JPS61149275A - アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法 - Google Patents
アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法Info
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- JPS61149275A JPS61149275A JP27158484A JP27158484A JPS61149275A JP S61149275 A JPS61149275 A JP S61149275A JP 27158484 A JP27158484 A JP 27158484A JP 27158484 A JP27158484 A JP 27158484A JP S61149275 A JPS61149275 A JP S61149275A
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- Japan
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- fluororesin
- aluminum alloy
- aluminum
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔に弗
素樹脂を被覆する方法に関するものである。
素樹脂を被覆する方法に関するものである。
(従来技術)
薄いアルミニウム又はアルミニウム合金の箔を使用した
弗素樹脂被覆板が特に使い捨て調理容器即ちその内部に
予め調理する食品を入れて保存し置き、この食品を調理
する際直接加熱出来る容器として要求されるようになっ
た。なお上記弗素樹脂は容器に調理食品に対する非粘着
性を与える。
弗素樹脂被覆板が特に使い捨て調理容器即ちその内部に
予め調理する食品を入れて保存し置き、この食品を調理
する際直接加熱出来る容器として要求されるようになっ
た。なお上記弗素樹脂は容器に調理食品に対する非粘着
性を与える。
(発明が解決しようとする問題点)
上記に鑑み本発明は薄いアルミニウム又はアルミニウム
合金の箔を使用した弗素樹脂被覆板のすぐれた製造方法
を提供しようとするものである。
合金の箔を使用した弗素樹脂被覆板のすぐれた製造方法
を提供しようとするものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
(問題点を解決するための手段)
アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔に弗素樹脂を焼
付被覆する方法は、一般的にアルミニウム箔又はアルミ
ニウム合金箔に箔と樹脂被覆を一諸に結びつける(イン
ターロックする)粗面を与える表面処理を加える工程と
、表面処理した箔に弗素樹脂を塗布する工程と、塗布し
た弗素樹脂を焼付する工程とよりなる。
付被覆する方法は、一般的にアルミニウム箔又はアルミ
ニウム合金箔に箔と樹脂被覆を一諸に結びつける(イン
ターロックする)粗面を与える表面処理を加える工程と
、表面処理した箔に弗素樹脂を塗布する工程と、塗布し
た弗素樹脂を焼付する工程とよりなる。
上記に於いて本発明では特に焼付を近赤外加熱によるこ
とを特徴としている。近赤外とは波長が0.73μrr
L〜5μmの範囲にある赤外線をいう。
とを特徴としている。近赤外とは波長が0.73μrr
L〜5μmの範囲にある赤外線をいう。
(作用)
弗素樹脂を焼付ける温度(350℃〜450℃)ではア
ルミニウム箔又はアルミニウム合金箔の引張り強さは室
温時に比べ古程度に低下する。従って長尺の箔を引出し
連続的に焼付けるには弗素樹脂を急速に加熱する方法が
要求される。この加熱方法を検討した結果近赤外加熱が
最適であることが分った。
ルミニウム箔又はアルミニウム合金箔の引張り強さは室
温時に比べ古程度に低下する。従って長尺の箔を引出し
連続的に焼付けるには弗素樹脂を急速に加熱する方法が
要求される。この加熱方法を検討した結果近赤外加熱が
最適であることが分った。
なお上記方法に於いて、表面処理の方法としては0.5
μrrL〜3.0μmの中心線平均粗度をもつ仕上げロ
ールで冷間圧延する方法が経済的に最も有利であること
が分った。付着力の点では電気エツチングが表面処理の
方法としては最適である。その他化学エツチングによる
方法もある。
μrrL〜3.0μmの中心線平均粗度をもつ仕上げロ
ールで冷間圧延する方法が経済的に最も有利であること
が分った。付着力の点では電気エツチングが表面処理の
方法としては最適である。その他化学エツチングによる
方法もある。
又弗素樹脂としてはPTFE、PFA、或いはFEPが
あり、樹脂の形態はディスパージョン、エナメル或いは
粉体等でよい。その塗布方法はローラによる塗布、スプ
レーによる塗布或いは粉体静電塗装等がある。
あり、樹脂の形態はディスパージョン、エナメル或いは
粉体等でよい。その塗布方法はローラによる塗布、スプ
レーによる塗布或いは粉体静電塗装等がある。
又箔の材質は純アルミニウム(JIS A 1ooo番
台)又はアルミニウム合金(JIS A 3000番台
あるいはA3000番台)のどちらでも良いが、耐食性
および加工性の点でアルミニウム合金の方が優れている
。 □又アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔の仕上
り厚さは5〜200μmである。5μm未満では成形品
として不向であり、200μmを超えると経済的でない
。
台)又はアルミニウム合金(JIS A 3000番台
あるいはA3000番台)のどちらでも良いが、耐食性
および加工性の点でアルミニウム合金の方が優れている
。 □又アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔の仕上
り厚さは5〜200μmである。5μm未満では成形品
として不向であり、200μmを超えると経済的でない
。
又弗素樹脂の仕上り被覆厚は5〜50μmである。
5μm未満ではコーティングが難しく、50μmを超え
ると不経済である。
ると不経済である。
以下に本発明の理解を助けるため実施例を述べる。
(実施例)
厚さ60μmのアルミニウム合金箔(JISA、 30
03−〇)に弗素樹脂(PTFE)ディスパージョン(
ダイキン工業製D−iF)をローラーにより塗布し近赤
外加熱ヒーターで10秒間加熱して焼付けた。
03−〇)に弗素樹脂(PTFE)ディスパージョン(
ダイキン工業製D−iF)をローラーにより塗布し近赤
外加熱ヒーターで10秒間加熱して焼付けた。
得られた弗素樹脂被覆アルミニウム合金箔は弗素樹脂の
厚さが15μm〜20μmでこれを容器に成形して予め
冷凍ピラフを入れておきプロパンガス直火で3分間加熱
調理したところ、こげつきが起らず非粘着性に優れた使
い捨て調理容器として適当なものであることが分った。
厚さが15μm〜20μmでこれを容器に成形して予め
冷凍ピラフを入れておきプロパンガス直火で3分間加熱
調理したところ、こげつきが起らず非粘着性に優れた使
い捨て調理容器として適当なものであることが分った。
(発明の効果)
以上の様な本発明によれば弗素樹脂被覆のアルミニウム
又はアルミニウム合金の板が切断のおそれなく、連続的
に生産出来経済的である。又実用性能上弗素樹脂被覆と
アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔とが十分な付着
力を有するものが得られる。
又はアルミニウム合金の板が切断のおそれなく、連続的
に生産出来経済的である。又実用性能上弗素樹脂被覆と
アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔とが十分な付着
力を有するものが得られる。
なお本発明によって得られる弗素樹脂被覆のアルミニウ
ム箔又はアルミニウム合金箔は前記の非粘着性調理容器
の外耐薬品性容器或いは耐熱性容器等にも利用出来、用
