JPS6115154Y2 - - Google Patents

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JPS6115154Y2
JPS6115154Y2 JP11514081U JP11514081U JPS6115154Y2 JP S6115154 Y2 JPS6115154 Y2 JP S6115154Y2 JP 11514081 U JP11514081 U JP 11514081U JP 11514081 U JP11514081 U JP 11514081U JP S6115154 Y2 JPS6115154 Y2 JP S6115154Y2
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JP
Japan
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gripping member
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JP11514081U
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JPS5819060U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電柱支線所有標示カバーに関し、詳
しくは既設の電柱を利用して電話線、送電線等を
共架状に架設する場合に、該電柱に設けた支線や
共架線の所有者を明らかにするために用いる標示
カバーに係るものである。
既設の電柱に、電話線、有線放送の送電線等、
共架線を架設するには、たとえば第5図に示すよ
うに既設の電柱1の下部において、支持環2を挾
着し、隣りに立てられた電柱(図示しない)にも
同様に支持環を挾着し、両支持環間に架線3を張
設し、該架線3に電線4を吊架したり、あるいは
上記両支持環間に電線(図示しない)を直接張架
する方法が行なわれている。
この場合、共架線すなわち、前記架線3が電線
4の張力を可及的に電柱1に負担させないために
支持環2に対し、共架線の反対側にワイヤーロー
プよりなる支線5の一端を固着し、該支線5を斜
め下方へ延設してその端部を地中に固着してい
る。なお支線5はその途中において玉碍子を用い
た連結部6を設けて、万一支線5に漏電した場合
の安全をはかつている。
さて1本の電柱1に複数組の共架線や支線を設
けることがあるが、電柱1の所有者である電力会
社においても、これらのものがどこの会社の所有
物であるかを知る必要がある。しかし支線5の直
径は、通常、5ミリないし16ミリで太さの種類が
多いので、同一の標示カバーでは係止し難いとい
う問題があつた。
そこで本考案は、所有者名を標記した標示カバ
ーを太さの異なる支線にも順応して係止すること
ができる標示カバーを提供するのを目的としたも
のである。
以下、図面に従つて本考案の実施例を説明す
る。図中、7は本考案の電柱支線所有標示カバー
(以下、単に標示カバーという)であつて弾性を
有する合成樹脂板にてほぼ円筒状に形成したカバ
ー本体8の周縁の一部は切り離されて断面C字形
の筒状に形成されていて、切り離された二つの端
末にはそれぞれ長方形の係止片9,9が並行状に
取付けられている。なお、該係止片9,9の上部
と下部にはそれぞれ後述の係止ピン14を挿着し
得る係止孔10,10が対応して貫設されてい
る。11はカバー本体8の内側に該カバー本体8
と一体に形成された弾性を有する把持部材であつ
て、前記カバー本体8の切り離し部において切り
離されており、また把持部材11の軸心には把持
部材11の軸心部より放射状に伸びた切り込み1
2が形成されている。13はカバー本体8の表面
に記載した所有者名である。なお所有者名13は
縦書き、横書きなど何れでもよい。14は係止ピ
ンであつて、適度の弾性を有する合成樹脂よりな
り、軸の一端には円板状のつば部15を設け、他
端には円錐形の頭部16が設けられており、前記
標示カバー7の2個の係止片9,9の係止孔10
に挿入して標示カバー7を支線5に係止するよう
になつている。第5図において17は安全を期し
て支線5の下部に設けられた保護カバーである。
本例の標示カバー7を支線5に係止する場合
は、まず2個の係止片9,9を左右方向に若千開
き、その間隙を通して支線5を把持部材11の軸
心部まで入れたのち、2個の係止片9,9を閉じ
て合致させ、上下の係止孔10,10に係止ピン
14の頭部16を合成樹脂特有の弾性を利用して
挿入して貫設させれば、標示カバー7は閉止さ
れ、支線5に係止することができる。なお、この
場合、把持部材11がその切り込み12によつて
支線5の周面に順応して支線5を把持押圧するの
で、標示カバー7がずり落ちるようなことがな
い。また把持部材11に放射状の切り込み12が
設けてあるので、直径の異なる支線5にも容易に
係止することができる。なお標示カバー7を係止
する位置は自由に選択することができる。
また把持部材11に設けた放射状の切り込み1
2は、第3図に示すように不規則な切り込み12
Aでもよく、さらにまた図示しないが中央に小さ
な孔を設け、その孔より放射状の線状の切り込み
