JPS61144062A - 光電変換装置 - Google Patents

光電変換装置

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JPS61144062A
JPS61144062A JP59265476A JP26547684A JPS61144062A JP S61144062 A JPS61144062 A JP S61144062A JP 59265476 A JP59265476 A JP 59265476A JP 26547684 A JP26547684 A JP 26547684A JP S61144062 A JPS61144062 A JP S61144062A
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region
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voltage
electrode
pace
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JP59265476A
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Inventor
Toshimoto Suzuki
鈴木 敏司
Yoshitake Nagashima
長島 良武
Shigeyuki Matsumoto
繁幸 松本
Nobuyoshi Tanaka
田中 信義
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Original Assignee
Canon Inc
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14681Bipolar transistor imagers

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キャパシタを介して電位が制御される光電荷
蓄積領域を有する光電変換装置に関する。
〔従来技術およびその問題点〕
近年、光電変換装置、特に固体撮像装置に関する研究が
CCD型およびMO8fiの2方式を中心に行われてい
る。
CCD fi撮像装置は、MO5型キャキャーシタ電極
下テンシャル井戸を形成し、光入射によ多発生した電荷
をこの井戸に蓄積し、読出し時に社、このIテンンヤル
井戸を、電極にかけるパルスによシ順次動かして、蓄積
された電荷を出力アンプまで転送して読出す、という原
理を用いている。したがって、比較的構造が簡単であシ
、CCD自体で発生する雑音が小さく、低照度撮影が可
能となる。
一方、MO8型撮像装置は、受光部を構成するpn接合
よ構成るフォトダイオードの各々に光の入射によ多発生
した電荷を蓄積し、読出し時には、それぞれのフォトダ
イオードに接続されたMOSスイ、チングトランジスタ
を順次ONすることによシ蓄積された電荷を出力アンプ
に読出す、という原理を用いている。したがって、CC
D型に比較して構造上複雑となるものの、蓄積容量を大
きくとることができ、ダイナミック・レンジを広くする
ととができる。
しかし、これら従来方式の撮像装置には、次のような欠
点が存在するために、将来的に高解像度化を進めて行く
上で大きな支障となっていた。
CCD 凰撮偉装置では、1)出力アンプとしてMO8
屋アンプがオンチップ化されるために、シリコンとシリ
コン酸化膜の界面から画像上、目につきやすい1/f雑
音が発生する。2)高解像度化を図るために、セル数を
増加させて高密度化すると、ひとつのポテンシャル井戸
に蓄積できる最大電荷量が減少し、〆イナミ、クレンジ
が取れなくなる。3)蓄積電荷を転送して行く構造であ
るために、セルに一つでも欠陥が存在すると、そζで電
荷転送がスト、デしてしまい、製造歩留シが悪くなる。
MO8型撮像装置では、1)信号読出し時に1各フオト
ダイオードに配線容量が接続されているために、大きな
信号電圧ドロ、fが発生する。2)配線容量が大きく、
これによるランダム雑音の発生が大きい。3)走査用M
OSスイ、チングトランジスタの寄生容量のバラツキに
よる固定パターン雑音の混入がある。このために、低照
度撮像が困難となシ、また、高解像度化を図るために各
セルを縮小すると、蓄積電荷は減少するが、配線容量が
ちまシ小さくならないために、ル乍比が小さくなる。
このように、C0DIIおよびMOS @撮像装置は高
解像度化に対して本質的な問題点を有している。
これらの撮像装置に対して、新方式の半導体撮像装置が
提案されている(特開昭56−150878号公報、特
開昭56−15707.3号公報、特開昭56−165
473号公報)。ことで提案されている方式は、光入射
によって発生した電荷を制御電極(例えば、バイポーラ
トランジスタのペース、静電誘導トランジスタBITあ
るいはMOS )ランジスタのc−ト)に蓄積し、蓄積
された電荷を各セルの増幅機能を利用して電荷増幅を行
い読出すものである。この方式では、高出力、広ダイナ
ミ、り・レンジ、低雑音および非破壊読出しが可能で1
りり、高解像度化の可能性を有している。
しかしながら、この方式は基本的にX−Yアドレス方式
であシ、また各セルは、従来のMO8型セルにバイポー
ラトランジスタ、BIT ) :yンジスタ等の増幅素
子を複合したものを基本構造としているために5高解像
度化に限界が存在する。また、高解像度を達成するため
に1セルを多数配列すると、出力信号を読出すためのシ
フトレジスタが複雑化し、高速動作を困難となる。さら
に、出力インピーダンスが高く壜る一方で、87N比が
低減する等の問題点も有している。
このような欠点を解決するために、特願昭sg’−12
