JPS61149619A - エア−クラツチの押付力調整装置 - Google Patents
エア−クラツチの押付力調整装置Info
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- JPS61149619A JPS61149619A JP59269700A JP26970084A JPS61149619A JP S61149619 A JPS61149619 A JP S61149619A JP 59269700 A JP59269700 A JP 59269700A JP 26970084 A JP26970084 A JP 26970084A JP S61149619 A JPS61149619 A JP S61149619A
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- spring
- piston
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
- F16D25/062—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
- F16D25/063—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
- F16D25/0635—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は車両等に使用されるエアークラッチを対象とし
ており、そのよ゛うなりラッチにおいでクラッチディス
クに対するプレッシャプレートの押付力を調整するため
の装置に関する。 (従来の技術) 一般にエアークラッチは、プレッシャプレートの背面と
クラッチカバーの間にエアーシリンダ機構を設け、エア
ーシリンダ機構によりプレッシャプレートをクラッチデ
ィスクの71−シンクに押付
ており、そのよ゛うなりラッチにおいでクラッチディス
クに対するプレッシャプレートの押付力を調整するため
の装置に関する。 (従来の技術) 一般にエアークラッチは、プレッシャプレートの背面と
クラッチカバーの間にエアーシリンダ機構を設け、エア
ーシリンダ機構によりプレッシャプレートをクラッチデ
ィスクの71−シンクに押付
【ノるように構成したもの
で、モの一例は本件出願人による特願昭58−1291
51に記載されている。 (発明が解決しようとする問題点) ところが従来のエアークラッチでは、以下の理由により
、接続時のショックが大きいという問題がある。すなわ
ち、クラッチが遮断状態から接続状態へ移行する場合、
プレッシャプレートはある距離だけ空走した後にフェー
シングに接触する。 この場合エアシリンダの加圧室の圧力は1.lニ記空速
動作中は低く保たれ、上記接触とほぼ同前に急激に増加
する。その結果、フェーシングに対するプレッシャープ
レートの押付力は急激に増加し、クラッチ接続時にショ
ックが生じる。 この対策としては、ピストンを遮断方向に付勢するばね
を設けることが考えられる。このようにすると、空走中
でも加圧室内の空気はばねにより加圧され、クラッチが
実際に接続を開始するまでに加圧室のJモカは比較的高
くなるので、接続開始後にプレッシャプレートの圧接力
が急激に増加することを防止できる。 ところが上述の如くばねを01段した構造では、ピスト
ンは常に(ピストンの移動行程全体において)ばねを圧
縮しながらプレッシャ−プレートを押すことになる。従
って、フェーシングが摩耗して薄くなり、その結果、プ
レッシャプレートやピストンの移動距離が長くなった場
合には、ピストンはばねを大ぎく圧縮しむければならず
、ばねから大きな反力を受1Jる。従ってフJ、−シン
グ摩粍時には、ピストンからプレッシャープレー1−に
加わる力が不足し、そのためにフェーシングとフライホ
イールの圧接力が不足し、クラッチの伝達トルクが不足
づるという問題が生じる。 更にばねを使用する場合には、組立C段階においてピス
トンとばねとの相対位置を正確に設定しておく必要があ
