JPS61148910A - スイツチトキヤパシタ回路 - Google Patents

スイツチトキヤパシタ回路

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JPS61148910A
JPS61148910A JP27087184A JP27087184A JPS61148910A JP S61148910 A JPS61148910 A JP S61148910A JP 27087184 A JP27087184 A JP 27087184A JP 27087184 A JP27087184 A JP 27087184A JP S61148910 A JPS61148910 A JP S61148910A
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switch
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、スイツチトキヤパシタ(SwitchedC
apacitor、以下SCと略す)回路に係り、特に
不平衡(シングルエンド)形式の信号を平衡(差動)形
式の信号に変換するSC回路に関する。
〔発明の背景〕
平衡形式の信号は、2本の信号線の極性が反転した信号
として信号を扱うもので、回路の電源電圧を変えること
なく等測的な信号範囲(振幅)を通常の不平衡形式の倍
にできる等の利点がある。
上記の利点は、SC回路においても利用できる。
この場合、不平衡信号(以後、「形式」を省略)を入力
にするためには、不平衡信号を平衡信号に変換する不平
衡・平衡変換回路が必要となる。不平衡・平衡変換回路
は、通常の回路によって構成することもできるが、SC
回路では、高精度が実現でき接続が容易であるSC回路
を用いることが望ましい。
SC回路を用いた不平衡・平衡変換回路の例としでは、
第3図に示す例が知られている(D。
Ssnderowicz at al、、 ”A Fa
mily of DifferentialNMO8A
na↓og C1rcuits for a PCM 
Codec FilterChip” 、 IEEIE
 Journal of 5oid−State C1
rcuits。
VOl、 S C−17、Na 6 、 Dec、19
82°tpp、1014〜1’023 (page 1
019. Fig6) ) −第3図の不平衡・平衡変
換回路では、スイッチ2.3,6,7,15,16,1
8,19、コンデンサ4,5,13,14,17.20
と平衡形演算増幅器8が用いられている。
第3図のスイッチは、たとえば第4図に示す構成を持っ
ている。第4図において、中央端子401は、2つのN
チャネルMO8hランジスタ402と403のソースに
接続されており、トランジスタ402と403のドレイ
ンは、それぞれ上側端子404と下側端子405として
別個に出力されている。トランジスタ402と403の
ゲート406と407には、それぞれ制御クロックパル
スφ、とφ、が印加されており、φ1がノλイレベルの
場合、中央端子401と上側端子404とが接続され、
φ、がハイレベルの場合、中央端子401と下側端子4
05とが接続される。したがって、上側端子404をφ
、端子、下側端子405をφ、端子と制御クロックパル
スに対応させて呼ぶことにする。
第3図のスイッチは、第4図の構成のほかに種種の構成
によって実現することができる。たとえば、第4図のM
OSトランジスタ402と403をPチャネルに変えて
も良く、この場合には、制御クロックパルスのローレベ
ル側で接続が行なわれる。また、Pチャネルトランジス
タとNチャネルトランジスタを並列にしたいわゆるCM
OSスイッチとしても良く、この場合には、制御クロッ
クパルスを反転したものも必要となる。
第3図に戻って、不平衡信号入力端子1は、スイッチ2
のφ、入力端子とスイッチ3のφ1入力端子に接続され
ている。スイッチ2のφ1端子とスイッチ3のφ2端子
は、信号グランドに接続されている。スイッチ2の中央
端子は、入力コンデンサ4のボトムプレート(集積回路
中のコンデンサの基板側電極、信号グランドに対する寄
生容量が大きい6図中では、湾曲を付けて示す、)に接
続されている。スイッチ3の中央端子は、入力コンデン
サ5のボトムプレートに接続されている。
コンデンサ4と5のトッププレートは、それぞれ、スイ
ッチ6と7の中央端子に接続されている。スイッチ6と
7のφ1端子は、それぞれ、平衡形の高入力抵抗、高利
得の演算増幅器8の負極性入力端子9と正極性入力端子
10に接続されている。
増幅器8の正極性出力端子と負極性出力端子は、それぞ
