JP2553993B2 - 太陽光採光装置 - Google Patents
太陽光採光装置Info
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- JP2553993B2 JP2553993B2 JP21814192A JP21814192A JP2553993B2 JP 2553993 B2 JP2553993 B2 JP 2553993B2 JP 21814192 A JP21814192 A JP 21814192A JP 21814192 A JP21814192 A JP 21814192A JP 2553993 B2 JP2553993 B2 JP 2553993B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽追尾装置に基ずき
反射板を可動させ、太陽光を直下に反射させる太陽光採
光装置の改良に関するものである。
反射板を可動させ、太陽光を直下に反射させる太陽光採
光装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、太陽光採光装置は、特公昭６４−
７９８１１号公報に開示されているとおり、太陽追尾装
置に基ずき駆動装置で反射板を作動させ一回の反射で直
下に太陽光を採光していた。
７９８１１号公報に開示されているとおり、太陽追尾装
置に基ずき駆動装置で反射板を作動させ一回の反射で直
下に太陽光を採光していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の太陽光採光装置
は、広い面積に太陽光を採光する場合、従来の装置を水
平に連続して複数並べて設置する方法では、反射板の配
列によっては反射板自身の影により太陽光を十分反射で
きず、太陽光を十分反射させようとすると上記の影が発
生しないように装置自体が必然的に大型化しなければな
らず容易に対応できない課題があった。
は、広い面積に太陽光を採光する場合、従来の装置を水
平に連続して複数並べて設置する方法では、反射板の配
列によっては反射板自身の影により太陽光を十分反射で
きず、太陽光を十分反射させようとすると上記の影が発
生しないように装置自体が必然的に大型化しなければな
らず容易に対応できない課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定フレーム
に回動可能に取付けられた環状の回動フレーム、同フレ
ームの内側に懸架された反射板支持部材、同部材の下部
に同部材に直交して所定間隔存して並設された複数の傾
動軸、基部が同軸にそれぞれ傾動可能に支承され受光面
を上側にする傾動反射板、同反射板の設置位置の間に位
置して基部が上記傾動軸にそれぞれ固定され隣接する上
記傾動反射板で反射された太陽光を受光しこれを直下に
反射する反射板を下向きにした複数の固定反射板、上記
反射板支持部材に平行して往復動可能に配設され上記傾
動反射板の自由端を揺動自在に枢支する連動アーム、太
陽光追尾装置及び同装置からの指令を受けて回動フレー
ム及び連動アームを駆動する駆動装置とからなることを
特徴とし、その目的とするところは、採光面積を必要に
応じて容易に対応できるようにして、上記課題を未然に
解決した太陽光採光装置を提供することにある。
に回動可能に取付けられた環状の回動フレーム、同フレ
ームの内側に懸架された反射板支持部材、同部材の下部
に同部材に直交して所定間隔存して並設された複数の傾
動軸、基部が同軸にそれぞれ傾動可能に支承され受光面
を上側にする傾動反射板、同反射板の設置位置の間に位
置して基部が上記傾動軸にそれぞれ固定され隣接する上
記傾動反射板で反射された太陽光を受光しこれを直下に
反射する反射板を下向きにした複数の固定反射板、上記
反射板支持部材に平行して往復動可能に配設され上記傾
動反射板の自由端を揺動自在に枢支する連動アーム、太
陽光追尾装置及び同装置からの指令を受けて回動フレー
ム及び連動アームを駆動する駆動装置とからなることを
特徴とし、その目的とするところは、採光面積を必要に
応じて容易に対応できるようにして、上記課題を未然に
解決した太陽光採光装置を提供することにある。
【０００５】
【作用】本発明は、上記構成によって太陽光の水平方向
の動きに対して太陽追尾装置からの指令に基ずき駆動装
置で回動フレームを作動させ、また太陽光の垂直方向の
