JPS61148063A - インクカートリツジ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクカートリッジ装置、特にインクジェット
記録装置に使用する加圧型インクカートリッジ装置に関
する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点３１個
以上のインクジェット（以下ＩＪと略す）ヘッドを有し
、紙その他の記録媒体にインク滴を飛ばして図形や文字
等を作るＵプリンタが最近脚光を浴びている。カラー図
形を得るには、多数のＩＪヘッドを用い、各ヘッドには
夫々のインクカートリッジから異なる色のインクが供給
される。

一般の構成では、記録媒体を回転ドラムに取付け、ＩＪ
ヘッドはこのドラムの軸方向に移動可能なカートリッジ
に取付けられる。ＩＪヘッドが記録媒体上を螺旋状に進
むにつれて、インクカートリッジからのインクがＩＪヘ
ッドに供給される。圧電素子等を用いてＩＪヘッド内で
作られたインク滴は微小開口から記録媒体上に放射され
る。適当な制御システムにより、インク滴の発生と回転
ドラムを同期させる。

斯るプリンタは一般に交換可能なインクカートリッジを
使用する−０その１例は松下電子部品（株）で製造され
、ＭＡＣＯカートリッジと呼ばれる。このＭＡＣＯカー
トリッジは折畳み（または押しつぶし）自在のインクバ
ッグとインクバッグ支持体とを内蔵する内部インクコン
テナを有する。インクバッグは可撓性を有する塩化ポリ
ビニル（塩ビ）の射出成型した管状体であシ、その一端
を加熱してシールする。インクバッグ支持体はインクバ
ッグの開放端に挿入されメカニカルシールにより所定位
置にクランプされる。特に、インクバッグの開口部を閉
じるインクバッグ部分は、インクバッグ支持体の側部と
、これを取シ巻くゴム製インクバッグのシーリング用パ
ツキン間に押込まれる。組立てたインクバッグ、インク
バッグ支持体及びインクバッグ用パツキンは断面がＵ字
形の細長い金属クリップの中に挿入され、面状のペース
と側部とはインクバッグのシーリング用ノ母ツキンの両
側に乗り上げる。このアセンブリ全体はグラスチック製
ハウジング内に配置する。ハウジングのキャップ部でク
リップとインクバッグのシーリングパツキンを圧縮する
ことによりメカニカルシールが完成する。また、クリッ
プのペースとキャップとの間にシールの目的でキャツプ
ノ々ツキンが設けられている。更に、ファスナがキャッ
プ、キャップノ譬ツキン、クリップの開口を通って、イ
ンクバッグ支持体からキャップに向って突出する対応す
る♂ス内に延びておシ、組立てたカートリッジを一体に
組立て保持する。

ＭＡＣＯカートリッジインクバッグ支持体はインクバッ
グの内部と連結されインク流通路となる管状の突起を含
んでいる。この突起はクリップペースを通シ、キャップ
シール用ノ々ツキンの一端に接し、キャップからのイン
クフローポートと位置合せされている。このキャップパ
ツキンをツヤツクさせると、インクがインクバッグから
流れ出し、インク流通路を通ってキャップパツキンとイ
ンクフローホードへと流れ、その結果カートリッジから
ＩＪヘッドへのインク流通路ができ上る。更に、管状の
空気流通路がインクバッグ支持体からクリップペースの
開口を通ってキャッグノ４ツキンと対向スる。

この空気流通路はキャップへのエアーフローポートと位
置合せされる。この空気流通路は開口を有し、インクバ
ッグの外でハウジング内と連結される。このキャップノ
クツキンをパンクさせると、加圧されている空気又は液
体が空気流通路からハウジング内に供給され、そこでイ
ンクバッグに圧力をかけることとなる。これにより、イ
ンクがインクバッグからインク流通路へと押し出される
ことになる。

このＭＡＣＯカートリッジ構造にはいくつかの欠点があ
る。例えば、カートリッジは落したシその他衝撃が加わ
る環境下で使用される場合がある。このＭＡＣＯカート
リッジを含む従来品は、このような場合にインクの漏れ
を生じる。また、これらカートリッジは周囲温夏がある
程度変化すると漏れを生じることもある。更に、インク
バッグの周囲の圧縮空気の漏れも、カートリッジハウジ
ングが自分自身のインクに内部及び外部の両方から、特
に溶剤結合線部で露出されるとき問題となる。その結果
、Ｉリカー？ネートケースにクラックが入シ、インク漏
れを生じる。