れ、不平衡・平衡変換回路の正極性信号出力端子11と
負極性信号出力端子12となっている。増幅器8の負極
性信号入力端と正極性出力端子との間と正極性入力端子
と負極性出力端子との間には、それぞれ、積分コンデン
サ13と14が出力側をボトムプレートとして接続され
ている。
また、負極性の入・出力端子間には、スイッチ15と1
6を介して帰還コンデンサ17が出力側をボトムプレー
トとして接続され、正極性の入・出力端子間には、スイ
ッチ18と19を”介して帰還コンデンサ20が出力側
をボトムプレートとして接続されている。スイッチ15
は、φ1側端子が増幅器の負極性入力端子9に、φ2側
端子が信号グランドに、中央端子がコンデンサ17の1
−ツブプレートに接続されている。スイッチ16は、φ
、側端子が増幅器の負極性出力端子12に、φ1側端子
が信号グランドに、中央端子がコンデンサ17のボトム
プレートに接続されている。スイッチ18とスイッチ1
9の接続は、コンデンサが20となり人・出力端子の極
性が正極性となるだけで、スイッチ15と16の場合と
同様である。
次に、第5図の波形図を用いて、第3図の不平衡・平衡
変換回路の動作を特明する。第5図において、φ1とφ
、は、ハイレベルの部分が互いに重ならない2相制御ク
ロツクパルスである。入力信号は、第3図の信号入力端
子1の信号波形であり、クロックパルスφ3の立上りで
だけ変化するように保持されていものとする。クロック
パルスφ2がハイレベルの間、すなわち、第3図におい
て、スイッチの中央端子とφ、側端子が接続されている
間に、入力コンデンサ4は、ボトムプレート側に信号入
力電圧が充電され、入力コンデンサ5は1両端がグラン
ドに接続され放電される。一方、帰還コンデンサ17と
20には、それぞれ、ボトムプレート側に増幅器8の負
極性出力端子12と正極性出力端子11の信号電圧が充
電される。この場合、増幅器8の利得が十分大きいとす
れば、増幅器8の入力端子9と10の電圧が信号グラン
ドに等しくなるので、コンデンサ13゜14と17.2
0の容量が等しいものとして、コンデンサ13と20に
充電されている電荷が等しく、14と17に充電されて
いる電荷が等しくなる。また、平衡形増幅器8の出力端
子11と12の信号の極性は互いに反転しているので、
前記の電荷は、求いに極性が反転している。
次に、クロックパルスφ2がローレベルになり、クロッ
クパルスφ1がハイレベルになると、第3図において、
スイッチのφ1側端子と中央端子が接続される。このと
き、帰還コンデンサ17と20のトッププレートが、そ
れぞれ、増幅器8の負極性入力端子9と正極性入力端子
10に接続され、前記コンデンサの電荷がコンデンサ1
3と14に移動する。コンデンサ13,14,17゜2
0の電荷の大きさと極性が前に説明したようになってい
るため、積分コンデンサ13.14のこれまでの電荷は
、帰還コンデンサ17.20から移動して来た電荷によ
り打消されてしまう、一方。
φ2で入力信号に充電された入力コンデンサ4のトップ
プレートが負極性入力端子9に接続され放電されていた
入力コンデンサ5が、信号入力端子1と正極性入力端子
10の間に接続される。したがって、積分コンデンサ1
3には、コンデンサ4に充電されていた入力信号による
電荷が移行し、積分コンデンサ14には、入力コンデン
サ5を入力信号電圧で充電する電荷が注入される。その
結果、増幅器8の正極性出力端子11には、入力信号に
比例した出力信号が生じ、負極性出力端子12には、入
力信号を反転した出力信号が生じる。
たとえば、入力コンデンサ4と5の容量を、積分コンデ
ンサ13と14及び帰還コンデンサ17と20の半分に
選ぶことにより、不平衡・平衡変換回路の信号出力端子
11と12の間には、信号入力端1の信号電圧に等しい
出力信号が得られる。
さらに、第5図においてクロックパルスφ□がローレベ
ルになると、第3図においてスイッチが付いたコンデン
サが全て増幅II8の入力端子から切り離されるので、
出力信号はそのまま次にφ1がハイレベルになるまで保
持される。したがって。
第3図の不平衡・平衡変換回路は、信号入力端子1の不
平衡信号を、クロック信号φ2の立上りからφ、の立上
りまで遅らせて信号出力端子11と12の間の平衡信号
に変換することになる。
上記で説明した第3図の従来の不平衡・平衡変換回路は
、コンデンサ及びスイッチに付随する寄生容量の影響を
受けないという利点番持つけれども、入力信号をほぼ全
クロック周期(少なくとも。
φ8の立下りからφ1の立下りまで)にわたって保持し
ておかねばならないという欠点がある。
〔発明の目的〕
したがって、本発明の目的は、入力信号が保持されてい
