JPS6021530Y2 - 金属製結合バンド - Google Patents
金属製結合バンドInfo
- Publication number
- JPS6021530Y2 JPS6021530Y2 JP4844180U JP4844180U JPS6021530Y2 JP S6021530 Y2 JPS6021530 Y2 JP S6021530Y2 JP 4844180 U JP4844180 U JP 4844180U JP 4844180 U JP4844180 U JP 4844180U JP S6021530 Y2 JPS6021530 Y2 JP S6021530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- band
- tightened
- protrusion
- palm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はホース締付け、自在継手のブーツ締付は等に
好適な金属製結合バンドに関するものである。
好適な金属製結合バンドに関するものである。
本出願人は締付作業を単純化するための金属製結合バン
ドとして、特公昭50−1470夢のバンドを提案して
いる。
ドとして、特公昭50−1470夢のバンドを提案して
いる。
ところで、この金属製結合バンドは、予じめ両端が掌合
結合されて輪状をなしており、且つ内面が平滑な金属製
の帯状部材と、掌合部に固着したレバーと、帯状部材の
1部に固設した、締付状態のレバーを固着する止め金具
とで構成している。
結合されて輪状をなしており、且つ内面が平滑な金属製
の帯状部材と、掌合部に固着したレバーと、帯状部材の
1部に固設した、締付状態のレバーを固着する止め金具
とで構成している。
ところで、上記の金属製結合バンドを、寒冷地で使用さ
れる自在継手に用いると、ブーツを構成しているゴムが
低温のために硬化し、シール性が低下してグリース洩れ
が生じる。
れる自在継手に用いると、ブーツを構成しているゴムが
低温のために硬化し、シール性が低下してグリース洩れ
が生じる。
又ゴムの硬化のため締付バンドが回動したり、最悪の場
合は締付バンドが被締付部から抜けたりする。
合は締付バンドが被締付部から抜けたりする。
又この金属製結合バンドは締付時にレバー基端部、即ち
締付時、帯状部材が引き寄せられる側で且ってこ作用の
支点となる部分の近傍部分で、ゴム製のブーツにしわが
生じ、被締付体例えばブーツと継手の間に空間が生じ継
手内部に封入されている潤滑グリースが洩れるおそれが
ある。
締付時、帯状部材が引き寄せられる側で且ってこ作用の
支点となる部分の近傍部分で、ゴム製のブーツにしわが
生じ、被締付体例えばブーツと継手の間に空間が生じ継
手内部に封入されている潤滑グリースが洩れるおそれが
ある。
要するに従来の金属製結合バンドではブーツの全周にわ
たって均等な締付力が得られないという不都合があった
。
たって均等な締付力が得られないという不都合があった
。
本考案は従来の金属製結合バンドの上記の不都合に鑑み
、これを改良したもので、以下本考案の構成を図面につ
いて説明すると、次の通りである。
、これを改良したもので、以下本考案の構成を図面につ
いて説明すると、次の通りである。
第1図において、10は本考案に係る金属製結合バンド
であって、11は金属製の帯状部材、例えば帯鋼、12
は上記帯状部材11より厚い鋼板よりなるレバー、13
は帯状部材11の締付状態を保持する−ために、レバー
12を帯状部材に沿わせた状態で止着するための止金具
であり、14は本考案の要旨である帯状部材11の内面
に突出させた突出部である。
であって、11は金属製の帯状部材、例えば帯鋼、12
は上記帯状部材11より厚い鋼板よりなるレバー、13
は帯状部材11の締付状態を保持する−ために、レバー
12を帯状部材に沿わせた状態で止着するための止金具
であり、14は本考案の要旨である帯状部材11の内面
に突出させた突出部である。
上記突出部14は第2図に示す如く、帯状部材11の1
部をプレス加工により内方に例えば船底形に絞り出して
成形する。
部をプレス加工により内方に例えば船底形に絞り出して
成形する。
、第1図及び第2図は、締付時、レバーのてこ作用の支
点近傍で、且つレバーの倒伏側と反対側の内面に突出部
14を形成したものを示し、締付時、第3図に示す如く
、突出部14で、被締結体、列えばゴム製のブーツ15
の上記突出部14と対向する部分を強圧し、この部分で
空間が生じるのを防ぐ。
点近傍で、且つレバーの倒伏側と反対側の内面に突出部
14を形成したものを示し、締付時、第3図に示す如く
、突出部14で、被締結体、列えばゴム製のブーツ15
の上記突出部14と対向する部分を強圧し、この部分で
空間が生じるのを防ぐ。
第4図は帯状部材11の内面の数個所に、上記レバー基
端部近傍の突出部14と共に、被数個の突出部14を形
成した例であり、第5図は帯状部材11の略全周、即ち
内周りの範囲に、帯状部材の幅の中央に絞り出し突条1
4′を形成したものである。
端部近傍の突出部14と共に、被数個の突出部14を形
成した例であり、第5図は帯状部材11の略全周、即ち
内周りの範囲に、帯状部材の幅の中央に絞り出し突条1
4′を形成したものである。
第6図は突出部14を図示の向く掌合部にかけて深く絞
り加工した実施例で、バンド締付時第7図に示す如くレ
バー基端部に至るにしたがってブーツを深く押圧するた
め、当該部分での空間の発生を確実に防ぐことができる
。
り加工した実施例で、バンド締付時第7図に示す如くレ
バー基端部に至るにしたがってブーツを深く押圧するた
