JP2006226943A - 分析装置およびそれに使用する分析ディスク - Google Patents

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Abstract

【課題】 分析領域への光照射及び分析領域内の測定対象物情報の取得を確実にするために、分析領域中心の径方向の位置を自動検出する機能を組み込んだ分析装置およびそれに使用される分析ディスクを提供する。
【解決手段】 軸心より離れた位置に測定対象物を保持した分析領域102を有するディスク101を回転させながら、光を照射することにより分析領域102上を走査し、これにより得られる反射光または透過光または拡散光から、分析領域102内の測定対象物を光学的に分析する分析装置において、分析領域102の形状は、軸心からの距離に応じて形状が変化するものであり、かつその周囲の領域に対して光量差を与えるものであり、径方向の距離を変化させながら分析領域102上を光で走査させたときに得られる反射光または透過光または拡散光の検出間隔に基づいて、所定のアルゴリズムで径方向の走査位置を特定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、分析装置およびそれに使用する分析ディスクに関し、より詳細には、分析ディスク上あるいはディスク内の、測定対象物を保持した分析領域の径方向の位置検出を行う技術に関する。
従来、分析ディスクを回転させながら、分析領域の存在する半径位置に光を当て、その透過光あるいは反射光あるいは拡散光を検出することによって、分析ディスク上の測定対象物を分析する装置については特許文献1に記載のようなものがある。その分析装置について、以下、図面を用いて説明する。
図16は分析ディスクの平面図であり、図17は分析装置の構成を示す側面図である。図16、図17において、分析ディスク1の内部には、少なくとも1つ以上の試料チャンバー12とそれに連通する試料室5がある。試料室5内は分析ディスク1表面の分析領域2からガラス板6を通して光8が透過できるようになっている。
測定対象物、この場合は液体試料を図示しない注入口を通じて試料チャンバー12に入れ、分析時に分析ディスク1を軸心廻りに回転させることによって遠心力が働き、試料チャンバー12内の測定対象物は試料室5に移動する。
そして、光源7から出力される光8を反射鏡9を通して、分析領域2を通過する位置、つまり分析ディスク1の中心からの光路半径4の位置に照射して、光路3で示す位置を走査する。そしてその透過光あるいは反射光あるいは拡散光(図17では例として透過光)を受光部10で受けることによって、測定対象物の情報を得ることができる。得られた測定対象物の情報は電気信号11に変換され、分析装置内で解析される。
米国特許第3514613号明細書
しかしながら、前記従来の構成では、分析領域2へ光を照射する位置、及び受光する位置を分析ディスク中心からの一定の半径位置としていたため、分析領域が小さい場合や、分析ディスクの回転時の偏心等がある場合には、予め定めていた目標とする分析領域の位置、すなわち図16の光路3の位置を走査するのが困難になるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、分析領域中心の径方向の位置を自動で検出して、走査する機能を組み込んだ分析装置およびそれに使用される分析ディスクを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の分析装置は、軸心より離れた位置に測定対象物を保持した分析領域を有する分析ディスクを回転させながら、前記軸心からの径方向の距離を変化させて光を照射することにより、前記分析領域を走査し、これにより得られる反射光または透過光または拡散光から、前記分析領域における測定対象物を光学的に分析する分析装置であって、前記分析ディスクの分析領域の形状は、前記軸心からの径方向の距離に応じて形状が変化するものであり、さらに、前記分析領域は、その周囲の領域に対して、反射光または透過光または拡散光に対して光量差を与えるものであり、前記径方向の距離を変化させながら、前記分析領域を走査したときに得られる反射光または透過光または拡散光の検出間隔に基づき、前記分析領域における、径方向の走査位置を特定するようにしたことを特徴とするものである。
