JPS61149349A - 収縮性複合シ−トおよびその製造方法 - Google Patents

収縮性複合シ−トおよびその製造方法

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JPS61149349A
JPS61149349A JP59279336A JP27933684A JPS61149349A JP S61149349 A JPS61149349 A JP S61149349A JP 59279336 A JP59279336 A JP 59279336A JP 27933684 A JP27933684 A JP 27933684A JP S61149349 A JPS61149349 A JP S61149349A
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JP
Japan
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sheet
vulcanized rubber
composite sheet
rubber sheet
bonding layer
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JP59279336A
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豊 日比野
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (M業上の利用分野) 本発明は、例えば電線、ケーブル、各覆パイプ等の物品
の保護、防水、防食等に用いられる=ll!−収縮性の
複合シードおよびその製造方法に関するものである。
(背景技術) 従来、これらの用途には熱収縮シート又はチェーブが用
いられており、これらは例えばポリエチレン(PE) 
、ポリ塩化ビニル(PVC)等を架橋し、加熱、延伸、
冷却してシート状又はチューブ状に成形したものである
。しかしこれらは使用時加熱を必要とするため、加熱不
要な常温で収縮するシート又はチューブが望まれていた
その例として従来第4図、第5図に示すようなチューブ
がある。第4図に示すものはゴムチューブ11の内側に
、ゴムを拡大しながらスプリング状の補強材I2を挿入
し、常温収縮力を保持させたものである。第5図に示す
ものは、逆にゴムチューブ13の外側の、例えばエポキ
シ樹脂等の硬質で接着力のあるチューブ14で拡管した
ゴムチューブ!3を保持するものである。これらはいず
れも保持材である補強材12又はチューブ■4を取除く
ことにより、ゴムチューブ■又は13は常温で収縮を示
す。
しかしこれらはいずれもチューブ状であるため、大口径
(例、 Boom−φ以上)のチューブを上述の方法で
固定することは非常に困難である。又第4図に示すよう
に、スプリング状の補強材12が内側に入っていると防
食剤や内層接着剤が塗布できず、又第5図に示すように
、チューブ■4がエポキシ樹脂のように硬いと破壊する
のが大変である欠点を育する。
(発明の開示) 本発明は、上述の問題点を解決するため成されたもので
、常温でも収縮が可能で、任意の寸法の製品の製造、使
用が可能であり、防水、防食剤、接着剤の塗布も可能な
幸番収縮性複合シートおよびその製造方法を操供せんと
するものである。
本発明の第1の発明は、延伸された加硫ゴムシートと、
該加硫ゴムシートの片口に接合層を介して接合され、か
つ前記加硫ゴムシートを延伸状態で保持し、g1離可能
なプラスチックシートとより成ることを特徴とする収縮
性複合シートである。
本発明の第2の発明は、加硫ゴムシートの片面・に接合
層を介してプラスチックシートを貼合せた複合シートを
、前記プラスチックの融点以上に加熱し、長さ方向に延
伸し、その状態で冷却することを特徴とする収縮性複合
シートの製造方法である。
以下、本発明を図面を用いて実施例により説明する。第
1図は本発明複合シートの実施例を示す縦断面図である
。図において、1は長さ方向に延伸された加硫ゴムシー
、トで、その片面に接合層2を介してプラスチック(例
、架橋ポリオレフィン樹脂等)シー、ト3が接合されて
いる。このプラスチックシート3は接合層2を介して加
硫ゴムシート1を延伸した状態で保持するもの7、これ
を加硫ゴムシート1より剥離することにより、加硫ゴム
シート1が延伸保持力から解除され、収縮する。
本発明において1加硫ゴムシート1は例えば天然ゴム、
クロロプレンゴム、ブチルゴム、スチレンブタジェンゴ
ム、ニトリルゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム等の