り、組立て作業に手間が掛かる。 換言すれば、組立て誤差によりばねからピストンに必要
以上に大きい押戻し力が加わり、フェーシング摩耗前で
もフライホイールに対するフェーシングの圧接力が不足
する恐れがある。 (問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するために、本発明は、クラッチディス
クをフライホイールに押付番ノるための環状のプレッシ
ャープレートと、プレッシャプレートをクラッチディス
ク側へ付勢する!、:めのエアーシリンダ機構ど、エア
ーシリンダ機構の加圧室の空気圧を調整する空気圧調整
機構と、プレッシャープレートよりも内周側に位置する
押付力調整機構とを備え、該押付力調整機構に、エアー
シリンダl構のピストンに連結する第1部材と、第1部
材のクラッチ軸方向に延びる面に所定のa!擦力で接触
する第22g1材と、第2部材をクラッチ遮断方向に付
勢するばねamとを凝り、上記所定の摩Rhをクラッチ
接続状態でのプレフシ1/プレートに対するピストンの
押付力よりも小さくしたことを特徴と1ノでいる。 (作用) 上に!構成によると、加圧室内の空気はばねの弾力に抗
してピストンを接続方向に押】ことになるので、プレッ
シャプレートの空走中でも加圧室の圧力は比較的高く維
持される。従ってクラッチ接続開始時にプレッシャブレ
1〜の)I接方が急激に増加でることを防止できる。 又はね機構からピストンに加わる力が所定値よりも大き
くなると、第1部材と第2部材の間で滑りが生じるので
、ばねからビス1−ンヘ所定値以J−の反発力が加わる
こと番、1ない。従って、フェーシングが1?耗してプ
レッシャプレートやビス1−ンの88距離が艮くイヌつ
lj揚合ぐb、ピストンl)\らプレッシャプレートに
大きい力が加わり、プレッシャプレートは充分に大きい
力で71−シンクをフライホイールに押付ける。 (実施例) 第1図においてエンジン出力軸(図示1!f)に連結す
るフライホイール1は外周に筒状部2を備え、筒状部2
の先端に環状のクラッチカバー3の外周部がボルト止め
されている。フライホイール1とクラッチカバー3の間
には環状のプレッシャープレート5が位置している。プ
レッシャ−プレート5は図示されていない弾性ストラッ
プを介してフライホイール1に連結している。フライホ
イール1どプレッシャープレー1−5の間にはクラッチ
ディスクロのmlフェーシング7が位訂し、クラッチカ
バー3とプレッシャープレート5の間にはエアーシリン
ダR横8が位置している。クラッチディスク6はコイル
スプリング等からなるダンパー10を備えてJ3す、内
周のハブ11が出/7軸12(中心線のみ図示)に連結
している。 エアーシリンダ機構8tよブレッシト=プレート5に沿
って環状に延びる機構で、環状のシリンダ15及びビス
1〜ン16を猫えている。シリンダ15(よ端壁17と
その外周及び内周からフライホイール1側へ延びる周壁
18.19を備え、端壁17が複数のポル]・20(1
木のみ図示)にJ、リフラッチ力バー3の内面に固定さ
れている。ピストン16は外周部及び内周縁がシール2
2を介して周壁18.19にiFi!!IJ自在に嵌合
しており、ピストン16と端壁17の間に加圧室23が
形成されている。ピストン16はヒートインシ:Iレー
タ25及びカバー26を介してプレッシャープレート5
の背面()1−シングアと反対側の面)に連結している
。 −[アーシリンダII @8の半径方向内側には押付力
調整機構30が設けである。押付力調整814M 30
はアウタースリーブ31、インナース1ループ32、ダ
イ曳7フラムスプリング33、ブラケット34等を備え
ている。これらの部材はいずれもスレッシp−プレート
5に沿って環状に延びており、具体的には次のように構
成されている。 アウタースリーブ31は出力軸12と同芯の筒状部35
と、筒状部35のフライホイール1側の端部からJlj
れ曲がってず径方向外方へ延びる7ランジ36とを備え
ている。フランジ36はプレッシャープレート5とカバ
ー26の間に挟持されている。プレッシャープレー[・
5の背面に(よ、内周から外周近傍の部分にかりて、7