め、当該部分での空間の発生を確実に防ぐことができる
。
更に第7図に示す如く、レバー12の基端部12aの肉
厚を先端にかけて薄くすると、締付時、掌合部にかけて
深絞りした突出部14との協働作用で、当該部分でのブ
ーツのしわの発生を確実に防ぐことができる。
厚を先端にかけて薄くすると、締付時、掌合部にかけて
深絞りした突出部14との協働作用で、当該部分でのブ
ーツのしわの発生を確実に防ぐことができる。
以上説明したように、本考案は両端を掌合し且つ内面に
突出部を有する環状の金属製帯状部材と、上記掌合部に
固定したレバーと、締付状態のレバーを固定するための
帯状部材の1部に固設した止め金具とからなり、レバー
のてこ作用により掌合部を折曲して被締付体を締付ける
と共に帯状部材内面の突出部で被締付体を部分的に強く
押圧させたから、レバーの基端部近傍で被締付体と継手
との間に空間が生じるのを確実に防ぐと共に締付状態に
おいて、突出部が被締付体に喰い込んでいるため、例え
寒冷地においてブーツ等が硬化しても、使用中金属製結
合バンドが抜けることがない。
突出部を有する環状の金属製帯状部材と、上記掌合部に
固定したレバーと、締付状態のレバーを固定するための
帯状部材の1部に固設した止め金具とからなり、レバー
のてこ作用により掌合部を折曲して被締付体を締付ける
と共に帯状部材内面の突出部で被締付体を部分的に強く
押圧させたから、レバーの基端部近傍で被締付体と継手
との間に空間が生じるのを確実に防ぐと共に締付状態に
おいて、突出部が被締付体に喰い込んでいるため、例え
寒冷地においてブーツ等が硬化しても、使用中金属製結
合バンドが抜けることがない。
更に突出部によって被締付体が継手の外周面に強く押圧
されるためシール性が向上し、使用中に密封されている
潤滑リーグ等が洩れることはない。
されるためシール性が向上し、使用中に密封されている
潤滑リーグ等が洩れることはない。
第1図は本考案に係る金属製結合バンドの説明図、第2
図は突出部の拡大説明図であり、第3図は突出部による
締付状態を示す断面図である。 第4図及び第5図は本考案の改変例であって、第4図は
複数個の突出部を帯状部材の内面に点在させたものを示
し第5図は帯状部材の内面の略全周に突条を設けたもの
を示す。 第6図及び第7図ば本考案の他の実施例で、第6図は突
出部の拡大説明図であり、第7図は突出部による締付状
態を示す断面図である。 10・・・・・・金属製結合バンド、11・・・・・・
帯状部材、12・・・・・・レバー、13・・・・・・
止金具、14・・・・・・突出部、15・・・・・・被
締付体。
図は突出部の拡大説明図であり、第3図は突出部による
締付状態を示す断面図である。 第4図及び第5図は本考案の改変例であって、第4図は
複数個の突出部を帯状部材の内面に点在させたものを示
し第5図は帯状部材の内面の略全周に突条を設けたもの
を示す。 第6図及び第7図ば本考案の他の実施例で、第6図は突
出部の拡大説明図であり、第7図は突出部による締付状
態を示す断面図である。 10・・・・・・金属製結合バンド、11・・・・・・
帯状部材、12・・・・・・レバー、13・・・・・・
止金具、14・・・・・・突出部、15・・・・・・被
締付体。
Claims (1)
- 両端を掌合し且つ内面に突出部を有する環状の金属製帯
状部材と、上記掌合部の側面に固定したレバーと、締付
状態のレバーを固定するための帯状部材の1部に固設し
た止め金具とからなり、レバーのてこ作用により掌合部
を折曲して被締付体を締付けると共に帯状部材内面の突
出部で被締付体を部分的に強く押圧する様になしたこと
を特徴とする金属製結合バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4844180U JPS6021530Y2 (ja) | 1980-04-09 | 1980-04-09 | 金属製結合バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4844180U JPS6021530Y2 (ja) | 1980-04-09 | 1980-04-09 | 金属製結合バンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56149105U JPS56149105U (ja) | 1981-11-09 |
JPS6021530Y2 true JPS6021530Y2 (ja) | 1985-06-27 |
Family
ID=29643441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4844180U Expired JPS6021530Y2 (ja) | 1980-04-09 | 1980-04-09 | 金属製結合バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021530Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58111407U (ja) * | 1982-01-23 | 1983-07-29 | エヌ・テ−・エヌ東洋ベアリング株式会社 | 金属製締付バンド |
-
1980
- 1980-04-09 JP JP4844180U patent/JPS6021530Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56149105U (ja) | 1981-11-09 |
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