動きに対しては同様にして別の駆動装置で傾動可能な反
射板を動かし、太陽光を固定反射板に対して一定の角度
に反射させ、さらに固定反射板は上記傾動可能な反射板
より反射された太陽光を直下に反射させて採光ができる
ようになる。
の動きに対して太陽追尾装置からの指令に基ずき駆動装
置で回動フレームを作動させ、また太陽光の垂直方向の
動きに対しては同様にして別の駆動装置で傾動可能な反
射板を動かし、太陽光を固定反射板に対して一定の角度
に反射させ、さらに固定反射板は上記傾動可能な反射板
より反射された太陽光を直下に反射させて採光ができる
ようになる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の最も好ましい図１ないし図７
に示す図示実施例について説明する。図１に示すよう
に、平面形を正方形に形成した方形フレーム１１の内側
四隅を補強フレーム１２で補強し、方形フレーム１１及
び補強フレーム１２に内接する環状形に形成した円形フ
レーム１３を取り付け、これら方形フレーム１１，補強
フレーム１２及び円形フレーム１３とにより固定フレー
ム１０を構成する。上記固定フレーム１０において、図
１，図２及び図３に示すように、補強フレーム１２と円
形フレーム１３が接する位置の一箇所の一部を開口し、
ローラー周囲がゴム製からなる駆動ローラー２１の支持
軸を垂直にして回動自在に開口部に固定し、上記駆動ロ
ーラー２１を回転させるギアヘットを備えた回動モータ
ー２０を回転軸を垂直にして補強フレーム１２に取り付
ける。また、上記駆動ローラー２１取付位置と向かい合
う複数の位置の円形フレーム１３の側部に接圧ローラー
１６を接圧バネ１７を介して支持軸を垂直にして伸縮自
在に取り付ける。また円形フレーム１３の底部に、回動
ローラー１５を支持軸を水平にして回動自在に取り付け
る。さらに、方形フレーム１１の上部に固定フレーム１
０を覆うように形成された透明アクリル製からなる保護
フード１４を取り付ける。
に示す図示実施例について説明する。図１に示すよう
に、平面形を正方形に形成した方形フレーム１１の内側
四隅を補強フレーム１２で補強し、方形フレーム１１及
び補強フレーム１２に内接する環状形に形成した円形フ
レーム１３を取り付け、これら方形フレーム１１，補強
フレーム１２及び円形フレーム１３とにより固定フレー
ム１０を構成する。上記固定フレーム１０において、図
１，図２及び図３に示すように、補強フレーム１２と円
形フレーム１３が接する位置の一箇所の一部を開口し、
ローラー周囲がゴム製からなる駆動ローラー２１の支持
軸を垂直にして回動自在に開口部に固定し、上記駆動ロ
ーラー２１を回転させるギアヘットを備えた回動モータ
ー２０を回転軸を垂直にして補強フレーム１２に取り付
ける。また、上記駆動ローラー２１取付位置と向かい合
う複数の位置の円形フレーム１３の側部に接圧ローラー
１６を接圧バネ１７を介して支持軸を垂直にして伸縮自
在に取り付ける。また円形フレーム１３の底部に、回動
ローラー１５を支持軸を水平にして回動自在に取り付け
る。さらに、方形フレーム１１の上部に固定フレーム１
０を覆うように形成された透明アクリル製からなる保護
フード１４を取り付ける。
【０００７】図１，図２及び図３に示すように、保護フ
ード１４に覆われた固定フレーム１０における円形フレ
ーム１３の内側に平面形を接圧ローラー１６と駆動ロー
ラー２１に接する環状に形成された回動フレーム３０
を、回動ローラー１５の上に水平にして回動自在に設置
する。図１及び図４に示すように、３１は帯状板材を一
定の間隔で開口しその開口部下部に傾動軸４２を水平に
固定して形成された反射板支持部材で、その両端を上記
回動フレーム３０の内側に固定する。上記反射板支持部
材３１に鏡板３６を反射面を下に向けてクッション材３
７を介して固定し、上記鏡板３６とで固定反射板３５を
構成し、鏡板４１とそれを保持し上部に軸受４４ａを付
設した鏡板保持片４４及び鏡板４１と鏡板保持片４４に
挟まれて固定されたスリーブ４５とからなる傾動反射板
４０を反射面背面を上記固定反射板３５に向けて傾動軸
４２に傾動自在に水平に取り付ける。３３は連動アーム
で、上記回動フレーム３０に組込まれた複数の傾動反射
板４０の間に架け渡して鏡板保持片４４上部の軸受４４
ａに回動自在に併設する。
ード１４に覆われた固定フレーム１０における円形フレ