ランジ36が入込む凹部が設けである。筒状部35はシ
リンダ内周壁19の半径方向内側にFji接して位置(
]ており、出力軸12と平行な円筒状内周面40を備え
ている。 インナースリーブ32は筒状で、7ランジ36の内側を
同芯に延びており、円筒状外周面が上記内周面40に所
定の摩擦力で接触している。クラッチカバー3″Wりの
部分において、7ランジ36の内周には内向き7ランジ
状のスプリングシート42が設けてあり、スプリングシ
ー(〜42に対してクラッチディスク6側からスプリン
グ33の外周縁が着座している。又クラッチカバー3に
は、図示のクラッチ遮断状態において、インナースリー
ブ32の後端(クラッチディスク6と反対側の端部)が
接触するストッパ3つが設<jである。 スプリング33の内周はクラッチカバー3側からブラウ
ット34に着座している。又図示のクラッチ遮断状態に
おいて、スプリング33は外周が内周よりもクラッチカ
バー3!IAへ偏倚した姿勢にある。 ブラケット34は複数のボルト43(1本のみ図示)に
よりプレッシャープレーi−5の内周部の内面に固定さ
れている。ボルト43のクラッチディスク6側の端部か
らは7ランジ状のストッパ45が2¥径方向外向に延び
ており、このストッパ45の内周部にスプリング33が
上述の如く首座している。ストッパ45の外周端部には
スプリング33の外周部に向かって僅かに突出した突起
46が設りてあり、図示のクラッチ遮断状態において、
突起46とスプリング33の間には軸方向に所定の隙間
りが隔てられている。 前記アウタースリーブ31とインノ −スリーブ32の
間の静止摩擦力は、スプリング33が突起46に当接し
た状態におりるスプリング33の弾性反発力と同−又は
それよりb大きく設定しである。又上記静止I!J擦力
はクラップ接続状態において加圧室23からピストン1
6に加わる力J:りら充分に小さく設定されている。 なお内周面40に対するインナースリーブ32の圧接力
(1?!擦力)を全周にわたって均一化するためには、
第2図の如く、軸方向に延びる多数のスリット又は切欠
き41をアウタースリーブ31の筒状部35に周方向に
等間隔を隔てて形成することが好ましい。 第1図の如く、クラッチカバー3の内周縁には筒状部材
47が固定されている。筒状部材47は回転継手の外向
を構成する部材で、この回転継手は外部の空気圧調整機
構49から延びる通路50と加圧室23に接続する内部
通路51とを接続している。なお空気圧調整機構49は
クラッチペダルにより操作される空気圧制御弁及び加圧
空気源等により構成されている。 作用を説明する。クラップが完全に接続した状態では、
加1千室23の圧力を受けてピストン16やブレッシセ
ープレーh 5はフライホイール1側へ前進しており、
プレッシャープレート5はフェーシング7を滑りのない
状態でフライホイール1に押角番プでいる。従ってエン
ジンのトルクはフライホイール1からクラッチディスク
6を経で出力軸12へ伝えられる。又この接続状態では
、ピストン16の前進にともなってアウタースリー13
1やインナースリーブ32も同方向に前進し°【おり、
スプリング33は圧縮されストッパ45の突起46に当
接している。 この状態からクラッチペダルを踏込んで加圧室23の圧
力を解放すると、フェーシング7に対するプレッシャー
プレート5の押付力は解放され、クラッチは遮断される
。この遮断動作では、スプリング33の復元力によりイ
ンブースリープ32はストッパ39に当接する位置まで
距離(L)だけ後退し、それにともなって7ウタースリ
ーブ31、ピストン16、プレッシャープレート5も距
離(L)だ番ノ後退する。 次にクラッチペダルを徐々に戻りと、加圧室23が加圧
されてクラッチは再び接vcする。この接続動作におい
て、プレッシャープレート5が距離(L)を移動する間
は、加圧室23の容積が比較的急激に増加するが、この
動作中、ビス[・ン16はインナースリーブ32により
スプリング33を圧縮しながら移動するので、加圧室2
3の内部空気はスプリング33から反発力を受ける。従
って第3図の区間0−Qの如く、加圧室23の圧力はピ
ストン16の移動量(第3図のペダルストロークに概ね