を設けてもよい。
なお、上記した実施例においては把持部材11
をカバー本体8の内側面に一体に形成する技術を
例示したが本考案においては、把持部材11をカ
バー本体8の内側面に接着によつて一体化するこ
とも可能である。
また、把持部材11はカバー本体8の全長に設
けることなく、たとえば、カバー本体8の中央部
のみに設けたり、両端部に設けることも可能であ
る。また、係止ピン14の個数も2個に限ること
なく適宜に増減することも可能である。
さらに係止片9もカバー本体8より一体に曲げ
形成することなく、別体のものをカバー本体8に
接着等によつて取り付けて一体化することも可能
である。
なお、上記した実施例においてはカバー本体8
および把持部材を合成樹脂材で形成したことによ
り、支線に万一漏電がある場合にも安全である。
本考案は、カバー本体が断面C字形の筒状に形
成されているので、その対向する両周縁端部に設
けた両係止片を開いて太い直径の支線にも挿入す
ることができるとともに、内部に設けた把持部材
の弾力により支線を押圧するので、カバーが支線
からずり落ちるのを防止することができる。また
該把持部材には切り込みが設けてあるので、細い
直径の支線も、また太い直径の支線にも係止する
ことができる利点がある。またカバーの表面に記
載した所有者名により、当該支線や共架線の所有
者名を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
の標示カバーの斜視図、第2図は標示カバーを支
線に係止した状態の平面図、第3図は他の実施例
における標示カバーの平面図、第4図は係止ピン
の側面図、第5図は本考案の標示カバーを電柱の
支線に係止した状態の正面図である。 7……電柱支線所有標示カバー、8……カバー
本体、9……係止片、11……把持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面C字形の筒状に形成されたカバー本体の対
    向する両周縁端部にはそれぞれ係止片が所定間隔
    を保持させて並行状に取付けられるとともに、前
    記カバー本体内側には弾性を有する把持部材が設
    けられ、該把持部材は前記両係止片間からカバー
    本体軸心部まで電線支線を挿入可能に切り離さ
    れ、かつ軸心部には放射状の切り込みが設けられ
    てなり、前記両係止片を合致させて固着させるこ
    とにより、前記把持部材の軸心部に電柱支線を弾
    性把持しうる構成とされたことを特徴とする電柱
    支線所有標示カバー。
JP11514081U 1981-07-30 1981-07-30 電柱支線所有標示カバ− Granted JPS5819060U (ja)

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JP11514081U JPS5819060U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 電柱支線所有標示カバ−

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JP11514081U JPS5819060U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 電柱支線所有標示カバ−

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Publication Number Publication Date
JPS5819060U JPS5819060U (ja) 1983-02-05
JPS6115154Y2 true JPS6115154Y2 (ja) 1986-05-12

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ID=29909410

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JP11514081U Granted JPS5819060U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 電柱支線所有標示カバ−

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516014Y2 (ja) * 1985-12-27 1993-04-27
JP2730844B2 (ja) * 1993-05-31 1998-03-25 日本電信電話株式会社 電信柱補強用の支柱の取付方法
JP6133122B2 (ja) * 2013-05-07 2017-05-24 関西電力株式会社 蔓性植物の這い上がり防止装置

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Publication number Publication date
JPS5819060U (ja) 1983-02-05

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