0755号に新方式の光電変換装置が提案されている。
゛第9図および第10図′は、特願昭58−12075
5号に記載されている光電変換装置を構成する光センサ
セルの基本構造および動作を説明す□る図である。
第9図(&)は、光センサセルの平面図、第9図(b)
は、そのA −A’線断面図、第10図は、その等価回
路である。なお、各部位において共通するものKついて
は同一の番号をつけている。
この光センサセルは一次のような構造を有している。
第9図(a) 、 (b) K示すごとく、鳳凰シリコ
ン基板1の上に、 パシペーシ、ン膜2; シリコン酸化膜よ構成る絶縁酸化膜3;”となシ合う光
センサセルとの間を電気的に絶縁するための絶縁膜又は
ぼりシリコン膜等で構成される素子分離領域4: エピタキシャル技術等で形成される不純物濃度の低いn
−領域5: その上に、パイ4−2トランジスタのベース4となるp
領域6; パイ4−ラドランジス漣のエミ、りとなるn+領域7; 信号を外部へ読出すための、例えばアルミニウム(AL
)等の導電材料で形成される配線8;p領域6に絶縁膜
3をはさんで対向し、浮遊状態Ilc麦されたp領域6
1C,々ルスを印加するためのキャパシタ電極9; キャパシタ電極9に接続された配線10:基板1の裏面
にオーミックコンタクトをとるために形成されたn+領
域11; そして、バイポーラトランジスタのコレクタ電位を与え
るための電極12; がそれぞれ形成され、上記光センサセルを構成している
第10v!JK示す等価回路において、コンデンサco
x13は、電極9、絶縁膜3、p領域6のMO8構造よ
シ構成され、又バイポーラトランジス/14は、エミ、
りとしてOn+領域7、ペースとしてのp領域6、コレ
クタとしてのn−領域5および領域1の各部分よシ構成
されている。これらの図面から明らかなよう忙、p領域
6は浮遊領域になされている。
また、バイポーラトランジスタ14の等価回路は、ペー
ス・エミ、りの接合容量Cbe 15、ペース・エミ、
りのpn接合ダイオードDbs 16、ペース・コレク
タの接合容量Cbc17、ペース・コレクタのpm接合
ダイオードDb618で表現される。
次に、このような構成を有する光センサセルの基本動作
を説明する。
この光センサセルの基本動作は、光入射による電荷蓄積
動作、読出し動作およびリフレッシュ動作よシ構成され
る。電荷蓄積動作においては、例えばエミ、りは、配線
8を通して接地され、コレクターは配線12を通して正
電位にバイアスされている。またペースは、あらかじめ
エミ、り7に対して逆バイアス状態にされているものと
する。
この状態において、第9図に示す様に光センサセルの表
側から光20が入射してくると、半導体内においてエレ
クトロン・ホール対が発生する。
この内、エレクトロンは、n領域1が正電位にバイアス
されているのでn領域1側に流れだしていってしまうが
、ホールはp領域6にどんどん蓄積されていく。このホ
ールのp領域への蓄積によ)p領域6の電位は次第に正
電位に向かりて変化していく。この時、光によシ励起さ
れたホールがペースに蓄積することによシ発生する電位
V、はvp= Q/Cで与えられる。qは蓄積されるホ
ールの電荷量であシ、CはCb、 15とCbc17お
よびCOXを加算した接合容量である。
ここで注目すべきことは、高解像度化され、セルサイズ
が縮小化されていりた時に、一つの光センサセルあたシ
に入射する光量が減少し、蓄積電荷量Qが共に減少して
いくが、セルの縮小化に伴ない接合容量もセルサイズに
比例して減少していくので、光入射によシ発生する電位
V、はほぼ一定にたもたれるということである。これは
光センサセルが第9図に示2すごとく、きわめて簡単な
構造をしており有効受光面がきわめて大きくとれる可能
性を有しているからである。
以上の様にしてp領域6に蓄積された電荷によシ発生し
た電圧を外部へ読出す動作について次に説明する。
読出し動作状態では、エミッタ、配線8は浮遊状態に、
コレクターは正電位vcに保持される。
今、光を照射する前に、ペース6を負電位にバイアスし
た時の電位を−■bとし、光照射にょシ発生した蓄積電
圧をV、とすると、ベース電位は、−Vb+ V、なる
電位になっている。この状態で配線10を通して電極9
に読出し用の正の電圧vrを印加すると、この正の電位
vrは酸化膜容量C,x13とペース・エミ、り間接合
容量Cbe 15、ベース・コレクタ間接合容量Cbc
17によ多容量分割され、ペース電位は、 0X −Vb+vp+c。8+cb、+c、。■・となる。こ
ζで、ペース電位を次式に示すVbaだけ、余分に順方
向忙バイアスすると、 0X −Vb+          Vr = VbiCox
 + Cbs + Cbe ペース電位は、光照射によシ発生した蓄積電圧V、よシ
さらに順方向にバイアスされる。そのために、エレクト
ロンはエミ、りからペースに注入され、コレクタ電位が
正電位になっているために、ドリフト電界に加速されて
コレクタに到達する。
第11図(a)は、Vbs=0.6Vとした場合の蓄積
電圧V、に対する読出し電圧の関係を示すグラフである
同グラフによれば、100 ns@c程度以上の読出し
時間(読出し電圧V、をキャパシタ電極9に印加してい
る時間)をとれば、蓄積電圧V、と読出し電圧は、4桁
程度の範囲にわたって直線性が確保され、高速読出しが
可能であることを示している。
上記の計算例では、配線8の容量を4 pF、接゛合容
量Cbe + Cbcを0.014 pFとした場合で
あシ、その容量比は約300倍の異なっているが、p領
域6に発生した蓄積電圧vpは何らの減衰も受けず、且
つバイアス電圧Vbsの効果によシ、きわめて高速に読
出し動作が行われたことを示している。これは、上記光
センサセルのもつ増幅機能が有効にはたらいたからであ
