24の対向部24aよりも短い側面り
字形の鉄心25の一端が差し込みかしめなどにより固着
されて、側面3字形になっている。これら両者は、かし
め、圧入、溶接、その他の手段、または、それらいくつ
かを併用した手段で固定され、機械的、S気的に接合さ
れている。ヨーク対向部24a、24aは、同じ断面を
示し、同じ長さだけ延びている。鉄心25は、ヨーク2
4の対向部24a、24aのそれぞれと、対向して、そ
れらと同方向に延びている。鉄心25は、合成樹脂製な
どのコイル枠26の鉄心貫通用の孔26aに貫通され、
その自由端25aがその孔26aより出ている。コイル
枠26にはコイル27が巻装されている。
接極子ブロック22は、2つの磁性体片28゜28の同
側端が永久磁石29をその着磁方向両端から挟んでU字
形になっている。この接極子ブロック22は、2つの磁
性体片28.28の各対向面28a、28aとその背面
(外面)の上部28b、28bを除いて、モールド30
で一体に構成されている。
接極子ブロック22の2つの磁性体片28.28の各内
面28a、28a間に鉄心25の自由端25aが挿入さ
れ、かつ、各外面の上部露出部28b、28bをヨーク
対向部24a、24aの各内面にそれぞれ対応させ、か
つ、永久磁石29を鉄心自由端25aの上部に対応させ
るようにして、電磁石ブロック21と接極子プロ゛2り
22とが組合されている。
ベース33上には、その長手方向両側縁のなかほどから
それぞれ同一端縁にかけて、リレー接点が27(2)ラ
ンスファ)分となるように、接点機構23.23’が装
着されており、長手方向両側縁の他端縁には、コイル用
端子15.15’が装着されている。すなわち、接点機
構23.23′は、それぞれ、可動接点バネ31a、3
1’  a、これらのバネの各一端を固定し、ベース3
3を貫いてその下部から外部へ延びる可動接点用端子3
1b、31’  b、これらのバネの各自由端の両面に
設けられた可動接点31C,31C,31’c、31’
c、可動接点31c、31c、31’c、31’cそれ
ぞれに対応する固定接点32a、32b、32’ a、
32’  b、各固定接点をそれぞれ別個に担持し、ベ
ース33を貫いてその下部から外部へ延びる固定接点用
端子32c、32d、32’  c、32’  d)f
:備えている。各可動接点端子31b、3ビ b、各固
定接点用端子32G、32d、32’  c、32’ 
 dは、合成樹脂の同時成形あるいは成形後の圧入など
により、樹脂製のベース(絶縁基台)33の長手方向両
側縁にそれぞれ装着されている。可動接点用端子31b
、31’bは、それぞれ、ヨーク対向部24a。
24aとベース33との間にあって、コイル27の側部
に対応するところに位置しており、可動接点ばね31a
、31’ aは、それぞれ、ヨーク対向部24a、24
aとベース33との間にあって、それぞれの端子からコ
イル27の側部に沿って、コイル27の端部よりも長く
延びており、ベース33の長手方向一端まで達している
。固定接点用端子32cと32d、32’ Cと32′
dは、それぞれ、ベース33上のこの位置から、可動接
点バネ31b、31’  bの自由端を間にするように
対向して、ヨーク対向部先端24b、24bよりもある
程度低くなるように、上方に延びている電磁石ブロック
21は、ヨーク対向部24a。
24aが鉄心25および接点機構23.23’のつ(る
面を間にしてベース33と向かい合うように、鉄心25
とヨーク対向部24a、24aの延びている方向をベー
ス33の長手方向に一致させ、鉄心25の自由端25a
側がベース33の長手方向一端の固定接点用端子32C
と32d、32′ Cと32′dのある側にくるように
、鉄心25の固定端側がベース33の長手方向他端側に
くるように、各可動接点端子31b、31’ b間、お
よび各可動接点バネ31a、31’ a間にコイル27
がくるように、ベース33の窪みにコイル枠26のっぽ
部26b、26cとコイル27の一部を収納・嵌合して
ベース33に取付けである。ベース33上の各部品はケ