ーム１３の内側に平面形を接圧ローラー１６と駆動ロー
ラー２１に接する環状に形成された回動フレーム３０
を、回動ローラー１５の上に水平にして回動自在に設置
する。図１及び図４に示すように、３１は帯状板材を一
定の間隔で開口しその開口部下部に傾動軸４２を水平に
固定して形成された反射板支持部材で、その両端を上記
回動フレーム３０の内側に固定する。上記反射板支持部
材３１に鏡板３６を反射面を下に向けてクッション材３
７を介して固定し、上記鏡板３６とで固定反射板３５を
構成し、鏡板４１とそれを保持し上部に軸受４４ａを付
設した鏡板保持片４４及び鏡板４１と鏡板保持片４４に
挟まれて固定されたスリーブ４５とからなる傾動反射板
４０を反射面背面を上記固定反射板３５に向けて傾動軸
４２に傾動自在に水平に取り付ける。３３は連動アーム
で、上記回動フレーム３０に組込まれた複数の傾動反射
板４０の間に架け渡して鏡板保持片４４上部の軸受４４
ａに回動自在に併設する。
【０００８】図５及び図６で示すように、上記回動フレ
ーム３０の内側に支持材を組立て傾動装置支持材５０を
水平に所定間隔隔てて併設し、それらの上部にセンサー
軸６６と傾動軸７１を平行して架け渡し固定する。５５
は傾動モーターで、傾動モーター５５を固定し軸受を付
設したモーター保持片５６を、上記センサー軸６６に傾
動自在に嵌合させて同センサー軸６６に垂直に傾動モー
ター５５を設置する。上記傾動モーター５５の回転軸に
同軸的に螺子棒５７を取り付け、その先端に軸に対して
垂直な方向に螺子孔を穿設した駆動軸部材６１を螺合す
る。６５はセンサーアームで、その下部を上記傾動モー
ター５５両側に位置して回動自在に上記センサー軸６６
に垂直に取り付け、周知のセンサー装置６７を同センサ
ーアーム６５上部で挟込みセンサー方向を同センサーア
ーム６５に平行にして固定し、さらにセンサー軸６６支
点からの間隔がセンサー軸６６と傾動軸７１の支点間と
等しい同センサーアーム６５の位置に、スライド軸６３
をそれぞれ外向きに水平に突出させ、その自由端にそれ
ぞれ回動自在の遊動ローラー６８が取り付けられてい
る。６０は両端に軸受を設けた駆動アームで、上記駆動
軸部材６１両端に各二本の同駆動アーム６０の一端を回
動自在に取り付け、そのうちの内側の駆動アーム６０の
他端を上記スライド軸６３にそれぞれ回動自在に取り付
け、外側の駆動アーム６０の他端は上記傾動軸７１にそ
れぞれ回動自在に取り付ける。７０は断面がＣ型の筒状
体に形成された傾動アームで、その基部は上記傾動軸７
１に取り付けられた駆動アーム６０のそれぞれの外側に
位置して回動自在に同傾動軸７１に取り付け、同傾動ア
ーム７０の中空部内に上記遊動ローラー６８が摺動自在
に遊嵌されている。さらに同傾動アーム７０に上記傾動
反射板４０の傾動軸４２と鏡板保持片４４上部軸受４４
ａの支点間が傾動軸７１の支点からの間隔と等しくなる
同傾動アーム７０の外側の位置に連結軸７２を突出させ
て固定する。７５は上記傾動反射板４０の傾動軸４２と
傾動アーム７０を軸支する傾動軸７１の支点間と同じ間
隔で両端に軸受７５ａを設けた連結アームで、その一端
を上記連結軸７２に回動自在に取り付け、他端を上記傾
動反射板４０の既設の鏡板保持片４４の内側に取り付け
た別の鏡板保持片４４の上部軸受４４ａに回動自在に取
り付ける。
ーム３０の内側に支持材を組立て傾動装置支持材５０を
水平に所定間隔隔てて併設し、それらの上部にセンサー
軸６６と傾動軸７１を平行して架け渡し固定する。５５
は傾動モーターで、傾動モーター５５を固定し軸受を付
設したモーター保持片５６を、上記センサー軸６６に傾
動自在に嵌合させて同センサー軸６６に垂直に傾動モー
ター５５を設置する。上記傾動モーター５５の回転軸に
同軸的に螺子棒５７を取り付け、その先端に軸に対して
垂直な方向に螺子孔を穿設した駆動軸部材６１を螺合す
る。６５はセンサーアームで、その下部を上記傾動モー
ター５５両側に位置して回動自在に上記センサー軸６６
に垂直に取り付け、周知のセンサー装置６７を同センサ
ーアーム６５上部で挟込みセンサー方向を同センサーア
ーム６５に平行にして固定し、さらにセンサー軸６６支
点からの間隔がセンサー軸６６と傾動軸７１の支点間と
等しい同センサーアーム６５の位置に、スライド軸６３
をそれぞれ外向きに水平に突出させ、その自由端にそれ
ぞれ回動自在の遊動ローラー６８が取り付けられてい
る。６０は両端に軸受を設けた駆動アームで、上記駆動