ない場合にも使用できる不平衡・平衡変換用SC回路を
提供することにある。
〔発明の概要〕
上記の目的に従って本発明では、入力信号によって積分
コンデンサに充電保持される電荷がクロック周期間の一
つの標本化時点で定まるように、入力コンデンサを信号
入力端子と増幅器入力端子に接続するスイッチを制御す
ることにより入力信号の保持を必要無くしている。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は、本発明による不平衡・平衡変換用SC回路の一実
施例であり、第2図は、その動作を説明するための波形
図である。
第1図において、第3図の増幅器8の入力端子9.10
以降の増幅器8と積分コンデンサ13゜14、帰還コン
デンサ17,20、スイッチ15゜16.18,19と
出力端子11,12、すなわち、点線で囲んだ部分30
(リセット付積分回路)は、従来例と同じで良いので、
詳細を省略しである。信号入力端子1は、スイッチ10
2と103のφ1側端子と中央端子を介して、それぞれ
、入力コンデンサ104と105のボトムプレートに接
続されている。スイッチ102と103のφ2側入力端
子は、信号グランドに接続されている。
入力コンデンサ104のトッププレートは、スイッチ1
06の中央端子とφ2側端子を介して増幅器8の負極性
入力端子9、すなわち、リセット付積分回路30の負極
性入力端子に接続されており、入力コンデンサ105の
トッププレートは、スイッチ107の中央端子とφ1側
端子を介して正極性入力端子10、すなわち、リセット
付積分回路30の正極性入力端子に接続されている。ス
イッチ106のφ、側端子とスイッチ107のφ2側端
子は、信号グランドに接続されている6次に、第2図も
用いて、第1図の不平衡・平衡変換回路の動作を説明す
る。信号入力端子1の入力信号は、第2図に示すように
連続的に変化する信号であって良い、入力コンデンサ1
05は、クロックパルスφ2がハイレベルの間に両端を
信号グランドに接続されて放電されている。次に、クロ
ックパルスφ、がハイレベルになり、入力コンデンサ1
05が信号入力端子1と回路30内の増幅器8の(第3
図参照)の正極性入力端子10に接続されると、入力信
号電圧による充電電流が、正極性入力端子10を通して
積分コンデンサ14に注入される。前記充電電流の注入
は、クロックパルスφ、がローレベルに変るφ1の立下
り時点で止まるので、φ1の立下り時点の信号が積分コ
ンデンサ14にその時点以降保持されることになる。一
方、φ1がハイレベルの間に、入力コンデンサ104は
、ボトムプレートに入力信号が充電され、φ1の立下り
の時点の信号が、クロックパルスφ2がハイレベルにな
るまで保持されることになる。このとき、φ2がハイレ
ベルになると、入力コンデンサ104は、増幅器8の負
極性入力端子9を通して放電され、φ1の立下り時点の
信号が積分コンデンサ13に保持されることになる。
したがって、信号出力端子11と12の間には、クロッ
クパルスφ3の立上りからφ、の立上りの期間にわたっ
て、入力信号のφ1の立下り時点の値が保持されて出力
されることになる。
第1図においては、上記で説明した他に、補償コンデン
サ134と135のトッププレートが。
それぞれ、スイッチ136と137により、増幅器8の
入力端子9,10に接続され、ボトムプレートがスイッ
チ132と133により信号グランドに接続されている
。スイッチ136.のφ1側端子は、負極性入力端子9
に、φ2側端子は、信号グランドに、中央端子は、コン
デンサ134のトッププレートに接続されている。スイ
ッチ137のφ1側端子は、信号グランドに、φ2側端
子は、正極性入力端子10に、中央端子は、コンデンサ
135のトッププレートに接続されている。スイッチ1
32と133の中央端子は、それぞれ、コンデンサ13
4と135のボトムプレートに接続され、φ1側端子と
φ、側端子は、全て信号グランドに接続されている。こ
れらのコンデンサとスイッチは、入力コンデンサ104
と105が、それぞれ、クロックパルスのφ2がハイレ
ベルの時とφ、がハイレベルの時に別々に増幅器入力端
子9と10に接続されるために出力端子11と12の間
に生じるクロックパルスの漏込みを除くためのものであ
る。クロックパルスの、漏込みが問題になにない場合に
は、設ける必要はない。
クロックパルスの漏込みが除去される理由は。
以下のとおりである。第1図において、補償用コンデン
サ134と135が設けられている場合は、クロックφ
□がハイレベルのとき、補償用コンデンサ134がスイ
ッチ136を通して負極性入力端子9に、入力コンデン