る。このように、出力電圧が大きいために、固定パター
ン雑音、出力容量に起因するランダム雑音が相対的に小
さくなシ、極めて良好なS/1(比の信号を得ることが
できる。
先に、バイアス電圧Vbsを0.6Vに設定した時、4
桁程度の直線性が100 na@e程度の高速読出し時
間で得られるととを示したが、この直線性および読出し
時間とバイアス電圧Vbsとの関係を第11図(b)に
示す。
第11図(b)に示すグラフによれば、バイアス電圧V
bsによる、読出し電圧が蓄積電圧の所望の割合(*)
K達するのに必要な読出し時間を知ることができる。し
たがって、撮像装置の全体の設計から読出し時間および
必要な直線性が決定されると、必要とされるバイアス電
圧Vbiが第11図(b)のグラフを用いることによシ
決定することができる。
上記構成に係る光センサセルのもう一つの利点は、p領
域6に蓄積されたホールはp領域6におけるエレクトロ
ンとホールの再結合確率がきわめて小さいことから非破
壊的に読出し可能なことである。このことは、上記構成
に係る光センサセルを撮像装置として構成した時に、シ
ステム動作上、新しい機能を提供することができること
を意味する。
さらに、p領域6に蓄積電圧vpを保持できる時間は極
めて長く、最大保持時間は、むしろ接合の空乏層中にお
いて熱的に発生する暗電流によって制限を受ける。しか
し、上記光センサセルにおいて、空乏層の広がっている
領域は、極めて不純物濃度が低いn−領域5であるため
に、その結晶性が良好であシ、熱的に発生するエレクト
ロン・ホール対は少ない。
次いでp領域6に蓄積された電荷をリフレッシ、する動
作について説明する。
上記構成に係る光センサセルでは、すでに述べたごとく
、p領域6に蓄積された電荷は、読出し動作では消滅し
ない。このため新しい光情報を入力するためには、前に
蓄積されていた電荷を消滅させるためのリフレッシュ動
作が必要である。また同時に、浮遊状態罠なされている
p領域6の電位を所定の負電圧に帯電させておく必要が
ある。
上記構成に係る光センサセルでは、リフレッシ、動作も
読出し動作と同様、配線10を通して電極9に正電圧を
印加することによシ行なう。このとき、配線8を通して
エミ、りを接地する。コレクタは、電極12を通して接
地又は正電位にしておく。第12図(&)にリフレッシ
ュ動作の等価回路を示す。但しコレクタ側を接地した状
態の例を示している。
この状態で正電圧Vrhなる電圧が電極9に印加される
と、ペース22には、酸化膜容量COx13、ペース・
エミッ/ 間接合容t Cbe 1 s、ペース・コレ
クタ間接合容量Cbc 17の容量分割によ)、なる電
圧が、前の読出し動作のときと同様瞬時的にかかる。こ
の電圧によシ、ペース・エミ、り間接合ダイオードDb
、 16およびペース・コレクタ間接合ダイオードDb
c 18は順方向バイアスされて導通状態となシ、電流
が流れ始め、ベース電位は次第に低下していく。
この時、浮遊状態にあるペースの電位の変化について計
算した結果を、ペース電位の時間依存性の一例として第
12図(b)に示す。横軸は、リフレッシュ電圧Vrh
が電極9に印加された瞬間からの時間経過すなわちリフ
レッシュ時間を、縦軸は、ペース電位をそれぞれ示し、
ペースの初期電位をノヤラメータにしている。ペースの
初期電位とは、リフレッシュ電圧Vrhが加わった瞬間
に、浮遊状態にあるペースが示す電位でアシ、Vrh 
r Cox r CbepCbe及びペースに蓄積され
ている電荷によってきまる。
この第12図(b)をみれば、ペースの電位は初期電位
によらず、ある時間経過後には必ず、片対数グラフ上で
一つの直線にしたがって下がっていくことがわかる。
p領域6が、MOSキャパシタC0工を通して正電圧を
ある時間印加し、その正電圧を除去すると負電位に帯電
する仕方には、2通すの仕方がある。
一つは、p領域6から正電荷を持つホールが、主として
接地状態にあるn領域1に流れ出すことによって、負電
荷が蓄積される動作である。
一方、n+領域7やn領域1からの電子が、p領域6に
流れ込み、ホールと再結合することによって、p領域6
に負電荷が蓄積する動作も行なえる。
上記構成に係る光センサセルによる光電変換装置では、
リフレッシュ動作によシ全てのセンサセルのペース電位
をゼロゲルトまで持っていく完全リフレッシュモードと
(このときは第12図(b)の例では10 (t@a)
を要する)、ベース電位にはある一定電圧vkは残るも
のの蓄積電圧V、による変動成分が消えてしまう過渡的
リフレッシュモードの二つが存在するわけである(この
ときは第12図(b)の例では、10(μ5ec)〜1
0〔3・C〕のリフレッシュノ9ルスとなる)。
完全す7し、シュモードで動作させるか、過渡的りフレ
ッシュモードで動作させるかの選択は撮像装置の使用目
的によって決定される。
以上が光入射による電荷蓄積動作、読出し動作、リフレ
ッシュ動作よシなる上記構成に係る光センサセルの基本
動作の説明であり、各動作を基本サイクルとして、入射
光の観測又は光情報の読出しを行うことが可能となる。
以上説明したごとく、上記構成忙係る光センサセルの基
本構造は、すでにあげた特開昭56−150878、特
開昭56−157073、特開昭56−165473の
各公報に記載された撮像装置と比較してきわめて簡単な
構造であ)、将来の高解像度化に十分対応できるととも
に、それらのもつ優れた特徴である増幅機能からくる低
雑音、高出力、広ダイナミツクレンジ、非破壊読出・し
等のメリットをそのまま保存している。
ところで、上記光センサセルを高速動作させるためKは
、リフレッシュ動作を過渡的り7レツシエモードで行わ
せる方が望ましい。しかしながら、上述したように、過
渡的リフレッシュモードでは、リフレッシュ電圧Vrh