更に、　ＭＡＣＯカートリッジの如き従来のカートリッ
ジは高価であシ製造や組立が困難である。特に、インク
バッグにインクを入れる前にインク流通路に真空を供給
してＭＡＣＯインクバッグから空気やその他の気体を排
除するのが困難である。インクバッグからそれらの気体
を排出することはインク容器からの気泡によ、９　ＩＪ
ヘッドが目詰シを起すのを防ぐのに大変重要である。

従って、従来のインクカートリッジ装置の上述した及び
その他の欠点を克服する強い必要性がある。

更に、ＭＡＣＯカートリッジは、ハウジングのキャップ
部の外側からインクバッグ支持体を貫通してインクバッ
グ内に延びた所定間隔の１対の細長いステンレススチー
ル製グローブを有する。よって、グローブの先端はバッ
グ内のインクに晒される。

具体的には、グローブは、インクバック支持体からイン
クコンテナ内に延びるくさび形突起を貫通する。このく
さびは自由端に沿ってチー・）が形成される。プローブ
−の先端はこの自由端からバッグ内に突出する。ＩＪプ
リンタはグローブに電圧を印加し、グローブ先端間のイ
ンク導電路の電気抵抗をモニタする。インクがバッグか
ら消費されると、バッグは薄くなる。これによりプロー
ブ間の導電路の抵抗が変化する。ＭＡＣＯカートリッジ
において。

理論的にはこの抵抗値をモニタすることによりコンテナ
内のインク量が判ることになる。更に、ＩＪプリンタは
、この抵抗値が予め定めたレベルに達すると自動的に動
作停止するようになっている。

これは、カートリッジが空になった後も動作を続けてＩ
Ｊヘッド内に目詰シの原因となる気泡が形成されるのを
防ぐためである。

しかし、ＭＡＣＯカートリッジのインクレベルセンサは
、インクバッグ内の同−景のインクに対して検出される
抵抗値が場合によって変化するという欠点を有する。例
えば、インクバッグがほとんど空のときにも、グローブ
の抵抗の読みは、バッグ内に十分な量のインクが残って
いることを示す場合がある。このままプリンタ動作が続
行されると気泡が発生してヘッドの目詰シを起こす。逆
Ｋ。

インクバッグ内に十分な量のインクが残っているにも拘
らずプローブの読みはインクバッグが空であることを示
す場合もある。この場合、インクカートリッジが交換さ
れてインクが無駄になる。

従って、従来のこのような欠点を克服する必要性がある
。

本発明の目的の１つけカートリッジに空気や他の加圧流
体を供給してＩＪプリンタのカートリッジからＩＪヘッ
ドへのインク流を強化する形式のＩＪプリンタ用の改良
したカートリッジを提供することである。

本発明の他の目的は、カートリッジへの衝撃に　′よる
、カートリッジの周囲温度変化による、カートリッジ内
の過度の流体圧力による又はカートリッジハウジングの
内外部がインクに露出することによるインクの漏洩を抑
制するインクカートリッジを提供することである。

本発明の更に他の目的は、製造が簡単で比較的少数部品
を使用するインクカートリッジ装置を提供することであ
る。

本発明の別の目的はＩＪプリンタへの取付けが簡単で、
取扱いが簡単且つインクを漏らすことなく取外し可能な
インクカートリッジ装置を提供することである。

本発明の更に別の目的は、改良されたインクレベルセン
ナを有するインクカートリッジ装置を提供することであ
る。

本発明の更に別の目的はインクカートリッジ内のインク
残量を正確に示すインクレベルセンサを有するインクカ
ートリッジ装置を提供することである。

〔発明の概要〕

本発明によるインクカートリッジ装置は、インクコンテ
ナを支持体に加熱融着してインクコンテナ支持体に直接
固定したフレキシブルインクコンテナを含むインクコン
テナ構体を有する。インクコンテナ支持体のインク流通
開口はインクコンテナ内と連結している。凹部を有する
ハウジングはインクコンテナ構体を受は且つ取囲んでい
る。インクコンテナからのインクはインクコンテナ支持
体とハウジングのインク流通ポートを通ってハウジング
外に出てインクをＩＪヘッドに供給する。このハウジン
グはまた流体フローポートを有し、これはハウジング内
部と連結しているが、インクコンテナ外とは連結してい
ない。空気等の加圧流体が流体フローポートからハウジ
ング内に供給されると、圧力がインクコンテナ外に供給
される。これによりインクコンテナとカートリッジから
のインク流を強化する。