また本発明の分析ディスクは、その軸心回りに回転可能であり、かつ、測定対象物を保持する分析領域をその一部領域に形成した分析ディスクであって、前記分析領域の形状は、前記軸心からの距離に応じて変化するものであり、さらに、前記分析領域に光を照射して得られる検出光は、その周囲の領域に対して照射して得られる検出光に対して光量差を与えるものであることを特徴とするものである。
本発明の分析装置およびそれに使用される分析ディスクの構成によれば、得られる検出光の検出間隔から分析領域中心の半径位置を求めることができる。そして求めた分析領域の中心位置を走査して、分析領域内の測定対象物情報を得ることができるようになる。このため分析領域が小さくなったり、分析ディスクの回転時に偏心が起きたりしても、正確に分析領域の中心を走査できるので、精度の高い分析を行うことが可能となる。
以下に、本発明の分析装置およびそれに使用される分析ディスクの実施の形態を、図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における分析ディスクの平面図であり、図2は分析装置の構成を説明する側面図である。
図1において、分析ディスク101には、測定対象物を保持する円形の分析領域102が少なくとも1つ以上(図では8個)存在し、各分析領域102は軸心から径方向の位置がそれぞれ同じところに形成されている。
図2において、分析領域102の内部は空洞になっており、その中に測定対象物である液体試料が注入できる。具体的には図17で示した構造と同様であるので説明を略する。分析ディスク101は、回転制御部106によって任意の回転数で回転させることができる。分析ディスク101上の情報は、光照射部107から照射される光105を分析ディスク101に当て、その透過光または反射光または拡散光(図2では例として透過光の場合を示す)を受光部108で検出することにより取得できる。光照射部107と受光部108は、移動制御部109により連動して動かすことが可能であり、回転制御部106と移動制御部109の組み合わせによって、分析ディスク101全体の情報を取得することができる。受光部108にて取得された分析ディスク101の情報は、電気信号111に変換され、信号分析部110により解析される。
次に、分析領域102上を通過または反射または拡散した光105から、分析領域のスポット検出間隔の検出法について図3、図4を参照しながら説明する。
図3(a)、(b)は分析ディスク101上の1つの分析領域102部分を拡大したものであり、同図(c)は回転している分析ディスク101の分析領域102に光105を当て、その受光信号から変換された電気信号111を示している。
分析領域102は、その中に液体試料を注入可能なように中空で形成されているので、分析領域102に光路が交わる場合、分析領域102のエッジ部分では、光105が乱反射するため、分析領域102の周囲の基板の部分や分析領域102の内部の領域から得られる受光光量に差が生じる。このエッジ部分を走査したときにえられる電気信号111を、図3(c)に示すように山型に捕らえ、2つの頂上間のサンプリング数を求めることでスポット検出間隔112に換算できる。
なお、分析ディスク101のうち、分析領域102以外の領域を走査したときには、2つの山を有する上記の電気信号が得られないので、光105が分析領域102を走査したかどうかを判別することができる。
また、図4は分析領域102のエッジ部分の周縁にマーカー114を施し、分析領域102周りの光105を遮断した時に得られる電気信号111を示している。幅のあるマーカー114を施すことにより、上記の図3の例に比べて、より確かに分析領域102とその周囲の境界領域を区別することが可能となる。
マーカー114は、ディスク表面に塗料を塗布してなるか、またはシール部材を貼り付けて光を透過しないようにしている。これ以外にもマーカー114の形成の仕方として、ディスク表面に凹凸部材を形成したりもできる。あるいは、その他の方法で、分析領域以外の部分に、光の反射もしくは透過もしくは拡散を抑制する処理を施すことで、分析領域の領域を検出できるようにすることもできる。
図4に示すマーカー114の場合、受光部108での電圧範囲を制限することにより、2つの山を台形状にすることができ、その内側のエッジのサンプリング数を求めることでスポット検出間隔112aに換算することができる。
もし分析領域102内が光105を透過あるいは反射しにくい液体試料を含むためにマーカー114部分との電位差が検出できない場合は、2つの山の外側のエッジ間のスポット検出間隔112bを求めるようにすることもできる。
以上のように図3で説明したスポット検出間隔を求めた後に、分析ディスク101上の分析領域102の中心の半径位置を検出する方法を以下に示す。この方法では分析領域102の形状またはマーカー114が円形の場合に実現できる。