対応する)に対応して増加する。 プレッシャープレート5が距離(L)を移動してフェー
シング7をフライホイール1に押付は始めると、それ以
後は加圧室23の容積はさほど増加せず、第2図の区間
Q−Rの如く、加圧室23の圧力増加率は高くなる。こ
れによりフェーシング7に対するプレッシャープレート
5の押付力が比較的速やかに所定値まで増加し、クラッ
チは完全に接続される。 そして上述の如く、実際に押付けが開始された時点(第
3図の点Q)では、前記スプリング33の作用により、
加圧室23の圧力は比較的高い値pまで上昇している。 従って実際の押付番プ動作(Q−R)において、圧力が
従来のように極めて低い値から急激に上昇するという現
象は発生せず、接続開始時にショックは発生しない。 クラッチを長期間使用してフェーシング7が摩耗すると
、接続状態におけるプレッシャ−プレート5の位置は摩
耗前に比べてフライホイール111へ移動する。そのた
めにスプリング33がストッパ45に当接する位置まで
ピストン16が移動しても、ブレッシV・プレート5が
7エーシング7に完全には圧接しないこと、がある。と
ころがその場合でも、本発明では次のようにして、クラ
ッチは完全に接続される。すなわちスプリング33がス
トッパ45に当接した状態において、プレッシャープレ
ート5が更にフライホイール1側へ移動できる場合にt
、L、アウタースリーブ31とインナースリーブ32の
間で滑り生じ、スプリング33やインナースリーブ32
が静止した状態のまま、ピストン16はプレッシャープ
レート5を71−シングアに完全に圧接する位置まで移
動させる。 又このように滑りが生じてブレッシ(r−プレート5の
位1が変化した後も、接続動作時のスプリング33の圧
縮量はそれ以前の圧縮1t(L)と同じである。従りて
フェーシングアが摩耗しても、スプリング33からピス
トン16に加わる反発力は増加しない。その結果、プレ
ッシャープレート5は充分に大きい力で7エーシング7
に圧接し、クラッチは滑りを生じることなく確実に接続
する。 更に組立て作業において、ブレフシ11−プレート5と
7エーシング7の間の隙間りが誤って所定値よりも大き
く設定された場合でも、組立て後の最初の運転により、
上記フェーシング摩耗時と同様に、上記隙間の誤差は解
消される。 (発明の効果) 以上説明したように本発明によると、ピストン16を遮
断方向に付勢するスプリング33(ばね1!4N)を設
けたことにより、クラッチ接続時のショックを防止でき
る。しかb、ピストン16とスプリング330問にアウ
タースリーブ31(第1部材)とインツースリーブ32
(第2部材)とからなる摩擦店動部を設けたので、フェ
ーシングアが摩耗した場合でも、スプリング33のJI
−縮量を所定値に保ち、フェーシング7に対するプレツ
シt?−プレー ト5の押付力が不足りることを防止で
きる。 更に押付ツノ調整機構30をプレツシセプレート5より
6内周側に設けたので、クラッチ全体の構造が大形化す
ることを防止し、構造のコンパクト化を図ることができ
る。 又図示の実施例の如く、スプリング33の圧縮mを制限
するストッパ45を設けることにより、スプリング33
を所定量以上に圧縮することを確実に防止し、しかもア
ウタースリー131とインナースリーブ32の間に確実
に滑りを発生させることができる。従って動作の安定化
を図ることができる。
で、モの一例は本件出願人による特願昭58−1291
51に記載されている。 (発明が解決しようとする問題点) ところが従来のエアークラッチでは、以下の理由により
、接続時のショックが大きいという問題がある。すなわ
ち、クラッチが遮断状態から接続状態へ移行する場合、
プレッシャプレートはある距離だけ空走した後にフェー
シングに接触する。 この場合エアシリンダの加圧室の圧力は1.lニ記空速
動作中は低く保たれ、上記接触とほぼ同前に急激に増加
する。その結果、フェーシングに対するプレッシャープ
レートの押付力は急激に増加し、クラッチ接続時にショ
ックが生じる。 この対策としては、ピストンを遮断方向に付勢するばね
を設けることが考えられる。このようにすると、空走中