本発明のより特定の特長としては、インクコンテナ支持
体が周辺に沿って取付は面となる平坦なインクコンテナ
を含んでいることである。このインクコンテナはインク
コンテナ支持体を受ける開口となる部分を有し、インク
コンテナのこの部分はインクコンテナ取付は面に接し加
熱融着されてインクコンテナ支持体をインクコンテナに
封止している。

本発明の他の特徴はインクコンテナ組立体の製法にあシ
、中心に開口を有するインクコンテナ材料シートを用−
、インクコンテナ支持体をその開口内に配置し、インク
コンテナ支持体をインクコンテナに固定して中心開口を
シールし、シートを折曲げてインクコンテナの側部を形
成し、そしてインクコンテナの側部をまとめて固定して
いる。

ここに示す好適実施例では、固定ステプｆはエレメント
を加熱融着している。

本発明の更忙他の特徴として、インクコンテナを多層構
造とし、内側の第１層はこれに接するインクに対し耐腐
蝕性材料を用い、第２層は真空障壁材料であシ、＠３層
はインクコンテナの補強材料としている。

本発明の別の特徴−はハウジングにあり、長いがディ部
とキャップとを含んでいる。更に、キャップの内側表面
に沿ってパツキンが設けられ、パツキン支持体がパツキ
ンとインクコンテナ支持体間に設けられている。この・
９ツキン支持体は第１方向に且つキャップの内面に対し
て延びる周辺壁部を含んでいる。更に、／４’ツキン支
持突起も第１方向にパツキンに対して延びて、パツキン
を所定位置に保持する。また、ファスナを用いてキャッ
プ。

パツキン、ノ々ツキン支持体及びインクコンテナ支持体
を一体に固定する。

本発明の更に特定の特徴としては、ノ々ツキン支持体が
流体通路を含んでおり、インクコンテナの外であるハウ
ジングの内部に連結する突起をなす。

この流体通路を通って加圧流体を送ると、圧力がインク
コンテナに加えられ、そこからのインク流を強化する。

また、パツキン支持体は開口を有し、これを通ってイン
クコンテナ支持体のインク通路突起がノ千ツキンと係合
するよう延びる。

本発明の更に別の特徴は、パツキン支持体とインクコン
テナ支持体が相互にインクカートリッジ構体の組立体を
強化するべく協力することである。

本発明のインクカートリッジ装置は、更にインク残量を
正確に検出するレベルセンナを有する。

具体的には、インクレベルセンサはインクコンテナ内に
突出するプローブ支持構造を有する。この支持構造は、
少なくとも１つのインクコンテナ閉鎖面を有し、インク
が消費されるにつれてコンテナがこの閉鎖面に向かって
閉じていく。所定間隔にある第１及び第２プローブは、
カートリッジの外蔀からインクコンテナ支持体を貫通し
てプローブ支持構造内に延びる。少なくとも１本のプロ
ーブの一部は閉鎖面に対して露出される。インクコンテ
力は、インクが減っていくにつれて閉鎖面に対して閉じ
て２本のグローブ間の導電路をせばめていく。グローブ
間の抵抗値の変化は、検出され、インクコンテナ内のイ
ンク残量を示すために用いられる。

本発明の特定の特徴は、プローブ支持構造が第１及び第
２の平坦な閉鎖面を有するブラットフオーム全構成する
ことである。この閉鎖面間でプラットフォームを嘗°通
ずる第１及び第２の開口が所定の間隔をもって設けられ
る。第１のグローブの一部はこの一方の開口内に突出し
ている。同様に、第２のプローブの一部も他方の開口内
に突出している。この構成により、グローブの露出部分
間で第１及び第２のコンテナ表面に沿ってインクの導電
路が形成される。

本発明の他の特徴は、プローツ支持構造が、インクコン
テナ支持体から突出してプラットフォームを支える第１
及び第２ネツクを有することである。第１のプローブは
一方のネックを通ってプラットフォーム内に延び、第２
のプローブは他方のネックを通ってプラットフォーム内
に延びる。

