JPS61148803A - 電磁石装置用ヨ−ク - Google Patents

電磁石装置用ヨ−ク

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JPS61148803A
JPS61148803A JP59271529A JP27152984A JPS61148803A JP S61148803 A JPS61148803 A JP S61148803A JP 59271529 A JP59271529 A JP 59271529A JP 27152984 A JP27152984 A JP 27152984A JP S61148803 A JPS61148803 A JP S61148803A
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JP
Japan
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magnetic pole
yoke
opposing
rigid body
block
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Application number
JP59271529A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Nobutoki
信時 和弘
Keiji Okabashi
岡橋 啓二
Sueyoshi Matsumura
松村 季价
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Priority to AT85116376T priority patent/ATE77173T1/de
Priority to CA000498253A priority patent/CA1249000A/en
Priority to EP85116376A priority patent/EP0186160B1/en
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2227Polarised relays in which the movable part comprises at least one permanent magnet, sandwiched between pole-plates, each forming an active air-gap with parts of the stationary magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/36Stationary parts of magnetic circuit, e.g. yoke
    • H01H2050/365Stationary parts of magnetic circuit, e.g. yoke formed from a single sheet of magnetic material by punching, bending, plying
    • HELECTRICITY
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    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、有極リレーの接点開閉などに用いられる電
磁石装置のヨーク(磁気回路構成部品)に関する。
〔背景技術〕
電磁石装置用ヨークを2種あげると、まず第1に、第1
図(alに示すようなものがある。第1図(a)に斜視
図で示すヨークlは、口字形ヨークであり、板体を所定
形状に打抜いたのち、曲げ加工を施して得たものである
。このヨーク1を用いて電磁石装置を構成した例が第1
図fb)に平面図で示される。第1図(b)に示すよう
に、この電磁石装置は、電磁石ブロック2と接極子ブロ
ック3とを備えている。電磁石ブロック2は、口字形ヨ
ーク1の内側に鉄心4がかしめなどで一体化されて、E
字形になっている。口字形ヨーク1の両&1illa、