まず、図5に示すように、分析ディスクの中心から矢印115で示す方向において、分析領域102に交わる適当な2箇所の半径位置Ra、Rb(ただし、Ra>Rb、hは固定値とする)に光照射部107と受光部108を移動し光路位置を決定する。そして上述のように得られる電気信号から、それぞれのスポット検出間隔A、Bを測定する。ここで、もしA、Bどちらか一方の値が0、すなわち分析領域102に交わらず、光の検出間隔が得られなかった場合は、交わっている方を基準軸として半径方向分析領域102の直径以下であることを満たす任意の距離だけ反転させた位置に光を再走査することで、確実に分析領域102に交わる2箇所の半径位置Ra、Rbを決定することができる。
そしてA、Bから、演算によりこの分析領域102の直径Cを求める。Cを求める計算式は下記(数1)のようになる。なお、図中、R、Ra、Rbは分析ディスクの中心からの距離であり、図示の便宜上平行に記載している。
このようにして求めたA、B、Cの値及びA、Bの大小関係から、分析領域102の中心位置を求めることができる。AからhaあるいはBからhbだけ径方向に動かしたところが分析領域102の中心を通る部分であるとすると、ha、hbは下記(数2)で求められる。
これより、求める分析領域102の中心の半径位置Rは、下記(数3)で示す、
となる。
図4の分析ディスク102を用いた場合にも上記と同様に分析領域102の中心の半径位置を演算にて求めることができる。
以上のように、本実施の形態1においては上記方法で分析領域102中心の半径位置を求め、その半径位置へ光105を当てることにより、分析領域102内の測定対象物情報を正確に得ることができる。このため分析領域が小さい場合や、分析ディスクの回転時の偏心等がある場合でも、予め定めていた目標とする分析領域102の中心を走査することで、正確に分析領域102内の情報を取得することができる。
また、本実施の形態1では、分析領域102の中心の半径位置を求めるのに、分析領域102が分析ディスク101上に複数存在する場合は、これらの操作を繰り返すことにより、各分析領域102中心の半径位置を個別に求めることができる。
また、さらに最初に取得する2本の光路103が、複数存在するすべての分析領域102内を通過する場合は、それぞれの光路位置で各分析領域102のスポット検出間隔112を求めて記憶しておけば、分析領域102ごとに光路位置を変更することなく、2本の光路103のみですべての分析領域102中心の半径位置を算出することができる。
また、本実施の形態1において、必要なパラメータは全て実測値あるため、分析領域102あるいはマーカー114の形状の大きさに関係なく、分析領域102中心の半径位置を算出することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2において、分析装置の構成、スポット検出間隔の検出法は、実施の形態1と同じほぼ同様であり、異なるところは、分析ディスクの分析領域の形状と、その中心の半径位置を検出する方法である。
まず、分析ディスクとして、分析領域あるいはマーカーの形状が、スポット検出間隔が分析領域中心で最も大きくもしくは小さくなるようなものを用いる。ここでは例として、その分析領域を、図6または図7に示すように円形に(楕円も含む)形成しているか、または図8、9に示すように菱形に形成している場合について説明する。
図6または図8に示すように、本実施の形態2においては、まず分析領域102を含むように光路走査領域116を決定し、その領域内に走査する光路103の間隔及び本数を決定する。この例では、少なくとも3本以上の光路103を決定する。
次に、内周あるいは外周方向のどちらか一方の方向へ光路103を一定区間ごとにずらせていき、分析領域102内を照射する毎にスポット検出間隔112を取得する。また、それと同時に対応した光路103の半径位置も記憶しておく。
そして図7または図9に示すように、取得したスポット検出間隔112を羅列し、その中で一番スポット検出間隔112が大きいものを選出し、それに対応した光路103の半径位置を分析領域102中心の半径位置とするものである。また、分析領域102中心が最もくびれている形状の分析領域102またはマーカー114であれば、最もスポット検出間隔112が小さいものを選出し、それに対応した光路103の半径位置を分析領域102中心の半径位置とする。