軸部材６１両端に各二本の同駆動アーム６０の一端を回
動自在に取り付け、そのうちの内側の駆動アーム６０の
他端を上記スライド軸６３にそれぞれ回動自在に取り付
け、外側の駆動アーム６０の他端は上記傾動軸７１にそ
れぞれ回動自在に取り付ける。７０は断面がＣ型の筒状
体に形成された傾動アームで、その基部は上記傾動軸７
１に取り付けられた駆動アーム６０のそれぞれの外側に
位置して回動自在に同傾動軸７１に取り付け、同傾動ア
ーム７０の中空部内に上記遊動ローラー６８が摺動自在
に遊嵌されている。さらに同傾動アーム７０に上記傾動
反射板４０の傾動軸４２と鏡板保持片４４上部軸受４４
ａの支点間が傾動軸７１の支点からの間隔と等しくなる
同傾動アーム７０の外側の位置に連結軸７２を突出させ
て固定する。７５は上記傾動反射板４０の傾動軸４２と
傾動アーム７０を軸支する傾動軸７１の支点間と同じ間
隔で両端に軸受７５ａを設けた連結アームで、その一端
を上記連結軸７２に回動自在に取り付け、他端を上記傾
動反射板４０の既設の鏡板保持片４４の内側に取り付け
た別の鏡板保持片４４の上部軸受４４ａに回動自在に取
り付ける。
【０００９】このようにして構成した本実施例で、太陽
の水平方向の動きに対して、センサー装置６７の左右の
光センサーの光量を等しくする方向に回動モーター２０
が作動して駆動ローラー２１を回転させ、駆動ローラー
２１と接圧ローラー１６に圧接した回転フレーム３０が
固定フレーム１０の回動ローラー１５上を回転する。上
記センサー装置６７の左右の光量が等しくなると回動モ
ーター２０は作動を中止し、回動フレーム３０は太陽方
向に向いて止まる。また、太陽の垂直方向の動きに対し
て例えば、太陽が上方にある場合センサー装置６７から
の指令により傾動モーター５５が螺子棒５７を回転させ
て駆動軸６１を引き寄せる回転し、一端を傾動軸７１に
固定された傾動アーム６０は開いてセンサーアーム６５
を押し上げ、スライド軸６３に固定された遊動ローラ６
８が傾動アーム７０内をスライドして傾動アーム７０を
傾け、連結アーム７５により連結された傾動反射板４０
は、傾動アーム７０と同じ動きをして傾く。センサー装
置６７が太陽方向に向いた時センサー装置６７からの指
令により傾動モーター５５を止める。
の水平方向の動きに対して、センサー装置６７の左右の
光センサーの光量を等しくする方向に回動モーター２０
が作動して駆動ローラー２１を回転させ、駆動ローラー
２１と接圧ローラー１６に圧接した回転フレーム３０が
固定フレーム１０の回動ローラー１５上を回転する。上
記センサー装置６７の左右の光量が等しくなると回動モ
ーター２０は作動を中止し、回動フレーム３０は太陽方
向に向いて止まる。また、太陽の垂直方向の動きに対し
て例えば、太陽が上方にある場合センサー装置６７から
の指令により傾動モーター５５が螺子棒５７を回転させ
て駆動軸６１を引き寄せる回転し、一端を傾動軸７１に
固定された傾動アーム６０は開いてセンサーアーム６５
を押し上げ、スライド軸６３に固定された遊動ローラ６
８が傾動アーム７０内をスライドして傾動アーム７０を
傾け、連結アーム７５により連結された傾動反射板４０
は、傾動アーム７０と同じ動きをして傾く。センサー装
置６７が太陽方向に向いた時センサー装置６７からの指
令により傾動モーター５５を止める。
【００１０】この時のセンサーアーム６５と傾動アーム
７０及び傾動反射板４０の傾動角度の関係は図７に示す
ように、傾動軸７１と連結軸７２の支点間と、傾動軸４
２と鏡板保持片４４軸受４４ａの支点間が等しく、さら
に傾動軸７１と傾動軸４２の支点間と、連結軸７２と鏡
板保持片４４軸受４４ａの支点間を等しくし、これら支
点が常に平行四辺形を形成すると、傾動アーム７０と傾
動反射板４０は常に同じ傾動をする。また、センサー軸
６６と傾動軸７１の支点間とセンサー軸６６とスライド
軸６３の支点間を等しくすれば、センサーアーム６５の
傾動角度からの太陽光は傾動反射板４０に直角からセン
サーアーム６５の傾動角度の半分を引いた角度で入射
し、同じ角度で反射する。この時入射角と反射角に挟ま
れた角度はセンサーアーム６５の傾動角度と同じにな
り、センサー軸６６と傾動軸７１を水平面に設置すれば
太陽光を常に水平方向に反射する。傾動反射板４０によ
って水平に反射された太陽光は、固定反射板３５によっ
て、直下に採光される。
７０及び傾動反射板４０の傾動角度の関係は図７に示す