laが、鉄心自由端4aを間にして対向する対向磁極部
となっており、鉄心自由端4aが中央磁極部となってい
る。対向°磁極部1a、laと中央磁極部4aとは、コ
イル5の励磁によって逆磁性をもつようになっている。
接極子ブロック3は、2つの磁性体片6.6の同側端が
永久磁石7をその着磁方向両端から挟んでなっている。
接極子ブロック3の各磁性体片6.6の他側端が、それ
ぞれ、電磁石ブロック2の各対向磁極部1a、laと中
央磁極部4aとの間の間隙に挿入されて、両ブロック2
,3が組合されている。接極子ブロック3は、コイル5
と永久磁石7の働きで、前記間隙内で正逆移動するよう
になっている。
第2には、第2図(alに示すようなものがある。
第2図(a)に斜視図で示すヨーク11は、板体を概ね
丁字形に打抜いたのち、丁字形の3つの端部(両翼端1
1a、lla、末端11b)を同方向に折曲げる曲げ加
工を施して得たものである。このヨーク11を用いて電
磁石装置を構成した例が第2図(blに平面図で示され
る。第2図(b)に見るように、この電磁石装置は、電
磁石ブロック12と接極子ブロック13とを備えている
。電磁石ブロック12は、ヨーク11の折曲げられた末
端11bに内側から鉄心14がかしめなどで一体化され
ている。ヨーク11.の折曲げられた両翼端11a。
11aが、鉄心自由端14aを間にして対向する対向磁
極部となっており、鉄心自由端14aが中央磁極部とな
っている。対向磁極部11a、11aと中央磁極部14
aとは、コイル15の励磁によって逆極性をもつように
なっている。2つの磁性体片16.16の同側端が永久
磁石17をその着磁方向両端から挟んでなっている。接
極子ブロック13の各磁性体片16.16の他側端が、
それぞれ、電磁石ブロック12の各対向磁極部11a、
llaと中央磁極部14aとの間の間隙に挿入されて、
両ブロック12.13が組合わされている。接極子ブロ
ック13は、コイル15と永久磁石17の働きで、前記
間隙内で正逆移動するようになっている。
上記のように2つの例について見てきたが、中央磁極部
およびこれを間にして対向する対向磁極部を磁気的につ
ないでいるヨークは、板体からの打抜き、折り曲げ加工
、個別に作製された部品を溶接などによる一体化加工す
るなどして、得られる。その後、ヨークは、鉄心との一
体化工程(ヨークと鉄心とが最初から一体に形成されて
いる場合もある)、熱処理工程、メッキ工程、運搬工程
など種々の工程を経て、電磁石装置に組立てられて行く
。ところが、これらの工程において、ヨークの変形など
のため、ヨークの対向磁極部間の間隔が、安定して得ら
れないという形状上の欠点を有している。たとえば、第
1図(alに示す口字形ヨーク1を用いて、第1図(b
)に示す電磁石装置を組立てた場合、第1図(a)の口
字形ヨーク1の対向磁極部1aと13との間隔AI は
、第1図(b)の電磁石装置における対向磁極部1aと
1aとの間隔Aフと等しい(A+  =A2 )はずで
あるが、等しくない(A、  ≠A2 )場合がある。
しかも、A、  とA2の等しくない度合、言い換えれ
ば、(A、−A2)の値がまちまちである場合があり、
このため、電磁石装置、有極リレーを組立てたときに、
それらの製品1個1個について磁気特性が不安定であり
、それらの動作特性上の不良多発原因となっている。同
様に、第2図(a)に示すヨーク11の対向磁極部11
aとllaとの間隔B、 と、第2図(b)に示す電磁
石装置の対向磁極部11aと11aとの間隔B2も、等
しい(B+=82)はずであるのが、等しくない(B、
  ≠82)場合がある。このため、上記と同様の問題
が生じる。
〔発明の目的〕
この発明は、以上のことに鑑みて、対向磁極部間の間隔
が一定に保たれ、磁気特性の安定が得られる電磁石装置
用ヨークを提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
この発明は、上記の目的を達成するために、中央磁極部
およびこれを間にして対向する対向磁極部を有し、中央
磁極部が、対向磁極部□と磁気的につながっており、コ
イルの励磁により対向磁極部と反対の極性を持つように