加硫ゴムから成り、任意の寸法ノシート、例エバ厚す0
.2=5.0m、幅100−100011長さ1100
NIO00(Jのシートを用いることができる。
又接合層2は、加硫ゴムシート1を長さ方向に例えば1
0〜200%延伸した後、そのシート1の収縮を防止し
得る接着力を有する物質又は接続構造より成るもので、
異体的には、加硫ゴムシート1と接合M2との接着力が
例えば0.1〜2 、0 kg/c■位の剥・離力を示
す接着剤層か、同様の剥離力を育し、第2図に示すよう
に、加硫ゴムシート1とプラスチックシート3のそれぞ
れに嵌合可能な凹凸部4゜4′を設けた嵌合型接合層2
′を用いることができる。
上記接着剤層としては、例えばエポキシ樹脂、ポリエス
テル樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、フチラール
樹脂等より成る゛もので、各蒲のゴムとプラスチックと
の接着用で液状樹脂をコーティングして硬化したもの、
又はホットメルト型の接着剤を用いることができる。
又上記嵌合型接合層2′としては、第2図に示すように
、加硫ゴムシート1およびプラスチックシート3それぞ
れにくさび型の成形を行ない、その凹凸部4.4′に加
硫ゴムシート1の収縮に耐える樹脂をコーティング又は
ラミネートすることによって得られる。この樹脂として
は、例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリエステル、ナイロン等を用いることができる。
次に、プラスチックシート3としては、例えばポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルア
クリレート共重合体、エチレンアクリル酸共重合体、ケ
ン化エチレン酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン樹
脂、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂等を、例えば厚さ0.2〜5.0能で加硫ゴムシー
ト1と同一形状に成形したもので、シートはXa、γ線
又は電子線によって架橋されたシートものが良い。
本発明の収縮性複合シートを製造するには、例えば次の
ような方法による。
加硫ゴムシート1の片面に接合層2を介してプラスチッ
ク樹脂シート3を貼合せた複合シートを、プラスチック
の融点以上に加熱し、長さ方向に例えば10〜200%
延伸し、その状態で冷却することにより、加硫ゴムシー
ト1は延伸状態で冷却固化し、本発明による収縮性複合
シートが形成される。
複合シートをチニープ状に成形するため、第3図に示す
ように、加硫ゴムシート1の両端部に、その両端を嵌合
して円筒状に成形できるように嵌合用ファスナー6.5
′を取付けても良く、又複合シートを円筒状に成形して
加硫ゴムシート1の両端部を接着剤で接着しても良い。
第3図において第1図、第2図と同一の符号はそれぞれ
同一の部分を示す。
本発明による複合シートを使用するには、被覆すべき、
例えばケーブル、パイプ、円柱、角柱等に複合シートを
巻付けた後、両端部を固定し、その後プラスチックシー
ト3を剥離することにより、加硫ゴムシート1より延伸
保持力が解除され、加硫ゴムシート1は常温でも収縮可
能となり、被着材に密着する。
ここで、プラスチックシート3を剥離する時、接合層2
又は2′としてはプラスチックシート3とは強固に接着
しており、加硫ゴムシート1とは例えばO11〜2.0
kg/Cmの剥離力で剥離可能なものが良い。このよう
な剥離力範囲では、常温で長時間放置した場合、自然に
加硫ゴムシート1のみが収縮する恐れが無く、又剥離力
も大き過ぎないので、作業性に優れ、特に好ましい。
なお、本発明の製造方法は前述の方法に限定されるもの
ではない。
さらに本発明は、°必要により加硫ゴムシート1の接合
層反対側の片面に、防水、防食性のある常温粘着性物質
(例、粘着剤、シール剤、防食グリース等)を塗布して
、おくことにより、被着体の防水、防食が可能となる。
(実施例) 厚さ2.05m1幅’JOOwqs長さJOOOgmの
加硫りaaプレンゴムシートの片面に、軟化点14S’
Cの熱可塑性ポリアミド樹脂から成る厚さ0.3−mの
接合層を重ね、さらに厚さ1.5■會、輻300■■、
長さ1000mmの電子線架橋した低密度PEシートを
重ね、加熱加圧接着により貼合せた。
その後この複合シートを120℃まで加熱し、長さ方向
に50%延伸し、そのまま水冷し、固化した。
延伸した加硫ゴムシートの両端部には、ナイロン樹脂か
ら成るファスナーをぬいつけ、端部同志を嵌合できるよ
うにした。さらに加硫ゴムシートの接合層反対側の片面
に、防食用ペトロラタムを厚さ0.5■l塗布し、本発
