JPS6115044Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6115044Y2
JPS6115044Y2 JP16463481U JP16463481U JPS6115044Y2 JP S6115044 Y2 JPS6115044 Y2 JP S6115044Y2 JP 16463481 U JP16463481 U JP 16463481U JP 16463481 U JP16463481 U JP 16463481U JP S6115044 Y2 JPS6115044 Y2 JP S6115044Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
screed
main body
attached
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16463481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5869009U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16463481U priority Critical patent/JPS5869009U/ja
Publication of JPS5869009U publication Critical patent/JPS5869009U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6115044Y2 publication Critical patent/JPS6115044Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、道路等をセメントコンクリート舗装
する場合に用いられるコンクリート舗装仕上車両
に関するものである。
一般に道路、空港、駐車場等のセメントコンク
リート舗装施工は、型枠を用いて行なわれる。こ
の場合、第1図に示すように型枠1,1は、舗装
施工する場所に平行に敷設される。これら型枠
1,1の上に取付けられたレール2,2上には、
コンクリート仕上車両(図示せず)の車輪3…が
乗せられる。この車両は、車輪3…によつてレー
ル2,2上を走行するとともに、車両下面に取付
けられた仕上用スクリード(図示せず)によつて
型枠1,1間に打設されたコンクリート4の面を
ならすようになつている。
ところで、舗装に用いられる型枠1,1は、舗
装の厚さによつて選定され、また、施工する舗装
の幅に合わせて平行に設置される。したがつて、
仕上車両は、その幅に合わせて車輪3,3の幅を
組換えてレール2,2に乗せなければならない。
さらに、これら車輪3…はレール上を走行するフ
ランジ付きの鉄車輪で道路上を走れないため、他
の工事現場に移動する場合には、大型レーレンに
よつてトラツクに積込み搬送する必要がある。こ
のため、工事規模が小さく、舗装する幅が異る場
合や、移動の多い現場などにおいては、仕上車両
の幅員調整や移動に要する時間、労力、経費が多
大となる不都合があつた。
本考案は、上記の事情に鑑み、型枠の設置する
幅が変つても、その幅に合わせて車輪の幅を変え
ることが出来、しかも別に設けられた移動用のタ
イヤによつて自走移動出来るコンクリート舗装仕
上車両を提供することを目的とするもので、タイ
ヤ回転駆動装置によつて回転駆動せしめられるタ
イヤを上下自在に備えた本体フレームと、車輪回
転駆動装置によつて回転させられるレール走行用
車輪を上下自在に備えるとともに長さ方向を左右
に揃えて前後に平行に上記本体フレームに取付け
られたスライドケースに伸縮フレームを嵌装して
本体フレームの左右に移動自在に設けられたサイ
ドフレームと、上記本体フレームと上記サイドフ
レーム間に設けられた補助ガイドレールと本体フ
レームに設けられたガイドレールにスクリード移
動用駆動装置によつて回転させられる走行輪を案
内されて本体フレームとサイドフレームの左右方
向に動かされるスクリード枠と、このスクリード
枠に設けられたスクリードとを有するものであ
る。
以下本考案を図面を参照して説明する。
第2図ないし第8図は、本考案に係るコンクリ
ート舗装仕上車両の一実施例を示すものである。
第2図、第3図、第4図は、それぞれ仕上車両の
側面図、平面図および正面図で、図中符号11,
11は、中間部が互いに平行して前後方向に延在
し、両端が下方に曲つている本体フレームであ
る。これら本体フレーム11,11の前後の曲つ
た部分の下部には、前フレーム12、後フレーム
13が設けられている。また、上記本体フレーム
11,11の中間部には、本体フレーム11,1
1を互に連結する梁14,14が設けられてい
る。また、上記前フレーム12の後部および後フ
レーム13の前部には、左右方向に延在する前ス
ライドケース15,15および後スライドケース
16,16が設けられている。これら前後のスラ
イドケース15,15,16,16には、それぞ