また、図10、図11は、分析領域の形状が、軸心からの距離を変化させたときに得られるスポット検出間隔112が一定量ずつ大きくあるいは小さくなるように、分析領域の形状あるいはマーカーを形成した分析ディスクを用いた例を示している。
このような分析ディスクを用いた場合には、光路走査領域116内を走査した光路103のうち、スポット検出間隔112が最も小さい光路と最も大きい光路の中点を示す、またはそれに最も近い光路の半径位置を分析領域102中心の半径位置とすることができる。
また、光路走査領域116内を走査した光路103のうち、スポット検出間隔112が得られる最も内周側の光路と最も外周側の光路の中点を示す、またはそれに最も近い光路の半径位置を分析領域102中心の半径位置と近似するようにすれば、分析領域102あるいはマーカー114の形状に関係なく、分析領域102中心の半径位置を求めることができる。
以上のように、本実施の形態2においては、上記方法で分析領域102中心に近い半径位置を求め、その半径位置へ光105を当てることにより、分析領域102内の測定対象物情報を正確に得ることができる。このため分析領域102が小さい場合や、分析ディスク101の回転時の偏心等がある場合でも、予め定めていた目標とする分析領域102の中心を走査することで、正確に分析領域102の情報を取得することができる。
また、本実施の形態2では、分析領域102の中心の半径位置を求めるのに、分析領域102が分析ディスク101上に複数存在する場合は、これらの操作を繰り返すことにより個別に求めることができる。
また、本実施の形態2において、最初に取得する光路走査領域116が複数存在するすべての分析領域102を含む場合は、それぞれの光路103位置で各分析領域102のスポット検出間隔112を求めて記憶しておけば、分析領域102ごとに光路103位置を変更することなく、すべての分析領域102中心の半径位置を算出することができる。
また、本実施の形態2において、光路走査領域116内において、各光路103の間隔を狭くし光路数を多くすれば、より高精度に分析領域102中心の半径位置を検出でき、逆に各光路103の間隔を広くし光路数を少なくすれば、より少ない測定時間で分析領域102中心の半径位置を検出できる。
(実施の形態3)
本実施の形態3において、分析装置の構成、スポット検出間隔検出方法は、実施の形態1及び2と同じである、異なるところは分析領域の中心の半径位置を検出する方法である。以下に、本実施の形態3において、分析ディスク上の分析領域の中心の半径位置を検出する方法を示す。
分析ディスクとしては、分析領域あるいはマーカーの形状が半径方向に線対称なものを用いる。例として分析ディスクの分析領域が円形(図12、図13、図14)の場合で説明する。
図12に示すように、本実施の形態3においては2本の光路103を用いる。まず、ある一定間隔に固定した2本の光路103をそれぞれある半径位置に移動し、光105を照射し、2本の光路103が通過するスポット検出間隔112aとスポット検出間隔112bを求める。
スポット検出間隔112aとスポット検出間隔112bを比較し、大きさ等しくなければ、より大きいスポット検出間隔112を持つ光路103方向へ2本の光路103をα分シフトする。図12の場合は外周方向へシフトする。
そして2本の光路103が通過するスポット検出間隔112aとスポット検出間隔112bを求める(図13)。これらの操作を繰り返し、スポット検出間隔112aとスポット検出間隔112bが等しい、あるいはスポット検出間隔112aとスポット検出間隔112bの差が許容範囲以内になれば、その時の2本の光路103の中間を表わす半径位置が分析領域102の中心の半径位置とみることができる(図14)。
以上のように、本実施の形態3においては、上記方法で分析領域102中心に近い、あるいは分析領域102中心の半径位置を求め、その半径位置へ光105を当てることにより、分析領域102内の測定対象物情報を正確に得ることができる。このため分析領域102が小さい場合や、分析ディスク101の回転時の偏心等がある場合でも、予め定めていた目標とする分析領域102の中心を走査することで、正確に分析領域102の情報を取得することができる。
また、本実施の形態3では、分析領域102が分析ディスク101上に複数存在する場合は、各分析領域102ごとに、これらの操作を繰り返すことにより、個別にその中心の半径位置を求めることができる。
また、本実施の形態3では、光路103のシフト幅αを小さくすればするほど精度よく、αを大きくすればするほど速く分析領域102の中心の半径位置を求めることができる。