本発明の更に他の特徴は、このネックが、インクコンテ
ナの閉鎖を案内するためにインクコンテナ支持体からプ
ラットフォームに向かって先細に形成されていることで
ある。

〔実施例〕

先ず第１．２及び６図を参照する。本発明によるインク
カートリッジ装置αｑは長い気密封止構造のハウジング
を有し、その中に一端をキャップα４で閉じた矩形状が
ディ（２）を有する。この２デイ（２）内にはインクコ
ンテナ組立体が入っている。この組立体は柔軟性があシ
、折畳み（押しつぶし）可能な材料のインクコンテナα
ｅよシ構成され、インクコンテナ支持体ｃＩ・に取付け
られている。また、この構体にはインクコンテナ支持体
α・とキャップ０４間にパツキン支持体または保持体（
イ）がある。更に、キャップシール用ノ々ツキン（２）
がキャップα４とノ臂ツキン支持体翰間に設けられてい
るが、その機能については後述する。ファスナ（ハ）は
インクコンテナ支持体α峰をキャップに、ノ々ツキン保
持体（イ）及びパツキン四を所定位置に保持して固定す
る。／４’ツキン保持体翰はペース？旬と周辺壁部（２
）とを有し、後者は前者から突出して、この組立体を組
立てるとキャップα４の外縁と接触する。この固定した
組立体はハウジングがディ（社）内に入れ、キャップα
４は接着剤等によりぎディ（２）に固定してカートリッ
ジをシールする。

インクコンテナαｅの内部からカートリッジの外部への
インク流を生じる為の通路が形成さｎ、カートリッジか
らＩＪプリンタのＩＪヘッドにインクが供給されるよう
にしている。キャップα４にはイ７り７０−／−）圀が
設けられ、パツキン（イ）のＯ−リング（社）をノやツ
クさせると、とのＯ−リングから後述するインクフロー
通路（至）を介してインクコンテナα０の内部−へ連結
する。更に、ＩＪプリンタからカートリッジへ空気を送
る通路も設けられている。この空気はインクコンテナα
６の外部に圧力をかけてカートリッジからのインクの流
れを強化する。更に、キャップα４は空気フローポート
Ｇりを有し、これは、４１ツキン（２）上のＯ−リング
（至）ｔ　／’　ｙりさせると、この０−リング（至）
から後述する加圧空気流通路（ロ）を通ってハウジング
−ディ（２）の一部Ｏ５（第５図参照）と連結する。こ
の部分（至）はハウジングがディ内ではあるが、インク
コンテナα０の外側である。動作圧力の典型値は約１−
ンド／平方インチである。ハウジングは気密封止してい
るので、加圧空気がハウジング外に漏れることはない。

また、インクもインクコンテナαＧが万一破裂してもハ
ウジング外に漏れることはない。

このカートリッジはまたインクレベルセンサ（至）を含
んでおり、カートリッジ内のインクレベルを決定する。

詳細は後述するが、インクレベルセンナ（至）は１対の
電気グローブ（４０−４１）を含み、これらグローブは
インクコンテナαｅの内部からカートリッジハウジング
外に突出している。これらプローブ（４０−４１）は導
電性であるが、ステンレススチール等であって、インク
に対し耐腐蝕性材料である。このＩＪプリンタはハウジ
ング外からこれらグロー１間にＡＣ電圧を印加している
。更に、両ｆ？−プ間のインク流通路の抵抗値をモニタ
する。インクコンテナからのインクを使用しインクコン
テナが折畳まれると抵抗値が変化する。抵抗の大きさけ
インクカートリッジ内のインク量のインジケータとなる
。特に、インクカートリッジの交換時点をこの抵抗によ
り決定する。

ハウジングゲデイ（社）は軽く、耐久性があシ、硬く且
つ耐衝撃性のある材料で形成している。例えば、ゼネラ
ルエレクトリツ゛り社製のＬｅｘａｎ　１４１Ｒ−５１
０７の商品名で販売されているポリカーゴネートが好ま
しい。キャップα４がインクフローポート（ハ）からイ
ンク通路に露出しているので、これはインクに対して耐
腐蝕性材料で作られるのが好ましい。