れ左又は右方向にスライドする前伸縮フレーム1
7,17後伸縮フレーム18,18が摺動自在に
嵌挿されている。また、上記左または右方向に摺
動する前後の伸縮フレーム17,18:17,1
8の先端には、上記前後フレーム12,13の左
および右側に前後に延在するサイドフレーム1
9,19がそれぞれ取付けられている。また、上
記前スライドケース15、後スライドケース16
と上記左側サイドフレーム19の間には、左側サ
イドフレーム19を左側に移動させる油圧シリン
ダ20,20かスライドケース15,16に沿つ
て設けられている。また、同様な構成によつて右
側サイドフレーム19を右側に移動させる油圧シ
リンダ21,21が設けられている。また、上記
サイドフレーム19,19の前部および後部に
は、油圧昇降装置22…が取付けられている。こ
れら昇降装置22…は、ガイドフレーム23によ
つてガイドされる車輪支柱24…を上下するよう
になつている。これら車輪支柱24…の下端に
は、前後のボーギ式鉄輪を有するレール走行用車
輪25…が取付けられている。こられ車輪25…
のうち後車輪25,25には、車両を走行させる
油圧車輪回転駆動装置26,26が設けられてい
る。
また、上記前スライドケース15の後部および
後スライドケース16の前部には、左右方向に延
在して前後のガイドレール27,27が取付けら
れている。これらガイドレール27,27の端部
には、上記サイドフレーム19,19が左又は右
に移動した場合補助ガイドレール27a…がガイ
ドレール27の端部とサイドフレーム19の間に
取付けられるようになつている。また、上記ガイ
ドレール27,27の上面には、前後方向に延在
するスクリード駆動軸28の両端に取付けられた
走行輪27a,28aが乗せられている。なお、
上記駆動軸28は長方形のスクリード枠29の前
後方向の対向する辺29a,29aの中心上面に
回転自在に取付けられている。こられ対向する辺
29a,29aは、上記ガイドレール27,27
及び補助ガイドレール27a,27aとそれぞれ
左右方向の摺動が自在に取付けられており、上記
駆動軸28を中心としたスクリード枠29の上下
回動が防止されている。この枠29の上部には、
上記駆動軸28を駆動する油圧モータスクリード
移動用駆動装置30が設けられている。この油圧
モータ30は、上記枠29が上記サイドフレーム
19に当ると逆回転して、枠29を反対方向に動
かすようになつている。
また、上記スクリード枠29の下面の左右方向
中央の前後部には、前ブラケツト31,31と後
ブラケツト32,32が互に平行かつ前後のブラ
ケツト31,32が直線上にあるように取付けら
れている。これらブラケツト31,31:32,
32には、ベルクランク31a,31a,32
a,32aの屈曲部が回転自在に軸着されてい
る。これ等ベルクランクの上端は、油圧シリンダ
33によつて前後に動くロツド33aに軸着され
ている。また、上記ベルクランク31a,31
a:32a,32aの下端は、前後方向に延在す
る仕上スクリード支持体34の上面にそれぞれ回
動自在に軸着されている。また上記仕上スクリー
ド支持体34の下面には、支持体34に対して前
後方向に移動自在に仕上スクリード35が取舗け
られている。この仕上スクリード35の上面に
は、スクリード駆動ブラケツト35aが上記支持
体34に対してフリーとなるように取付けられて
いる。この駆動ブラケツト35aの上端には駆動
ロツド36aの一端が水平回動自在に取付けられ
ている。また、上記ロツド36aの他端は、上記
スクリード枠29に回転軸が垂直となるように取
付けられた油圧モータ36の軸に対して偏芯した
軸に、回動自在に取付けられている。
また、上記前後のフレーム12,13の下方に
は、路上を走行する際に使用する前タイヤ37,
37および後タイヤ38,38が取付けられてい
る。
前タイヤ37,37は、第5図,第6図に示す
ように前スライドケース15の下面に一端が回動
自在に取付けられた前タイヤアーム39,39の
他端に取付けられている。これら前タイヤアーム
39,39の中間部と上記前フレーム12に間に
は前タイヤ37,37を上下する油圧シリンダ4
0,40が設けられている。また前タイヤ37,
37には、油圧シリンダ41aによつて作動する
ステアリング機構41が設けられている。
また、後タイヤ38,38は、第7図、第8図
に示すように、後スライドケース16の下面に一
端が取付けられた後タイヤアーム42,42の他
端に取付けられている。この後タイヤアーム4
2,42の中間部と上記後フレーム13との間に
は、後タイヤ38,38を上下する油圧シリンダ
43,43が設けられている。また、上記後タイ
ヤ38,38には、後タイヤを回転駆動するタイ
ヤ回転駆動装置44が設けられている。
また、上記後フレーム13の上には、運転台5
0が設けられている。この運転台50の後部には
エンジン51が設けられている。またエンジン5
1には、作動油圧タンク52の油を圧送する油圧
ポンプ53が設けられている。この油圧ポンプ5