サ105がスイッチ107を通して正極性入力端子10
に接続され、逆にφ2がハイレベルの場合には、入力コ
ンデンサ104がスイッチ106を通して負極性入力端
子9に。
補償用コンデンサ135が正極性入力端子10に接続さ
れる。したがって、入力コンデンサ104゜105と補
償コンデンサ134,135を同じものとし、スイッチ
106,107とスイッチ136゜137を同じものと
し、さらに、スイッチ102゜103とスイッチ132
,133を同じものにすることにより、入力端子9と1
0との間でコンデンサとスイッチの接続に差が無くなり
、クロックパルス成分が出力端子11と12の間には生
じなくなるためである。なお、スイッチ132と133
は、クロックパルスの漏込みをあご程度許容できる場合
には、補償コンデンサ134と135のボトムプレート
を直接信号グランドに接続することにより省略すること
もできる。
以上で説明したように、第1図の実施例によれば、保持
されていない入力信号を不平衡・平衡変換することがで
きる。しかしながら、第1図の実施例では、第2図に示
すように、出力信号がクロックパルスφ、の立上りから
φ2の立上りまでしか保持されておらず、他の部分は出
力信号として用いることができず、高速信号処理などに
おいて不利になる。
第6図の実施例は、この点を改良したもので、入力信号
は保持されている必要がなく、出力信号がクロック周期
期間にわたり保持されるように構成されている。第6図
において、信号入力端子1は、スイッチ602と607
のφ2側端子と中央端子を通して、それぞれ、入力コン
デンサ604のボトムプレートと入力コンデンサ605
のトッププレートに接続されている。さらに、信号入力
端子1は、補償スイッチ636のφ2側端子に接続され
ている。入力コンデンサ604のトッププレートは、ス
イッチ606の中央端子とφ、側端子を介してリセット
付積分回路30の負極性入力端子9に接続されている。
入力コンデンサ605のボトムプレートは、スイッチ6
03の中央端子に接続され、信号グランドに接続された
φ、側端子とφ2側端子の間でスイッチングされる。ス
イッチ607のφ1側入力端子は、リセット付積分回路
30の正極性入力端子10を中央端子を介してコンデン
サ605のトッププレートに接続している。補償スイッ
チ636のφ1側端子は、負極性入力端子9に接続され
、中央端子には、コンデンサ605のトッププレートの
配線と同じ面積の(すなわち、浮遊容量が同じ)配線が
接続されている。補償スイッチ636の大きさは、スイ
ッチ607の大きさと同じにする。さらに、他の補償ス
イッチ637のφ□側端子が、正極性入力端子10に、
φ2側端子が信号グランドに接続されている。スイッチ
637の大きさは、スイッチ606と同じであり、中央
端子は、コンデンサ604のトッププレートの配線と同
じ面積の(すなわち、浮遊容量が同じ)配線が接続され
ている。なお。
スイッチ604のφ、側端子とスイッチ606のφ2側
端子は、信号グランドに接続されている。
次に、第6図の不平衡・平衡変換用SC回路の動作を第
7図の波形図も用いて説明する。入力力ンデンサ604
と605とは、クロックパルスφ2がハイレベルの間、
信号入力端子1と信号グラウンドに接続され、前者のボ
トムプレートと後者のトッププレートが入力信号電圧に
充電され、φ2がローレベルになると、ローレベルに移
る時点の値が保持される。次に、クロックパルスφ、が
ハイレベルになると、入力コンデンサ604と605は
、それぞれ、リセット付積分器30の負極性入力端子9
及び正極性入力端子10の間に接続されて放電する。こ
の場合、放電は、負荷性入力端子9については、入力信
号を充電したときと反対の極板から、正極性端子につい
ては、同じ極板から放電することになるので、第1図の
場合と同様に、出力端子11には、入力コンデンサに保
持された入力信号と同極性の信号が生じ、出力端子12
には、逆極性の信号が生じることになる。クロックφ1
がローレベルになると、コンデンサ604と605が入
力端子9と10から切離されるが、出力端子11と12
の信号は1次にφ、がハイレベルに変るまでそのまま保
持される。したがって、第6図は、クロックパルスφ8
の立下り時点の入力信号をクロックφ1の立上りから次
の立上りまでの期間保持して出力する不平衡・平衡変換
回路になる。
補償スイッチ636は、スイッチ607の中央端子とコ
ンデンサ605のトッププレートの配線の信号グランド
に対する浮遊容量が信号入力端子1と正極性入力端子1
0の間でスイッチングされ、コンデンサ605の容量が
等測的に大きくなるのを打消し、コンデンサ604と6
05を同じ大きさにしても正確な不平衡・平衡変換回路