ように、傾動軸７１と連結軸７２の支点間と、傾動軸４
２と鏡板保持片４４軸受４４ａの支点間が等しく、さら
に傾動軸７１と傾動軸４２の支点間と、連結軸７２と鏡
板保持片４４軸受４４ａの支点間を等しくし、これら支
点が常に平行四辺形を形成すると、傾動アーム７０と傾
動反射板４０は常に同じ傾動をする。また、センサー軸
６６と傾動軸７１の支点間とセンサー軸６６とスライド
軸６３の支点間を等しくすれば、センサーアーム６５の
傾動角度からの太陽光は傾動反射板４０に直角からセン
サーアーム６５の傾動角度の半分を引いた角度で入射
し、同じ角度で反射する。この時入射角と反射角に挟ま
れた角度はセンサーアーム６５の傾動角度と同じにな
り、センサー軸６６と傾動軸７１を水平面に設置すれば
太陽光を常に水平方向に反射する。傾動反射板４０によ
って水平に反射された太陽光は、固定反射板３５によっ
て、直下に採光される。
【００１１】傾動反射板４０と固定反射板３５の枚数
は、図示実施例に限定するものでなく、設置位置その他
により適宜選択できる。上記実施例においては傾動反射
板４０及び固定反射板３５の反射板を鏡板としている
が、これを凸面鏡に代えることにより、照射面積を広げ
ることができるようになる。また、紫外線除去フィルタ
ーを取り付けることにより動植物に有害な紫外線を除去
し質の良い太陽光を採光できるようになる。
は、図示実施例に限定するものでなく、設置位置その他
により適宜選択できる。上記実施例においては傾動反射
板４０及び固定反射板３５の反射板を鏡板としている
が、これを凸面鏡に代えることにより、照射面積を広げ
ることができるようになる。また、紫外線除去フィルタ
ーを取り付けることにより動植物に有害な紫外線を除去
し質の良い太陽光を採光できるようになる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明は、太陽の水平方向
の変化に対して回動フレームが回動し、太陽の垂直方向
の変化に対して傾動反射板が傾動して、常に太陽光を傾
動反射板が固定反射板を介して直下に反射させることに
より、太陽光を採光する。このようにして本発明は、広
い面積に太陽光を採光する場合、本装置を水平に複数並
べるようにして組み合わせれば、太陽光のどのような位
置からでも装置の影ができず、太陽光を有効に活用でき
るようになる。本装置をビル等の建物内部に、屋外の空
気を浄化しビルの中で生活する人に潤いを与えストレス
を和らげる植栽や生きた植物をあしらった庭園，健康施
設の日光浴，住宅日陰部の物干し等の採光として活用す
れば、野外の風景や生活を屋内に取り入れることが可能
となる。
の変化に対して回動フレームが回動し、太陽の垂直方向
の変化に対して傾動反射板が傾動して、常に太陽光を傾
動反射板が固定反射板を介して直下に反射させることに
より、太陽光を採光する。このようにして本発明は、広
い面積に太陽光を採光する場合、本装置を水平に複数並
べるようにして組み合わせれば、太陽光のどのような位
置からでも装置の影ができず、太陽光を有効に活用でき
るようになる。本装置をビル等の建物内部に、屋外の空
気を浄化しビルの中で生活する人に潤いを与えストレス
を和らげる植栽や生きた植物をあしらった庭園，健康施
設の日光浴，住宅日陰部の物干し等の採光として活用す
れば、野外の風景や生活を屋内に取り入れることが可能
となる。
【図１】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う部分断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線に沿う部分断面図である。
【図４】図１のＣ−Ｃ線に沿う部分断面図である。
【図５】駆動装置部分の平面図である。
【図６】図５のＤ−Ｄ線に沿う部分断面図及び傾動を示
す説明図である。
す説明図である。
【図７】装置の傾動及び太陽光の反射を示す説明図であ
る。
る。
１０ 固定フレーム ２０ 回動モーター ３０ 回動フレーム ３５ 固定反射板 ４０ 傾動反射板 ５５ 傾動モーター ６７ センサー装置
Claims (2)
- 【請求項１】 固定フレームに回動可能に取付けられた
環状の回動フレーム、同フレームの内側に懸架された反
射板支持部材、同部材の下部に同部材に直交して所定間
隔存して並設された複数の傾動軸、基部が同軸にそれぞ
れ傾動可能に支承され受光面を上側にする傾動反射板、