でも加圧室内の空気はばねにより加圧され、クラッチが
実際に接続を開始するまでに加圧室のJモカは比較的高
くなるので、接続開始後にプレッシャプレートの圧接力
が急激に増加することを防止できる。 ところが上述の如くばねを01段した構造では、ピスト
ンは常に(ピストンの移動行程全体において)ばねを圧
縮しながらプレッシャ−プレートを押すことになる。従
って、フェーシングが摩耗して薄くなり、その結果、プ
レッシャプレートやピストンの移動距離が長くなった場
合には、ピストンはばねを大ぎく圧縮しむければならず
、ばねから大きな反力を受1Jる。従ってフJ、−シン
グ摩粍時には、ピストンからプレッシャープレー1−に
加わる力が不足し、そのためにフェーシングとフライホ
イールの圧接力が不足し、クラッチの伝達トルクが不足
づるという問題が生じる。 更にばねを使用する場合には、組立C段階においてピス
トンとばねとの相対位置を正確に設定しておく必要があ
り、組立て作業に手間が掛かる。 換言すれば、組立て誤差によりばねからピストンに必要
以上に大きい押戻し力が加わり、フェーシング摩耗前で
もフライホイールに対するフェーシングの圧接力が不足
する恐れがある。 (問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するために、本発明は、クラッチディス
クをフライホイールに押付番ノるための環状のプレッシ
ャープレートと、プレッシャプレートをクラッチディス
ク側へ付勢する!、:めのエアーシリンダ機構ど、エア
ーシリンダ機構の加圧室の空気圧を調整する空気圧調整
機構と、プレッシャープレートよりも内周側に位置する
押付力調整機構とを備え、該押付力調整機構に、エアー
シリンダl構のピストンに連結する第1部材と、第1部
材のクラッチ軸方向に延びる面に所定のa!擦力で接触
する第22g1材と、第2部材をクラッチ遮断方向に付
勢するばねamとを凝り、上記所定の摩Rhをクラッチ
接続状態でのプレフシ1/プレートに対するピストンの
押付力よりも小さくしたことを特徴と1ノでいる。 (作用) 上に!構成によると、加圧室内の空気はばねの弾力に抗
してピストンを接続方向に押】ことになるので、プレッ
シャプレートの空走中でも加圧室の圧力は比較的高く維
持される。従ってクラッチ接続開始時にプレッシャブレ
1〜の)I接方が急激に増加でることを防止できる。 又はね機構からピストンに加わる力が所定値よりも大き
くなると、第1部材と第2部材の間で滑りが生じるので
、ばねからビス1−ンヘ所定値以J−の反発力が加わる
こと番、1ない。従って、フェーシングが1?耗してプ
レッシャプレートやビス1−ンの88距離が艮くイヌつ
lj揚合ぐb、ピストンl)\らプレッシャプレートに
大きい力が加わり、プレッシャプレートは充分に大きい
力で71−シンクをフライホイールに押付ける。 (実施例) 第1図においてエンジン出力軸(図示1!f)に連結す
るフライホイール1は外周に筒状部2を備え、筒状部2
の先端に環状のクラッチカバー3の外周部がボルト止め
されている。フライホイール1とクラッチカバー3の間
には環状のプレッシャープレート5が位置している。プ
レッシャ−プレート5は図示されていない弾性ストラッ
プを介してフライホイール1に連結している。フライホ
イール1どプレッシャープレー1−5の間にはクラッチ
ディスクロのmlフェーシング7が位訂し、クラッチカ
バー3とプレッシャープレート5の間にはエアーシリン
ダR横8が位置している。クラッチディスク6はコイル
スプリング等からなるダンパー10を備えてJ3す、内
周のハブ11が出/7軸12(中心線のみ図示)に連結
している。 エアーシリンダ機構8tよブレッシト=プレート5に沿
って環状に延びる機構で、環状のシリンダ15及びビス
1〜ン16を猫えている。シリンダ15(よ端壁17と
その外周及び内周からフライホイール1側へ延びる周壁
18.19を備え、端壁17が複数のポル]・20(1
木のみ図示)にJ、リフラッチ力バー3の内面に固定さ
れている。ピストン16は外周部及び内周縁がシール2
2を介して周壁18.19にiFi!!IJ自在に嵌合