ース34で覆われ、ケース34はベース33に装着され
ている。固定接点32a、32b、32’ a、32’
  b、および可動接点31c、31c、31’  c
、31’  cは、鉄心25およびコイル27の軸を含
み、ベース33の上面と向かい合う面にほぼ一致するよ
うな位置にある。
接極子ブロック22を一体化しているモールド30は、
電気絶縁体でもあって、接点駆動部30a、30’ a
を備えている。接極子ブロック22と各接点機構3.3
′の可動接点ハネ31a、31′ 8間には、それぞれ
ヨークなどが存在しないので、接極子ブロック22の各
磁性体片28.28の外面28b、28b側のモールド
がその面から遠ざかる方向への突出部が接点駆動部30
a。
30′ aとなつでいる。接点駆動部30aは可動接点
バネ31aに当接できるようになっており、接点駆動部
30a′に当接できるようになっている。
この有極リレーは、コイル27の励磁を行っていないと
きは、接極子ブロック22の2つの磁性体片28.28
のいずれか一方(たとえば、N極側)の外面上部露出部
28bがヨーク対向部24a内面に、もう一方(たとえ
ば、S極側)の対向面28aが鉄心自由端25aにそれ
ぞれ当接して、接極子ブロック22とヨーク対向部24
a、鉄心5とが永久磁石29の磁束による閉ループを形
成している。
この状態にある有極リレーのコイル27に、ある極性の
電流を通じ、鉄心自由#25aをS極に、ヨーク対向部
24a、24aをN極にそれぞれ励磁すると、同極反発
、異極吸引により、接極子ブロック22は、ヨーク対向
部24a、24a間で矢印C方向にうごき、これに伴い
鉄心自由端25aが、相対的に、磁性体片28.28の
間を矢印り方向に動く。停止した状態では、N極側磁性
体片28の対向面28aが鉄心自由端25aに、S極側
磁性体片28の外面上部露出部28bがヨーク対向部2
4aの内面にそれぞれ当接して、接極子ブロック22と
ヨーク対向部24a、鉄心25とが永久磁石29の磁束
による閉ループを形成している。この接極子ブロック2
の動きが、接点駆動部30aを介して接点機構23に、
接点駆動部30dを介して接点機構23′にそれぞれ伝
えられる。すなわち、接点駆動部30a′が可動接点バ
ネ31′aから離れ、可動接点ハネ31′aが自身のバ
ネ力により可動接点31′ Cを固定接点32′bから
開離して固定接点32′ aに閉成驚 させ、接点駆動部30aが可動接点バネ31aを押すこ
とによって、可動接点31cを固定接点32bから開離
して固定接点32aに閉成させる。
この状態になっている有極リレーのコイル27に、先と
は逆の極性の電流を通じて、鉄心自由端25aをN極に
、ヨーク対向部24a、24aをS極にそれぞれ励磁す
ると、同極反発、異極吸引により、接極子ブロック22
は、コーク対向部24a、  24a間で矢印り方向に
動き、これに伴い、鉄心自由端25aが、相対的に、磁
性体片28゜28の間を矢印C方向に動いて、先に述べ
た状態になる。この接極子ブロック22の動きが、接点
駆動部30aを介して接点機構23に、接点駆動部30
a’を介して接点機構23′にそれぞれ伝えられる。す
なわち、接点駆動部30aが可動接点バネ31aから離
れ、可動接点バネataが自身のバネ力により可動接点
31Cを固定接点32aから開離して固定接点32bに
閉成させ、接点駆動部30a′が可動接点バネ31′ 
aを押すことによって、可動接点31′ Cを固定接点
12bから開離して固定接点32′ dに閉成させる。
ここに示した有極リレーは、接極子ブロック22が正方
向に動いた状態で励磁をやめているときに形成される永
久磁石29の磁束による磁気回路の磁気抵抗と、接極子
ブロック22が逆方向に動いた状態で励磁をやめている
ときに形成される永久磁石29の磁束による磁気回路の
磁気抵抗とが同じであるので、それぞれの状態で励磁を
やめてもその状態を保っている。すなわち、この実施例
の有極リレーは、ラッチング型である。この実施例の2
つの接点駆動部は、2つの磁性体片と永久磁石を一体化