をゼロ電圧に戻す時点で、ベース電位にある電圧vkが
残存している。このために、リフレッシュ電圧vrhを
ゼロ電圧に戻しリフレッシ、動作が終了した時点で、ベ
ース電位はとなシ、残留電圧vkとリフレッシュ動作に
よって新しく発生した電圧とが加算された電位となる。
この状態で、続く蓄積動作、読出し動作を行い、再びリ
フレッシュ動作を行おうとすると、ベース電位は蓄積電
圧V、に上記式(1)が加算された電位となっている。
したがって、リフレッシュ電圧Vrhを印加するとベー
ス電位はvk+ V pとなシ、残留電圧vk分だけ正
方向忙バイアスされた状態となる。
そのために、蓄積電圧V、が大きい場合は、十分な順方
向バイアスがかかシ蓄積電圧V、を除去することができ
るが、小さい場合は不十分な順方向バイアスとなってし
まう。したがりて、光の強くあたった所は順方向バイア
ス量が大きいので光情報は消えるものの、光の弱い部分
の情報は消えずに残るということが生ずる。
すなわち、第12図(b)に示すグラフから明らかなよ
うに、ベース電位は初期電位によらず、ある時間経過後
に一つの直線に従って下降する。しかし、その経過時間
は、ベース電位が低い程長くなる。したがうて、過渡的
リフレッシ、モードでリフレッシュ動作を行うと、強い
光のあたりたセルは蓄積電圧vpを十分消去できるが、
弱い光のあたったセルはペース電圧が低いために、同じ
時間リフレッシュ電圧を印加しても蓄積電圧V、を消去
するKは至らない。
この様な現象は過渡的リフレッシュモード独特のもので
あル、完全リフレッシ、モードでは、ぺ−スミ位が必ず
ゼロ電位になるまで長いす7し。
シュ時間をとるために、この様な問題は生じない。
また、上記光センサセルを用いた撮像装置では、強すぎ
る光が入射すると、入射光の強度に対応して発生したホ
ールによりてペース電位が上昇し、蓄積時間内にエミ、
り電位よシ高くなる場合がある。この時、ペースとエミ
、りが順方向バイアス状態となシ、エミッタ電位が上昇
し、読出し電圧V、を印加していないにもかかわらず出
力が現われるというプルーミング現象が生起する。
〔発明の概要〕
本発明は、リフレッシ一時において、ペース電位を確実
にゼロ電位又は所定電位に戻すとともに1ブルーミング
防止を行うものである。
本発明による光電変換装置は、半導体トランジスタの制
御電極領域の電位をキャパシタを介して制御することK
より、前記制御電極領域に光励起によって発生したキャ
リアを蓄積し、該蓄積量に対応して発生した電圧を読出
すという動作を行う光電変換装置において、前記半導体
トランジスタの主電極領域以外に、前記制御電極領域に
接合した該制御電極領域とは反対導電盤の半導体領域を
設け、前記制御電極領域に対向した前記キャパシタの電
極を前記反対導電盤の半導体領域に接続したことを特徴
とする。
〔作用〕
上記のように構成することで、上記キャパシタとダイオ
ードとを並列接続したものと等価となり、リフレッシ。
動作時にダイオードを導通状態にしてリフレッシ。動作
を高速で行うことができる。
また、制御電極領域に許容量以上のキャリアが蓄積され
た時は、ダイオードが導通状態となりて余分なキャリア
を除去し、プルーミング現象を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図(4)は本発明による光電変換装置の一実施例の
平面図、第1図ω)はそのI−1線断面図である。
両図において、n型シリコン基板201上にn−エビタ
キシャル層206が形成され、その中に、シリコン酸化
物の素子分離領域204によって電気的に分離された光
センサセルが形成されている。
光センサセルは、n−エピタキシャル層206上のpt
A域208と、pベース領域208内の?エミッタ領域
213およびn+領域214と、絶縁膜210を挾んで
pペース領域208と対向しているキャパシタ電極21
5とから成る。ζこで、pペース領域208をカンード
とし、n+領域214をアノードとしてダイオードが構
成され、アノードである1領域214はキャノJ?シタ
電極215と接続されている。
その他に、エミ、り領域213とオーミックコンタクト
を有するエミ、り電極216、エミ、り電極216に接
続された配線218、キャパシタ電極215に接続され
た配線217、セル全体を覆うパシペーシ、ン膜219
、そして基板201の裏面には、オーミックコンタクト
をとるためのn+層202を介して電極220が形成さ
れている。
第2図は、上記光センサセルの等何回路である。
とこで、ダイオード101はpベース領域208および
n十領域214で構成され、キャパシタ102はpベー
ス領域208、絶縁膜210およびキャパシタ電極21
5で構成されている。
次に、上記光センサセルの基本動作を説明する。
第3図は、光センサセルにおけるキクI4シタ電極21
5の駆動タイミング波形図であシ、第4図ωおよびω)
は、各動作を説明するための電位レベル図(ただし、ビ
ルトイン電圧は省略している。)、第5図に)および(
B)は、プルーミング防止動作を説明するための電位レ
ベル図である。ただし、第4図および第5図において、
Aはダイオード101のアノードであるn領域214、
Bはpペース領域208、Cはn″″エピタキシャル層
206および基板201、Eはエミッタ領域213を各
々表わしている。
(蓄積動作) まず、第4図における状態■のように、7ノードである
n+領域214は接地電位112、コレク夕領域206
および201は正電位111(vc)、pペース領域2
08は負の電位110 (−Vp)にそれぞれバイアス
されているとする。
この状態■において、光励起によるホールがpベース領
域208に蓄積され、これによりて蓄積電圧vpが発生
し、状態■に示すように、ペース電位は電位110′(
−vb+vp)となる。ただし、電位110は光が入射