しており、ピストン16と端壁17の間に加圧室23が
形成されている。ピストン16はヒートインシ:Iレー
タ25及びカバー26を介してプレッシャープレート5
の背面()1−シングアと反対側の面)に連結している
。 −[アーシリンダII @8の半径方向内側には押付力
調整機構30が設けである。押付力調整814M 30
はアウタースリーブ31、インナース1ループ32、ダ
イ曳7フラムスプリング33、ブラケット34等を備え
ている。これらの部材はいずれもスレッシp−プレート
5に沿って環状に延びており、具体的には次のように構
成されている。 アウタースリーブ31は出力軸12と同芯の筒状部35
と、筒状部35のフライホイール1側の端部からJlj
れ曲がってず径方向外方へ延びる7ランジ36とを備え
ている。フランジ36はプレッシャープレート5とカバ
ー26の間に挟持されている。プレッシャープレー[・
5の背面に(よ、内周から外周近傍の部分にかりて、7
ランジ36が入込む凹部が設けである。筒状部35はシ
リンダ内周壁19の半径方向内側にFji接して位置(
]ており、出力軸12と平行な円筒状内周面40を備え
ている。 インナースリーブ32は筒状で、7ランジ36の内側を
同芯に延びており、円筒状外周面が上記内周面40に所
定の摩擦力で接触している。クラッチカバー3″Wりの
部分において、7ランジ36の内周には内向き7ランジ
状のスプリングシート42が設けてあり、スプリングシ
ー(〜42に対してクラッチディスク6側からスプリン
グ33の外周縁が着座している。又クラッチカバー3に
は、図示のクラッチ遮断状態において、インナースリー
ブ32の後端(クラッチディスク6と反対側の端部)が
接触するストッパ3つが設<jである。 スプリング33の内周はクラッチカバー3側からブラウ
ット34に着座している。又図示のクラッチ遮断状態に
おいて、スプリング33は外周が内周よりもクラッチカ
バー3!IAへ偏倚した姿勢にある。 ブラケット34は複数のボルト43(1本のみ図示)に
よりプレッシャープレーi−5の内周部の内面に固定さ
れている。ボルト43のクラッチディスク6側の端部か
らは7ランジ状のストッパ45が2¥径方向外向に延び
ており、このストッパ45の内周部にスプリング33が
上述の如く首座している。ストッパ45の外周端部には
スプリング33の外周部に向かって僅かに突出した突起
46が設りてあり、図示のクラッチ遮断状態において、
突起46とスプリング33の間には軸方向に所定の隙間
りが隔てられている。 前記アウタースリーブ31とインノ −スリーブ32の
間の静止摩擦力は、スプリング33が突起46に当接し
た状態におりるスプリング33の弾性反発力と同−又は
それよりb大きく設定しである。又上記静止I!J擦力
はクラップ接続状態において加圧室23からピストン1
6に加わる力J:りら充分に小さく設定されている。 なお内周面40に対するインナースリーブ32の圧接力
(1?!擦力)を全周にわたって均一化するためには、
第2図の如く、軸方向に延びる多数のスリット又は切欠
き41をアウタースリーブ31の筒状部35に周方向に
等間隔を隔てて形成することが好ましい。 第1図の如く、クラッチカバー3の内周縁には筒状部材
47が固定されている。筒状部材47は回転継手の外向
を構成する部材で、この回転継手は外部の空気圧調整機
構49から延びる通路50と加圧室23に接続する内部
通路51とを接続している。なお空気圧調整機構49は
クラッチペダルにより操作される空気圧制御弁及び加圧
空気源等により構成されている。 作用を説明する。クラップが完全に接続した状態では、
加1千室23の圧力を受けてピストン16やブレッシセ
ープレーh 5はフライホイール1側へ前進しており、
プレッシャープレート5はフェーシング7を滑りのない
状態でフライホイール1に押角番プでいる。従ってエン
ジンのトルクはフライホイール1からクラッチディスク
6を経で出力軸12へ伝えられる。又この接続状態では
、ピストン16の前進にともなってアウタースリー13
1やインナースリーブ32も同方向に前進し°【おり、
