JPS6114974A

JPS6114974A - 印字手段の移動装置

Info

Publication number: JPS6114974A
Application number: JP13546484A
Authority: JP
Inventors: Hidehiro Fujimori; 藤森　秀弘
Original assignee: Tokyo Juki Industrial Co Ltd
Current assignee: Juki Corp
Priority date: 1984-06-30
Filing date: 1984-06-30
Publication date: 1986-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は熱転写、ワイヤートッド、またはインクジェ
ット等のシリアル方式を用いた印字手段の移動装置に関
する。

（従来技術）上記したような従来の移動装置は、印字体を装着したキ
ャリアを、プラテン及び印字体受板と平行に横架したキ
ャリアシャフトに左右に移動可能に軸挿し、パルスモー
タに連動する無端ワイヤーまたはベルトにキャリアを係
止することにより、キャリアをベルトの左右方向移動に
協動させて、キャリアシャフト上を任意に左右方向に往
復移動させていた。

（発明が解決しようとする問題点）従来の上記移動装置は上記したような構成のために部品
点数が多くなり、そのためのコストも高いため、この小
型、軽量の印字体を移動するのに適した合理的な移動装
置を開発する必要があった。

：ＩＧ問題点を解決するための手段〕この発明はこのような背景の下罠なされたもので、一端
を自由端としてその端部に印字手段を固定し、この印字
手段を印字行に溢って左右に移送可能な剛性且つ可撓性
をもつ帯状の送り部材と、正逆回転可能とし、送り部材
の基端を正逆回転に関連して巻き取りまたは送り出し可
能に巻装した駆動手段と、印字行に涜って機枠に支持し
、送り部材を送り方向に摺動可能に支持する案内部を設
けた案内手段と、キーボードの操作信号または外部デー
タソーズの指令信号に基づいて駆動手段を正逆方向に動
作させる制御手段とを備えた印字手段の移動装置を提供
することを目的とする。

（実施例）以下この発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、
第一図は、熱転写型の印字体を用いたタイプライタ−の
内部斜視図で、特に印字体の移動装置を表わしたもので
ある。

１は、印字用紙を縦方向に移動するプラテン、２は、熱
転写型の印字体、３は印字体２の印字面と印字用紙を介
して相互に対向配置し、プラテン１と平行に機枠に装着
した印字体受板である。

４は印字体２を印字位置に移動する帯状の送り帯であり
、一端に印字体２の裏面を装着し、他端を円筒型状の回
転ドラム５の側面に巻装する。回転ドラム５の中心軸は
駆動モータ６の回転軸に軸着され、駆動モータ６の正逆
回転により送り帯４が送り出されまたは、引き込まれる
。６ａ、６αは機枠に駆動モータ６を固定するための止
め穴である。７は送り帯４の長手方向に配列した縦長の
會スリットであり、機枠に装着した光源（図示しない）を
スリット１に照した時に、スリット７を通過した光を受
光器（図示しない）によって検知し、この検知信号を検
知回路８を通じて送り帯４に装着した印字体２の位置を
正確に測定することができる。

９は印字体２と送り帯４を左右に摺動可能に支持する案
内板で、前記印字体受板３と平行に配置し、機枠に回動
可能に支持した支持軸１０に帯状の板を印字体受板３と
平行に装着したものである。

１１は案内板９の上端部を支持軸１ｏに沿って形成した
案内溝で、繭記送り帯４の一側を嵌装して、送り帯４を
左右に摺動可能に支持する。１２は支持軸１０の一端の
機枠付近に軸着した揺動腕で、揺動腕１２の先端にプラ
ンジャー１３を支持軸１０と交叉方向に回動可能に支持
し、ソレノイド１４によってプランジャー１３を駆動さ
せるものである。

第２図は、この印字手段の移動装置を操作するための制
御回路図で、キーボード１５で入力された操作信号は、
制御回路１６で記憶している印字体の印字行方向の印字
位置をもとに、まずソレノイド１４に駆動信号を発する
。

ソレノイド１４はプランジャー１３を押し出し、支持軸
１０を回動させて案内板９を印字鉢受は部３側に回転さ
せるので、案内溝１１に支持された印字体２は印字鉢受
は部３の前面に配置した印字用紙（図示しない）に圧着
される。次に制御回路１６よりモータ駆動信号が発する
と、駆動モータ６が回転して送り帯４に装置した印字体
２を移動させる。このとき送り帯４に形成したスリット
Ｉを検知回路８により常時検知して、印字体２の印字行
方向の位置を検出しているので、印字すべき位置に印字
体２が到達した時、制御回路１６は印字信号を発し、印
字体２に操作された文字等を、印字用紙に印刷する。

このとき、キーボード１５かもの操作信号が連続してい
れば、尚縦続して印字信号を発するが、操作信号が切れ
た時、制御回路１６は駆動モータ６を停止させる。また
、印字体２が印字用紙上を印字行端に移動し、またはキ
ーボード１５からリターン信号が発された時、制御回路
１６はソレノイド１４を開放することにより案内板９を
前記と逆方向に回動して、印字体２を印字用紙から開放
させ、且つ駆動モータ６によって印字体２を任意の停止
位置に引きもどすことができる。

尚、印字体として熱転写型の印字体を用いて説明してき
たが、ワイヤートッド型またはインクジェット型等の他
の小型印字体にも同様に実現することができる。

また、駆動モータ６を従来のようにパルスモータに変え
、送り帯４に形成したスリットγを除失することにより
、印字体２の移動をより精密に行うことが可能である。

（発明の効果）以上詳述したように、印字体を移送するのに、安価な９
ｍ１７モータを駆動し、送り帯を移動するのみで足り、
かつ印字体を移送可能に＃任套中≠≠゛しだので、従来装置に比較して、その部品点数を大幅に減
少させ、しかも安価な部品を使用することが可能になっ
た。しかもその移送機能は小型、軽量の印字体を移送す
るに必要にして充分な能力をもつものであり、この種の
印字体を用いたタイプライタ−またはプリンターの小型
化・低価格化の実現に寄与するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る印字手段の移動装置に係る一実施
例を示す斜視図、第２図は印字手段の移動装置を作動さ
せるための制御ブロック図である。（符号の説明）１・・・プラテン　　　　２・・・印字体３・・・印字
体受板　　　４・・・送り帯５・・・回転ドラム　　　
６・・・駆動モータ６α・・・止　め　穴　　　７・・
・スリット８・・・検知回路　　　　９・・・案内板１
０・・・支持軸　　　　１１・・・案内溝１２・・・揺
動腕　　　　１３・・・プランジャー１４・・・ソレノ
イド　　１５・・・キーボード１６・・・制御回路

Claims

【特許請求の範囲】一端を自由端としてその端部に印字手段を固定し、この
印字手段を印字行に沿つて左右に移送可能な剛性且つ可
撓性をもつ帯状の送り部材と、正逆回転可能とし、送り
部材の基端を正逆回転に関連して巻き取りまたは送り出
し可能に巻装した駆動手段と、印字行に沿つて機枠に支持し、送り部材を送り方向に摺
動可能に支持する案内部を設けた案内手段と、キーボードの操作信号または外部データソースの指令信
号に基づいて駆動手段を正逆方向に動作させる制御手段
とを備えた印字手段の移動装置。