しなかった場合のベース電位である。
(読出し動作) 状態■において、キャパシタ電極215に読出し正電圧
V、が印加されるとともに、エミ、り領域213が接地
電位のまま浮遊状態にされる。これによりて、状態■に
示すように、ペース電位は次式で表わされる電位113
′となる。
COx −vb+vp+cox+cb、+cb、vrただし、光
が入射しなかった場合のペース電位113は、 である。との時、ダイオード101のアノードには読出
し正電圧V、が印加されているために、ダイオード10
1は非導通状態でアル、ペース電位に何ら影響を与えな
い。
したがりて、pペース領域208は、浮遊状態にされた
エミ、り領域213に対して順方向バイアス状態となシ
、すてに説明したように1エミ。
り側に光情報信号が読出される。読出し電圧v1が接地
電圧に戻された時点で、ペース電位は、状態■に示すよ
うに、読出し以前の状態■とほぼ同一のレベルに復帰し
、繰シ返し読出しが可能となる。
(す7し、シ、動作) 状態■において、キャパシタ電極215にり7し、シ、
用の負電圧−v b /が印加される。これによって、
状態■に示すように1ダイオード101のアノードであ
るn+領域214の電位が負電圧107(−Vb’)と
な)、カノードであるpベース領域208の電位110
′に対して低電位となる。このために、ダイオード10
1のh十領域214からpペース領域208へ電子が注
入され、pペース領域208に蓄積されているホールと
再結合し、ペース電位は負方向へ変化する。最終的なペ
ース電位110は、アノードであるn+領域214の電
位107(−Wb’)よシビルトイン電位差だけ低い電
位となシ、ここでは−vbである。
こうしてリフレッシュ用負電圧−v b/が接地電位に
戻ることでリフレッシュ動作が終了し、ペース電位は初
期の電位110 (−Vb)に設定され、以上の動作が
繰シ返される。
このように、本実施例では、pベース領域208に蓄積
されたキャリアをダイオード101を通して除去するた
めに、過渡的リフレッシュモードであっても高速かつ確
実なリフレッシュ動作を行うことができる。さらに1 
リフレッシュ用負電圧−v b /を変えることで、ペ
ース電位を任意のレベルに設定することができる。
次に、ブルーミング防止効果にりいて第5図を用いて説
明する。
まず、第5図■はプルーミング現象を説明するための電
位レベル図である。pペース領域208の電位は初期電
位110Ilcセ、トされ、蓄積動作が行われる。この
時、光の強度が強すぎると、ペース電位は接地電位であ
るエミ、り電位112よシ高い電位115に上昇する。
このため罠、ベース・エミ、り間が順方向ノ々イアス状
態となシ、浮遊状態であるエミッタ領域213の電位が
正方向に変化し電位116となる。このように、読出し
電圧vrを印加していないにもかかわらず、エミッタ側
忙出力が現われる現象がブルーミングである。
第5図ω)は、本実施例に強い光が入射した場合の電位
レベル図である。第5図(ト)の場合と同様に、強い光
によってペース電位は電位110から電位115へ上昇
する。この時、キク/4シタ電極215の電位、すなわ
ちダイオード101のアノードであるn+領域214の
電位を接地電位112としておけば、ダイオード101
は順方向バイアス状態となシ、pペース領域208へ電
子が注入されホ−ルと再結合する。すなわち、pペース
領域208の過剰なホールが除去され、ペース電位が適
正な電位まで下降するために、前述したようにエミッタ
領域213に対して順方向バイアス状態とならず、プル
ーミング現象が防止される。
このような構造と基本動作を有する光センサセルを二次
元的に配列して構成した撮像装置の一例を図面を用いて
説明する。
第6図は、上記光センサセルを3X3に配列した場合の
撮像装置の回路図である。
同図において、光センサセル30は、3×3に配列され
、各コレクタ電極220は共通に接続されている。各党
センサセル30のキャi4シタ電極215は、行毎に読
出しパルスおよびリフレッシュパルスを印加するための
水平ライン31.31’。
31“に接続され、各水平ラインは、バッファMOSト
ランジスタ33.33’、33“を介して、読出しパル
スを発生させるための垂直走査回路32の並列出力端子
L1〜L3に接続されている。バッファMO8)ランジ
スタ33.33’、33“のデート電極は端子34に共
通に接続されている。また、水平ライン31.31’、
31“は、バッファMOS )ランジスタ35.35’
、35“ヲ介シて、リフレッシュパルス又は一定の電圧
を印加するための端子37に接続され、バッファMO8
)う/ジメタ35.35’、35”のf−)電極は端子
36に共通に接続されている。
各党センサセル30のエミ、り電極216は、列毎に信
号を読出すための垂直ライン38.38’。
38“に接続され、各垂直ラインはダート用MO8)ラ
ンジスタ40.40’、40“を介して出力信号線41
に共通接続されている。ダート用MO8)ランジスタ4
0.40’、40“の各ダート電極は、垂直ラインを順
次開閉するためのノ々ルスを発生する水平シフトレジス
タ39の並列出力端子R1% R3に接続されている。
出力信号線41は、出力信号線41をリフレ。
シュするためのトランジスタ42を介して接地され、ト
ランジスタ42のダート電極は端子43に接続されてい
る。さらに、出力信号線41は、信号増幅用トランジス
タ44のペースに接続されている。信号増幅用トランジ
スタ44のコレクタ電極には電圧vccが印加され、エ
ミ、り電極は負荷抵抗45を介して接地されるとともに
、出力端子46が接続され、増幅された信号を外部へ出
力する。
また、垂直ライン38.38’、38“は、垂直ライン
をリフレッシュするためのMOS )ランジスタ48.