？リスルホン樹脂が好適材料の一例である。

次に、第１図と第２図を参揺すると、？ディ（２）はモ
ールド品であるのが好ましく、上面板００．底面板■、
第１及び第２側面板（４６−４８）及び端面板−より成
る。把手６２が上面板帥と側面板（４６−４８）を端面
板（イ）から一部突出させて形成される。これにより１
把手めは両側面（４６−４８）間にまたがるので、カー
トリッジを移動したり交換したりする際に大変便利であ
る。底面板−の中央部は隆起部（財）を有し、一方キー
輪が上面板帥の上方に突出する。

これらキーと隆起部はＩＪプリンタのカートリッジ受は
ソケットの対応部に嵌合して、カートリッジを上下逆に
挿入するのを防止する。ガイド（至）がノーウジング（
２）の側面（４６−４８）から突出してカートリッジソ
ケット内のスロットに嵌合してインクカートリッジ取付
は時に支持及びアライメント手段となる。

このインクコンテナ組立体は第３．４及び６図を参照す
ると更によく理解できよう。インクコンテナ支持体α日
は支持板（ハ）を含み、それは平面状のインクコンテナ
取付は面（２）を有し、ここにインクコンテナ（１Ｇが
直接゛取付けられシールされている。

接着性シールが好ましいが、実施例ではインクコンテナ
を加熱して取付は面に融着している。

更に、インクコンテナ組立体を製造するには、第８図に
示す如くインクコンテナ形成材料の矩形シートケＱの中
心に開口ｔ４を形成する。インクコンテナ支持体α・を
この開口ぐ→から上方に挿入して、開口（ハ）の囲りの
シートのエツジ部（ハ）を第６図に示す如く取付は面■
に対向させる。次にこれらエツジ部を加熱して取付は面
に融着する。その後、シートｔ＊のインクコンテナの側
面形成部（至）、呻をインクコンテナ支持板の長軸、即
ち第８図の折曲げ線−に沿って折シ畳んで、第６図に示
すようにする。次に、側部（８０−８２）を二ツジーに
沿って加熱シールしてインクコンテナ組立体を完成する
。

好適実施例では、インクコンテナ支持体αｅはぼりエチ
レンを好適な１例とするインクに対して耐腐蝕性の材料
で形成する。更に、インクコンテナαＧ（第７図参照）
は多層構造のシートケゆで形成される。最も内側の第１
層勾はインクだ対して相性が良く、インクに対して耐腐
蝕性があシ、しかも加熱融着できる材料である。この第
１層は低密度ポリエチレンであってもよい。シートクＱ
の中間の第２層（イ）は気体がインクコンテナ支持体に
侵入するのを防止ないし低減する気密障壁である。イン
ク内にガスが入ると気泡を形成してプリンタのＩＪヘッ
ドの目詰シを生じる。この気密層特の好適−例は塩化ポ
リビニリデンの２層間にサンドイッチした２リビニルア
セテ一ト層である。塩化ポリビニ＋７デンは一般に５Ａ
ＲＡＮの商標で市販されている。

最後に、最も外側の第３層に）はインクコンテナに強度
と幾分かの硬さを付与する為のインクコンテナ補強層で
あシ、６０ゲージの２軸性ナイロンが好適な一例である
。ここに述べた目的に適合する多層材料は、／ンデール
箱にワイン等を入れる為にカリフォルニア州すンレンド
ロのチャンピオンインターナショナル社が現在販売中で
ある。

最外層軸にある程度の硬さを与えることにより、このバ
ッグを予定の方法で折シ畳むことができるようにする。

これにより後述するインクレベルセンサの動作を改善す
る。更に、この構成により、またこの発明のコンテナの
従来品に対し比較的大きい硬さにより、コンテナにイン
クを充満する前にインクコンテナから気体を完全且つ容
易に排除できる。その為には、インクフロー／−１１２
に真空を供給し、これＫよシインクコンテナを完全に折
シ畳み、コンテナから気体を排出する。