する絶縁物が兼ねている。また、この実施例の有極リレ
ーは、鉄心25が短いので、接極子ブロック22をコイ
ル27に近づけて配設する自由度が高まり、ベース33
上の長平方向に装着した可動接点バネ31a、31’ 
aの最適駆動位置(接点駆動部の当接位置)が決定でき
ることになる。
第3図に、第2の実施例の分解斜視図を示す。
この有極リレーは、第2図に示した有極リレーにおいて
、U字形のヨーク24のかわりに枠形のヨーク44を用
いた以外は、全く同じものである。
このため、ヨーク44についての番号以外は、第2図と
同じものには同じ番号を付している。
このヨーク44は、対向部44a、44aの、鉄心25
との固定部のある側とは反対側に、それらの間をつなぐ
剛体製連結片44Cが設けられてその間隔が強固に一定
に保たれている。このため、ヨーク形成後、リレー製造
中やリレー使用品の取扱い、外部振動などによってもヨ
ークが変形することがないので、リレーの製造が容易で
、リレーの使用環境の制限が少なくて使用しやすく、し
かも、リレーのストローク、吸引力が安定したものとな
る。このようなヨークとしては、第3図に示すような、
磁性体からなる板状体から打抜きなどで得たもの、連結
片をヨーク対向部の一方と一体に形成し、他方と連結一
体化して得たもの、連結片をヨーク対向部のいずれとも
別個に形成してそれぞれと連結一体化して得たものなど
種々ある。連結片の材質は磁性体以外のもの(たとえば
、非磁性体)でも可能で、上記の効果を得ることができ
る。連結片に磁性体を用いた場合には、上記の効果に加
えて、磁束漏れを防く磁気シールドの効果も得られる。
枠形にしたヨークの材厚く図中、縦方向の厚み)を薄く
しても、上記の効果が得られ、さらに加えて、リレーを
より小型に形成することが可能になる。
第4図は、この発明にかかる有極リレーの第3の実施例
をあられしている。この有極リレーは、電磁石ブロック
と接極子ブロックの組合せからなる電磁石装置を備えて
いる。電磁石ブロック61は、平面U字形のヨーク62
を備え、このヨーク62の基部62aの穴に鉄心63の
一端を、図に一点鎖線で示すように圧入固定している。
ヨーク62の対向部62b、62bは、その先端62c
、62Cで間隔が狭くなっている。鉄心63には、コイ
ル枠64aを介してコイル64が巻かれてる。鉄心自由
端63aは、図の上下方向に広がり、上に広がった一部
は、ヨーク先端62c、62C間にも入っている。他方
、これに組み合わされる接極子ブロック65は、2枚の
磁性体片66゜66の間に永久磁石67を配置させてな
るものであり、両磁性体片66.66の同側端を永久磁
石67の着磁方向両端に位置させることにより、図示の
ごとく平面U字形になっている。電磁石ブロック61と
接極子ブロック65とは、接極子ブロックの両磁性体片
66.66の他側端が電磁石ブロック61の鉄心自由端
(中央磁極部)63aとヨーク先端(対向磁極部)62
c、62cとがつくる二つの間隙に挿入するようにして
、しかも、永久磁石67を、鉄心自由端63aの上部で
はなく、鉄心63の軸方向に位置させて、組合わされる
。コイル64に流す電流の向きを変えると、接極子ブロ
ック65は、ヨーク先端62c、62C間で矢印C,D
方向(正逆方向)に移動する。
このような構成からなる電磁石装置がベース69上に固
定される。その時、接極子ブロック65の正逆移動を正
確に案内するため、ベース69の接極子ブロック65に
向かう面、すなわち、上面には、左右に、凹部69aが
二つ設けられ、これに接極子ブロック65の底面の左右
に設けられた凸部65Cが嵌合されるようになっている
。この凸部65cは、接極子ブロック65の周囲を包む
合成樹脂製の被ff165aの側部が膨らむ形で形成さ
れたバネ駆動部(カード)65bの底面に一体的に形成
されるとよい。ベース69の上面にはまた、前記二つの
穴69a、69aの中央に少し大きな穴69bが形成さ
れ、ここに鉄心63の中央磁極部68aの底部が圧入さ