同反射板の設置位置の間に位置して基部が上記傾動軸に
それぞれ固定され隣接する上記傾動反射板で反射された
太陽光を受光しこれを直下に反射する反射板を下向きに
した複数の固定反射板、上記反射板支持部材に平行して
往復動可能に配設され上記傾動反射板の自由端を揺動自
在に枢支する連動アーム、太陽光追尾装置及び同装置か
らの指令を受けて回動フレーム及び連動アームを駆動す
る駆動装置とからなることを特徴とする太陽光採光装
置。 - 【請求項２】 太陽光を受ける傾動可能な反射板と同反
射板の側方に位置して上記反射板からの太陽光を下向き
に反射させる固定反射板とからなる反射装置を備えた請
求項１記載の太陽光採光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21814192A JP2553993B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 太陽光採光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21814192A JP2553993B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 太陽光採光装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0667079A JPH0667079A (ja) | 1994-03-11 |
| JP2553993B2 true JP2553993B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=16715287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21814192A Expired - Fee Related JP2553993B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 太陽光採光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553993B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06313835A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-08 | Senkaen:Kk | 太陽光採光装置 |
| AU689873B2 (en) * | 1994-05-31 | 1998-04-09 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Solar lighting apparatus and controller for controlling the solar lighting apparatus |
| JP4447303B2 (ja) * | 2002-12-20 | 2010-04-07 | 進一 伊藤 | 太陽光採光装置及び採光条件の設定プログラム |
| DE102009039136A1 (de) | 2009-07-31 | 2011-02-03 | Christian Bartenbach | Lichtleitvorrichtung |
| EP2771614A4 (en) * | 2011-10-25 | 2015-11-18 | Univ British Columbia | MIRROR ARRANGEMENT FOR SLEWING THE SUNNY |
| WO2015188260A1 (en) | 2014-06-12 | 2015-12-17 | SunCentral Inc. | Light distribution systems and methods |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP21814192A patent/JP2553993B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0667079A (ja) | 1994-03-11 |
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