48’、48“を介して接地され、MOS )ランジス
タ48.48’、48“の各ダート電極は、端子49に
共通接続されている。
次に、このような構成を有する撮像装置の動作を第7図
に示すタイミング波形図を参照しながら説明する。
マス、リフレッシュ期間において、各党センサセル30
のコレクタ電極220には電圧veが印加され、エミッ
タ電極216は、端子49にノ為イレペルが印加された
MOS )ランジスタ48 、48’、 48”を介し
て接地される。この状態で、端子36に71イレペルが
印加され、端子37にリフレッシュ用の負電圧−vb′
がバッファMO8)ランジスタ35゜35’、35“を
介して各党センサセル30のキャノ々シタ電極215に
印加される。これによりて、すでに述べたように、ペー
ス領域208に蓄積されたホールがダイオード101を
通して完全に除去され、リフレッシ、用電圧−v b/
が接地電位に戻シ、リフレッシ、動作が終了する。
次に、蓄積期間において、端子49に引き続きハイレベ
ルが印加されることでエミッタ電極216は接地されて
いる。また、端子36にも引き続きハイレベルが印加さ
れ、バッファMO8)ランジスタ35.35’、35“
は導通状態を維持する。そして、端子37に接地電圧又
は所望の電圧を印加することで、すでに述べたように、
各党センサセル30のキク/4シタ電極215にプルー
ミング防止用の電圧を印加する。ここでは、接地電圧を
印加しているが、プルーミングを確実に防止したい場合
は若干角の電圧を、またプルーミングを発生させたい場
合は若干圧の電圧を印加すればよく、目的に応じて調整
すればよい。
この状態で光が入射し、各党センサセル30のペース領
域208に各々入射光量に対応したホールが蓄積される
次に、読出し期間において、端子49はローレベルとな
#)MoSトランジスタ48.48’、48“はオフ状
態になる。続いて、端子34にノ〜イレペルが印加され
、パ、ファMO8)ランジスタ33,33’。
33“が導通状態となシ、垂直走査回路32の端子L1
〜L3から順次読出し用正電圧vrの/4ルスが出力さ
れる。
まず、垂直走査回路32の端子L1から水平ライン31
に電圧Vrのノ々ルスが印加されると、第1行の光セン
サセル30の信号がエミ、り順に読出される。続いて、
水平シフトレジスタ39の端子R14Rsから順次ノ1
イレペルが出力される。今、端子R1から7・イレペル
が出力されたとすると、第1行第1列の光センサセル3
0の信号が垂直ライン38およびMo8 )ランジスタ
40を通して信号線41に読出され、信号増幅トランジ
スタ45で増幅されて出力される。その直後、端子43
にノーイレペルが印加され、信号線41をリフレッシュ
する。
以上の動作を同行第2列、第3列の光センサセル30の
場合も同様に順次行う。すなわち、ダート用MO8)う
/ジメタ40,40’、40“を項次導通状態とし、第
1行第1列〜同行第3列までの光センサセル30から順
次出力信号を読出すとともK、読出す毎に信号線41を
リフレッシュする。そして、第1行の光センサセル30
の読出しが終了すると、端子49にハイレベルが印加さ
れ、Mo8 )ランジスタ48.48’、48”が導通
状態になって垂直ライン38.38’、38’がす7し
、シ、される。
このような第1行の動作を、垂直走査回路32の端子L
m + Lmから順次読出し用電圧V、のΔルスを出力
することで、第2行、第3行でも行い、全ての光センサ
セル30の光情報をシリアルに出力端子46から出力す
ることができる。以下、同様の動作が繰シ返される。
次に、本実F!Al1cよる光電変換装置の一実施例を
製造する方法を説明する。
第8図囚〜(I)は、本実施例の製造方法を示す製造工
程図である。
まず、第8図(ARK示されるように、不純物濃度I 
X 10 〜5 X 10 an  のnfiシリコン
基板201の裏面に、不純物濃度I X 10” 〜I
 X 1020cm−’のオーミックコンタクト用のn
層202をP、As又はsbの拡散によって形成する。
基板201は、不純物濃度及び酸素濃度が均一に制御さ
れた本のを用いる。すなわち、キャリアライフタイムが
ウェハで十分に長く、かつ均一な結晶ウェハを用いる。
その様なものとしては、例えばMCZ法による結晶が適
している。
続いてn+層202上に厚さ3000〜70001の酸
化Jg203(たとえばS io2膜)をCVD法によ
りて形成する。
なお、酸化膜203はパックコートと呼ばれ、基板20
1が熱処理される際の不純物蒸気の発生を防止するもの
である。
次に、基板2010表面に略々1μm程度の酸化膜をウ
ェット酸化によ多形成する。すなわち、H20雰囲気か
あるいは(H2+ 02 )雰囲気で酸化する。積層欠
陥等を生じさせずに良好な酸化膜を得るには、900℃
程度の温度での高圧酸化が適している。
続いて、(N2+5IH4+02)ガス系で、300〜