れる。このようにすれば、鉄心63自身も安定的に固定
されるようになる。ベース69の左右側部、すなわち、
電磁石装置の左右側部となる位置には、接点機構70゜
70が設けられている。接点機構70は、固定部   
 ′点端子71a、71bおよびハネ固定端子72を備
え、端子72に一端を固定された動作バネ73の自由端
が前記固定接点端子71a、71bの間に臨んで、前記
接極子ブロック65の正逆移動に伴うバネ駆動部65b
の押圧・解除作用により接点の開閉を行うようになって
いる。ベース69の下面には接点機構70やコイル64
の入出力端子が設けられている。
ベース69上の電磁石装置や接点機構にはカバ−74が
かふせられている。
なお、上記実施例では、ベース69に凹部を設け、接極
子ブロック65に凸部を設けることとしたが、この凹凸
は逆に形成されてもよい。
この実施例のように構成された有極リレーは、上にみた
ように、接極子ブロックの底面とこれに向かうベース上
面との間に凸部と凹部の嵌合構造からなるガイドが設け
られているので、接極子ブロックの正逆動作が安定的に
行われ、スイッチ駆動時に負荷曲線のばらつきなどによ
り、接極子ブロックが傾くなどのことがなく、バネ駆動
部による動作が安定的に行われる。これに必要な構造は
、しごく安価にできるため、コスト的にも有利である。
なお、鉄心の自由端をもベースに嵌合固定することとす
れば、一層好ましい動作特性が得られる。
上記3つの実施例は、ラッチング型の有極リレーであっ
たが、第4の実施例として、第3の実施例の有極リレー
において、ヨーク対向部の一方を短くシて、シングルス
ティプル型にし、かつ、鉄心自由端の接極子ブロックの
2つの磁性体片にそれぞれ対する面に非磁性体片を設け
て、レジデュアルプレートおよびレジデュアルギャップ
を有する有極リレーにしたものを示す。
第5図は、この有極リレーの平面図、第6図は、長手方
向の接点のある側の端面からケースの側板を取除いて見
た図、第7図は、長手方向の側面から、ケースの側板を
取除き接点機構の一部を取除いて見た図である。第5図
〜第7図の各部には、第4図と同じものには同じ番号を
付している。
この有極リレーは、ヨーク対向部62b、62bの一方
は、磁性体片66aと対向する部分(ヨーク対向部先端
)62Cを欠如させである。永久磁石67の磁束は、よ
り磁気抵抗の低い磁路を通る性質があるので、コイル6
4が非励磁のときは、第5図の状態、すなわち、磁性体
片66aは、レジデュアルプレートたる非磁性体片80
を介して鉄心自由端63aに、磁性体片66bはレジデ
ュアルギャップたる空隙Eを介してヨーク対向部先端6
2cにそれぞれ吸着して磁気閉ループを形成している。
いま、ヨーク対向部先端62CをN極に、鉄心自由端6
3aをS極になるようコイル64を励磁すると、接極子
ブロック65は、同極反発、異極吸引により矢印C方向
に動き、磁性体片66bがレジデアルプレートたる非磁
性体片80を介して鉄心自由端63aに当接した停止し
、励磁を中止すると再び、もとの状態に復帰する。
このように、第2図〜第7図に示す各態様の有極リレー
にあっては、鉄心に巻装したコイルの励磁により接極子
ブロックが、他の当接位置に反転し、コイルの励磁の中
止により、第5図〜第7図のような単安定型(シングル
スティプル型)ならば、もとの当接位置に復帰し、第2
図〜第4図のような双安定型(ラッチング型)ならば反
転後の当接位置に磁気保持される。
前述の各実施態様にあっては、第6図に代表して示すよ
うに、ヨーク62とベース69間の空間に可動接点、固
定接点を収納しており、ベース69の横幅(矢印B方向
)寸法が狭く構成できる。
また、鉄心63に巻装したコイル64と可動接点用端子
72.可動接点バネ73.可動接点73a、固定接点7
1a、71bとの間にはヨークが存在しないようずらし
であるから、リレーの幅方向(矢印B方向)寸法に制限
があっても、コイル64が第1図のものより多回数巻装
することが可能で高感度となるうえ、コイル64と各接
点73a、71a、71b間の空間にヨークがないので