また、本実施の形態3において、分析領域102を図15に示すように菱形にした場合や、その他、分析領域102の形状あるいはマーカー114が分析領域102中心に対して径方向に対称で、かつ径方向に光の検出間隔が一定量変化するものであれば、同様の方法にて分析領域102中心の半径位置を算出することができる。
本発明にかかる分析装置およびそれに使用する分析ディスクは、分析ディスク上の分析領域の径方向の位置を特定できるため、回転しているディスク上の特定物の位置を検出するような装置等に有用である。
本発明の実施の形態1における分析ディスクの平面図 同実施の形態1における分析装置の側面図 同分析装置において、分析ディスクに光を照射した状態を説明する図 同分析装置において、他の分析ディスクに光を照射した状態を説明する図 同分析装置において分析領域の中心の半径位置を検出するアルゴリズムを説明する図 本発明の実施の形態2における分析装置において、分析領域の走査位置を説明する図 同分析領域の各光路での検出間隔を表わす図 本発明の実施の形態2における分析装置において、分析領域の走査位置を説明する図 同分析領域の各光路での検出間隔を表わす図 本発明の実施の形態2における分析装置において、分析領域の走査位置を説明する図 同分析領域の各光路での検出間隔を表わす図 本発明の実施形態3における分析装置において、分析領域の走査位置を説明する図 本発明の実施例3における分析装置において、分析領域の走査位置を説明する図 本発明の実施例3における分析装置において、分析領域の走査位置を説明する図 本発明の実施例3における分析装置において、分析領域の走査位置を説明する図 従来の分析装置に使用する分析ディスクの平面図 従来の分析装置の要部を拡大して示す側面図
符号の説明
1、101 分析ディスク
2、102 分析領域
3、103 光路
4、104 光路半径
5 試料室
6 ガラス板
7 光源
8、105 光
9 反射鏡
10、108 受光部
11、111 電気信号
12 試料チャンバー
106 回転制御部
107 光照射部
109 移動制御部
110 信号分析部
112 スポット検出間隔
112a スポット検出間隔(ディスク外周)
112b スポット検出間隔(ディスク内周)
113 電位
114 マーカー
115 半径位置(外周方向)
116 光路照射領域

Claims (19)

  1. 軸心より離れた位置に測定対象物を保持した分析領域を有する分析ディスクを回転させながら、前記軸心からの径方向の距離を変化させて光を照射することにより、前記分析領域を走査し、これにより得られる反射光または透過光または拡散光から、前記分析領域における測定対象物を光学的に分析する分析装置であって、
    前記分析領域と前記分析領域周辺とは光を照射するとその反射光または透過光または拡散光に対して光量差を生じるようになっており、
    前記径方向の距離を変化させながら、前記分析領域周辺を走査したときに得られる反射光または透過光または拡散光の検出間隔に基づき、前記分析領域における、径方向の走査位置を特定するようにしたことを特徴とする分析装置。
  2. 前記分析ディスクの分析領域の形状は、前記軸心からの径方向の距離に応じて形状が変化するものであり、さらに、前記分析領域は、その周囲の領域に対して、反射光または透過光または拡散光に対して光量差を与えるものであることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記分析ディスクの分析領域の周囲に、前記軸心からの径方向の距離に応じて形状が変化するとともに、少なくとも前記分析領域における反射光または透過光または拡散光に対して光量差を与えるマーカーを形成したことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  4. その軸心回りに回転可能であり、かつ、測定対象物を保持する分析領域をその一部領域に形成した分析ディスクであって、
    前記分析領域の形状は、前記軸心からの距離に応じて変化するものであり、さらに、前記分析領域に光を照射して得られる検出光は、その周囲の領域に対して照射して得られる検出光に対して光量差を与えるものであることを特徴とする分析ディスク。
  5. その軸心回りに回転可能であり、かつ、測定対象物を保持する分析領域をその一部領域に形成したディスクであって、
    前記分析領域の周囲に、前記軸心からの距離に応じて形状が変化するとともに、前記分析領域に光を照射して得られる検出光に対して、同じく光を照射して得られる検出光に光量差を与えるマーカーを形成したことを特徴とする分析ディスク。