なっている電磁石ブロックと、2つの磁性体片の同側端
が永久磁石をその着磁方向両端から挟んでなる接極子ブ
ロックとが組み合されている電磁石装置の前記対向磁極
部と中央磁極部とを磁気的につなぐヨークにおいて、前
記対向磁極部間が剛体で連結されて、前記対向磁極部間
の間隔が一定に保たれている電磁石装置用ヨークを要旨
としている。以下、この発明の実施例を表す図面ととも
に、この発明の詳細な説明する。
一第3図は、この発明の第1の実施例である。第3図に
見るように、このヨーク21は、磁性体からなる板体を
所定の形状に打抜いたのち、曲げ加工を施して得たもの
であり、コ字形になっている、このヨーク21の両端の
対向磁極部21a、21aの間が、別個に形成された磁
性体からなる剛体28で連結されており、この対向磁極
部21aと21aとの間の間隔CI が一定に保たれて
いる。このため、ヨーク21作製後、ヨーク21を鉄心
との一体化、熱処理、メッキ、運搬などの工程にかけて
も、対向磁極部21aと21aとの間隔が変化せず、一
定に保たれている。また、ヨーク21作製過程で、対向
磁極部21aと21aとの間隔が一定に、精度よく確保
されていなくても、連結片である剛体28が、打抜きな
どで精度よく作−されるので、その間隔の補正と固定(
一体化)が精度よく行われるン    ・ 第3図に示したヨーク21を用いて、電磁石装置を構成
した応用例が第4図比率面図で示され番、第4図に見る
ように、この電磁石装置は、電磁石ブロック22と接極
子ブロック23とを備えている。電磁石ブロック22は
、コ字形ヨーク21の内側に鉄心24がかしめなどで一
体化されて、8字形になっている。コ字形ヨーク21の
両端21a、21aが、鉄心自由端24aを間にして対
向する対向磁極部となっており、鉄心自由端24aが中
央磁極部となっている。鉄心24は、各対向磁極部21
a、21aに向く面の形状が丁字形になっており、丁字
形の左右に延びた部分が中央磁極部となっている。対向
磁極部21a、21aと中央磁極部24aとは、コイル
25の励磁によって逆極性をもうようになっている。接
極子ブロック23は、2つの磁性体片26.26の同側
端が永久磁石27をその着磁方向両端から挟んでなって
いる。接極子ブロック23の各磁性体片26.26の他
側端がJそれぞれ、電磁石ブロック22の各・対向磁極
部21a、21aと中央磁極部24aとの間の間隙に挿
入されて、両ブロック22.23が組合されている。接
極子ブロック23は、コイル25と永久磁石27の働き
で、前記間隙内で正逆移動するようになっている。この
ように、第3図に示したヨーク21を用いて第4図に示
すような電磁石装置を組立てると、連結片たる剛体2゛
8により、ヨーク21の対向磁極部21aと21aとの
間隔C1が一定に保たれ(C,=C2)、電磁石装置を
大量に作っても磁気特性のばらつきがなくなり、安定に
なる。なお、C2は、第3図に示したヨーク21を用い
て第4図に示す電磁石装置を組みたてたときの、対向磁
極部21aと21aとの間隔である。
この発明の第2の実施例が第5図(al、 (b)に斜
視図で示される。第5図(alに見るように、このヨー
ク31は、磁性体からなる板体を所定の形状に打抜いた
のち、曲げ加工を施して得たものであり、概ねコ字形に
なっている。このヨーク31の両端31a、31aの間
を連結する剛体38は、ヨーク31の両端31a、31
aのいずれか一方から一体に延びている。第5図(b)
に見るように、この剛体38に曲げ加工を施して、ヨー
ク31の両端31a、31aを連結し、その間隔D1を
一定に保っている。このため、このヨーク31も、作製
後、鉄心との一体化、熱処理、メッキ、運搬などの工程
にかけても、両端31°aと31aとの間隔が変化せず
、一定に保たれる。
第5図+8)、 (b)に示したヨーク31を用いて、
電磁石装置を構成した応用例が第6図に平面図で示され
る。第6図に見るように、この電磁石装置も、電磁石ブ
ロック32と接極子ブロック23とを備えており、ヨー
ク31と連結片たる38とが異なってるほかは、第4図
に示した電磁石装置と同様の構成になっており、同じも
のには、同じ番号を付している。第6図に示した電磁石
