JPS6114726Y2 - - Google Patents

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JPS6114726Y2
JPS6114726Y2 JP1981054128U JP5412881U JPS6114726Y2 JP S6114726 Y2 JPS6114726 Y2 JP S6114726Y2 JP 1981054128 U JP1981054128 U JP 1981054128U JP 5412881 U JP5412881 U JP 5412881U JP S6114726 Y2 JPS6114726 Y2 JP S6114726Y2
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JP
Japan
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lever
band
shaped member
locking
synthetic resin
Prior art date
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Expired
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JP1981054128U
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English (en)
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JPS57167060U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホースの締め付け等主として量的に大
なる製品の締め付けに使用する合成樹脂製結合バ
ンドに関し、一層詳細には掌合タイプ、分離タイ
プいずれにも使用可能であると共に、均一な締め
付け力が得られ、さらに低コストで極めて容易に
製造し得る合成樹脂結合バンドに関する。
この種の金属性結合バンドにおいては、掌合タ
イプおよび分離タイプが知られている。
掌合タイプは第1図に例示するように、輪状に
湾曲され両端を掌合されている金属性の帯状部材
10と、掌合部の一方の外側に若干重合された状
態で固着されているレバー12と、帯状部材10
に固定されている止金具14と、帯状部材10の
内周面に掌合部下方を覆うように固着されたプレ
ート部材16から構成されている。
この掌合タイプは両端が掌合固着されているか
ら、ワンタツチで締め付けが可能で作業性はよい
が、両端が大径でその中途部の細径部にブーツを
被包するような場合には、大径部を結合バンドに
挿通することができず使用不能である。
この難点を解消すべくなされたものが、分離タ
イプであり、第2図に示すように帯状部材18の
一端にフツク20を形成して、このフツク20に
レバー22の下端を係止して使用するようにして
いる。この分離タイプは作業性においては多少掌
合タイプに劣るのは否めない。
しかしながら、上記従来の掌合タイプ、分離タ
イプのいずれも金属性であるため、帯状部材、レ
バー、止め金具、プレート等の各部材をそれぞれ
別個に成形し、これをスポツト溶接あるいはリベ
ツトを使用して必要個所に固着するという多工程
を経て製造していた。このため製造上の労力が大
であつて、コスト高となるばかりでなく、特に、
帯状部材とレバーとの固着個所に締め付け時の応
力が集中し破損するという難点がある。
合成樹脂の結合バンドとしては、第3図に示す
ものが知られている。すなわち、帯状部材24の
一端部の外表面に鋸刃状の係止突起26を設け、
帯状部材24の他端に、係止突起26を設けた一
端側を挿通係止する係止部28を設けてある。
この種のものは締め付けが容易であるが、外す
には切離す以外になく再使用ができない。さらに
締め付け後、突出している係止突起26部を切断
するなど煩雑な手間を要する。しかも矢方向の締
め付けが大で、均一な締め付けができない難点が
ある。
また第4図に示すように、ネジとナツトで締め
付ける合成樹脂製の結合バンドがあるが、締め付
けがワンタツチでできず、狭い空間内での作業が
容易でない。さらに、外周に危険な突起物が露呈
するなどの難点がある。
本考案は上記種々の難点に鑑みてなされ、その
目的とするところは、製造が容易、かつ安価にで
き、しかも均一な締め付け力を得ることができ
る、帯状部材を輪状に湾曲し、この帯状部材の一
端にレバーを設け、帯状部材の他端側外周には、
前記一端方向に向けて徐々に肉薄となる介入部を
設け、この介入部の基部に前記レバーの回動枢支
点となる一端を係止する係止凹入部を形成し、帯
状部材上の所定位置に、レバーの他端側を係止す
る止め具を設け、前記帯状部材、レバー、介入
部、係止凹入部、止め具を合成樹脂で一体に成形
すると共に、前記レバーには、断面コ字状を成す
と共に帯状部材の一端側が挿通可能な切欠部を有
する金属製補強部材を側方から嵌合、装着して成
る合成樹脂製結合バンドを提供するにある。
以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づき
詳細に説明する。
全体符号30は本考案に係る合成樹脂製結合バ
ンドである。
32は所定幅を有する合成樹脂製の帯状部材で
あり、輪状に形成されている。34は同じく合成
樹脂製のレバーであり、帯状部材32の一端側内
周面に若干重合して、先端が外方に突出するよう
に、帯状部材32の一端がレバー34のほぼ中央
に接続している。そしてレバー34の重合側端部
には、幅方向に伸びる円柱状の係止突起36が形
成されている。38は帯状部材32の他端側外周
の所定長に瓦り、断面ほぼ三角形状に、先端にい
く程肉薄に形成された介入部である。そしてこの
介入部38の最大肉厚部の端縁には、前記円柱状
の係止突起36よりも若干大径な断面半円状の凹
入部40が幅方向に形成されている。
42は止め具であり、帯状部材32の外周の所
定位置に設けられている。
止め具42の形状は、レバー34の係止突起3
6を上記凹入部40に係合して、レバー34先端
を、矢印方向に回動した際に、レバー34先端を
帯状部材32の外周上に確実に係止できればいか
なる形状でもよく、例えば第7図aに示すよう
に、帯状部材32の側縁を係止突縁44を設け
て、レバー34先端の側縁を係止するか、あるい