が行なわれるようにするためのものである。すなわち、
スイッタ636の中央端子の信号グランドに対する浮遊
容量は1.スイッチ607の中央端子の浮遊容量と同様
に、信号入力端子1と負極性入力端子9の間でスイッチ
ングされ、スイッチ607の中央端子の浮遊容量が出力
端子12に生じさせると同じだけのレベル変化を出力端
子11にも生じさせる。したがって、出力端子11と1
2の間の差動信号は、スイッチ607の中央端子の浮遊
容量の影響を受けないことになり、コンデンサの正規の
容量によって出力までの利得が正確に決められる。
一方、補償スイッチ637は、リセット付積分回路30
の負極性入力端子9に2個のスイッチ606と636が
接続されているのに対して正極性入力端子10には1個
のスイッチ637しか接続されていないために出力端子
11と12の間で。
クロックパルスのスイッチからの漏込みが同じでなくな
るのを防ぐためのものである。すなわち、スイッチ63
7が正極性入力端子10に、スイッチ606が負極性入
力端子9に生じさせるのと同じ大きさのクロックパルス
の漏込みを生じさせる。
したがって、出力端子11と12の差動出力信号には、
クロックパルスの漏込みは生じない。
第6図の不平衡・平衡変換回路においては、クロックパ
ルスの漏込みが問題にならない場合には、補償スイッチ
637を省略できる。その場合さらに、コンデンサ60
5の容量をスイッチ607の中央端子と信号グランドの
間の浮遊容量だけ減らすことにより、補償スイッチ63
6も省略することができる。また、信号入力端子1から
出力端子11と12までの利得が少し変るけれども、コ
ンデンサ604の容量をスイッチ607の中央端子の不
遊容量だけ大きくすることによっても補償スイッチ63
6を省略することができる。なお、スイッチ603は、
クロックパルスの漏込みが許容できる場合、コンデンサ
605のボトムプレートを信号グランドに直接接続して
省略できる。
第6図の不平衡・平衡変換回路は、入力信号が保持され
ている必要がなく、かつ、出力信号がクロック周期期間
にわたって保持されているという特徴を有しているが、
スイッチの数が多いという欠点がある。
第8図は、上記の点を改良してスイッチを2個減らせる
ようにした実施例である。第8図において、信号入力端
子1は、スイッチ870のφ2側端子と中央端子を介し
て入力コンデンサ845のトッププレートに接続され、
補償スイッチ861のφ2側端子に接続されている。入
力コンデンサ845のボトムプレートは、スイッチ86
0の中央端子に接続されて、φ2側端子の信号グランド
とφ1側端子のリセットプレート付積分回路30の負極
性入力端子9にスイッチングされている。
リセット付積分回路30の正極性入力端子10は。
スイッチ870のφ、側端子と中央端子を介して入力容
量845のトッププレートに接続されている。負極性入
力端子9と正極性入力端子10は。
また、それぞれ、補償スイッチ861と871のφ1側
端子に接続されている。補償スイッチ861は、スイッ
チ870と同じ大きさで、その中央端子には、コンデン
サ845のトッププレートの配線と同じ面積の(浮遊容
量が同じ)配線が接続されている。すなわち、スイッチ
947の中央端子には、スイッチ870の中央端子の浮
遊容量847と同じ大きさの浮遊容量947が付くこと
になる。
一方、スイッチ871の中央端子には、入力コンデンサ
845と同じ形状のコンデンサ945のボトムプレート
が接続され、φ2側端子には、信号グランドが接続され
る。コンデンサ945のトッププレートは、開放されて
いる。スイッチ871とスイッチ860の大きさを同じ
にすると、スイッチ871の中央端子には、スイッチ8
60の中央端子の浮遊容量846と同じ大きさの浮遊容
量946が付く。
第8図の不平衡・平衡変換用SC回路は、入力容量84
5を、第6図の入力容量604と605の半分にすれば
、信号入力端子1と出力端子11と12で見て第6図と
同じ動作をするので、第7図の波形図を参照して動作を
説明する。まず、クロックパルスφ2がハイレベルのと
き、入力コンデンサ845は、トッププレート側に入力
信号電圧が充電され、φ2がローレベルに戻る時点の入
力電圧を保持する。同様に、浮遊容量847と947も
充電され、保持する。次にクロックパルスφ1がハイレ
ベルになると、入力コンデンサ845は、リセット付積
分回路30の負極性入力端子9と正極性入力端子10に
接続され、放電する。したがって、出力端子11と12
の間に入力コンデンサ845に保持されていた入力信号
が生じる。このとき、浮遊容量847に保持されていた
入力信号が正極性入力端子10を通して放電されるが、