装置も、第5図(al、 (b)に示したヨーク31を
用いているので、連結片たる剛体38により、ヨーク3
1の対向磁極部31aと31aとの間隔D2が一定に保
たれ(D+  =02 )電磁石装置を大量に作っても
磁気特性のばらつきがなくなり、安定になる。
以上にみてきた応用例では、電磁石装置がラッチング型
であり、シングルスティプル化(接極子ブロックが正方
向および逆方向にそれぞれ移動した状態での永久磁石に
よる磁気吸引力のアンバランス化)をはかることが困難
である。この吸引力のアンバランス化を達成する手段の
従来例として、 No (Normally−Open
 Contact+メータ接点)とすべき側に接極子ブ
ロックが移動した状態で、接極子ブロックの2つの磁性
体蒔のうちいずれか一方が接するはずの、ヨークの対向
磁極部を切欠いたり、切り落としたりして、N G (
Normally−C1osed Contact+ 
ブレーク接点)とすべき側に比べて、接触面積を減少さ
せたり、0にしたりする方法がある。たとえば、第1図
(blにおいて、対向磁極部1a、laのいずれか一方
を、一点鎖線部Gだけ切落としたりするのである。とこ
ろが、このような方法で、上記応用例の電磁石装置のシ
ングルスティプル化をはかると、電磁石装置の対向磁極
部間を剛体で連結し、間隔を一定に保つことができな(
なってしまう。すなわち、対向磁極部のうち、切欠いた
り、切り落としたりされたほうは、連結片たる剛体を固
定できなかったり、固定できても、強度が弱く間隔を一
定に保つことができなかったりするのである。
電磁石装置、有極リレーに応用されたときに、中央磁極
部を間にして対向する対向磁極部となるヨークの部分の
間を磁性体からなる剛体で連結し、てその間隔を一定に
保ち、コイルの励磁でこの連結片たる剛体も対向磁極部
と同じ極性を持つようにヨークを構成すると、シングル
スティプル化をはかることができる。
たとえば、第7図に、この発明の第3の応用例として示
されている。第7図にみるように、磁性体からなる板体
を所定の形状に打抜いたのち、曲げ加工などを施して得
たヨーク41は、対向磁極部となる部分41a、41a
のいずれか一方から突出した連結片たる剛体48により
もう一方と連結され、その間隔が一定に保たれている。
第3の応用例である電磁石装置の電磁石ブロック42は
、ヨーク41の剛体48を除いたコ字形部分の内側に、
鉄心44がかしめなどにより一体化され、剛体48を除
いた部分が8字形となっている。鉄心44は、剛体48
に向く面およびその背面が丁字形を示している。丁字形
の左右に延びた部分に相当大る部分44aが中央磁極部
となっている。
ヨーク41の対向値−極部となる部分41a、41a、
は、中央磁極部44aを間にして対向している。対向磁
極部41a、41aと中央磁極部44aとは、コイル(
図示省略)の励磁によって逆極性をもつようになってい
る。接極子ブロック43は、2つの磁性体片46.46
の同側端が永久磁石47をその着磁方向両端から挟んで
なっている。
2つの磁性体片46.46の永久磁石に接する同側端は
、永久磁石をうけるように段差がつけられている。第8
図に、この電磁石装置の側部断面図を示している。第8
図に見るように、電磁石ブロック42の中央磁極部44
aと連結片たる剛体(磁性体でもある)48との間の間
隙に接極子ブロック43の2つの磁性体片46.46の
うちいずれか一方の他側端が挿入され、がっ、接極子ブ
ロック43の2つの磁性体片46.46の他側端の間の
間隙に中央磁極部44aが挿入されることによって、両
ブロック42.43が組合わされている。接極子ブロッ
ク43は、コイル45と永久磁石47の働きで、連結片
たる剛体48と中央磁極部44aとの間の間隙内で正逆
移動するようになっている。すなわち、永久磁石47の
着磁の向きが、第8図に示すようになっている場合、コ
イル45に、ある極性の電流を通じ、中央磁極部44a
をS極に、対向磁極部41aおよび連結片たる剛体48
をN極にそれぞれ励磁すると、同極反発、異極吸引によ
り、接極子ブロック43は、矢印B方向に動いて永久磁
石47のN極側の磁性体片46が中央磁極部に接する。