スプリング33は圧縮されストッパ45の突起46に当
接している。 この状態からクラッチペダルを踏込んで加圧室23の圧
力を解放すると、フェーシング7に対するプレッシャー
プレート5の押付力は解放され、クラッチは遮断される
。この遮断動作では、スプリング33の復元力によりイ
ンブースリープ32はストッパ39に当接する位置まで
距離(L)だけ後退し、それにともなって7ウタースリ
ーブ31、ピストン16、プレッシャープレート5も距
離(L)だ番ノ後退する。 次にクラッチペダルを徐々に戻りと、加圧室23が加圧
されてクラッチは再び接vcする。この接続動作におい
て、プレッシャープレート5が距離(L)を移動する間
は、加圧室23の容積が比較的急激に増加するが、この
動作中、ビス[・ン16はインナースリーブ32により
スプリング33を圧縮しながら移動するので、加圧室2
3の内部空気はスプリング33から反発力を受ける。従
って第3図の区間0−Qの如く、加圧室23の圧力はピ
ストン16の移動量(第3図のペダルストロークに概ね
対応する)に対応して増加する。 プレッシャープレート5が距離(L)を移動してフェー
シング7をフライホイール1に押付は始めると、それ以
後は加圧室23の容積はさほど増加せず、第2図の区間
Q−Rの如く、加圧室23の圧力増加率は高くなる。こ
れによりフェーシング7に対するプレッシャープレート
5の押付力が比較的速やかに所定値まで増加し、クラッ
チは完全に接続される。 そして上述の如く、実際に押付けが開始された時点(第
3図の点Q)では、前記スプリング33の作用により、
加圧室23の圧力は比較的高い値pまで上昇している。 従って実際の押付番プ動作(Q−R)において、圧力が
従来のように極めて低い値から急激に上昇するという現
象は発生せず、接続開始時にショックは発生しない。 クラッチを長期間使用してフェーシング7が摩耗すると
、接続状態におけるプレッシャ−プレート5の位置は摩
耗前に比べてフライホイール111へ移動する。そのた
めにスプリング33がストッパ45に当接する位置まで
ピストン16が移動しても、ブレッシV・プレート5が
7エーシング7に完全には圧接しないこと、がある。と
ころがその場合でも、本発明では次のようにして、クラ
ッチは完全に接続される。すなわちスプリング33がス
トッパ45に当接した状態において、プレッシャープレ
ート5が更にフライホイール1側へ移動できる場合にt
、L、アウタースリーブ31とインナースリーブ32の
間で滑り生じ、スプリング33やインナースリーブ32
が静止した状態のまま、ピストン16はプレッシャープ
レート5を71−シングアに完全に圧接する位置まで移
動させる。 又このように滑りが生じてブレッシ(r−プレート5の
位1が変化した後も、接続動作時のスプリング33の圧
縮量はそれ以前の圧縮1t(L)と同じである。従りて
フェーシングアが摩耗しても、スプリング33からピス
トン16に加わる反発力は増加しない。その結果、プレ
ッシャープレート5は充分に大きい力で7エーシング7
に圧接し、クラッチは滑りを生じることなく確実に接続
する。 更に組立て作業において、ブレフシ11−プレート5と
7エーシング7の間の隙間りが誤って所定値よりも大き
く設定された場合でも、組立て後の最初の運転により、
上記フェーシング摩耗時と同様に、上記隙間の誤差は解
消される。 (発明の効果) 以上説明したように本発明によると、ピストン16を遮
断方向に付勢するスプリング33(ばね1!4N)を設
けたことにより、クラッチ接続時のショックを防止でき
る。しかb、ピストン16とスプリング330問にアウ
タースリーブ31(第1部材)とインツースリーブ32
(第2部材)とからなる摩擦店動部を設けたので、フェ
ーシングアが摩耗した場合でも、スプリング33のJI
−縮量を所定値に保ち、フェーシング7に対するプレツ
シt?−プレー ト5の押付力が不足りることを防止で
きる。 更に押付ツノ調整機構30をプレツシセプレート5より
6内周側に設けたので、クラッチ全体の構造が大形化す
ることを防止し、構造のコンパクト化を図ることができ
る。 又図示の実施例の如く、スプリング33の圧縮mを制限