同じ容量の浮遊容量947からも負極性入力端子9を通
して放電が行なわれるので浮遊容量の放電による入力信
号成分は打消し合って出力端子11と12の間の差動電
圧には現れない、したがって、出力端子の入力信号によ
る差動電圧の振幅は、入力コンデンサ845の容量によ
って正確に決まることになる。さらに、クロックパルス
φ1がローレベルに変っても、スイッチの中央端子が入
力端子9と10から離れるだけで、出力端子11と12
の電圧は1次にφ1がハイレベルになるまで保持される
。なお、スイッチ871は。
入力端子9と10に付くスイッチングされるスイッチを
両者で均等にすることにより、スイッチからのクロック
パルスの漏込みが、出力端子11と12の間に生じない
ようにするためのものである。
なお、クロックパルスの漏込みが問題にならない場合に
は、スイッチ871とコンデンサ945を省略でき、利
得精度を要求されない場合には、スイッチ861も省略
できることは、第6図の場合と同じである。
これまでの説明は1本発明においてリセット付積分回路
30が用いられると説明してきたが、不平衡・平衡変換
に他の機能、たとえば、フィルタ機能などを含ませる場
合は、リセット付積分回路30の部分は、増幅量と積分
コンデンサを除く部分の構成を変えることができる。た
とえば、入力端子9,10には、後続のSC回路からの
平衡形の帰還などがあっても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、保持されていな
い信号を入力とすることができる不平衡・平衡変換回路
をSC回路で実現でき、標本化保持回路を前置する必要
がなくなり、各種SC集積回路の低電力化、経済化をは
かることこができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の不平衡・平衡変換用SC回路の一実
施例の構成を示す回路図、第2図は、第1図の動作を示
す波形図、第3図は、従来の不平衡・平衡変換用SC回
路の構成を示す回路図、第4図は、本発明に用い得るス
イッチの構成例を示す回路図、第5図は、第3図の動作
を示す波形図。 第6図は、本発明の他の改良された実施例の構成を示す
回路図、第8図は、本発明のさらに改良された実施例の
構成を示す回路図、第7111は、第6図及び第8図の
動作を示す波形図である。 1・・・信号入力端子、2,3.6,7,102゜10
3.106,107,132,133,136゜137
.602,603,606,607,636゜637.
860.861,870.871・・・スイッチ、4,
5,13,14,17,20,104゜105.134
,135,604,605,845゜945・・・コン
デンサ、8・・・平衡形演算増幅器、9゜10・・・増
幅器入力端子、11.12・・・信号出力端子、30・
・・リセット付積分回路、402,403篤 1  国 ¥52  図 fJ3  図 第 5 図 一一一一一一一一一一一會吟間 ■6図 罵 7 図 時間 fJ g 図 手  続  補  正  書  (方式)%式% 事件の表示 昭和59年   特 許 願  第270871、発明
の名称   スイッチトキャパシタ回路補正をする者 名称(510)    株式会社 日 立 製 作 所
株式会社 日 立 製 作 所 内 ft   話 東 京212−1111(大代表)補正
命令の日付   昭和60年4月30日凭l 補正の      明細書の「発明の詳細な説明」の欄
。 補正の内容 明細書第2頁第13行目、r (D・・・・・」以ド同
頁第18行目「・・・・・Fig、6))。」までの記
載を以下のとおりに訂正する。 「(アイ・イー・イー・イー・ジャーナル・オブ・ソリ
ッド・ステイト・サーキッッ:IEEEJ ourna
l  of  5olid −5tate  C1rc
uits、  第5C−17巻、第6号、第1014〜
1023頁。 1982年12月)」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入出力端子間に積分コンデンサを接続した入出力が差動
    の増幅器の入力端子に入力信号をコンデンサとスイツチ
    を介して接続することにより不平衡・平衡変換を行なう
    スイツチトキヤパシタ回路であつて、入力信号によつて
    積分コンデンサに充電保持される電荷が、クロツク周期
    間の一時点の入力信号によつて定まるように前記スイツ
    チが制御されることを特徴とするスイツチトキヤパシタ
    回路。
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