3は、加圧油を前記各部の油圧シリンダ、油圧モ
ータに圧送して仕上車両を走行させ、また各部を
駆動させるようになつている。また運転員は、運
転台50においてすべての操作およびコントロー
ルが出来るようになつている。
なお、第2〜4図中54は、スクリード枠29
に取付けられた油圧モータ、油圧シリンダを駆動
する油を圧送するホースの巻取機で、枠29が移
動してもホースがたるまないようになつている。
次に以上のように構成された舗装仕上車両の使
用方法を説明する。
先ず、油圧シリンダ40,43を操作して前後
のタイヤ37,37,38,38を降し接地させ
る。次いで油圧昇降装置22…を駆動して車輪支
柱24…を短縮し車輪25…を持上げる。次いで
車両を操縦し、タイヤ37,38によつて目走
し、工事現場に移動する。次いで、第4図に示す
ように工事現場においては、平行に敷設された型
枠1,1の間に車両を停止させる。油圧シリンダ
20,21を操作してサイドフレーム19,19
を両側に広げ、レール2,2上に車輪25,25
を位置させる。車輪25,25を降下させレール
2,2上に乗せ舗装仕上車両を車輪25…によつ
て支持した後、タイヤ37,38を上昇させる。
またガイドレール27,27の端部とサイドフレ
ーム19,19の間に補助ガイドレール27a…
を取付け、スクリード枠29がサイドフレーム1
9,19の間を往復出来るようにする。次いで油
圧シリンダ33を操作してロツド33aを前後に
動かし、ベルクランク31a,32aを回動させ
て仕上スクリード支持体34を上下し、仕上スク
リード35の下面を所定の高さとする。型枠1,
1の間にセメントコンクリートを打設する。次い
で、油圧モータ30および36を駆動するととも
に回転駆動装置26を駆動して車両を走行させ
る。これにより、仕上スクリード35は、前後に
動くとともに、スクリード枠29がサイドフレー
ム19,19の間を往復することによつて仕上ス
クリード35は型枠1,1間を往復する。この仕
上スクリード35の運動と、車両の進行によつて
型枠1,1間のコンクリート面は、容易に仕上げ
られる。なお、これらの操作は、運転台から遠隔
操作によつてすべて容易に行うことが出来る。
また施行を終えて別の作業場に移動する場合に
は、前とは逆の操作によつて、車両幅を縮め、タ
イヤ37,38を接地させて駆動する。
以上述べたように本考案に係るセメントコンク
リート舗装仕上車両は自走出来、また本体フレー
ムに対してサイドフレームを移動させるととも
に、本体フレームとサイドフレームとの間に補助
ガイドレールを架設し、種々の間隔の型枠にスク
リードの移動幅を正しく一致させて型枠間のコン
クリート舗装を仕上げることが出来るので、移動
したり幅の異る舗装を行う場合においても、時
間、労力、経費が極めて少なくてすむ長所を有す
る。また本体フレームに対してサイドフレームを
移動させて幅を調節する構造となつているので、
本体フレームの側部にサイドフレームをぴつたり
と寄せて車両全体の幅を狭くしてトラツクに積ん
で移送することが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、セメントコンクリート舗装を示なう
場合の説明図、第2図ないし第8図は、本考案に
係るセメントコンクリート舗装仕上車両の一実施
例を示すもので、第2図は第3図に−矢視一
部断面図、第3図は第2図の−矢視図、第4
図は第3図の−矢視図、第5図は前タイヤ部
分の裏面図、第6図は、前タイヤ部分の側面図、
第7図は後タイヤ部分の裏面図、第8図は後タイ
ヤ部分の側面図である。 1……型枠、2……レール、3……車輪、4…
…舗装コンクリート、11……本体フレーム、1
2……前フレーム、13……後フレーム、14…
…連結梁、15……前スライドケース、16……
後スライドケース、17……前伸縮フレーム、1
8……後伸縮フレーム、19……サイドフレー
ム、20……油圧シリンダ、21……油圧シリン
ダ、22……油圧昇降装置、23……ガイドフレ
ーム、24……車輪支柱、25……車輪、26…
…回動駆動装置、27……ガイドレール、27a
……補助ガイドレール、28……スクリード駆動
軸、28a……走行輪、29……スクリード枠、
29a……対向する辺、30……油圧モータ、3
1……前ブラケツト、31a……前ベルクラン
ク、32……後ブラケツト、32a……後ベルク
ランク、33……油圧シリンダ、33a……ロツ
ド、34……仕上スクリード支持体、35……仕
上スクリード、35a……スクリード駆動ブラケ
ツト、36……油圧モータ、36a……駆動ロツ
ド、37……前タイヤ、38……後タイヤ、39
……前タイヤアーム、40……油圧シリンダ、4
1……ステアリング機構、41a……油圧シリン
ダ、42……後タイヤアーム、43……油圧シリ
ンダ、44……駆動装置、50……運転台、51
……エンジン、52……作動油圧タンク、53…
…油圧ポンプ、54……ホース巻取機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイヤ回転駆動装置44によつて回転駆動せし