絶縁距離をより大きくとれる。電磁石ブロックと同じ(
らいの幅の有極リレーを得ることが可能である。74は
、樹脂製のケースで、ベース69に外挿して、リレ一本
体を覆うものである。
第2図〜第7図中、矢印六方向は、有極リレー(または
ベース)の長手方向、矢印B方向は、有極リレー(また
はベース)の幅方向を表しているこの発明は、上記の実
施例に限られない。
この発明の有極リレーは、第4の実施例でもみたように
、接極子ブロックが正逆方向に動いた状態のいずれか一
方のときに、永久磁石の磁束による磁気回路の磁気抵抗
が、もう一方の状態のときよりも相対的に大きくなるよ
うにすると、シングルスティプル型になる。すなわち、
励磁中は磁気抵抗の大きい状態を保っているが、励磁を
やめると、磁気抵抗の小さい状態になるように接極子ブ
ロックが移動し、無励磁中は常にこの磁気抵抗の小さい
状態になっているのである。もちろん、励磁状態をもた
らすコイルの電流の極性は、永久磁石の着磁の向きなど
によ′り決められる。たとえば、接極子ブロックの2つ
の磁性体片のうちいずれか一方に対する、鉄心自由端の
面またはヨーク対向部の面の面積が、もう一方の磁性体
片に対する、鉄心自由端の面またはヨーク対向部の面よ
りも大きくなるようにすることである。この場合、接極
子ブロックの磁性体片が、面積のより大きいほうに接し
ている状態が無励磁状態、もう一方の状態が励磁状態で
ある。接極子ブロックの2つの磁性体片のうちいずれか
一方に対するヨーク対向部の厚みが、もう一方に対する
ヨーク対向部の厚みよりも厚くなるようにしてもよい。
この場合、接極子ブロックの磁性体片が、厚みのより厚
いほうに接している状態が、無励磁状態、もう一方の状
態が、励磁状態である。あるいは、接極子ブロックの2
つの磁性体片に対する鉄心自由端の面のうちいずれか一
方を切取ったり、いずれか一方に、切欠部を設けたり、
穴を設けたり、非磁性体片を設けたり、あるいは突出部
を設けたりしてもよい。または、接極子ブロックの2つ
の磁性体片のうちのいずれか一方に対するヨーク対向部
内面を今述べたように変化させてもよい(ただし、ヨー
ク対向部の一方を相対的に短くする場合、最初から一方
がより長く形成されていてもその部分を対向部とする)
。または、接極子ブロックの2つの磁性体片のうちのい
ずれか一方の、鉄心自由端またはヨーク対向部内面に対
する部分を切取ったり、長さを短くしたり、その部分に
切欠部を設けたり、穴を設けたり、非磁性体片を設けた
り、突出部を設けたりしてもよい。あるいは、接極子ブ
ロックが正逆方向にそれぞれ動いた状態のうちのいずれ
か一方の状態で、接極子ブロックの2つの磁性体片のい
ずれか一方が、ヨーク対向部または鉄心自由端に全く接
しないようにしてもよい。
このようにして得られたシングルスティプル型の有極リ
レーは、励磁状態から無励磁状態への復帰が自身の永久
磁石の力によってなされ、無励磁状態中に、励磁状態に
するのと逆極性の電流をコイルに通じても、まったく動
作しないものであるこの発明の有極リレーは、第4の実
施例でみたように、接極子ブロックが正方向および逆方
向にそれぞれ動いた状態で接触しあう磁極部と磁性体片
のうちいずれか一方または両方に、非磁性体片を設ける
とレジデュアルプレート(および/またはレジデュアル
ギャップ)つきの有極りレーになる。レジデュアルプレ
ートおよび/またはレジデュアルギャップつきの有極リ
レーは、コイルの電流(電圧)をOにしても残る残留磁
気による吸引が防がれ、コイルの電流(電圧)をある程
度以下にすれば吸引が解除されるなど、吸引反発や復帰
がスムーズに行われ、吸引特性がよくなる。この場合、
正および逆の動作時に、電磁石ブロックと接極子ブロッ
クの互いに接する面のうち、いずれかのブロックの対と
なる面に非磁性体片を設けることとして、両者に設ける
非磁性体片の厚みを同じにしたり変えたりするか、大き
さを同じにしたり変えたりするなどして、レジデュアル
プレートつきの、ラッチング型、シングルスティプル型