再び第２．４及び６図を参照すると、複数のファスナ受
はゲス（１００）はインクコンテナ支持板ｆＯの表面か
らキャップα４に向かう第１方向に突出する。各ファス
ナ（ハ）はキャップα４の開口、パツキン（イ）の０−
リング部（１０２）　、　ｔａミツキンのペース？υか
ら第１方向へ延びる突起又はゲス（１０４）を通過して
ファスナ受けゲス（１００）内に螺入される。第２図に
示す如く、インクコンテナ支持体α砂はパツキン保持体
翰に嵌合して機械強度の強化を図っている。特に、ゲス
（Ｚｏｏ　）はパツキン保持ペースｅυに設けられた対
応する保持体（１０６）と嵌合する。

よってカートリッジを組立てると、インクコンテナ支持
体は所定位置にしつかり固定される。

突起（１１０）で決まる環状のインク流通路もまた板１
７Ｇからキャップα４に向う第１方向に突出している。

インク流通路（至）は突起（１１０）から延びる。カー
トリッジを組立てると、インクフロー突起（１１０）は
ノ！ツキン保持体（４）のペースｅテの開口（１１４）
を通過し、）Ｊ？パツキン−リング部勾の内面に接触す
る。

Ｏ−リング部（ロ）の反対面はインクフロー、ｆ？−）
（ハ）を取囲んでシールする。Ｏ−リング部（イ）の中
心（１１６）は第３図に示す通シ最初シールされている
。

このシールに穴をあけると、インクコンテナＤｉｎから
のインクがインク流通路（ハ）、）Ｊ？ツキン部（財）
を通ってインクフローボート（ハ）に流出できる。通路
（ハ）内にチェックパルプアセンブリ（１２０）ｔ−ｉ
ｆｆている。このアセンブリ（１２０）は半球形の頭部
（１２２）を有する弁を持っている。この頭部（１２２
）はインク流通路内に設けたコイルばね（１２６）によ
り〇−リング部（２）のパルプシー）　（１２４）　Ｋ
当接している。

この弁はコイルばね（１２６）の中心に間隔をあけて延
びる基部（１３４）を有し、これにより接着剤を使用す
ることなく所定位置に保持される。弁とばねとはインク
に対して耐腐蝕性であり、例えば夫々ポリエチレンとス
テンレス鋼製である。

補強リプ（１４０）がインクコンテナ支持体の各突起間
に延びている。このリプはノツチ（１４２）を有し、カ
ートリッジを組立てたとき加圧流体ボートＣ３２と整列
する。このノツチ（６）はハウジング（２）の内側（至
）に空気供給針を挿入した際の大きな隙間を与える。

各種パツキン保持突起け／４’ツキン保持体（至）のペ
−、＊　ａｎからキャップα４に向かう第１方向に延び
ている。前述したように、これら・母ツキン保持突起は
デス（１０４）を有する。更に、これら突起は環状突起
（１５０）　、　（１５２）を含み、カートリッジを組
立てると、そこに夫々グローブ（４０−４１）が挿入さ
れる。また、環状の加圧空気流通突起（１５６）がパツ
キン保持体■のペース（財）から第１方向に延びる。

空気流通路（ロ）は突、起（１５６）を通過する。この
空気流通突起は／ＩＰツキン（イ）の０−リング部（至
）の内面と係合する。０−リング部（２）の他面はキャ
ップα４に対向して配置され、空気フローポートＧりを
取シ囲み、これを封止する。Ｏ−リング部（至）の中心
（１５８）、は最初封止されておシ、パツキンをノぐン
クさせるまでポート０２を通って空気が流れるのを阻止
する。

第３図から判るように、０−リング部（至）を中心（１
５８）でノ々ンクさせると、加圧空気がフローポー）（
３２）からパツキンＯ−リング（ハ）、通路（ロ）そし
てノツチ（１４２）を通ってハウジングυの内部（至）
に入る。強化リプはノ々ツキン保持体から各突起へのサ
ポートを付加する。よって、組立てられると、ノ臂ツキ
ン翰はノヤツキン保持体翰の突起によりキャップα４に
押圧固定される。番号は付していないが、適当数の凹部
がキャップＣ１４の内面に設けられ、パツキン翰を受け
る。