明による収縮性複合シートを作成した。
得られた複合シートを呼径2SOA (約27O■−φ
)鋼管の接続部に巻付け、ファスナーを嵌合接続した後
、架tEIPEシートをゆっくり剥離した。剥離は数C
■幅にナイフでノツチを入れて剥離したが、その剥離力
は1.2〜1.11kg/c■の力であった。
この剥離後、加硫ゴムシートは鋼管に完全にフィツトし
、防食用ペトロラタムが端部より充分ににじみ出て来た
このようにして防食した鋼管は水中で゛長期間浸水して
も全く錆の発生が認められず、優れた耐食性を示した。
(発明の効果) 上述のように構成された本発明の収縮性複合シートは次
のような効果がある。
(イ)延伸された加硫ゴムシートと、該加硫ゴムシート
の片面に接合層を介して接合され、かつ前記加硫ゴムシ
ートを延伸状態で保持し、剥離可能なプラスチックシー
トとより成るため、延伸された加硫ゴムシートは、接合
層によりそれとの適当な剥離力(例、0.1〜2 、0
 kg/am )を持った状態で硬いプラスチックシー
トに保持固定されているから、複合□シートを被着材に
被覆後、プラスチックシートを加硫ゴムシートより剥離
除去することが容易であるので、使用が容易であり、か
つ剥離後加硫ゴムシートが常温でも収縮するので、被着
材に良(密着する。
(0)シートを貼合せて製造し得るため、任意の寸法の
製品を製造することが可能である。
(ハ)加硫ゴムシートの接合層反対側の片面に予め防水
、防食性のある常温粘着性物質を塗布しておくことが可
能であり、それにより防水、防食効果をより一層向上す
ることができる。
上述のように構成された本発明の収縮性複合シートの製
造方法は次のような効果がある。
加硫ゴムシートの片面に接合層を介してプラスチックシ
ートを貼合せた複合シートを、前記プラスチックの融点
以上に加熱し、長さ方向に延伸し、その状態で冷却する
ため、例えば長尺の製品を簡単な方法により製造するこ
とができ、任意の長さに切断して使用することができる
ので、上述の本発明の収縮性複合シートの安価で適切な
製造方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明複合シートの実施例を示す縦断面図であ
る。 第2図は本発明複合シートの実施例で嵌合型接合層を有
する例を示す縦断面図である。 第3図は本発明複合シートの実施例で両端部にファスナ
ーを設けた例を示す斜視図である。 第4図、第5図はそれぞれ従来の常温収縮性チューブの
例を示す斜視図である。 1・・・加硫ゴムシート、2・・・接合層、2′・・・
嵌合型接合層、3・・・プラスチックシート、4.4’
・・・凹凸部、5.5’・・・ファスナー、 11.1
3・・・ゴムチューブ、I2・・・補強材、+4−・・
チューブ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)延伸された加硫ゴムシートと、このシートの片面
    に接合層を介して接合され、かつ前記加硫ゴムシートを
    延伸状態で保持し、剥離可能なプラスチックシートとよ
    り成ることを特徴とする収縮性複合シート。
  2. (2)加硫ゴムシートと接合層の間の剥離力が0.1〜
    2.0kg/cmである特許請求の範囲第1項記載の収
    縮性複合シート。
  3. (3)接合層と、加硫ゴムシートとの接合面およびプラ
    スチックシートとの接合面が、凹凸を成している特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の収縮性複合シート。
  4. (4)加硫ゴムシートの片面に接合層を介してプラスチ
    ックシートを貼合せた複合シートを、前記プラスチック
    の融点以上に加熱し、長さ方向に延伸し、その状態で冷
    却することを特徴とする収縮性複合シートの製造方法。
JP59279336A 1984-12-24 1984-12-24 収縮性複合シ−トおよびその製造方法 Pending JPS61149349A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07303322A (ja) * 1991-10-21 1995-11-14 Hitachi Cable Ltd トラフ内ケーブル布設方法
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CN109762232A (zh) * 2019-01-23 2019-05-17 深圳市宏商材料科技股份有限公司 一种耐磨热收缩套管及其制备方法

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