JPS61148243A - 高硬度軟質ウレタンフオ−ムの製造方法 - Google Patents

高硬度軟質ウレタンフオ−ムの製造方法

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JPS61148243A
JPS61148243A JP59269898A JP26989884A JPS61148243A JP S61148243 A JPS61148243 A JP S61148243A JP 59269898 A JP59269898 A JP 59269898A JP 26989884 A JP26989884 A JP 26989884A JP S61148243 A JPS61148243 A JP S61148243A
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JP
Japan
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foam
diol
urethane foam
polyol
parts
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Takashi Nishi
敬 西
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車、家具、寝具或は日用雑貨品に使用
する高硬度軟質ウレタンフオームの製造方法に関する。
(従来技術) 従来、軟質ポリウレタンフォームはみかけの密度が10
〜50幇の範囲のものが生産され、この内14〜25堅
のフオームが主流をなしている。
このみかけ密度の範囲のフオームは、一般にみかけ密度
と硬さとの間には比例関係がみられ、みかけ密度の高い
程硬さが大きくなる傾向を有し、通常重版されているも
のはJIS硬さで5.5〜]、 3 、5 kBの範囲
のフオームである。
最近、自動車分野をはじめ各用途分野において軽量化の
要望が強く、見掛は密度を上げずに硬度を高めたフオー
ムを安定して生産し得る技術について、種々の角度から
研究されるようになってきている。
その方策として■4官能以」二のポリオールの併用、■
高イソシアネートインテックス化、■水の配合量の増加
、■)ポリマーポリオールの併用等の方法が検討されて
いる。
しかしながら、■の方法は強伸度特性や圧縮永久ひずみ
特性が低下する難点があり、■及び■の方法では反応時
の発熱が著しく、フオーム内部のスコーチの原因となり
易く、場合によっては発火する危険を伴う難点があった
更に■の方法は、得られたフオームの耐熱性に劣り、ス
コーチを起し易い難点があり、いずれの方法も決め手と
なる迄に至っていない。
一方、ポリウレタン用ポリオールとして、2.2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのプロピレンオキ
シド付加物(以下ビスフェノールA−PO付加物と略す
)を用いる技術は、特開昭50−47223号にて公知
であるが、ビスフェノールA−アルキレンオキサイド付
加物は軟質ウレタンフオーム用ポリオールとの相溶性が
悪い上粘度も高く、得られたフオームの強伸度特性を著
しく低下させる欠点があるため、硬質ウレタンフオーム
用としてのみ用いられていた。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、上記したような従来技術の諸欠点を克服し
、軟質フオーム用ポリオール特に3官能性ポリオールと
の相溶性に乏しい高粘度のビスフェノールA−PO付加
物やビスフェノールAのエチレンオキシド付加物(以下
EO付加物と略す)のようなビスフェノールAのアルキ
レンオキシド付加物(以下ビスフェノールA−RO付加
物と略す)の混合を容易にすると共に、フオーム密度を
上げないで得られたフオームの強伸度特性を保持しつつ
安定して硬さを向」ニさせることのできる軟質ウレタン
フオームの製造方法を堤供しようとするものである。
(発明の構成) 本願で使用する汎用の軟質ウレタンフオーム用ポリオー
ルには特に制約はなく、公知のポリエーテルポリオール
やポリエステルポリオールはすべて使用可能であるが、
一般にクッション用として多用されている3官能のポリ
オキシアルキレンエーテルポリオールが好適である。ビ
スフェノールA−RO付加物は2.2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン即ちビスフェノールA1モル
に対してアルキレンオキシドを2モル以上反応させて得
られるが、アルキレンオキシドとしてはエチレンオキシ
ド又はプロピ!ノンオキシドが一般に用いられる。
このビスフェノールA−RO伺加物は東邦千葉化学製の
BISOL−2Pや、三洋化成工業製のニューポールr
lP又はニューポールBPIEとして市販さ1tている
    1ものを用いればよい。ビスフェノールA−R
O付加物の添加量は、汎用の軟質ウレタンフオーム用ポ
リオール100重量部に対して0.5〜5重量部好まし
くは1〜4.5重量部の範囲である必要がある。
添加量が0.5重量部以下では硬度の上昇効果は無く、
5重量部以上になると硬度の上昇効果は大きくなるが独
立気泡になり易く又強伸度特性の低下も著しくなり、た
とえジオールを併用したとしてもいわゆる″さくい″フ
オームしか得られなくなってしまうからである。このビ
スフェノールA−RO付加物は、軟質ウレタンフオーム
用ポリオール特に3官能のポリプロピレングリコールと
の相溶性が悪く、25℃以下で両者或はジオールとの3
成分を混合撹拌しても容易に均一層にはならない。
これは単にビスフェノールA−RO付加物が高粘度であ