500℃程度の温度で、所望の厚さ、たとえば2〜4μ
m程度の厚さのStO□膜を素子分離領域204として
CvDで堆積する。02/5IH4のモル比は温度にも
よるが4〜40程度に設定する。続いて高密度化をはか
るため1000℃、30分程度のN2雰囲気の熱処理を
行なう。そして、フォトリングラフィ工程によシ、セル
間の分離領域となる部分の酸化膜を残して他の領域の酸
化膜は、(CF4+12) 。
C2F6.CH2F2等のガスを用いたりアクティブイ
オンエツチングで除去する〔第8図ω〕〕。
例えば、loXIOμm2に1画素を設ける場合には、
10μmピ、チのメ、シ、状&C8102膜を残す。S
10□膜の幅はたとえば2μm程度に選ばれる。
次に、リアクティプイオンエ、チングによる表面のダメ
ージ層及び汚染層を、Ar/Ct27!/ス系グラズマ
エ、チングかウェットエツチングによつて除去した後、
超高真空中における蒸着か、もしくは、ロードロ、り形
式で十分に雰囲気が清浄になされたスバ、り、あるいは
、SiH4ガスにCO2レーザ光線を照射する減圧光C
VD法等で、アモルファスシリコン205を堆積させる
。続いて、CBrF3 accz2t’2. et2等
のガスを用いたりアクティブイオンエツチングによる異
方性エッチによ、6.5io2層側面に堆積している以
外のアモルファスシリコンを除去する〔同図(0〕。
次に、前と同様に、ダメージと汚染層を十分除去した後
、シリコン基板表面を十分清浄に洗浄し、(N2+81
H2,ct2+mct’)ガス系によシリコン基板選択
成長を行う。
まず、基板2010表面を、温度1000℃。
HClを2L/m1n−12を60L/minの条件で
約1.5分間エツチングした後、ソースガス5iH2C
L2(Zo。
チ)を1.2 t/ min s ドーピングガス(N
2希釈PHs。
20 PPM )を100(IC流し、成長温度100
0℃。
80〜180 Torrの減圧下において、n−エピタ
キシャル層206(以下、n″″層206とする)を形
成する。形成速度を0.5μnl/nn i H程度に
することで良い結果が得られた。ただし、ここでは、選
択エピタキシャル成長(N、 Endo et ale
 ” Novel d@viceisolation 
tvclnology wlth s@1ect@d 
@pitaxia1growth”Tsch、 Dig
、 of 1982 IEDM、 PP、 241−2
44参照を用いた。′ また、シリコン基板2.01上にはシリコン結晶層が成
長するが、5tO2層204上のシリコンはHCLによ
ってエツチングされてしまうため、5io2層上にはシ
リコンは堆積しない。c層206の厚さはたとえば2〜
4−程度、不純物濃度は、好ましくは10” 〜101
4cat−”程度である〔同図(2)〕。
この時、分離領域204となるStO□層の側壁にはア
モルファスシリコンが堆積している。アモルファスシリ
コンは固相成長で単結晶化し易いため、StO□分離領
域204との界面近傍の結晶が非常に優れたものKなる
なお、今回は、前記選択エピタキシャル成長法(SEG
)を用いてセル間の分離領域を形成したが、この手法に
限らず高品質二−タキシャル層及び絶縁分離が得られれ
ば問題は逢い。
次に、ベース領域を形成するために、まずバッファ用の
酸化膜207を形成する。酸化膜207は、ペース領域
をイオン注入によって形成する際のチャネリング防止お
よび表面欠陥防止のために設けられ、厚さは500〜1
500Xである。
続いて、BP、を材料ガスとして生成され′たB+イオ
ン又はBF2+イオンをウェハへ打ち込む。この表面濃
度は1×1015〜5X1018個−3、望ましくは1
〜20 X 1’01651−’である。
こうしてイオンが注入されると、1000℃程度のN2
雰囲気で熱処理によシネ細物の電気的活性化及び欠陥の
消滅を行なう〔同図(ト)〕。
次に、1000〜1100℃、N2,0□、N2雰囲気
で、p型ベース領域208を所定の深さまで形成すると
同時に、素子表面に酸化膜209を3 ’000〜50
00Xに厚さに形成する〔同図(ロ)〕。
なお、゛ペース領域208を形成する方法としては、B
SGをウェハ上に堆積させて、1100〜1200℃の
熱拡散によって不純物Bを所定の深さまで拡散させて形
成する方法もある。
次にフォトリソグラフィ一工程によシ、エミッターとな
るべき部分、キヤ/ダシタとなるべき部分及びダイオー
ド形成部分のフィールド酸化膜を除去する。続いて、酸
化膜を選択的に除いた部分にダート酸化膜210を10
0〜500X成長させる〔同図(G)〕。
酸化条件としては、850〜1000℃の温度下で、酸
素3〜617分、塩化水素100〜200αン′分、窒
素4〜717分なる雰囲気中で行なうと良い結果が得ら
れた。
次に、フォトリソ工程によシ、エミッターコンタクト部
分およびダイオードのカソードコンタクト部分にコンタ