の有極リレーをそれぞれつくることができる。なお、コ
イル枠や接点用端子などを利用してもレジデュアルギャ
ップを設けることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の有極リレーによれば、
コイルを巻回した幅方向の寸法を小さく構成したもので
あっても、多数巻装できることにより高感度なリレーが
得られる。
また、コイルと接点機構にヨークなどの磁片がないから
絶縁距離が十分得られて安全なリレーが得られるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例の説明図、第2図〜第7図は、この発
明の詳細な説明図である。 21.61・・・電磁石ブロック 22.65・・・接
極子ブロック 23.23’ ・・・接点機構 24゜
44.62・・・ヨーク 24a、44a、62b−・
・ヨーク対向部 25.63・・・鉄心 25a、63
a・・・鉄心自由端 17.64・・−コイル 29,
67・・・永久磁石 30a、30a’ 、65b−・
・接点駆動部 31a、31’ a、73・・・可動接
点ハネ31b、31’ b、72・・・可動接点用端子
 31c、31’  c、73a・・・可動接点 32
a、32’ a、  32b、 32’ b、  71
a、 ”11b−・固定接点 32c、32’  c、
32d、32’  d。 71a、71b・・・固定接点用端子 33.69・・
・ベース A・・・有極リレー(またはベース)の長手
方向 B・・・有極りレー(またはベース)の幅方向代
理人 弁理士  松 本 武 彦 第6図 D 第7図 1.64a/69 ′    1 65a

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電磁石ブロックと接極子ブロックとの組合わせよ
    りなる電磁石装置を備え、電磁石ブロックの側部に接点
    機構が設けられ、接極子ブロックが正逆移動するように
    なつており、この動きが接点機構に伝えられて接点の開
    閉がなされる有極リレーにおいて、前記電磁石ブロック
    のヨークが、電磁石ブロックの鉄心と接点機構とがつく
    る平面よりばずれていることを特徴とする有極リレー。
  2. (2)電磁石ブロックはコイルを巻装した鉄心の一端を
    自由端とし、もう一端をヨークに接続固定し、ヨーク同
    士が対向しつつ、鉄心とも対向してこれらが同方向に延
    びてなつており、接極子ブロックは、2つの磁性体片が
    永久磁石をその着磁方向両端から挟み、これら2つの磁
    性体片が永久磁石の着磁方向側方の少なくとも、一方向
    へ対向して延びてなつており、電磁石装置は、接極子ブ
    ロックの2つの磁性体片の対向面の間に鉄心自由端が挿
    入するとともに、2つの磁性体片の少なくとも一方の対
    向面の背面がヨーク対向部の一方の先端内面に対応する
    ように組合わされてなつている特許請求の範囲第1項記
    載の有極リレー。
  3. (3)電磁石ブロックのヨークが、電磁石ブロックの鉄
    心と接点機構とのつくる平面よりはずれていることは、
    そのヨーク対向部のつくる面が鉄心を間にして、前記ベ
    ースと向かい合うように、前記電磁石ブロックが、ベー
    スに固定されていることによりなされる特許請求の範囲
    第2項記載の有極リレー。
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KR1019850005107A KR890004968B1 (ko) 1984-07-25 1985-07-18 유극 릴레이
CA000487231A CA1239178A (en) 1984-07-25 1985-07-22 Polarized electromagnet relay
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