    められるタイヤ37,38を上下自在に備えた本
    体フレーム11と、車輪回転駆動装置26によつ
    て回転させられるレール走行用車輪25を上下自
    在に備えるとともに長さ方向を左右に揃えて前後
    に平行に上記本体フレーム11に取付けられたス
    ライドケース15,16に伸縮フレーム17,1
    8を嵌装して本体フレーム11の左右に移動自在
    に設けられたサイドフレーム19と、上記本体フ
    レーム11と上記サイドフレーム19間に設けら
    れた補助ガイドレール27aと本体フレーム11
    に設けられたガイドレール27にスクリード移動
    用駆動装置30によつて回転させられる走行輪2
    8aを案内されて本体フレーム11とサイドフレ
    ーム19の左右方向に動かされるスクリード枠2
    9と、このスクリード枠29に設けられたスクリ
    ード35とを具備したことを特徴とするコンクリ
    ート舗装仕上車両。
JP16463481U 1981-11-04 1981-11-04 コンクリ−ト舗装仕上車両 Granted JPS5869009U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16463481U JPS5869009U (ja) 1981-11-04 1981-11-04 コンクリ−ト舗装仕上車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16463481U JPS5869009U (ja) 1981-11-04 1981-11-04 コンクリ−ト舗装仕上車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5869009U JPS5869009U (ja) 1983-05-11
JPS6115044Y2 true JPS6115044Y2 (ja) 1986-05-10

Family

ID=29956865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16463481U Granted JPS5869009U (ja) 1981-11-04 1981-11-04 コンクリ−ト舗装仕上車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5869009U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5869009U (ja) 1983-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5039249A (en) Apparatus for screening and trowelling concrete
US3664448A (en) Vehicle for carrying agricultural or construction tools and the like
US9382674B1 (en) Concrete finishing machine
CN101918639A (zh) 轮式整平装置
US9476169B1 (en) Concrete finishing machine
JP3357643B2 (ja) 地面を破壊するための機械
US4433871A (en) Machine for cutting curbstones, sidewalls and the like
US5224793A (en) Screeding apparatus
JPS6026882B2 (ja) 路面兼軌道走行可能な軌道整正機械
EP2154292A2 (en) Screed working apparatus
JPS6115044Y2 (ja)
KR100939691B1 (ko) 포장 포설 장비
JPH10114910A (ja) 自走式コンクリート仕上げ機械
US5799738A (en) Doweling hole drilling machine
JP3907808B2 (ja) 舗装表面仕上げ機械
JPH0445440B2 (ja)
JPS6319270Y2 (ja)
JP3915044B2 (ja) ボックスカルバート敷設方法
US6129480A (en) Bi-directional concrete finishing machine
JP2573795Y2 (ja) コンクリート打設装置
JPH033609Y2 (ja)
RU198973U1 (ru) Укладчик лёгких дорожных матов с адаптивным регулированием положения верхней поворотной рамы
JP7325056B2 (ja) 保線作業装置
JP2515411Y2 (ja) コンクリート縦型表面仕上機
JP3837646B2 (ja) 長尺部材の建起し用支持装置