S極側の磁性体片46には、接する磁極部がない。コイ
ル45の励磁をやめると、永久磁石47による磁気吸引
力の大きい状態(磁気抵抗の小さい状態でもある)にな
ろうとして、接極子ブロック43は、矢印A方向に動き
、永久磁石47のN極側の磁性体片46が連結片たる剛
体48に接し、かつ、S極側の磁性体片46が中央磁極
部44aに接する。無励磁中は、この状態を保っている
。この状態がNC側であり、先の状態がNC側である。
第9図に、この電磁石装置の磁気吸引力Fを縦軸にとり
、NC側を正に、NC側を負にし、No側(またはNC
側)からの距離(ストローク)Sを横軸にとったグラフ
を示す。第9図に見るように、No側に比べてNC側の
磁気吸引力がより太き(、また、磁気吸引力がNC側か
らNC側に転じる位置も、太きくNo側に片寄っている
のがわかる。
第8図に示すような、電磁石ブロックと接極子ブロック
との組合わせでも、ラッチング型の電磁石装置を形成す
ることができる。
たとえば、第1O図に示すようなヨークを用いて電磁石
装置をつくるのである。第10図は、この発明の第4の
実施例を示すとともに、第4の応用例を示している。第
10図に示したヨーク51は、第7図に示したヨーク4
1において、鉄心44の自由端である中央磁極部44a
を間にして連7結片たる剛体48と対向するように、さ
らに別の連結片たる剛体59を設けたものである。剛体
5゜9も磁性体からなっている。剛体48と剛体59と
は、対向面積が等しく、材質も同じものであり、コイル
の励磁により、対向磁極部41a、41aと同じ極性を
もつようになっており、対向磁極部になっている。第4
の応用例である電磁石装置の電磁石ブロック52は、ヨ
ーク51の剛体59を除いた部分が第7図のものと同じ
であり、接極子ブロックも同じである。第10図中、ヨ
ーク51、電磁石ブロック52以外は、第7図と同じも
のには同じ番号を付している。第11図に、この電磁石
装置の側部断面図を示している。第11図に見るように
、電磁石ブロック52の中央磁極部44aと連結片たる
剛体48との間の間隙に接極子ブロック43の2つの磁
性体片46.46のうちいずれか一方(たとえば永久磁
石47のN極側)の他側端が挿入され、かつ、中央磁極
部44aと連結片たる剛体59との間の間隙に接極子ブ
ロック43の2つの磁性体片46.46のうちもう一方
(たとえば永久磁石47のS極側)の他側端が挿入され
ることによって、両ブロック43,52が組合わされて
いる。接極子ブロック43は、コイル45と永久磁石4
7の働きにより、これらの間隙内で、正逆移動するよう
になっている。第12図に、この電磁石装置の磁気吸引
力Fを縦軸にとり、剛体48側を正に、剛体59側を負
にし、剛体48側R&、(または剛体59側R59)か
らの接極子ブロック43の距離(ストローク)Sを横軸
にとったグラフを示す。第12図に見るように、剛体4
8側も剛体59側も磁気吸引力の大きさが等しく、また
、磁気吸引力がR&8側からR5Q側(またはR5G側
からR4111(1!I)へ転じる位置は、両者のちょ
うど中間になっている。このため、第1O図、第11図
に示す電磁石装置は、ラッチング型になっている。すな
わち、この電磁石装置の接極子ブロックが正方向(たと
えば矢印A方向)および逆方向(たとえば矢印B方向)
にそれぞれ移動した状態での永久磁石による磁気吸引力
は、両方の状態を比べると平衡になっており、無励磁中
は、それぞれの状態を保っている。コイルに流す電流の
極性を変えて、接極子ブロックを正逆方向に動かし、そ
れぞれ動きおわったら、また、接極子ブロックを動かす
までは、コイルに電流を通じる必要がないのである。
第1O図、第11図に示したようなヨークは、対向磁極
部となる部分を連結する、磁性体からなる剛体が中央磁
極部を間、にして対向するようになっており、その剛体
の一方は、ヨークの対向磁極部となる部分のいずれか一
方から突出されたものを折曲げて、対向磁極部のもう一
方に連結して固定し、この剛体と対向する剛体は、別個
に形成した同じ材質のものを対向磁極部の両方に固定し
て連結し、その間隔を一定に保っている。ヨークの対向