グローブ（４０−４１）は好ましくは支持体の製造時に
インクコンテナ支持体（至）中にモールドされる。

突起（１６８）　、　（１６９）はインクコンテナ板（
至）からキャップα４に向って延びておシ、板ｆｌ）か
らグローブが立上がる位置で夫々のグローブ０１．＠η
を取囲み且つ強化する。グローブに）は突起（１６８）
から・ぐツキン保持器（１）の突起（１５０）、パツキ
ン四のＱ−ＩＪング部（１７０）、キャツｆ←尋の開口
を通ってカートリッジの外部に突出する。同様に、グロ
ーブ（６）は突起（１６９）から、パツキン（財）の０
−リング部（１７０）及びキャップα４の別の開口を通
ってカートリッジ外部に突出する。同様に、０−リング
（１７２）は突起（１６８）　、　（１６９）と７４’
ツキン保持器四のペース？旬間の部分でグローブ０Ｑ、
＠ηを取シ囲んでシールする。よって、プローブ■、＠
９はしつかり固定され且つカートリッジ外部に露出する
グローブの端部間に電圧を印加すべく容易にアクセスで
きる。

ノ々ツキン（２）及び（１７２）は一般にゴムの如きイ
ンクに対し耐蝕性及び可撓性を有する材料である。

ショアＡ硬度計で５０デユロメータのエチレンプロピレ
ンがパツキン材料として適当である。また、・臂ツキン
支持体翰もハウジング（６）と同じ材料であるのが好ま
しい。

この構成によると、インクカートリッジα１はカ−トリ
ツジへの衝撃、周囲温度変化、インクカートリッジ内の
通常レベル以上の圧力及びカートリッジハウジングの内
外をインクに晒すことによるインク漏れに対して優れた
抵抗を有する。更に、インクカートリッジは製造、取付
は及び使用が簡単である。

インクレベルセンナ（ロ）とその動作を第３〜５図を参
照して説明する。インクレベルセンサ（至）はインクコ
ンテナ支持板（至）からインクコンテナαＱ内部に突出
するプローブ支持構体（１７４）を含む。プローブの一
部、この場合はプローブ先端（１８８）　、　（１９０
）は支持構体によりインクコンテナαＱ内のインクに晒
されている。インクは導電性であるので、グローブ間に
電圧を印加すると、インクを通る導電路と両グローブ間
の抵抗はＩＪプリンタでモニタできる。インクが使用さ
れると、インクコンテナαＧは第４，５図に点線で示す
如く折シ畳まれて、両プローブからインクを通るパスは
折畳まれたインクコンテナ（ＩＦ５で完全に阻止される
。そこでモニタされている抵抗値は急に高くなる。この
抵抗の変化は、インクカートリッジαＱが低インクレベ
ルであシ、交換時期であることを示す。

特に、ブローｆ支持構成（１７４）はインクコンテナ支
持板（至）から突出するネック（１８０）　、　（１８
２）で支持されるプラットフォーム（１７４）よシ成る
。プローブ帥、　１１は夫々のネック部を通ってプラッ
トフォーム（１７４）内に延びる。第４図から判るとお
シ、これらネックはインクコンテナ支持板（至）から離
れるにつれてテーノ９が形成されている。このチーｔ４
により、コンテナを所定の均一な方法で折畳むようにす
る。

開口（１８４）　、　（１８６）はプローブの先端（１
８８）　。

（１９０）がこれら開口内に突出するよう設けられてい
る。よって、プローブの露出部はプラットフォーム（１
７４）で完全に囲まれる。インクが使用されると、イン
クコンテナαＱはプラット（１７４）の上下平面インク
コンテナ包囲面（１７６）　、　（１７８）に押し付け
られる。これは両グローブ間の導電路を閉じる。更に、
このインクコンテナはインクカートリッジ内だ常に同じ
蓋のインクが残るとき両面（１７６）。

（１７８）に押し付けられる。

更に、第５図で判るとおシ、グローブの大きさはプラッ
トフォームの上下面（１７６）　、　（１７８）の面内
に突出しないように選択されている。よって。

グローブ自体はインクコンテナが閉鎖面に対して閉じる
のを干渉しないようにしている。よって、平坦な閉鎖面
がグローブの露出部間に設けられている。この平坦面は
、グローブがプローブ支持構体の一面のみでインクに露
出される場合には、−面のみ設ければよい。

