JPH07105708A - 太陽光反射器 - Google Patents

太陽光反射器

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Publication number
JPH07105708A
JPH07105708A JP25335193A JP25335193A JPH07105708A JP H07105708 A JPH07105708 A JP H07105708A JP 25335193 A JP25335193 A JP 25335193A JP 25335193 A JP25335193 A JP 25335193A JP H07105708 A JPH07105708 A JP H07105708A
Authority
JP
Japan
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reflector
reflecting mirror
solar reflector
supporting
parallel
Prior art date
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Pending
Application number
JP25335193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneo Hirabayashi
金夫 平林
Seiji Tanaka
成治 田中
Koji Matsuda
宏司 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUDA KOGYO GIJUTSU KENKYUSH
MATSUDA KOGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
MATSUDA KOGYO GIJUTSU KENKYUSH
MATSUDA KOGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MATSUDA KOGYO GIJUTSU KENKYUSH, MATSUDA KOGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK filed Critical MATSUDA KOGYO GIJUTSU KENKYUSH
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Publication of JPH07105708A publication Critical patent/JPH07105708A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 矩形の反射鏡を用いて容易に製造することが
できる。 【構成】 矩形の反射鏡14・・・を複数枚平行に筒状
枠12内に回動自在に軸支して反射器を構成するととも
に、該反射器の各反射鏡14・・・の仰角と反射器の方
位角とを制御して太陽光を追尾する機能を有する太陽光
反射器10において、各反射鏡14・・・を支持する筒
状枠12の各反射鏡14・・・が軸支されている内側面
部位が少なくともそれぞれ平行面である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽光反射器に関し、
特に効率的に太陽光を建物内等に取り入れることができ
る太陽光反射器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋根等に設け建物内に太陽光を取
り入れるための太陽光反射器として実公平4−3649
7号が存在している。この太陽光反射器の斜視図を図4
に示す。太陽光反射器は、円筒体2を一定角度の傾斜し
た切り口で切断した傾斜面を形成し、この傾斜面に沿っ
て矩形の反射鏡3・・・が軸7により回動可能に複数枚
並行して支持されている。
【0003】また、仰角センサ4により太陽の高さを検
出し、その変化の角度の2分の1の角度分だけ反射鏡3
・・・を連結棒5を介して変化させる。一方、方位角セ
ンサ6により太陽の方向を検出し、円筒体2の傾斜面を
太陽に向けるように旋回可能である。円筒体2の旋回
は、レール等に案内されて回動するものである。そし
て、太陽光は反射鏡3・・・で下方に反射され、建物内
に太陽光を取り入れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記太陽光反射器を構
成する円筒体2は、筒体であるため、各反射鏡3・・・
の長さが異なっており、異なる長さの反射鏡3・・・を
準備する必要があり、部品点数が増え、コスト高となっ
てしまう。また、複数種類の反射鏡3・・・を加工する
のも面倒な加工作業である。
【0005】太陽光反射器は円筒体2の内周面が曲面で
あり、かつ矩形の反射鏡3・・・を用いるため、図5に
示すように、反射鏡3・・・と円筒体2の間隔Lをある
程度確保しないと、反射鏡3・・・が軸7を中心に回動
する際に、反射鏡3・・・の下角3aが円筒体2の内壁
面に当たるおそれがある。このため、反射鏡3・・・の
下角3aを円弧状に切断するか、また直線的に切除する
ことが考えられるが(図5で破線で示す)、上述するよ
うに加工コストが高くなってしまう。
【0006】上記従来例では、各反射鏡3・・・の中央
下端に設けた連結棒5を介して連動させているが、連結
棒5が太陽光や反射光を遮ることもある。また、実施例
では、連結棒5の具体的連結方法については示されてい
ない。特に、反射鏡3・・・としては鏡を用いるため、
材質的に脆く、直接連結棒5を設けることができないの
が実情である。
【0007】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、反射鏡の加工が容易で
あり、ひいては製造が容易となる太陽光反射器を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、矩形の反射鏡を
複数枚平行にに筒状枠内に回動自在に軸支して反射器を
構成するとともに、該反射器の各反射鏡の仰角と反射器
の方位角とを制御して太陽光を追尾する機能を有する太
陽光反射器において、少なくとも各反射鏡が軸支されて
いる筒状枠の各反射鏡の回動軸方向の両端側の内側面部
位が平行面であることを特徴とする。
【0009】また、少なくとも反射鏡の両側縁を保持す
る支持材を設けるとともに、各支持材を筒状枠内に軸支
するのが好適である。さらに、少なくとも各反射鏡の回
動軸方向の一方の内側面の支持体を連結材により軸支し
て各反射鏡が同一角度で変化するようにしたことを特徴
とする支持するのが好適である。
【0010】
【作用】次に作用について述べる。少なくとも各反射鏡
を支持する筒状枠の各反射鏡が軸支されている内側面部
位を平行面とすることにより、矩形の反射鏡を用いて容
易に製造ができる。また、反射鏡と筒状枠の内側面との
間隔を狭くすることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る太陽光反射
器の平面図であり、図2は断面側面図である。
【0012】10は太陽光反射器である。太陽光反射器
10を構成する筒状枠12は断面矩形の筒状体であり、
一側面が低くなるように傾斜した切り口の傾斜面として
の開口12Aが形成されている。この開口12Aには、