  6. 前記マーカーがディスク表面に形成した凹凸部材であることを特徴とする請求項5に記載の分析ディスク。
  7. 前記マーカーが、ディスク表面に塗料を塗布してなるか、またはシール部材であることを特徴とする請求項5に記載の分析ディスク。
  8. 前記分析領域以外の部分に、光の反射もしくは透過もしくは拡散を抑制する処理を施したことを特徴とする請求項4または5に記載の分析ディスク。
  9. 前記分析領域あるいは前記マーカーが円形あるいは楕円形であることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の分析ディスク。
  10. 前記径方向の距離を変化させながら光を走査したときの、前記スポットまたは前記マーカーから得られる反射光または透過光または拡散光の検出間隔が、前記分析領域の中心部で最も大きくあるいは小さくなるように、前記分析領域の形状またはマーカーを形成したことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の分析ディスク。
  11. 前記分析領域あるいは前記マーカーの形状が半径方向に線対称になることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の分析ディスク。
  12. 前記径方向の距離を変化させながら光を走査したときの、前記分析領域または前記マーカーから得られる反射光または透過光または拡散光の検出間隔が、徐々に大きくあるいは小さくなるように、前記分析領域またはマーカーを形成したことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の分析ディスク。
  13. 前記分析ディスクの径方向のある位置で前記光を走査した時、得られる検出光の変化より、前記分析領域上を前記光が走査したどうかを判別するようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の分析装置。
  14. 2つ以上の前記分析領域が前記分析ディスクの軸心から同一半径上に存在する場合に、複数の分析領域内の情報を1回の分析ディスクの回転により得るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  15. 前記分析ディスクの分析領域のうち、互いに異なる少なくとも径方向の2箇所の位置で光を走査し、それぞれの走査位置における光の検出間隔、及びそれぞれの走査位置の間の距離より、径方向における前記分析領域の中心位置を算出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  16. 前記2箇所の位置で光を走査する際にどちらか一方の走査位置における光の検出間隔が得られなかった場合、光の検出間隔が得られた位置を基準軸として半径方向に分析領域直径以下であることを満たす任意の距離だけ反転させた位置に光を再走査することで、2箇所の位置での光の検出間隔を得ることができるようにしたことを特徴とする請求項15に記載の分析装置。
  17. 請求項9または10に記載の分析ディスクが装着されて分析を行う装置であって、前記ディスクの径方向の互いに異なる位置で光を走査し、各々の光の検出間隔が最も大きい時もしくは最も小さい時の径方向の位置を、前記分析領域の中心位置と近似するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  18. 請求項11に記載の分析ディスクが装着されて分析を行う装置であって、前記ディスクの径方向の分析領域あるいはマーカーを含む領域内の互いに異なる位置で光を走査し、検出間隔が得られる最も内周側の走査位置と最も外周側の走査位置の中点を、前記分析領域中心の半径位置と近似するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  19. 請求項9または11に記載の分析ディスクが装着されて分析を行う装置であって、前記分析領域において径方向の互いに異なる2箇所の位置で光を走査し、それぞれ得られる光の検出間隔の差を検出して、その差が一定の値以下になるかどうかの判断を繰り返し、前記差が前記値以下になったときの各走査位置の中点を、前記分析領域の中心位置と近似するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
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