磁極部となる部分を連結する磁性体からなる剛体が中央
磁極部を間にして対向するような場合、剛体の設は方と
して、上記以外に、対向する剛体の両方が、同じ材質の
磁性体からそれぞれ別個につくられたものを用いてもよ
いし、対向する剛体の両方が対向磁極部のいずれか一方
から一体に延びるようにつ(られたものを折曲げてもよ
いし、対向する剛体の一方は対向磁極部の一方から、剛
体の他方は対向磁極部の他方から、それぞれ一体に延び
るようにつ(られたものを折曲げてもよいし、種々選択
することができる。この−例が、この発明の第5の実施
例として、第13図(a)、 (b)に斜視図で示され
ている。第13図(al、 (blに見るように、この
ヨーク61は、磁性体からなる板状体から所定形状で打
抜きされたのち、曲げ加工を施されて形成されており、
打抜き時に、対向する剛体68.68が対向磁極部61
a、61aのいずれか一方から一体に延びるようにつく
られている。このようにすれば、丈法楕度もよく、材質
も確実に同じにできるので、対向磁極部間隔の安定した
ラッチング型電磁石装置をつくるのに好都合である。
なお、第7図、第8図、第1O図、第11図に示す電磁
石装置のように、電磁石ブロックと接極子ブロックとを
組合わせる場合、ヨークの対向磁極部間の間隔が精度よ
く安定に保たれている、う・ンチング型、シングルステ
ィプル型の電磁石装置を容易に形成することができる。
ところで、このようにしてシングルスティプル型電磁石
装置を形成する場合、接極子ブロックが正方向および逆
方向にそれぞれ動いた状態での永久磁石による磁気吸引
力をアンバランスにさせる手段としては、第7図、第8
図に示したような、連結片たる剛体を1つにするという
手段に限られない。たとえば、連結片たる剛体を、中央
磁極部を間にして対向して設け、そのうちの一方を非磁
性体とする手段、そのうちの一方の面積を小さくする手
段、そのうちの一方の厚みを薄くする手段、そのうちの
一方に切欠き、穴、突起などを設ける手段、そのうちの
一方の表面に非磁性体片を設ける手段など、種々の手段
があり、適宜選択して、単独でまたは複数個組合せて行
えばよい。
なお、この発明の電磁石装置用ヨークは、以上の実施例
、応用例に限られない。たとえば、ヨークの対向磁極部
間を連結する剛体は、鉄板などの磁性体に限られず、非
磁性体でもよい。連結片たる剛体の形状も、上記の実施
例、応用例のような矩形に限られず、種々の形状を適宜
に選択すればよい。その長さのうち、各対向磁極部と固
定する部分を除いた長さは、連結する対向磁極部間のと
るべき間隔に等しくすることが好ましい。連結片たる剛
体と各対向磁極部との固定一体化方法は、特に限定され
ず、かみあわせ、かしめ、溶接など種々の手段を単独で
または複数個組合わせて行うことができる。ヨークの全
体の形状も、コ字形の開口部に連結片たる剛体を渡した
ものに限られず、第2図(1m)に示したような形状の
ヨークの対向磁極部間に、剛体を連結させてもよいし、
鉄心一端からヨーク・がふたまたに分゛かれて鉄心と同
方向に延びてその各先端が対向磁極部となり、鉄心他端
から鉄心に対向してヨークが延び、これからさらに、前
記対向磁極部間の間隙に挿入されるヨークが延びてその
先端が中央磁極部となっているようなヨークの対向磁極
部間に剛体を連結させてもよ(、その他種々可能である
。ヨークは、最初から鉄心と一体に形成されたものであ
ってもよく、板状体から打抜、折曲げなどの加工により
形成されたものに限定されない。ヨークと鉄心とが別個
に形成されて′いる場合も、その一体化はかしめに限定
されるものではなく、溶接その他の手段によることも可
能である。鉄心の形状も丁字形に限定されず、種々の形
状を選ぶことができる。
〔発明の効果〕
この発明の電磁石装置用ヨークは、以上に見てきたよう
に、中央磁極部を間にして対向する対向磁極部間が剛体
で連結されて、その対向磁極部間の間隔が一定に保たれ
るようになっているので、このヨーク作製後、このヨー
クは、熱感、理、メッキ、運搬などの各工程中に変形し
たりすることがなく、電磁石装置を形成した場合、精度
よく対向磁極部間の間隔が確保でき、安定した磁気吸引