従って、抵抗をモニタすることにより、カートリッジ内
のインク量を正確に決定することができる。更に、カー
トリッジはインクが完全になくなり乾燥する前に交換で
きる。インクが完全になくなると、気泡がＩＪヘッドに
生じ、それは目詰りを生じることとなる。例えば、２０
０−のインクカートリッジでは、インク残量が２０１ｆ
ｆｊになる前に交換するのが好ましい。また、インクカ
ートリッジの交換が早すぎると、カートリッジ内に残る
多量のインクを浪費することとなる。ＩＪプリンタには
シャットオフ回路が設けられており、ブローｆ　間で測
定した抵抗により、カートリッジ内のインクが低し技ル
となるとプリンタを自動的に停止する。

カートリッジを交換すると、プリンタは再び動作を開始
する。

以上本発明のインクカートリッジ装置及びその製造方法
の好適実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限
定されるべきでなく、当業者には本発明の要旨を逸脱す
ることなく種々の変更変形が可能であることが理解でき
よう。

〔発明の効果〕

以上説明した通シ、本発明のインクカートリッジ装置に
よると、グラスチックシート等の可撓性インクコンテナ
とこれを覆う気密ハウジングと絶縁支持板とよシ構成さ
れるので、支持板の加圧流体（空気）孔よシ加圧流体を
ハウジングとインクコンテナ間に供給することによりイ
ンク通路からのインクの流れをスムーズにすると共に、
インクコンテナ全体から均一にインクを押し出すことが
できる。更に、電極をインクコンテナ内に挿入して、電
極間の抵抗値を測定することによりインクコンテナ内の
インク残量を正確且つ確実に検出ないしモニタできるの
で、インクコンテナ内に気泡の形成、インクヘッドの目
詰りが生じないよう、また高価なインクを無駄にするこ
とがないよう最適タイミングでインク交換時期をオペレ
ータまたはプリンタ自身に知らせることができる。よっ
て本発明のインクカートリッジ装置はインクジェットプ
リンタ用インクカートリッジとして特に好適である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインクカートリッジ装置の斜視図
、第２図は第１図のインクカートリッジ装置の底面を示
す斜視図、第３図は第１図の線３−３に沿う断面図、第
゛４図は第３図の線４−４に沿う断面図、第５図は第３
図の線５−５に沿う断面図、第６図は第１図のインクカ
ートリッジ装置の内部構造を示す拡大図、第７図はイン
クコンテナの一部断面拡大図、第８図はインクコンテナ
の製法を説明する為の図である。 図中、αＧはインクコンテナ、υはハウジング。 （至）は支持板、（２６−２８）はインク通路、（３２
−３４）は加圧流体通路、（４０−４１）は電極、（１
７４）　Ｆ′ｉ電極支持体である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、インク通路用開口を有する支持板と、該支持板に取
   付けられた可撓性のインクコンテナと、上記インク通路
   用開口につながる開口及び加圧流体通路用開口を有し、
   上記インクコンテナを覆い上記支持板に固定されるハウ
   ジングとを具え、上記加圧流体通路から加圧流体を上記
   インクコンテナ及びハウジング間に供給することにより
   、上記インク通路から上記インクコンテナ内のインクを
   流出させることを特徴とするインクカートリッジ装置。 ２、上記インクコンテナとして１枚のプラスチックシー
   トを重ね合せて外縁を共に密着結合して成る特許請求の
   範囲第１項記載のインクカートリッジ装置。 ３、上記インクコンテナは少なくとも内層、外層及び中
   間層の３層構造とすることを特徴とする特許請求の範囲
   第１又は第２項記載のインクカートリッジ装置。 ４、上記加圧流体として加圧空気を用いることを特徴と
   する特許請求の範囲第１乃至第３項のいずれかに記載の
   インクカートリッジ装置。 ５、インク通路用開口並びに電極を有する支持板と、該
   支持板に取付けられた可撓性のインクコンテナと、上記
   支持板から上記インクコンテナ内に突出し、上記電極の
   一部を上記コンテナに略平行する表面に通じる開口内に
   露出させた電極支持体と、上記インク通路用開口につな
   がる開口及び加圧流体通路用開口を有し、該インクコン
   テナを覆い上記支持板に固定されるハウジングとを具え
   、上記加圧流体通路から上記ハウジング及びインクコン
   テナ間に供給する加圧流体により上記インク通路から上
   記インクコンテナ内のインクを流通させ、上記電極によ
   り上記インクコンテナ内のインク量を測定し得るように
   したインクカートリッジ装置。