途は限定されるものではない
ム箔又はアルミニウム合金箔は前記の非粘着性調理容器
の外耐薬品性容器或いは耐熱性容器等にも利用出来、用
途は限定されるものではない
Claims (14)
- (1)アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔に箔と樹
脂被覆を一諸に結びつける粗面を与える表面処理を加え
る工程と、表面処理した箔に弗素樹脂を塗布する工程と
、塗布した樹脂を近赤外加熱により焼付ける工程とから
なることを特徴とするアルミニウム箔又はアルミニウム
合金箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (2)表面処理が、中心線平均粗度が0.5〜3.0μ
mの仕上げロールでの冷間圧延による特許請求の範囲第
(1)項記載のアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔
に弗素樹脂を被覆する方法。 - (3)表面処理が、電気エッチング又は化学エッチング
による特許請求の範囲第(1)項記載のアルミニウム箔
又はアルミニウム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (4)弗素樹脂の塗布が、ローラによる特許請求の範囲
第(1)項記載のアルミニウム箔又はアルミニウム合金
箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (5)弗素樹脂の塗布が、スプレーによる特許請求の範
囲第(1)項記載のアルミニウム箔又はアルミニウム合
金箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (6)弗素樹脂の塗布が、粉体静電塗装による特許請求
の範囲第(1)項記載のアルミニウム箔又はアルミニウ
ム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (7)アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔の厚が5
〜200μmである特許請求の範囲第(1)項記載のア
ルミニウム箔又はアルミニウム合金箔に弗素樹脂を被覆
する方法。 - (8)弗素樹脂の被覆厚が5〜50μmである特許請求
の範囲第(1)項記載のアルミニウム箔又はアルミニウ
ム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (9)弗素樹脂がポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)である特許請求の範囲第(1)項記載のアルミニウ
ム箔又はアルミニウム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法
。 - (10)弗素樹脂がテトラフルオロエチレン〜パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)である
特許請求の範囲第(1)項記載のアルミニウム箔又はア
ルミニウム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (11)弗素樹脂がテトラフルオロエチレン〜ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体(FEP)である特許請求の
範囲第(1)項記載のアルミニウム箔又はアルミニウム
合金箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (12)弗素樹脂の形態がディスパージョンである特許
請求の範囲第(1)項記載のアルミニウム箔又はアルミ
ニウム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (13)弗素樹脂の形態がエナメルである特許請求の範
囲第(1)項記載のアルミニウム箔又はアルミニウム合
金箔に弗素樹脂を被覆する方法。 - (14)弗素樹脂の形態が粉体である特許請求の範囲第
(1)項記載のアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔
に弗素樹脂を被覆する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27158484A JPS61149275A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27158484A JPS61149275A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149275A true JPS61149275A (ja) | 1986-07-07 |
Family
ID=17502113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27158484A Pending JPS61149275A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | アルミニウム箔又はアルミニウム合金箔に弗素樹脂を被覆する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61149275A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6320437A (ja) * | 1986-07-15 | 1988-01-28 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | プレス加工性に優れたアルミニウム合金板材及びその製造法 |
JPH0691222A (ja) * | 1991-06-07 | 1994-04-05 | Setsuo Tate | 塗膜の乾燥方法 |
GB2362845A (en) * | 2000-06-02 | 2001-12-05 | Baco Consumer Prod Ltd | Coated baking foil |
KR20020084602A (ko) * | 2001-05-03 | 2002-11-09 | 현대자동차주식회사 | 근적외선을 이용한 강판의 열처리법 |
JP4819282B2 (ja) * | 2000-05-08 | 2011-11-24 | アドヴァンスト フォトニックス テクノロジーズ アーゲー | 薄層構造の生成方法及び装置 |
-
1984
- 1984-12-22 JP JP27158484A patent/JPS61149275A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6320437A (ja) * | 1986-07-15 | 1988-01-28 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | プレス加工性に優れたアルミニウム合金板材及びその製造法 |
JPH0691222A (ja) * | 1991-06-07 | 1994-04-05 | Setsuo Tate | 塗膜の乾燥方法 |
JP4819282B2 (ja) * | 2000-05-08 | 2011-11-24 | アドヴァンスト フォトニックス テクノロジーズ アーゲー | 薄層構造の生成方法及び装置 |
GB2362845A (en) * | 2000-06-02 | 2001-12-05 | Baco Consumer Prod Ltd | Coated baking foil |
KR20020084602A (ko) * | 2001-05-03 | 2002-11-09 | 현대자동차주식회사 | 근적외선을 이용한 강판의 열처리법 |
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