JPS61143637A - 電気スト−ブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気ストーブ、特にその反射方向可変装置に関
するものである。

従来の技術 従来の電気ストーブの反射方向可変装置は例えば特開昭
６４−１４９２５０号公報に示されているように第６図
、第７図、第８図のような構造になっていた。

すなわちストーブ本体１内において、反射板２と反射板
２に固定された発熱体３を一体に構成し、支持軸５と連
結したつまみ６を回転することにより反射板２と発熱体
３が支持板４を介して一体に回動し、反射方向を諾意に
変えることができるようになっている。

発明が解決しようとする問題点 しかしこのような構造のものでは反射板２と発熱体３は
大きな部品であるため充分な強度を保ち回動をスムーズ
にする為には構造が複雑となり組み立て工数も多くかか
っていた。

そこで、本発明は反射方向の可変を簡単な構造で行える
ようにするものである。

問題点を解決するための手段 そして、上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は
、前記ストーブ本体内に設けた発熱体と、この発熱体の
背面に設けた反射板と、この発熱体の前面に設けられる
とともに、高反射材料の薄板で構成された奥行方向に多
数の反射面金形成した　′反射体とを備え、前記反射体
をストーブ本体に対して回動自在としたものである。

作　　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、発熱体の前面の反射体を回動傾斜することに
よシ発熱体の輻射率は、反射面によシ反射し屈折して前
方へ出る。

反射体は、細かく多数の反射面より形成しておシ高反射
材料であるので反射率がよく、屈折性が、よい。

また反射体を真直ぐに位置すれば発熱体の輻射熱は反射
面に反射しない為屈折せず直進する。

つまり、発熱体及び反射板金回動せずに反射体のみの回
動で輻射熱の反射方向を変えることができるのである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図において７はストーブ本体で、８は発熱体で、発
熱体８の背面に放物断面形状をした反射板９が、上、下
反射板１０を介してストーブ本体７に固定されている。

また発熱体８も同様に、上、下反射板１０に固定され第
２図のように反射板９の放物形状の略焦点に位置してい
る。

発熱体８の前面の反射板９の開口部全ｌｌｌ１ｌＣは、
反射体１１が位置している。

反射体１１は第４図のように箔でかこまれた六角柱が互
いに隣接したハニカム形状をした多数の反射面１２で構
成され、材質は高反射材料（例えばアルミニウム）であ
シ３０μ程度の箔状の薄板で形成している。

また第５図に示すように反射体１１は枠１３で固定され
回動軸１４で両端を支持固定され、第２図のようにスト
ーブ本体１に固定した軸受１５に回動Ｍ１４に挿入し、
ストーブ本体１に回動自在としている。

また１６はツマミであり、ストーブ本体１の外部より挿
入し回動軸１４と接続し、反射体１１全回動するもので
ある。

次にこの一実施例の構成における作用を説明する。

第１図第２図に示すように、発熱体８よりの輻射熱は反
射板９により反射され平行線とな２て外方へ出る。

反射体１１が発熱体８及び反射板９と平行に位置してい
る場合は反射面１２は輻射熱の直進方向であるため屈折
せずそのまま直進し、外方へ出る。

反射体１１の材料は箔状の薄板であるため直進方向の大
きな抵抗とはならない。

つまみ１６を回して第１図の１点鎖線で示すように、反
射体１１を傾斜させた場合は反射板４によシ反射した平
行光線は第９図に示すように、反射面１２で反射し屈折
して外へ出るため反射方向が変わる。

反射体１１はハニカム状をした小さな多数の反射面１２
で形成している為強度も強く傾斜した場合には、反射面
が多く屈折性が良い。

また材質は、アルミニウム等の高反射材料であるため反
射率が高く熱損失が少ない。

発熱体８は可視光線を含むヒータであり、発熱体８よシ
発生する乱反射光線は全て反射体１１により反射・屈折
するため、反射体１１全面に反射光が映り視覚暖房効果
がます。

この結果発熱体８の輻射熱は従来のように反射板９発熱
体８の位置を変えずに反射体１１の角度を変えるのみで
反射方向を変えることができる。

また本実施例ではタテ方向の輻射可変装置について説明
したが第２図の１点鎖線に示すように、回動装置を上下
に設けることで左右方向にも可変可能となる。

−さらに本実施例は、反射体１１を２分割し、各々回動
自在に構成している為、各々反射体１１の角度を可変す
ることで輻射熱を広角度に広げたシ縮めることが可能と
なり採暖人数採暖位置に応じた暖房ができる。

発明の効果 本発明は発熱体の前方に設けた反射体の角度を可変する
ことで、反射板発熱体全回動することなく、輻射熱の反
射方向を変えることができるため、構造が簡単となる。

また反射体は多数の反射面で構成されているため発熱体
の乱反射光線は多数の反射面で反射されストーブ広範囲
に輻射熱が広がることがないので、反射光の指向性が増
し、暖房位置の変化が明確となる。

反射体は高反射材料であるため輻射熱の損失が少ない状
態で方向を可変できる。

反射体は多数の反射面で形成しているため発熱体への接
触が防止でき、安全性が向上する。

反射体に乱反射光線が反射するため反射体全体に可視光
線が映り視覚暖房効果が増す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は同平面断
面図、第３図は同外観斜視図、第４図は反射体の詳細斜
視図、第５図は反射体可動部の分解斜視９図ａ−ｂはそ
れぞれ本発明一実施例の反射体の作用示す図である。 ７・・・・・・ストーブ本体、８・・・・・・発熱体、
９・・・・・・反射板、１１反射体、１２・・・・・・
反射面。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図　　　　　　　　　　　　　　　７−−−ストー
ブネイ本第２図 第３ｒＪ！Ｊ 第４１１ ！？ 第５図 第６図 第７図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）前面を開口したストーブ本体と、このストーブ本
   体内に設けた発熱体と、この発熱体の背面に設けた反射
   板と、前記発熱体の前面に設けられるとともに、高反射
   材料の薄板で構成された奥行方向に多数の反射面を形成
   した反射体とを備え、前記反射体は、ストーブ本体に対
   して回動自在とした電気ストーブ。
2. （２）反射体の材質はアルミニウム箔であり、反射面を
   アルミニウム箔でかこまれた六角柱が互いに平行に隣接
   したハニカム状に構成した特許請求の範囲第１項記載の
   電気ストーブ。
3. （３）反射体は複数に分割し各々をストーブ本体に回動
   自在にした特許請求の範囲第１項記載の電気ストーブ。
4. （４）発熱体は可視光線と赤外線を発生する特許請求の
   範囲第１項記載の電気ストーブ。