は同図bのように、帯状部材32の幅方向に係止
突縁44を設けて、レバー34の先端を係止する
か、さらには同図c,dにように、レバー34先
端部に設けた透孔46に、係止突縁44を係合す
るようなど種々考えられる。
本考案においては上述の帯状部材32、レバー
34、係止突起36、介入部38および止め具4
2は合成樹脂で一体に形成されているものであ
る。
本考案に係る結合バンド30は、第5図よう
に、係止突起36を凹入部40に係合しておいて
掌合タイプとして用いてもよいし、あるいは第6
図に示すように係止突起36と凹入部40との係
合を解いておいて分離タイプとして用いてもよ
い。
締め付けに当つては、締め付けるべきホース
(図示せず)の所定位置に結合バンド30を外嵌
し、係止突起36を凹入部40に係合させて、レ
バー34先端を矢印方向に回動させて、輪状の帯
状部材32を縮径してホースを締め付け、レバー
34先端を止め具42を係止するとよい。この場
合に介入部38内周面が、輪状の帯状部材32内
周面と連続してホース外周に密着し、さらには介
入部38外周面が帯状部材32の内周面に密着し
て押圧されるから、ホースは周面全体に瓦つて均
一に締め付けられる。
第8図は金属性のレバー補強部材を示し、この
補強部材48は断面コ字状のクリツプ形状を成
し、帯状部材32の輪状外周面にならうように湾
曲しており、外表面上には切欠部50を有する。
この補強部材48は、レバー34の側面から切
欠部50に帯状部材32が挿通するようにしてレ
バー34の側面から押し込んでレバー34に被包
し、レバー34を補強するものである。
以上のように、本考案に係る結合バンドによれ
ば、合成樹脂で一体に形成したから、従来の金属
製バンドのように複数の部材を別途成形し、しか
る後にスポツト溶接するという工程を経ることな
く、極めて容易に大量生産でき、コストが安価に
なる上に従来のように溶着部に応力が集中すると
いう構造上の欠陥もなく、優れた強度を有し、ま
た、介入部が接続ホースの外周面と帯状部材の内
周面とに密に介入するから、極めて均一な締め付
け力が得られるという著効を奏する。
また、締付時に特に大きな力が加わるレバーの
部位には、別途断面コ字状をなす金属製の補強部
材を装着したから、合成樹脂で形成したものにあ
つても、充分な強度を有する。しかも補強部材も
溶着することなくレバーに装着しうるので構造上
の欠陥は何ら有しないものである。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本考案はこの実施例に限定されるもの
ではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多く
の改変を施し得るものはもちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来の結合バンドを示す説
明図、第5図および第6図は本考案に係る結合バ
ンドを示し、第5図はその掌合タイプとして、第
6図は分離タイプとしての説明図である。第7図
a,b,c,dは止め具の構造を示す説明図、第
8図は補強金具を示す斜視図である。 10……帯状部材、12……レバー、14……
止金具、16……プレート部材、18……帯状部
材、20……フツク、22……レバー、24……
帯状部材、26……係止突起、28……係止部、
30……合成樹脂製結合バンド、32……帯状部
材、34……レバー、36……係止突起、38…
…介入部、40……凹入部、42……止め具、4
4……係止突縁、46……透孔、48……補強部
材、50……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状部材を輪状に湾曲し、この帯状部材の一端
    にレバーを設け、帯状部材の他端側外周には、前
    記一端方向に向けて徐々に肉薄となる介入部を設
    け、この介入部の基部に前記レバーの回動枢支点
    となる一端を係止する係止凹入部を形成し、帯状
    部材上の所定位置に、レバーの他端側を係する止
    め具を設け、前記帯状部材、レバー、介入部、係
    止凹入部、止め具合成樹旨で一体に成形すると共
    に、前記レバーには、断面コ字状を成すと共に帯
    状部材の一端側が挿通可能な切欠部を有する金属
    製補強部材を側方から嵌合、装着して成る合成樹
    脂製結合バンド。
JP1981054128U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6114726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981054128U JPS6114726Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JP1981054128U JPS6114726Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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Publication Number Publication Date
JPS57167060U JPS57167060U (ja) 1982-10-21
JPS6114726Y2 true JPS6114726Y2 (ja) 1986-05-08

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ID=29850737

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014013086A (ja) * 2007-03-03 2014-01-23 Man Diesel Se 管状連結器

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JPS54176118U (ja) * 1978-06-02 1979-12-12
JPS5942487Y2 (ja) * 1979-05-02 1984-12-12 株式会社ニフコ 管状、線状材の締付具

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JPS57167060U (ja) 1982-10-21

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