4枚の反射鏡14・・・が平行に軸支されている。ま
た、筒状枠12と反射鏡14・・・により反射器を構成
している。
【0013】反射鏡14・・・を軸支する平行面を支持
面12a、12aとする。各支持面12a、12aに沿
って上部を軸16を介して軸支した支持材18・・・が
4本ずつ設けられるとともに、各支持面12a、12a
の4本の支持材18・・の下部に連結材20が軸22を
介して軸支されている。このため、各支持材18・・・
はそれぞれ平行リンクを構成し、同期して同一の動きを
する。
【0014】また、図2では、上側の対向する支持材1
8、18が連結棒24により連結されている。この連結
棒24により、各支持面12a、12aの支持材18・
・・の動きを同期させることができる。
【0015】前記支持材18の対向面には上方にのみ開
放しているガイド溝18aが刻設されている。対向位置
する支持材18、18の各ガイド溝18a、18aに反
射鏡14の長手方向の両側縁をガイドさせつつ挿入する
ことにより、反射鏡14・・・を支持材18・・・で保
持することができる。このように保持された反射鏡14
・・・は、全体として同期して角度が変化する。
【0016】前記支持材18・・・のいずれか一つの軸
16に、反射鏡14・・・の角度を制御する仰角変更装
置30が設けられている。この仰角変更装置30は、仰
角センサ32により太陽の入射角αを検知し、その変化
の2分の1の角度だけ反射鏡14・・・の角度βを変化
させるものである。
【0017】また、太陽光反射器10の開口12Aは、
方位角センサ34により常に太陽の方向を向くように、
筒状枠12の下端に設けられた方位角変更装置36によ
り駆動する。太陽光反射器10は、方位角変更装置36
を介して導光路38の頂部に設けられている。この導光
路38は、反射鏡14・・・で反射した光を案内するも
のである。
【0018】上記実施例において、1枚の反射鏡14に
ついて2本の支持材18、18により反射鏡14を支持
しているが、反射鏡14の下端縁も覆うようにした正面
コ字状の支持材にしても良い。この場合、前記連結棒2
4の機能を反射鏡14の下端縁を支持する部材が兼ねる
ことができ、連結棒24が不要になる。また、支持材
は、正面ロ字状の支持材を用いるようにしても良い。
【0019】さらに、上記導光路38は断面円形でも矩
形でも良い。また、太陽光反射器10は、建物等の屋根
に直接設けるようにし、導光路38を設けなくても良
い。
【0020】図3は変形例を示す。各反射鏡14・・・
を支持する各支持面12a、12aは、少なくとも反射
鏡14が位置する部位のみが平行であっても良い。すな
わち、各支持面12a、12aが階段状であっても良
い。
【0021】前記筒状枠12の支持面12a、12aは
平行であれば良く、他の側面は平行面でなく、例えば弧
状面等でもよく、また他の側面が存在しなくても本発明
の筒状枠の概念に含まれるものとする。以上、本発明の
好適な実施例について種々述べてきたが、本発明は上述
する実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸
脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんであ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る太陽光反射器は、反射鏡を
軸支する筒状枠の対向面を平行面に形成したので、加工
が容易な矩形の反射鏡を用いることができ、コストを低
廉におさえることができる。また、筒状枠の対向面と反
射鏡との隙間を小さくしても、反射鏡が筒状枠の対向面
に当たることもなく、全体をコンパクトにすることがで
きる。
【0023】一方、筒状枠の対向面全体を平行面とする
ことにより、同一形状の反射鏡を準備するば良く、製造
も容易である。
【0024】また、少なくとも反射鏡の両側縁を保持す
る支持材を設けるとともに、各支持材を筒状枠内の対向
面に回動自在に支持するようにすると、脆い反射鏡を容
易に筒状枠内に設けることができる。さらに、対向面全
体が平行な平行面の少なくとも一方の面に沿って支持材
を連結材により軸支することにより各反射鏡を同一角度
で変化させることができ、従来のように反射鏡の中央下
端に設けなくても良く、太陽光や反射光を遮ることがな
い等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽光反射器の平面図である。
【図2】本発明に係る太陽光反射器の断面側面図であ
る。
【図3】本発明に係る太陽光反射器の変形例を示す概略
的平面図である。
【図4】従来の太陽光反射器の斜視図である。
【図5】従来の太陽光反射器の反射鏡の配置状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
10 太陽光反射器 12 筒状枠 14 反射鏡 18 支持材 30 仰角変更装置 36 方位角変更装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の反射鏡を複数枚平行にに筒状枠内
    に回動自在に軸支して反射器を構成するとともに、該反
    射器の各反射鏡の仰角と反射器の方位角とを制御して太
    陽光を追尾する機能を有する太陽光反射器において、少
    なくとも各反射鏡が軸支されている筒状枠の各反射鏡の
    回動軸方向の両端側の内側面部位が平行面であることを
    特徴とする太陽光反射器。
  2. 【請求項2】 少なくとも反射鏡の両側縁を保持する支
    持材を設けるとともに、各支持材を筒状枠内に軸支した
    ことを特徴とする請求項1記載の太陽光反射器。
  3. 【請求項3】 少なくとも各反射鏡の回動軸方向の一方
    の内側面の支持体を連結材により軸支して各反射鏡が同
    一角度で変化するようにしたことを特徴とする請求項2
    記載の太陽光反射器。
JP25335193A 1993-10-08 1993-10-08 太陽光反射器 Pending JPH07105708A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005019723A1 (fr) * 2003-08-21 2005-03-03 Yaoming Zhang Dispositif d'eclairage directionnel reflechissant comportant des reflecteurs planaires
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JP2009117787A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Seizo Kawarai 多数ミラーによる太陽光採光・集光・送光・照射システム及びその構成装置
KR200448820Y1 (ko) * 2009-10-12 2010-05-26 (주)신한전광 엘이디 조명장치
US9964269B2 (en) 2014-06-12 2018-05-08 The University Of British Columbia Light distribution systems and methods

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