クトホール211を形成する。
続いて、Asドープの4リシリコンを(N2+SiH4
+AlH3)又は(N2+ 5IH4+ AsH3)ガ
スでCVD法によシ堆積する。堆積温度は550℃〜9
00℃程度、厚さは2000〜7000Xである。むろ
ん、ノンドープのポリシリコンをCVD法で堆積してお
いて、その後As又はPを拡散しても良い。このよう和
して堆積したポリシリコンを選択的に除去することで、
キャパシタ電極215およびエミッタ電極216を形成
する。続いて、熱処理を行うことで、ポリシリコン21
5および216から不純物Am又はPを、ペース領域2
08の内部に拡散させ、エミッタ領域213及びダイオ
ードのカソードとなるn領域214を形成する〔同図(
6)〕。
次に、厚さ3000〜70001O8102J[221
を上述のガス系のCVI)法で堆積し、続いて、マスク
合せ工程と工、チング工程とKよシ、キク/4シタ電極
215上にコンタクトホールを開ける。このフンタクト
ホールに金属(AL、At−8l 、At−Cu−81
等)を真空蒸着又はスバ、タリングによって堆積させ、
Δターニングすることで配線217を形成する〔同図(
I)〕。
次に、P13G膜又はS to2膜等の眉間絶縁膜をC
VT)法で厚さ3000〜6000X堆積させる。そし
て、マスク合わせおよび工、チング工程によシ、エミ、
り電極216上にコンタクトホールを開け、上記と同様
にして配線218を形成する。
最後に、パ、シペーション膜219 (P2O膜又はS
 1 、N4膜等)をCVD法によって形成し、ウェノ
1裏面に電極220 (A4ju−81,Au等の金属
)を形成して完成する〔第1図(4)および@〕〕。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように1本発明による光電変換装置
は、キャパシタとダイオードとを並列接続しただけとい
う非常に簡単な構成であ〕ながら、リフレ、シ、動作時
にダイオードを導通状態にしてリフレッシ。動作を高速
で行うことができる。
また、制御電極領域に許容量以上のキャリアが蓄積され
た時は、ダイオードが導通状態となって余分なキャリア
を除去し、プルーミング現象を防止することができる。
また、キャーシタ電極の電圧を調節することで、意識的
にプルーミング現象を生起させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図■は、本発明による光電変換装置の一実施例の平
面図、第1図φ)は、その1−I線断面図、第2図は、
本実施例による光センサセルの等価回路図、 第3図は、本実施例におけるキャパシタ電極の駆動電圧
波形図、 第4図■〜■は、本実施例の動作を説明するための電位
レベル状態図、 第5図囚は、プルーミング現象を説明するための電位レ
ベル状態図、第5図伽)は、本実施例の電位レベル状態
図、 第6図は、上記センサセルを3×3に配列した場合の撮
像装置の回路図、 第7図は、上記撮像装置の動作を説明するためのタイミ
ング波形図、 第8図■〜(1)は、本実施例の製造方法を示す製造工
程図、 第9図(ト)は、特願昭58−120755号に記載さ
れている光電変換装置の平面図、第9図Φ)は、そのA
 −A’線断面図、 第10図は、従来の光電変換装置の等価回路図、第11
図(、)は蓄積電圧と読出し電圧との関係を、第11図
〜)はバイアス電圧と読出し時間との関係をそれぞれ示
すグラフ、 第12図伽)はりフレッシュ動作時の等価回路図、第1
2図(b)はり7レツシ1時間とペース電位との関係を
示すグ27である。 101・・・ダイオード、201・・・シリコン基板、
204・・・素子分離領域、206−・・n−工Cタキ
シャル層、208・・・ペース領域、213・・・エミ
ッタ領域、214・・・?領域、215・・・キャパシ
タ電極216・・・エミ、り電極、220・・・コレク
タ電極。 代理人 弁理士 山 下 積 平 第9図(0) 第9図fb) 第10図 第11  図(a) 第11  図(b) 町 1【 ノぐイアス4−九ムミ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体トランジスタの制御電極領域の電位をキャ
    パシタを介して制御することにより、前記制御電極領域
    に光励起によって発生したキャリアを蓄積し、該蓄積量
    に対応して発生した電圧を読出すという動作を行う光電
    変換装置において、前記半導体トランジスタの主電極領
    域以外に、前記制御電極領域に接合した該制御電極領域
    とは反対導電型の半導体領域を設け、 前記制御電極領域に対向した前記キャパシタの電極を前
    記反対導電型の半導体領域に接続したことを特徴とする
    光電変換装置。
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