力特性を得ることができる。この発明のヨークを用いて
有極リレーを形成した場合も、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、第2図(a)は従来例の斜視図、第1図
(b)、第2図(b)は、それぞれの応用例の平面図、
第3図、第4図、第5図(a)、 (bl、第6図、第
7図。 第8図、第10図、第11図、第13図(a) 、 (
b)は、それぞれ、この発明の実施例または応用例の説
明図、第9図、第12図は、この発明の応用例の磁気吸
引力特性を示すグラフである。 21.31.41,51.61・・・ヨーク 21a、
  31 a、  41 a、  61 a・・・対向
磁極部 22.32.42.52・・・電磁石ブロック
 23.43・・・接極子ブロック 24.44・・・
鉄心 24a、44a・・・中央磁極部 25.45・
・・コイル 26.46・・・磁性体片 27.47・
・・永久磁石 28.38.48.59・・・剛体 第3図 第4図 第5図 、   第13図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央磁極部およびこれを間にして対向する対向磁
    極部を有し、中央磁極部が、対向磁極部と磁気的につな
    がつており、コイルの励磁により対向磁極部と反対の極
    性を持つようになつている電磁石ブロックと、2つの磁
    性体片の同側端が永久磁石をその着磁方向両端から挟ん
    でなる接極子ブロックとが組み合されている電磁石装置
    の前記対向磁極部と中央磁極部とを磁気的につなぐヨー
    クにおいて、前記対向磁極部間が剛体で連結されて、前
    記対向磁極部間の間隔が一定に保たれている電磁石装置
    用ヨーク。
  2. (2)電磁石ブロックは、コ字形ヨークの内側に鉄心が
    設けられてE字形となつており、鉄心自由端が中央磁極
    部となり、コ字形ヨーク両端が対向磁極部となつている
    特許請求の範囲第1項記載の電磁石装置用ヨーク。
  3. (3)対向磁極部間を連結する剛体が磁性体でもあり、
    コイルの励磁により対向磁極部と同じ極性をもつように
    なつている特許請求の範囲第1項または第2項記載の電
    磁石装置用ヨーク。
  4. (4)磁性体でもある剛体が対向磁極部のうちのいずれ
    か一方から一体に延びている特許請求の範囲第3項記載
    の電磁石装置用ヨーク。
  5. (5)磁性体でもある剛体が中央磁極部を間にして対向
    しており、これらも対向磁極部になつている特許請求の
    範囲第3項または第4項記載の電磁石装置用ヨーク。
  6. (6)電磁石ブロックと接極子ブロックとの組み合わせ
    が、電磁石ブロックの中央磁極部と剛体との間の間隙に
    接極子ブロックの2つの磁性体片のうちいずれか一方の
    他側端が挿入され、かつ、接極子ブロックの2つの磁性
    体片の他側端の間の間隙に中央磁極部が挿入されること
    によつてなされている特許請求の範囲第3項または第4
    項記載の電磁石装置用ヨーク。
  7. (7)電磁石ブロックと接極子ブロックとの組み合わせ
    が、電磁石ブロックの中央磁極部を間にして対向する剛
    体と中央磁極部との間の間隙に、接極子ブロックの2つ
    の磁性体片の各他側端がそれぞれ挿入されることによつ
    てなされている特許請求の範囲第5項記載の電磁石装置
    用ヨーク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226943A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 分析装置およびそれに使用する分析ディスク
US20150137626A1 (en) * 2012-12-14 2015-05-21 Wuhan Linptech Co., Ltd Permanent magnet power generating device

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