ることによるものだけではなく本質的な相溶性の問題で
ある。しかしながら軟質ウレタンフオーム用ポリオール
を25℃以上に加温さえすれば簡単に均一混合液が得ら
れる。しかしながら軟質ウレタンフオーム用ポリオール
の加熱温度を高くしすぎると、ポリイソシアネートとの
反応の進行が早くなりすぎたり又フレオンのような低沸
点の発泡剤を用いた場合はその揮散ロスが著しくなるの
で35℃以下の温度範囲とすることが必要である。
本願発明では上記したようにジオールの添加が好ましい
が、ジオールとしては分子量が106〜2000のもの
で、その添加量は軟質ウレタンフオーム用ポリオール1
00重量部に対して2〜15重量部の範囲であることが
望ましい。ジオール添加量が2重量部未満では強伸度特
性の向」二効果に乏しく、15重量部以」二添加すると
フオームの圧縮に対する復元性が低下するのでクッショ
ン用としては避けなければならない。添加するジオール
としてはジエチレングリコール1.6−ヘキサンジオー
ルのような低分子量のものから、分子量2000のポリ
オキシプロピレングリコールに至る迄、公知のジオール
のうち、分子量が106〜2000の範囲のものであれ
ばエーテル、エステルに関係なくすべて使用可能である
。尚ジオールは単一のものを用いてもよいが、短鎖ジオ
ールと長鎖ジオールの併用例えば分子量106のジエチ
レングリコールど分子−i 2000のジオールを併用
することもできる。但し。
011価が400以−にの短鎖ジオールを用いる場合は
、ビスフェノールA−RO付加物との含量が7重量部未
満望ましくは5重置部以下にしないとフオームの収縮が
起り易くなる。
本願で用いる触媒、整泡剤1発泡剤、ポリイソシアネー
1−等は、軟質ウレタンフオーム用として公知のものは
すべて使用可能であり、必要に応じ公知の難燃剤や充填
剤或は着色剤等も適宜配合することができる。
(実施例) 実施例1〜8 第1表に示した配合表の各3倍量を用いて以下の手順で
軟質フオームを発泡させた。
先ず、PPG3000をビーカーにとり、ウォーターバ
スで28℃に加温し、13IsOL −2Pを加えて3
0秒間撹拌混合した。次にジオール、T−9、ダブコ及
び水を加えて10秒間撹拌後、 TDIを加えて6秒間
撹拌し30 X 30 X 30 cmの金属製容器内
で自由発泡させた。
得られたフオームを100℃で10分間加熱した後24
時間室温に放置してASTM D]、564−64Tの
方法で見掛は密度を1.IIS K640]の方法によ
り硬さをJIS K6301の方法により引張り強さ、
伸び率、引裂強度を測定した結果を第2表に示した。
比較例 ポリオール成分として汎用のポリエーテル1−ジオール
PPG3000のみを用いた以外全〈実施例と同様の方
法でフオームを作り物性を測定した。その結果も第1表
及び第2表に併記した。
(以下余白) (発明の効果) (1) BISQL−2Fを0.5部加えるだけでも実
施例1にみられるように硬さ向上の効果は認められる。
BISOL −2Pの配合量を増量すれば、配合量に比
例して硬さは上昇するが、実施例2にみられるように強
伸度特性特に伸びの低下傾向が認められ、いわゆる″さ
くい”フオームになってくる。更にr3Is。
L−2Pを5.5部に増量した実施例6ではDIOLl
、000を11部併用しても、独立気泡となり実用不可
能となるので実用上は5部以下に制限される。
これは、ビスフェノールAのようなベンゼン核を2個有
するハードセグメントが硬さ向上に有効であるが、ハー
ドセグメントの比率が大きくなりすぎると逆に柔軟性を
阻害するからである。
(2) BISOL −2Pの添加による強伸度特性の
低下防止には実施例3〜5に示したように直鎖状のジオ
ールを併用するのが有効であるが、10部以上ジオール
を添加すると得られたフオームは独立気泡含有率が増大
してフオームブロックの下方で収縮現象を起し、良好な
フオームは得られなくなる。
実施例6は著しいフオームの収縮のため物性測定が実施
できなかった例である。
(3)ジオールを併用する場合、ジエチレングリコール
(分子量106.2)のような短鎖状ジオールと分子量
1000以上の長鎖状ジオールを併用することは望まし
い手段であり実施例7〜8にみられるように、両者の合
量が15部未満であれば硬さ、強伸度特性の向上効果を
損うことなく収縮防止を図ることができる。しかし、こ
の場合でも合量で15部以上に増やすと収縮防止効果機
能が低下するだけでなく、フオームの圧縮永久歪特性を
悪くするので注意しなければならない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 25〜35℃に加温した汎用の軟質ウレタンフォーム用
    ポリオール100重量部に2,2−ビス(4−ヒドロキ
    シフェニル)プロパンのアルキレンオキシド付加物0.
    5〜5重量部を単独又はジオールの存在下で触媒、整泡
    剤、発泡剤及びポリイソシアネート等を混合発泡させる
    ことを特徴とする高硬度軟質ウレタンフォームの製造方
    法。
JP59269898A 1984-12-20 1984-12-20 高硬度軟質ウレタンフオ−ムの製造方法 Granted JPS61148243A (ja)

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JPS5634721A (en) * 1979-08-30 1981-04-07 Hitachi Ltd Rigid polyurethane composition

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