するストッパ45を設けることにより、スプリング33
を所定量以上に圧縮することを確実に防止し、しかもア
ウタースリー131とインナースリーブ32の間に確実
に滑りを発生させることができる。従って動作の安定化
を図ることができる。
第1図は実施例の断面部分図、第2図は別の実施例によ
るインナースリーブの一部切欠き斜視略図、第3図はペ
ダルストロークと空気圧力の関係を示1グラフである。 1・・・フライホイール、5・・・プレッシレ=プレー
ト、6・・・クラッチディスク、8・・・エアーシリン
ダv!AlI4.16・・・ピストン、23・・・加圧
室、30・・・押付ツノ調整機構、31・・・アウター
スリーブ(第1部材)、32・・・インナースリーブ(
第2部材)、33・・・スプリング(ばね機構)、40
・・・内周面、49・・・空気圧調整機構特許出願人
株式会社 大金製作所 代理人 弁理士 大食 忠孝−’、、及: ’、TI:
・−)11゜
るインナースリーブの一部切欠き斜視略図、第3図はペ
ダルストロークと空気圧力の関係を示1グラフである。 1・・・フライホイール、5・・・プレッシレ=プレー
ト、6・・・クラッチディスク、8・・・エアーシリン
ダv!AlI4.16・・・ピストン、23・・・加圧
室、30・・・押付ツノ調整機構、31・・・アウター
スリーブ(第1部材)、32・・・インナースリーブ(
第2部材)、33・・・スプリング(ばね機構)、40
・・・内周面、49・・・空気圧調整機構特許出願人
株式会社 大金製作所 代理人 弁理士 大食 忠孝−’、、及: ’、TI:
・−)11゜
Claims (1)
- クラッチディスクをフライホイールに押付けるための環
状のプレッシャープレートと、プレッシャプレートをク
ラッチディスク側へ付勢するためのエアーシリンダ機構
と、エアーシリンダ機構の加圧室の空気圧を調整する空
気圧調整機構と、プレッシャプレートよりも内周側に位
置する押付力調整機構とを備え、該押付力調整機構に、
エアーシリンダ機構のピストンに連結する第1部材と、
第1部材のクラッチ軸方向に延びる面に所定の摩擦力で
接触する第2部材と、第2部材をクラッチ遮断方向に付
勢するばね機構とを設け、上記所定の摩擦力をクラッチ
接続状態でのプレッシャプレートに対するピストンの押
付力よりも小さくしたことを特徴とするエアクラッチの
押付力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59269700A JPS61149619A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | エア−クラツチの押付力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59269700A JPS61149619A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | エア−クラツチの押付力調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149619A true JPS61149619A (ja) | 1986-07-08 |
Family
ID=17475967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59269700A Pending JPS61149619A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | エア−クラツチの押付力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61149619A (ja) |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP59269700A patent/JPS61149619A/ja active Pending
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